JP3338177B2 - 縮射口径砲弾用の落下可能な送弾筒 - Google Patents

縮射口径砲弾用の落下可能な送弾筒

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JP3338177B2
JP3338177B2 JP11302294A JP11302294A JP3338177B2 JP 3338177 B2 JP3338177 B2 JP 3338177B2 JP 11302294 A JP11302294 A JP 11302294A JP 11302294 A JP11302294 A JP 11302294A JP 3338177 B2 JP3338177 B2 JP 3338177B2
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    • F42AMMUNITION; BLASTING
    • F42BEXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
    • F42B14/00Projectiles or missiles characterised by arrangements for guiding or sealing them inside barrels, or for lubricating or cleaning barrels
    • F42B14/06Sub-calibre projectiles having sabots; Sabots therefor
    • F42B14/061Sabots for long rod fin stabilised kinetic energy projectiles, i.e. multisegment sabots attached midway on the projectile

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ねじれ溝を有する砲身
から発射される縮射砲弾のための落下可能な送弾筒に関
し、更に詳しくは、送弾筒本体と送弾筒外周壁とを備
え、砲弾が砲身口から出るときに送弾筒が剥がれるよう
にするために、送弾筒本体と送弾筒外周壁がセグメント
に分割可能である落下可能な送弾筒に係わる。
【0002】
【従来の技術】この種の公知の縮射口径砲弾(ヨーロッ
パ特許出願公開第0300373号公報参照)の場合に
は、送弾筒後側部分の個々のセグメントが、半径方向の
平らな分離面によって分割されている。このようにして
送弾筒後側部分を3つ以上のセグメントに分割する場
合、砲身口から砲弾が出る際、砲弾本体から送弾筒が剥
がれるときに難点が生じる。なぜなら、一方ではこの剥
がれ時に個々のセグメントが互いに妨害するからであ
り、他方では個々のセグメントが砲弾本体に衝突してこ
の砲弾本体をその軌道から方向を変えるので、命中率が
悪くなるからである。更に、中心を通って半径方向に分
割された公知の送弾筒本体は、製作精度が悪くなりやす
い。このように精度が悪いと、セグメントは矢形砲弾か
ら自由に剥がれず、剥がれるときに非対称によって生じ
る衝撃を砲弾本体に伝達する。この不所望な衝撃は強い
初期揺動を生じ、それによって標的からの外れおよび飛
行時間のばらつきが大きくなる。
【0003】更に、ドイツ連邦共和国特許第30504
74号明細書には、予めセグメントに分離するために切
削加工されたスリットを有する一体の本体を備えた、翼
安定式縮射口径砲弾用の推進かごが記載されている。推
進かごの製作を簡単にすると共に推進かごの安定性を高
めるために、一体の推進かご本体にスリットが形成され
ている。このスリットは、付加的な材料ブリッジが個々
の予備セグメントの間の予定破断個所を形成するような
形を有する。この場合、スリットには、シールのために
薄板からなる要素が充填されている。第2の推進かごの
ための実施例では、推進かご本体の軸方向中央範囲に設
けられた他の材料ブリッジが、対向して設けられたスリ
ットによって形成されている。このスリットはそれぞれ
直径に対して平行な平面内に設けられている。この材料
ブリッジの予定破断個所としての機能を果たすために、
スリットの平行なずれは非常に小さくなっている。更
に、砲弾からの推進かごの剥離の際に、砲弾とセグメン
トとの意図する相互接触が発生しないときには、推進か
ごセグメントの数を増やすことによって、砲弾に対する
妨害作用を小さくする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明によって解決す
べき課題は、砲弾本体から確実かつ障害なく剥がれ、砲
弾本体をできるだけ初期揺動させない送弾筒を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明に従
い、送弾筒本体のセグメントの間に予定破断個所を有す
る分離面あるいはスリットまたは溝が、半径方向平面に
対して平行にかつ半径方向平面から少なくとも砲弾本体
の半径の半分に相当する所定の距離をおいて配置されて
いることによって解決される。
【0006】送弾筒本体の個々のセグメントの間の分離
面を上記のように特別に配置することにより、このセグ
メントが砲弾本体から剥がれるときに、砲弾本体に対す
るセグメントの衝突が回避される。
【0007】これは、縮射口径砲弾または送弾筒付砲弾
の命中率が高まるという利点がある。
【0008】
【実施例】次に、添付の図に基づいて本発明による送弾
筒のいろいろな実施例を詳しく説明する。
【0009】図1において、送弾筒付砲弾10は矢形砲
弾本体11を備えている。この砲弾本体はその後端に、
安定化翼12を備えている。矢形砲弾本体11の尖端は
送弾筒14に固定されたキャップ13内にある。矢形砲
弾本体11はその中央部分にねじ15を備えている。こ
のねじには送弾筒14がねじ込まれている。送弾筒14
は送弾筒外周壁17と送弾筒本体16からなっている。
送弾筒外周壁17は特に合成樹脂で作られている。送弾
筒本体16には特にアルミニウムが適している。キャッ
プ13は特に合成樹脂で作られている。送弾筒本体16
と送弾筒外周壁17は通常は、或る数の周溝18を介し
て互いに連結されている(特に図7,8参照)。
【0010】送弾筒本体16の構造を図2〜4と図7,
8に基づいて説明する。この場合、簡略化するためおよ
び明瞭に示すため、送弾筒本体16は単一部品として示
してある。送弾筒本体の作用については送弾筒14に統
合された作用が当てはまる。砲弾の発射の際送弾筒14
が砲身口から出るときに剥がれるようにするために、送
弾筒本体16は分離面29によってあるいは予定破断個
所22(図7,8参照)を付設したスリットもしくは溝
19によって、セグメント20に分割されている。図2
の右側部分では、セグメント分離はそれ自体公知の分離
面29によって行われる。図2の左側部分では、特に3
つのスリットまたは溝19が周囲に均一に分配されて設
けられている。それによって、3つのセグメント20が
形成される。スリットまたは溝19は外側端部で肩部2
1を介して拡がっている(図5,6参照)。スリットま
たは溝19の内側端部には予定破断個所22が設けられ
ている。この予定破断個所については後で詳しく説明す
る。
【0011】分離面29またはスリット19をこのよう
に半径方向に配置すると、砲弾本体11からの送弾筒1
4の剥離の際に問題が生じることが判った。矢印C方向
の砲弾のねじれの影響を受けて、送弾筒本体16の個々
のセグメント20に、一方では遠心力が作用し、他方で
はねじり力が作用する。このねじり力は個々のセグメン
トをその固有の重心Sの回りに回転させようとする。
【0012】図5において、送弾筒本体16の個々のセ
グメント20に遠心力Aが作用している。この遠心力は
セグメント20をそれに隣接する両セグメント20から
剥がそうとする。従って、セグメント20をそれに隣接
する両セグメント20に連結する両予定破断個所22に
はそれぞれ、力B1,B2が作用する。この力は予定破
断個所22からの重心Sの距離に応じて、異なる大きさ
であり得るが、ここでは同じ大きさでる。一方の予定破
断個所22と重心Sの距離aが他方の予定破断個所22
とこの重心Sの距離bよりも幾分短い場合には、力B1
は力B2よりも幾分大きい。両力B1,B2は引張り力
Dと剪断力Eに分けることができる。
【0013】図3,4では、スリットまたは溝19が半
径方向平面内に設けられておらず、このような半径方向
平面に対して平行に距離dをおいて設けられている。ス
リットまたは溝19および図2の右側部分の分離面29
をこのように半径方向平面から距離dをおいて所定の範
囲に配置することは、本発明にとって重要である。なぜ
なら、それによって、砲弾本体11からのセグメント2
0の剥離が、次に特にスリット19に基づいて説明する
ように、大幅に改善されるからである。
【0014】図6において、送弾筒の個々のセグメント
20には遠心力Aが作用する。この遠心力はセグメント
20をそれに隣接する両セグメント20から分離しよう
とする。従って、セグメント20をそれに隣接する両セ
グメント20に連結する両予定破断個所に、力B1,B
2が作用する。この力はここでは非常に異なっている。
予定破断個所22と重心Sの距離aが他の予定破断個所
22と重心Sの距離bよりも非常に短いので、力B1は
力B2よりもはるかに大きい。両力B1,B2は引張り
力Dと剪断力Eに分けられる。力B1は、a=0のとき
にまたは重心Sと一方の予定破断個所22が同じ半径方
向平面内にあるときに、最大である。本発明はこれを得
ようとしている。
【0015】図7では、予定破断個所22は軸方向に見
て送弾筒本体16の全長にわたって延びている。図8で
は、送弾筒本体16の前端部と後端部に、それぞれ一つ
の予定破断個所22が設けられている。しかし、この予
定破断個所22の一つ、すなわち送弾筒本体16の後端
部または前端部の予定破断個所を省略することができ
る。
【0016】送弾筒本体16のセグメント20の間にお
いて半径方向平面に対して平行にかつ必要な距離をおい
てスリットまたは溝19を配置すると、このスリットま
たは溝19のシールが大幅に改善されるという利点があ
る。これは図5と6の比較から判る。このガス圧は半径
方向矢印Gによって示してある。図5では、スリット1
9内にある外周壁17の合成樹脂(図1にのみ示してあ
る)が、肩部21に対して押しつけられる。それによっ
て、実質的にこの肩部によってシールが保証される。こ
れに対して、図6では、個々のセグメント20がガス圧
Gによって強く互いに押しつけられる。それによって、
良好なシールが保証される。特に、有効ガス圧面積が大
きくなる。
【0017】図9では、送弾筒外周壁17が3つの半径
方向スリットまたは溝23によって3つの外周壁セグメ
ント26に分割されている。この外周壁セグメントは3
つの予定破断個所24によって互いに連結されている。
各セグメント26は余剰の質量を避けるために、二つの
凹部25を備えている。
【0018】図10では、このスリットまたは溝23が
半径方向平面内に設けられておらず、この半径方向平面
に対して平行にかつ距離d1(この距離は図1,3,4
の距離dと同じでもよいし異なっていてもよい)をおい
て設けられている。送弾筒外周壁17のスリットまたは
溝23は送弾筒本体16のスリットまたは溝19と重な
っていてもよいし、互いにずれていてもよい。半径方向
平面に対して平行に距離をおいて設けられたスリット1
9を有する送弾筒本体16の場合には、半径方向に設け
られたスリット23を有する送弾筒外周壁17あるいは
半径方向平面に対して平行に距離をおいて設けられたス
リット23を有する送弾筒外周壁が使用可能である。
【0019】図7に示した予定破断個所22は全長にわ
たって同じ厚さ、すなわち同じ寸法であるが、発射方向
に見て前側へまたは後側へ薄くなるように形成してもよ
い。それによって、砲弾本体11から剥がれた後でセグ
メント20が傾斜することが避けられる。
【0020】図3では、スリット19と対応する半径方
向平面との間の所定の距離dが、砲弾本体11のための
穴の半径Rよりも小さくなっている。図4では、スリッ
ト19と対応する半径方向平面との間の所定の距離d
が、穴の半径Rよりも幾分、例えば予定破断個所22の
寸法だけ、大きくなっている。試験の結果、この大きな
距離dが有利であることが判った。それによって、本発
明では、距離dが少なくとも砲弾本体11の半径Rの半
分に相当している。
【0021】更に、分離面29またはスリットあるいは
溝19が図3,4に示すように、対応する半径方向平面
に対して平行ではなく交わりもしないように(傾斜し
て)設けられていると有利である。
【0022】図11では、送弾筒本体16の個々のセグ
メント20が、砲弾本体11から剥がれた後で、矢印V
方向に、すなわち砲弾本体11に対して接線方向に飛ん
でいる。同時に、各セグメント20は矢印Wで示すよう
に、その重心S回りに回転し始めている。矢印V方向の
運動によって、セグメント20は先ず最初に、一方の予
定破断個所22のエッジ27が砲弾本体11に当たり、
続いて矢印W方向への重心S回りのセグメント20の回
転によって、セグメント20の他方の予定破断個所22
のエッジ28が砲弾本体11に当たる。それによって、
砲弾本体11は所望の軌道から反れる。
【0023】これは本発明によって避けられる。砲弾本
体11に対する送弾筒本体のセグメント20のこの2回
の衝突がどのようにして回避されるかについて、図1
2,13に基づいて説明する。
【0024】図12,13に従って、送弾筒本体16の
個々のセグメント20は、砲弾本体11から剥がれた後
で、矢印V方向に、すなわち砲弾本体11に対して接線
方向に飛ぶ。同時に、各セグメント20は矢印Wで示す
ように、その重心の回りに回転し始める。スリット19
が異なるように配置されているため、一方の予定破断個
所22のエッジ27も、他方の予定破断個所22のエッ
ジ28も、砲弾本体11に当たらない。
【0025】既に述べたように、スリット19は対応す
る半径方向平面に対して平行に距離dをおいて設けら
れ、この距離dは上記の衝突を回避するように選定され
ている。
【0026】セグメント20に作用する空気抵抗は図1
1,12,13において距離c,eによって示してあ
る。図11では距離cは距離eよりも大きくなってい
る。従って、空気抵抗は矢印Wの方向に作用し、重心S
回りのセグメントの回転を促進する。図12,13で
は、距離cが距離eよりも短いので、空気抵抗は矢印W
方向への回転に逆らい、セグメント20のエッジ28が
砲弾本体11に対して衝突する危険を小さくするかまた
は回避する。
【0027】要約すると、送弾筒本体16が砲身口から
離れ、3つのセグメント20に分かれるや否や、図5,
6による遠心力Aの代わりに、矢印V方向の並進速度と
矢印W方向の角速度が作用する。図5では、矢印V方向
の並進速度により、セグメント20のエッジ27が砲弾
本体11に当たり、続いて矢印W方向にセグメント20
を回転させ、セグメント20のエジ28が砲弾本体11
に当たる。
【0028】砲弾本体11に対するセグメント20のこ
の2回の衝突は、図12,13から判るように、本発明
に従って、公知の分離面29または特にスリット19
を、半径方向平面から少なくともR/2の距離dまたは
特にd>Rの距離dだけ離して配置することによって避
けられる。その際、距離dは図4,5の矢印C方向に一
致するねじり方向において、半径方向平面に対して決め
られる。更に、破壊時に生じる一方の予定破断個所22
のエッジ27と、セグメント20の重心Sを、同じ半径
平行平面内にまたは最大10°の角度をなす半径方向平
面内に配置すると有利である。
【0029】
【発明の効果】本発明の送弾筒は、砲弾本体から確実か
つ障害なく剥がれ、砲弾本体をできるだけ初期揺動させ
ないので、セグメントが砲弾本体から剥がれるときに、
砲弾本体に対するセグメントの衝突が回避され、縮射口
径砲弾または送弾筒付砲弾の命中率が高まるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のI−I線に沿った、送弾筒付砲弾の一部
の部分断面図である。
【図2】左側部分はセグメント分離部を公知のごとく半
径方向に配置した送弾筒本体の、図1のII−II線に
沿った断面図、右側部分は他のセグメント分離部を公知
のごとく配置した送弾筒本体の、左側部分と同様な断面
図である。
【図3】本発明の第1の実施例による送弾筒本体の、図
1のIII−III線に沿った断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例による送弾筒本体の、図
1のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】送弾筒が剥がれるときに作用する力と共に、砲
弾本体を備えた送弾筒を示す図2と同様な図である。こ
の場合、送弾筒は60°だけ回転していて、ハッチング
は描いていない。
【図6】送弾筒が剥がれるときに作用する力と共に、砲
弾本体を備えた送弾筒を示す図4と同様な図である。こ
の場合、送弾筒はやや回転していて、ハッチングは描い
ていない。
【図7】送弾筒本体の全長にわたって延びる予定破断個
所を示す、図4のVII−VII線に沿った縦断面図で
ある。
【図8】送弾筒の前端部と後端部に設けた予定破断個所
を示す、図3のVIII−VIII線に沿った縦断面図
である。
【図9】図1のIX−IX線に沿った送弾筒外周壁の断
面図である。
【図10】本発明の実施例による送弾筒外周壁の図1の
X−X線に沿った断面図である。
【図11】剥がれた直後の図5と同様な図である。
【図12】剥がれた直後の図6と同様な図である。
【図13】剥がれた後幾分遅い時点の図12と同様な図
である。
【符号の説明】
10 送弾筒付砲弾(縮射口径砲弾) 11 矢形砲弾本体 12 安定化翼 13 キャップ 14 送弾筒 15 ねじ 16 送弾筒本体 17 送弾筒外周壁 18 周溝 19 送弾筒本体のスリットまたは溝 20 送弾筒本体のセグメント 21 肩部 22 送弾筒本体の予定破断個所 23 送弾筒外周壁のスリットまたは溝 24 送弾筒外周壁の予定破断個所 25 凹部 26 送弾筒外周壁のセグメント 27,28 予定破断個所のエッジ 29 送弾筒本体の分離面 A 遠心力 B1,B2 力 C ねじれ方向 D 引張り力 E 剪断力 G ガス圧 R 砲弾本体の半径 S セグメントの重心 V 接線方向の剥がれ方向 W 剥がれた後のセグメント回転方向 a,b 重心からの予定破断個所の距離 c,e 空気抵抗に基づく距離 d 送弾筒本体の半径方向平面からのス
リットの所定の距離 d1 送弾筒外周壁の半径方向平面からの
スリットの所定の距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アントン・エルンスト スイス国、8105 レーゲンスドルフ、リ ートホフストラーセ、55 (56)参考文献 特許164163(JP,C1) 独国特許出願公開3050474(DE,A 1) 米国特許4881466(US,A) 欧州特許出願公開300373(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F42B 14/06

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじれ溝を有する砲身から発射される縮
    射砲弾(10)のための落下可能な送弾筒(14)であ
    って、送弾筒本体(16)と送弾筒外周壁(17)とを
    備え、砲弾(10)が砲身口から出るときに送弾筒(1
    4)が剥がれるようにするために、送弾筒本体と送弾筒
    外周壁がセグメント(20,26)に分割可能である落
    下可能な送弾筒において、送弾筒本体(16)のセグメ
    ント(20)の間に予定破断個所(22)を有する分離
    面(29)あるいはスリットまたは溝(19)が、半径
    方向平面に対して平行にかつ半径方向平面から少なくと
    も砲弾本体(11)の半径(R)の半分に相当する所定
    の距離(d)をおいて配置されていることを特徴とする
    落下可能な送弾筒。
  2. 【請求項2】 分離面(29)またはスリット(19)
    と対応する半径方向平面との間の距離(d)が、砲弾本
    体(11)の半径よりも大きいことを特徴とする請求項
    1の落下可能な送弾筒。
  3. 【請求項3】 分離面(29)またはスリット(19)
    がねじれ方向(C)において対応する半径方向平面から
    距離(d)をおいて設けられていることを特徴とする請
    求項1または2の落下可能な送弾筒。
  4. 【請求項4】 破壊時に生じるエッジ(27)を有する
    一方の予定破断個所(22)と、セグメント(20)の
    重心(S)が、互いに最大10°の角度をなす二つの半
    径方向平面内に設けられていることを特徴とする請求項
    3の落下可能な送弾筒。
  5. 【請求項5】 一方の予定破断個所(22)と重心
    (S)が同じ半径方向平面内に設けられていることを特
    徴とする請求項3の落下可能な送弾筒。
  6. 【請求項6】 分離面(29)またはスリット(19)
    が対応する半径方向平面に対して平行にではなく、軸方
    向に傾斜させて配置されていることを特徴とする請求項
    3の落下可能な送弾筒。
  7. 【請求項7】 送弾筒外周壁(17)のセグメント(2
    6)の間にスリット(23)を有し、このスリット(2
    3)が半径方向平面に対して平行にかつ半径方向平面か
    ら所定の距離(d1)をおいて設けられていることを特
    徴とする請求項3の落下可能な送弾筒。
  8. 【請求項8】 送弾筒外周壁(17)のセグメント(2
    6)の間のスリット(23)が、送弾筒本体(16)の
    セグメント(20)の間の分離面(29)またはスリッ
    ト(19)に対してずらして設けられていることを特徴
    とする請求項7の落下可能な送弾筒。
  9. 【請求項9】 送弾筒本体(16)の個々のセグメント
    (20)を互いに連結する予定破断個所(22)が、送
    弾筒本体(16)の全長にわたって延びていることを特
    徴とする請求項1の落下可能な送弾筒。
  10. 【請求項10】 予定破断個所(22)が送弾筒本体
    (16)の前端部または後端部に設けられていることを
    特徴とする請求項1の落下可能な送弾筒。
  11. 【請求項11】 予定破断個所(22)が送弾筒本体
    (16)の後端部に設けられていることを特徴とする請
    求項1の落下可能な送弾筒。
  12. 【請求項12】 予定破断個所(22)が送弾筒本体
    (16)の前端部に設けられていることを特徴とする請
    求項1の落下可能な送弾筒。
  13. 【請求項13】 送弾筒本体(16)の全長にわたって
    延びる予定破断個所(22)が、発射方向に見て前方ま
    たは後方へ先細になっていることを特徴とする請求項2
    の落下可能な送弾筒。
JP11302294A 1993-05-27 1994-05-26 縮射口径砲弾用の落下可能な送弾筒 Expired - Lifetime JP3338177B2 (ja)

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EP (1) EP0626558B1 (ja)
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CA (1) CA2121101C (ja)
DE (1) DE59406172D1 (ja)
ES (1) ES2117981T3 (ja)
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