JP3339182B2 - 温度検出センサ - Google Patents
温度検出センサInfo
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- JP3339182B2 JP3339182B2 JP11895494A JP11895494A JP3339182B2 JP 3339182 B2 JP3339182 B2 JP 3339182B2 JP 11895494 A JP11895494 A JP 11895494A JP 11895494 A JP11895494 A JP 11895494A JP 3339182 B2 JP3339182 B2 JP 3339182B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部の温度を検出する
ための温度検出センサに関するものである。
ための温度検出センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の温度検出センサとして、
実開平4−85135号公報に開示されているものがあ
る。この温度検出センサは、温度感知素子とこの温度感
知素子から出力される信号を外部に導出するための端子
とを、端子のー端が開放されたコネクタ部となるように
ー体成形した樹脂ケースを有している。さらに、このー
体成形した樹脂ケースのー部には外部との接合のための
係止部がー構成要素として設けられている。
実開平4−85135号公報に開示されているものがあ
る。この温度検出センサは、温度感知素子とこの温度感
知素子から出力される信号を外部に導出するための端子
とを、端子のー端が開放されたコネクタ部となるように
ー体成形した樹脂ケースを有している。さらに、このー
体成形した樹脂ケースのー部には外部との接合のための
係止部がー構成要素として設けられている。
【0003】このように、従来の温度検出センサの樹脂
ケースは1部品で構成されている。
ケースは1部品で構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の温度検出センサでは、樹脂ケースが1部品で構成さ
れているために必然的にその材料の線膨張係数が1つ決
まる。温度検出センサはー般に低温から高温まで幅広い
範囲の温度域にて使用されるため、端子と樹脂ケースと
の線膨張係数差が大きいと、端子の温度差による伸縮と
樹脂ケースの温度差による伸縮とが大きく異なる。この
場合、端子または樹脂ケースに伸縮の相違による大きな
応力が加わり、端子が破壊されて電気的に故障したり樹
脂ケースが割れるといった不具合が発生する恐れがあ
る。
来の温度検出センサでは、樹脂ケースが1部品で構成さ
れているために必然的にその材料の線膨張係数が1つ決
まる。温度検出センサはー般に低温から高温まで幅広い
範囲の温度域にて使用されるため、端子と樹脂ケースと
の線膨張係数差が大きいと、端子の温度差による伸縮と
樹脂ケースの温度差による伸縮とが大きく異なる。この
場合、端子または樹脂ケースに伸縮の相違による大きな
応力が加わり、端子が破壊されて電気的に故障したり樹
脂ケースが割れるといった不具合が発生する恐れがあ
る。
【0005】この不具合を回避するために、端子と樹脂
ケースの各々の材料の線膨張係数を互いに近似させるべ
く、樹脂ケースの材料に含まれるガラス繊維の含有量を
多くすることがある。ガラス繊維を多く含む樹脂ケース
は硬くて脆いので、この場合は、樹脂ケースのー構成要
素である係止部等の特に肉厚の薄い所が破壊されて取り
付け不具合が起こり易くなるという問題がある。
ケースの各々の材料の線膨張係数を互いに近似させるべ
く、樹脂ケースの材料に含まれるガラス繊維の含有量を
多くすることがある。ガラス繊維を多く含む樹脂ケース
は硬くて脆いので、この場合は、樹脂ケースのー構成要
素である係止部等の特に肉厚の薄い所が破壊されて取り
付け不具合が起こり易くなるという問題がある。
【0006】そこで、本発明は上記問題を解決するため
になされたものであり、端子の応力破壊を抑止すると共
に、例えば係止部等の樹脂ケースの薄肉部位における破
壊を抑止することを可能とした温度検出センサを提供す
るものである。
になされたものであり、端子の応力破壊を抑止すると共
に、例えば係止部等の樹脂ケースの薄肉部位における破
壊を抑止することを可能とした温度検出センサを提供す
るものである。
【0007】
【課題を達成するための手段】本発明は、上記課題を達
成するために、請求項1に記載の発明によれば、検出し
た温度に応じた信号を適宜出力する温度感知素子と、こ
の温度感知素子に接続され、前記出力信号を導出する信
号伝達端子と、この信号伝達端子のー端を開放するコネ
クタ部が形成されると共に前記温度感知素子および前記
信号伝達端子をー体成形する第1の樹脂ケースと、この
第1の樹脂ケースに設置固定され、少なくとも外部との
接合状態を保持するように設けられた係止部を構成し、
所望の線膨張係数が設定された第2の樹脂ケースとを具
備し、前記第1の樹脂ケースの線膨張係数を前記信号伝
達端子の線膨張係数に近似せしめたことを特徴とする。
成するために、請求項1に記載の発明によれば、検出し
た温度に応じた信号を適宜出力する温度感知素子と、こ
の温度感知素子に接続され、前記出力信号を導出する信
号伝達端子と、この信号伝達端子のー端を開放するコネ
クタ部が形成されると共に前記温度感知素子および前記
信号伝達端子をー体成形する第1の樹脂ケースと、この
第1の樹脂ケースに設置固定され、少なくとも外部との
接合状態を保持するように設けられた係止部を構成し、
所望の線膨張係数が設定された第2の樹脂ケースとを具
備し、前記第1の樹脂ケースの線膨張係数を前記信号伝
達端子の線膨張係数に近似せしめたことを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の第1の樹脂ケースの線膨張係数および前記第2の樹脂
ケースの線膨張係数は、それぞれの樹脂ケースに含まれ
るガラス繊維の含有量により設定されることを特徴と
し、さらに請求項3に記載の発明において、第1の樹脂
ケースの融点は、第2の樹脂ケースの融点より高く設定
されることを特徴とする。
の第1の樹脂ケースの線膨張係数および前記第2の樹脂
ケースの線膨張係数は、それぞれの樹脂ケースに含まれ
るガラス繊維の含有量により設定されることを特徴と
し、さらに請求項3に記載の発明において、第1の樹脂
ケースの融点は、第2の樹脂ケースの融点より高く設定
されることを特徴とする。
【0009】
【発明の作用効果】請求項1、2に記載の発明によれ
ば、温度感知素子と信号伝達端子をー体成形する際の第
1の樹脂ケースと、この第1の樹脂ケースのー構成要素
となる係止部を構成する第2の樹脂ケースとを各々2つ
の異なる樹脂材料で構成し、さらに、両者の樹脂ケース
に含まれるガラス繊維の含有量を制御することにより、
第1の樹脂ケースの線膨張係数を信号伝達端子の線膨張
係数に近づけると共に第2の樹脂ケースの線膨張係数を
所望の値にしている。
ば、温度感知素子と信号伝達端子をー体成形する際の第
1の樹脂ケースと、この第1の樹脂ケースのー構成要素
となる係止部を構成する第2の樹脂ケースとを各々2つ
の異なる樹脂材料で構成し、さらに、両者の樹脂ケース
に含まれるガラス繊維の含有量を制御することにより、
第1の樹脂ケースの線膨張係数を信号伝達端子の線膨張
係数に近づけると共に第2の樹脂ケースの線膨張係数を
所望の値にしている。
【0010】そのため、温度差に伴って生じる信号伝達
端子と第1の樹脂ケースとの伸縮の度合いを小さくする
ことができ、さらに破壊のない係止部を構成するとがで
きる。したがって、本発明の温度検出センサを以てすれ
ば、信号伝達端子の応力破壊を抑止することが可能とな
ると共に、樹脂ケースのー構成要素となる係止部から代
表される薄肉部位における破壊を抑止することも同時に
可能となるという優れた効果を奏する。
端子と第1の樹脂ケースとの伸縮の度合いを小さくする
ことができ、さらに破壊のない係止部を構成するとがで
きる。したがって、本発明の温度検出センサを以てすれ
ば、信号伝達端子の応力破壊を抑止することが可能とな
ると共に、樹脂ケースのー構成要素となる係止部から代
表される薄肉部位における破壊を抑止することも同時に
可能となるという優れた効果を奏する。
【0011】また、請求項3に記載の発明によれば、第
1の樹脂ケースの融点を第2の樹脂ケースの融点より高
く設定しているので、両者の接合界面での密着性が向上
し、被水、被油などのし易い悪環境で使用した場合であ
っても、問題なく上記請求項1、2の温度検出センサと
全く同様な優れた効果を奏する。
1の樹脂ケースの融点を第2の樹脂ケースの融点より高
く設定しているので、両者の接合界面での密着性が向上
し、被水、被油などのし易い悪環境で使用した場合であ
っても、問題なく上記請求項1、2の温度検出センサと
全く同様な優れた効果を奏する。
【0012】
(第1実施例)以下、本発明の第1実施例を図に従って
説明する。図1は温度検出センサの全体概略断面図であ
る。3はサーミスタ(以下、温度感知素子とする)であ
り、外部の温度を検出するもので検出した温度に応じた
信号を適宜出力する。4は端子(以下、信号伝達端子と
する)であり、温度感知素子3からの出力信号を導出す
る。5はサーミスタリードであり、温度感知素子3と信
号伝達端子4とを電気的に接続する。6は信号伝達端子
4のー端を開放するコネクタ部である。1は本体ケース
(以下、第1の樹脂ケースとする)であり、コネクタ部
6がそのー構成要素として形成されると共に温度感知素
子3および信号伝達端子4をインサート成形によりー体
成形する。
説明する。図1は温度検出センサの全体概略断面図であ
る。3はサーミスタ(以下、温度感知素子とする)であ
り、外部の温度を検出するもので検出した温度に応じた
信号を適宜出力する。4は端子(以下、信号伝達端子と
する)であり、温度感知素子3からの出力信号を導出す
る。5はサーミスタリードであり、温度感知素子3と信
号伝達端子4とを電気的に接続する。6は信号伝達端子
4のー端を開放するコネクタ部である。1は本体ケース
(以下、第1の樹脂ケースとする)であり、コネクタ部
6がそのー構成要素として形成されると共に温度感知素
子3および信号伝達端子4をインサート成形によりー体
成形する。
【0013】2aは外部の相手側のコネクタ(図示せ
ず)に取り付けられ、その接合状態を保持するように設
けられた取り付け用スナップフィット(以下、係止部と
する)である。2は係止部2aをー構成要素として形成
されると共に第1の樹脂ケース1に設置固定された第2
の樹脂ケースである。2bは係止部2aと共に第2の樹
脂ケースのー構成要素となる保護キャップであり、第1
の樹脂ケースの成形圧力によって温度感知素子3が外部
へ露出するのを防止する。
ず)に取り付けられ、その接合状態を保持するように設
けられた取り付け用スナップフィット(以下、係止部と
する)である。2は係止部2aをー構成要素として形成
されると共に第1の樹脂ケース1に設置固定された第2
の樹脂ケースである。2bは係止部2aと共に第2の樹
脂ケースのー構成要素となる保護キャップであり、第1
の樹脂ケースの成形圧力によって温度感知素子3が外部
へ露出するのを防止する。
【0014】保護キャップ2bの底部は円錐形に加工さ
れており、この円錐形の底部により温度感知素子3はコ
ネクタ部6成形時に温度感知センサ本体の決まった位置
に固定される。第1の樹脂ケース1の材料としては、例
えば30%以上のガラス繊維の多い樹脂が使用され、第
2の樹脂ケース2の材料としては、例えば15%以下の
ガラス繊維の少ない樹脂が使用される。
れており、この円錐形の底部により温度感知素子3はコ
ネクタ部6成形時に温度感知センサ本体の決まった位置
に固定される。第1の樹脂ケース1の材料としては、例
えば30%以上のガラス繊維の多い樹脂が使用され、第
2の樹脂ケース2の材料としては、例えば15%以下の
ガラス繊維の少ない樹脂が使用される。
【0015】以上のような構成の温度検出センサにあっ
ては、第1の樹脂ケース1と第2の樹脂ケース2のガラ
ス繊維の含有量を各々設定することにより両者の線膨張
係数を制御しており、第1の樹脂ケース1としては、そ
の線膨張係数を信号伝達端子4の線膨張係数に近似させ
るようにして温度差に伴って生じる信号伝達端子4との
伸縮の度合いを小さくしている。
ては、第1の樹脂ケース1と第2の樹脂ケース2のガラ
ス繊維の含有量を各々設定することにより両者の線膨張
係数を制御しており、第1の樹脂ケース1としては、そ
の線膨張係数を信号伝達端子4の線膨張係数に近似させ
るようにして温度差に伴って生じる信号伝達端子4との
伸縮の度合いを小さくしている。
【0016】ー方、第2の樹脂ケース2としては、その
線膨張係数を係止部2a等の特に肉厚の薄い部分での破
壊が発生しない所望のレベル、即ち破壊の発生のない十
分柔らかいレベルに制御している。このようにすること
で、低温から高温まで幅広い範囲の温度域にて本温度検
出センサを使用したとき、伸縮の相違により信号伝達端
子4または第1の樹脂ケース1に応力が加わったとして
もその応力は十分小さく、よって信号伝達端子4が破壊
されて電気的に故障したり第1の樹脂ケース1が割れる
といった不具合は発生することはない。
線膨張係数を係止部2a等の特に肉厚の薄い部分での破
壊が発生しない所望のレベル、即ち破壊の発生のない十
分柔らかいレベルに制御している。このようにすること
で、低温から高温まで幅広い範囲の温度域にて本温度検
出センサを使用したとき、伸縮の相違により信号伝達端
子4または第1の樹脂ケース1に応力が加わったとして
もその応力は十分小さく、よって信号伝達端子4が破壊
されて電気的に故障したり第1の樹脂ケース1が割れる
といった不具合は発生することはない。
【0017】同時に、第2の樹脂ケース2は自らの柔軟
性のために、係止部2a等の特に肉厚の薄い所において
破壊されることがなく、よって取り付け不具合も起こる
ことがない。よって、以上のような本第1実施例の温度
検出センサによれば、端子の応力破壊を抑止すると共
に、樹脂ケースの薄肉部位における破壊を抑止すること
が可能となり、信頼性の高い温度検出センサを提供する
ことが可能となる。
性のために、係止部2a等の特に肉厚の薄い所において
破壊されることがなく、よって取り付け不具合も起こる
ことがない。よって、以上のような本第1実施例の温度
検出センサによれば、端子の応力破壊を抑止すると共
に、樹脂ケースの薄肉部位における破壊を抑止すること
が可能となり、信頼性の高い温度検出センサを提供する
ことが可能となる。
【0018】(第2実施例)以下、本発明の第2実施例
を特に上記第1実施例とは異なる点を中心に図に従って
説明する。なお、上記第1実施例と同じ構成については
同ー符号を付して表す。図2は本発明の第2実施例の温
度検出センサの全体概略断面図である。
を特に上記第1実施例とは異なる点を中心に図に従って
説明する。なお、上記第1実施例と同じ構成については
同ー符号を付して表す。図2は本発明の第2実施例の温
度検出センサの全体概略断面図である。
【0019】第1の樹脂ケース1に設置固定される第2
の樹脂ケース2のー構成要素となる保護キャップ2bの
開口端周囲部位7は、図に示すA部のように温度感知素
子3に対して直径方向の円周上で温度感知素子3を覆い
囲むように第1の樹脂ケース1の内部に埋設されてい
る。第1の樹脂ケース1に埋設されて接する保護キャッ
プ2bの開口端周囲部位7は、例えば0.5mm以内と
非常に薄くしており、さらに第1の樹脂ケース1の融点
を第2の樹脂ケース2の融点より高く設定している。つ
まり、第1の樹脂ケース1の融点が第2の樹脂ケース2
の融点より高くなるように樹脂材料を選定している。
の樹脂ケース2のー構成要素となる保護キャップ2bの
開口端周囲部位7は、図に示すA部のように温度感知素
子3に対して直径方向の円周上で温度感知素子3を覆い
囲むように第1の樹脂ケース1の内部に埋設されてい
る。第1の樹脂ケース1に埋設されて接する保護キャッ
プ2bの開口端周囲部位7は、例えば0.5mm以内と
非常に薄くしており、さらに第1の樹脂ケース1の融点
を第2の樹脂ケース2の融点より高く設定している。つ
まり、第1の樹脂ケース1の融点が第2の樹脂ケース2
の融点より高くなるように樹脂材料を選定している。
【0020】このような構成とすることで、第1の樹脂
ケース1を成形する際には第2の樹脂ケース2にはその
融点以上の温度が加わることになり、さらに開口端周囲
部位7が非常に薄いことも相まって、両者の樹脂ケース
は互いに溶け合うことになる。これにより、第1の樹脂
ケース1と第2の樹脂ケース2との界面は確実に密着さ
れた状態となり、センサ装置としての信頼性をより向上
することができる。
ケース1を成形する際には第2の樹脂ケース2にはその
融点以上の温度が加わることになり、さらに開口端周囲
部位7が非常に薄いことも相まって、両者の樹脂ケース
は互いに溶け合うことになる。これにより、第1の樹脂
ケース1と第2の樹脂ケース2との界面は確実に密着さ
れた状態となり、センサ装置としての信頼性をより向上
することができる。
【0021】よって、本第2実施例の温度検出センサ
を、例えば被水、被油などのし易い環境で使用する場合
には特に有効であり、このような悪環境下においても、
端子の応力破壊を抑止すると共に、樹脂ケースの薄肉部
位における破壊を抑止することを可能とした温度検出セ
ンサを全く問題なく提供することが可能となる。以上詳
述した本発明の温度感知センサは、その要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変形が可能であることは言うまで
もない。
を、例えば被水、被油などのし易い環境で使用する場合
には特に有効であり、このような悪環境下においても、
端子の応力破壊を抑止すると共に、樹脂ケースの薄肉部
位における破壊を抑止することを可能とした温度検出セ
ンサを全く問題なく提供することが可能となる。以上詳
述した本発明の温度感知センサは、その要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変形が可能であることは言うまで
もない。
【図1】本発明の第1実施例の温度検出センサの全体概
略断面図である。
略断面図である。
【図2】本発明の第2実施例の温度検出センサの全体概
略断面図である。
略断面図である。
1 本体ケース(第1の樹脂ケース) 2 第2の樹脂ケース 2a 取り付け用スナップフィット(係止部) 2b 保護キャップ 3 サーミスタ(温度感知素子) 4 端子(信号伝達端子) 5 サーミスタリード 6 コネクタ部 7 開口端周囲部位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−108624(JP,A) 特開 平2−247532(JP,A) 特開 平2−245626(JP,A) 実開 平4−110934(JP,U) 実開 平1−117741(JP,U) 実開 平5−75630(JP,U) 実開 平4−85135(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01K 1/08 G01K 1/14 G01K 7/22
Claims (3)
- 【請求項1】 検出した温度に応じた信号を適宜出力す
る温度感知素子と、 この温度感知素子に接続され、前記出力信号を導出する
信号伝達端子と、 この信号伝達端子のー端を開放するコネクタ部が形成さ
れると共に前記温度感知素子および前記信号伝達端子を
ー体成形する第1の樹脂ケースと、 この第1の樹脂ケースに設置固定され、少なくとも外部
との接合状態を保持するように設けられた係止部を構成
し、所望の線膨張係数が設定された第2の樹脂ケースと
を具備し、 前記第1の樹脂ケースの線膨張係数を前記信号伝達端子
の線膨張係数に近似せしめたことを特徴とする温度検出
センサ。 - 【請求項2】 前記第1の樹脂ケースの線膨張係数およ
び前記第2の樹脂ケースの線膨張係数は、それぞれの樹
脂ケースに含まれるガラス繊維の含有量により設定され
ることを特徴とする請求項1に記載の温度検出センサ。 - 【請求項3】 前記第1の樹脂ケースの融点は、前記第
2の樹脂ケースの融点より高く設定されることを特徴と
する請求項1または2に記載の温度検出センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11895494A JP3339182B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 温度検出センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11895494A JP3339182B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 温度検出センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07324985A JPH07324985A (ja) | 1995-12-12 |
JP3339182B2 true JP3339182B2 (ja) | 2002-10-28 |
Family
ID=14749382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11895494A Expired - Lifetime JP3339182B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 温度検出センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3339182B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4996336B2 (ja) * | 2007-05-21 | 2012-08-08 | 三菱電線工業株式会社 | 温度センサの製造方法 |
JP6384337B2 (ja) * | 2015-01-15 | 2018-09-05 | 株式会社デンソー | 温度センサ及びその製造方法 |
CN108885143A (zh) | 2017-02-09 | 2018-11-23 | 株式会社芝浦电子 | 温度传感器 |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP11895494A patent/JP3339182B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07324985A (ja) | 1995-12-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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