JP3338868B2 - 連窓サッシのジョイントの防水構造 - Google Patents

連窓サッシのジョイントの防水構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、連窓サッシのジョイン
トの防水構造に関する。
【従来の技術】従来、外装のサッシは、外壁面から少し
内側に入れて捲き寸法をとり、風雨を防ぐ性能を確保し
ていたが、近年、外壁とサッシとを同面に構成し、ガラ
スのフラットネスを生かしたデザイン、いわゆる同面サ
ッシ、同面連窓が増加している。この連窓サッシのジョ
イントは不定形シーリングを用いて水密性能、気密性能
を保持するものとなっている。図6において、その1つ
は、(a)に示すように、サッシ枠1の小口を板2で閉
塞し、隣合うサッシ枠1の端部間に、バックアップ材3
を装填したのち現場シール4を充填して、サッシ枠1同
士の接続部をシールする構造である。2つ目は(b)に
示すように、上記の板2に代えて、サッシ枠1の小口
に、バックアップ材5を装填したのち現場シール6を充
填して、その小口を閉塞した構造である。3つ目は
(c)に示すように、現場シール4のバックアップ材と
なる硬質ゴム7と工場シール8とを取り付けておいて現
場シール4を充填して、隣合うサッシ枠1の接続部をシ
ールする構造である。4つ目は(d)に示すように、上
記硬質ゴム7に代えて、溝形状の板9を設けた構造であ
る。
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術のいずれもが、隣合うサッシ枠の端部間にシールを充
填して接続部を直接にシールする構造であるため不定形
シーリング材の耐用年数(約10〜15年)毎にシーリ
ングの打替メンテナンスが必要となり、またサッシの熱
伸縮に追従するため主にシリコンシーリング材が使用さ
れるため外壁の汚れの原因となっていた。施工において
も外部からゴンドラ、外部足場からのシーリング施工と
なり工期、安全性に難があった。本発明は叙上の事情に
鑑みなされたものであり、その目的とするところは、長
期間の水密・気密性能を確保し得、外壁を汚すおそれが
なく、シール部は工場施工で済み工期短縮、安全性向上
をもたらす。連窓サッシのジョイントの防水構造を提供
することを目的としている。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の連窓サッシのジョイントの防水構造は、互
いに突き合うサッシ小口の双方に、当該小口断面に一致
する嵌合用凹溝を厚みの半ばまで刻設し、かつ、反対端
面をフラットに成形の成型発泡ゴム材ブロックを予じめ
嵌着し、当該成型発泡ゴム材ブロックの圧接でシールす
るとしたものである。
【作用】互いに突き合い圧接される成型発泡ゴム材ブロ
ックは、半永久的に弾撥力が劣化することのないもので
あるため、水密・気密効果の経時低下が少ないので、メ
ンテナンスが不要となると共に耐候性に優れるので、外
壁の汚れをもたらすことがない。予じめ工場で嵌着さ
れ、屋外側の現場施工が一切無いので、工期、安全性が
著しく改善される。
【実施例】実施例について図を参照して説明すると、図
1〜図3は、上下にガラスが嵌着する部位における連窓
サッシのジョイントにおける実施態様を、図4〜図5
は、躯体と接する上枠,下枠における連窓サッシ&ジョ
イントにおける実施態様を夫々示す。図1〜図3におい
て、互いに突き合うサッシ10、10′の小口には、夫
々成型発泡ゴム材ブロック11、11′が嵌着される。
当該ブロック11、11′には対象の小口断面に一致す
る嵌合用凹溝12、12′が厚みの半ばまで刻設されて
いると共に反対端面13、13′は密接に突き合うよう
フラットに成形されている。しかして、図2に示す如く
嵌着されるブロック11、11′の基部は図3に示す如
くサッシ小口に対して挾着することとなり、サッシ1
0、10′は互いのブロック11、11′の端面13、
13′を圧着させて建込みされることとなる。その弾撥
力の経年劣化を生じることのないブロック11、11′
は、圧着による高い水密・気密作用を半永久的に接続
し、ここに、現場でのシーリング補完を一切不要とし、
かつ、以後のメンテが一切不要な防水構造が提供され
る。図中14、15は上下に嵌着のガラスを示す。図4
〜図5において、互いに突き合う上枠16、16′並び
に下枠17、17′の小口にも夫々成型発泡ゴム材ブロ
ック18、18′並びに19、19′が嵌着されてい
る。当該ブロック18、18′並びに19、19′には
対象の小口断面に一致する嵌合用凹溝20、20′並び
に21、21′が厚みの半ばまで刻設されていると共に
反対端面22、22′並びに23、23′はフラットに
成形される。しかして、前記と同様のシール作用を躯体
24、25に接する上枠16、16′並びに下枠17、
17′のジョイントにおいても奏させる。なを、図3、
5において斜線部26はサッシ建込後屋内側から施こす
不定形シーリングを示す。
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。互
いに突き合うサッシを単に押し付けて建込みするだけで
サッシ屋外側のジョイントの防水が完成するので、難作
業の高所での現場シーリングが不要となり、メンテも不
要となり、工期、安全性、信頼性を大幅に改善する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の成型発泡ゴム材ブロックの俯瞰図であ
る。
【図2】本発明の防水構造の展開説明図である。
【図3】本発明の成型発泡ゴム材ブロックのサッシ小口
に対する組付きを示すサッシ横材断面図である。
【図4】本発明の防水構造の展開説明図である。
【図5】本発明の成型発泡ゴム材ブロックのサッシ小口
に対する組付きを示すサッシ横断面図である。
【図6】(a)〜(d)は従来の連窓サッシのジョイン
トの防水構造のバリエーション紹介図である。
【符号の説明】
1 サッシ枠 2 板 3 バックアップ材 4 現場シール 5 バックアップ材 6 現場シール 7 硬質ゴム 8 工場シール 9 板 10、10′ サッシ 11、11′ 成型発泡ゴム材ブロック 12、12′ 嵌合用凹溝 13、13′ 反対端面 14 上下に嵌着のガラス 15 上下に嵌着のガラス 16、16′ 上枠 17、17′ 下枠 18、18′ 成型発泡ゴム材ブロック 19、19′ 成型発泡ゴム材ブロック 20、20′ 嵌合用凹溝 21、21′ 嵌合用凹溝 22、22′ 反対端面 23、23′ 反対端面 24 躯体 25 躯体 26 不定形シーリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 車戸 城二 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式 会社竹中工務店 東京本店内 (72)発明者 吉岡 盛幸 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式 会社竹中工務店 東京本店内 (72)発明者 佐藤 崇 東京都葛飾区四ツ木5−18−15 イワキ 化成株式会社内 (72)発明者 小田 芳徳 千葉県船橋市山手1丁目1番1号 日本 建鐵株式会社船橋製作所内 (56)参考文献 特開 平4−155084(JP,A) 特開 平5−331933(JP,A) 実開 平5−83280(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 1/00 E06B 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに突き合うサッシ小口の双方に、当
    該小口断面に一致する嵌合用凹溝を厚みの半ばまで刻設
    し、かつ、反対端面をフラットに成形の成型発泡ゴム材
    ブロックを予じめ嵌着し、当該成型発泡ゴム材ブロック
    の圧接でシールするとしたことを特徴とする連窓サッシ
    のジョイントの防水構造。
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