JP3335730B2 - 音像表示装置 - Google Patents

音像表示装置

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JP3335730B2
JP3335730B2 JP25297793A JP25297793A JP3335730B2 JP 3335730 B2 JP3335730 B2 JP 3335730B2 JP 25297793 A JP25297793 A JP 25297793A JP 25297793 A JP25297793 A JP 25297793A JP 3335730 B2 JP3335730 B2 JP 3335730B2
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    • G01H3/12Amplitude; Power by electric means
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多チャンネルオーディ
オ信号により再生音場に生成される音像を視覚的に表示
するための音像表示装置、特に、サラウンド技術を応用
した音声ソフトの制作において音像の定位、拡がり感、
位相を監視するのに適した音像表示装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】音像表示の従来技術としては、雑誌“放
送技術”の1993年8月号(1993,vol.4
6,No.8)の77〜81頁に、“サラウンドオーデ
ィオモニターの開発”と題して掲載されたものがある。
これに提案されているサラウンドオーディオモニタは、
ドルビーサラウンド、並びに“ハイビジョン”HDTV
の3−1方式4チャンネルステレオ及び3−2方式5チ
ャンネルステレオのようなサラウンドオーディオ信号の
音像について、その音像をX−Yスコープ部に表示し
て、その定位、拡がり感、位相を監視するものである。
また、市販されているソニー・テクトロニクス社製造の
ビデオアナライザ(型番VM700A)は、2チャンネ
ルステレオのオーディオ信号のリサージュ波形をX−Y
スコープ部のスクリーンに表示する機能を備えている。
このアナライザには、リサージュ波形の表示に際し、X
−Yスコープ部に入力するX軸成分とY軸成分の大きい
方のレベルで、それら成分に対し自動利得制御(AG
C)を行うAGC機能が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のサラウンドオー
ディオモニタにおいては、4チャンネル/5チャンネル
のサラウンドオーディオ信号による音像をX−Y表示す
るため、その音像のX軸成分及びY軸成分を計算する
が、その計算式は、音圧Pと粒子速度(UX,UY)の積
から成るため、計算の入出力関係が2乗特性となる。即
ち、オーディオ信号入力が1/2になれば出力が1/4
になり、逆に入力が2倍になれば出力が4倍になってし
まう。従って、限られた表示空間をもつX−Yスコープ
に表示しているので、信号入力が小さくなると音像表示
軌跡(以下、音像波形と呼ぶ)が見えなくなる一方、信
号入力が大きくなると音像波形がスケールアウトして見
にくくなってしまう。
【0004】また、上記のビデオアナライザでのリサー
ジュ波形を表示する方法では、サラウンドオーディオ信
号の音像の定位と拡がり感の監視は、困難である。
【0005】従って、本発明の目的は、多チャンネルの
サラウンドオーディオ信号による音像を表す音像波形
を、見やすい形式で表示できる音像表示方法及び装置を
提供することである。本発明の別の目的は、AGC機能
を備えた多チャンネル・サラウンドオーディオ信号の音
像表示方法及び装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を実現するた
め、本発明による、多チャンネルオーディオ信号により
再生音場に形成される音像を、互いに直交する第1軸と
第2軸とをもつ二次元平面で、視覚的に表示する音像表
示方法は、イ)前記多チャンネルオーディオ信号から、
前記音像を表示するための第1軸の成分である第1の信
号と第2軸の成分である第2の信号とを生成する生成ス
テップと、ロ)前記第1信号に可変の利得を乗算して第
3信号を発生し、前記第2信号に前記可変利得を乗算し
て第4信号を発生するスケーリングステップであって、
前記可変利得は、前記第1信号及び第2信号あるいは前
記第3信号及び第4信号を前記第1軸の成分及び前記第
2軸の成分とするベクトルの長さと、このベクトル長に
関する基準値と、から定めたものである、前記のスケー
リングステップと、ハ)前記第3信号及び前記4信号を
前記第1軸と第2軸成分とする二次元表示を行う表示ス
テップと、を備えるように構成する。
【0007】本発明によれば、前記スケーリングステッ
プは、前記ベクトル長が前記基準値よりも大きいときに
は、前記可変利得を減少させ、前記ベクトル長が前記基
準値よりも大きくないときには、前記可変利得を増大さ
せるようにできる。また、本発明によれば、前記スケー
リングステップは、前記可変利得を減少させるときに
は、第1の比率で減少させ、前記可変利得を増大させる
ときには、前記基準値と前記ベクトル長との差と第2の
比率とを使用して増大させるようにできる。更に、本発
明によれば、前記スケーリングステップは、前記可変利
得を、下限値と上限値の間で変化させるようにする。
【0008】また、本発明によれば、多チャンネルオー
ディオ信号により再生音場に形成される音像を視覚的に
表示する音像表示装置は、イ)互いに直交する第1軸と
第2軸とをもつスクリーンをもち、かつ第1軸入力と第
2軸入力とを有する表示手段と、ロ)前記多チャンネル
オーディオ信号を受けて、前記音像を表示するための第
1軸の成分である第1の信号と第2軸の成分である第2
の信号とを発生する音像軸成分生成手段と、ハ)前記第
1信号に可変の利得を乗算して第3信号を発生し、前記
第2信号に前記可変利得を乗算して第4信号を発生する
スケーリング手段であって、前記第3信号と前記4信号
とは、前記表示手段の前記第1軸入力と前記第2軸入力
とにそれぞれ印加する、前記のスケーリング手段であっ
て、前記第1信号及び第2信号あるいは前記第3信号及
び第4信号を前記第1軸の成分及び前記第2軸の成分と
するベクトルの長さと、このベクトル長に関する基準値
と、から前記可変利得を定める可変利得演算手段を含
む、前記のスケーリング手段と、で構成する。
【0009】本発明によれば、前記可変利得演算手段
は、イ)前記第3信号と前記第4信号とを受けるように
接続しており、該第3信号及び第4信号を前記第1軸の
成分及び前記第2軸の成分とするベクトルの長さを求め
るベクトル長演算手段と、ロ)前記ベクトル長と前記基
準値とを受けるように接続しており、前記ベクトル長が
前基準値よりも大きいときには第5の信号を発生し、前
記ベクトル長が前記基準値よりも大きくないときには第
6の信号を発生する比較手段と、ハ)該比較手段が前記
第5信号を発生したとき、前記可変利得を減少させ、前
記比較手段が前記第6信号を発生したとき、前記可変利
得を増大させる可変利得調節手段と、を含むように構成
できる。また、本発明によれば、前記可変利得調節手段
は、前記可変利得を減少させるときには、第1の比率で
減少させ、前記可変利得を増大させるときには、前記基
準値と前記ベクトル長との差と第2の比率とを使用して
増大させるようにできる。更に、本発明によれば、前記
利得演算手段は、前記可変利得調節手段により調節され
た前記可変利得が、所定の下限値より小さい場合には、
前記下限値に制限し、また調節された前記可変利得が所
定の上限値より大きい場合には、前記上限値に制限する
制限手段、を含むように構成できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0011】図1には、本発明による音像表示装置の基
本構成を示す。この音像表示装置Aは、多チャンネルの
サラウンドオーディオ信号を入力に受ける音像軸成分生
成部2と、可変利得演算部を有するスケーリング部4
と、互いに直交するX軸とY軸をもつ限られたX−Y二
次元表示空間内で表示を行うためX軸入力とY軸入力を
もつ表示部6とを備えている。詳しくは、音像軸成分生
成部2は、受けたサラウンドオーディオ信号入力から、
このオーディオ信号により再生音場に生成される音像に
近似した音像を表す音像波形を生成するため、公知の
式、例えば前述の雑誌“放送技術”の記事に示された式
を使って、音像X軸成分信号と、音像Y軸成分信号とを
演算する。これら信号を受ける次のスケーリング部4
は、表示部6の限られたX−Y二次元表示空間内で、ユ
ーザが見やすい形式で音像波形を表示するため、それら
信号の双方に対して、可変利得演算部で算出した可変利
得を使って共通のスケーリングを行い、そしてその結果
のX軸出力信号とY軸出力信号とを出力する。スケーリ
ング部4からの各出力信号を受ける表示部6は、それら
出力信号により二次元表示空間内に音像波形を表示す
る。
【0012】上記のユーザ、例えば放送スタジオのミキ
サにとって見やすい形式とは、オーディオ信号入力が、
関心のある特定の入力レベル範囲(例えば−20dBか
ら+8dBの範囲)内にあるときには、その時の音像波
形が、表示空間内に収まっていてしかも十分に目視でき
る大きさをもっていることである。従って、その関心の
ある入力レベル範囲の外では、音像波形が表示空間から
はみ出したり、あるいは空間内にあるが小さくなり過ぎ
て目視できなくなっても、それ程影響はない。また、同
じ信号の大きさをもつ各音像が、異なった位置に定位す
る場合、同じ長さで表示されることは、ミキシングにお
いては有益である。
【0013】また、スケーリング部4での可変利得演算
では、フィードバック形式(スケーリング部の出力、即
ちX軸出力/Y軸出力を使って可変利得調節)、あるい
はフィードフォワード形式(スケーリングの入力、即ち
X軸成分/Y軸成分を使って可変利得調節)で、可変利
得を調節するようにできる。
【0014】次に、図2に、図1の音像表示装置を具体
化したオーディオモニタスコープBを示す。このモニタ
スコープBは、デジタル形式のサラウンドオーディオ信
号を受けるデジタルシグナルプロセッサ(DSP)20
を含んでいる。本実施例では、サラウンドオーディオ信
号として、NHKの“ハイビジョン”3−2方式の5チ
ャンネルステレオ信号を例にして説明する。このステレ
オ信号は、Lch信号、Rch信号、C(センター)ch信
号、SL(サラウンド左)ch信号、SR(サラウンド
右)chの5つの信号から成っていて、各チャンネル信号
は16ビットワードで表されている。また、本実施例で
は、それら5つのチャンネル信号は、48KHzの周波
数でサンプリングされたものであり、そして並列にDS
P20に入る。
【0015】DSP20は、入力されたステレオ信号か
ら音像計算を行って、デジタル形式の音像垂直(V)軸
出力信号及び音像水平(H)軸出力信号を生成し、これ
をシリアルで交互に出力端子(V/H)に発生する。こ
の出力端子に接続した入力をもつD/Aコンバータ&ロ
ーパスフィルタ(LPF)回路22は、受けたデジタル
のV軸出力信号/H軸出力信号を、アナログ形態に変換
しかつ平滑化し、そしてその結果のV軸音像アナログ出
力信号をV出力端子にそしてH軸音像アナログ出力信号
をH出力端子に発生する。回路22のV出力端子とH出
力端子とにそれぞれ接続した入力をもつ垂直軸増幅器6
0及び水平軸増幅器62は、V軸アナログ出力信号及び
H軸アナログ出力信号を増幅したものを、各々の出力に
発生する。CRT64は、V軸増幅器60の出力に接続
したV軸入力と、H軸増幅器62の出力に接続したH軸
入力とを備えている。
【0016】モニタスコープBは、更に、操作パネル8
0と、このパネルから各種制御入力を受けまたパネルに
信号を送るように接続したCPU82を備えている。本
スコープBでは、図示していないが、サラウンドオーデ
ィオ信号入力として、平衡のアナログ入力、不平衡のア
ナログ入力、及びAES/EBUフォーマットのデジタ
ル信号を受けることができるようになっており、しか
も、その各入力において4チャンネル(L,R,C,
S)と5チャンネル(L,R,C,SL,SR)の信号
を受けることができる。これら入力の選択、即ち平衡/
不平衡の選択、アナログ/デジタルの選択は、操作パネ
ル80から行うことができる。尚、アナログ信号入力
は、A/Dコンバータ(図示せず)でデジタル信号に変
換し、またデジタル信号は、デジタルインターフェース
レシーバ(図示せず)でデジタル信号に変換する。ま
た、その選択を表す信号を受けるCPU82は、その選
択に必要な制御信号を図示しない回路に送ると共に、デ
ュアルポートRAM84を介して、選択された入力を表
す信号(4チャンネルと5チャンネルでは、音像計算式
が異なる)、AGC(自動利得制御)機能(後述)のO
N/OFFを表す信号、等の各種信号をDSP20に送
る。
【0017】また、CPU82は、CRT64に文字や
スケールを表示するため、Vを付した端子とHを付した
端子とにそれぞれV軸成分デジタル信号とH軸成分デジ
タル信号とを発生する。そのV出力端子及びH出力端子
に入力がそれぞれ接続したD/Aコンバータ86及び8
8は、受けた入力をアナログ形態に変換して、その結果
のアナログ信号を出力に発生する。D/Aコンバータ8
6及び88の出力に各々接続した第2の入力をもつ増幅
器60及び62の各々は、前述の第1の入力に受ける音
像出力信号と、対応のD/Aコンバータ86又は88の
出力信号とを、交互にCRT64へ出力する。これによ
って、音像波形と、文字またはスケールとが、視覚的に
同時に目視できるようになる。
【0018】次に、図3に、DSP20で実行する音像
計算フローを示す。尚、このフローは、AGC機能がO
Nのときのものである。まず最初のステップ200で、
各種の変数の初期化、並びに定数の設定を行う。即ち、
音像X軸出力値XOUTの現行値XOUTCと前回値X
OUTP、音像Y軸出力値YOUTの現行値YOUTC
と前回値YOUTP、音像X軸成分値XDATAと音像
Y軸成分値YDATA、現行値XOUTCの絶対値XO
UTAB及び全波整流値XRECT、現行値YOUTC
の絶対値YOUTAB及び全波整流値YRECT、音像
ベクトル長値XYLEB、利得値GDATAの各変数を
0に初期化する。更に、利得増大率IDATAを0.0
001に、利得減少率DDATAを0.9995に、全
波整流率RDATAを0.9999に、そしてベクトル
長基準値XYREFを−3dBに相当する値(好ましく
は、図5に示すCRT64のスクリーン640の水平/
垂直方向のフルスケール位置に相当する値)に設定す
る。
【0019】次に、ステップ202で、デジタルオーデ
ィオ信号入力の取り込みを行う。本例では、3−2方式
の5チャンネルオーディオ信号入力を取り込む。次のス
テップ204では、音像軸成分の計算を行う。即ち、音
像X軸成分値XDATAと、音像Y軸成分値YDATA
とは、次式により計算する。
【数1】 XDATA=0.7×(L+R+C+SL+SR)×(R+SR−L−SL) YDATA=(L+R+C+SL+SR)×{C+0.7×(L+R−SL −SR)} (1)
【0020】続くステップ206は、AGC機能を実行
するステップである。このステップでは、前回の利得値
GDATAを使って、次式により、音像軸成分値XDA
TA,YDATAをスケーリングして、音像軸出力値X
OUTC,YOUTCを計算する。
【数2】 XOUTC=XDATA×GDATA YOUTC=YDATA×GDATA (2)
【0021】次のステップ208では、ステップ206
で計算したXOUTC,YOUTCを順番に出力してD
/A回路22に送り、これによって、回路22、増幅器
60,62を介してCRT64に、音像波形がX−Y表
示されるようにする。
【0022】最後のステップ即ち、利得値計算ステップ
210では、次回のAGC機能に使う利得値GDATA
を今回の音像軸出力値から算出する。これが終了する
と、ステップ202にループして、上記同じ一連のステ
ップの実行を繰り返す。この繰り返し周波数は、DSP
20に入力されるデジタルオーディオ信号のサンプリン
グ周波数と同じである。
【0023】図4は、上記最後の利得値計算ステップ2
10の詳細なフローを示したものであり、これを参照し
てそのステップを更に説明する。初めに、ステップ21
00で、XOUTCの全波整流値であるX軸全波整流値
XRECTと、YOUTCの全波整流値であるY軸全波
整流値YRECTを計算する。この全波整流値計算フロ
ーは、図7及び図8を参照して後述する。次に、ステッ
プ2101で、音像ベクトル長XYLEBを、前のステ
ップ2100で得た整流値XRECT,YRECTか
ら、次式で計算する。
【数3】 XYLEB=ROOT{(XRECT2+YRECT2)} (3) 次に、ステップ2102で、今計算したベクトル長をこ
れのベクトル長基準値XYREF(図5を参照)と比較
する。これの判断結果がYESのとき、即ちXYLEB
>XYREFであって、表示される音像波形が図5の管
面の基準円CC(原点Oから基準値XYREFの等距離
の位置が作る円)の外にくる場合には、ステップ210
4へ進み、ここで、ベクトル長と利得減少率DDATA
とから、次式で次回に使用する利得値GDATAを算出
する。
【数4】 GDATA=XYLEB×DDATA (4) ほぼ1に近い利得減少率DDATA(=0.9995)
を使うため、このステップを通過し続ける場合、その度
毎に、GDATAは僅かずつ小さくなる。その場合、4
8KHzの周波数でこのステップを通過するため、関心
のあるレベル範囲−20dB〜+8dB内であってベク
トル長基準値に相当する−3dBよりも大きなある一定
レベルのオーディオ入力(例えば図5の音像波形SI1
を生じさせる入力)を受け続けた場合には、およそ少な
くとも0.5秒以内に、その音像波形SI1の先端を基
準円CC上の位置に収束させるように働く。この0.5
秒程度にしたのは、これより早くすると、20Hz程度
の低周波のオーディオ入力に対しては、AGC機能が働
かなくなること、また0.5秒程度より遅くすると、音
の強弱に対し利得の変更が遅れ、AGCをかけないとき
と同じように音像波形が大きくなり過ぎたり小さくなり
過ぎたりするからである。この強弱変化に一致して音像
波形が追従しなくなるためである。尚、+8dBを越え
る大きさのある一定のオーディオ入力の場合には、基準
円CC上の位置に収束はしない。
【0024】一方、ステップ2102でNOのとき、即
ち表示される音像波形の位置が図5の基準円CC内にあ
る場合には、ステップ2106へ進み、ここで、次回に
使用する利得値GDATAを、基準値とベクトル長との
差と、現行の利得値と、利得増大率IDATA(=0.
0001)を使って、次式により計算する。
【0025】
【数5】 GDATA=(XYREF−XYLEB)×IDATA+GDATA (5) 同じく、利得増大率IDATAは、極めて小さいため、
このステップを通過し続ける場合には、その度毎に、G
DATAは僅かずつ大きくなる。この場合も、48KH
zの周波数でこのステップを通過するため、関心のある
レベル範囲−20dB〜+8dB内であって−3dBよ
り小さいある一定レベルの入力(例えば図5の音像波形
SI2を生じさせる入力)を受け続けた場合、およそ少
なくとも1秒以内に、その音像波形の先端を基準円CC
上に収束させるように働く。尚、−20dBよりも小さ
な入力の場合には、基準円上には収束しない。上記の1
秒とした理由は、上記の0.5秒とほぼ同じ理由であ
る。ただし、0.5秒よりも長くしたのは、スケールア
ウトした音像波形の方を、早く管面内に入れるようにし
たからである。
【0026】上記のステップ2104又は2106の
後、ステップ2108〜2114に進む。これらのステ
ップでは、ステップ2104又は2106で算出した利
得値GDATAに対し、上限値と下限値により制限を行
う。その理由は、関心のある入力レベル範囲の外にある
入力に対しては、AGC機能を制限することにより、関
心のあるその入力レベル範囲内の入力について、表示音
像波形を見やすくするためである。詳しくは、ステップ
2108において、利得値GDATAがGDATAMA
X(=1)以上か否か判断する。GDATA=1は、お
よそ−20dBのオーディオ入力を受けたときに生ずる
値である。GDATA≧1のとき、次のステップ211
0で、GDATAを1に等しくして、ステップ2112
に進む。もしGDATA<1のときには、何ら制限を行
わず直接ステップ2112に進む。ステップ2112で
は、GDATAがGDATAMIN(=0.00158
4)以下である否か判定する。GDATA=0.001
584は、およそ+8dBのオーディオ入力を受けたと
きに生ずる値である。そのGDATAMIN以下の場合
にはステップ2114でGDATAをその値に等しくす
る。一方、GDATAMINより大きい場合には、制限
を行わない。これで、GDATA計算フローは終了す
る。
【0027】以上で計算したGDATAを使ってAGC
を行った場合に、オーディオモニタBの入力電圧(DS
Pの入力電圧)と出力電圧(D/A回路22の出力電
圧)との関係について図6に示す。尚、この入出力関係
は、モニタに正弦波入力を1秒以上印加し続けた場合の
ものであって、図中、一点鎖線はAGCがOFFの時の
入出力関係であり、実線は、AGCがONの時の入出力
曲線である。図から分かるように、AGCがONの時に
は、−20dBから+8dBまでの範囲の入力レベルに
対しては、−3dBの出力を発生し、そしてその範囲外
では、その−3dBから線形に変化する特性に従った出
力電圧を発生する。
【0028】次に、図7及び図8を参照して、図4の全
波整流ステップ2100の詳細について説明する。まず
初めに、X軸について説明する。図7の最初のステップ
21000において、現行のX軸出力値XOUTC(図
8の(a)を参照)を取り込み、次のステップ2100
2で、前回値XOUTPを取り込む。この前回値は、後
述のように、前回のX軸全波整流値に等しい。次に、ス
テップ21004で、現行X軸出力値XOUTCの絶対
値(ABS)を取って、XOUTABとする(図8の
)を参照)。
【0029】次に、一連のステップ21006〜210
12で平均化処理を行う。初めにステップ21006
で、XOUTABがXOUTPよりも大きいか否か判定
する。XOUTP<XOUTABのとき、例えば、図8
(c)のXOUTAB’とXOUTP’のような関係に
あるとき、ステップ21010で、次式により、X軸全
波整流値XRECTを現行X軸出力絶対値に等しくす
る。
【0030】
【数6】 XRECT=XOUTAB (6) 一方、ステップ21006でYESのとき、例えば、図
8(c)でXOUTAB”とXOUTP”とのような関
係にあるとき、ステップ21008で、次式によりXR
ECTを求める
【数7】 XRECT=XOUTP×RDATA (7) ただし、整流率RDATAは、0.9999であるた
め、XRECTはXOUTPをわずかに小さくしたもの
となる。ステップ21008又は21010の終了後、
ステップ21012で、今算出した全波整流値を前回値
とし、そしてこのフローを終了する。
【0031】Y軸全波整流値の算出も、図7と同様のフ
ローで実行できるため(図7において、X軸に関する各
値をY軸に関する各値に置き換えれば良い)、説明は省
略する。
【0032】以上に説明した本発明の実施例に対し、種
々の変更が可能である。第1に、多チャンネルオーディ
オ入力として、3−1方式の4チャンネルオーディオ信
号あるいはドルビーサラウンド形式のオーディオ信号も
可能である。例えば、3−1方式4チャンネル信号の場
合、図3のステップ204での計算は、次式で行えば良
い。
【0033】
【数8】 XDATA=0.7×(L+R+C+S)×(R−L) YDATA=(L+R+C+S)×{(C−S)×0.7×(L+R)} (8) 第2に、図3において、GDATA計算ステップ210
を利得制御ステップ206の前で行うようにすることが
できる。この場合、XOUT及びYOUTの各現行値及
び前回値ではなく、XDATA及びYDATAの各現行
値及び前回値を使うことができる。第3に、上記実施例
では、表示部に静電偏向型のCRTを使用した、音像
波形の表示には、ラスター走査を行う電磁型のCRTも
使うことが可能である。
【0034】
【発明の効果】以上に説明した本発明によれば、2乗特
性の音像波形の内、ある選択した入力レベル範囲に
ものを、限られたサイズのスクリーン内で実質上常に表
示できるため、音像の定位と拡がり感の監視を行いやす
くできる。また、音像波形のベクトル長を基準にしてA
GCを行うため、音像の定位が変化しても、同じレベル
の音像がほぼ同じ長さの音像波形として表示され、これ
により、更に音像の監視が行いやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による音像表示装置の基本構成を示す
図。
【図2】図1の音像表示装置を具体化したオーディオモ
ニタスコープを示すブロック図。
【図3】図2中のDSP20で実行する音像計算フロー
を示すフローチャート。
【図4】図3の利得値計算ステップ210の詳細なフロ
ーを示すフローチャート。
【図5】図2のCRTの管面を示す図。
【図6】オーディオモニタBの入力電圧(DSPの入力
電圧)と出力電圧(D/A回路22の出力電圧)との関
係について示す図であり、一点鎖線はAGCがOFFの
時の入出力関係であり、実線は、AGCがONの時の入
出力曲線である。
【図7】図4の全波整流ステップ2100の詳細を示す
フローチャート。
【図8】図7の全波整流処理を概略的に示す波形図。
【符号の説明】
A:音像表示装置 B:オーディオモニタスコープ 2:音像軸成分生成部 4:スケーリング部 6:表示部 20:デジタルシグナルプロセッサ(DSP) 64:CRT 82:CPU CC:基準円 SI1,SI2:音像波形
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増川 明裕 神奈川県横浜市港北区綱島東2−6−33 リーダー電子株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−206961(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04S 7/00 G01R 13/20

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多チャンネルオーディオ信号により再生音
    場に形成される音像を、互いに直交する第1軸と第2軸
    とをもつ二次元平面で、視覚的に表示する音像表示方法
    であって、 イ) 前記多チャンネルオーディオ信号(L,R,C,SL,S
    R)から、前記音像を表示するための第1軸の成分であ
    る第1の信号(XDATA)と第2軸の成分である第2の信
    号(YDATA)とを生成する生成ステップ(204)と、 ロ) 前記第1信号に可変の利得(GDATA)を乗算して
    第3信号(XOUTC)を発生し、前記第2信号に前記可変
    利得(GDATA)を乗算して第4信号(YOUTC)を発生する
    ことにより前記第1信号及び第2信号をスケーリングす
    スケーリングステップ(206,210)であって、前記可
    変利得は、前記第1信号及び第2信号あるいは前記第3
    信号及び第4信号を前記第1軸の成分及び前記第2軸の
    成分とするベクトルの長さ(XYLEB)と、このベクトル
    長に関する基準値(XYREF)と、から定めたものであ
    る、前記のスケーリングステップと、 ハ) 前記第3信号及び前記4信号を前記第1軸成分と
    第2軸成分とする二次元表示を行う表示ステップ(20
    8)と、 を備えた音像表示方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の方法であって、 前記スケーリングステップは、前記ベクトル長が前記
    準値よりも大きいときには前記可変利得を減少させるス
    テップ(2104)を含み、また前記ベクトル長が前記基準
    値よりも大きくないときには前記可変利得を増大させる
    ステップ(2106)を含むこと、 を特徴とする音像表示方法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の方法であって、 前記スケーリングステップは、前記可変利得を減少させ
    るときには、第1の比率(DDATA)で減少させ、前記可
    変利得を増大させるときには、前記基準値と前記ベクト
    ル長との差と第2の比率(IDATA)とを使用して増大さ
    せること、 を特徴とする音像表示方法。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の方法であって、 前記スケーリングステップは、前記可変利得を、下限値
    (GDATAMIN)と上限値(GDATAMAX)の間で変化させるこ
    と、 を特徴とする音像表示方法。
  5. 【請求項5】多チャンネルオーディオ信号により再生音
    場に形成される音像を視覚的に表示する音像表示装置
    (A;B)であって、 イ) 互いに直交する第1軸と第2軸とをもつスクリー
    ン(640)をもち、かつ第1軸入力(X;H)と第2軸入力
    (Y;V)とを有する表示手段(6;60,62,64)と、 ロ) 前記多チャンネルオーディオ信号(L,R,C,SL,S
    R)を受けて、前記音像を表示するための第1軸の成分
    である第1の信号(XDATA)と第2軸の成分である第2
    の信号(YDATA)とを発生する音像軸成分生成手段(2;2
    0,204)と、 ハ) 前記第1信号に可変の利得(GDATA)を乗算して
    第3信号(XOUTC)を発生し、前記第2信号に前記可変
    利得を乗算して第4信号(YOUTC)を発生するスケーリ
    ング手段(4;20,206,210)であって、前記第3信号と前
    記4信号とは、前記表示手段の前記第1軸入力と前記第
    2軸入力とにそれぞれ印加する、前記のスケーリング手
    段であって、前記第1信号及び第2信号あるいは前記第
    3信号及び第4信号を前記第1軸の成分及び前記第2軸
    の成分とするベクトルの長さ(XYLEB)と、このベクト
    ル長に関する基準値(XYREF)と、から前記可変利得を
    定める可変利得演算手段(210)を含む、前記のスケー
    リング手段と、 を備えた音像表示装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の装置であって、 前記可変利得演算手段(210)は、前記ベクトル長の演
    算を前記第3信号(XOUTC)及び第4信号(YOUTC)を使
    って行うこと、 を特徴とする音像表示装置。
  7. 【請求項7】請求項5または6に記載の装置であって、 前記可変利得演算手段(210)は、 イ) 前記第3信号と前記第4信号とを受けるように接
    続しており、該第3信号及び第4信号を前記第1軸の成
    分及び前記第2軸の成分とするベクトルの長さを求める
    ベクトル長演算手段(2101)と、 ロ) 前記ベクトル長と前記基準値とを受けるように接
    続しており、前記ベクトル長が前基準値よりも大きいと
    きには第5の信号(YES)を発生し、前記ベクトル長が
    前記基準値よりも大きくないときには第6の信号(NO)
    を発生する比較手段(2102)と、 ハ) 該比較手段が前記第5信号を発生したとき、前記
    可変利得を減少させ、前記比較手段が前記第6信号を発
    生したとき、前記可変利得を増大させる可変利得調節手
    段(2104,2106)と、 を含むこと、を特徴とする音像表示装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の装置であって、 前記可変利得調節手段は、前記可変利得を減少させると
    きには、第1の比率(DDATA)で減少させ、前記可変利
    得を増大させるときには、前記基準値と前記ベクトル長
    との差と第2の比率(IDATA)とを使用して増大させる
    こと、 を特徴とする音像表示装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の装置であって、 前記可変利得演算手段は、 前記可変利得調節手段により調節された前記可変利得
    が、所定の下限値(GDATAMIN)より小さい場合には、前
    記下限値に制限し、また調節された前記可変利得が所定
    の上限値(GDATAMAX)より大きい場合には、前記上限値
    に制限する制限手段(2108〜2114)、 を含むこと、を特徴とする音像表示装置。
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