JP3335420B2 - 計時器 - Google Patents

計時器

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JP3335420B2
JP3335420B2 JP13696193A JP13696193A JP3335420B2 JP 3335420 B2 JP3335420 B2 JP 3335420B2 JP 13696193 A JP13696193 A JP 13696193A JP 13696193 A JP13696193 A JP 13696193A JP 3335420 B2 JP3335420 B2 JP 3335420B2
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ピエール−アンドレ・マイスター
ヴァイロン・テオドリディス
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ウーテーアー・エス・アー・ファブリック・デボーシュ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は少なくとも時と分を表示
するための時計と、キャラクタから構成されているラジ
オ放送メッセージのための受信器と、前記メッセージを
記憶するためのメモリと、少なくとも前記メッセージを
表示するためのセルと、音響トランスデューサまたは機
械的トランスデューサと、手で操作されるようにされて
いる竜頭にはめ込まれる少なくとも1つのステムを含む
制御装置とを含む計時器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記包括的な定義に合致する計時器は、
本願出願人の名称で公告されたいくつかの特許公告に記
載されている。ウオッチの側内に設けられているアンテ
ナの全体的な構成がEP−B−0 339 482(米
国特許第4,884,252号)の発明の対象である。
そのような計時器のムーブメントと、ケースバンドと、
裏蓋との組立体がEP−A−0 460 526に記載
されている。最後に、ウオッチのラジオ周波数部分へ電
力を供給する電源セルの装置がEP−A−0 460
526に記載されている。それらの文献からわかるよう
に、問題の計時器は、以後「ページャー」と呼ばれてい
る人を捜すための装置との二役を果たすものである。以
下の説明から明らかになるように、ページャー部分はア
ンテナと、受信回路と、デコーダと、マイクロプロセッ
サと、いくつかのメッセージを記録できるメモリとで構
成される。それらのメッセージのおのおのは要求に応じ
てLCD表示セルで表示される。ページャーはたとえば
メッセージの到達を知らせる音響発生器により完成され
る。ここではページャーは、ユーザーが第三者により探
されていることを合図するほぼマイクロレセプタとして
現れる。
【0003】ただ1つの音響信号またはいくつかの音響
信号を送るページャーが存在する。信号音が発生される
と、ユーザーは電話装置で決められた番号をダイヤルし
なければならない。そのページャーは、音響信号が発生
されたのと同時に、誰が呼んでいるかを、表示セルで表
示されるメッセージにより知ることができる。そのメッ
セージは、ほとんどの場合にコールバックするための電
話番号で構成される。メッセージを送るために、呼び出
し人はページャーの電話番号を電話機でダイヤルする。
その後で特殊な音響信号が受信機内部で発生する。次に
呼び出し人はそれの装置で利用できるデジタル・キーボ
ードによりメッセージを構成し、呼び出し人の呼び出し
が記録されたことを電話交換機が知らせるのを待つ。そ
の知らせが受けられると、受話器をフックの上に直ちに
置くことができる。それから間もなく、送られたメッセ
ージは呼び出されたページャーに表示される。その際に
は、ユーザーが希望すれば、警報信号も発生できる。
【0004】ページャーを腕時計に組み合わせることは
有利である。というのは、腕時計を腕にはめることを忘
れることはほとんどないから、利用者はページャーを携
帯することを忘れないこと、および従来の独立のページ
ャーより極めて小型であるからである。しかし、そのよ
うな組み合わせは解決が困難な技術的問題を生ずる。そ
れらの問題のあるものは前記文献の記述の諸目的を既に
構成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、現在
までは取り扱われておらず、腕時計とページャーを同時
に組み合わせる装置の制御器のために生じた問題、すな
わち、腕時計により支持される時刻を修正できること、
および必要があればメッセージを変更できること、更に
ユーザーにより受けられたメッセージを保護または消去
できる、という問題を解決することである。それらの機
能は、本発明に従って、単一ステム−竜頭により確保さ
れる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、竜頭を回すこ
とにより時計の1日の時刻を合わせる第1の安定な位置
と、受けたメッセージを、竜頭を回すことにより少なく
とも順次表示する第2の安定な位置と、表示されている
メッセージを、ステムの長手方向に加えられる作用によ
り、少なくとも消去または保護できるような第3の不安
定な位置との、少なくとも3つの異なる軸線方向位置へ
ステムを置かれるようにされることを特徴とするもので
ある。
【0007】
【実施例】図8と図15はそれぞれ本発明のページャー
腕時計の第1の実施例および第2の実施例の平面図を示
す。この計時器は、少なくとも時針4と分針5により1
日の時刻を指示する時計を含む。この計時器はページャ
ー装置、すなわち、キャラクタで構成されているラジオ
放送メッセージの受信器と、そのメッセージを記憶する
ためのメモリとを備える装置も含む。その受信器とメモ
リは後で明らかになる本発明の目的を達成するものであ
る。ウオッチのケースバンドの周囲に巻かれているアン
テナによりそのメッセージが受信される。そのアンテナ
は図8と図15に線6の態様で示されている。このアン
テナについてはEP−B−0 339482(米国特許
第4,884,252号)明細書に記載されている。た
とえば液晶から製造されたセル7でそのメッセージが表
示される。ページャー腕時計の2つの実施例は制御器3
を更に含む。その制御器3は、2つの実施例において、
手で操作される竜頭10の中にはめ込まれる少なくとも
ステムも備える。その竜頭については後で説明する。図
8と図15にはオリフィスだけが示されているが、音響
発生器8によりメッセージの受信を合図する。制御器全
体の構成がEP−A−0 460 526明細書に記載
されている。
【0008】それらの実施例においては、本発明に従っ
て、ステムを、図1〜図7を参照して以下に説明する機
構により、3つの異なる軸線方向位置に置くことができ
る。第1の位置は図1に示されている安定な位置であっ
て、竜頭を回すことにより計時器を1日の時刻にセット
できる位置である。安定な位置である第2の位置が図2
に示されている。この位置においては、受けたメッセー
ジを、少なくとも竜頭を回すことにより順次に表示でき
る。最後に、図3に示されている第3の位置は不安定で
あって、ステムへ軸線方向の力を加えることによりメッ
セージの消去または保護を行うことができる。
【0009】図1〜図3のステム−竜頭3は竜頭10の
端部において竜頭の中に挿入されるステム9を含む。そ
の竜頭10の端部に回転運動または圧力を加えることが
できる。ステム9は、側のケースバンド12に形成され
ている穴11と、エルボ要素14に形成されている穴1
3の内部を滑動する。ステムは溝15を含む。その溝の
中にパッキング16が置かれる。ステムは別の溝17も
含む。その溝17の中においては、スラグ19へ固定さ
れている揺りテコ18が調整される。最後に、ステムは
正方形状にされた部分20を備える。その正方形状にさ
れた部分20は、エルボ要素14と別の固定されたエル
ボ要素22により所定位置に保持されている滑りピニオ
ン21の内部を滑るようにされる。前記EP−A−0
460526明細書に記載されている要素、すなわち、
基板23と、文字板24と、第1のガラス蓋25と、第
2のガラス蓋26とが、図1〜図3に示されている実施
例に存在することがわかるであろう。
【0010】滑りピニオン21の詳細が図4と図5に示
されている。図5に示すように、ピニオン21は2つの
段27、28と、ステム9の正方形状にされた部分20
を受けるための穴29′とを含む。各段には長方形状の
部分が設けられる。その部分は、図4の段27のハッチ
ングされている部分から容易に見ることができる。段2
7と28は約45度の角度で相対的に分離される。図2
と、図2を下から見た平面図である図6からわかるよう
に、滑りピニオン21がステム30により回転させられ
た時に、ブレード29、30が導電性トラックA,Bに
それぞれ接触するように弾力のある導電性ブレード2
9、30が滑りピニオン21の段27、28へそれぞれ
接触する。図1〜図3は、ステムの軸線方向位置がどの
ようであっても、滑りピニオン21が所定位置に止ま
り、ブレード29がトラックAに常に接触し、ブレード
30がトラックBに常に接触する。その接触は前記した
ように交互に起きる。
【0011】図1〜図3および図6はステム機構が2つ
の別のスイッチを含むことも示す。第1のスイッチ32
が、印刷回路板31に形成されている導電性トラックC
に接触させられる導電性ブレード33により形成され
る。第2のスイッチ35が、印刷回路板31に形成され
ている導電性トラックDに接触させられる導電性ブレー
ド36により形成される。スラグ19によりドライブさ
れると、ブレード33と36はトラックCとDにそれぞ
れ接触し、スラグ19は、図1と図3から明らかなよう
に、ステム9の溝17と協同する揺りテコ18によりド
ライブされる。
【0012】図1はステム−竜頭の引き出された第1の
安定な位置を示す。これは、計時器の任意の実施例(図
8または図15)に対する時刻合わせ位置である。ここ
で第1のスイッチ32が閉じられ、竜頭10が回される
と、第1の導電性ブレード29と第2の導電性ブレード
30が交互にドライブされて、導電性トラックA,Bに
それぞれ接触する。所定の速度以下の角速度で竜頭を回
すと、竜頭を回す向きに従って分指示を進めたり、遅ら
せたりするように段階的に修正できる。竜頭を前記所定
の速度より速い角速度で回すと、竜頭を回す向きに従っ
て積分時刻領域により、時指示を進める向きまたは遅ら
せるように迅速に修正できる。そのような時刻合わせに
用いられる手段がCH−A−643 427(米国特許
第4,398,831号)明細書に詳しく記載されてい
る。その手段は本発明の2つの実施例において採用され
る。第1の安定な位置においては、時刻領域の修正が正
しい時刻を参考にして行われる。その正しい時刻は竜頭
が引き出された位置における操作から始まる。EP−B
−0 165 961(米国特許第4,520,797
号)明細書に記載されているように、時刻領域の修正に
先行することができたかもしれない全ての段階的分修正
を取り消すための手段も用いられる。
【0013】図2はステム−竜頭の第2の安定な中立位
置を示す。この位置は、ページャーにより受信されたメ
ッセージを、竜頭が回された時に順次表示できるような
位置である。この位置においては第1のスイッチ32と
第2のスイッチ35が開かれ、ステムを回すと第1のブ
レード29と第2のブレード30がドライブされて、第
1の導電トラックAと第2の導電トラックBにそれぞれ
接触する。図3はステム−竜頭の第3の不安定な押し込
まれた位置を示す。この位置は、竜頭を押した時に、表
示されているメッセージを消去し、または保護できる位
置である。この位置においては第2のスイッチ35は閉
じられる。
【0014】再び図6を参照する。ブレード29、3
0、33、36は共通ベース37を有する単一要素を一
緒に構成することに気がつくであろう。それらのブレー
ドは金属板から切り抜かれ、ブレード33、36に関す
る限り、直角に折り曲げられる。したがってそれら4枚
のブレードは共通の電位、すなわち、図10、図17の
回路図に示されているようにVppへ接続されることが
見出される。
【0015】図6の下から見た図である図7は、ステム
9の溝によりドライブされる揺りテコ18が保持軸38
の周囲を旋回する。第1の弾性要素42に設けられてい
る2つのノッチ40、41と協働する第1のノーズ39
まで延長させられている。図7のステムは、ノーズ39
がノッチ40内に保持されるような第2の中立位置にあ
る様子が示されている。ステムを第1の引き出された位
置へ引き出すためにステムを引き出す際には、ノーズ3
9はノッチ41の中に保持される。あるいは、図7にお
いてステム9が占めている位置からステムを押すと、ノ
ーズ39は第1の弾性要素42により示されている傾斜
面43を登る。ステムへ加えられている圧力が除かれる
と、その傾斜面はステムを中立位置へ戻すようにする。
ステムの復帰運動を更に強めるために、揺れテコ18へ
第2のノーズ44が設けられている。そのノーズ44は
第2の弾性要素45と協働する。両方の弾性要素は単一
の部材46から形成される。
【0016】いま説明した同じステム−竜頭は本発明の
ページャー・ウオッチの両方の実施例に採用される。そ
れらの実施例を次に詳しく説明する。要するに、ステム
の動作は、a)ウオッチの時刻合わせ機能、b)メッセ
ージの順次走査機能、c)メッセージの消去および保護
機能、に関する限り、両方の実施例で同じであることが
判明している。残りについては、対象とする実施例のい
ずれにステムが用いられるかに応じて、ステムは異なる
機能を発揮する。
【0017】1)第1の実施例 図8は本発明のページャー・ウオッチの第1の実施例の
平面図である。この実施例においては、ページャー・ウ
オッチは、先に詳しく説明したステム−竜頭に加えて、
2つの押し部1、2を含む。8時の位置に設けられてい
る押し部1によりページャーのオンおよびオフを行う。
10時の位置に設けられている押し部2により、ページ
ャーを待機状態に置く。待機状態においては、受けられ
たメッセージは、音響発生器8により合図されることな
しに、メモリに少なくとも保存される。
【0018】図9は図8に示されている表示セル7の拡
大図である。この表示セルはメッセージ領域と呼ばれる
領域50と、指示領域と呼ばれる2つの領域51、52
を含む。領域50には、数字と文字で構成できるメッセ
ージが現れる。各キャラクタは1組のセグメントを含
む。ここでは最大7セグメントを用いる。指示領域51
には、保護されているメモリが一杯であることを知らせ
るFULL指示が示され53、54には数字4321が
示され、55には文字ABCDが示され、56にはラジ
オ受信の質を示す記号Yが示され、57には、ページャ
ーの電池を直ちに交換せねばならないことを示す記号B
ATが示されている。数字4321と文字ABCDは、
受けたメッセージが宛てられたアドレスおよび副アドレ
スをそれぞれ示すサービス指示である。指示領域52に
は、58に、セルの左へのメッセージのあふれが生じて
いることを示す記号が示され、59には、表示されてい
るメッセージが保護されていることを示すPROTEC
Tが示され、60には、ページャーがターンオンされて
いることを示す記号ONが示され、61には、ページャ
ーが待機状態にあることを示す記号SILが示され、6
2には、ページャーがターンオフされていることを示す
記号OFFが示され、63には、セルの右へのメッセー
ジのあふれが生じたことを示す記号が示される。
【0019】図10は、図8に示されているページャー
・ウオッチの電子部を示すブロック図である。アンテナ
6により捕らえられたメッセージは受信回路RF64に
より受信され(この受信回路は、たとえば、フィリップ
ス社(Philips company)からのUAA
2033型である)、それからデコーダ65(たとえ
ば、フィリップス社のPCF5001型)により復号さ
れる。固有のラジオ識別符号(RIC)を有し、CCI
Rのラジオ−電気的呼び出し符号Nr.1(CCIRの
勧告584−1、デュブロブニク(Dubrovni
k)、1986、を基にした)に応答する、特定のペー
ジャーに宛てたメッセージのみを受けるために、そのデ
コーダはそれのプログラミング・バス66によりプログ
ラム可能である。デコーダ65は専用の水晶クロック6
7を有する。ページャーは特殊構造のRAM68と、マ
イクロプロセッサ69(たとえば、セイコー社のSMC
6234型)とを含む。デコーダと、RAMと、マイク
ロプロセッサとは、図10に示すように、バス70〜7
3により相互に結合される。マイクロプロセッサ69
は、バス74を介して表示セルLCD7へ出力を供給す
るように、内部ドライバを有する。マイクロプロセッサ
69は、音響発生器たとえばブザー8へ出力を供給する
ための出力端子を含む。図8に示されている押し部に対
応する押し部1、2がマイクロプロセッサの入力端子へ
接続される。このページャー・ウオッチはウオッチ回路
75(たとえば、イーエム・マイクロエレクトロニック
−マリン・エスエー(EM Microelectro
nic−Marine SA)のH5026型)も含
む。このウオッチ回路は、ウオッチ水晶振動子76と、
分周器と、2つの回転の向きを持つステッピングモータ
を線77を介してドライブするドライバとを既知のよう
にして含む。そのステッピングモータの回転軸が歯車列
と、時針4および分針5を駆動する。ウオッチ回路へは
導電トラックA,B,Cが接続される。それらの導電ト
ラックA,B,Cは、図1〜図3および図6に示されて
いるステム−竜頭機構の導電性ブレード29、30、3
3にそれぞれ対応する。マイクロプロセッサへは導電性
トラックDが接続される。このトラックは同じ機構の導
電性ブレード36に対応する。マイクロプロセッサ69
とウオッチ回路75は線「pulse」と「sens
e」により一緒に結合される。線「pulse」は竜頭
の回転を表す信号を伝え、線「sense」は竜頭を回
す向きを表す信号を伝える。ここでは、200msの時
間内に少なくとも3個のパルスが線「pulse」に存
在するならば、竜頭の回転角速度は所定速度より高いと
いわれる(急速回転)。同様にして、同じ200msの
時間内に2個以下のパルスが線「pulse」に存在す
るならば、竜頭の角速度はその所定速度より低いといわ
れる(低速回転)。
【0020】次に、図11〜図14を参照して、2個の
押し部1、2と竜頭3をどのようにして操作すると、ペ
ージャーを使用できるかを説明する。それらの図に用い
られている記号の意味を以下に記す。
【0021】 ≫1: 押し部1に長く加えられた圧力(オン/オフ) ≫2: 押し部2に長く加えられた圧力(オン/オフ) <3: 竜頭3に短時間加えられた圧力 上向き二重不等号:竜頭の正の向きの急速回転 下向き二重不等号:竜頭の負の向きの急速回転 ∧ : 竜頭の正の向きの低速回転 ∨ : 竜頭の負の向きの低速回転 Y : メッセージ受信
【0022】図11は押し部1と2の機能を説明するも
のである。ページャーがターンオンされると、図9の6
0に示されている指示ONが指示される。ページャーを
ターンオフするためには押し部1を長く押す(≫)。そ
うすると、図9の62に指示OFFが指示される。位置
ONへ戻すために、押し部1をもう1回長く押す(≫
1)。そうすると指示ONが現れる。表示セル7に記号
SIL(SILenceの略である)により示されてい
る待機状態にページャーを置くことを望むとき、まず、
ページャーがON段階にあるかどうかを調べる。その後
で、押し部2を長く押す(≫2)。そうすると指示SI
Lが示され、ページャーは待機状態に入る。次に、押し
部2を再び長く押すことにより(≫2)ページャーはオ
ン状態へ戻る。図11は、ページャーがSIL状態に置
かれるものとすると、押し部1を長く押すことにより
(≫1)ページャーをターンオフできることも示す。タ
ーンオフ状態(OFF)から、待機状態(SIL)に達
するためには、ターンオフされた状態(ON)を通過す
る必要がある。1つの状態から他の状態への移行には、
ブザー8(図8、図10)により発生される音響により
確認が伴う。オン、オフおよびSIL状態へのそのよう
な移行には、おそらく、1つ、2つまたは3つのビー音
の発生が伴う。
【0023】図11は、ページャーへ電力を供給する電
池の交換作業中は、新しい電池が接続された時に、ペー
ジャーの電子部を常にセットするための第1のRESE
T段階が発生され、それに続いて、第2の初期化段階I
NITが発生される。この第2の初期化段階の間に、表
示セル7に全ての表示が現れる。それらの表示の全て
は、とくに、ページャーの正しい動作を点検するための
ものである。
【0024】図12は、図8に示されているページャー
・ウオッチのメモリがどのように構成され、竜頭を回し
たり、押したりすることによる保存されているメッセー
ジへの作用がどのようなものであるかを示す。RAM6
8(図10)は、限られた数Nの入力メッセージ、すな
わち保護されていないメッセージを記憶するための第1
の領域80を含む。この第1の領域80が一杯である
と、新しいメッセージ、すなわち、図12における新た
に受けたメッセージN+1,を書込むと、最も古いメッ
セージ、すなわち、図ではメッセージ1、が失われる。
RAM68は、保護されていないメッセージを領域80
から保護されたメッセージ領域81へ移動させるため
に、後で説明するようにして、竜頭を1回操作した時に
限られた数Pの保護されたメッセージを保存するための
第2の領域81も含む。この場合に、領域81が一杯で
あったとすると、領域80からのメッセージはもはや保
護できず、このことは図9の53に記号FULLにより
指示される。この結果として、メッセージの保護は、メ
モリが一杯である場合にそのメッセージがメモリから自
動的に出されることを阻止することになる。
【0025】メッセージ1が表示セルに表示されると仮
定する。ステム−竜頭3が負の向き(下向き二重不等
号)、すなわち、竜頭に向かって逆時計回りの向きに速
く回されたとすると、表示されるメッセージ2のために
メッセージ1は消える。これとは対照的に、メッセージ
1の表示から始まって、ステム−竜頭3が正の向き(上
向き二重不等号)、すなわち、竜頭に向かって時計回り
の向き、に速く回されたとすると、保護されるメッセー
ジ01のためにメッセージ1は消える。速い回転速度
は、思い出すことができるように、所定の角速度より高
い回転速度である。図12は、保護されたメッセージP
から、保護されないメッセージNへ、またはその逆を、
どのようにして移動させるかを、同様にして理解させる
ものである。
【0026】メッセージの保護は次のようにして行われ
る。メッセージ2が表示セルに現れるメッセージである
こと、およびページャーの使用者がそのメッセージを保
護することを希望していると仮定する。そのために、そ
の使用者は、所定の期間より短い期間、たとえば1秒よ
り短い期間、竜頭3を押す(<3)ことにより、ステム
は第3の不安定な位置に置かれる。この時に、図9の表
示セルの場所59に記号PROTECTが表示されて、
メッセージ2が保護されたことを使用者へ示す。ここか
ら、竜頭3を負の向きまたは正の向きへ速く回すと、メ
モリの第1の領域80から第2の領域81へ転送された
メッセージN−1、またはメッセージ1、メッセージ2
が位置P+1にそれぞれ出現させられる。保護されてい
るメッセージを保護されていないメッセージから区別す
るために、保護されているメッセージへ特殊な記号が割
り当てられる。たとえば、メッセージが電話番号、たと
えば038−20−91−73、であるとすると、保護
されるメッセージの先頭に、たとえば02のような、順
序番号がつけられ、それによりその番号が領域82内の
第2の保護されるメッセージに関するものであることを
示す。そうするとそのメッセージは02=038−20
−91−73という様式で示される。
【0027】メッセージは次のようにして消去される。
保護されるメッセージ02は表示セルで表示されるメッ
セージであること、ページャーの使用者がそのメッセー
ジを消去することを希望するものと仮定する。そのため
に、使用者は、所定の期間より長い期間、たとえば1秒
より長い期間、竜頭3を押す(≪3)ことにより、ステ
ムを第3の不安定な位置に置く。この時に、表示されて
いるメッセージは表示セルから消え、表示セルは中性に
なる。それから、竜頭を負の向きまたは正の向きに速く
回すと、メッセージ01またはメッセージP−1がそれ
ぞれ出現させられる。保護されていないメッセージに対
して消去操作を行えることも良く理解されている。その
操作の要点は、消去することを希望するメッセージを表
示セルで表示させることである。
【0028】ページャーが待機状態(SIL)に置かれ
ていなければ、メッセージ(図12におけるN+1)が
到達すると、約10秒間の間に発生された一連のビーと
いう音で構成された音響信号が発生される。その音響信
号は、竜頭3と押し部1、2のいずれかを短時間押すこ
とにより停止できる。
【0029】保護機能または消去機能は、竜頭を短時間
押すことにより、または長時間押すことにより、それぞ
れ実行される。短い時間を長い時間から区別するため
に、短い時間の後にビーという音を発生させる。これの
1つのビーという音は竜頭を押すことを中止せねばなら
ないことを使用者に指示する。また、長い時間は2つの
ビーという音により示される。その2つのビー音は消去
機能が行われたことを示す。
【0030】先に例として示した電話番号038−20
−91−73は12個のキャラクタを含み(横線はキャ
ラクタとして数える)、したがって、たとえば図9に示
されている表示セルの利用可能なスペースを全て占め
る。しかし、メッセージがもっと長く、表示セルの容量
を越えることもある。そのメッセージが「VERY L
ONG MESSAGEのような語を含んでいるものと
すると、この例を示す図13からわかるように、VER
Y LONG MEだけを表示できる。このメッセージ
が右へあふれていることはキャラクタ63により指示さ
れ、左へのあふれはキャラクタ58により指示される。
82のようなメッセージが表示された時は、竜頭を負の
向き∨、すなわち、竜頭に向かって逆時計回りにゆっく
り回すことにより、メッセージを左へ桁送りできる。そ
のゆっくり回す速さは、先に述べたように、所定の角速
度以下の回転の速さである。表示83〜87は竜頭を負
の向きに順次回すことにより得られ、表示83〜86は
右と左とへのあふれをそれぞれ示す。右または左へのあ
ふれはキャラクタ63、68によりそれぞれ指示され
る。最後の表示87はメッセージの末端を示す。という
には、キャラクタ63が消え、キャラクタ58だけが残
っているからである。図13は、竜頭を正の向き∧へゆ
っくり回すことにより、表示87から表示82へ戻るこ
とを示す。
【0031】図14は、ページャー・ウオッチが待機状
態にある時にメッセージの受け取りを説明する線図であ
る。この図において、メッセージ1が表示されて、ペー
ジャーがON状態にある。押し部2を長い間押すと(≫
2)、ページャーは待機状態(SIL)に置かれる。メ
ッセージ1は表示から消え(しかし、消去されることは
ない)、その後は表示セルには、待機状態にあることを
示す記号SILを除き、何も表示されない。したがっ
て、この時は表示セルは空白である。この時以後は、受
けられたメッセージは、音響による合図なしに、メモリ
に書込まれるから、表示セルにはメッセージは表示され
ない。しかし、図14に示す例においては、SILモー
ド中に受けた各メッセージを、1CALL、2CALL
等として表示セルに表示される部類番号に属させること
が好ましい。それらの部類番号はこのモードにおいて受
けたメッセージの数を示す。それらのメッセージを読取
り可能にするために(R回の呼び出しの後で)、押し部
2を長く押す(≫2)ことによりONモードへ戻す必要
がある。そうすると、表示は空白となり、それから竜頭
を正の向き(上向き二重不等号)へ速く回すことによ
り、最後に受けたメッセージ(N+R)を平文言語で表
示させ、表示を続行する。
【0032】2)第2の実施例 図15は本発明のページャー・ウオッチの第2の実施例
の平面図である。第1の実施例と比較して、第2の実施
例は、ステム−竜頭3だけを含み、他の押し部は含まな
い。この実施例では、前記ON−OFF機能とON−S
IL機能はステム−竜頭3により実行される。
【0033】図16は図15の表示セル7の拡大図であ
る。この表示セルはメッセージ領域と呼ばれる領域85
と、指示領域と呼ばれる2つの領域86、87とを含
む。領域85には数字と文字で構成できるメッセージが
表示される。各キャラクタは1組のセグメント、ここで
は最大7セグメント、を含む。例としてここで示してい
る表示セルにおいては、メッセージは最大12個キャラ
クタを含むことができる。指示領域86においては、8
8に、指示NEWが表示される。これは新しいメッセー
ジを示す。その新しいメッセージは竜頭が短時間押され
ることにより肯定応答されない限り表示されたままであ
る。89には、メモリが一杯であることを指示するFU
LLが表示され、90には、メッセージの保護機能を示
すPROTが表示され、91には、消去機能を示すDE
Lが表示され、92にはラジオのカバーが良好であるこ
と、したがってメッセージ受信が可能であることを示す
キャラクタYが表示され、93には、ページャーの電池
交換を指示する記号BATが表示される。指示領域87
においては、100に、表示セルの左へのメッセージの
あふれを示すキャラクタが表示され、94には、ページ
ャーがターン−オフされていることを示すOFFが表示
され、95には、ページャーがターン−オンされている
ことを示すONが表示され、96にはページャーが自動
的にターン−オンおよびターン−オフさせられることを
示すAUTOが表示され、97には、ページャーの内部
クロックの設定を可能にすることを示すTIMEが表示
され、98には、ページャーが待機状態にあることを示
すMUTEが表示され、99には表示セルの右側へのメ
ッセージのあふれが存在することを示すキャラクタが表
示される。
【0034】図17は、図15に示されているページャ
ー・ウオッチの電子部を示すブロック回路図である。ア
ンテナ6により捕らえられたメッセージはRF回64
(たとえば、前記フィリップス社製のUAA2033
型)により受けられる。このRF回路は、3本の線を有
するバス102によりマイクロプロセッサ−デコーダ1
01へ結合される。このマイクロプロセッサ−デコーダ
101は通常のマイクロプロセッサに、図10のブロッ
ク図に示されているデコーダ65に類似する種類のデコ
ーダを組み合わせる。そのデコーダには外部EEPRO
Mメモリ103が組み合わされる。そのメモリを、プロ
グラミングと呼ばれる2線バス104によりプログラム
できる。第1の実施例について先に説明したように、固
有のラジオ識別符号(RIC)を有する特定のページャ
ーへ宛てられたメッセージだけを受信するために、その
デコーダはプログラムされる。マイクロプロセッサ−デ
コーダ101はそれ自身の水晶クロック67を有する。
マイクロプロセッサ−デコーダ101は9本の導体10
5を有するバス105によりEEPROMメモリへ結合
される。このメモリは別のメモリRAMに組み合わされ
る。液晶表示器LCD7で表示させるメッセージはドラ
イバ106により制御される。ドライバ106は7線バ
ス107によりマイクロプロセッサ−デコーダ101へ
結合される。マイクロプロセッサ−デコーダ101へは
音響発生器、たとえばブザー8が結合される。図17に
示す電子部はウオッチ回路75(たとえば、前記イーエ
ム・エレクトロニック・マリン・エスエー社のH502
6型)も含む。このウオッチ回路はウオッチ水晶発振子
76と、分周器と、2つの回転の向きを有するステッピ
ングモータを線77を介してドライブするドライバとを
含む。そのステッピングモータの軸は歯車列と、時針4
と、分針5とをドライブする。ウオッチ回路75に導電
性トラックA,B,Cが接続される。それらのトラック
A,B,Cは、図1〜図3および図6に示されているス
テム−竜頭機構3の導電性ブレード29、30、31に
それぞれ対応する。ここで、竜頭が回されると、トラッ
クA,Bは電位Vppへ交互に結合され、竜頭が第1の
引き出された位置(時刻合わせ)にある時は、トラック
Cが電位Vppへ常に結合される。マイクロプロセッサ
−デコーダ101へ導電性トラックDが接続される。そ
のトラックDは前記ステム−竜頭機構3の導電性ブレー
ド36に対応する。竜頭が押し込まれた第3の不安定な
位置にある時は、トラックDは電位Vppへ結合される
ことを思い出すべきである。マイクロプロセッサ−デコ
ーダ101とウオッチ回路75は、竜頭3が回転されて
いることについての信号を伝える「pulse」線と、
竜頭を回す向きについての信号を伝える「sense」
線とにより相互に結合される。
【0035】図17のRAMメモリは、本発明の第1の
実施例において用いられるメモリよりも一層標準的な構
成のものである。この第2の実施例においては、RAM
メモリに記憶されているメッセージは、最も古いものが
1番下、最も新しいものが1番上にくるように、互いに
積み重ねられて記憶される。メッセージを記憶していな
いメモリ領域は最も新しいメッセージの上に置かれる。
その領域は、表示される時は中立表示を表す(図19参
照)。限られた数のメッセージだけを含むことができる
RAMメモリが一杯であるとすると、新しく入ってくる
メッセージは、最も古いメッセージが保護されていなけ
れば、最も古いメッセージを消失させることが明らかで
ある。
【0036】次に、図18〜図22を参照して、1つの
竜頭3を操作することによりページャーをどのように動
作させるかについて説明する。この操作は、ON−OF
F、ON−SILの各機能を行う押し部がなく、それら
の機能も竜頭の操作により行わせるから、操作は第1の
実施例におけるものとは大幅に異なる。
【0037】図18と図19において用いている記号
と、それらの記号の意味を下に記す。 ≪: 竜頭を長い間押す <: 竜頭を短時間押す ∧: 竜頭を正の向きに回す ∨: 竜頭を負の向きに回す 竜頭を押す時間が1秒を超えると、竜頭を長く押したこ
とになる(≪)。また、竜頭を押す時間が1秒より短い
と、竜頭を短く押したことになる(<)。押した操作
は、長時間も短時間もビーという音で確認される。
【0038】一般に、竜頭を正の向きまたは負の向きに
回すことにより機能を選択でき、竜頭を短時間押すこと
により、選択された機能を有効にし、長く竜頭を押すこ
とによりあるフェーズまたは特殊なメニューに入ること
が可能にされる。ページャーの全ての操作は第2の中立
位置にある竜頭を介して行われる。すなわち、第1の引
き出された位置は、前記したようにウオッチの時刻合わ
せのためだけに用いられる。
【0039】図18は、図15に示されているページャ
ー・ウオッチのステム−竜頭の機能を説明する線図であ
って、制御モードにおけるページャーの状態を示すもの
である。その状態は、図16に示されている指示94
(OFF)〜98(MUTE)により指示される。
【0040】竜頭を回すことで、ページャーをプログラ
ム待機モード110に置く。このモードにおいては表示
は中立である。ここから、竜頭3を長く押す(≪)。そ
うするとOFF(94)からMUTE(98)までの全
ての状態指示が表示され、OFF指示は明滅する。それ
から竜頭を短く押すことにより(<)、状態OFFを確
認できる。それからページャーはプログラム待機状態1
12へ戻り、指示OFFが表示される。ON状態を希望
した時は、竜頭3を長く押す(≪)。そうするとOFF
(94)からMUTE(98)までの全ての状態指示が
表示され、OFF指示が明滅する。それから、ON指示
95が明滅するまで竜頭3を正の向きへ回す(∧)。次
に竜頭3を短く押すことにより(<)、ON状態を確認
できる。それからページャーはプログラム待機位置11
2へ戻り、ON指示が表示される。図18に示されてい
るように、同様の竜頭操作により他の状態AUTO9
6、TIME97、MUTE98を得ることができる。
すなわち、希望の状態指示が明滅するまで竜頭3を正の
向きへ回す(∧)ことにより、希望の状態が選択され、
明滅している状態の確認は竜頭を短時間押すことにより
行われる。状態MUTE98に達すると、竜頭を負の向
きへ回す(∨)ことにより、全ての中間状態を通過して
OFF状態94へ戻ることができることも図18からわ
かる。
【0041】竜頭を負の向きへ回す(∨)ことにより、
OFF状態94からMUTE状態98を直接得ることが
できることも図18は示す。これとは逆に、竜頭を正の
向きへ回す(∧)ことにより、MUTE状態98からO
FF状態94へ直接戻ることができる。
【0042】先に述べたように、竜頭を長く押した後は
全ての状態指示が表示され、そのうちの1つの状態指示
が明滅する。選択した1つの状態指示だけを明滅させ、
他の状態指示は消したままにすることもできる。
【0043】OFF状態とON状態について説明したか
ら、次に状態MUTE、AUTO、TIMEの利点につ
いて説明する。MUTE状態98の目的はページャーを
待機状態に置くことである。待機状態においては、メッ
セージが到達したという事実にページャーの装着者の注
意を音響信号でひくことなしに、受けたメッセージをR
AMメモリに少なくとも保存する。通常は、メッセージ
の到達は表示セルで見ることができ、かつ音響信号が伴
う。MUTE状態においては、その音響信号は抑制され
る。表示セルにメッセージが現れる可視信号も抑制で
き、または、ページャーの第1の実施例について先に説
明したように、一連番号により現すこともできる。
【0044】AUTO状態の目的は、ページャーの使用
者により以前にプログラムされている時刻に、ページャ
ーを自動的にターンオンおよびターンオフすることであ
る。竜頭を回すことによりAUTO状態96を選択する
ことにより、および竜頭を短時間押すことによりその状
態を確認することにより、デフォールト、すなわち、ペ
ージャーに装備されている特殊なメモリにおいて見出さ
れるもの、によりプログラムされた時刻にプログラム待
機モード112へ戻る。次に、図18の線図に現れる、
ターンオン時刻、ON TIME113と、ターンオフ
時刻、OFFTIME114を調整するやり方につい
て、図22に示されている操作のプログラムを参照して
説明する。
【0045】ここで、図20、図21、図22において
は、竜頭を長く押す操作を尾の長い矢印で記号化して示
すことにする。この記号は図18、図19の記号≪と同
等である。同様に、竜頭を短く押す操作を、図20、図
21、図22において、尾の短い矢印で記号化して示す
ことにする。これは図18、図19の記号<に等しい。
【0046】先に説明したように、一方では中立表示を
行わせるため、および他方では前記のように動作の進行
中にAUTO状態指示96を確認された状態にするため
に竜頭が操作される。状態指示AUTOの表示には、そ
れらの調整へ進む時刻がAUTO状態のターンオン期間
に含まれているとすると、状態指示ONが伴う。その時
刻が含まれていないとすると、OFF状態指示は消され
る。それから、竜頭を長く押す(115)ことにより、
時間のフェーズすなわち制御メニューに入る。竜頭を回
す(116)ことにより、状態AUTO96を選択す
る。選択された状態AUTO96は明滅する。この明滅
状態は図22に白抜き文字AUTOで示されている。モ
ードAUTOが選択されると、表示セル117にターン
オン時刻(08h00)とターンオフ時刻(18h0
0)が現れる。竜頭を再び長く押すと(118)、AU
TO時刻の調整メニューに入る結果となる。ターンオン
時刻(08h00)だけが現れ、それに表示ONが伴
う。時刻08が明滅する。竜頭を回す(119)ことに
より時刻はプログラムされる。竜頭を短く押す(12
0)ことにより新しい時刻プログラミング(07)が確
認される。時刻の確認によりターンオン時刻の分(0
0)が明滅させられる。それから竜頭を回す(121)
ことにより分をプログラムする。竜頭を短時間押す(1
22)により分(00)の新しいプログラミングを確認
する。分の確認によりターンオフ時刻(18h00)が
出現させられ、OFFが表示され、ターンオフの時(1
8)が明滅する。竜頭を回す(123)ことにより時が
プログラムされる。竜頭を短く押す(124)ことによ
り時(19)の新たなプログラミングが確認され、それ
によりターンオフ時刻の分(00)が明滅させられる。
竜頭を回す(125)ことにより分をプログラムする。
竜頭を短時間押す(126)ことにより、分(00)の
新しいプログラミングが確認される。この確認により中
立表示127へ戻され、ターンオン時刻に1日のうちの
時が含まれているならば、AUTOおよびONが表示さ
れる。
【0047】図18に示す状態TIME97の目的は、
AUTO機能を正しく動作させるためにページャーを1
日のうちの時刻へセットすることである。この時刻設定
は次のようにして行われる。ページャーを中立表示状態
に置き、AUTO状態指示が表示される。それから、竜
頭を長く押すことによりフェーズ・メニューまたは制御
メニューに入る。竜頭を回すことによりメニューTIM
E97を選択する。そうすると1日のうちの時刻が表示
される。竜頭を更に長く押すと(≪128)、1日の時
刻の時が明滅させられる。その時は竜頭を回すことによ
り調整可能であり、竜頭を短く押すことにより確認され
る。時の確認により分が明滅させられる。竜頭を回すこ
とにより分を調整できる。竜頭を短く押すことにより分
の調整は確認される。この確認(<129)により中立
表示へ戻される。
【0048】状態TIME97から始まって、竜頭を長
く押す(≪128)代わりに短時間押す(<170)場
合には、ページャーに既に記憶されている時刻を確認し
て待機位置121へ戻る。
【0049】状態AUTOとTIMEはページャーの動
作には不可欠でない付属機能である。簡単なページャー
においてはそれらの機能はもはや含めないことができ
る。30秒間に何の操作も行われなければ、選択されて
いるモードのうちの任意の1つのモードから待機モード
へ自動的に戻ることが予想されることを更に述べる。
【0050】図19は図15に示されているページャー
・ウオッチのステム−竜頭の機能を説明する図である。
その図はメッセージモードにあるページャーの状態を示
す。
【0051】メモリに保存されているメッセージを順次
見るために、竜頭を第2の安定な中立位置に押し、それ
から竜頭を回す。竜頭を負の向きに回す(∨130)と
表示されているメッセージ(たとえばメッセージn)が
表示セルから消され、より古いメッセージ(メッセージ
n−1)が、消されたメッセージの代わりに表示され
る。これとは逆に、竜頭を正の向きに回す(∧131)
と、表示されているメッセージ(メッセージn−1)が
セルから消され、消されたメッセージの代わりにより新
しいメッセージ(メッセージn)が表示される。
【0052】メッセージ、たとえばメッセージn、が表
示セルの容量を超えた場合に、隠されているキャラクタ
を出現させるために、竜頭を短時間押す(<133)こ
とによりメッセージをキャラクタごとに走査(shif
t132)することが可能である。ここで説明している
例においては、隠されている全ての記号が明らかに表示
されると、走査の向きが自動的に変わる。走査を停止さ
せるためには、竜頭をもう1回短時間押す(<13
4)。
【0053】メッセージは次のようにして保護される。
図19のメッセージn−2を消去したいとする。このメ
ッセージは図20には参照番号135で示されている。
メッセージ消去のために竜頭を長い時間押す(13
6)。そうするとメッセージの処置のためのフェーズす
なわちメニューに入る。そのメニューにおいては状態指
示PROT90とDEL91が現れる。それからデフォ
ールトにより保護オプションPROT90が選択され
る。次に竜頭を回す(138)ことにより希望のオプシ
ョンを選択する。しかし、状態指示PROTが既に明滅
しているから、その竜頭操作は実際には不要である。最
後に、竜頭を短時間押す(<139)ことにより、メッ
セージの保護された状態を確認する。記号P137はそ
の状態を示す。状態指示PROTとDELは消えるであ
ろう。
【0054】DELETEまたはDELにより示される
消去は次のようにして行われる。図19に示されている
メッセージn−2の消去を希望していると仮定する。そ
のメッセージは図21には参照番号135で示されてい
る。そのために、竜頭を長い間押す(≪136)。そう
するとメッセージを取り扱うフェーズすなわちメニュー
に入る。このメニューにおいては、先に述べたように、
状態指示PROT90がデフォールトにより明滅する。
竜頭を負の向きに回す(∨140)ことにより、状態D
EL91を選択する。そうすると状態指示DEL91が
明滅する。最後に、竜頭を短時間押す(<141)によ
り消去状態を確認する。そうすると、メッセージ135
は表示セルから消え、代わりにもっと新しいメッセージ
nー1、142、が表示される。図19は、明滅してい
る状態指示DELETEから、竜頭を負の向きへ回す
(∧143)ことにより状態へ戻ることができ、または
竜頭を負の向きに回す(∨144)によりメッセージn
−2に影響を及ぼすことなしに、そのメッセージへ戻る
ことができる。
【0055】図20と図21に示されているこの第2の
実施例においては、メッセージの先頭に順序番号145
が付けられる。第1の実施例ではその順序番号は付けら
れず、保護されているメッセージだけにその番号が付け
られる。この第2の実施例では、先に述べたように、保
護されているメッセージには順序番号の前に記号Pが付
けられる。
【0056】ページャーは保護されていない全てのメッ
セージを要求に応じて消去する装置を含むことができる
ことも図19からわかる。そのような一括消去(図19
にCLR ALL、150、で表されている)を行うた
めに、最初に受けた(最も古い)メッセージ151が得
られるまで、竜頭を負の向きに回す(∨)。それから竜
頭を負の向きに回す(∨152)により、一括消去指示
CLR ALLが表示される。竜頭を長い間押す(≪1
53)ことによりその指示CLR ALLは確認され
る。この時には語YESが明滅する(153)。それか
ら竜頭を短時間押す(<155)と、CLR ALL機
能が実行されて、保護されていない全てのメッセージが
一括して消去される。この一括消去動作中も、また確認
されていないメッセージが到達することがある。一括消
去ではそれらのメッセージは消去されない。図19は、
機能YES154から、竜頭を負の向きに回す(∨17
2)ことにより、代わりの機能NO171が出現させら
れることがある。竜頭を短時間押す(<173)により
機能NO171が確認されるとすると、一括消去なしに
状態CLR ALLへ戻る。竜頭を正の向きに回す(∧
174)ことにより、表示NO171からYES154
へ戻ることができることにも気がつくであろう。
【0057】3)全体的な注意 以上説明した2つの実施例は更に考えられる別の実施例
のうちの例である。本発明の要旨は、ステム−竜頭3に
より、竜頭を回すことによって時の時刻を合わせるこ
と、竜頭を回すことにより、ページャーのメモリに保存
されているメッセージのいずれかを表示すること、およ
びページャーに含まれているメッセージの1つを保護ま
たは消去することを同時に行えることにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】時計とページャーの組み合わせを含んでいる計
時器の制御を本発明に従って可能にする、ステムが第1
の引き出された安定な位置にあるステム−竜頭機構を示
す。
【図2】ステムが第2の安定な中立位置にあるステム−
竜頭機構を示す。
【図3】ステムが第3の不安定な押し込まれた位置にあ
るステム−竜頭機構を示す。
【図4】ステムと協働する滑りピニオンの図2のIV −I
V 線に沿う横断面図である。
【図5】図4の矢印の向きに見た滑りピニオンを示す。
【図6】図1に示されている機構の平面図である。
【図7】ステムの保持機構を示す、図6を下側から見た
図である。
【図8】本発明のページャー・ウオッチの第1の実施例
の平面図である。
【図9】図8のウオッチの表示領域で表示できる種々の
グラフィックスを表す、その表示領域の拡大図である。
【図10】図8のページャー・ウオッチの電子部を示す
概略ブロック図である。
【図11】図8のページャー・ウオッチに設けられてい
る押し部の機能を説明する線図である。
【図12】ステム・ウオッチの組み合わせにより取り扱
うことができる、図8のページャー・ウオッチに設けら
れているメモリを示す線図である。
【図13】表示セルの容量を超えたメッセージを図8の
ページャー・ウオッチのステム−竜頭によりどのように
して移動させるかを示す線図である。
【図14】ページャー・ウオッチが待機状態にある時の
メッセージの受信を説明する線図である。
【図15】本発明のページャー・ウオッチの第2の実施
例の平面図である。
【図16】図15のウオッチの表示領域で表示される種
々のグラフィックスを示す、その表示領域の拡大図であ
る。
【図17】図15のページャー・ウオッチの電子部を示
す概略ブロック図である。
【図18】制御モードにあるページャーの状態を示す、
図15のページャー・ウオッチに設けられている押し部
の機能を説明する線図である。
【図19】メッセージ・モードにおけるページャーの状
態を示す、図15のページャー・ウオッチのステム−竜
頭の機能を説明する線図である。
【図20】メモリに保存されているメッセージを保護す
るために、図15に示されているページャー・ウオッチ
のステム−竜頭に対する操作を示す。
【図21】メモリに保存されているメッセージを消去す
るために、図15に示されているページャー・ウオッチ
のステム−竜頭に対する操作を示す。
【図22】所定のターンオン時刻および所定のターンオ
フ時刻をプログラムするために、図15に示されている
ページャー・ウオッチのステム−竜頭に対する操作を示
す。
【符号の説明】
3 制御装置 6 アンテナ 7 表示セル 8 音響発生器 9 ステム 10 竜頭 18 揺りテコ 21 滑りピニオン 29、30、33、36 ブレード 32 スイッチ 40、41 ノッチ 42、45 弾性要素 65、101 デコーダ 67 クロック 68 RAM 69 マイクロプロセッサ 75 ウオッチ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−152758(JP,A) 特開 昭50−147370(JP,A) 特開 昭51−110370(JP,A) 実開 昭63−99297(JP,U) 特表 平2−500385(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04G 1/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも時と分を表示するための時計
    と、キャラクタから構成されているラジオ放送メッセー
    ジのための受信器と、前記メッセージを記憶するための
    メモリと、少なくとも前記メッセージを表示するための
    セルと、音響または機械的トランスデューサと、手で
    操作されるようにされている竜頭にはめ込まれる少なく
    とも1つのステムを含む制御装置とを備え、前記ステム
    は少なくとも3つの異なる軸線方向位置へ移動されるよ
    うになっており、前記3つの位置の内、第1の安定な位
    置では、前記竜頭を回すことにより前記時計の1日の時
    刻を合わせることができ、第2の安定な位置では、前記
    竜頭を回すことにより受けたメッセージを少なくとも順
    次表示することができ、そして第3の不安定な位置で
    は、前記ステムの長手方向に加えられる作用により表示
    されているメッセージを少なくとも消去または保護する
    ことができることを特徴とする計時器。
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