JP3334360B2 - 電気機器 - Google Patents
電気機器Info
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Description
自在に装着される電源アダプタ及びこれを用いた電気機
器に関する。
イッチは通常、ACライン上に設置される。この場合電
源スイッチをオフしたとき、スイッチ端子間にはACラ
イン上の電圧が発生するから、安全性確保のためにはこ
の種の電源スイッチに高い絶縁能力が要求される。従っ
て世界各国では、人が直接触れる部分である電源スイッ
チに関して認定制度を設けて、認定部品以外は使用でき
ないようになっている。
スイッチは、基本的にACラインを接断する目的で作ら
れているから、当然端子間距離も大きくなっており、部
品サイズが大きく且つ高価であるという難点がある。こ
の発明は、電源オン/オフ操作手段を有する機器本体に
取り外し自在に装着される、小型スイッチを用いて安全
確実に電源オン/オフを可能とした電源アダプタ及びこ
れを用いた電気機器を提供することを目的としている。
と、この機器本体に取り外し自在に装着される電源アダ
プタとを有する電気機器であって、前記機器本体は、電
源オン/オフ操作手段と、この電源オン/オフ操作手段
に連結された絶縁性の連結手段とを具備し、前記電源ア
ダプタは、スイッチング電源回路と、このスイッチング
電源回路の動作の実行/停止を選択するための電気的ス
イッチング素子を制御する機械的補助スイッチ素子と、
この機械的補助スイッチ素子を操作するためにアダプタ
筺体上に設けられたスイッチ操作手段とを具備し、前記
機器本体に前記電源アダプタを装着したときに前記電源
オン/オフ操作手段と前記スイッチ操作手段との間が前
記連結手段により機械的に連結されて、前記機器本体側
から前記スイッチング電源回路のオン/オフ制御がなさ
れるようにしたことを特徴としている。この発明はま
た、機器本体と、この機器本体に取り外し自在に装着さ
れる電源アダプタとを有する電気機器であって、前記電
源アダプタは、スイッチング電源回路と、このスイッチ
ング電源回路の動作の実行/停止を選択するための電気
的スイッチング素子とを具備し、前記機器本体は、その
機器本体内部に設けられた、前記電気的スイッチング素
子を制御するための機械的補助スイッチ素子と、前記機
器本体上に設けられた、前記機械的補助スイッチ素子を
操作するための電源オン/オフ操作手段とを具備し、前
記機器本体に前記電源アダプタを装着したときに前記機
械的補助スイッチ素子と前記電気的スイッチング素子と
の間が電気的に接続されて、前記機器本体側から前記ス
イッチング電源回路のオン/オフ制御がなされるように
したことを特徴としている。
スイッチを用いることなく、低耐圧で小型の信号制御用
機械的スイッチ素子を用いて、機器本体側から安全確実
に電源のオン/オフ制御を可能とした電源アダプタ及び
これを用いた電気機器が得られる。
説明する。図1はこの発明の一実施例に係る電源アダプ
タの概略構成を示し、図2はその内部回路構成を示す。
この実施例のスイッチング電源は、図2に示すように、
ACラインは電源ヒューズ21を介し、ダイオード22
とコンデンサ25からなる一次側整流回路を介して絶縁
トランス23の一次巻線に接続されている。この一次巻
線の他端は、スイッチング動作の実行/停止を行うバイ
ポーラトランジスタ24を介してACラインの他方につ
ながっている。トランジスタ24は発振回路26により
ベース制御がなされる。絶縁トランス23の二次側出力
はダイオード27とコンデンサ28からなる整流平滑回
路を介して出力コネクタ29から直流出力として取り出
される。
的スイッチング素子であるトランジスタ24のベース・
エミッタ間には、このトランジスタ25を強制的にオフ
にすることができる機械的補助スイッチ素子3が接続さ
れている。補助スイッチ素子3は、小電力用、即ち低耐
圧小型の信号制御用スイッチである。アダプタ筺体7上
には、この補助スイッチ素子3をオン/オフ制御するス
イッチ操作手段としての操作ボタン4が設けられてい
る。
ように、機器本体2に取り外し自在に装着される。機器
本体2上には、電源オン/オフ操作手段としての操作ボ
タン5が設けられている。この電源オン/オフ操作ボタ
ン5と装着された電源アダプタ1のスイッチ操作ボタン
4の間は連結棒6により機械的に連結される。連結棒6
は、プラスチック等の電気的絶縁材料により構成された
高い絶縁能力を有するものとする。このように構成すれ
ば、機器本体2上の電源オン/オフ操作ボタン5を操作
することにより、電源アダプタ1内の機械的補助スイッ
チ素子3をオン/オフ制御することができる。
コンセントの抜き差しでオン/オフするものが多く、ま
たこれに操作スイッチを設けたとしても、セットに組み
込んだときには、デザイン上や使い勝手等からそのスイ
ッチをそのまま利用できることは少ない。この実施例に
よれば、このような取り外し可能な電源アダプタ1の一
次側に設けた補助スイッチ素子3を、これから離れた機
器本体2上から容易にオン/オフ操作することができ
る。しかも補助スイッチ素子3には、小型で安価なもの
を用いることができる。即ち実施例のようなスイッチン
グ電源回路に用いられる一次側スイッチング素子である
トランジスタ24のベース・エミッタ間電圧は最大でも
1V以下、通常0.6V程度である。従ってこの部分に
挿入される補助スイッチ素子3の端子間電圧も1V以下
であるから、この補助スイッチ素子3の端子間絶縁距離
は極めて小さいものでよい。またこの補助スイッチ素子
3による開閉電流は、トランジスタ24のコレクタ電流
の1/hFEであるため、極めて微弱の電流開閉で済み、
補助スイッチ素子3として小型で安価なものを用いるこ
とができる。
を行わないから、電源オフにしても一次側整流回路の電
流はわずかに流れる。しかしこの電流はμAオーダーで
あって、特に問題にならない。また、機器本体上の電源
オン/オフ操作ボタンと電源アダプタ1の補助スイッチ
素子を連動させる手段として、原理的には電気的連動や
光連動も可能である。しかし電気的連動方式では感電の
おそれがある等、安全規格上問題があり、光連動方式で
は発光源を必要とするため低コストで実現することはで
きない。この点この実施例では、絶縁材料を用いた機械
的連結手段を採用することにより、安全性の確保及び低
コスト化が容易である。
ある。先の実施例と対応する部分には先の実施例と同一
符号を付して詳細な説明は省く。先の実施例では、機械
的補助スイッチ素子3が電源アダプタ1内部に設けられ
ているのに対し、この実施例ではこれが電源アダプタ1
の外に配置される。即ち、電源アダプタ1の筺体7内部
の基板32とは分離されて、機器本体2内に基板31が
設けられ、これに補助スイッチ素子3が搭載されてい
る。
機器本体2に装着されたときに電源アダプタ1内のスイ
ッチングトランジスタ24のベース・エミッタ間に電気
的に接続する為に、電源アダプタ1には電源出力用コネ
クタ29と別に、コネクタ30が設けられている。電源
アダプタ1内部のコネクタ30につながる配線33a
と、補助スイッチ素子3の端子につながる配線33b
は、電源アダプタ1を機器本体2に装着することにより
このコネクタ30を介して接続される。
4は絶縁性ノブであって、図3に機械的配置を示したよ
うに、その先端は機器本体2の上部に露出させている。
このスイッチ操作ボタン4は、先の実施例での電源オン
/オフ操作ボタン5をも兼ねている。つまりこの実施例
は、補助スイッチ素子3を電源アダプタ1から分離して
機器本体2内に配置することにより、スイッチ操作ボタ
ン4と電源オン/オフ操作ボタン5を兼用とし、先の実
施例の連結棒6を省いたものということができる。
に小型の機械的補助スイッチ素子を用いて、機器本体側
からこれに装着される電源アダプタのオン/オフ制御を
安全確実に行うことができる。
板32と機器本体内のスイッチ搭載基板31の間をコネ
クタ30を介して接続しているが、アダプタを一旦機器
本体に装着した後は余り取り外すことのない用途もあ
り、この様な場合にはコネクタ30を用いることなく、
アダプタ筺体内基板32と機器本体内のスイッチ搭載基
板31の間をコードのみで接続するようにしてもよい。
またこの発明に適用できるスイッチング電源としては、
自励発振型,他励発振型のいずれも可能である。発振器
を独自に持つ他励発振型のスイッチング電源にこの発明
を適用する場合補助スイッチ素子は発振器の発振をオン
/オフ制御できるものであればよい。
耐圧で小型の機械的補助スイッチ素子を用いて、装着さ
れる機器本体上から安全確実に電源のオン/オフ制御を
可能とした取り外し可能な電源アダプタ、及びこれを用
いた電気機器を提供することができる。
成を示す。
素子、4…スイッチ操作ボタン、5…電源オン/オフ操
作ボタン、6…連結棒、7…筺体。
Claims (2)
- 【請求項1】 機器本体と、この機器本体に取り外し自
在に装着される電源アダプタとを有する電気機器であっ
て、 前記機器本体は、 電源オン/オフ操作手段と、 この電源オン/オフ操作手段に連結された絶縁性の連結
手段とを具備し、 前記電源アダプタは、 スイッチング電源回路と、 このスイッチング電源回路の動作の実行/停止を選択す
るための電気的スイッチング素子を制御する機械的補助
スイッチ素子と、 この機械的補助スイッチ素子を操作するためにアダプタ
筺体上に設けられたスイッチ操作手段とを具備し、 前記機器本体に前記電源アダプタを装着したときに前記
電源オン/オフ操作手段と前記スイッチ操作手段との間
が前記連結手段により機械的に連結されて、前記機器本
体側から前記スイッチング電源回路のオン/オフ制御が
なされるようにしたことを特徴とする電気機器。 - 【請求項2】 機器本体と、この機器本体に取り外し自
在に装着される電源アダプタとを有する電気機器であっ
て、前記電源アダプタは、 スイッチング電源回路と、 このスイッチング電源回路の動作の実行/停止を選択す
るための電気的スイッチング素子とを具備し、 前記機器本体は、 その機器本体内部に設けられた、前記電気的スイッチン
グ素子を制御するための機械的補助スイッチ素子と、 前記機器本体上に設けられた、前記機械的補助スイッチ
素子を操作するための電源オン/オフ操作手段とを具備
し、 前記機器本体に前記電源アダプタを装着したときに前記
機械的補助スイッチ素 子と前記電気的スイッチング素子
との間が電気的に接続されて、前記機器本体側から前記
スイッチング電源回路のオン/オフ制御がなされるよう
にした ことを特徴とする電気機器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22101894A JP3334360B2 (ja) | 1993-11-29 | 1994-08-23 | 電気機器 |
US08/517,363 US5712515A (en) | 1994-08-23 | 1995-08-21 | Power source adaptor |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5-68404 | 1993-11-29 | ||
JP6840493 | 1993-11-29 | ||
JP22101894A JP3334360B2 (ja) | 1993-11-29 | 1994-08-23 | 電気機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07203684A JPH07203684A (ja) | 1995-08-04 |
JP3334360B2 true JP3334360B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=26409631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22101894A Expired - Fee Related JP3334360B2 (ja) | 1993-11-29 | 1994-08-23 | 電気機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3334360B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013176237A (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-05 | Nagano Japan Radio Co | Acアダプタおよび電子機器 |
-
1994
- 1994-08-23 JP JP22101894A patent/JP3334360B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07203684A (ja) | 1995-08-04 |
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