JP3338332B2 - 荷電粒子照射装置 - Google Patents

荷電粒子照射装置

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JP3338332B2
JP3338332B2 JP13867597A JP13867597A JP3338332B2 JP 3338332 B2 JP3338332 B2 JP 3338332B2 JP 13867597 A JP13867597 A JP 13867597A JP 13867597 A JP13867597 A JP 13867597A JP 3338332 B2 JP3338332 B2 JP 3338332B2
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electromagnet
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    • A61N5/10X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy
    • A61N5/1077Beam delivery systems
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  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Radiation-Therapy Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、荷電粒子からな
るビームを被照射体に照射する装置、特に治療等に用い
られる照射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、例えば「THE PROTON THERAPY SY
STEM FOR MGH'S NPTC:EQUIPMENT DESCRIPTION AND PROG
RESS REPORT EPAC-96(proceeding at European Particl
e Accelerator Conference 1996)」に示された従来の荷
電粒子照射装置(通常ガントリーと呼ばれる)を示す一
部を切り欠いた斜視図である。図9において、24は荷
電粒子照射装置の主要部分を構成する回転構造体であ
る。1は図示しない加速器が作った荷電粒子ビームを加
速器から回転構造体24まで輸送する外部ビーム輸送手
段であり床に固定されている。2は第一の偏向電磁石2
1、第二の偏向電磁石23を有し、さらに四極電磁石、
ビームダクト等を有する回転構造体24内に設けられた
内部ビーム輸送手段である。内部ビーム輸送手段2は、
外部ビーム輸送手段1と回転ジョイント3により連結さ
れている。
【0003】4はコリメータやフィルター等を内部に有
する照射ノズルであり、第二の偏向電磁石23に隣接し
て配置され、内部ビーム輸送手段2によって輸送された
荷電粒子ビームを所定の断面形状等に整形して照射す
る。5は照射ノズル4の下流側に設けられ照射ノズル4
によって整形された荷電粒子ビームが集光する治療台で
ある。
【0004】6は格子梁を円環状にして形成されたの円
環トラスである。7は円環トラス6の前後に所定の距離
を離して配置された2個の回転リングである。図6で
は、見易いように回転リング7へ接続される回転軸方向
に延びるトラスについては省略されているが、実際には
円環トラス6から2個の回転リング7へ各々回転軸方向
に延びるトラスが設けられている。円環トラス6,回転
リング7および両者を接続する図示しない回転軸方向に
延びるトラスは、回転構造体24の骨組みを構成し、内
部に内部ビーム輸送手段2と照射ノズル4を支持してい
る。円環トラス6、回転リング7および内部に支持され
た内部ビーム輸送手段2と照射ノズル4は、全体で回転
構造体24を構成している。
【0005】8は2個の回転リング7を支持し、回転構
造体24を回転可能に支持する軸受け装置である。9は
この軸受け装置8に接続され、回転構造体24を回転さ
せる駆動機構である。10はこの回転構造体24の釣り
合いをとるため回転軸に対して照射ノズル4と反対側に
設けられたカウンターバランスである。円環トラス6,
回転リング7および両者を接続する図示しない回転軸方
向に延びるトラスは、内部に支持された内部ビーム輸送
手段2と照射ノズル4が重量物であって、且つ両者の相
対的な位置、および外部に対する絶対的な位置は、高い
位置精度に保たれる必要があるため、回転によって発生
する撓みを少なくするように頑強なトラス構造とされて
いる。
【0006】このように回転構造体24は、外部ビーム
輸送手段1と回転ジョイント3で連結され、両端部に設
けられた2個の回転リング7を支持されて、外部ビーム
輸送手段1のビーム軸を中心として回転する。回転ジョ
イント3は、固定側と回転側を真空を保ったまま接続す
ることができる機構になっている。
【0007】次に動作について説明する。図示しない加
速器によって発生された荷電粒子(例えば電子、陽子、
重イオン)のビームは、外部ビーム輸送手段1を通って
回転構造体24まで輸送される。そして、回転ジョイン
ト3を通過したビームは、第一の偏向電磁石21によっ
て、ひとたび回転軸から遠ざかるように偏向され、さら
に今度は、第二の偏向電磁石23によって、回転軸に直
角になるように再び偏向させられ、照射ノズル4を通し
てビーム形状等が整形され、治療台5の上の患者の腫瘍
等の組織に照射される。
【0008】荷電粒子ビーム照射においては、荷電粒子
ビームが治療台5上の所定の1点に対して、回転軸に直
角な平面内において任意の角度から照射可能なように、
回転構造体24の全体が回転する機構となっている。回
転構造体24を回転させる駆動機構9は、サーボモータ
等が用いられ、軸受け8を介して回転リング7が回され
て、回転構造体24が任意の角度に回転される。
【0009】内部ビーム輸送手段2を構成する第一の偏
向電磁石21、第二の偏向電磁石23、四極電磁石およ
びビームダクトや照射ノズル4は重量物であり、それを
支持する回転構造体24は、ビームの照射軸が高い位置
精度を必要とするため、極力撓みが抑制される必要があ
り、トラス構造等によって堅牢に作製され剛性を高めて
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の荷電粒子照射装
置は以上のように構成されているので、回転構造体24
は堅牢で大型となり、全体の重量は極めて大きくなる。
また、この回転構造体24を支える軸受け8および回転
させる駆動機構9も、堅牢および大型のものとされる。
さらに、これらを所定の建屋に設置する場合、回転構造
体24は、大変な重量物なので、クレーン等の設備も大
型のものが必要とされていた。
【0011】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、この装置の構造を簡素にでき
ると共に、設置を容易とし、照射室の配置との組み合わ
せを工夫することで、効率的に荷電粒子ビームを照射す
ることができる荷電粒子照射装置を得ることを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の荷電粒子照射
装置においては、荷電粒子を加速する加速器と、加速器
によって作られた荷電粒子ビームを輸送するビーム輸送
手段と、ビーム輸送手段の端部に配設され荷電粒子ビー
ムの方向を偏向させる第一の偏向電磁石と、第一の偏向
電磁石を、ビーム輸送手段のビーム軸を回転中心として
回転させる回転機構と、中心軸がビーム輸送手段のビー
ム軸と一致するように建屋の壁面に配設された円環状の
レールと、レール上を移動可能に設けられ、第一の偏向
電磁石により偏向された荷電粒子ビームを受けて該荷電
粒子ビームの方向を再度偏向させる第二の偏向電磁石
と、第二の偏向電磁石に隣接しレール上を第二の偏向電
磁石と一体に移動可能に設けられ、第二の偏向電磁石に
より偏向された荷電粒子ビームを照射する照射ノズル
と、回転機構と連動して動作し第一の偏向電磁石の回転
に同期させて第二の偏向電磁石および照射ノズルをレー
ル上に移動させる駆動機構とを備えている。
【0013】請求項2の荷電粒子照射装置においては、
照射ノズルより照射された荷電粒子ビームは、常にレー
ルの中心軸線上の一点を通過する。
【0014】請求項3の荷電粒子照射装置においては、
レールは建屋の天井に隣接して該天井と平行に設けら
れ、レールの下方にレールの中心軸を中心として周方向
に複数の照射室が設けられ、照射ノズルより照射された
荷電粒子ビームは、照射ノズルの移動にともない該複数
の照射室に照射可能である。
【0015】請求項4の荷電粒子照射装置においては、
レールは建屋の床上に該床と平行に設けられ、レールの
上方にレールの中心軸を中心として周方向に複数の照射
室が設けられ、照射ノズルより照射された荷電粒子ビー
ムは、照射ノズルの移動にともない該複数の照射室に照
射可能である。
【0016】請求項5の荷電粒子照射装置においては、
荷電粒子を加速する加速器と、加速器によって作られた
荷電粒子ビームを輸送するビーム輸送手段と、ビーム輸
送手段の端部に配設され荷電粒子ビームの方向を偏向さ
せる第一の偏向電磁石と、第一の偏向電磁石を、ビーム
輸送手段のビーム軸を回転中心として回転させる第一の
回転機構と、各々中心軸がビーム輸送手段のビーム軸と
一致するように配設された円環状の第一,第二のレール
と、第一のレール上を移動可能に設けられ、第一の偏向
電磁石により偏向された荷電粒子ビームを受けて該荷電
粒子ビームの方向を再度偏向させる第二の偏向電磁石
と、第二の偏向電磁石に隣接し第一のレール上を第二の
偏向電磁石と一体に移動可能に設けられ、第二の偏向電
磁石により偏向された荷電粒子ビームを照射する第一の
照射ノズルと、第一の回転機構と連動して動作し第一の
偏向電磁石の回転に同期させて第二の偏向電磁石および
第一の照射ノズルを第一のレール上に移動させる第一の
駆動機構と、ビーム輸送手段と第一の偏向電磁石との間
に配設され、励磁されたとき荷電粒子ビームの方向を偏
向し、消磁されたとき荷電粒子ビームを透過するコース
切り替え偏向電磁石と、コース切り替え偏向電磁石を、
ビーム輸送手段のビーム軸を中心として回転させる第二
の回転機構と、第二のレール上を移動可能に設けられ、
コース切り替え偏向電磁石により偏向された荷電粒子ビ
ームを照射する第二の照射ノズルと、第二の回転機構と
連動して動作しコース切り替え偏向電磁石の回転に同期
させて第二の照射ノズルを記第二のレール上に移動させ
る第二の駆動機構とを備えている。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の荷電粒子照射装置を示
す一部を断面とする側面図である。図2は要部正面図で
ある。図において、図9で示した従来の荷電粒子装置と
同一または相当部分には同一符号を付しその説明を省略
する。
【0018】図において、1は図示しない加速器からの
荷電粒子ビームを輸送するビーム輸送手段であり床に固
定されている。11はビーム輸送手段1の端部に配設さ
れた第一の偏向電磁石であり、ビーム輸送手段1によっ
て輸送された荷電粒子ビームを所定の角度に偏向させ
る。ビーム輸送手段1と第一の偏向電磁石11との間に
は、従来と同じ構造の回転ジョイント3が配設されてい
る。
【0019】12は第一の偏向電磁石11をビーム輸送
手段1のビーム軸を中心に回転させる回転機構である。
15は第一の偏向電磁石11の配設位置を頂点とし、ビ
ーム輸送手段1のビーム軸を中心として概略円錐状に広
がるトンネル状の建屋である。16はこの建屋15の円
錐の大径部の内壁に埋め込まれたリング状のレールであ
る。レール16は、平行な2本のレールからなり、各々
ビーム輸送手段1のビーム軸が中心軸となるように配設
され、周方向に歯車が形成されている。
【0020】13は第二の偏向電磁石であり、支持体1
4によりレール16上を移動可能に支持されている。第
二の偏向電磁石13は、第一の偏向電磁石11によって
偏向された荷電粒子ビームの軸線上に配置され、第一の
偏向電磁石11によって偏向された荷電粒子ビームを、
今度はビーム輸送手段1のビーム軸と直角となるよう
に、レール16の中心方向に向かって偏向させる。
【0021】4は従来と同じ構造の照射ノズルであっ
て、支持体14により第二の偏向電磁石13と一体にレ
ール16上を移動可能に支持されている。照射ノズル4
は、第二の偏向電磁石13により偏向された荷電粒子ビ
ームを、レール16の中心部に配置された治療台5上の
患者の腫瘍等の照射点に照射する。支持体14は、第二
の偏向電磁石13と照射ノズル4の両者を強固に支持し
ながら、レール16上を移動する。支持体14は、サー
ボモータ等の駆動機構17を有している。駆動機構17
は、レール16と歯車でかみ合い、第一の偏向電磁石1
1を回転させる回転機構12と同期して支持体14を移
動させる。
【0022】図1においては、第一の偏向電磁石11と
第二の偏向電磁石13の間の四極電磁石やビームダクト
は省略されている。これらの四極電磁石やビームダクト
は、必要に応じて回転機構12と支持体14とを結ぶ支
持体が設けられ、この支持体に支持される。
【0023】図示しない加速器からの荷電粒子ビームは
ビーム輸送手段1を介して輸送され、第一の偏向電磁石
11によって偏向され第二の偏向電磁石13へ向かう。
そして第二の偏向電磁石13でさらに偏向されて、照射
ノズル4を通り治療台5上の照射点を照射する。
【0024】このような構成の荷電粒子照射装置におい
ては、建屋に埋め込まれたレール16上を第二の偏向電
磁石13と照射ノズル4が移動し、従来の荷電粒子照射
装置のように大型の回転構造体を有しないので構造が簡
単となり、カウンターバランスやトラスなどの部材が不
要となる。また、各々の部材は重量が軽いので設置が容
易である。さらに、建屋に埋め込まれたレール16は、
荷電粒子照射装置を搬入し組み立てる際に、クレーンが
設置され機器を組み上げる事に利用することが可能であ
る。そのため、従来のようにクレーンレールを建屋天井
に用意する必要がなくなる。また、照射ノズル4や第二
の偏向電磁石13の部品が交換された際、従来は全体が
一体の回転体であったために、バランスを調整する必要
があったが、本装置ではバランスを調整する必要がな
い。
【0025】尚、本実施の形態では、荷電粒子ビーム
は、最終的にビーム輸送手段1のビーム軸と直角となる
ように偏向され、治療台5に対して直角の方向から照射
されるが、第二の偏向電磁石13の偏向角を例えば45
度等の小さな角度として、荷電粒子ビームが治療台5に
対して斜めに照射されるようにすることも可能である。
【0026】実施の形態2.図3はこの発明の荷電粒子
照射装置の他の例を示す一部を断面とする側面図であ
る。図4は荷電粒子照射装置および照射室を天井側から
見た配置図である。本実施の形態のビーム輸送手段1
は、図示しない外部に設けられた加速器から鉛直上方に
延び、建屋の床25に設けられた穴から建屋内に侵入し
ている。そして、第一の偏向電磁石11は、ビーム輸送
手段1のビーム軸上で天井26に近い位置に配設されて
いる。ビーム輸送手段1と第一の偏向電磁石11との間
には、従来と同じ構造の回転ジョイント3が配設されて
いる。第一の偏向電磁石11は、天井26に設けられた
回転機構12によって、ビーム輸送手段1のビーム軸を
中心に回転する。本実施の形態のレール16は、足部が
天井26に埋め込まれ、天井26に隣接して天井26と
平行な面内に配設されている。レール16は、2本の円
環状のレールで、ビーム輸送手段1のビーム軸を中心に
同心円状に配置されている。
【0027】第二の偏向電磁石13と照射ノズル4は、
支持体14に支持されて、レール16上を移動可能であ
る。支持体14は、駆動機構17を備え、回転機構12
と同期してレール16上を移動する。18はレール16
の下方に設けられレール16の中心軸を中心として周方
向に複数配置された照射室であり、円形の部屋が中心軸
に対して60度毎に設けられた壁で仕切られて、周方向
に6室が形成されている。各照射室18の中に設けられ
た治療台5は、レール16の真下に配置されている。
【0028】このような構成の荷電粒子照射装置では、
第二の偏向電磁石13と照射ノズル4は、天井26に設
置されたレール16上を移動するので、荷電粒子ビーム
は、レール16の下方に円形に並べて配置された複数の
照射室に、それぞれ上方から照射される。通常のビーム
照射の治療においては、患者の治療台上での位置あわせ
に時間がかかり、実際のビーム照射はそれに比べ短時間
である。したがって、本実施の形態のように、1基の荷
電粒子照射装置で、複数の照射室に照射できるような構
造とし、照射治療をしていない他の照射室にて患者の位
置あわせ等の準備を進め、準備が終わり次第、照射ノズ
ルを移動して治療にあたるようにすることにより、複数
の治療を効率よく行うことが可能である。
【0029】尚、本実施の形態では、第二の偏向電磁石
13は、荷電粒子ビームを90度偏向させるものが用い
られ、荷電粒子ビームは治療台5に対して直角の上方か
ら照射されるようにされたが、この偏向角が45度等の
小さな角度なものが用いられて、治療台5に対して斜め
に照射されることも可能である。また、本実施の形態で
は、図示しない加速器からのビーム輸送手段1は、階下
から床25を突き抜けて侵入しているが、上方から天井
26を突き抜けて侵入するようにされても良い。
【0030】実施の形態3.図5はこの発明の荷電粒子
照射装置の他の例を示す一部を断面とする側面図であ
る。図6は荷電粒子照射装置および照射室を天井側から
見た配置図である。本実施の形態のビーム輸送手段1
は、図示しない加速器から鉛直上方に延び、建屋の床2
5に設けられた穴から建屋内に侵入している。そして、
第一の偏向電磁石11は、ビーム輸送手段1の上端の床
25上に配設されている。ビーム輸送手段1と第一の偏
向電磁石11との間には、従来と同じ構造の回転ジョイ
ント3が配設されている。第一の偏向電磁石11は、床
25に設けられた回転機構12によって、ビーム輸送手
段1のビーム軸を中心に回転する。そして、本実施の形
態のレール16は、足部が床25に埋め込まれ、床25
上に床25と平行な面内に配設されている。レール16
は、2本の円環状のレールで、ビーム輸送手段1のビー
ム軸を中心に同心円状に配置されている。
【0031】第二の偏向電磁石13と照射ノズル4は、
支持体14に支持されて、レール16上を移動可能であ
る。支持体14は、駆動機構17を備え、回転機構12
と同期してレール16上を移動する。18はレール16
の上方にレール16に沿って周方向に複数配置された照
射室であり、円形の部屋が中心軸に対して60度毎に設
けられた壁で仕切られて、周方向に6室が形成されてい
る。各照射室18の中に設けられた治療台5は、レール
16の真上にそれぞれ配置されている。
【0032】このような構成の荷電粒子照射装置では、
第二の偏向電磁石13と照射ノズル4は、床25に設置
されたレール16上を移動するので、荷電粒子ビーム
は、レール16の上方に円形に並べて配置された複数の
治療台5に、それぞれ下方から照射される。治療台5は
ビームの通過する部分をエポキシ等の樹脂で製作されて
いるので、ビームを遮る影響が少なく患者の下部からの
照射が可能である。
【0033】尚、本実施の形態では、第二の偏向電磁石
13は、荷電粒子ビームを90度偏向させるものが用い
られ、荷電粒子ビームは治療台5に対して直角の上方か
ら照射されるようにされたが、この偏向角が45度等の
小さな角度なものが用いられて、治療台5に対して斜め
に照射されることも可能である。また、本実施の形態で
は、加速器からのビーム輸送手段1は、階下から床25
を突き抜けて侵入しているが、上方から天井26を突き
抜けて侵入するようにされても良い。
【0034】実施の形態4.図7はこの発明の荷電粒子
照射装置の他の例を示す一部を断面とする側面図であ
る。図8は荷電粒子照射装置および照射室を天井側から
見た配置図である。本実施の形態のビーム輸送手段1
は、図示しない加速器から鉛直上方に延び、建屋の床2
5に設けられた穴から建屋内に侵入している。そして、
第一の偏向電磁石11は、ビーム輸送手段1のビーム軸
上で天井26に近い位置に配設されている。第一の偏向
電磁石11は、天井26に設けられた第一の回転機構1
2によって、ビーム輸送手段1のビーム軸を中心に回転
する。そして、本実施の形態の第一のレール16は、足
部が天井26に埋め込まれ、天井26に隣接して天井2
6と平行な面内に配設されている。レール16は、2本
の円環状のレールで、ビーム輸送手段1のビーム軸を中
心に同心円状に配置されている。
【0035】第二の偏向電磁石13と第一の照射ノズル
4は、支持体14に支持されて、第一のレール16上を
移動可能である。支持体14は、第一の駆動機構17を
備え、第一の回転機構12と同期して第一のレール16
上を移動する。18は第一レール16の中心軸を中心と
して周方向に複数配置された照射室であり、円形の部屋
が中心軸に対して60度毎に設けられた壁で仕切られ
て、周方向に6室が配置されている。各照射室18の中
に設けられた治療台5は、第一のレール16の真下に配
置されている。
【0036】本実施の形態においては、ビーム輸送手段
1と第一の偏向電磁石11との間にコース切り替え偏向
電磁石19が配設されている。コース切り替え偏向電磁
石19は、励磁されたときに荷電粒子ビームの方向を偏
向し、消磁されたときに荷電粒子ビームを透過する。コ
ース切り替え偏向電磁石19は、床25に設けられた第
二の回転機構20によって、ビーム輸送手段1のビーム
軸を中心に回転する。そして、第二のレール28が床2
5に配設されている。第二のレール28は、足部が床2
5に埋め込まれ、床25上に床25と平行な面内に配設
されている。第二のレール28は、2本の円環状のレー
ルで、ビーム輸送手段1のビーム軸を中心に同心円状に
配置されている。また、第二の照射ノズル29が、支持
体30に支持されて、第二のレール28上を移動可能に
配設されている。支持体30は、第二の駆動機構31を
備え、第二の回転機構20と同期して第二のレール28
上を移動する。
【0037】ビーム輸送手段1とコース切り替え偏向電
磁石19との間、およびコース切り替え偏向電磁石19
と第一の偏向電磁石11との間には、回転ジョイント3
が配設されている。そして第一の回転機構12と第二の
回転機構20は、各々独立して回転する。第一の照射ノ
ズル4から照射された荷電粒子ビームと、第二の照射ノ
ズル29から照射された荷電粒子ビームとは、それぞれ
治療台5上の同一の点を通るようにされている。
【0038】本実施の形態の荷電粒子照射装置では、図
示しない加速器からの荷電粒子ビームはビーム輸送手段
1を介して輸送され、コース切り替え偏向電磁石19が
消磁されたときには、コース切り替え偏向電磁石19を
通過し、第一の偏向電磁石11によって偏向され第二の
偏向電磁石13でさらに偏向されて、第一の照射ノズル
4を通り治療台5上の照射点を照射する。また、コース
切り替え偏向電磁石19が励磁されたときには、コース
切り替え偏向電磁石19で偏向され、第二の照射ノズル
29を通り治療台5上の照射点を照射する。
【0039】このような構成の荷電粒子照射装置では、
天井26に設置された第一のレール16上と床25に設
置された第二のレール28上を、それぞれ第一の照射ノ
ズル4と第二の照射ノズル29が移動し、コース切り替
え偏向電磁石19が荷電粒子ビームを振り分けるので、
同一の照射室で上方からの照射治療と水平照射治療を同
時に行なったり、上方からの照射治療と水平照射治療を
異なる2個所の照射室で行なうことが可能となる。その
ため、機器の有効利用ができ、1基の荷電粒子照射装置
で、複数の照射室および患者に対して治療を効率よく行
うことが可能である。またさらに、所定の患部に対する
2個所からの同時照射が可能となるなど、治療方法の幅
が広がる。
【0040】
【発明の効果】請求項1の荷電粒子照射装置において
は、荷電粒子を加速する加速器と、加速器によって作ら
れた荷電粒子ビームを輸送するビーム輸送手段と、ビー
ム輸送手段の端部に配設され荷電粒子ビームの方向を偏
向させる第一の偏向電磁石と、第一の偏向電磁石を、ビ
ーム輸送手段のビーム軸を回転中心として回転させる回
転機構と、中心軸がビーム輸送手段のビーム軸と一致す
るように建屋の壁面に配設された円環状のレールと、レ
ール上を移動可能に設けられ、第一の偏向電磁石により
偏向された荷電粒子ビームを受けて該荷電粒子ビームの
方向を再度偏向させる第二の偏向電磁石と、第二の偏向
電磁石に隣接しレール上を第二の偏向電磁石と一体に移
動可能に設けられ、第二の偏向電磁石により偏向された
荷電粒子ビームを照射する照射ノズルと、回転機構と連
動して動作し第一の偏向電磁石の回転に同期させて第二
の偏向電磁石および照射ノズルをレール上に移動させる
駆動機構とを備えている。そのため、レールを第二の
偏向電磁石と照射ノズルが移動し、従来の荷電粒子照射
装置のように全体が回転体となる構造体ではないので、
構造が簡単となり、カウンターバランスやトラスなどの
部材が不要となる。また、大きな回転体がなく、各々の
部材は、一体でないので、各々の部材は重量が軽くする
ことができ設置が容易である。さらに、バランスを調整
する必要がないので作業が容易である。
【0041】請求項2の荷電粒子照射装置においては、
照射ノズルより照射された荷電粒子ビームは、常にレー
ルの中心軸線上の一点を通過する。そのため、荷電粒子
ビームは、所定の1点に対して、回転軸に対して所定の
角度を持って、任意の角度から照射される。
【0042】請求項3の荷電粒子照射装置においては、
レールは建屋の天井に隣接して該天井と平行に設けら
れ、レールの下方にレールの中心軸を中心として周方向
に複数の照射室が設けられ、照射ノズルより照射された
荷電粒子ビームは、照射ノズルの移動にともない該複数
の照射室に照射可能である。そのため、複数の照射室で
の治療を効率よく行うことが可能である。
【0043】請求項4の荷電粒子照射装置においては、
レールは建屋の床上に該床と平行に設けられ、レールの
上方にレールの中心軸を中心として周方向に複数の照射
室が設けられ、照射ノズルより照射された荷電粒子ビー
ムは、照射ノズルの移動にともない該複数の照射室に照
射可能である。そのため、複数の照射室での治療を効率
よく行うことが可能である。
【0044】請求項5の荷電粒子照射装置においては、
荷電粒子を加速する加速器と、加速器によって作られた
荷電粒子ビームを輸送するビーム輸送手段と、ビーム輸
送手段の端部に配設され荷電粒子ビームの方向を偏向さ
せる第一の偏向電磁石と、第一の偏向電磁石を、ビーム
輸送手段のビーム軸を回転中心として回転させる第一の
回転機構と、各々中心軸がビーム輸送手段のビーム軸と
一致するように配設された円環状の第一,第二のレール
と、第一のレール上を移動可能に設けられ、第一の偏向
電磁石により偏向された荷電粒子ビームを受けて該荷電
粒子ビームの方向を再度偏向させる第二の偏向電磁石
と、第二の偏向電磁石に隣接し第一のレール上を第二の
偏向電磁石と一体に移動可能に設けられ、第二の偏向電
磁石により偏向された荷電粒子ビームを照射する第一の
照射ノズルと、第一の回転機構と連動して動作し第一の
偏向電磁石の回転に同期させて第二の偏向電磁石および
第一の照射ノズルを第一のレール上に移動させる第一の
駆動機構と、ビーム輸送手段と第一の偏向電磁石との間
に配設され、励磁されたとき荷電粒子ビームの方向を偏
向し、消磁されたとき荷電粒子ビームを透過するコース
切り替え偏向電磁石と、コース切り替え偏向電磁石を、
ビーム輸送手段のビーム軸を中心として回転させる第二
の回転機構と、第二のレール上を移動可能に設けられ、
コース切り替え偏向電磁石により偏向された荷電粒子ビ
ームを照射する第二の照射ノズルと、第二の回転機構と
連動して動作しコース切り替え偏向電磁石の回転に同期
させて第二の照射ノズルを記第二のレール上に移動させ
る第二の駆動機構とを備えている。そのため、機器の有
効利用ができ、1基の荷電粒子照射装置で、複数の照射
室および患者に対して治療を効率よく行うことが可能で
ある。またさらに、所定の患部に対する2個所からの同
時照射が可能となるなど、治療方法の幅が広がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の荷電粒子照射装置を示す一部を断
面とする側面図である。
【図2】 この発明の荷電粒子照射装置を示す要部正面
図である。
【図3】 この発明の荷電粒子照射装置の他の例を示す
一部を断面とする側面図である。
【図4】 荷電粒子照射装置および照射室を天井側から
見た配置図である。
【図5】 この発明の荷電粒子照射装置の他の例を示す
一部を断面とする側面図である。
【図6】 荷電粒子照射装置および照射室を天井側から
見た配置図である。
【図7】 この発明の荷電粒子照射装置の他の例を示す
一部を断面とする側面図である。
【図8】 荷電粒子照射装置および照射室を天井側から
見た配置図である。
【図9】 従来の荷電粒子照射装置を示す一部を来の荷
電粒子照射装置を示す一部を切り欠いた斜視図である。
【符号の説明】
1 ビーム輸送手段、4 照射ノズル(第一の照射ノズ
ル)、11 第一の偏向電磁石、12 回転機構(第一
の回転機構)、13 第二の偏向電磁石、16 レール
(第一のレール)、17 駆動機構(第一の駆動機
構)、18 照射室、19 コース切り替え偏向電磁
石、20 第二の回転機構、25 床、26 天井、2
8 第二のレール、29 第二の照射ノズル、31 第
二の駆動機構。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−272900(JP,A) 特開 平10−94617(JP,A) 特開 平6−121842(JP,A) 特開 平6−319813(JP,A) 特開 平6−214100(JP,A) 特開 平6−36891(JP,A) 特開 平8−278399(JP,A) 特開 平8−138900(JP,A) 特開 平9−89811(JP,A) 特開 平9−92495(JP,A) 特開 平8−322953(JP,A) 実開 平5−55499(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G21K 5/02 A61N 5/10 G21K 1/093

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷電粒子を加速する加速器と、 上記加速器によって作られた荷電粒子ビームを輸送する
    ビーム輸送手段と、 上記ビーム輸送手段の端部に配設され荷電粒子ビームの
    方向を偏向させる第一の偏向電磁石と、 上記第一の偏向電磁石を、上記ビーム輸送手段のビーム
    軸を回転中心として回転させる回転機構と、 中心軸が上記ビーム輸送手段のビーム軸と一致するよう
    建屋の壁面に配設された円環状のレールと、 上記レール上を移動可能に設けられ、上記第一の偏向電
    磁石により偏向された荷電粒子ビームを受けて該荷電粒
    子ビームの方向を再度偏向させる第二の偏向電磁石と、 上記第二の偏向電磁石に隣接し上記レール上を上記第二
    の偏向電磁石と一体に移動可能に設けられ、上記第二の
    偏向電磁石により偏向された荷電粒子ビームを照射する
    照射ノズルと、 上記回転機構と連動して動作し上記第一の偏向電磁石の
    回転に同期させて上記第二の偏向電磁石および上記照射
    ノズルを上記レール上に移動させる駆動機構とを備えた
    ことを特徴とする荷電粒子照射装置。
  2. 【請求項2】 上記照射ノズルより照射された上記荷電
    粒子ビームは、常に上記レールの中心軸線上の一点を通
    過することを特徴とする請求項1記載の荷電粒子照射装
    置。
  3. 【請求項3】 上記レールは建屋の天井に隣接して該天
    井と平行に設けられ、上記レールの下方に上記レールの
    中心軸を中心として周方向に複数の照射室が設けられ、
    上記照射ノズルより照射された上記荷電粒子ビームは、
    上記照射ノズルの移動にともない該複数の照射室に照射
    可能であることを特徴とする請求項1記載の荷電粒子照
    射装置。
  4. 【請求項4】 上記レールは建屋の床上に該床と平行に
    設けられ、上記レールの上方に上記レールの中心軸を中
    心として周方向に複数の照射室が設けられ、上記照射ノ
    ズルより照射された上記荷電粒子ビームは、上記照射ノ
    ズルの移動にともない該複数の照射室に照射可能である
    ことを特徴とする請求項1記載の荷電粒子照射装置。
  5. 【請求項5】 荷電粒子を加速する加速器と、 上記加速器によって作られた荷電粒子ビームを輸送する
    ビーム輸送手段と、 上記ビーム輸送手段の端部に配設され荷電粒子ビームの
    方向を偏向させる第一の偏向電磁石と、 上記第一の偏向電磁石を、上記ビーム輸送手段のビーム
    軸を回転中心として回転させる第一の回転機構と、 各々中心軸が上記ビーム輸送手段のビーム軸と一致する
    ように配設された円環状の第一,第二のレールと、 上記第一のレール上を移動可能に設けられ、上記第一の
    偏向電磁石により偏向された荷電粒子ビームを受けて該
    荷電粒子ビームの方向を再度偏向させる第二の偏向電磁
    石と、 上記第二の偏向電磁石に隣接し上記第一のレール上を上
    記第二の偏向電磁石と一体に移動可能に設けられ、上記
    第二の偏向電磁石により偏向された荷電粒子ビームを照
    射する第一の照射ノズルと、 上記第一の回転機構と連動して動作し上記第一の偏向電
    磁石の回転に同期させて上記第二の偏向電磁石および上
    記第一の照射ノズルを上記第一のレール上に移動させる
    第一の駆動機構と、 上記ビーム輸送手段と上記第一の偏向電磁石との間に配
    設され、励磁されたとき上記荷電粒子ビームの方向を偏
    向し、消磁されたとき上記荷電粒子ビームを透過するコ
    ース切り替え偏向電磁石と、 上記コース切り替え偏向電磁石を、上記ビーム輸送手段
    のビーム軸を中心として回転させる第二の回転機構と、 上記第二のレール上を移動可能に設けられ、上記コース
    切り替え偏向電磁石により偏向された荷電粒子ビームを
    照射する第二の照射ノズルと、 上記第二の回転機構と連動して動作し上記コース切り替
    え偏向電磁石の回転に同期させて上記第二の照射ノズル
    を記第二のレール上に移動させる第二の駆動機構とを備
    えたことを特徴とする荷電粒子照射装置。
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