JP3335691B2 - 保持解放装置 - Google Patents
保持解放装置Info
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- JP3335691B2 JP3335691B2 JP00750693A JP750693A JP3335691B2 JP 3335691 B2 JP3335691 B2 JP 3335691B2 JP 00750693 A JP00750693 A JP 00750693A JP 750693 A JP750693 A JP 750693A JP 3335691 B2 JP3335691 B2 JP 3335691B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば人工衛星等の
宇宙航行体の船外に折畳み展開自在に搭載されるアンテ
ナ装置等の搭載機器を折畳み位置に保持解放するのに用
いられる保持解放装置に関する。
宇宙航行体の船外に折畳み展開自在に搭載されるアンテ
ナ装置等の搭載機器を折畳み位置に保持解放するのに用
いられる保持解放装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、人工衛星等の宇宙航行体におい
ては、アンテナ装置や太陽電池パドル等の搭載機器が船
外に配置されている。このような船外に搭載される搭載
機器は、宇宙空間への打上げ時の衝撃や振動から保護す
るために、一旦、折畳んで船外に位置決め保持され、宇
宙空間に到達した状態で、その位置決め保持が解放して
所望の形状に展開する方法が採られている。このような
搭載機器を保持する保持解放装置としては、船外に位置
決め保持した搭載機器を解放するのに、周知の分離ボル
ト等の火工品を遠隔的に爆発制御することにより、搭載
機器の保持を解放する方法が採られている。
ては、アンテナ装置や太陽電池パドル等の搭載機器が船
外に配置されている。このような船外に搭載される搭載
機器は、宇宙空間への打上げ時の衝撃や振動から保護す
るために、一旦、折畳んで船外に位置決め保持され、宇
宙空間に到達した状態で、その位置決め保持が解放して
所望の形状に展開する方法が採られている。このような
搭載機器を保持する保持解放装置としては、船外に位置
決め保持した搭載機器を解放するのに、周知の分離ボル
ト等の火工品を遠隔的に爆発制御することにより、搭載
機器の保持を解放する方法が採られている。
【0003】ところが、上記保持解放装置では、火薬を
使用する火工品を利用して搭載機器の保持の解放を行っ
ている構成上、その安全性が劣ると共に、その保持解放
動作の信頼性の点で問題を有していた。この火工品であ
ることによる問題は、特に最近の宇宙開発の分野で研究
されている宇宙ステーションを含む有人宇宙航行体に適
用した場合、その安全上からさらに重大となる。
使用する火工品を利用して搭載機器の保持の解放を行っ
ている構成上、その安全性が劣ると共に、その保持解放
動作の信頼性の点で問題を有していた。この火工品であ
ることによる問題は、特に最近の宇宙開発の分野で研究
されている宇宙ステーションを含む有人宇宙航行体に適
用した場合、その安全上からさらに重大となる。
【0004】そこで、搭載機器を保持する手段として、
モータ等のアクチュエータを用いて、確実な保持力で搭
載機器を保持し、このアクチュエータの反転駆動によ
り、保持解放を行う方法が考えられている。
モータ等のアクチュエータを用いて、確実な保持力で搭
載機器を保持し、このアクチュエータの反転駆動によ
り、保持解放を行う方法が考えられている。
【0005】しかしながら、上記保持手段では、所望の
保持力を得るためにコイル巻数の大きな大容量のモータ
をアクチュエータとして備えなければ信頼性の高い保持
を実現することが困難であり、大形となると共に、重量
が重くなるという問題を有する。これは、小形・軽量化
の要請が強い宇宙開発の分野においては、重大な課題で
ある。
保持力を得るためにコイル巻数の大きな大容量のモータ
をアクチュエータとして備えなければ信頼性の高い保持
を実現することが困難であり、大形となると共に、重量
が重くなるという問題を有する。これは、小形・軽量化
の要請が強い宇宙開発の分野においては、重大な課題で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の保持解放装置では、安全性が劣り、動作制御の信頼
性が低いものであったり、大形で、重量が重くなるとい
う問題を有していた。
来の保持解放装置では、安全性が劣り、動作制御の信頼
性が低いものであったり、大形で、重量が重くなるとい
う問題を有していた。
【0007】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、簡易な構成で、小形・軽量化を図り得、且つ確実
な保持解放動作を実現し得るようにした保持解放装置を
提供することを目的とする。
ので、簡易な構成で、小形・軽量化を図り得、且つ確実
な保持解放動作を実現し得るようにした保持解放装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、被保持部が
設けられ、宇宙航行体本体に搭載される搭載機器と、こ
の搭載機器の被保持部を保持解放する保持部が直線移動
自在に設けられた倍力機構と、この倍力機構の保持部に
よる前記搭載機器の被保持部の保持状態で該搭載機器を
宇宙航行体本体に位置規制する位置規制手段と、回転力
を発生する付勢手段と、この付勢手段の回転力を並進力
に変換して前記倍力機構に付与し、前記保持部を前記搭
載機器の被保持部に対向して直線移動させる変換手段
と、前記付勢手段で発生する回転力に抗して前記倍力機
構の保持部を前記搭載機器の被保持部に係合させるワイ
ヤ機構と、このワイヤ機構を前記付勢手段で発生する回
転力に抗して前記倍力機構の保持部が前記搭載機器の被
保持部を保持する係合位置にロックし、選択的にロック
を解除して前記保持部の前記付勢手段の回転力による離
間方向の移動を許容するロック手段とを備えて保持解放
装置を構成したものである。
設けられ、宇宙航行体本体に搭載される搭載機器と、こ
の搭載機器の被保持部を保持解放する保持部が直線移動
自在に設けられた倍力機構と、この倍力機構の保持部に
よる前記搭載機器の被保持部の保持状態で該搭載機器を
宇宙航行体本体に位置規制する位置規制手段と、回転力
を発生する付勢手段と、この付勢手段の回転力を並進力
に変換して前記倍力機構に付与し、前記保持部を前記搭
載機器の被保持部に対向して直線移動させる変換手段
と、前記付勢手段で発生する回転力に抗して前記倍力機
構の保持部を前記搭載機器の被保持部に係合させるワイ
ヤ機構と、このワイヤ機構を前記付勢手段で発生する回
転力に抗して前記倍力機構の保持部が前記搭載機器の被
保持部を保持する係合位置にロックし、選択的にロック
を解除して前記保持部の前記付勢手段の回転力による離
間方向の移動を許容するロック手段とを備えて保持解放
装置を構成したものである。
【0009】
【作用】上記構成によれば、倍力機構は、ロック手段が
ワイヤ機構により係合位置にロックされると、その保持
部がワイヤ機構の張力により付勢手段の付勢力に抗して
直線移動されて搭載機器の被保持部に係合されると共
に、位置規制手段を動作させ、搭載機器を保持位置に位
置規制して保持する。そして、ロック手段のロックが解
除されると、ワイヤ機構の張力が解放されることによ
り、倍力機構は、その保持部が付勢手段の付勢力により
反転されて、搭載機器の被保持部から離間されると共
に、位置規制手段を動作させ、搭載機器の位置規制を解
除して解放する。
ワイヤ機構により係合位置にロックされると、その保持
部がワイヤ機構の張力により付勢手段の付勢力に抗して
直線移動されて搭載機器の被保持部に係合されると共
に、位置規制手段を動作させ、搭載機器を保持位置に位
置規制して保持する。そして、ロック手段のロックが解
除されると、ワイヤ機構の張力が解放されることによ
り、倍力機構は、その保持部が付勢手段の付勢力により
反転されて、搭載機器の被保持部から離間されると共
に、位置規制手段を動作させ、搭載機器の位置規制を解
除して解放する。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図面を参
照して詳細に説明する。
照して詳細に説明する。
【0011】図1はこの発明の一実施例に係る保持解放
装置を示すもので、10は人工衛星等の宇宙航行体に設
けられる取付構体である。この取付構体10には、例え
ば太陽電池パドル等の搭載機器11が保持解放自在に配
設される。この搭載機器11には、位置規制手段を構成
する例えば凸状の位置規制用係合部11aが形成され
る。この係合部11aは搭載機器11の折畳み保持状態
で、取付構体10に設けられる凹状の位置規制用の被係
合部10aに対向される。また、搭載機器11には、保
持解放用の被保持部11bが係合部11aに対応して設
けられる。
装置を示すもので、10は人工衛星等の宇宙航行体に設
けられる取付構体である。この取付構体10には、例え
ば太陽電池パドル等の搭載機器11が保持解放自在に配
設される。この搭載機器11には、位置規制手段を構成
する例えば凸状の位置規制用係合部11aが形成され
る。この係合部11aは搭載機器11の折畳み保持状態
で、取付構体10に設けられる凹状の位置規制用の被係
合部10aに対向される。また、搭載機器11には、保
持解放用の被保持部11bが係合部11aに対応して設
けられる。
【0012】上記取付構体10には周知の倍力機構12
が搭載機器11の被保持部11aに対応して配設され
る。倍力機構12は、図2及び図3に示すように保持部
12aが搭載機器11の被保持部11bに対応して矢印
A,B方向に直線移動自在に設けられる。この保持部1
2aには、その一端に変換手段を構成するリンク部材1
2bの一端がリンク結合され、このリンク部材12bの
他端はばね駆動部12cにリンク結合される。
が搭載機器11の被保持部11aに対応して配設され
る。倍力機構12は、図2及び図3に示すように保持部
12aが搭載機器11の被保持部11bに対応して矢印
A,B方向に直線移動自在に設けられる。この保持部1
2aには、その一端に変換手段を構成するリンク部材1
2bの一端がリンク結合され、このリンク部材12bの
他端はばね駆動部12cにリンク結合される。
【0013】ばね駆動部12cには、作動用コイルばね
12d(図1参照)が、その付勢力が図中時計方向に付
与するように係着される。そして、このばね駆動部12
cにはワイヤ部材13の一方端が取付けられ、このワイ
ヤ部材13の他方端は、回転自在なロック部材14に取
付けられる。ロック部材14は回転自在に取付構体10
に支持され、その所定の位置には、被ロック部14aが
設けられる。また、取付構体10には保持解放用アクチ
ュエータ15がロック部材14に対応して配設される。
アクチュエータ15には、ロック部15aがロック部材
14の被ロック部14aに対応して設けられ、このロッ
ク部15aでロック部材14の被ロック部14aを選択
的にロックする。
12d(図1参照)が、その付勢力が図中時計方向に付
与するように係着される。そして、このばね駆動部12
cにはワイヤ部材13の一方端が取付けられ、このワイ
ヤ部材13の他方端は、回転自在なロック部材14に取
付けられる。ロック部材14は回転自在に取付構体10
に支持され、その所定の位置には、被ロック部14aが
設けられる。また、取付構体10には保持解放用アクチ
ュエータ15がロック部材14に対応して配設される。
アクチュエータ15には、ロック部15aがロック部材
14の被ロック部14aに対応して設けられ、このロッ
ク部15aでロック部材14の被ロック部14aを選択
的にロックする。
【0014】上記構成において、搭載機器11を、例え
ば折畳み位置で保持する場合は、ロック部材14の被ロ
ック部14aをアクチュエータ15のロック部15aで
ロックして、ワイヤ部材13の張力を倍力機構12のば
ね駆動部12cに付与する。この結果、倍力機構12
は、コイルばね12dの付勢力に抗してばね駆動部12
cを図中反時計方向に回動付勢して、その保持部12a
をリンク部材12bを介して矢印B方向に移動させて、
搭載機器11の被保持部11bに係合させ、該搭載機器
12を折畳み収容位置で保持する(図2参照)。この
際、搭載機器11は、その係合部11aが取付構体10
の被係合部10aに係合され、保持位置において位置規
制される(図1参照)。
ば折畳み位置で保持する場合は、ロック部材14の被ロ
ック部14aをアクチュエータ15のロック部15aで
ロックして、ワイヤ部材13の張力を倍力機構12のば
ね駆動部12cに付与する。この結果、倍力機構12
は、コイルばね12dの付勢力に抗してばね駆動部12
cを図中反時計方向に回動付勢して、その保持部12a
をリンク部材12bを介して矢印B方向に移動させて、
搭載機器11の被保持部11bに係合させ、該搭載機器
12を折畳み収容位置で保持する(図2参照)。この
際、搭載機器11は、その係合部11aが取付構体10
の被係合部10aに係合され、保持位置において位置規
制される(図1参照)。
【0015】また、搭載機器11を解放する場合は、ア
クチュエータ15が駆動されてロック部15aからロッ
ク部材14の被ロック部14aを解放する。すると、ロ
ック部材は、ばね駆動部12cのコイルばね12dの付
勢力によりワイヤ部材13を介して図中反時計方向に回
動付勢される。この結果、倍力機構12は、ワイヤ部材
13の張力が解放された状態となり、ばね駆動部12c
がコイルばね12dの付勢力により図中時計方向に回動
されて、保持部12aが矢印A方向に移動され、搭載機
器11の被保持部11bから離間される(図3参照)。
同時に、搭載機器11は、図4に示すように、その係合
部11aが取付構体10の被係合部10aとの係合が解
除され、取付構体10から解放される。
クチュエータ15が駆動されてロック部15aからロッ
ク部材14の被ロック部14aを解放する。すると、ロ
ック部材は、ばね駆動部12cのコイルばね12dの付
勢力によりワイヤ部材13を介して図中反時計方向に回
動付勢される。この結果、倍力機構12は、ワイヤ部材
13の張力が解放された状態となり、ばね駆動部12c
がコイルばね12dの付勢力により図中時計方向に回動
されて、保持部12aが矢印A方向に移動され、搭載機
器11の被保持部11bから離間される(図3参照)。
同時に、搭載機器11は、図4に示すように、その係合
部11aが取付構体10の被係合部10aとの係合が解
除され、取付構体10から解放される。
【0016】このように、上記保持解放装置は、搭載機
器11を保持する倍力機構12を備えて、この倍力機構
12をコイルばね12dの付勢力に抗して駆動させて、
搭載機器11の保持を行わしめる張力を、ワイヤ部材1
3を介して付与するようにして、このワイヤ部材13を
解放することにより、倍力機構12がコイルばね12d
により作動されて搭載機器11の保持解放が行われるよ
うに構成した。これによれば、倍力機構12をコイルば
ね12dの付勢力に対応して作動する比較的小さな張力
をワイヤ部材13に付与するだけの組合わせ構成で、確
実な保持解放動作が実現されることにより、保持解放駆
動源となるアクチュエータ15の駆動力が比較的小さく
て済む。この結果、宇宙開発の分野で強く要請される小
形・軽量化を満足することが可能となる。
器11を保持する倍力機構12を備えて、この倍力機構
12をコイルばね12dの付勢力に抗して駆動させて、
搭載機器11の保持を行わしめる張力を、ワイヤ部材1
3を介して付与するようにして、このワイヤ部材13を
解放することにより、倍力機構12がコイルばね12d
により作動されて搭載機器11の保持解放が行われるよ
うに構成した。これによれば、倍力機構12をコイルば
ね12dの付勢力に対応して作動する比較的小さな張力
をワイヤ部材13に付与するだけの組合わせ構成で、確
実な保持解放動作が実現されることにより、保持解放駆
動源となるアクチュエータ15の駆動力が比較的小さく
て済む。この結果、宇宙開発の分野で強く要請される小
形・軽量化を満足することが可能となる。
【0017】また、これによれば、従来のように火薬を
使用する火工品を用いることがないことで、安全が確保
されると共に、信頼性の高い確実な保持解放動作が実現
される。
使用する火工品を用いることがないことで、安全が確保
されると共に、信頼性の高い確実な保持解放動作が実現
される。
【0018】なお、上記実施例では、搭載機器11を宇
宙航行体本体に設けられる取付構体10に保持するよう
に構成した場合で説明したが、これに限ることなく、宇
宙航行体本体に直接的に保持させるように構成すること
も可能である。よって、この発明は上記実施例に限るこ
となく、その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の変形を実施し得ることは勿論である。
宙航行体本体に設けられる取付構体10に保持するよう
に構成した場合で説明したが、これに限ることなく、宇
宙航行体本体に直接的に保持させるように構成すること
も可能である。よって、この発明は上記実施例に限るこ
となく、その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の変形を実施し得ることは勿論である。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、簡易な構成で、小形・軽量化を図り得、且つ確実な
保持解放動作を実現し得るようにした保持解放装置を提
供することができる。
ば、簡易な構成で、小形・軽量化を図り得、且つ確実な
保持解放動作を実現し得るようにした保持解放装置を提
供することができる。
【図1】この発明の一実施例に係る保持解放装置を示し
た図。
た図。
【図2】図1の一部詳細を示した図。
【図3】図1の一部詳細を示した図。
【図4】図1の解放状態を示した図。
10…取付構体、10a…被係合部、11…搭載機器、
11a…係合部、11b…被保持部、12…倍力機構、
12a…保持部、12b…リンク部材、12c…ばね駆
動部、12b…コイルばね、13…ワイヤ部材、14…
ロック部材、14a…被ロック部、15…アクチュエー
タ、15a…ロック部。
11a…係合部、11b…被保持部、12…倍力機構、
12a…保持部、12b…リンク部材、12c…ばね駆
動部、12b…コイルばね、13…ワイヤ部材、14…
ロック部材、14a…被ロック部、15…アクチュエー
タ、15a…ロック部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B64G 1/44 B64G 1/66
Claims (1)
- 【請求項1】 被保持部が設けられ、宇宙航行体本体に
搭載される搭載機器と、 この搭載機器の被保持部を保持解放する保持部が直線移
動自在に設けられた倍力機構と、 この倍力機構の保持部による前記搭載機器の被保持部の
保持状態で該搭載機器を宇宙航行体本体に位置規制する
位置規制手段と、 回転力を発生する付勢手段と、 この付勢手段の回転力を並進力に変換して前記倍力機構
に付与し、前記保持部を前記搭載機器の被保持部に対向
して直線移動させる変換手段と、 前記付勢手段で発生する回転力に抗して前記倍力機構の
保持部を前記搭載機器の被保持部に係合させるワイヤ機
構と、 このワイヤ機構を前記付勢手段で発生する回転力に抗し
て前記倍力機構の保持部が前記搭載機器の被保持部を保
持する係合位置にロックし、選択的にロックを解除して
前記保持部の前記付勢手段の回転力による離間方向の移
動を許容するロック手段とを具備した保持解放装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00750693A JP3335691B2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 保持解放装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00750693A JP3335691B2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 保持解放装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06211199A JPH06211199A (ja) | 1994-08-02 |
JP3335691B2 true JP3335691B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=11667678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00750693A Expired - Fee Related JP3335691B2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 保持解放装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3335691B2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-20 JP JP00750693A patent/JP3335691B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06211199A (ja) | 1994-08-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020702 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |