JP3336773B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
た複写機やレーザービームプリンタ等の画像形成装置で
あって、現像剤として圧力定着マイクロカプセルトナー
を用いる画像形成装置に関する。
し、該静電潜像に現像剤であるトナーを供給して現像
し、この現像によって形成されたトナー像を被転写材に
転写させる電子写真方式を利用した複写機やレーザービ
ームプリンタ等の画像形成装置であって、現像剤とし
て、圧力定着マイクロカプセルトナーを用いるものが知
られている。
は、圧力を付与することによりトナーを破裂させて定着
を行うものであり、例えば接着剤として機能する芯材と
該芯材を外側から密封する色材として機能する殻とから
成るマイクロカプセルトナーが知られている。この圧力
定着マイクロカプセルトナーを用いるものは、熱溶融に
より定着させる一般のトナーを用いるものに比して、定
着のための加熱が不要であるので消費電力が節約でき、
あるいは早期スタートが可能である等の利点を有してい
る。
用いる電子写真方式の画像形成装置においては、例え
ば、像担持体上に現像させたトナー像を被転写材として
の被転写紙上に転写し、しかる後この被転写紙を一対の
加圧ロール間に通してその加圧ロールによりマイクロカ
プセルトナーを被転写紙上で加圧して破裂させ、内部の
芯材を露出させてトナー像を定着する方法が知られてい
る。
トナーを被転写紙上で加圧して破裂させる方法は、加圧
により被転写紙に与えるダメージが大きく、また被転写
紙のサイズや種類によっては荷重制御等が必要となり、
また被転写紙を介してマイクロカプセルトナーに荷重を
付与するため必要定着荷重が大きくなって装置の大型
化、高重量化、トルクアップ、騒音等を招来し、さらに
は画質向上のためマイクロカプセルトナーの小径化を図
りたいが小径化すると被転写紙の繊維間にトナーが入り
込んで加圧してもトナーが破裂せず定着不良が生じる等
の問題がある。
年、例えば特開昭63−43163号公報に記載されて
いるように、加圧ロールを像担持体である感光体ドラム
に圧接させて配設し、感光体ドラム上にマイクロカプセ
ルトナー像を形成した後そのマイクロカプセルトナーを
感光体ドラム上で加圧して破裂させ、しかる後トナー像
を被転写紙に転写して定着させる方法が提案されてい
る。
載されているように、感光体ドラム上に形成したマイク
ロカプセルトナー像を中間転写体上に転写し、この中間
転写体と加圧ロールとの間に被転写紙を搬送してこの加
圧ロールにより被転写紙上のマイクロカプセルトナー像
を転写すると同時にマイクロカプセルトナーを加圧し破
裂させて被転写紙上に定着させる方法も提案されてい
る。
転写紙の両面にトナー像を転写するものにおいて、例え
ば特開平4−163562号公報に記載されているよう
に、感光体ドラムと互いに圧接する第1および第2中間
転写体とを備え、感光体ドラム上に第1マイクロカプセ
ルトナー像を形成し、この第1マイクロカプセルトナー
像を第1中間転写体に転写して、さらにこの第1中間転
写体から第2中間転写体に転写し、その後感光体ドラム
上に第2マイクロカプセルトナー像を形成し、この第2
マイクロカプセルトナー像を第1中間転写体に転写し、
しかる後第1および第2中間転写体間に被転写紙を搬送
してこの第1および第2中間転写体から第1および第2
マイクロカプセルトナー像を被転写紙の両面にそれぞれ
加圧して転写すると同時にマイクロカプセルトナーを破
裂させて定着する方法が提案されている。
転写紙の両面にトナー像を転写するものにおいて、例え
ば特開昭62−50868号公報に記載されている様
に、互いに圧接する第1および第2中間転写体と、この
第1および第2中間転写体にそれぞれ圧接する第1およ
び第2感光体ドラムとを備え、それぞれ感光体ドラム上
に形成した第1および第2マイクロカプセルトナー像を
それぞれ第1および第2中間転写体に転写し、しかる後
両中間転写体間に被転写紙を搬送して両トナー像を被転
写紙の両面にそれぞれ加圧して転写すると同時にマイク
ロカプセルトナーを破裂させて定着する方法が提案され
ている。
感光体ドラム上でマイクロカプセルトナーを加圧して破
裂させる方法は、トナーの小粒径化に対しては有効であ
るものの、感光体ドラム上にトナーの残留成分が残るこ
とによるかぶりやクリーニングトラブルが発生するとい
う問題がある。また感光体ドラムと圧力転写ロールとの
間で被転写紙に転写定着する場合、被転写紙の突入排出
時の騒音およびその衝撃による像の歪が発生し、更に、
感光体ドラムに強度が必要なため、その材質がa−Si
等の硬質なものに限定されるという問題がある。
プセルトナー像を加圧ロールにより被転写紙に転写する
と同時に定着させる方法は、感光体ドラム上でマイクロ
カプセルトナーを加圧して破裂させることによる問題は
回避し得るが、この方法は、結局、被転写紙上でマイク
ロカプセルトナーを加圧して破裂させるものであるの
で、前述の一対の加圧ローラ間に被転写紙を搬送して該
被転写紙上でマイクロカプセルトナーを加圧し破裂させ
て定着させる方法と同様に、被転写紙に与えるダメージ
が大きく、また被転写紙のサイズや種類によっては荷重
制御等が必要となり、また必要定着荷重が大きくなって
装置の大型化、高重量化、トルクアップ、騒音等を招来
し、さらにマイクロカプセルトナーの小径化が困難であ
るという問題を有している。
においても、結局は被転写紙上でマイクロカプセルトナ
ーを加圧し破裂させて定着させるものであるので、被転
写紙に与えるダメージが大きく、また被転写紙のサイズ
や種類によっては荷重制御等が必要となり、また必要定
着荷重が大きくなって装置の大型化、高重量化、トルク
アップ、騒音等を招来し、さらにマイクロカプセルトナ
ーの小径化が困難であるという問題を有している。
ロカプセルトナーを像担持体や被転写材上で加圧し破裂
させて定着させる従来の方法の問題を解決し、従って像
担持体上にトナーの残留成分が残ることによるかぶりや
クリーニングトラブル等を回避でき、像担持体の強度を
必要とせず、また被転写材に与えるダメージが小さく、
被転写材のサイズや種類による荷重制御が不要であり、
マイクロカプセルトナーの小粒径化が可能な、マイクロ
カプセルトナーを用いる画像形成装置を提供することに
ある。
み、マイクロカプセルトナーを像担持体や被転写材上で
加圧し破裂させて定着させる上記のごとき従来の方法の
問題を解決した、マイクロカプセルトナーを用いる両面
転写タイプの画像形成装置を提供することにある。
装置は、圧力定着マイクロカプセルトナーを用いて像担
持体上にトナー像を形成し、このトナー像を被転写材に
転写する画像形成装置において、像担持体上のトナー像
が転写される中間転写体と、中間転写体上のトナーを加
圧して破裂させる加圧破裂手段と、トナーを破裂させた
後に中間転写体上のトナー像を被転写材に転写するとと
もに定着する転写定着手段とを備えて成ることを特徴と
する。
マイクロカプセルトナーを用いて像担持体上にトナー像
を形成し、このトナー像を被転写材に転写する画像形成
装置において、トナー像が形成される第1像担持体およ
び第2像担持体と、互いに対向して配設された、第1像
担持体上のトナー像が転写される第1中間転写体および
第2像担持体上のトナー像が転写される第2中間転写体
と、第1中間転写体上のトナーおよび第2中間転写体上
のトナーを加圧して破裂させる加圧破裂手段とを備え、
両中間転写体上のトナーを破裂させた後に両中間転写体
間に被転写材を搬送して両中間転写体上のトナー像を被
転写材の両面に同時に転写および定着するように構成し
たことを特徴とする。
マイクロカプセルトナーを用いて像担持体上にトナー像
を形成し、このトナー像を被転写材に転写する画像形成
装置において、像担持体上のトナー像が転写される第1
中間転写体と、第1中間転写体上のトナー像が転写され
る第2中間転写体と、第1中間転写体上のトナーを加圧
して破裂させる加圧破裂手段とを備え、像担持体上に第
1トナー像を形成し、この第1トナー像を第1中間転写
体上に転写し、この第1中間転写体上の第1トナー像の
トナーを破裂させた後第1トナー像を第2中間転写体上
に転写し、続いて像担持体上に第2トナー像を形成し、
この第2トナー像を第1中間転写体上に転写し、この第
1中間転写体上の第2トナー像のトナーを破裂させた
後、両中間転写体間に被転写材を搬送して両中間転写体
上のトナー像を被転写材の両面に同時に転写および定着
するように構成したことを特徴とする。本発明の第4の
画像形成装置は、 圧力定着マイクロカプセルトナーを用
いて像担持体上にトナー像を形成し、このトナー像を被
転写材に転写する画像形成装置において、 像担持体上の
トナー像が転写される第1中間転写体と、第1中間転写
体上のトナー像が転写される第2中間転写体と、第1中
間転写体上のトナーおよび第2中間転写体上のトナーを
加圧して破裂させる加圧破裂手段とを備え、 像担持体上
に第1トナー像を形成し、この第1トナー像を第1中間
転写体上に転写し、この第1中間転写体上の第1トナー
像のトナーを破裂させた後、もしくは破裂させずに第1
トナー像を第2中間転写体上に転写し、続いて像担持体
上に第2トナー像を形成し、この第2トナー像を第1中
間転写体上に転写し、この第1中間転写体上の第2トナ
ー像のトナーを破裂させるとともに、第1トナー像を破
裂させずに第2中間転写体に転写させた場合の第1トナ
ー像のトナーを破裂させた後、両中間転写体間に被転写
材を搬送して両中間転写体上のトナー像を被転写材の両
面に同時に転写および定着させるように構成したことを
特徴とする。
に、像担持体上のマイクロカプセルトナー像を中間転写
体に転写し、この中間転写体上のマイクロカプセルトナ
ーを加圧して破裂させ、しかる後、マイクロカプセルト
ナーが破裂せしめられたトナー像を被転写材に転写する
ように構成されており、この様にマイクロカプセルトナ
ーは中間転写体上で加圧して破裂させ、従来のように被
転写材や像担持体上では破裂させないので、上述の被転
写材や像担持体上で破裂させて定着させる場合の種々の
問題を解決することができる。
上で加圧して破裂させないので、被転写材に与えるダメ
ージを大幅に低減でき、被転写材のサイズや種類による
荷重制御の必要がなく、また中間転写体上で加圧して破
裂させるので、必要荷重の低減が図られ、装置の大型
化、高重量化、トルクアップ、騒音等の問題を解決で
き、またマイクロカプセルトナーの小径化が可能とな
る。更に、像担持体上ではなく中間転写体上でマイクロ
カプセルトナーを加圧して破裂させるので、像担持体上
の残留トナー成分によるかぶりやクリーニングトラブル
を回避でき、像担持体を硬質材料で形成しなければなら
ないという制約もなく、また像担持体に衝撃が加わるこ
とによる種々の問題も解決することができる。
ついて詳細に説明する。図1は本発明にかかる画像形成
装置のうち片面転写タイプの第1実施例を示す概略構成
図である。図示の装置は、像担持体として、矢印方向に
回避する感光体ドラム1を備え、この感光体ドラム1上
には画像情報を担持したレーザビームが照射されて静電
潜像が形成される。この静電潜像に対して、図示しない
現像手段によりマイクロカプセルトナーTが供給されて
現像が行われ、静電潜像に対応したトナー像が形成され
る。感光体ドラム1に対向する位置には矢印方向に回転
する中間転写体としての中間転写ロール2が感光体ドラ
ム1と所定の間隔をおいて配設されており、感光体ドラ
ム1上のトナー像は、この中間転写ロール2上にバイア
スにより転写される。
方向に回転する加圧破裂手段としての加圧ロール3が中
間転写ロール2に圧接させて設けられ、中間転写ロール
2上のトナー像のマイクロカプセルトナーTは中間転写
ロール2上で加圧ロール3により高圧力が付与されて破
裂せしめられる。また、中間転写ロール2に対向する位
置には矢印方向に回避する転写定着手段としての2次転
写ロール4が中間転写ロール2に圧接させて設けられ、
被転写材としての被転写紙Pが中間転写ロール2と2次
転写ロール4との間に矢印方向に搬送され、被転写紙P
が中間転写ロール2と2次転写ロール4との間を通過す
ることにより被転写紙P上に、中間転写ロール2上の、
既に破裂せしめられているマイクロカプセルトナー像T
が低圧力で転写される。
5mmの間隙を保ちながら感光体ドラム1に対向し、転
写時に例えば電位差500〜1500Vの電圧を印可す
ることによりトナー像の転写が行われる。本実施例では
中間転写ロール2として外径φ50mm、有効長310
mmで、表面が焼き入れされた一般構造用炭素鋼(S4
5C)に硬質クロムメッキ処理を施したものを使用して
いる。
長310mmの金属ロール表面にポリエステルやPET
等の樹脂を被覆したものを使用している。加圧ロール3
はロール中央部を回転中心として、中間転写ロール2に
対して0.9度の角度で交差し、両端部から200kg
fの荷重を圧縮コイルバネ(図示せず)により負荷して
いる。この際、負荷する荷重は、被転写紙P上のマイク
ロカプセルトナーTを破壊する時に必要な荷重の約半分
の荷重である。
10mmの発泡ウレタン、シリコンゴム等を被覆した弾
性ロールを使用し、その両端部から例えば10〜50k
gfの荷重を圧縮コイルバネ(図示せず)により負荷し
ている。中間転写ロール2の材料、加圧ロール3の被覆
材料としては、マイクロカプセルトナーTとの付着力
が、被転写紙P>中間転写ロール2≧加圧ロール3とな
るように選択している。
形成されたトナー像は転写部において電界により中間転
写ロール2上に転写され、加圧ロール3によって加圧さ
れることにより中間転写ロール2上で破裂せしめられ
る。そして、熱定着装置において通常負荷している程度
の低荷重負荷により、トナー像が被転写紙P上に2次転
写される。
して、芯材とこの芯材を外側から密封する圧力定着性溶
液封入型磁性マイクロカプセルトナーを用いている。本
マイクロカプセルトナーTは界面重合法で作製した。本
マイクロカプセルトナーTとしては、芯材がラウリルメ
タクリレート/スチレン共重合体25重量%と溶剤であ
るイソパラフィン15重量%の組成から成り、上記殻
は、ポリウレア15重量%、磁性粉43重量%、シリコ
ーンオイル1重量%、帯電ポリマ制御材重量0.9%、
外添剤としてのカーボンブラック0.1重量%の組成か
らなる、平均粒径15μmの負帯電トナーを使用してい
る。
ルトナーTは圧力を負荷されることにより殻が割れ、芯
材が被転写紙P上に流れ出す、そして、芯材中から溶剤
が蒸発することによりマイクロカプセルトナーTが被転
写紙Pに定着する。そのため、定着完了までに若干の時
間が必要となる。本発明ではこの定着飽和時間を利用し
ている。即ち、中間転写ロール2上で破壊されたマイク
ロカプセルトナーTは、溶剤が余り蒸発しないうちに被
転写紙Pに2次転写される。マイクロカプセルトナーT
は被転写紙Pとの付着力が強いので低圧力でも被転写紙
P上に2次転写し、この際に負荷される圧力により、マ
イクロカプセルトナーTの殻の中に残留している芯材が
流れ出し、このような構成においても十分な定着強度を
得ることができる。
旦中間転写ロール2に転写し、この中間転写ロール2上
でマイクロカプセルトナーTを加圧ロール3で加圧して
破裂させ、しかる後被転写紙Pに転写して定着させるの
で、圧力定着クロカプセルトナーTを用いても、従来の
様に被転写紙上で加圧して破裂させる場合に比して、被
転写紙Pに対するダメージが小さく、被転写紙Pのサイ
ズや種類による荷重制御の必要がなく、破裂させるため
の必要荷重が小さくて良いので装置の大型化、高重量
化、トルクアップ、騒音等の問題を解消でき、さらにマ
イクロカプセルトナーTの小粒径化を図ることができ
る。
径化に関しては、平均粒径9μmのマイクロカプセルト
ナーを使用試験したところ、被転写紙P上でマイクロカ
プセルトナーを加圧して破裂させる場合における平均粒
径15μmのマイクロカプセルトナーを使用した場合と
同じ定着強度を得ることができた。また、本発明者らの
実験では、被転写紙P上でマイクロカプセルトナーを加
圧して破裂させる方式では、平均粒径11μm以下のマ
イクロカプセルトナーを用いると、定着荷重を上げても
十分な定着強度を得ることができなかった。
の様に感光体ドラム1上ではなく中間転写ロール2上で
マイクロカプセルトナーTを加圧して破裂させるので、
感光体ドラム1の残留トナー成分による汚染がなく、ま
た感光体ドラム1をa−Siの様な硬質材料で形成する
必要がなく、感光体ドラム1に衝撃が加わることによる
像の歪等の種々の問題も回避することができる。
概略構成図である。この第2実施例は中間転写体として
中間転写ベルト5を用いたものであり、この中間転写ベ
ルト5以外の構成は第1実施例と同様であるので、同様
の構成部材には同じ番号を付し、詳しい説明は省略す
る。図において、中間転写ベルト5は4つのロール7
a ,7b ,8,9に架け渡されて感光体ドラム1に対向
しつつ矢印方向に回動せしめられ、感光体ドラム1に対
向した中間転写ベルト5の内側には転写コロトロン10
が配設されている。ロール7a ,7b は、テンションロ
ールであり、ロール8は、加圧ローラ3と対向して配設
されて両ロール8,3間で中間転写ベルト5上に転写さ
れたトナー像がマイクロカプセルトナーTを加圧して破
裂させる加圧バックアップロールであり、ロール9は、
2次転写ロール4に対向して配設されて、両ロール9,
4間で、中間転写ベルト5上のマイクロカプセルトナー
Tが破裂せしめられたトナー像を被転写紙Pに転写し定
着させる2次転写バックアップロールである。
ル、ポリエステル、ポリカーボネート等の樹脂または各
種ゴムにカーボンブラック等の帯電防止剤を適当量含有
させて、その体積抵抗率が109 〜1013Ω・cmとな
るように形成されたものであり、その厚みは例えば0.
5mmに設定されている。中間転写ベルト5の内側に設
けた転写コロトロン10に例えば500〜1500Vの
電圧を印加することにより、感光体ドラム1上のトナー
像が中間転写ベルト5上に転写される。
効長310mmで金属ロール表面にポリエステルやPE
T等の樹脂を被覆したものを使用し、加圧バックアップ
ロール8としては金属ロールを使用している。加圧ロー
ル3は、ロール中央部を回転中心として、加圧バックア
ップロール8に対して1.2度の角度で交差し、両端部
から200kgfの荷重を圧縮コイルバネ(図示せず)
により負荷している。加圧ロール3に被覆する樹脂とし
ては、マイクロカプセルトナーTとの付着力が、中間転
写ベルト5の被覆材料≧加圧ロール3の被覆材料となる
ものを選定している。
様に、外径φ25mm、有効長310mmの発泡ウレタ
ン、シリコンゴム等を被覆した弾性ロールを使用し、2
次転写バックアップロール9との間に両端部から例えば
10〜50kgfの荷重を圧縮コイルバネ(図示せず)
により負荷している。以上の構成において、感光体ドラ
ム1上に形成されたトナー像は転写部において電界によ
り中間転写ベルト5上に転写され、加圧ロール3と加圧
バックアップロール8とで加圧されることによりマイク
ロカプセルトナーTが中間転写ベルト5上で破壊され、
しかる後2次転写ロール4と2次転写バックアップロー
ル9とでトナー像が被転写紙P上に2次転写される。
して、芯材とこの芯材を外側から密封する殻とから成る
圧力定着性溶液封入型非磁性マイクロカプセルトナーを
用いている。本マイクロカプセルトナーTは界面重合法
で作製した。本マイクロカプセルトナーTとしては、芯
材がラウリルメタクリレート/スチレン共重合体44.
5重量%と溶剤であるイソパラフィン26重量%の組成
から成り、上記殻は、ポリウレア26重量%、シリコー
ンオイル1.8重量%、帯電ポリマ制御材1.5重量
%、外添剤としてのカーボンブラック0.2重量%の組
成からなる、平均粒径10μmの負帯電トナーを使用し
ている。
セルトナーTを被転写紙や感光体ドラム上ではなく中間
転写ベルト5上で加圧して破裂させるので、第1実施例
と同様の作用効果を得ることができる。なお、2次転写
ロール4を体積抵抗率が109 〜1013Ω・cmの導電
性を有する弾性ロールとし、2次転写バックアップロー
ル9を導電性として、これを接地し、2次転写ロール4
と2次転写バックアップロール9間に例えば電位差50
0〜1500Vの電圧を印加することにより、加圧のみ
の場合に比べて転写効率を向上させることができる。ま
た、転写コロトロン6の代わりにバイアスロールを用い
てもよい。
写タイプであって中間転写体として中間転写ベルト5を
用いた他の実施例を示す概略構成図である。図3に示す
第3実施例は、中間転写ベルト5を、テンションロール
7と、感光体ドラム1に対向して近接配置されたバイア
スロール11と、加圧ロール3および2次転写ロール4
に対向して近接配置された、加圧バックアップロール兼
2次転写バックアップロール12とに架け渡したもので
ある。
5を、感光体ドラム1に対向して近接配置されたバイア
スロール11と、加圧ロール3および2次転写ロール4
に対向して近接配置された加圧バックアップロール兼2
次転写バックアップロール12とに架け渡したものであ
る。図5に示す第5実施例は、中間転写ベルト5を、テ
ンションロール7a ,7bと、加圧ロール3および2次
転写ロール4に対向して近接配置された、加圧バックア
ップロール兼2次転写バックアップロール12とに架け
渡し、かつ感光体ドラム1に対向して、中間転写ベルト
5の内側に転写コロトロン10を配設したものである。
ち、両面転写タイプの実施例について説明する。図6は
両面転写タイプの第1実施例を示す概略構成図である。
図示の装置は、同一構成の第1画像形成部20と第2画
像形成部20′とを備えて成る。両画像形成部20,2
0′は、それぞれ像担持体としての矢印方向に回転する
第1感光体ドラム1、第2感光体ドラム1′を備え、こ
の第1感光体ドラム1上には第1画像情報を担持したレ
ーザビームが照射されて第1静電潜像が形成され、第2
感光体ドラム1′上には第2画像情報を担持したレーザ
ビームが照射されて第2静電潜像が形成される。これら
の静電潜像に対してそれぞれ図示しない現像手段により
マイクロカプセルトナーTが供給されて現像が行われ、
第1および第2感光体ドラム1,1′上にはそれぞれ第
1、第2静電潜像に対応した第1、第2トナー像T1,
T2が形成される。第1、第2感光体ドラム1,1′に
はそれぞれ中間転写体としての矢印方向に回転する第
1、第2中間転写ロール2,2′が所定の間隙をおいて
対向して配設されており、両感光体ドラム1,1′上の
第1、第2トナー像T1,T2はこの第1、第2中間転
写ロール2,2′上にバイアスにより転写され、第1、
第2中間転写ロール2,2′にはそれぞれ第1、第2加
圧ロール3,3′が圧接させて設けられ、両中間転写ロ
ール2,2′上の第1、第2トナー像T1,T2のマイ
クロカプセルトナーTは中間転写ロール2,2′上で加
圧ロール3,3′により高圧力が付与されて破裂せしめ
られる。そして、中間転写ロール2,2′は、加圧ロー
ル3,3′よりも中間転写ロール2,2′回転方向下流
側の位置において互いに圧接して配置されることにより
転写定着手段を構成しており、被転写紙Pが両中間転写
ロール2,2′間に矢印方向に搬送され、被転写紙Pが
両中間転写ロール2,2′間を通過する際に、被転写紙
Pの両面に、両中間転写ロール2,2′上の、マイクロ
カプセルトナーTが既に破裂せしめられた第1、第2ト
ナー像T1,T2が低圧力でそれぞれ転写される。
0.5mmの間隙を保ちながら感光体ドラム1,1′に
対向し、転写時に例えば電位差500〜1500Vの電
圧を印加することによりトナー像を転写する。本実施例
では中間転写ロール2,2′として外径φ50mm、有
効長310mmであって、焼き入れされた一般構造用炭
素鋼(S45C)表面にアルマイト処理を施した誘電体
ドラムを使用している。
m、有効長310mmの金属ロール表面にポリエステル
やPET等の樹脂を被覆したものを使用している。加圧
ロール3,3′は、ロール中央部を回転中心として、中
間転写ロール2,2′に対して0.7度の角度で交差
し、両端部から200kgfの荷重を圧縮コイルバネ
(図示せず)により負荷している。
〜50kgfの荷重を負荷している。中間転写ロール
2,2′の材料、加圧ロール3,3′の被覆材料として
は、マイクロカプセルトナーTとの付着力が、被転写紙
P>中間転写ロール2,2′≧加圧ロール3,3′とな
るように選択している。
1′上にそれぞれ形成された第1,第2トナー像T1,
T2は転写部において電界により中間転写ロール2,
2′上に転写され、加圧ロール3,3′によって加圧さ
れることにより中間転写ロール2,2′上で破壊され
る。そして、熱定着装置において通常、負荷している程
度の荷重負荷により、トナー像T1,T2を被転写紙P
上に両面同時に2次転写定着する。
して、芯材とこの芯材を外側から密封する殻とからなる
圧力定着性溶液封入型非磁性マイクロカプセルトナーを
用いている。本マイクロカプセルトナーTは界面重合法
で作製した。本マイクロカプセルトナーTとしては、芯
材がラウリルメタクリレート/スチレン共重合体44.
5重量%と溶剤であるイソパラフィン26重量%の組成
から成り、上記殻は、ポリウレア26重量%、シリコー
ンオイルは1.8重量%、帯電ポリマ制御材1.5重量
%、外添剤としてのカーボンブラック0.2重量%の組
成からなる、平均粒径10μmの負帯電トナーを使用し
ている。
ルトナーTは圧力を負荷されることにより殻が割れ、芯
材が被転写紙P上に流れ出す。そして、芯材中から溶剤
が蒸発することによりマイクロカプセルトナーTが被転
写紙Pに定着する。そのため、定着完了までに若干の時
間が必要となる。本発明ではこの定着飽和時間を利用し
ている。即ち、中間転写ロール2,2′上で加圧ロール
3,3′により破壊されたマイクロカプセルトナーT
は、溶剤が余り蒸発しないうちに被転写紙Pに2次転写
される。マイクロカプセルトナーTは被転写紙Pとの付
着力が強いので、従来のマイクロカプセルトナーを被転
写紙上で加圧ロールにより加圧して破裂させる方式に比
べて低圧力でも被転写紙P上に2次転写し、この際に負
荷される圧力により、マイクロカプセルトナーTの殻の
中に残留している芯材が流れ出し、このような構成にお
いても十分な定着強度を得ることができる。
は、前述した片面タイプの第1実施例(図1参照)と同
様にマイクロカプセルトナーTを被転写紙上や感光体ド
ラム上ではなく中間転写ドラム2,2′上で加圧して破
裂させるので、片面タイプの第1実施例と同様の作用効
果を得ることができると共に、高速で両面同時転写を行
うことができる。なお、マイクロカプセルトナーTの小
粒径化に関する実験結果も片面タイプの第1実施例の場
合と同様であった。
概略構成図である。この第2実施例は中間転写体として
中間転写ベルト5,5′を用いたものであり、この中間
転写ベルト5,5′以外の構成は両面転写タイプの第1
実施例と同様であるので、同様の構成部材には同じ番号
を付し、詳しい説明は省略する。図7において、第1、
第2中間転写ベルト5,5′は、それぞれ4つのローラ
7a ,7b ,8,4;7a ′,7b ′,8′,4′に架
け渡され、第1、第2感光体ドラム1,1′に対向して
矢印方向に回動し、第1、第2感光体ドラム1,1′に
対向して第1、第2中間転写ベルト5,5′の内側に第
1、第2転写コロトロン10,10′が配設されてい
る。ロール7a ,7b ;7a ′,7b ′は、テンション
ロールであり、ロール8,8′は、第1、第2加圧ロー
ル3,3′と対向して配設されて、両ロール8,3;
8′,3′間で第1、第2中間転写ベルト5,5′上に
転写された第1,第2マイクロカプセルトナー像Tを加
圧して破裂させる第1、第2加圧バックアップロールで
あり、ロール4,4′は、互いに対向して配設され、両
ロール4,4′間で第1、第2中間転写ベルト5,5′
を互いに圧接させ、それらのベルト5,5′上の、既に
破裂せしめられた第1、第2マイクロカプセルトナー像
Tを被転写紙Pの両面に転写し定着させる第1、第2の
2次転写ロールである。
ビニル、ポリエステル、ポリカーボネート等の樹脂また
は各種ゴムにカーボンブラック等の帯電防止剤を適当量
含有させて、その体積抵抗率が109 〜1013Ω・cm
となるように形成されたものであり、その厚みは例えば
0.5mmに設定されている。中間転写ベルト5,5′
の内側に設けた転写コロトロン10,10′に例えば5
00〜1500Vの電圧を印加することにより、感光体
ドラム1,1′上のトナー像が中間転写ベルト5,5′
上に転写される。
mm、有効長310mmであって、中空ロール内に支持
軸を固定し、その支持軸を両端で支持するロール(所謂
センターサポートロール)の表面にポリエステルやPE
T等の樹脂を被覆したものを使用し、加圧バックアップ
ロール8,8′としては、中実の金属ロールを使用して
いる。加圧ロール3,3′と加圧バックアップロール
8,8′とは平行に配置され、両端部から200kgf
の荷重を圧縮コイルバネ(図示せず)により負荷してい
る。この際、負荷する荷重は、被転写紙P上のマイクロ
カプセルトナーTを破壊する時に必要な荷重の約半分の
荷重である。本発明では平滑な中間転写ベルト5,5′
上でマイクロカプセルトナーTを破壊するために荷重を
大幅に低減させることができる。
m、有効長310mmの発泡ウレタン、シリコンゴム等
を被覆した弾性ロールを使用し、両端部から例えば10
〜50kgfの荷重を圧縮コイルバネ(図示せず)によ
り負荷している。中間転写ベルト5,5′の材料、加圧
ロール3,3′の被覆材料としては、マイクロカプセル
トナーTとの付着力が、被転写紙P>中間転写ベルト
5,5′≧加圧ロール3,3′となるように選択されて
いる。
ドラム1,1′上にそれぞれ形成された第1,第2のト
ナー像は転写部において電界により第1,第2の中間転
写ベルト5,5′上に転写され、第1,第2の加圧ロー
ル3,3′によって加圧されることにより第1,第2の
中間転写ベルト5,5′上でマイクロカプセルトナーT
が破壊される。そして、熱定着装置において通常、負荷
している程度の荷重負荷により、第1,第2トナー像を
被転写紙P上に両面同時に2次転写定着する。
して、芯材とこの芯材を外側から密封する殻とから成る
圧力定着性溶液封入型磁性マイクロカプセルトナーを用
いている。本マイクロカプセルトナーTは界面重合法で
作製した。本マイクロカプセルトナーTとしては、芯材
がラウリルメタクリレート/スチレン共重合体25重量
%と溶剤であるイソパラフィン15重量%の組成から成
り、上記殻は、ポリウレア15重量%、磁性粉43重量
%、シリコーンオイル1重量%、帯電ポリマ制御材0.
9重量%、外添剤としてのカーボンブラック0.1重量
%の組成からなる、平均粒径15μmの負帯電トナーを
使用している。
セルトナーTを被転写紙や感光体ドラム上ではなく中間
転写ベルト5,5′上で加圧して破裂させるので、両面
転写タイプの第1実施例(図6参照)と同様の作用効果
を得ることができる。図8(A),(B),(C)は両
面転写タイプの第3実施例を示す概略構成図である。こ
の第3実施例は、矢印方向に回転する感光体ドラム1
と、該感光体ドラム1に対向して近接配置された、矢印
方向に回転する第1中間転写ロール2と、該第1中間転
写ロール2に圧接させて設けられた加圧ロール3と、同
じく第1中間転写ロール2に圧接させて設けられた第2
中間転写ロール13とを備えて成る。
0.5mmの間隙を保ちながら感光体ドラム1に対向
し、転写時に例えば電位差500〜1500Vの電圧を
印加することによりトナー像を転写する。本実施例で
は、第1中間転写ロール2として、外径φ100mm、
有効長220mmであって、焼き入れされた一般構造用
炭素鋼(S45C)表面にアルマイト処理を施した誘電
体ドラムを使用している。
ロール2と外径・有効長は同一であって、センターサポ
ートロールの表面にウレタンやポリアセタールを被覆し
たものを使用している。第2中間転写ロール13は、第
1中間転写ロール2と平行に配置し、両端部から50k
gfの荷重を負荷している。第2中間転写ロール13の
周長は最大用紙長さよりも長くする必要がある。
有効長220mmであって、センターサポートロールの
表面にポリエステルやPET等の樹脂を被覆したものを
使用している。加圧ロール3は、第1中間転写ロール2
と平行に配置し、両端部から150kgfの荷重を負荷
している。第1中間転写ロール2の材料、第2中間転写
ロール13、加圧ロール3の被覆材料としては、マイク
ロカプセルトナーTとの付着力が、被転写紙P>第2中
間転写ロール13>第1中間転写ロール2≧加圧ロール
3となるように選択されている。
して、平均粒径15μmで負帯電の圧力定着性溶液封入
型磁性マイクロカプセルトナーを用いている。以上の構
成において、まず、感光体ドラム1上第1トナー像T1
を作像し、この第1トナー像T1を転写部において電界
により第1中間転写ロール2上に転写し(図8
(A))、加圧ロール3によって加圧することにより第
1中間転写ロール2上で破壊し、圧力により第2中間転
写ロール13′に転写する(図8(B))。続いて、第
2中間転写ロール13の回転とタイミングを合わせて第
2トナー像T2を感光体ドラム1上に作像し、第1中間
転写ロール2に転写してトナーを破壊した後、被転写紙
Pを両中間転写ロール2,13間に搬送して両面同時に
転写、定着する(図8(C))。
セルトナーTを被転写紙や感光体ドラム上ではなく第1
中間転写ロール2上で加圧して破裂させるので、両面転
写タイプの第1実施例と同様の作用効果を得ることがで
きる。図9は両面転写タイプの第4の実施例を示す概略
構成図である。この第4実施例は、図8に示す第3実施
例の第1中間転写ロール2および第2中間転写ロール1
3の代わりに第1中間転写ベルト5および第2中間転写
ベルト5′を用い、かつ第2転写ベルト5′に対しても
第2加圧ロール3′を圧接させて設けたものである。な
お、第1および第2中間転写ベルト5,5′、該第1お
よび第2中間転写ベルト5,5′を架け渡している各ロ
ール7a,7b,8,4;7a′,7b′,8′,4′およ
び第1、第2加圧ロール3,3′の構成は図7に示す両
面転写タイプの第2実施例と同様であり、第1中間転写
ベルト5においては図7に示す第2実施例における転写
コロトロン10の代わりにバイアスロール11を用いて
いる。
ラム1上に第1トナー像を作像し、この第1のトナー像
をバイアスロール11により第1中間転写ベルト5上に
転写し、さらに2次転写ロール4,4′により第2中間
転写ベルト14上に転写する。この時、第1加圧ロール
3は第1中間転写ベルト5から離間しており、第1トナ
ー像のマイクロカプセルトナーは破裂されることなく第
2中間転写ベルト5′上に転写される。続いて、第2中
間転写ベルト5′の回転とタイミングを合わせて第2ト
ナー像を感光体ドラム1上に作像する。その後加圧ロー
ル3,3′および加圧バックアップロール8,8′によ
りそれぞれの中間転写ベルト5,14上のマイクロカプ
セルトナーを破壊し、被転写紙Pを搬送して両面同時に
転写、定着する。
セルトナーTを被転写紙や感光体ドラム上ではなく第1
および第2中間転写ベルト5,5′上で加圧して破裂さ
せるので、両面転写タイプの第1実施例と同様の作用効
果を得ることができる。なお、図8に示す第3実施例に
おいても第2中間転写ロール13に圧接させて第2加圧
ロールを設け、図9に示す第4実施例と同様のプロセス
で両面転写を行ってもよく、また図9に示す第4実施例
においても第2加圧ロール3′を省略して図8に示す第
3実施例と同様のプロセスで両面転写を行ってもよい。
装置は、上記のように、像担持体上のマイクロカプセル
トナー像を中間転写体上に転写し、この中間転写体のマ
イクロカプセルトナーを加圧して破裂させ、しかる後、
マイクロカプセルトナーが破裂せしめられたトナー像を
被転写材に転写するように構成されており、この様にマ
イクロカプセルトナーは中間転写体上で加圧して破裂さ
せ、従来のように被転写材や像担持体上では破裂させな
いので、上述の被転写材や像担持体上で破裂させて定着
させる場合の種々の問題を解決することができる。
上で加圧して破裂させないので、被転写材に与えるダメ
ージを大幅に低減でき、被転写材のサイズや種類による
荷重制御の必要がなく、また中間転写体上で加圧して破
裂させるので必要荷重の低減が図られ、装置の大型化、
高重量化、トルクアップ、騒音等の問題を解決でき、ま
たマイクロカプセルトナーの小径化が可能となる。更
に、像担持体上ではなく中間転写体上でマイクロカプセ
ルトナーを加圧して破裂させるので、像担持体上の残留
トナー成分によるかぶりやクリーニングトラブルを回避
でき、像担持体を硬質材料で形成しなければならないと
いう制約もなく、また像担持体に衝撃が加わることによ
る種々の問題も解決することができる。
実施例の概略構成図である。
実施例の概略構成図である。
実施例の概略構成図である。
実施例の概略構成図である。
実施例の概略構成図である。
実施例の概略構成図である。
実施例の概略構成図である。
実施例の概略構成図である。
実施例の概略構成図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 圧力定着マイクロカプセルトナーを用い
て像担持体上にトナー像を形成し、このトナー像を被転
写材に転写する画像形成装置において、 前記像担持体上のトナー像が転写される中間転写体と、
該中間転写体上のトナーを加圧して破裂させる加圧破裂
手段と、前記トナーを破裂させた後に前記中間転写体上
のトナー像を被転写材に転写するとともに定着する転写
定着手段とを備えてなることを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項2】 圧力定着マイクロカプセルトナーを用い
て像担持体上にトナー像を形成し、このトナー像を被転
写材に転写する画像形成装置において、 前記トナー像が形成される第1像担持体および第2像担
持体と、互いに対向して配置された、前記第1像担持体
上のトナー像が転写される第1中間転写体および前記第
2像担持体上のトナー像が転写される第2中間転写体
と、前記第1中間転写体上のトナーおよび前記第2中間
転写体上のトナーを加圧して破裂させる加圧破裂手段と
を備え、 両中間転写体上のトナーを破裂させた後に該両中間転写
体間に被転写材を搬送して前記両中間転写体上のトナー
像を前記被転写材の両面に同時に転写および定着するよ
うに構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 圧力定着マイクロカプセルトナーを用い
て像担持体上にトナー像を形成し、このトナー像を被転
写材に転写する画像形成装置において、 前記像担持体上のトナー像が転写される第1中間転写体
と、該第1中間転写体上のトナー像が転写される第2中
間転写体と、前記第1中間転写体上のトナーを加圧して
破裂させる加圧破裂手段とを備え、 前記像担持体上に第1トナー像を形成し、この第1トナ
ー像を前記第1中間転写体上に転写し、この第1中間転
写体上の第1トナー像のトナーを破裂させた後該第1ト
ナー像を前記第2中間転写体上に転写し、続いて前記像
担持体上に第2トナー像を形成し、この第2トナー像を
前記第1中間転写体上に転写し、この第1中間転写体上
の第2トナー像のトナーを破裂させた後、両中間転写体
間に被転写材を搬送して前記両中間転写体上のトナー像
を前記被転写材の両面に同時に転写および定着させるよ
うに構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】 圧力定着マイクロカプセルトナーを用い
て像担持体上にトナー像を形成し、このトナー像を被転
写材に転写する画像形成装置において、 前記像担持体上のトナー像が転写される第1中間転写体
と、該第1中間転写体上のトナー像が転写される第2中
間転写体と、前記第1中間転写体上のトナーおよび前記
第2中間転写体上のトナーを加圧して破裂させる加圧破
裂手段とを備え、 前記像担持体上に第1トナー像を形成し、この第1トナ
ー像を前記第1中間転写体上に転写し、この第1中間転
写体上の第1トナー像のトナーを破裂させた後、もしく
は破裂させずに該第1トナー像を前記第2中間転写体上
に転写し、続いて前記像担持体上に第2トナー像を形成
し、この第2トナー像を前記第1中間転写体上に転写
し、この第1中間転写体上の第2トナー像のトナーを破
裂させるとともに、前記第1トナー像を破裂させずに前
記第2中間転写体に転写させた場合の該第1トナー像の
トナーを破裂させた後、両中間転写体間に被転写材を搬
送して前記両中間転写体上のトナー像を前記被転写材の
両面に同時に転写および定着させるように構成したこと
を特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP27256394A JP3336773B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 画像形成装置 |
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JP27256394A JP3336773B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 画像形成装置 |
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Family Applications (1)
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JPH08137291A (ja) | 1996-05-31 |
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