JP3338892B2 - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JP3338892B2
JP3338892B2 JP09386199A JP9386199A JP3338892B2 JP 3338892 B2 JP3338892 B2 JP 3338892B2 JP 09386199 A JP09386199 A JP 09386199A JP 9386199 A JP9386199 A JP 9386199A JP 3338892 B2 JP3338892 B2 JP 3338892B2
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健 進藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンタクトと相手
側コンタクトを相対的に移動することによって相互に接
触させる電気コネクタに属し、特に、高速信号伝送に適
する電気コネクタに属する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気コネクタとしては、導電性の
コンタクトと導電性の相手側コンタクトを無挿入力によ
って相互に対向させ、コンタクトに対して相手コンタク
トを移動させることによって相互に接触させるZIF
(ゼロ・インサーション・ホース)タイプの電気コネク
タがある。
【0003】従来の電気コネクタは、図10乃至図12
に示すように、ベースインシュレータ110と、このベ
ースインシュレータ110に第1の方向Iで組み合わさ
れるカバー131と、カバー131を覆っているカバー
インシュレータ130と、ベースインシュレータ110
に保持した導電性のシグナルコンタクト112及びグラ
ンドコンタクト114と、シグナルコンタクト112及
びグランドコンタクト114のそれぞれに一対一に接触
するようにカバーインシュレータ130の所定位置に保
持した導電性の相手シグナルコンタクト132及び相手
グランドコンタクト134とを備えている。
【0004】カバー131とベースインシュレータ11
0との間には、これらの間でスライド可能なスライダ1
50が設けられている。このスライダ150はベースイ
ンシュレータ110上を移動するものである。
【0005】この電気コネクタでは、シグナルコンタク
ト112及びグランドコンタクト114、相手シグナル
コンタクト132及び相手グランドコンタクト134を
対峙させた後、シグナルコンタクト112及びグランド
コンタクト114に対して相手シグナルコンタクト13
2及び相手グランドコンタクト134を移動することに
よって、シグナルコンタクト112及び相手シグナルコ
ンタクト132、グランドコンタクト114及び相手グ
ランドコンタクト134を互いに接触させることができ
る。
【0006】シグナルコンタクト112及びグランドコ
ンタクト114は、ベースインシュレータ110に保持
したシグナル保持部112a及びグランド保持部114
aと、シグナル保持部112a及びグランド保持部11
4aから第1の方向Iとは逆向きの第2の方向IIでベ
ースインシュレータ110上へ延びている平板状の第1
のシグナルビーム部112b及び第1のグランドビーム
部114bと、シグナル保持部112a及びグランド保
持部114aから第1の方向Iでベースインシュレータ
10の外側へ延びているシグナル端子部112c及びグ
ランド端子部114cと、第1のシグナルビーム部11
2bの先端部分に接続されてベースインシュレータ11
2側へ延びている第2のシグナルビーム部112dと、
第1のグランドビーム部114bの先端部分に接続され
てベースインシュレータ112側へ延びている第2のグ
ランドビーム部114dとを有している。
【0007】相手シグナルコンタクト132及び相手グ
ランドコンタクト134はカバーインシュレータ130
に保持した相手シグナル保持部132a及び相手グラン
ド保持部134aと、相手シグナル保持部132a及び
相手グランド保持部134aから第1の方向Iでカバー
インシュレータ130上へ延びている相手シグナル接触
部132b及び相手グランド接触部134bと、相手シ
グナル保持部132a及び相手グランド保持部134a
から第2の方向IIでカバーインシュレータ130の外
側へ延びている相手シグナル端子部132c及び相手グ
ランド端子部134cとを有している。
【0008】相手シグナル接触部132b及び相手グラ
ンド接触部134bはベースインシュレータ110とカ
バーインシュレータ130とが組み合わされたときに第
1のシグナルビーム部112b及び第1のグランドビー
ム部114bの先端部分の両面上を挟むようにシグナル
接触スリット132e及びグランド接触スリット134
eを有している。
【0009】シグナル端子部112c及びグランド端子
部114cはベースインシュレータ110を保持してい
る回路基板170の回路に接続されている。相手シグナ
ル端子部132c及び相手グランド端子部134cはカ
バーインシュレータ130を保持している回路基板18
0の回路に接続されている。
【0010】スライダ150はベースインシュレータ1
10上に位置しているスライダベース部150aを有し
ている。スライダベース部150aには第2のシグナル
ビーム部112d及び第2のグランドシグナルビーム部
114dの先端部をそれぞれ受け入れる複数の穴151
が形成されている。
【0011】図12に示したように、ベースインシュレ
ータ110、スライダ150、カバー131及びカバー
インシュレータ110が組み合わされた状態では、シグ
ナル接触スリット132e及びグランド接触スリット1
34eのそれぞれに第2のシグナルビーム部112d及
び第2のグランドビーム部114dの先端部分が受け入
れられている。このとき、スライダベース部150aの
複数の穴151には第2のシグナルビーム部112d及
び第2のグランドシグナルビーム部114dの先端部の
それぞれが受け入れられている。
【0012】ここで、図13に示すように、スライダ1
50を紙面の左側へスライド移動させると、第2のシグ
ナルビーム部112d及び第2のグランドシグナルビー
ム部114dの先端部が穴151の右側の壁によって押
圧されるので、第2のシグナルビーム部112d及び第
2のグランドビーム部114dの先端部分が垂直方向か
ら傾斜する向きに変位する。したがって、シグナル接触
スリット132e及びグランド接触スリット134e
それぞれと第2のシグナルビーム部112d及び第2の
グランドビーム部114dの先端部分とが互いに接触力
をもって接触する。
【0013】ところで、相手シグナルコンタクト132
及び相手グランドコンタクト134は、薄い帯長状の導
電板をプレスによってピッチ方向に所定間隔をもって打
ち抜くことによって連続的に相手コンタクト形状部分が
作られている。プレス打ち抜き後には曲げ加工を施すこ
とによって相手シグナルコンタクト132及び相手グラ
ンドコンタクト134が製作されている。なお、プレス
打ち抜き時にはシグナル接触スリット132e及びグラ
ンド接触スリット134eも同時に成形される。
【0014】また、複数の相手コンタクト形状部分は導
電板を打ち抜いた時に残されているキャリア部に複数の
つなぎ部(図示せず)を介してそれぞれ連結されてい
る。
【0015】そして、カバーインシュレータ130に相
手コンタクト形状部分である相手シグナルコンタクト1
32及び相手グランドコンタクト134を組付けた後
に、キャリア部及びつなぎ部を切り離すことによって電
気コネクタの製作が完了する。
【0016】なお、ZIFタイプの電気コネクタとして
は、特開平8−148238号公報、及び特開平8−2
131151号公報に記載されたものがある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、相手シ
グナルコンタクト132及び相手グランドコンタクト1
34はプレス打ち抜きされたシグナル接触スリット13
2e及びグランド接触スリット134eの打ち抜き面を
第2のシグナルビーム部112d及び第2のグランドビ
ーム部114dの先端部分との接点としているために、
スリット幅の制約を受ける。即ち、相手シグナルコンタ
クト132及び相手グランドコンタクト134のプレス
打ち抜きによる抜き幅は、導電板の3分の2以上に設定
しないと、打ち抜きに用いるパンチ治具が薄くなってし
まうことから、パンチ治具が破壊されてしまうという問
題がある。
【0018】また、プレスによる打ち抜き時には、相手
シグナルコンタクト132及び相手グランドコンタクト
134のシグナル接触スリット132e及びグランド接
触スリット134eが同時形成されるが、この打ち抜き
によるスリット幅の調整も困難であるという問題があ
る。
【0019】また、プレス打ち抜きによって製作した相
手シグナルコンタクト132及び相手グランドコンタク
ト134は、キャリアのつなぎ部がピッチ方向に必要な
ことと、隣接する各コンタクト間にスパークを発生させ
ないために、ある程度のギャップ(間隔)が必要となる
ため、ピッチ方向の寸法が大きくなってしまい狭ピッチ
化が困難であるという問題がある。
【0020】したがって、従来の電気コネクタは、相手
シグナルコンタクト132及び相手グランドコンタクト
134を狭ピッチ化できないので、マイクロストリップ
ライン状に配置できにくいことから理想的なシグナル・
グランド配置ができないので、シグナル・グランド伝送
波形がみだれるとう問題がある。したがって、このよう
な電気コネクタはクロストーク性が悪く、インピーダン
スマッチングも悪くなるという問題がある。
【0021】それ故に本発明の課題は、曲げコンタクト
間のギャップ(間隔)幅の制約がなくなり、ギャップ間
の調整も容易になる電気コネクタを提供することにあ
る。
【0022】また、本発明の他の課題は、シグナルコン
タクト・グランドコンタクトを狭いピッチでピッチ方向
に交互に配置することができ、マイクロストリップライ
ン状にできるため、対クロストーク性が良く、インピー
ダンスマッチングの良い伝送特性に優れた電気コネクタ
を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ベース
インシュレータと、該ベースインシュレータに第1の方
向で組み合わされるカバーインシュレータと、前記ベー
スインシュレータに保持した導電性のコンタクトと、該
コンタクトに接触するように前記カバーインシュレータ
に保持した導電性の相手コンタクトとを含み、前記コン
タクトと前記相手コンタクトとを対峙させた後、前記コ
ンタクト及び前記相手コンタクトとの相対的な移動によ
って互いに接触させる電気コネクタにおいて、前記コン
タクトは前記ベースインシュレータに保持した保持部
と、該保持部から前記第1の方向とは逆向きの第2の方
向で前記ベースインシュレータ上へ延びかつ弾性変位が
可能な平板状の接触板部とを有し、前記相手コンタクト
は前記カバーインシュレータに保持した相手保持部と、
該相手保持部から前記第1の方向で前記カバーインシュ
レータ上へ延びている相手接触部とを有し、前記接触板
部と前記相手接触部とは互いに前記接触板部の板面に対
して直交する板厚方向で接触するものであり、前記相手
接触部は前記ベースインシュレータと前記カバーインシ
ュレータとが組み合わされたときに前記接触板部の先端
部分における接触板面の両面に対峙して前記板厚方向で
前記両面を挟むように曲げられている少なくとも三つ以
上の接触片を有し、該接触片のそれぞれが前記板厚方向
を直交する方向で互いに位置ずれして前記両面に対峙す
るよう配置されており、前記接触片の一端が前記相手保
持部に接続されており、さらに前記接触片のそれぞれが
独立して変位可能となるように前記相手保持部から延び
ている前記接触片の先端部分が自由端部となっており、
前記コンタクト前記相手コンタクトとを相対的に移動
させたときに前記接触板面と前記接触片とが互いに接触
力をもって接触するものであることを特徴とする電気コ
ネクタが得られる。
【0024】
【作用】本発明の電気コネクタによると、相手側コンタ
クトの相手接触部にコンタクトの接触板面を無挿入力で
受け入れる。相手接触部はベースインシュレータとカバ
ーインシュレータとが組み合わされたときに接触板部の
先端部分における接触板面を両面上から挟むように対峙
する少なくとも3つ以上の接触片を有しているので、接
触板部の板面に対して直交する方向へコンタクト及び相
手コンタクトとを相対的に移動させたときに接触板面と
接触片とが互いに接触力をもって接触させる。
【0025】また、本発明の電気コネクタによると、ス
ライダを接触板部の板面に対して直交する方向へスライ
ド移動させたときにカバーインシュレータが移動するこ
とから、接触板部が変位し接触板面と接触片とが互いに
接触力をもって接触する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に本発明の電気コネクタの一
実施の形態例を図面に基づいて説明する。図1はZIF
タイプの電気コネクタの要部を分解して示している。図
2は図1に示した電気コネクタを右側から見た状態を示
している。図3は図1に示したコンタクト及び相手コン
タクトを分解した状態で示している。
【0027】図1乃至図3を参照して、電気コネクタは
ベースインシュレータ10と、このベースインシュレー
タ10に第1の方向Iで組み合わされるカバーインシュ
レータ30と、ベースインシュレータ10に複数本を
持した導電性のシグナルコンタクト(コンタクト)12
及びグランドコンタクト(コンタクト)14と、シグナ
ルコンタクト12及びグランドコンタクト14のそれぞ
れに接触するようにカバーインシュレータ30に複数本
保持した導電性の相手シグナルコンタクト(相手コン
タクト)32及び相手グランドコンタクト(相手コンタ
クト)34とを備えている。
【0028】シグナルコンタクト12及びグランドコン
タクト14と相手シグナルコンタクト32及び相手グラ
ンドコンタクト34とは、これらをシグナル及びグラン
ド毎に対峙させた後、シグナルコンタクト12及びグラ
ンドコンタクト14、相手シグナルコンタクト32及び
相手グランドコンタクト34の相対的な移動によって互
いに接触力をもって接触するものである。
【0029】なお、この実施の形態例では、後述するス
ライダ50をスライド移動させることによってシグナル
コンタクト12及びグランドコンタクト14を変位させ
て相手シグナルコンタクト32及び相手グランドコンタ
クト34に接触させる構造の電気コネクタを採用してい
る。
【0030】図3に拡大して示したように、シグナルコ
ンタクト12はベースインシュレータ10に保持したシ
グナル保持部12aと、このシグナル保持部12aから
第1の方向Iとは逆向きの第2の方向IIでベースイン
シュレータ10上へ延びかつ弾性変位が可能な平板状の
シグナル接触板部12bと、シグナル保持部12aから
第1の方向Iでベースインシュレータ10の外側へ延び
ているシグナル端子部12cとを有している。
【0031】グランドコンタクト14はベースインシュ
レータ10に保持したグランド保持部14aと、このグ
ランド保持部14aから第1の方向Iとは逆向きの第2
の方向IIでベースインシュレータ10上へ延びかつ弾
性変位が可能な平板状のグランド接触板部14bと、グ
ランド保持部14aから第1の方向Iでベースインシュ
レータ10の外側へ延びているグランド端子部14cと
を有している。
【0032】相手シグナルコンタクト32はカバーイン
シュレータ30に保持した相手シグナル保持部32a
と、この相手シグナル保持部32aから第1の方向Iで
カバーインシュレータ30上へ延びている相手シグナル
接触部32bと、相手シグナル保持部32aから第2の
方向IIでカバーインシュレータ20の外側へ延びてい
る相手シグナル端子部32cとを有している。
【0033】相手グランドコンタクト34はカバーイン
シュレータ30に保持した相手グランド保持部34a
と、この相手グランド保持部34aから第1の方向Iで
カバーインシュレータ30上へ延びている相手グランド
接触部34bと、相手グランド保持部34aから第2の
方向IIでカバーインシュレータ20の外側へ延びてい
る相手グランド端子部34cとを有している。
【0034】相手シグナル接触部32bはベースインシ
ュレータ10とカバーインシュレータ30とが組み合わ
されたときにシグナル接触板部12bの先端部分におけ
るシグナル接触板面12eの両面をシグナル接触板部1
2bの板面に対して直交する 板厚方向で、シグナル接触
板面12eの両面に対峙して板厚方向で両面を挟むよう
に曲げられて形成されている三つのシグナル接触片32
eを有している。三つのシグナル接触片32eの中間部
分にはシグナル接触板面12eに対峙する向きに曲げら
れて形成したシグナル接点部32gが形成されている。
【0035】相手グランド接触部34bはベースインシ
ュレータ10とカバーインシュレータ30とが組み合わ
されたときにグランド接触板部14bの先端部分におけ
るグランド接触板面14eの両面をグランド接触板部1
4bの板面に対して直交する板厚方向で、グランド接触
板面14eの両面に対峙して板厚方向で両面を挟むよう
に曲げられて形成されている三つのグランド接触片34
eを有している。三つのグランド接触片34eの中間部
分にはグランド接触板面14eに対峙する向きに曲げら
れて形成したグランド接点部34gが形成されている。
【0036】シグナル接触板面12eに対峙する向きに
曲げられて形成されているシグナル接点部32gの間の
ギャップ(隙間)、グランド接触板面14eに対峙する
向きに曲げられて形成されているグランド接点部34g
間のギャップ(隙間)のそれぞれは、シグナル接触板部
12b及びグランド接触板部14bの板厚寸法に対して
同等以上の寸法をもっている。
【0037】ベースインシュレータ10には複数のシグ
ナルコンタクト12及び複数のグランドコンタクト14
がシグナル接触板部12b及びグランド接触板部14b
が互いに平行にかつ互いに所定間隔をもって対向するよ
うに交互に配置されている。
【0038】カバーインシュレータ30には複数の相手
シグナルコンタクト32及び複数の相手グランドコンタ
クト34が互いに平行にかつ所定間隔をもって交互に配
置されている。
【0039】なお、この実施の形態例においては、図4
に示すように、一つのシグナルコンタクト12に対して
二つのグランドコンタクト14がシグナル接触板部12
b及びグランド接触板部14bを対向して配置されてい
るコンタクト束が互いに平行にかつ所定間隔をもって交
互に配置されている。コンタクト束は図4に示した相手
シグナルコンタクト32及び相手グランドコンタクト3
4の配列によって理解できるように、平面からみると2
列が並行して位置している。
【0040】シグナルコンタクト12のシグナル端子部
12c及びグランドコンタクト14のグランド端子部1
4cはベースインシュレータ10が取り付けられている
回路基板70の回路に接続されている。相手シグナルコ
ンタクト32の相手シグナル端子部32c及び相手グラ
ンドコンタクト34の相手グランド端子部34cはカバ
ーインシュレータ30が取り付けられている回路基板8
0の回路に接続されている。
【0041】図5及び図6はベースインシュレータ10
とカバーインシュレータ30とが組み合わされたときの
状態を示している。図7及び図8はベースインシュレー
タ10とカバーインシュレータ30とが組み合わされた
状態にあるときの、シグナルコンタクト12及び相手シ
グナルコンタクト32の位置、相手シグナルコンタクト
32及び相手グランドコンタクト34の位置をそれぞれ
拡大して示している。以下、図5乃至図8を参照して説
明すると、このシグナルコンタクト12及び相手シグナ
ルコンタクト32においては、シグナル接触板部12b
の板面に対して直交する方向へシグナルコンタクト12
に対して相手シグナルコンタクト32を移動させたとき
にシグナル接触板面12eとシグナル接点部32gとが
互いに接触力をもって接触するものである。
【0042】また、グランドコンタクト14及び相手グ
ランドコンタクト34においては、グランド接触板部1
4bの板面に対して直交する方向へグランドコンタクト
14に対して相手グランドコンタクト34を移動させた
ときにグランド接触板面14eとグランド接点部34g
とが互いに接触力をもって接触するものである。
【0043】図3、図7及び図8に示したように、相手
シグナル接触部32bは、少なくとも3三つのシグナル
接触片32eを有している。同様に相手グランド接触部
34bは、少なくとも三つのグランド接触片34eを
している。シグナル接触板部12bと相手シグナル接触
部32bとは互いに板厚方向で接触する。グランド接触
板部14bと相手グランド接触部34bとは互いに板厚
方向で接触する。シグナル接触片32eのそれぞれは、
板厚方向を直交する方向で互いに位置ずれしてシグナル
接触板面12eの両面に対峙するよう配置されており、
さらにシグナル接触片32eのそれぞれが独立して変位
可能となるように相手シグナル保持部32aから延びて
いるシグナル接触片32eの先端部分が自由端部となっ
ている。グランド接触片34eのそれぞれは、板厚方向
を直交する方向で互いに位置ずれしてグランド接触板部
14eの両面に対峙するよう配置されており、さらにグ
ランド接触片34eのそれぞれが独立して変位可能とな
るように相手グランド保持部32aから延びているグラ
ンド接触片34eの先端部分が自由端部となっている。
【0044】したがって、三つのシグナル接触片32e
のギャップ間に薄い板状のシグナル接触板面12eが入
り込み、三つのグランド接触片34eのギャップ間に薄
い板状のグランド接触板面32eが入り込むようにして
いるので、図1に示したようにピッチ方向に複数が並べ
られた相手シグナルコンタクト32のシグナル接触片3
2e及び相手グランドコンタクト34のグランド接触片
34eのピッチ方向におけるギャップ部分P(図1に示
したP部分)を狭ピッチ化することが可能となる。
【0045】シグナルコンタクト12と相手シグナルコ
ンタクト32とは、これらの組み合わせによって信号を
送受するための信号接続用のシグナルコンタクト対が構
されている。また、グランドコンタクト14と相手グ
ランドコンタクト34とはこれらの組み合わせによって
グランドを行なうためのグランド接続用のグランドコン
タクト対が構成されている。
【0046】次に、この実施の形態例の電気コネクタお
いて、前述したスライダ50をスライド移動させること
によってシグナルコンタクト12及びグランドコンタク
ト14を相手シグナルコンタクト32及び相手グランド
コンタクト34のそれぞれ接触させる構造を説明する。
【0047】図1、図2、図4乃至図6にはスライダ5
0を採用した機構が示されている。べースインシュレー
タ10上には、シグナル接触板部12b及びグランド接
触板部14bの板面に対して直交する方向へスライド移
動可能にスライダ50が設けられている。
【0048】スライダ50は、図1、図5に示したよう
に、平板状のシグナル接触板部12b、グランド接触板
部14bを第2の方向IIへ通過せかつシグナルコンタ
クト12及びグランドコンタクト14が設けられている
ベースインシュレータ10上の所定領域に若干の間隔を
もって対向している板状のスライドベース部51と、ス
ライド方向の一端側に形成されている断面凹形状の操作
枠部51aとを有している。
【0049】スライドベース部51にはシグナル接触板
部12b及びグランド接触板部14bの板面の一方側の
板面に所定間隔をもって対峙している大きな穴部51b
が形成されている。
【0050】操作枠部51aの内側には、ベースインシ
ュレータ10の縦壁10cに軸支されているレバー軸5
5が設けられている。レバー軸55には、操作枠部51
aの内側でレバー軸55と一体に回動するように保持さ
れているカム部材57と、このカム部材57をレバー軸
55を介して回動操作するためのレバー58とが設けら
れている。
【0051】今、図5及び図8に示したように、ベース
インシュレータ10及びカバーインシュレータ30が組
み合わされたときには、相手シグナル接触部32bの相
手シグナル接触片32e及び相手グランド接触部34b
のグランド接触片34eのギャップ間のそれぞれにシグ
ナル接触板部12bのシグナル接触板面12e及びグラ
ンド接触板部14bのグランド接触板面14eが入り込
んでいる。
【0052】この状態から、図9に示すように、レバー
58を図9の紙面において反時計方向へ回転させると、
レバー軸55が回転するとともにカム部材57を回転さ
せる。このとき、カム部材57が操作枠部51aの内面
を押圧するので、スライダ50とカバーインシュレータ
30とが図9の紙面の右側へスライド移動する。ここ
で、スライドベース部51とともに相手シグナルコンタ
クト32及び相手グランドコンタクト34も移動するの
で、シグナル接触板部12b及びグランド接触板部14
bの板面を押圧する。したがって、シグナル接触板部1
2b及びグランド接触板部14bを変位させシグナル接
触板面12e及びグランド接触板面14eとシグナル接
点部32g及びグランド接点部34gとが互いに接触力
(こじり力)をもって接触する。
【0053】なお、シグナル接触板面12e及びグラン
ド接触板面14eとシグナル接点部32g及びグランド
接点部34gとの接触力の解除は、レバー58を図9の
紙面において時計方向へ回転するので、スライダ50と
カバーインシュレータ30とを図9の紙面の左側へスラ
イド移動させることによって可能となる。
【0054】
【発明の効果】以上、実施の形態例によって説明したよ
うに、本発明の電気コネクタによれば、相手コンタクト
の相手接触部を板厚方向でコンタクトの板面に接触する
ように形成しているので、相手コンタクトの相手接触部
間のギャップ(間隔)幅の制約がなくなり、ギャップ間
の調整も容易にできる電気コネクタが得られる。
【0055】また、本発明では、相手接触部の接触片を
少なくとも三つ以上、曲げ加工により製作するとピッチ
方向の寸法が小さくなり狭ピッチ化が可能となるので、
シグナル・グランドをピッチ方向に交互に配置すること
ができる。
【0056】したがって、コンタクトと相手コンタクト
とをマイクロストリップライン状にできるため、対クロ
ストーク性が良く、インピーダンスマッチングの良い伝
送特性に優れた電気コネクタが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気コネクタの一実施の形態例の要部
を分解して示した断面図である。
【図2】図1に示した電気コネクタを右側から見た状態
の断面図である。
【図3】図1に示したコンタクト及び相手コンタクトを
挿入前の状態で示した斜視図である。
【図4】図1に示した電気コネクタの平面図である。
【図5】図1に示した電気コネクタが組み合わされた状
態でコンタクトが相手コンタクトに挿入された状態を示
した断面図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】図3に示したシグナルコンタクトが相手シグナ
ルコンタクトに挿入された状態を示した斜視図である。
【図8】図3に示したシグナル及びグランドコンタクト
が相手シグナル及びグランドコンタクトに挿入された状
態における配列形態を示した斜視図である。
【図9】図5に示した電気コネクタの状態からスライダ
の移動によってシグナル及びグランドコンタクトを相手
シグナル及びグランドコンタクトに接触させた状態を示
した断面図である。
【図10】従来の電気コネクタの未接触状態を要部で示
す断面図である。
【図11】従来の電気コネクタにおけるコンタクト及び
相手コンタクトの配列を説明するための平面図である。
【図12】図10に示した電気コネクタ側断面図であ
る。
【図13】図12に示した電気コネクタの接触状態を示
す側断面図である。
【符号の説明】
10,110 ベースインシュレータ 12,112 シグナルコンタクト 12a,112a シグナル保持部 12b,112b シグナル接触板部 12e シグナル接触板面 14,114 グランドコンタクト 14a,114a グランド保持部 14b グランド接触板部 14e グランド接触板面 30,130 カバーインシュレータ 32 相手シグナルコンタクト 32a,132a 相手シグナル保持部 32b,132b 相手シグナル接触部 32e シグナル接触片 32g シグナル接点部 34,134 相手グランドコンタクト 34a,134a 相手グランド保持部 34b 相手グランド接触部 34e グランド接触片 34g グランド接点部 50,150 スライダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−148238(JP,A) 特開 平8−255658(JP,A) 特開 昭61−248375(JP,A) 実開 昭58−82782(JP,U) 実開 昭58−23188(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 23/00 H01R 23/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースインシュレータと、該ベースイン
    シュレータに第1の方向で組み合わされるカバーインシ
    ュレータと、前記ベースインシュレータに保持した導電
    性のコンタクトと、該コンタクトに接触するように前記
    カバーインシュレータに保持した導電性の相手コンタク
    トとを含み、前記コンタクトと前記相手コンタクトとを
    対峙させた後、前記コンタクト及び前記相手コンタクト
    との相対的な移動によって互いに接触させる電気コネク
    タにおいて、 前記コンタクトは前記ベースインシュレータに保持した
    保持部と、該保持部から前記第1の方向とは逆向きの第
    2の方向で前記ベースインシュレータ上へ延びかつ弾性
    変位が可能な平板状の接触板部とを有し、前記相手コン
    タクトは前記カバーインシュレータに保持した相手保持
    部と、該相手保持部から前記第1の方向で前記カバーイ
    ンシュレータ上へ延びている相手接触部とを有し、前記
    接触板部と前記相手接触部とは互いに前記接触板部の板
    面に対して直交する板厚方向で接触するものであり、
    記相手接触部は前記ベースインシュレータと前記カバー
    インシュレータとが組み合わされたときに前記接触板部
    の先端部分における接触板面の両面に対峙して前記板厚
    方向で前記両面を挟むように曲げられている少なくとも
    三つ以上の接触片を有し、該接触片のそれぞれが前記板
    厚方向を直交する方向で互いに位置ずれして前記両面に
    対峙するよう配置されており、前記接触片の一端が前記
    相手保持部に接続されており、さらに前記接触片のそれ
    ぞれが独立して変位可能となるように前記相手保持部か
    ら延びている前記接触片の先端部分が自由端部となって
    おり、前記コンタクト前記相手コンタクトとを相対的
    に移動させたときに前記接触板面と前記接触片とが互い
    に接触力をもって接触するものであることを特徴とする
    電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気コネクタにおいて、
    前記コンタクトは前記ベースインシュレータに複数本設
    けたシグナルコンタクトとグランドコンタクトであり、
    前記相手コンタクトはカバーインシュレータに複数本設
    けた相手シグナルコンタクトと相手グランドコンタクト
    であり、一本の前記シグナルコンタク トと一本の相手シ
    グナルコンタクトとの組み合わせによって信号を送受す
    るための信号接続用のシグナルコンタクト対が構成され
    ており、一本の前記グランドコンタクトと一本の相手グ
    ランドコンタクトとの組み合わせによってグランドを行
    なうためのグランド接続用のグランドコンタクト対が構
    成されており、前記接触板部は前記シグナルコンタクト
    のシグナル接触板部及び前記グランドコンタクトの前記
    グランド接触板部であり、前記ベースインシュレータに
    は複数本の前記シグナルコンタクト及び複数本の前記グ
    ランドコンタクトは前記シグナル接触板部及び前記グラ
    ンド接触板部が互いに平行にかつ互いに所定間隔をもっ
    て対向するように交互に配置されており、前記カバーイ
    ンシュレータには複数本の前記相手シグナルコンタクト
    及び複数本の前記グランドコンタクトが互いに平行にか
    つ所定間隔をもって交互に配置されていることを特徴と
    する電気コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項記載の電気コネクタにおいて、
    一つの前記シグナルコンタクト対に対して二つのグラン
    ドコンタクト対の前記シグナル接触板部及び前記グラン
    ド接触板部が対向して配置されたコンタクト束の複数束
    が互いに平行にかつ所定間隔をもって交互に配置されて
    いることを特徴とする電気コネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項記載の電気コネクタにおいて、
    前記接触片の中間部分には、前記板厚方向へ前記コンタ
    クト及び前記相手コンタクトとを相対的に移動させたと
    きに前記接触板面に接触力をもって接触する接点部を有
    していることを特徴とする電気コネクタ。
  5. 【請求項5】 請求項記載の電気コネクタにおいて、
    前記接触板部の前記板厚方向における前記接点部間の隙
    間が前記接触板部の前記板厚寸法に対して同等以上の寸
    法をもっていることを特徴とする電気コネクタ。
  6. 【請求項6】 請求項記載の電気コネクタにおいて、
    前記接触板部の前記板面に対して直交する方向へスライ
    ド移動可能に前記べースインシュレータ上に設けたスラ
    イダを有し、前記スライダを前記接触板部の前記板厚方
    向へスライド移動させたときに前記カバーインシュレー
    タが移動することによって前記接触板部を変位させ前記
    接触板面と前記接触片とが互いに接触力をもって接触す
    るものであることを特徴とする電気コネクタ。
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