JP3334773B2 - 電気冷蔵庫のガスケット - Google Patents

電気冷蔵庫のガスケット

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JP3334773B2 JP09567995A JP9567995A JP3334773B2 JP 3334773 B2 JP3334773 B2 JP 3334773B2 JP 09567995 A JP09567995 A JP 09567995A JP 9567995 A JP9567995 A JP 9567995A JP 3334773 B2 JP3334773 B2 JP 3334773B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気冷蔵庫用磁石入りガ
スケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気冷蔵庫の扉はその閉じたとき
の機密性が必要なため図4のように、扉13にガスケッ
ト1を付設し、このガスケット1を介して電気冷蔵庫本
体18に密着できるようにしている。同扉13は扉缶1
4、枠15、発泡断熱材16、合成樹脂からなる扉内板
17等より形成されている。前記ガスケット1は軟質の
合成合成樹脂、例えば塩化ビニル樹脂より形成され、そ
の断面は全周にわたって同一で、冷凍および冷蔵庫の扉
側から冷凍および冷蔵庫の方に向かって順次取付部2、
伸縮部3および磁石内挿部4が一体に形成され、同取付
部2はほぼ基体5の内部の巾方向の一側に扉側に向いた
断面矢先状の係止部6が長さ方向に沿って突設され、こ
の磁石内挿部6の基端側が基体5の両側片との間で補強
板7により補強されている。また、磁石内挿部4は断面
矩形に形成され、この内挿部4には磁石8が内挿されて
いる。伸縮部3は肉薄の外方の伸縮壁9および内方の伸
縮壁10が上記取付部2と磁石内挿部4との中間の両側
部に突出形成され、扉側13から冷蔵庫本体18側に伸
縮自在に形成されている。また、この伸縮部3は上記磁
石内挿部4と基体5の間に上記内方の伸縮壁10のさら
に外方において区画壁11が形成されている。また、区
画壁11の外表面の冷凍および冷蔵庫側びは機密用舌片
12が扉側に向かって突設されている。上記構成によれ
ば、磁石8は扉13の周縁全体に設けられているので、
同磁石8の使用量が多く部品コスト高となる。このため
従来は実開昭62─25790号に記載されているよう
に、前記磁石8の伸縮部3側に凹溝8aを形成し、これ
によって磁性の使用を少なくし、磁石を安価にするもの
が提供されている。しかしながら、この技術においては
凹溝8aが形成されたため、磁石8の強度が弱くなり、
同磁石8が壊れやすくなるという問題を有するものであ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、凹溝が形成されても磁石の強度が
弱くならない電気冷蔵庫のガスケットを提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、取付部、伸縮部および前記伸縮部側の長手
方向に凹溝を備えた可撓性の磁石を内挿する内挿部を順
次有して枠状に形成された電気冷蔵庫のガスケットにお
いて、前記内挿部に前記凹溝に当接する受部を設けたこ
とを特徴とする。また、前記受部が半円筒状であること
を特徴とする。さらに、前記可撓性の磁石に凹溝が複数
設けれられ、前記内挿部に受部が複数設けれられている
ことを特徴とする。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、ガスケットの磁石
内挿部に設けた受部が、背面に形成された凹溝によって
弱くなった磁石の強度を補強する。
【0006】
【実施例】第1図〜第2図に本発明の一実施例を示す。
尚、図中符号は従来例と同一のものを付す。
【0007】図において、1はガスケットで、同ガスケ
ット1の断面は全周にわたって同一で、冷凍および冷蔵
庫の扉側から冷凍および冷蔵庫の方に向かって順次取付
部2、伸縮部3および磁石内挿装部4が形成されてい
る。取付部2はほぼ基体5の内部の巾方向の一側に扉側
に向いた断面矢先状の係止部6が長さ方向に沿って突設
され、この磁石内挿部6の基端側が基体5の両側片との
間で補強板7により補強されている。また、磁石内挿部
4は断面矩形に形成され、この内挿部4には磁石8が内
挿されている。そして上記取付部2と磁石内挿部4の間
に伸縮部3が形成され、この伸縮部3は肉薄の外方の伸
縮壁9および内方の伸縮壁10が上記取付部2と磁石内
挿部4との中間の両側部に突出形成され、扉側13から
冷蔵庫本体18側に伸縮自在に形成されている。またこ
の伸縮部3は上記磁石内挿部4と基体5の間に上記内方
の伸縮壁10のさらに外方において区画壁11が形成さ
れ、この区画壁11と上記内方の伸縮壁10により二重
壁が形成され、これら二重壁10、11および上記外方
の伸縮壁9の間に二つの中空部が形成されている。な
お、区画壁11の外表面の冷凍および冷蔵庫側には機密
用舌片12が扉側に向かって突設されている。このよう
にして形成されたガスケット1は冷蔵庫本体の扉に取付
部2が取付けられ使用されるが扉を閉めようとすると、
磁石8が冷凍および冷蔵庫の開口周縁に近接したとき吸
引され、この吸引につれ伸縮部3が伸長して磁石8の吸
引に追従する。そして扉を閉め終わると両方の伸縮壁
9、10は両側に突出するように縮まり扉のゆがみなど
により磁石8が扉側に力を受けないように緩和材として
機能する。また、扉を開くときは伸縮部3で均衡して伸
長し、内外側均等に力が加わって磁石8は冷凍および冷
蔵庫より離反される。
【0008】さらに、磁石8の背面には、同磁石8の材
料を節約するためカマボコ型の凹溝8aが同磁石8の長
手方向に沿って形成されている。
【0009】さらに、ガスケット1の磁石内挿部4側に
前記凹溝8aに当接する受部4aが設けられ、凹溝8a
が形成されたために弱くなった磁石8の強度を前記受部
4aによって補強するようにしている。
【0010】また、図3は、本発明による電気冷蔵庫の
他の実施例で、前記磁石8の背面に、複数の凹溝8bを
形成したもので、それぞれの凹溝8bの深さを比較的浅
くし、これによって磁石8の強度の劣化を押さえるとと
もに、凹溝8bの数を多くすることによって磁石8の材
料を節約する構造とした。また磁石内挿部4側に前記凹
溝8bに当接する受部4bが複数設けられ、凹溝8bが
形成されたために弱くなった磁石8の強度を前記受部4
aによって補強するようにしている。
【0011】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による電
気冷蔵庫によれば、磁石の材料費を削減するため背面に
設けた凹溝によって弱くなった当該磁石の強度をガスケ
ットの磁石内挿部に設けた受部が補強するので、磁石に
溝部を形成することが可能になり、これによって磁石の
材料費が低減され、同磁石を設けた扉の部品コストを低
減できる電気冷蔵庫の提供が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気冷蔵庫のガスケットの一部を
切欠いた斜視図である。
【図2】本発明による電気冷蔵庫のガスケットの拡大断
面図である。
【図3】本発明による電気冷蔵庫のガスケットの他の実
施例の磁石内挿部の拡大断面図である。
【図4】従来の電気冷蔵庫のガスケットの拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ガスケット 2 取付部 3 伸縮部 4 磁石内挿装部 4a 受部 5 基体 6 係止部 7 補強板 8 磁石 8a 凹溝 9 伸縮壁 10 伸縮壁 11 区画壁

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付部、伸縮部および前記伸縮部側の長
    手方向に凹溝を備え可撓性の磁石を内挿する内挿部を順
    次有して枠状に形成された電気冷蔵庫のガスケットにお
    いて、前記内挿部に前記凹溝に当接する受部を設けたこ
    とを特徴とする電気冷蔵庫のガスケット。
  2. 【請求項2】 前記受部が半円筒状であることを特徴と
    する請求項1記載の電気冷蔵庫のガスケット。
  3. 【請求項3】 前記可撓性の磁石に複数の凹溝が設けれ
    られ、前記内挿部に複数の受部が設けれられていること
    を特徴とする請求項1、2記載の電気冷蔵庫のガスケッ
    ト。
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