JP3338296B2 - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents
電気掃除機の吸込口体Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機の吸込口
体の改良に関するものである。
体の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機の吸込口体は図20に
示すように上枠体と下枠体32を接合して成る吸込口本
体33の内部に、該吸込口本体33の下枠体32の底面
に開口した吸込口34からの吸込気流を掃除機本体(図
示せず)に連結管35を介して導く吸込流入路36と、
モータ37と、上記吸込流入路36の途上に配され、上
記モータ37でベルト38を介して支持軸39の回りに
回転駆動される回転ブラシ40とを設けた構成になって
いる。
示すように上枠体と下枠体32を接合して成る吸込口本
体33の内部に、該吸込口本体33の下枠体32の底面
に開口した吸込口34からの吸込気流を掃除機本体(図
示せず)に連結管35を介して導く吸込流入路36と、
モータ37と、上記吸込流入路36の途上に配され、上
記モータ37でベルト38を介して支持軸39の回りに
回転駆動される回転ブラシ40とを設けた構成になって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上記吸込
口体では、回転ブラシ40が支持軸39を中心に回転す
るため、吸込口体33の内部に回転ブラシ40の半径以
上のスペースがその全周に亙って必要であり、吸込口体
が大型になる傾向があり、また、該回転ブラシ40に手
が触れると指が巻き込まれる危険性があった。更に、回
転ブラシ40のブラシ毛が届かない範囲が生じ、この範
囲での塵埃の掻き上げ効率が悪いという問題もあった。
口体では、回転ブラシ40が支持軸39を中心に回転す
るため、吸込口体33の内部に回転ブラシ40の半径以
上のスペースがその全周に亙って必要であり、吸込口体
が大型になる傾向があり、また、該回転ブラシ40に手
が触れると指が巻き込まれる危険性があった。更に、回
転ブラシ40のブラシ毛が届かない範囲が生じ、この範
囲での塵埃の掻き上げ効率が悪いという問題もあった。
【0004】本発明の目的は、上述のような問題を解消
するためになされたもので、小型化を図ることのできる
電気掃除機の吸込口体を提供することにある。又、本発
明の目的は、塵埃の掻き上げ効率の向上を図ることので
きる電気掃除機の吸込口体を提供することにある。
するためになされたもので、小型化を図ることのできる
電気掃除機の吸込口体を提供することにある。又、本発
明の目的は、塵埃の掻き上げ効率の向上を図ることので
きる電気掃除機の吸込口体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の電気
掃除機の吸込口体の問題点に着目して発明されたもので
あり、請求項1の発明の電気掃除機の吸込口体は、掃除
機本体に接続され、底面に開口した吸込口からの吸込気
流を掃除機本体に導く吸込流入路を内部に設けている吸
込口本体と、該吸込口本体内の吸込流入路の途上に設け
られ、駆動装置で前後に揺動駆動される可動ブラシユニ
ットとを有する電気掃除機の吸込口体において、上記可
動ブラシユニットを吸込口に沿って延びているユニット
基台枠と、このユニット基台枠に取り付けられた可動ブ
ラシ体にて形成し、かつ該可動ブラシ体を、ゴム材料か
ら成り上記ユニット基台枠に取り付けられた本体部から
相平行して下方に延びている前後の掃き部を有する掃き
部材と、該前後掃き部の間に植設された可動ブラシとで
形成し、上記前掃き部を後掃き部より短くしたことを特
徴としている。
掃除機の吸込口体の問題点に着目して発明されたもので
あり、請求項1の発明の電気掃除機の吸込口体は、掃除
機本体に接続され、底面に開口した吸込口からの吸込気
流を掃除機本体に導く吸込流入路を内部に設けている吸
込口本体と、該吸込口本体内の吸込流入路の途上に設け
られ、駆動装置で前後に揺動駆動される可動ブラシユニ
ットとを有する電気掃除機の吸込口体において、上記可
動ブラシユニットを吸込口に沿って延びているユニット
基台枠と、このユニット基台枠に取り付けられた可動ブ
ラシ体にて形成し、かつ該可動ブラシ体を、ゴム材料か
ら成り上記ユニット基台枠に取り付けられた本体部から
相平行して下方に延びている前後の掃き部を有する掃き
部材と、該前後掃き部の間に植設された可動ブラシとで
形成し、上記前掃き部を後掃き部より短くしたことを特
徴としている。
【0006】この構成によると、駆動装置の駆動により
可動ブラシユニットを往復揺動させ、該可動ブラシユニ
ット可動ブラシ及び掃き部材により掃除することにな
る。その結果、可動ブラシを単に揺動するだけであるこ
とから、従来のブラシを回転させるものに比べて吸込口
体を小型に構成することができる。しかも、前掃き部を
後掃き部より短くして掃き部材を設けたことにより、絨
毯等に付着した綿ゴミ等を効率良く掻き上げることがで
き、掃除効果を高めることができる。
可動ブラシユニットを往復揺動させ、該可動ブラシユニ
ット可動ブラシ及び掃き部材により掃除することにな
る。その結果、可動ブラシを単に揺動するだけであるこ
とから、従来のブラシを回転させるものに比べて吸込口
体を小型に構成することができる。しかも、前掃き部を
後掃き部より短くして掃き部材を設けたことにより、絨
毯等に付着した綿ゴミ等を効率良く掻き上げることがで
き、掃除効果を高めることができる。
【0007】又請求項の2の発明の電気掃除機の吸込口
体は、上記可動ブラシユニットの枢支軸を防振機構を介
して支持したことを特徴としている。
体は、上記可動ブラシユニットの枢支軸を防振機構を介
して支持したことを特徴としている。
【0008】従って、この構成によると、可動ブラシユ
ニットの駆動中は防振機構で振動を吸収しながら掃除を
行う。その結果、可動ブラシユニットが振動してもその
振動は吸込口体全体に伝達するのが軽減され、使用者の
手に振動が伝わらず使いよい電気掃除機を提供できる。
ニットの駆動中は防振機構で振動を吸収しながら掃除を
行う。その結果、可動ブラシユニットが振動してもその
振動は吸込口体全体に伝達するのが軽減され、使用者の
手に振動が伝わらず使いよい電気掃除機を提供できる。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】また、請求項3の発明の電気掃除機の吸込
口は、掃除機本体に接続され、底面に開口した吸込口か
らの吸込気流を掃除機本体に導く吸込流入路を内部に設
けている吸込口本体と、該吸込口本体内の吸込流入路の
途上に設けられ、駆動装置で前後に揺動駆動される可動
ブラシユニットとを有する電気掃除機の吸込口体におい
て、上記可動ブラシユニットを吸込口に沿って延びてい
るユニット基台枠と、このユニット基台枠に取り付けら
れた可動ブラシ体にて形成し、かつ該可動ブラシ体を、
ゴム材料から成り上記ユニット基台枠に取り付けられた
本体部から相平行して下方に延びている前後の掃き部を
有する掃き部材と、該前後掃き部の間に植設された可動
ブラシとで形成し、該可動ブラシに流動パラフィンを含
浸させたことを特徴としている。
口は、掃除機本体に接続され、底面に開口した吸込口か
らの吸込気流を掃除機本体に導く吸込流入路を内部に設
けている吸込口本体と、該吸込口本体内の吸込流入路の
途上に設けられ、駆動装置で前後に揺動駆動される可動
ブラシユニットとを有する電気掃除機の吸込口体におい
て、上記可動ブラシユニットを吸込口に沿って延びてい
るユニット基台枠と、このユニット基台枠に取り付けら
れた可動ブラシ体にて形成し、かつ該可動ブラシ体を、
ゴム材料から成り上記ユニット基台枠に取り付けられた
本体部から相平行して下方に延びている前後の掃き部を
有する掃き部材と、該前後掃き部の間に植設された可動
ブラシとで形成し、該可動ブラシに流動パラフィンを含
浸させたことを特徴としている。
【0015】また、請求項4の発明の電気掃除機の吸込
口は、請求項1又は請求項3の発明において、可動ブラ
シの枢支軸の往復揺動を規制する角度規制機構を設けた
ことを特徴としている。
口は、請求項1又は請求項3の発明において、可動ブラ
シの枢支軸の往復揺動を規制する角度規制機構を設けた
ことを特徴としている。
【0016】また、請求項5の発明の電気掃除機の吸込
口は、請求項4の発明において、角度規制機構が前記枢
支軸に固定された回動部材が不動部材によって回動規制
されるように構成されていること、及び前記回動部材と
不動部材の間に板バネが介在していて回動可能範囲内に
おいても前記板バネを介してブレーキ力が生じることを
特徴としている。
口は、請求項4の発明において、角度規制機構が前記枢
支軸に固定された回動部材が不動部材によって回動規制
されるように構成されていること、及び前記回動部材と
不動部材の間に板バネが介在していて回動可能範囲内に
おいても前記板バネを介してブレーキ力が生じることを
特徴としている。
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1、図2、図3及び図4は本発明の第1の実施形態の
吸込口体を示し、図1は電気掃除機の吸込口体の上面断
面図、図2は正面断面図、図3は底面図及び図4は側面
断面図である。また、図5はその要部の側断面図であ
る。
吸込口体を示し、図1は電気掃除機の吸込口体の上面断
面図、図2は正面断面図、図3は底面図及び図4は側面
断面図である。また、図5はその要部の側断面図であ
る。
【0019】これらの図において、1は緩衝材となるバ
ンパー1cを介して上枠体1aと下枠体1bを一体化し
て形成した吸込口本体で、上枠体1aの後方開口部に吸
込パイプ3が取り付けられ、この吸込パイプ3及びホー
ス(図示せず)を介して掃除機本体(図示せず)に接続
される構成となっている。
ンパー1cを介して上枠体1aと下枠体1bを一体化し
て形成した吸込口本体で、上枠体1aの後方開口部に吸
込パイプ3が取り付けられ、この吸込パイプ3及びホー
ス(図示せず)を介して掃除機本体(図示せず)に接続
される構成となっている。
【0020】上記吸込口本体1の底面には、左右横方向
に延びる形の吸込口2が開口され、又内部は仕切壁1
d、1eによって、吸込口2からの吸込気流3aを吸込
パイプ3に導く吸込流入路7と動力伝達室8とに区画形
成されている。吸込口本体1の内部において、動力伝達
室8に駆動装置4が、又吸込口2に駆動装置4で駆動さ
れる可動ブラシユニット5が夫々設けられている。上記
駆動装置4は、モータ又はタービンからなるもので、そ
の回転軸4aの先端に駆動プーリー6aを取り付けてい
る。
に延びる形の吸込口2が開口され、又内部は仕切壁1
d、1eによって、吸込口2からの吸込気流3aを吸込
パイプ3に導く吸込流入路7と動力伝達室8とに区画形
成されている。吸込口本体1の内部において、動力伝達
室8に駆動装置4が、又吸込口2に駆動装置4で駆動さ
れる可動ブラシユニット5が夫々設けられている。上記
駆動装置4は、モータ又はタービンからなるもので、そ
の回転軸4aの先端に駆動プーリー6aを取り付けてい
る。
【0021】6bは従動プーリーで、仕切壁1eと下枠
体1bの間に回転自在に懸架された回転軸6cに取り付
けられ、ベルト9を介して接続され回転されるように成
っている。上記可動ブラシユニット5は吸込口2に沿っ
て延びているユニット基台枠5aと、このユニット基台
枠5aに取り付けられた可動ブラシ体5bとから成るも
ので、ユニット基台枠5aの両端に立設したアーム5
c、5cの枢支軸10、11を上枠体1a内部の支持壁
に設けている軸受12、13に枢支することにより、吸
込口2内で前後に揺動できるようになっている。
体1bの間に回転自在に懸架された回転軸6cに取り付
けられ、ベルト9を介して接続され回転されるように成
っている。上記可動ブラシユニット5は吸込口2に沿っ
て延びているユニット基台枠5aと、このユニット基台
枠5aに取り付けられた可動ブラシ体5bとから成るも
ので、ユニット基台枠5aの両端に立設したアーム5
c、5cの枢支軸10、11を上枠体1a内部の支持壁
に設けている軸受12、13に枢支することにより、吸
込口2内で前後に揺動できるようになっている。
【0022】上記可動ブラシ体5bは図6及び図7に示
すように、掃き部材5dと可動ブラシ5eからなってい
る。可動ブラシには流動パラフィンを含浸させてある。
掃き部材5dはゴム材料を一体成型して成るもので、上
記基台枠5aに嵌着される本体部5fと、該本体部5f
の下面の前後縁部より相互間に隙間Sを有するように相
平行して下方に延出し、長さを異ならせている前後掃き
部5g、5hから成り、本体部5fの前後側面には、そ
の長手方向に沿って基台枠5aに係合する係合凹部5i
を設けている。
すように、掃き部材5dと可動ブラシ5eからなってい
る。可動ブラシには流動パラフィンを含浸させてある。
掃き部材5dはゴム材料を一体成型して成るもので、上
記基台枠5aに嵌着される本体部5fと、該本体部5f
の下面の前後縁部より相互間に隙間Sを有するように相
平行して下方に延出し、長さを異ならせている前後掃き
部5g、5hから成り、本体部5fの前後側面には、そ
の長手方向に沿って基台枠5aに係合する係合凹部5i
を設けている。
【0023】又、上記前後掃き部5g、5hは、その下
端側面に掃き用リブ5j、5kを設けるとともに両者間
の隙間Sに、その長手方向に等間隔に多数の可動ブラシ
5eを植設している。この実施形態において、前後掃き
部5g,5hと可動ブラシ5eの寸法は、図から明らか
なように、後掃き部5hを前掃き部5gより寸法aだけ
長くし、又可動ブラシ5eを後掃き部5hより寸法bだ
け長くしている。前者の寸法差aにより、綿ゴミの掻き
上げ効果を大きくし、又後者の寸法差bにより可動ブラ
シ5eによるフローリング時の床面の傷つき防止を狙っ
ている。
端側面に掃き用リブ5j、5kを設けるとともに両者間
の隙間Sに、その長手方向に等間隔に多数の可動ブラシ
5eを植設している。この実施形態において、前後掃き
部5g,5hと可動ブラシ5eの寸法は、図から明らか
なように、後掃き部5hを前掃き部5gより寸法aだけ
長くし、又可動ブラシ5eを後掃き部5hより寸法bだ
け長くしている。前者の寸法差aにより、綿ゴミの掻き
上げ効果を大きくし、又後者の寸法差bにより可動ブラ
シ5eによるフローリング時の床面の傷つき防止を狙っ
ている。
【0024】図1〜図5に戻って、12は上記動力伝達
室8側において、上記枢支軸10の先端に固着された逆
U字形の揺動板であり、上記従動プーリー6bに設けた
偏心ピン6dに固定されている偏心リング6eと係合し
て該偏心リング6eの回転に伴って揺動運動できるよう
になっている。
室8側において、上記枢支軸10の先端に固着された逆
U字形の揺動板であり、上記従動プーリー6bに設けた
偏心ピン6dに固定されている偏心リング6eと係合し
て該偏心リング6eの回転に伴って揺動運動できるよう
になっている。
【0025】以上のような構成において、掃除機本体の
駆動により、吸込口本体1の吸込口2から吸込気流3a
と共に吸い込まれる塵芥は、吸込流入路7、吸込パイプ
3及びホースを通って掃除機本体側の集塵室に導かれ
る。一方、掃除機本体の駆動と同時に上記駆動装置4も
駆動すると、駆動プーリー6a、ベルト9を介して駆動
装置4の駆動力が従動プーリー6bに伝達され、該プー
リー6bの回転が偏心ピン6d及びリング6eを介して
揺動板12に伝達される。
駆動により、吸込口本体1の吸込口2から吸込気流3a
と共に吸い込まれる塵芥は、吸込流入路7、吸込パイプ
3及びホースを通って掃除機本体側の集塵室に導かれ
る。一方、掃除機本体の駆動と同時に上記駆動装置4も
駆動すると、駆動プーリー6a、ベルト9を介して駆動
装置4の駆動力が従動プーリー6bに伝達され、該プー
リー6bの回転が偏心ピン6d及びリング6eを介して
揺動板12に伝達される。
【0026】その結果、揺動板12は揺動し、その揺動
運動は可動ブラシユニット5に伝達されて、該可動ブラ
シユニット5を前後に揺動運動させることになり、可動
ブラシ5eにより、床面に沈降している塵埃を掻き取
る。この掻き取られた塵埃は、吸込気流3aとともに掃
除機本体に吸い込まれる。
運動は可動ブラシユニット5に伝達されて、該可動ブラ
シユニット5を前後に揺動運動させることになり、可動
ブラシ5eにより、床面に沈降している塵埃を掻き取
る。この掻き取られた塵埃は、吸込気流3aとともに掃
除機本体に吸い込まれる。
【0027】第2の実施形態 図8乃至図10は上記可動ブラシユニット5に対する振
動を防止する機構の一例を示すものでこの図に示される
防振機構では、上記基台ユニット5aのアーム5cに替
えて基台ユニット5aの端部に上端を枢支軸11に固着
したアーム板13を設けるとともに、このアーム板13
をその中腹に設けた半円弧状の揺動カム14を介して防
振板15上に載置支持している。
動を防止する機構の一例を示すものでこの図に示される
防振機構では、上記基台ユニット5aのアーム5cに替
えて基台ユニット5aの端部に上端を枢支軸11に固着
したアーム板13を設けるとともに、このアーム板13
をその中腹に設けた半円弧状の揺動カム14を介して防
振板15上に載置支持している。
【0028】この防振板15は図10に示されるよう
に、両端脚部15b、15bと、この脚部を連結するよ
うに設けられ、上面を上記揺動カム14を円滑に摺動さ
せるための円弧状の摺動面15cとした支持板部15a
とからなっている。そして、その支持板部15aの下面
には防振コイル16が配置され、可動ブラシユニット5
とともにアーム板13が揺動すると、それに伴って揺動
カム14が摺動面15cに沿って往復動し、その際、防
振コイル16が可動ブラシユニット5の振動を防止す
る。このような振動防止機構は可動ブラシユニット5の
両端に設けられる。
に、両端脚部15b、15bと、この脚部を連結するよ
うに設けられ、上面を上記揺動カム14を円滑に摺動さ
せるための円弧状の摺動面15cとした支持板部15a
とからなっている。そして、その支持板部15aの下面
には防振コイル16が配置され、可動ブラシユニット5
とともにアーム板13が揺動すると、それに伴って揺動
カム14が摺動面15cに沿って往復動し、その際、防
振コイル16が可動ブラシユニット5の振動を防止す
る。このような振動防止機構は可動ブラシユニット5の
両端に設けられる。
【0029】第3の実施形態 図11は床磨き装置(ワックス掛け器)を吸込口本体に
取り付けた状態を示す図であり、上記第2の実施形態で
示したアーム板13の下端に振動カム17を設け、この
振動カム17に対峙して振動板18の当接突起19を設
けている。この振動板18は吸込口本体1に取り付けら
れた取付枠板20に取り付けられるとともに下面には磨
き布22を備えた磨き板21を取り付けている。
取り付けた状態を示す図であり、上記第2の実施形態で
示したアーム板13の下端に振動カム17を設け、この
振動カム17に対峙して振動板18の当接突起19を設
けている。この振動板18は吸込口本体1に取り付けら
れた取付枠板20に取り付けられるとともに下面には磨
き布22を備えた磨き板21を取り付けている。
【0030】上記取付枠板20は、長方形の逆皿状の枠
体より成るもので、その前後の内壁面に夫々2個の係合
突起20aを備え、この係合突起20aを上記下枠体1
bの係合凹所23に係合することにより、この下枠体1
bに取り付けられる。又、この取付枠板20は、その下
面に上記振動板18を受け入れるための振動板受け部2
0bを設けるとともに図12及び図13に示すようにそ
の両端部には振動板18の両端部を係着する嵌合部20
c、20cを設けている。
体より成るもので、その前後の内壁面に夫々2個の係合
突起20aを備え、この係合突起20aを上記下枠体1
bの係合凹所23に係合することにより、この下枠体1
bに取り付けられる。又、この取付枠板20は、その下
面に上記振動板18を受け入れるための振動板受け部2
0bを設けるとともに図12及び図13に示すようにそ
の両端部には振動板18の両端部を係着する嵌合部20
c、20cを設けている。
【0031】図13がこの嵌合部20c、20cと振動
板18の両端部との嵌合関係を最も詳しく示しており、
この図から明らかなように、振動板18の両端部に設け
た係合子18aが嵌合部20cの係合穴20dに嵌合す
るとともに振動板18の両端の係合縁18bが嵌合部2
0cの係着片20eに係着されている。
板18の両端部との嵌合関係を最も詳しく示しており、
この図から明らかなように、振動板18の両端部に設け
た係合子18aが嵌合部20cの係合穴20dに嵌合す
るとともに振動板18の両端の係合縁18bが嵌合部2
0cの係着片20eに係着されている。
【0032】しかし乍ら、このとき嵌合部20cの高さ
方向の寸法と振動板18の高さ方向の寸法は前者の方が
後者の方に比較して大きいため、振動板18の両端部が
嵌合部20cに嵌められた後も、振動板18上下に移動
することができる。従って、振動板18をその両端部が
嵌合部20cに嵌まるように取付枠板20に取り付ける
と、振動板18の本体部分は上記振動板受け部20に受
け入れられる。18dは上記振動板18の内部に設けら
れたクッション材であり、発泡性ゴムにて形成され、フ
ローリングに対して傷つき防止と騒音低減の役目をす
る。
方向の寸法と振動板18の高さ方向の寸法は前者の方が
後者の方に比較して大きいため、振動板18の両端部が
嵌合部20cに嵌められた後も、振動板18上下に移動
することができる。従って、振動板18をその両端部が
嵌合部20cに嵌まるように取付枠板20に取り付ける
と、振動板18の本体部分は上記振動板受け部20に受
け入れられる。18dは上記振動板18の内部に設けら
れたクッション材であり、発泡性ゴムにて形成され、フ
ローリングに対して傷つき防止と騒音低減の役目をす
る。
【0033】次に磨き板21を振動板18に取り付ける
方法について説明する。この場合、まず、磨き板21に
磨き布22を取り付ける。磨き布22の取り付けは、磨
き板21に磨き布22を巻き付け、磨き布の両端をマジ
ックテープ24で固定する。この状態で、図14乃至図
17に示すように、磨き板21の一方端21aを上記振
動板18の係合子18a内に差し込む。このとき、係合
子18a内には図のようにバネ材18cが設けられてお
り、上記のように一方端21aが差し込まれると、その
バネ材18cが撓み、押し方向にその一方端21aはあ
る程度入る。
方法について説明する。この場合、まず、磨き板21に
磨き布22を取り付ける。磨き布22の取り付けは、磨
き板21に磨き布22を巻き付け、磨き布の両端をマジ
ックテープ24で固定する。この状態で、図14乃至図
17に示すように、磨き板21の一方端21aを上記振
動板18の係合子18a内に差し込む。このとき、係合
子18a内には図のようにバネ材18cが設けられてお
り、上記のように一方端21aが差し込まれると、その
バネ材18cが撓み、押し方向にその一方端21aはあ
る程度入る。
【0034】この状態で、磨き板21の他端21bを振
動板18の他方の係合子18aに位置合わせを行い、磨
き板21の押し部21cへの押圧力を解除すると、上記
バネ材18cの復帰力により磨き板21の両端が両係合
子18aに係合し、磨き板21と振動板18が一体化
し、床磨き装置が使用可能となる。磨き板21を取り外
す場合には、上記押し部21cをバネ材18cの反発力
に抗して再度押し、磨き板21の他端21bと係合子1
8aとの係合を解除することによって容易に行うことが
できる。
動板18の他方の係合子18aに位置合わせを行い、磨
き板21の押し部21cへの押圧力を解除すると、上記
バネ材18cの復帰力により磨き板21の両端が両係合
子18aに係合し、磨き板21と振動板18が一体化
し、床磨き装置が使用可能となる。磨き板21を取り外
す場合には、上記押し部21cをバネ材18cの反発力
に抗して再度押し、磨き板21の他端21bと係合子1
8aとの係合を解除することによって容易に行うことが
できる。
【0035】以上のように、吸込口本体1に床磨き装置
を取り付けた状態で、吸込口本体1を床面から持ち上げ
ると、図18に示すように、振動板18と磨き板21が
共にその自重で下がり、その結果、上記アーム板13の
振動カム17と当接突起19とが離れ、振動カム18の
運動が当接突起19を介して磨き板に伝わらないが、吸
込口本体1を床面に置くと、吸込口本体全体の重力が作
用し、振動板18が上昇し、振動カム17と当接突起1
9が当接して振動カム17の作用が当接突起19を介し
て磨き板21に伝わる状態となる。
を取り付けた状態で、吸込口本体1を床面から持ち上げ
ると、図18に示すように、振動板18と磨き板21が
共にその自重で下がり、その結果、上記アーム板13の
振動カム17と当接突起19とが離れ、振動カム18の
運動が当接突起19を介して磨き板に伝わらないが、吸
込口本体1を床面に置くと、吸込口本体全体の重力が作
用し、振動板18が上昇し、振動カム17と当接突起1
9が当接して振動カム17の作用が当接突起19を介し
て磨き板21に伝わる状態となる。
【0036】以上の構成において、上記駆動装置4に通
電して該駆動装置4を駆動すると、その駆動力が駆動プ
ーリー6a、ベルト9、従動プーリー6b、偏心ピン6
d及び偏心リング6eを介して揺動体12に伝えられ、
該揺動体12を揺動運動させる。そして、その揺動運動
が上記アーム板13を介して振動カム17に伝達され、
この振動カム17がアーム板13の揺動運動に応じて当
接突起19を押すことになる。すると振動板18は吸込
口本体1の自重と振動カム17の押圧力の相互作用を受
けて取付枠板20内を上下に移動(振動)し、磨き布2
2にて床面を磨くことになる。
電して該駆動装置4を駆動すると、その駆動力が駆動プ
ーリー6a、ベルト9、従動プーリー6b、偏心ピン6
d及び偏心リング6eを介して揺動体12に伝えられ、
該揺動体12を揺動運動させる。そして、その揺動運動
が上記アーム板13を介して振動カム17に伝達され、
この振動カム17がアーム板13の揺動運動に応じて当
接突起19を押すことになる。すると振動板18は吸込
口本体1の自重と振動カム17の押圧力の相互作用を受
けて取付枠板20内を上下に移動(振動)し、磨き布2
2にて床面を磨くことになる。
【0037】図22は図11のバリエーションとして、
吸込口体の吸込口2に連通した吸込み流入路(点線90
で示されている)を床磨き装置に設けた実施形態を示し
ている。図22において、図11と同一の部材には同一
の符号を付してある。この図22の構成によると、床磨
き装置を吸込口に取り付け、ワックスを散布せずに、空
拭きとして使用したときに、フローリング上の髪の毛や
埃を吸い込みながら空拭きを行なうことができる。ま
た、吸込口が壁に接触したときに吸込の効果が大いに発
揮される。
吸込口体の吸込口2に連通した吸込み流入路(点線90
で示されている)を床磨き装置に設けた実施形態を示し
ている。図22において、図11と同一の部材には同一
の符号を付してある。この図22の構成によると、床磨
き装置を吸込口に取り付け、ワックスを散布せずに、空
拭きとして使用したときに、フローリング上の髪の毛や
埃を吸い込みながら空拭きを行なうことができる。ま
た、吸込口が壁に接触したときに吸込の効果が大いに発
揮される。
【0038】第4の実施形態 図21はモータ4によって駆動される可動ブラシユニッ
トが片側で駆動されるため他端での枢支軸にどうしても
振れ(往復揺動)が生じてしまうことから、その振れを
規制するべく角度規制機構を設けた実施形態を示してい
る。この角度規制機構は例えば図9、図10の機構に代
えて設けられる。
トが片側で駆動されるため他端での枢支軸にどうしても
振れ(往復揺動)が生じてしまうことから、その振れを
規制するべく角度規制機構を設けた実施形態を示してい
る。この角度規制機構は例えば図9、図10の機構に代
えて設けられる。
【0039】図21において、上記可動ブラシの枢支軸
11に回動アーム(回動部材)80が固定されている。
81は固定アーム(不動部材)であって、枢支軸11を
回動自在に支持している。この固定アーム81は前記下
枠体1bに固定されている。図21(イ)は回動アーム
80を左端から見た図であり、同図(ハ)は固定アーム
81を右からみた図である。
11に回動アーム(回動部材)80が固定されている。
81は固定アーム(不動部材)であって、枢支軸11を
回動自在に支持している。この固定アーム81は前記下
枠体1bに固定されている。図21(イ)は回動アーム
80を左端から見た図であり、同図(ハ)は固定アーム
81を右からみた図である。
【0040】固定アーム81には楕円形の貫通孔82が
形成されており、この貫通孔82に回動アーム80のピ
ン83が挿入されている。従って、枢支軸11が回動し
たとき、その回転はピン83が貫通孔82内で動き得る
範囲となり、結果として枢支軸11の回動が規制される
ことになる。図21(ハ)において、ピン83は実線8
3aで示す位置と点線で示す位置83b間を動くだけで
あり、その角度は約16°である。
形成されており、この貫通孔82に回動アーム80のピ
ン83が挿入されている。従って、枢支軸11が回動し
たとき、その回転はピン83が貫通孔82内で動き得る
範囲となり、結果として枢支軸11の回動が規制される
ことになる。図21(ハ)において、ピン83は実線8
3aで示す位置と点線で示す位置83b間を動くだけで
あり、その角度は約16°である。
【0041】貫通孔82は筒部84によって形成される
が、この筒部84は下部において板バネ85と当接する
ようになっている。板バネ85は回動アーム80に装着
されているとともに、図21(イ)に示すように中央が
山形となっていて、枢支軸11が回動したとき、前記筒
部84にその山形部分が強く当たることによって固定ア
ーム81から強い摩擦を受け、結果としてブレーキング
作用を受けることになる。これによって防振効果も得ら
れる。
が、この筒部84は下部において板バネ85と当接する
ようになっている。板バネ85は回動アーム80に装着
されているとともに、図21(イ)に示すように中央が
山形となっていて、枢支軸11が回動したとき、前記筒
部84にその山形部分が強く当たることによって固定ア
ーム81から強い摩擦を受け、結果としてブレーキング
作用を受けることになる。これによって防振効果も得ら
れる。
【0042】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されるもので
あり、請求項1の発明の電気掃除機の吸込口体は、掃除
機本体に接続され、底面に開口した吸込口からの吸込気
流を掃除機本体に導く吸込流入路を内部に設けている吸
込口本体と、該吸込口本体内の吸込流入路の途上に設け
られ、駆動装置で前後に揺動駆動される可動ブラシユニ
ットとを有する電気掃除機の吸込口体において、上記可
動ブラシユニットを吸込口に沿って延びているユニット
基台枠と、このユニット基台枠に取り付けられた可動ブ
ラシ体にて形成し、かつ該可動ブラシ体を、ゴム材料か
ら成り上記ユニット基台枠に取り付けられた本体部から
相平行して下方に延びている前後の掃き部を有する掃き
部材と、該前後掃き部の間に植設された可動ブラシとで
形成し、上記前掃き部を後掃き部より短くした構成であ
る。
あり、請求項1の発明の電気掃除機の吸込口体は、掃除
機本体に接続され、底面に開口した吸込口からの吸込気
流を掃除機本体に導く吸込流入路を内部に設けている吸
込口本体と、該吸込口本体内の吸込流入路の途上に設け
られ、駆動装置で前後に揺動駆動される可動ブラシユニ
ットとを有する電気掃除機の吸込口体において、上記可
動ブラシユニットを吸込口に沿って延びているユニット
基台枠と、このユニット基台枠に取り付けられた可動ブ
ラシ体にて形成し、かつ該可動ブラシ体を、ゴム材料か
ら成り上記ユニット基台枠に取り付けられた本体部から
相平行して下方に延びている前後の掃き部を有する掃き
部材と、該前後掃き部の間に植設された可動ブラシとで
形成し、上記前掃き部を後掃き部より短くした構成であ
る。
【0043】この発明によれば、駆動装置の駆動により
可動ブラシユニットを往復揺動させ、該可動ブラシユニ
ットの可動ブラシ及び掃き部材により掃除することにな
る。従って、可動ブラシを単に揺動するだけであること
から、従来のブラシを回転させるものに比べて吸込口体
を小型に構成することができる。しかも、前掃き部を後
掃き部より短くして掃き部材を設けたことにより、絨毯
等に付着した綿ゴミ等を効率良く掻き上げることがで
き、掃除効果を高めることができる。
可動ブラシユニットを往復揺動させ、該可動ブラシユニ
ットの可動ブラシ及び掃き部材により掃除することにな
る。従って、可動ブラシを単に揺動するだけであること
から、従来のブラシを回転させるものに比べて吸込口体
を小型に構成することができる。しかも、前掃き部を後
掃き部より短くして掃き部材を設けたことにより、絨毯
等に付着した綿ゴミ等を効率良く掻き上げることがで
き、掃除効果を高めることができる。
【0044】又請求項の2の発明の電気掃除機の吸込口
体は、上記可動ブラシユニットの枢支軸を防振機構を介
して支持した構成である。従って、この発明によれば、
可動ブラシユニットの駆動中は防振機構で振動を吸収し
ながら掃除を行うことになり、可動ブラシユニットが振
動してもその振動は吸込口体全体に伝達するのが軽減さ
れ、使用者の手に振動が伝わらず使い良い電気掃除機を
提供できる。
体は、上記可動ブラシユニットの枢支軸を防振機構を介
して支持した構成である。従って、この発明によれば、
可動ブラシユニットの駆動中は防振機構で振動を吸収し
ながら掃除を行うことになり、可動ブラシユニットが振
動してもその振動は吸込口体全体に伝達するのが軽減さ
れ、使用者の手に振動が伝わらず使い良い電気掃除機を
提供できる。
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】
【0049】
【0050】請求項3の発明の電気掃除機の吸込口は、
掃除機本体に接続され、底面に開口した吸込口からの吸
込気流を掃除機本体に導く吸込流入路を内部に設けてい
る吸込口本体と、該吸込口本体内の吸込流入路の途上に
設けられ、駆動装置で前後に揺動駆動される可動ブラシ
ユニットとを有する電気掃除機の吸込口体において、上
記可動ブラシユニットを吸込口に沿って延びているユニ
ット基台枠と、このユニット基台枠に取り付けられた可
動ブラシ体にて形成し、かつ該可動ブラシ体を、ゴム材
料から成り上記ユニット基台枠に取り付けられた本体部
から相平行して下方に延びている前後の掃き部を有する
掃き部材と、該前後掃き部の間に植設された可動ブラシ
とで形成し、該可動ブラシに流動パラフィンを含浸させ
た構成である。
掃除機本体に接続され、底面に開口した吸込口からの吸
込気流を掃除機本体に導く吸込流入路を内部に設けてい
る吸込口本体と、該吸込口本体内の吸込流入路の途上に
設けられ、駆動装置で前後に揺動駆動される可動ブラシ
ユニットとを有する電気掃除機の吸込口体において、上
記可動ブラシユニットを吸込口に沿って延びているユニ
ット基台枠と、このユニット基台枠に取り付けられた可
動ブラシ体にて形成し、かつ該可動ブラシ体を、ゴム材
料から成り上記ユニット基台枠に取り付けられた本体部
から相平行して下方に延びている前後の掃き部を有する
掃き部材と、該前後掃き部の間に植設された可動ブラシ
とで形成し、該可動ブラシに流動パラフィンを含浸させ
た構成である。
【0051】このように可動ブラシに流動パラフィンを
含浸させているためフローリングに対して簡易な床磨き
効果が得られる。
含浸させているためフローリングに対して簡易な床磨き
効果が得られる。
【0052】請求項4の発明では、上記可動ブラシの枢
支軸の往復揺動を規制する角度規制機構を設けている。
そのため、可動ブラシの往復揺動時の振動を抑えるとと
もに、ユニット基台枠のしなりを抑え、可動ブラシの確
実な掃き効果を得ることができる。
支軸の往復揺動を規制する角度規制機構を設けている。
そのため、可動ブラシの往復揺動時の振動を抑えるとと
もに、ユニット基台枠のしなりを抑え、可動ブラシの確
実な掃き効果を得ることができる。
【0053】請求項5の発明では、角度規制機構は前記
枢支軸に固定された回動部材が不動部材によって回動規
制される構造であり、前記回動部材と不動部材の間に板
バネが介在していて回動可能範囲内においても前記板バ
ネを介してブレーキ力が生じるようになっている。その
ため、安価な方法で可動ブラシユニットの振動を確実に
抑えることができる。
枢支軸に固定された回動部材が不動部材によって回動規
制される構造であり、前記回動部材と不動部材の間に板
バネが介在していて回動可能範囲内においても前記板バ
ネを介してブレーキ力が生じるようになっている。その
ため、安価な方法で可動ブラシユニットの振動を確実に
抑えることができる。
【0054】
【0055】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる電気掃除機の
吸込口体の上面断面図である。
吸込口体の上面断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態にかかる電気掃除機の
吸込口体の正面断面図である。
吸込口体の正面断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態にかかる電気掃除機の
吸込口体の底面図である。
吸込口体の底面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態にかかる電気掃除機の
吸込口体の中央部の側面断面図である。
吸込口体の中央部の側面断面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態にかかる電気掃除機の
吸込口体の要部側面断面図である。
吸込口体の要部側面断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態にかかる電気掃除機の
吸込口体における可動ブラシユニットの要部概略断面図
である。
吸込口体における可動ブラシユニットの要部概略断面図
である。
【図7】可動ブラシユニットの要部斜視図である。
【図8】本発明の第2実施の形態にかかる電気掃除機の
吸込口体の要部上面断面図である。
吸込口体の要部上面断面図である。
【図9】図8を線A−A´で切断してみた正面断面図で
ある。
ある。
【図10】図8の要部を矢印B方向より視た図である。
【図11】本発明の第3の実施形態にかかる電気掃除機
の吸込口体の要部側面断面図である。
の吸込口体の要部側面断面図である。
【図12】本発明の第3の実施形態にかかる電気掃除機
の吸込口体の振動板の取り付け方の説明に供された図で
ある。
の吸込口体の振動板の取り付け方の説明に供された図で
ある。
【図13】本発明の第3の実施形態にかかる電気掃除機
の吸込口体における振動板と取付枠板の関係を示す図で
ある。
の吸込口体における振動板と取付枠板の関係を示す図で
ある。
【図14】本発明の第3の実施形態にかかる電気掃除機
の吸込口体における磨き板と振動板の取り付け関係を示
す底面図である。
の吸込口体における磨き板と振動板の取り付け関係を示
す底面図である。
【図15】本発明の第3の実施形態にかかる電気掃除機
の吸込口体における磨き板と振動板の取り付け関係を示
す正面図である。
の吸込口体における磨き板と振動板の取り付け関係を示
す正面図である。
【図16】図15の要部拡大図である。
【図17】図16の要部拡大図である。
【図18】本発明の第3の実施形態にかかる電気掃除機
の吸込口体において、該吸込口体を床面より持ち上げた
状態を示す図である。
の吸込口体において、該吸込口体を床面より持ち上げた
状態を示す図である。
【図19】本発明の第3の実施形態にかかる電気掃除機
の吸込口体において、該吸込口体を床面に置いた状態を
示す図である。
の吸込口体において、該吸込口体を床面に置いた状態を
示す図である。
【図20】従来の電気掃除機の吸込口体を示す上面断面
図である。
図である。
【図21】本発明の第4の実施形態にかかる電気掃除機
の吸込口体における要部の構成図である。
の吸込口体における要部の構成図である。
【図22】図11の構成のバリエーションを示す図であ
る。
る。
1 吸込口本体 2 吸込口 3 吸込パイプ 4 駆動装置 5 可動ブラシユニット 5a ユニット基台枠 5b 掃き部材 5g 前掃き部 5h 後掃き部 5e 可動ブラシ 7 吸込流入路 13 アーム板 17 振動カム 19 当接突起 20 取付枠板 21 磨き板 22 磨き布 24 マジックテープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 清司 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−276184(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/04 A47L 9/06
Claims (5)
- 【請求項1】掃除機本体に接続され、底面に開口した吸
込口からの吸込気流を掃除機本体に導く吸込流入路を内
部に設けている吸込口本体と、該吸込口本体内の吸込流
入路の途上に設けられ、駆動装置で前後に揺動駆動され
る可動ブラシユニットとを有する電気掃除機の吸込口体
において、上記可動ブラシユニットを吸込口に沿って延
びているユニット基台枠と、このユニット基台枠に取り
付けられた可動ブラシ体にて形成し、かつ該可動ブラシ
体を、ゴム材料から成り上記ユニット基台枠に取り付け
られた本体部から相平行して下方に延びている前後の掃
き部を有する掃き部材と、該前後掃き部の間に植設され
た可動ブラシとで形成し、上記前掃き部を後掃き部より
短くしたことを特徴とする電気掃除機の吸込口体。 - 【請求項2】上記可動ブラシユニットの枢支軸を防振機
構を介して支持したことを特徴とする請求項1に記載の
電気掃除機の吸込口体。 - 【請求項3】 掃除機本体に接続され、底面に開口した吸
込口からの吸込気流を掃除機本体に導く吸込流入路を内
部に設けている吸込口本体と、該吸込口本体内の吸込流
入路の途上に設けられ、駆動装置で前後に揺動駆動され
る可動ブラシユニットとを有する電気掃除機の吸込口体
において、上記可動ブラシユニットを吸込口に沿って延
びているユニット基台枠と、このユニット基台枠に取り
付けられた可動ブラシ体にて形成し、かつ該可動ブラシ
体を、ゴム材料から成り上記ユニット基台枠に取り付け
られた本体部から相平行して下方に延びている前後の掃
き部を有する掃き部材と、該前後掃き部の間に植設され
た可動ブラシとで形成し、該可動ブラシに流動パラフィ
ンを含浸させたことを特徴とする電気掃除機の吸込口
体。 - 【請求項4】 上記可動ブラシの枢支軸の往復揺動を規制
する角度規制機構を設けたことを特徴とする請求項1又
は請求項3に記載の電気掃除機の吸込口体。 - 【請求項5】 前記角度規制機構は前記枢支軸に固定され
た回動部材が不動部材によって回動規制される構造であ
り、前記回動部材と不動部材の間に板バネが介在してい
て回動可能範囲内においても前記板バネを介してブレー
キ力が生じることを特徴とする請求項4に記載の電気掃
除機の吸込口体。
Priority Applications (12)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19173196A JP3338296B2 (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | 電気掃除機の吸込口体 |
CA002192882A CA2192882C (en) | 1996-01-23 | 1996-12-13 | Suction tool for an electric vacuum cleaner |
TW085115486A TW328909B (en) | 1996-01-23 | 1996-12-14 | Suction tool for an electric vacuum cleaner |
MYPI96005467A MY120419A (en) | 1996-01-23 | 1996-12-26 | Suction tool for an electric vacuum cleaner. |
US08/775,801 US5901411A (en) | 1996-01-23 | 1996-12-31 | Suction tool for an electric vacuum cleaner |
SG1997000117A SG48516A1 (en) | 1996-01-23 | 1997-01-17 | Suction tool for an electric vacuum cleaner |
EP97300425A EP0786228B1 (en) | 1996-01-23 | 1997-01-23 | Suction tool for an electric vacuum cleaner |
CNB971023263A CN1172624C (zh) | 1996-01-23 | 1997-01-23 | 用于电真空吸尘器的吸尘工具 |
KR1019970001861A KR100227014B1 (ko) | 1996-01-23 | 1997-01-23 | 전기 진공 청소기의 흡입구체 |
DE69706074T DE69706074T2 (de) | 1996-01-23 | 1997-01-23 | Saugwerkzeug für einen elektrischen Staubsauger |
HK98103260A HK1004103A1 (en) | 1996-01-23 | 1998-04-18 | Suction tool for an electric vacuum cleaner. |
US09/266,940 US6189180B1 (en) | 1996-01-23 | 1999-03-12 | Suction tool for an electric vacuum cleaner |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19173196A JP3338296B2 (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | 電気掃除機の吸込口体 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001271229A Division JP3505161B2 (ja) | 2001-09-07 | 2001-09-07 | 電気掃除機の吸込口体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP3338296B2 true JP3338296B2 (ja) | 2002-10-28 |
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ID=16279562
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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---|---|---|---|---|
KR100382468B1 (ko) * | 1998-09-02 | 2003-05-17 | 엘지전자 주식회사 | 진공청소기의 침구전용 흡입구체 |
US6625845B2 (en) * | 2000-03-24 | 2003-09-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | Cyclonic vacuum cleaner |
-
1996
- 1996-07-22 JP JP19173196A patent/JP3338296B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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