JP3334247B2 - ディスクブレーキパッドの成形と識別を同時に行う方法 - Google Patents
ディスクブレーキパッドの成形と識別を同時に行う方法Info
- Publication number
- JP3334247B2 JP3334247B2 JP11507993A JP11507993A JP3334247B2 JP 3334247 B2 JP3334247 B2 JP 3334247B2 JP 11507993 A JP11507993 A JP 11507993A JP 11507993 A JP11507993 A JP 11507993A JP 3334247 B2 JP3334247 B2 JP 3334247B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- identification
- stamp
- disc brake
- brake pad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/02—Braking members; Mounting thereof
- F16D65/04—Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor
- F16D65/092—Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor for axially-engaging brakes, e.g. disc brakes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D69/00—Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
- F16D69/04—Attachment of linings
- F16D2069/0425—Attachment methods or devices
- F16D2069/0483—Lining or lining carrier material shaped in situ
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D69/00—Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
- F16D69/04—Attachment of linings
- F16D2069/0425—Attachment methods or devices
- F16D2069/0491—Tools, machines, processes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車および鉄道、産
業機械等のブレーキに用いられるディスクブレーキパッ
ドの識別を成形と同時に行う方法に関する。
業機械等のブレーキに用いられるディスクブレーキパッ
ドの識別を成形と同時に行う方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ディスクブレーキパッドは成形前
の金属部であるバックプレートにあらかじめ品番や品名
等を刻印しておき、圧縮成形時に粉体もしくは仮成形さ
れた材料と組合せ、一体化することにより形状が出来上
る。一体化されたディスクブレーキパッドは、後工程に
一括して搬送し、刻印機もしくはスタンプを用いて、そ
の製造履歴をロットナンバーで表示している。
の金属部であるバックプレートにあらかじめ品番や品名
等を刻印しておき、圧縮成形時に粉体もしくは仮成形さ
れた材料と組合せ、一体化することにより形状が出来上
る。一体化されたディスクブレーキパッドは、後工程に
一括して搬送し、刻印機もしくはスタンプを用いて、そ
の製造履歴をロットナンバーで表示している。
【０００３】すなわち、ディスクブレーキパッドの完成
品には、摩擦部分に使われる材料の品名と製造履歴を示
すロットナンバーが記されるが、従来の技術においては
圧縮成形工程で成形と同時に前述の識別を付与すること
はなかった。
品には、摩擦部分に使われる材料の品名と製造履歴を示
すロットナンバーが記されるが、従来の技術においては
圧縮成形工程で成形と同時に前述の識別を付与すること
はなかった。
【０００４】さらに、製造履歴を示すロットナンバー
は、製造工程中、最も性能を左右する工程である圧縮成
形工程の製造年月日と使用設備が判定できる仕組みとな
っているが、製造履歴をより詳細に示すには使用設備の
成形金型や多数個取り金型の使用部位（キャビティ）を
示す記号、その日の第何番目に製造された品物であるか
の記号などを付与するとよい。
は、製造工程中、最も性能を左右する工程である圧縮成
形工程の製造年月日と使用設備が判定できる仕組みとな
っているが、製造履歴をより詳細に示すには使用設備の
成形金型や多数個取り金型の使用部位（キャビティ）を
示す記号、その日の第何番目に製造された品物であるか
の記号などを付与するとよい。
【０００５】ところが従来の技術では、圧縮成形による
摩擦材とバックプレートを一体化する前に材料の品名が
刻印されたバックプレートを用いている為、同一形状の
バックプレートでも成形される品種が異れば、別品種と
して明確な管理を必要とする。さらには、圧縮成形後に
ロットナンバーの刻印もしくはスタンプ表示をする為
に、一旦集荷し、管理票を添付する。刻印もしくはスタ
ンプ作業時に管理票との照合が必要となる。そして、詳
細な製造履歴を示す成形金型や多数個取り金型における
使用部位（キャビティ）を示す記号、その日の第何番目
に製造された品物であるかの記号を付与することは困難
をきわめる。
摩擦材とバックプレートを一体化する前に材料の品名が
刻印されたバックプレートを用いている為、同一形状の
バックプレートでも成形される品種が異れば、別品種と
して明確な管理を必要とする。さらには、圧縮成形後に
ロットナンバーの刻印もしくはスタンプ表示をする為
に、一旦集荷し、管理票を添付する。刻印もしくはスタ
ンプ作業時に管理票との照合が必要となる。そして、詳
細な製造履歴を示す成形金型や多数個取り金型における
使用部位（キャビティ）を示す記号、その日の第何番目
に製造された品物であるかの記号を付与することは困難
をきわめる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ディスクブレーキパッ
ドの識別を圧縮成形時に同時に行うことにより、前述の
ようなバックプレートの材料品名別管理や、成形後の管
理票の添付及び刻印もしくはスタンプ作業の省略が可能
となり、さらに詳細な製造履歴を示す識別を付与するこ
とを可能にする。
ドの識別を圧縮成形時に同時に行うことにより、前述の
ようなバックプレートの材料品名別管理や、成形後の管
理票の添付及び刻印もしくはスタンプ作業の省略が可能
となり、さらに詳細な製造履歴を示す識別を付与するこ
とを可能にする。
【０００７】
【問題を解決するための手段】本発明は、ディスクブレ
ーキパッドの圧縮成形工程において、あらかじめ埋め込
まれた刻印を有する加圧金型もしくは加圧治具を用いて
成形と識別を同時に行う方法である。すなわち、粉体も
しくは仮成形された材料をバックプレートに圧縮成形す
る力を利用し、バックプレート５もしくはモールド穴７
に識別処理を施すものである。
ーキパッドの圧縮成形工程において、あらかじめ埋め込
まれた刻印を有する加圧金型もしくは加圧治具を用いて
成形と識別を同時に行う方法である。すなわち、粉体も
しくは仮成形された材料をバックプレートに圧縮成形す
る力を利用し、バックプレート５もしくはモールド穴７
に識別処理を施すものである。
【０００８】ここで用いられる加圧力は、成形される材
料の性能及び面積に基づいて設定される。従って刻印に
加わる力は、成形される材料の種類により変化すること
になる為、刻印の印字や記号は先の鋭くなったものを選
び、且つ刻印の高さを出来るだけ均一に揃えるのが好ま
しい。このようにして選んだ刻印を金型に埋め込み圧縮
成形と同時に刻印するが、並べる刻印数はディスクブレ
ーキパッド１個に加える加圧力を刻印数で割った値が刻
印１個当りにかかる加圧力であるから、目安として３０
０ｋｇ／刻印以上の力となるように刻印数を選ぶ。好ま
しくは４００ｋｇ／刻印以上とするのが良い。
料の性能及び面積に基づいて設定される。従って刻印に
加わる力は、成形される材料の種類により変化すること
になる為、刻印の印字や記号は先の鋭くなったものを選
び、且つ刻印の高さを出来るだけ均一に揃えるのが好ま
しい。このようにして選んだ刻印を金型に埋め込み圧縮
成形と同時に刻印するが、並べる刻印数はディスクブレ
ーキパッド１個に加える加圧力を刻印数で割った値が刻
印１個当りにかかる加圧力であるから、目安として３０
０ｋｇ／刻印以上の力となるように刻印数を選ぶ。好ま
しくは４００ｋｇ／刻印以上とするのが良い。
【０００９】ところが、ディスクブレーキパッドの識別
に必要な情報には、少なくとも材料名と製造年月日が必
要であり、この情報だけで前述の加圧力を消費してしま
うため、さらに詳細な情報となる使用設備関連の記号を
刻印するには、成形時流動性のあるモールド穴部を用い
ると良い。
に必要な情報には、少なくとも材料名と製造年月日が必
要であり、この情報だけで前述の加圧力を消費してしま
うため、さらに詳細な情報となる使用設備関連の記号を
刻印するには、成形時流動性のあるモールド穴部を用い
ると良い。
【００１０】モールド穴部は、摩擦材もしくは樹脂配合
比率の大きい穴詰材から成り立っており、圧縮成形時に
は加熱及び加圧により樹脂が流動し硬化する為、大きな
加圧力は必要としない。数ｋｇ／刻印〜数十ｋｇ／刻印
あれば十分である。
比率の大きい穴詰材から成り立っており、圧縮成形時に
は加熱及び加圧により樹脂が流動し硬化する為、大きな
加圧力は必要としない。数ｋｇ／刻印〜数十ｋｇ／刻印
あれば十分である。
【００１１】ただし、樹脂はその素材自体の脆性と、加
熱による柔かさから金型より成型品を外す際、刻印部分
が粘着し、刻印側に樹脂が残ることがある。そこで、モ
ールド穴へ刻印するには離型剤を塗布すると良い。さら
に好ましくは離型性フィルムもしくは離型性シートを介
して行うのが良い。また、高温で強度を保持するフィル
ムをあらかじめ刻印しておき、これをモールド穴部にあ
たる金型に貼り、モールド穴部へ転写し、刻印の代用と
することが出来る。
熱による柔かさから金型より成型品を外す際、刻印部分
が粘着し、刻印側に樹脂が残ることがある。そこで、モ
ールド穴へ刻印するには離型剤を塗布すると良い。さら
に好ましくは離型性フィルムもしくは離型性シートを介
して行うのが良い。また、高温で強度を保持するフィル
ムをあらかじめ刻印しておき、これをモールド穴部にあ
たる金型に貼り、モールド穴部へ転写し、刻印の代用と
することが出来る。
【００１２】
【作用】本発明におけるブレーキディスクパッドの成形
と識別を同時に行う方法において、被刻印材であるバッ
クプレート５は、従来使用されている軟鋼であり、モー
ルド穴７部分は摩擦材もしくは穴詰材であるから、刻印
の材質も従来使用されている材質で何ら不都合はない。
と識別を同時に行う方法において、被刻印材であるバッ
クプレート５は、従来使用されている軟鋼であり、モー
ルド穴７部分は摩擦材もしくは穴詰材であるから、刻印
の材質も従来使用されている材質で何ら不都合はない。
【００１３】刻印の印字形状については前述のごとく、
印字もしくは記号部分が先鋭になっているほど好まし
く、且つ、金型に埋め込んだ際、刻印の金型面に対する
凸部高さを揃えるのが良い。
印字もしくは記号部分が先鋭になっているほど好まし
く、且つ、金型に埋め込んだ際、刻印の金型面に対する
凸部高さを揃えるのが良い。
【００１４】刻印の金型面に対する凸部高さＡは、小さ
いと刻印が不鮮明となり、大きいとバックプレート上の
刻印を支点とする曲げモーメントが働き、プレートの反
りによる摩擦材の性能への悪影響をもたらす。好ましく
は凸部高さＡが０．１ｍｍ〜０．３ｍｍとするのが良
い。
いと刻印が不鮮明となり、大きいとバックプレート上の
刻印を支点とする曲げモーメントが働き、プレートの反
りによる摩擦材の性能への悪影響をもたらす。好ましく
は凸部高さＡが０．１ｍｍ〜０．３ｍｍとするのが良
い。
【００１５】つぎにモールド穴部への識別であるが、被
刻印材である摩擦材もしくは穴詰材は、フェノール樹脂
で代表される熱硬化性樹脂を含み、加熱・加圧時に流動
する為、刻印は大きな加圧力を必要とせず、且つ、凸部
高さは０．０５ｍｍ〜０．１５ｍｍ程度で十分である。
刻印材である摩擦材もしくは穴詰材は、フェノール樹脂
で代表される熱硬化性樹脂を含み、加熱・加圧時に流動
する為、刻印は大きな加圧力を必要とせず、且つ、凸部
高さは０．０５ｍｍ〜０．１５ｍｍ程度で十分である。
【００１６】また、前述のごとく金型に埋め込んだ刻印
部と穴詰材もしくは摩擦材が粘着し、一部の樹脂が刻印
に残ることがあり、パラフィン系ディスパージョン離型
剤を塗布しておくと良い。さらに好ましくは刻印の上
に、離型性シートもしくはフィルムで覆うと良く、該シ
ートもしくはフィルムの材質はフェノール樹脂を代表と
する摩擦材のバインダーとなる樹脂に対する離型性を示
し、且つ加熱温度で溶融しない材料であれば使用可能で
あるが、四弗化エチレン樹脂が好ましい。
部と穴詰材もしくは摩擦材が粘着し、一部の樹脂が刻印
に残ることがあり、パラフィン系ディスパージョン離型
剤を塗布しておくと良い。さらに好ましくは刻印の上
に、離型性シートもしくはフィルムで覆うと良く、該シ
ートもしくはフィルムの材質はフェノール樹脂を代表と
する摩擦材のバインダーとなる樹脂に対する離型性を示
し、且つ加熱温度で溶融しない材料であれば使用可能で
あるが、四弗化エチレン樹脂が好ましい。
【００１７】さらにはモールド穴部７に対する刻印の方
法として、ポリエステル系の固いシートを用い、これに
あらかじめ刻印を施すと凹凸の識別マークが出来る。こ
のシートを切り抜き、モールド穴部７に該当する金型に
装填し、加圧により転写すれば刻印の代用が可能とな
る。
法として、ポリエステル系の固いシートを用い、これに
あらかじめ刻印を施すと凹凸の識別マークが出来る。こ
のシートを切り抜き、モールド穴部７に該当する金型に
装填し、加圧により転写すれば刻印の代用が可能とな
る。
【００１８】
（実施例１） ディスクパッド成型金型のバックプレー
ト位置に相当する箇所に３．２×２．５ｍｍ大きさの刻
印５個をはめ込み凸部高さＡを０．１８ｍｍに調整し
た。この金型を用いて摩擦面積４４ｃｍ2のディスクパ
ッドを熱成型機を用い、１５０℃に加熱し、面圧１００
ｋｇ／ｃｍ2で７分間加圧成型し、ディスクパッドを製
造した。刻印深さは０．０７ｍｍで、防錆塗装後も充分
判読できた。製品の反りは０．０５ｍｍであり使用規格
内であった。
ト位置に相当する箇所に３．２×２．５ｍｍ大きさの刻
印５個をはめ込み凸部高さＡを０．１８ｍｍに調整し
た。この金型を用いて摩擦面積４４ｃｍ2のディスクパ
ッドを熱成型機を用い、１５０℃に加熱し、面圧１００
ｋｇ／ｃｍ2で７分間加圧成型し、ディスクパッドを製
造した。刻印深さは０．０７ｍｍで、防錆塗装後も充分
判読できた。製品の反りは０．０５ｍｍであり使用規格
内であった。
【００１９】さらに同じ大きさの刻印を用い、凸部高さ
Ａ及び成型条件を変えて実施した結果を表１に示す。表
中、刻印の凸部高さ０．１ｍｍ未満、０．３ｍｍを越え
る結果は比較例である。
Ａ及び成型条件を変えて実施した結果を表１に示す。表
中、刻印の凸部高さ０．１ｍｍ未満、０．３ｍｍを越え
る結果は比較例である。
【００２０】
【表１】
【００２１】（実施例２） 実施例１で使用した金型の
モールド穴部に相当する部分に３．２×２．５ｍｍ大き
さの刻印１個をはめ込み、その上に四弗化エチレン樹脂
から成る０．１ｍｍのシートを貼ったものを用いて、実
施例１と同じ条件でディスクパッドの成形を行った。な
お、モールド穴部にはあらかじめ、バックプレートに装
着した穴詰材を埋込んでおいた。またモールド穴部の刻
印の凸部高さはシートを含み０．１ｍｍに調節しておい
た。成型されたディスクパッドのバックプレート部分の
刻印深さは０．０７ｍｍであり、モールド穴部の刻印も
防錆塗装後充分判読できた。
モールド穴部に相当する部分に３．２×２．５ｍｍ大き
さの刻印１個をはめ込み、その上に四弗化エチレン樹脂
から成る０．１ｍｍのシートを貼ったものを用いて、実
施例１と同じ条件でディスクパッドの成形を行った。な
お、モールド穴部にはあらかじめ、バックプレートに装
着した穴詰材を埋込んでおいた。またモールド穴部の刻
印の凸部高さはシートを含み０．１ｍｍに調節しておい
た。成型されたディスクパッドのバックプレート部分の
刻印深さは０．０７ｍｍであり、モールド穴部の刻印も
防錆塗装後充分判読できた。
【００２２】（実施例３） ０．２ｍｍのポリエステル
フィルムをあらかじめ硬質ゴムシートの上で刻印し、凹
凸をつけた。これをモールド穴部の大きさに切り抜き、
実施例２で用いた金型のモールド穴部加工部分に台座を
入れて装填した。台座はポリエステルフィルムの厚さ分
凹部を設けた。実施例１と同じ条件でディスクパッドを
作成した結果モールド穴部に充分判読可能な識別マーク
が転写した。
フィルムをあらかじめ硬質ゴムシートの上で刻印し、凹
凸をつけた。これをモールド穴部の大きさに切り抜き、
実施例２で用いた金型のモールド穴部加工部分に台座を
入れて装填した。台座はポリエステルフィルムの厚さ分
凹部を設けた。実施例１と同じ条件でディスクパッドを
作成した結果モールド穴部に充分判読可能な識別マーク
が転写した。
【００２３】
【発明の効果】本発明により、ディスクパッドの製造
時、成形と同時に識別が付与される為、別工程における
刻印やスタンプの作業の省略および工程間のロット管理
が省略でき、且つ重要保安部品としての製造履歴を正確
に管理ならしめるものである。
時、成形と同時に識別が付与される為、別工程における
刻印やスタンプの作業の省略および工程間のロット管理
が省略でき、且つ重要保安部品としての製造履歴を正確
に管理ならしめるものである。
【図１】本発明における成形時の模式断面図である。
【図２】本発明における成形後のディスクパッドの外観
図である。
図である。
【図３】本発明のモールド穴部に識別をつける模式断面
図である。
図である。
【図４】本発明の刻印の凸部高さＡの説明図である。
１：金型（パンチ） ２：金型（ダイ） ３：金型（受け台） ４：パッドの摩擦材部 ５：バックプレート ６ａ，６ｂ：刻印 ７：モールド穴部 ８：離型性シート
Claims (4)
- 【請求項１】 ディスクブレーキパッドの圧縮成形工程
において、パッドのバックプレートの一方の面に、あら
かじめ埋め込まれた刻印を有する加圧金型もしくは加圧
治具を用いてディスクブレーキパッドの成形と識別を同
時に行う方法。 - 【請求項２】 金型に埋め込まれた刻印の凸部高さを金
型面より０．１ｍｍ以上、０．３ｍｍ以下とする請求項
１記載のディスクブレーキパッドの成形と識別を同時に
行う方法。 - 【請求項３】 離型剤又は離型性フィルム又は離型性シ
ートにて刻印の凸部を覆い間接的にモールド穴部に識別
を付与する請求項１記載のディスクブレーキパッドの成
形と識別を同時に行う方法。 - 【請求項４】 あらかじめ識別を表わす凹凸をつけた離
型性シートを金型のモールド穴部に相対する面に装填
し、モールド穴部に識別を転写する請求項１記載のディ
スクブレーキパッドの成形と識別を同時に行う方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11507993A JP3334247B2 (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | ディスクブレーキパッドの成形と識別を同時に行う方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11507993A JP3334247B2 (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | ディスクブレーキパッドの成形と識別を同時に行う方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06328478A JPH06328478A (ja) | 1994-11-29 |
| JP3334247B2 true JP3334247B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=14653666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11507993A Expired - Fee Related JP3334247B2 (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | ディスクブレーキパッドの成形と識別を同時に行う方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3334247B2 (ja) |
-
1993
- 1993-05-18 JP JP11507993A patent/JP3334247B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06328478A (ja) | 1994-11-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2986804A (en) | Method of making a printed circuit | |
| US6073552A (en) | Method of fastener identification by impressing characters into a surface | |
| JP3334247B2 (ja) | ディスクブレーキパッドの成形と識別を同時に行う方法 | |
| CN113226583A (zh) | 压印冲头、挤压模具以及用于标记机动车构件的方法 | |
| US3805457A (en) | Method of attaching labels on rotary abrasive discs | |
| JPH09141366A (ja) | 小形プレス製品の製造方法および製造装置 | |
| US2275592A (en) | Method of making printed articles | |
| US4188256A (en) | Apparatus for manufacturing identification plates having indented retroreflective characters | |
| US2872861A (en) | Forming or molding apparatus | |
| US20020146265A1 (en) | Method for custom imprinting plastic identifier tags | |
| US3602137A (en) | Embossing disc with back-filled characters | |
| JPH07138600A (ja) | 皮革のエンボス加工方法及びそれに用いる押型 | |
| US2085740A (en) | Printing plate mold and method of making same | |
| JP2887563B2 (ja) | プレス成形装置、プレス成形方法 | |
| US2638845A (en) | Method for making matrices for molding rubber printing blocks | |
| JP3773691B2 (ja) | ワークの打ち抜き成形方法及びその装置 | |
| JP2001130195A (ja) | エンブレム及びその製造方法 | |
| US2793177A (en) | Synthetic dead metal | |
| JP3224324B2 (ja) | 摩擦材の熱成形方法及び熱成形金型 | |
| US3521562A (en) | Platen roller printing machines with printing plate support means | |
| KR100330737B1 (ko) | 장식용 몰딩제품의 성형방법 | |
| MXPA99002508A (en) | Subject identification method | |
| US2028710A (en) | Printing plate | |
| JPH0331525B2 (ja) | ||
| US2596715A (en) | Process of making mortised printing plates |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080802 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080802 Year of fee payment: 6 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080802 Year of fee payment: 6 |
|
| R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080802 Year of fee payment: 6 |
|
| R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080802 Year of fee payment: 6 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080802 Year of fee payment: 6 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080802 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090802 Year of fee payment: 7 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |