JP3332035B2 - Atm通信装置のセル制御方法 - Google Patents

Atm通信装置のセル制御方法

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JP3332035B2
JP3332035B2 JP2000258122A JP2000258122A JP3332035B2 JP 3332035 B2 JP3332035 B2 JP 3332035B2 JP 2000258122 A JP2000258122 A JP 2000258122A JP 2000258122 A JP2000258122 A JP 2000258122A JP 3332035 B2 JP3332035 B2 JP 3332035B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広帯域ISDNに
使用されるATMスイッチングシステムに係わり、特
に、バーストデータの通信サービスに好適なATMスイ
ッチングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】広帯域ISDNにおける通信サービスの
モードとして、SVC(Switchedvirtual connection)
モードとPVC(Permanent virtual connection)モー
ドとがある。
【0003】SVCモードは、呼設定(呼接続)時にA
TMスイッチングシステム内で当該呼へVPI/VCI
(Virtual path identifier / Virtual channel identif
ier)を付与し、ルーティング経路の確立と同時に当該
呼のための帯域を確保するようにしている。このため、
SVCモードでは、ATMスイッチの各出力回線毎の流
入セル量が所定の帯域内に収まっており、各出力回線対
応に設ける出力セルバッファの記憶容量は比較的小容量
で済む1が、同一宛先への呼が集中するような2場合、セ
ルを蓄積して交換するバッファの記憶容量がオーバーし
て、一部の3セルを廃棄しなければならない状態が起こ
りうる。
【0004】これに対して、PVCモードは、特定の通
信端末間に予め固定的にVPI/VCIを割り当ててお
き、端末装置が随時に専用回線的に通信できるようにし
たものである。PVCモードの通信については、ATM
スイッチングシステム内では、上記SVCモードで行っ
ていたVPI/VCI対応の帯域確保を省略しているた
め、同一出力回線に向かうPVCモードの複数のバース
トデータが同時にATスイッチに入力された場合、上記
出力回線と対をなすバッファメモリ中に出力回線の帯域
を越えた過剰のATMセルが流入し、バッファ容量以上
となった過剰セルは廃棄せざるを得ない状態に陥る。
【0005】このようなセル廃棄を回避するためには、
例えば、同一出力方路の複数のバーストデータ発生に対
処できる十分なバッファ容量を予め用意しておく方式、
あるいは、6235 PVCモード端末からのバーストデー
タの送信に先だって、その都度、データ経路上の各シス
テムで必要な帯域を確保する方式が考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然るに、端末装置のR
AMやハードディスクから出力されるバーストデータ
は、1Mbit〜1Gbitの量にも及ぶ場合があるた
め、ATMスイッチ内で複数のバーストデータに対処で
きるようなバッファ容量を予め用意する方式では、バッ
ファメモリの容量が膨大なものとなってしまい、メモリ
の利用効率の点からみても実用的でない。
【0007】また、6236 PVCモードのバーストデー
タ送信の都度、帯域を確保する方式では、帯域確保のた
めの所要時間が無視できず、端末装置における通信の効
率を低下させるという問題がある。例えば、呼制御や帯
域制御等の制御情報をプロセッサに集め、該プロセッサ
からの指令で各種の制御を行うようにしたATMスイッ
チングシステムを採用して、例えば、10Mbit程度
のデータを150Mb/s転送により100ms以下で
転送できる広帯域ISDNを構成した場合、上述した帯
域確保のための所要時間がデータ転送の所要時間を越
え、帯域確保のためのオーバーヘッド時間がバーストデ
ータ通信のボトルネックとなる場合がある。上記オーバ
ーヘッド時間はプロセッサの処理能力を上げることによ
って或る程度短縮できるが、このようなプロセッサ能力
による改善には限界がある。
【0008】本発明の目的は、バーストデータの通信に
適した改良されたATMスイッチングシステムおよびA
TMセル制御方式を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、各出力回線当りのバ
ッファメモリ容量が比較的小容量で済み、PVCモード
のバーストデータを効率良く通信できるようにしたAT
MスイッチングシステムおよびATMセル制御方式を提
供することにある。77 0より7詳細には、本発明は8、
バーストデータの送受信に好適なATMセル転送方式9
を用いるATMスイッチングシステムにおいて6、9輻輳
を回避して0バーストデータを効率よく通信できるよう
なATMスイッチングシステムおよびATMセル制御方
式を提供することにある。1また、バーストデータを構
成するセルの一部が廃棄されることを2防止して、AT
Mスイッチングシステム内に無効セルが蓄積されたり3
しないバッファメモリ使用効率に優れたATMスイッチ
ングシステムおよびATMセル制御方式を提供すること
にある。そして、4セル廃棄にともなうバーストデータ
送信元へのセル再送要求を5減らした輻輳制御が容易と
なるATMスイッチングシステムおよびATMセル制御
方式を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のATMスイッチングシステムおよびATM
セル制御方式では、同一出力回線に向かう複数のバース
トデータが時間的に重なってスイッチングシステムに流
入してきた場合に、それぞれのバーストデータの先頭セ
ル到着時に特定された1つまたは複数のバーストデータ
に属するセルのみを通過させ、他のバーストデータに属
したセルは廃棄処理するように制御したことを特徴とす
る。
【0011】ここで、セルの通過/廃棄の選択は、例え
ば、出力回線の帯域に余裕がある時に先頭セルが到着し
たバーストデータに関しては、それに属したセルを全て
通過させ、帯域に余裕がない時に先頭セルが到着したバ
ーストデータに関しては、それ属したセルを全て廃棄対
象とする。
【0012】更に詳述すると、例えば、出力回線対応に
出力帯域の利用状況、あるいは他のバーストデータによ
る使用の有無を示す状態情報を記憶しておき、各バース
トデータの先頭セルが到着した時点で上記状態情報に基
づいて、もし、当該バーストデータについて伝送を許容
できる状態にあれば、上記先頭セルのヘッダ情報の1部
を通過許容バーストの識別情報として登録すると共に、
上記先頭セルをバッファメモリに一時的に蓄積してお
く。先頭セルの到着時点で、出力回線の帯域が当該バー
ストデータの伝送を許容できない状態にあれば、上記先
頭セルは廃棄してしまう。バーストの先頭以外のセルが
到着した時は、該セルのヘッダが上記登録されたバース
ト識別情報を含むか否かによって、通過セルとするか廃
棄セルとするかの判定を行う。通過許容バーストの識別
情報は、当該バーストの最終セルの処理時点で登録を抹
消する。
【0013】上記通過許容バーストの識別情報として
は、バーストデータ先頭セルのヘッダ部に含まれる7セ
ルの6247 PVC識別情報、例えば、VCI(Virtual ch
annel identifier)、VPI(Virtual path identifie
r)、VPIとVCIを結合した値、VPIの一部、VC
Iの一部、またはVPIとVCIを結合した値の一部を
利用できる。
【0014】本発明によれば、同一方路に向かう複数の
バーストデータが時間的に重なって到着した場合でも、
バーストデータの先頭セル到着時点で当該バーストデー
タの通過許容の可否を決定し、通過を拒否したバースト
データについてはその後に到着するセルの全てを廃棄処
理し、通過を許容したバーストデータについてはその後
の到着セルの全てを通過できるようにしているため、輻
輳によるセル廃棄が全てのバーストに波及することを回
避でき、セル廃棄に起因して再送されるべきバーストデ
ータの数を低減できる。
【0015】また、本発明によれば、通過を拒否したバ
ーストデータについてはその後に到着するセルの全てを
廃棄処理するようにしているため、各出力回線対応に出
力セルを一時的に蓄積するのに必要なバッファメモリの
容量を小さくできる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用するATM
スイッチングシステムまたはATM交換機の全体構成の
1例を示す。
【0017】図において、L1−i(i=1〜N)は入
力ライン、L6−i(i=1〜N)は出力ラインであ
り、これらのラインは光信号または電気信号の形で固定
長パケット(ATMセル)を転送する。ラインL1−i
とL1−iとが対をなして、例えば、端末装置に接続さ
れる加入者回路(あるいは他のスイッチングシステムに
接続される中継回路)を構成している。1はスイッチ、
2−i(i=1〜N)は各加入者回路毎に設けられた回
線処理回路、3はラインL3とL4を介してスイッチ1
に接続され、制御バスL0を介して各回線処理部とスイ
ッチ1に接続された制御回路である。
【0018】入力ラインL1−1〜L1−Nから入力さ
れたセルは、それぞれ回線処理回路2−1〜2−Nにお
いて、システム構成に応じた光/電気変換、伝送フレー
ム終端、セル同期等の処理と、ヘッダ変換およびスイッ
チ1が必要とするルーティング情報の付加が行われる。
【0019】回線処理回路2−iからラインL2−iを
介してスイッチ1に入力されたセルは、ヘッダに付加さ
れたルーティング情報に従って、ラインL5−1〜L5
−NおよびL4の何れかに振り分けられる。ラインL5
−1〜L5−Nに出力されたセルは、回線処理回路2−
1〜2−Nでセル同期、伝送フレーム終端、電気/光変
換等の処理を受けた後、それぞれ出力ラインL6−1〜
L6−Nへ出力される。
【0020】スイッチ1は、呼処理制御用あるいは網管
理用のセル(以下、制御用セルと言う)をラインL4に
振り分け、制御回路3に転送する。制御回路3は、制御
バスL0を介してスイッチ1および回線処理回路2−1
〜2−Nを制御すると共に、上記制御バスL0を介して
これらの要素の情報を収集する。上記制御回路3は、加
入者回路に接続された端末装置、あるいは他のATMス
イッチングシステムに伝送すべき制御情報を含むセル生
成し、ラインL3に出力する。このセルは、スイッチ1
によってラインL5−1〜L5−Nの何れかに振り分け
られ、回線処理回路を通って、宛先の端末装置または他
のATMスイッチングシステムに転送される。
【0021】図2は、制御回路3の1実施例を示す。
【0022】制御回路3は、制御信号処理回路30と、
制御プロセサ31と、メインメモリ32とから構成され
ている。ラインL4から入力された制御セルは、制御信
号処理回路30でメッセージに組立てられた後、制御バ
スL0を介して制御プロセサ31に供給される。制御プ
ロセッサ31は、制御信号処理回路30から受け取った
メッセージの内容を解読し、必要な情報はメインメモリ
32に蓄え、必要に応じてスイッチ1や回線処理回路2
−1〜2−Nを制御するための指令を制御バスL0に出
力する。また、制御プロセサ31が生成した他のATM
スイッチングシステムまたは端末装置宛の制御情報を含
むメッセージは、制御信号処理回路30でセルに分割さ
れ、ラインL3に出力される。
【0023】図3は、本発明によるATMスイッチの基
本的な構成と動作を説明するための図である。
【0024】ATMスイッチ1は、多重回路11と、出
力回線(ラインL5−1〜L5−N)対応に設けられた
複数のキューフィルタ12−i(i=1〜N)、PVC
割当回路13−i(i=1〜N)およびFIFOバッフ
ァ14−i(i=1〜N)から構成される。
【0025】ラインL2−1〜L2−Nから並列的に入
力されたセルは、多重回路11でシリアルなセル列に変
換された後、上記複数のキューフィルタ12−1〜12
−Nに並列的に供給される。各キューフィルタ12−i
は、入力セルのルーティング情報に基づいて、上記入力
セルが該キューフィルタと対応する出力回線L5−iに
出力すべきセルか否かを判定し、出力対象となるセルだ
けを選択的にPVC割当回路13−iに与える。PVC
割当回路13−iは、後述する出力回線の空き帯域に応
じたバーストセル制御動作を行い、入力セルを選択的に
FIFOバッファ14−iに供給する。上記FIFOバ
ッファ14−iに蓄積されたセルは、出力回線速度に合
わせて出力回線L5−iに読み出される。
【0026】上記スイッチ1では、SVC(Swiched Vi
rtual Connection)モードとPVC(Permanent Virtua
l Connection)モードの2種類のサービスに対応するこ
とができる。
【0027】SVCモードは、呼接続時にスイッチ1の
出力回線L5−i上の帯域を確保し、出力回線のもつ帯
域を超えないように呼設定動作するものである。この場
合、仮に、入力ラインL2−1〜L2−Nのうちの複数
のラインから同一の出力方路に集中してセルが入力され
たとしても、これは一時的な現象であって、帯域が出力
ラインL5−1〜L5−Nの回線速度を超えることはな
い。従って、FIFOバッファ14−1〜14−Nの容
量が十分であれば、セルがバッファを溢れる確率を極め
て小さくすることができ、PVC割当回路13−1〜1
3−Nによるセル流量の調節機能は必要でない。
【0028】一方、PVCモードは、回線交換よりもデ
ータ送信頻度が高く、比較的長い休止期間をおいて散発
的に発生するバーストデータを転送するのに適した通信
サービスであり、呼制御による時間の浪費、呼制御処理
の頻度増大をさけるため、送受信端末間には常時固定的
に呼を割り当てておくことによって、バーストデータ送
信時の呼制御を制御回路3で行なわなくても済むように
したサービス形態である。PVCモードは、各バースト
データの送信が瞬間的であって、複数のバーストデータ
送信が同一回線上で競合する確率が低いことを前提にし
ており、呼に対応した出力回線の帯域割付けは省略され
ている。
【0029】PVCサービスの問題点は、例えば図3に
示すように、複数の入力ラインL2−1、L2−Nから
時間的に重なって入力されたバーストデータ、すなわち
複数列の連続セルが同一の出力回線,例えばl5−1に
向かう場合に、上記出力回線のFIFOバッファ141
−1に入力されるセルの量が出力帯域を超えてしまうこ
とにある。
【0030】一般に、FIFOバッファ14−1〜14
−Nの容量は、それに入力されるセル量が出力回線の帯
域の範囲内にあることを前提として設計されているた
め、ここに示した複数のバーストデータの同時発生のよ
うに、帯域を超えるセルの流入が一定時間継続した場合
に対処できるとは限らない。出力帯域を超えてセルが流
入すると、FIFOバッファが満杯となり、その後に到
着したセルがバッファから溢れて廃棄される。この場
合、全てのバーストデータで後続セルの1部が廃棄され
てしまうため、競合した複数のバーストデータの全てが
不完全なものとなり、再送を余儀なくされる。
【0031】上記現象に対処して、本発明では、競合し
た複数のバーストデータのうちの少なくとも1つについ
てはセルの廃棄を避け、完全な形でデータ転送できるよ
うに、FIFOバッファへのセル入力を選択的に制御す
るためのPVC割当回路13−i(i=1〜N)を設け
てある。
【0032】本発明では、上記PVC割当回路13は、
PVCモードのバーストデータの先頭セルが到着した
時、もし出力バッファの帯域に余裕があれば、上記バー
ストデータの識別子(PVC)を通過許容バーストの識
別情報として登録しておき、上記先頭セル、およびその
後に到着する上記登録済の識別情報をもつバーストデー
タセルについては、出力バッファへの格納処理(通過処
理)を行う。もし、先頭セルの到着時に帯域の余裕がな
ければ、PVCを登録することなく先頭セルを廃棄し
(バッファへの格納をしない)、その後に到着する未登
録の識別子をもつバーストデータセルについても廃棄処
理を行う。
【0033】本発明の最も簡単な実施例では、同一の出
力回線で複数のバーストデータが競合した場合、各VC
割当回路が、最先のバーストデータのみを通過させ、該
バーストデータが通過し終わるまでは、後着の他のバー
ストデータのセルは全て廃棄処分するようにしている。
この場合、最先のバーストデータの先頭セル到着時に通
過許容バースト識別情報として登録されたPVCは、該
バーストデータの最後のセルが到着した時点で登録を抹
消され、該PVCが登録を抹消されるまでは、他のバー
ストデータのPVC登録は行われないため、通過許容バ
ースト識別情報をもたない後着バーストデータの全ての
セルが廃棄され、PVC抹消後に先頭セルが到着したバ
ーストデータが新たな通過許容バーストとなる。
【0034】図3の例では、入力ラインL2−1とL2
−Nに同時期に到着した2つのバーストデータのうち、
先頭セルが先に到着したラインL2−1のバーストデー
タが通過権を獲得し、PVC割当回路13−1は、ライ
ンL2−1のバーストデータセルを通し、ラインL2−
Nのバーストデータセルを全て廃棄するよう制御動作す
る。本実施例によれば、先着のラインL2−1のバース
トデータは、競合時に全てのセルがFIFOバッファを
通過できるため、バーストデータが完全な形で転送さ
れ、再送を必要とするバーストデータを後着のラインL
2−Nのデータに局所化することができる。
【0035】図4は、図3のスイッチに入力されるセル
フォーマットの1例を示す。
【0036】入力セルは、ヘッダ部400と情報部41
0とからなり、ヘッダ部400は、セルが空が否かを示
す空/閉フィールド401と、データ(バーストデー
タ)の先頭セルであることを示す開始表示フィールド4
02と、データ(バーストデータ)の終了セルであるこ
とを示す終了表示フィールド403と、ルーティング情
報である出力回線(出力キュー)を示すフィールド40
4と、呼の識別情報であるVPI/VCI(PVC)フ
ィールド405とからなっている。
【0037】スイッチは、入力セルのヘッダ情報のう
ち、出力キュー番号404によって、このセルがどのキ
ューフィルタ12−1〜12−Nに供給すべきか決定す
る。フィールド402に開始表示(先頭セル)を示す情
報が設定されている場合、PVC割当回路13−1〜1
3−Nは、他のバーストデータがバッファーを使用中で
なければ、そのセルのフィールド405に含まれるPV
Cの値を通過許容バーストデータの識別情報として記憶
(登録)しておく。尚、PVCの値としては、フィール
ド405に設定されているVCIの値、VPIの値、V
PIとVCIとを一体化した値、あるいはこれらの値の
一部を利用する。
【0038】バーストデータを構成するセルのうち、先
頭セル以外のセルが入力された場合は、PVC割当回路
13−1〜13−Nは、フィールド405が、先頭セル
到着時に登録しておいた通過許容バーストデータの識別
情報と同一の識別情報を含んでいるか否かを判定し、登
録された識別情報と一致するセルのみを通過対象とし、
他は廃棄処理する。フィールド403に終了表示(最終
セル表示)を含むセルが到着すると、もし、このセル通
過許容バーストの最終セルであれば、PVC割当回路1
3−1〜13−Nは、通過許容バーストデータの識別情
報の登録を抹消し、その後に4は先頭セルが到着する4の
で、この先頭セルに5対して上述した判定を行い他のバ
ーストデータが出力バッファを通過可能な状態にする。
【0039】図5は、図3におけるPVC割当回路13
−iの1実施例を示す図である。
【0040】ヘッダ解析回路131は、入力セルの空/
閉フィールド401、開始表示フィールド402、終了
表示フィールド403、およびPVCフィールド405
を分離出力する。
【0041】空/閉表示フィールドが、空セルを示す値
「0」を含む場合は、AND回路13dは信号「0」を
出力し、セレクタ13eに空セルパターンを選択出力さ
せる。未使用/使用レジスタ138は、出力回線がバー
ストデータの伝送に使用中か否かを示す情報(出力回線
の帯域に余裕があるか否かを示す情報)を格納するため
のものであり、PVCレジスタ139は、現在出力回線
を使用中のバーストデータのPVC(通過許容バースト
データの識別情報)を格納するためのものである。
【0042】PVC/SVCレジスタ13aは、このP
VC割付回路の処理するキューが、SVCモード用のも
のかPVCモード用のものかを示す。もし、上記レジス
タがSVCモード用に設定されていれば、PVC/SV
Cレジスタ13aは信号「1」を出力し、OR回路13
cに信号「1」を出力させ、空/閉表示フィールドが有
効セルを示す「1」の時、AND回路13dに信号
「1」を出力させ、セレクタ13eに入力セルをそのま
ま通過させる。この場合、PVC割付回路では、バース
トデータの管理はせず、セルを素通しする。PVC/S
VCレジスタ13aがPVCモード用に設定されていれ
ば、OR回路13cは、AND回路133または135
の出力が「1」でなければ信号「1」を出力しない。従
って、この状態では、AND回路133または135の
出力によってセル出力が制御される。
【0043】上記PVC/SVCレジスタ13aへのモ
ードの設定は、制御回路3が制御バスL0、マイコンイ
ンタフェース回路13bを介して行う。例えば、各出力
回線のPVC/SVCレジスタ13aに、初期状態とし
てSVCモードを設定しておき、特定の出力回線に関し
てPVCモードでのサービス運用が申請された時点で、
該当するPVC/SVCレジスタ13aをPVCモード
に変更する。
【0044】次にPVC/SVCレジスタ13aがPV
Cを示す場合の動作について詳述する。入力セルが先頭
セルを示している場合は、未使用/使用レジスタ138
が未使用中を示す信号「0」を出力し、入力セルの空/
閉表示フィールドが有効セルを示す「1」を示す場合
に、AND回路133が信号「1」を出力する。このと
き、AND回路134が「0」出力(最終セルでない場
合)の条件で、AND回路136は「1」出力し、OR
回路137でレジスタ138のロード入力LDを「1」
にすることにより、未使用/使用レジスタ138を使用
中の状態「1」に設定する。また、このとき、PVCレ
ジスタ139には、ヘッダ解析回路131から出力され
たPVC値が設定される。さらに、AND回路133の
「1」出力は、OR回路13c、AND回路13dを通
して、セレクタ13eに入力セルを選択出力させる。こ
の動作により、バーストデータの先頭セルが到着時にP
VCの登録ができる。
【0045】入力セルが開始表示を示しているときに、
未使用/使用レジスタ138がバーストデータ使用中を
示す場合は、未使用/使用レジスタ138出力は「1」
であり、AND回路133は「0」を出力するため、未
使用/使用レジスタ138への値の設定は行われない。
また、この場合、OR回路13cを通しての入力セル選
択出力制御動作は行われない。この動作では、バースト
データの先頭セルが到着時に、もし、先着の他のバース
トデータがバッファを使用中であれば、今回到着したバ
ーストデータのPVC登録はできなくなることを示して
いる。
【0046】入力セルが最終セルの場合(フィールド4
03が終了表示ありを示している)とき)は、空/閉表
示フィールド401が有効セル有りを示す「1」を示
し、未使用/使用レジスタ138が使用中を示す「1」
を出力し、PVCレジスタ139に登録されたPVCが
ヘッダ解析回路131出力のPVCと一致することを示
す一致検出回路132の「1」出力がある場合に、AN
D回路134が「1」を出力する。このとき、AND回
路136は「0」を出力し、OR回路137は「1」を
出力するため、未使用/使用レジスタ138は、未使用
状態の「0」に設定される。これにより、他の新たなバ
ーストデータが到着した時、該バーストデータによるバ
ッファの使用が可能な状態となる。
【0047】入力セルが有効セルであり、未使用/使用
レジスタ138が使用状態を示し、PVCレジスタ13
9の値と入力セルのPVC値が一致する場合には、AN
D回路135が「1」を出力し、OR回路13c、AN
D回路13dを通して、セレクタ13eに入力セルを選
択出力させる。この制御により、使用中のPVCのセル
が到着すれば、セルが通過可能となる。
【0048】図3では、1つの出力回路に同時には1つ
のバーストデータしか通さない場合を示したが、例え
ば、バーストデータの最大帯域が10Mb/sで、出力
回線の帯域が150Mb/sであれば、1つの出力回線
に同時に15個のバーストデータを通すことができる。
【0049】図6は、1つの出力回線に複数のバースト
データを通すことが可能なATMスイッチの構成の1例
を示す。
【0050】この例では、1つの出力回線、例えば、出
力ラインL15−1に対して、複数のキューフィルタ1
2−11〜12−1mと、複数のPVC割当回路13−
11〜13−1mと、複数のFIFOバッファ14−1
1〜14−1mと、1つのセレクタ15−1と、該セレ
クタに接続された帯域制御テーブル16−1とを設けて
ある。
【0051】各PVC割当回路は、同時には1つのバー
ストデータしか通さないが、1つの出力回線に複数組の
PVC割当回路が搭載されているため、各出力回線で同
時にm個までのバーストデータを通すことができる。帯
域制御テーブル16−1は、出力タイミングカウンタ1
7から出力されるタイミング信号に対応したキュー番号
(FIFOバッファ番号)を出力し、セレクタ15−1
に、FIFOバッファ14−11〜14−1mのうちか
ら上記キュー番号に対応するFIFOバッファを選択さ
せる。
【0052】この構成では、例えば、特定のPVC割当
回路13−11のみをSVCモードに設定し、他のPV
C割当回路13−12〜13−1mをPVCモードに設
定すると、上記特定のPVC割当回路13−11に接続
されたFIFOバッファ14−11にはSVCモード専
用のセルが供給され、帯域制御テーブル16−1で割り
当てられた帯域でセルが出力され、残りの帯域は、m−
1個のバーストデータの帯域に割り当てることができ
る。したがって、1つの出力回線に違うサービスの呼の
セルを通すことが可能となる。
【0053】図6の例では、各出力回線に、物理的に分
離した形で複数のキューを設けた構成を示していたが、
多数のキューを個別に独立して設ける構成はバッファメ
モリの分割損が大きく、ハードウェア実現上の不利益と
なる。
【0054】図7〜図9は、上記図6と機能的に等価
な、共通バッファを採用したスイッチ構成の1例を示
す。
【0055】図7において、ATMスイッチは、多重回
路11と、共通バッファ18と、分離回路19と、バッ
ファ制御回路10とから構成される。
【0056】各入力ラインL2−1〜L2−Nから並列
的に入力されたセルは、多重回路11で時分割多重さ
れ、シリアルなセル列となって共通バッファ18に入力
される。バッファ制御回路10は、多重回路11から信
号線L14に出力されたセルのヘッダ部を解析し、セル
をリンクすべきリスト構造のアドレスを求め、これを共
通バッファに書き込みアドレスとして与える。また、上
記バッファ制御回路10は、出力回線L5−1〜L5−
Nへのセル出力に同期した所定のタイミングで、共通バ
ッファ18に読み出しアドレスを与え、共通バッファ1
8からセルを読み出す。分離回路19は、共通バッファ
18から読み出されたセルを出力ラインL5−1〜L5
−Nに周期的に振り分ける。
【0057】図8は、図7におけるバッファ制御回路1
0の1実施例を示す図である。
【0058】入力セルのヘッダ部は、ラインL14を介
してPVC割当回路107に入力される。上記PVC割
当回路107は、通過を許可されたバーストデータの識
別子登録(PVCの割当)処理と、通過不許可バースト
データのセル廃棄処理のための制御動作を行う。また、
上記PVC割当回路107は、出力キュー番号をライン
L100に出力し、書き込みイネーブル信号をラインL
152に出力する。これにより、書き込みアドレスメモ
リ(WARAM)101から、キュー番号に対応する書
き込みアドレスが読み出され、ラインL150に出力さ
れる。
【0059】103は、共通バッファ18(図7)内に
形成される複数のキューにおいて、それぞれのキューで
次にアクセスすべきレコード(セルデータ)を示すポイ
ンタアドレス(書き込みアドレス、または読み出しアド
レス)を記憶するための次アドレスメモリである。
【0060】入力セルの書き込みサイクルにおいては、
空アドレスを格納しているアドレスキューであるFIF
O104の先頭から未使用アドレスが出力され、書き込
みアドレスメモリWARAM101と次アドレスメモリ
103にそれぞれデータ(次アドレス)として供給され
る。上記書き込みアドレスメモリWARAM101は、
キュー番号と対応する複数のレコード記憶位置をもって
いる。今、書き込みアドレスメモリWARAM101
は、PVC割当回路によって入力セルのヘッダ部から抽
出されたキュー番号でアドレスされており、上記キュー
番号と対応するメモリ位置から前回記憶しておいた次ア
ドレスが読み出され、これに代わって、上記記憶位置に
上記FIFO104から取り出した空きアドレスが新た
な次アドレスとして記憶される。
【0061】上記空きアドレス(次アドレス)を記憶さ
せるための次アドレスメモリ103は、書き込みアドレ
スWAとして、上記書き込みアドレスメモリWARAM
101から出力された前回記憶しておいた次アドレスが
与えられる。上記書き込みアドレスWAは、図7に示し
た共通バッファ18への入力セルの書き込みアドレスと
しても使用されており、結果的に、入力セルと次アドレ
スとが対をなす形で、共通バッファメモリ18と次アド
レスメモリ103にそれぞれ記憶されることになる。
【0062】従って、今回記憶したセルと同一のキュー
番号をもつセルがその後に到着した場合に、キュー番号
でアドレスして書き込みアドレスメモリWARAM10
1から出力した次アドレスを書き込みアドレスWAとし
て、入力セルを共通バッファ18に書き込むと、この入
力セルの共通バッファ内におけるメモリ位置は、前回の
入力セルと対をなして次アドレスメモリ103に記憶さ
れたアドレスと一致しており、同一キュー番号をもつセ
ルレコードが、次アドレスメモリに記憶された次アドレ
スによって次々とリンクされたリスト構造となってい
る。
【0063】共通バッファ18からのセル読み出しサイ
クルでは、出力タイミングカウンタ106から与えられ
たタイミングに応答して、帯域制御テーブル105から
アクセス(読み出し)すべきキュー番号が出力される。
【0064】セル有無検出回路108は、例えば、キュ
ー番号と対応した複数のカウンタエリアからなり、共通
バッファへのセルデータ書き込み時に、入力セルのキュ
ー番号と対応するカウンタエリアのカウント値をインク
リメント動作し、共通バッファからのセルデータ読み出
し時に、帯域制御テーブルから与えられたキュー番号と
対応するカウントエリアのカウント値をチェックし、共
通バッファ内の該当キューにセルが存在するか否かを判
定するための回路である。上記セル有無検出回路108
は、ラインL103からセル読み出しすべきキュー番号
を入力すると、そのキューにセルが存在すれば読み出し
イネーブル信号を出力し、カウント値をデクリメント動
作する。
【0065】102は、キュー番号と対応して次読み出
しアドレスを記憶するための複数の記憶エリアを有し、
読み出しイネーブル信号が「1」のとき、ラインL10
3から指定されたキュー番号に対応する記憶エリアから
次読み出しアドレスを出力する読み出しアドレスメモリ
(RARAM)である。上記メモリ102から出力され
た読み出しアドレスは、ラインL151を介して、次ア
ドレスメモリ103と共通バッファ18に読み出しアド
レスRAとして与えられる。これによって、共通バッフ
ァ18の上記キュー番号と対応するキューから1つのセ
ルデータが読み出され、これと同期して、次アドレスメ
モリ103から次アドレスが読み出される。上記次読み
出しアドレスは、読み出しアドレスメモリ102の上記
キュー番号と対応する記憶エリアに記憶され、次回に同
一キュー番号のキューをアクセスする時の読み出しアド
レスとなる。尚、読み出しアドレスメモリ102からラ
インL151に読み出されたアドレスRAは、用済みと
なるため、未使用アドレスとして空アドレスFIFO1
04に格納される。
【0066】帯域制御テーブル105は、例えば図13
に示すように、スイッチ1の出力回線(出力ポート)数
Nに等しい数のレコードエリアを有し、それぞれのレコ
ードエリアに読み出し許可/禁止情報とキュー番号情報
(RARAMアドレスに対応する)を格納するようにな
っている。上記帯域制御テーブル105に、図8に示し
た出力タイミングカウンタ106で発生させた出力ポー
ト番号をアドレスとして与えると、出力ポート番号と対
応するレコードエリアから読み出し許可/禁止情報とキ
ュー番号情報が読み出される。読み出し許可/禁止情報
が「禁止」を示している場合は、上述した共通バッファ
からのセルの読み出し動作は行われない。上記帯域制御
テーブルの各レコードに内容は、制御装置3によって、
制御バスL0を介して設定される。
【0067】図13に示した帯域制御テーブルにおい
て、異なる出力ポート番号で指定される2ヵ所以上のレ
コードエリアに同一のキュー番号を設定しておくと、同
一キューからスイッチの複数の出力ポートへセルを出力
することができ、上記キューから通常キューの2倍以上
の速度でセルを出力できるようになる。逆に、帯域制御
テーブル内のレコード数を、例えば出力ポート数Nの4
倍にしておき、出力タイミングカウンタ106で1から
4Nまでのポート番号を発生させ、帯域制御テーブルの
1番目のアドレスにのみキュー番号「1」を書き込んで
おくと、出力ポート1には、4回に1回だけキュー番号
「1」のセルが読み出され、4分の1の帯域でセルを出
力させることができる。このように、帯域制御テーブル
は、その内容の設定如何で、各キューからのセルの読み
出し速度を制御でき、各キュー毎に帯域を制御すること
ができる。
【0068】図9は、図8におけるPVC割当回路10
7の1実施例を示す図である。
【0069】ヘッダ解析回路131’は、入力セルのヘ
ッダ部から空/閉フィールド、開始表示フィールド、終
了表示フィールド、PVCフィールド、キュー番号フィ
ールドの内容を抽出する。空/閉表示フィールドの信号
が、空セルを示す「0」を出力している場合は、AND
回路13dが「0」を出力し、共通バッファ18への書
き込みを禁止する。
【0070】未使用/使用RAM138’は、キュー番
号毎にバーストデータの使用/未使用の情報を格納する
ためのRAMである。PVC RAM139’は、キュ
ー番号毎に使用中のバーストデータのPVCを格納する
ためのRAMである。また、PVC/SVC RAM1
3a’は、キュー番号毎にSVCモード用かPVCモー
ド用かを指定するためのものである。
【0071】もし、SVCモード用に指定してあれば、
PVC/SVC RAM13a’が「1」を出力し、O
R回路13cに「1」を出力させ、AND回路13dに
空/閉表示が有効セル有りを示す「1」を出力させ、入
力セルを共通バッファ18に書き込ませる。従って、P
VC割付回路107は、バーストデータの管理はせずに
セルの書き込み動作を行う。PVCモード用に指定して
あれば、AND回路133または135の出力が「1」
でなければ、OR回路13cは「1」を出力しない。従
って、この場合は、AND回路133または135の出
力がセル書き込みを制御する。上記PVC/SVC R
AM13a’へのモード設定は、制御回路3から制御バ
スL0、マイコンインタフェース回路13b’を介して
行う。
【0072】次に、PVC/SVC RAM13a’
が、入力セルのキュー番号に対してPVCモードを指定
している場合の動作について述べる。
【0073】入力セルがバーストデータの先頭セルの場
合(開始表示を示しているとき)は、未使用/使用RA
M138’が未使用中を示す「0」を出力し、空/閉表
示が有効セル有りを示す「1」を示す場合に、AND回
路133が「1」を出力する。このとき、AND回路1
34が「0」出力(終了表示が設定されていない場合の
値)の条件でAND回路136が「1」出力し、OR回
路137でデータロードLDを「1」にする。これによ
り、未使用/使用RAM138’上で、入力セルのキュ
ー番号と対応するレコードエリアに使用中を示す表示
「1」が設定される。また、このとき、PVC RAM
139’内の入力セルのキュー番号と対応するレコード
エリアには、ヘッダ解析回路131’から出力されたP
VC値が設定される。さらに、AND回路133の
「1」出力は、OR回路13cを通して、AND回路1
3dにセル書き込みイネーブルを出力させる。この動作
により、バーストデータの先頭セルが到着時にPVCの
登録ができる。
【0074】入力セルが先頭セルであって、未使用/使
用RAM138’がバーストデータ使用中を示す場合に
は、未使用/使用RAM138’出力は「1」であり、
AND回路133は「0」を出力する。従って、未使用
/使用RAM138’への値の設定は行われず、また、
OR回路13cを通して入力セルを共通バッファ18に
書き込む動作も行われない。つまり、バーストデータの
先頭セル到着時に既に他のバーストデータが出力回線を
使用中の場合は、新たに到着したバーストデータのPV
Cは通過許可の識別子登録がなされない。
【0075】入力セルがバーストの最終セルの場合(終
了表示を示しているとき)は、空/閉表示が有効セル有
りを示す「1」を示し、未使用/使用RAM138’が
使用中を示す「1」を出力し、且つ、一致検出回路13
2の出力が、PVC RAM139’に登録されたPV
Cとヘッダ解析回路131’出力のPVCとが一致する
ことを示す「1」を出力した場合に、AND回路134
が「1」を出力する。このとき、AND回路136は
「0」を出力し、OR回路137は「1」を出力するた
め、未使用/使用RAM138’内の入力セルのキュー
番号と対応するレコードには、未使用状態を示す「0」
が設定される。これにより、他のバーストデータが到着
時に使用可能な状態となる。
【0076】入力セルが、有効セルであり、未使用/使
用RAM138’が使用状態を示し、PVC RAM1
39’の値と入力セルのPVC値が一致する場合には、
AND回路135が「1」を出力し、OR回路13cを
通して、AND回路13dから書き込みイネーブル信号
を出力させる。この制御により、使用中のPVCのセル
が到着すれば、セルが通過可能となる。
【0077】図5、および、図9に示したPVC割当回
路は、1つのキューに1つのバーストデータしか通さな
い例を示したが、以下、1つのキューに複数のバースト
データを通す実施例について述べる。
【0078】図10は、図3または図6のPVC割当回
路に代わる、各キューに複数のバーストデータを設定可
能な実施例構造を示す。
【0079】入力セルは、ヘッダ解析回路131で、空
/閉、開始、終了、PVCの各フィールドが分離抽出さ
れ、空/閉表示フィールド信号が空セルを示す「0」を
出力している場合は、AND回路13dが「0」を出力
し、セレクタ13eに空セルパターンを出力させる。C
AM(Content-addressable memory)13fは、バース
トデータのPVCを登録するためのメモリであり、未使
用アドレスFIFO13gは、CAM13fで使用され
ていないアドレスを蓄えるためのものである。アップ/
ダウンカウンタ13hは、登録されたバーストデータの
個数をカウントするカウンタであり、比較回路13i
は、登録されたバーストデータの個数が所定の閾値を超
えたかどうかを判断するためのもので、1つのキューに
通すバーストデータの個数を閾値以下に抑える動作をす
る。
【0080】PVC/SVCレジスタ13aは、このP
VC割付回路の処理するキューが、SVCモード用かP
VCモード用かを指定するためのもので、もし、SVC
モードを指定している場合は、PVC/SVCレジスタ
13aは「1」を出力し、OR回路13c’に「1」を
出力させ、空/閉表示が有効セル有りを示す「1」の状
態でAND回路13dに「1」を出力させ、セレクタ1
3eに入力セルをそのまま通過させる。従って、PVC
割付回路では、バーストデータの管理はせず、セルを素
通しする。PVC/SVCレジスタ13aがPVCモー
ドを指定している場合は、OR回路13c’は、AND
回路133’または134’の出力が「1」でなければ
出力が「1」とならない。従って、この場合は、AND
回路133’または134’の出力に応じてセル出力が
制御される。尚、PVC/SVCレジスタ13aのモー
ド設定は、制御回路3から、制御バスL0、マイコンイ
ンタフェース回路13bを介して行う。
【0081】次に、PVC/SVCレジスタ13aがP
VCモードを指定している場合の制御動作について述べ
る。セル到着時に、ヘッダ解析回路131で抽出された
PVCは、CAM13fにアドレスとして入力され、C
AM13fから入力PVCと対応する通過許可の登録有
無の判定結果が出力される。登録有りの場合には、OR
回路13c’、AND回路13dを通して、セレクタ1
3eに入力セルの選択指令が与えられる。
【0082】入力セルがバーストデータの先頭セルの場
合(開始表示を示している場合)は、CAM13fが未
使用中を示す「0」を出力し、空/閉表示が有効セル有
りを示す「1」を示し、比較回路13iが「アップ/ダ
ウンカウンタ13hの値が閾値を超えていない」ことを
示す場合に、AND回路133’が「1」を出力する。
このとき、未使用アドレスFIFO13gからアドレス
を発生させ、CAM13f上では、そのアドレスにPV
Cを登録させ、アップ/ダウンカウンタ13hの値をカ
ウントアップする。また、AND回路133’の「1」
出力は、OR回路13c’、AND回路13dを通し
て、セレクタ13eに入力セルを選択出力させる。この
動作により、バーストデータの先頭セルが到着時にPV
Cの登録ができる。
【0083】入力セルが先頭セルであって、アップ/ダ
ウンカウンタ13hの値が閾値を超えている場合には、
AND回路133’は「0」を出力する。この場合は、
CAM13fにPVCの登録は行われず、また、OR
回路13c’の出力による入力セル選択指令は行われな
い。この動作では、バーストデータの先頭セルが到着し
た時、予め決められた個数の他のバーストデータが既に
出力回路を使用中であれば、今回到着したバーストデー
タの通過は許可されず、PVCの登録動作ができなくな
ることを示している。
【0084】入力セルが最終セルの場合(終了表示を示
しているとき)は、空/閉表示が有効セル有りを示す
「1」で、CAM13fからPVCが登録済みであるこ
とを示す出力「1」がある場合に、AND回路134’
が「1」を出力する。このとき、CAM13f上の対応
するPVCが抹消され、上記PVCが登録されていたレ
コードのアドレスが、空きアドレスとして未使用アドレ
スFIFO13gに格納され、アップ/ダウンカウンタ
13hの値はカウントダウンされる。これにより、通過
済のバーストデータの登録PVCが抹消され、その後に
到着する新たなバーストデータの登録が可能となる。
【0085】アップ/ダウンカウンタが、通過許可バー
ストデータの識別情報の登録時に、バーストデータの帯
域に応じた加算幅で加算動作を行い、識別情報の登録抹
消時に帯域に応じた減算幅で減算動作を行うようにする
と、帯域が異なる複数のバーストデータに対して、出力
キューの帯域を超えない適切な通過許可制御が可能とな
る。この場合、各バーストデータ毎に帯域情報を得る必
要があるが、これは、例えば、PVC毎の帯域値を示す
テーブルを用意しておく方法や、セルを発生する端末装
置や回線処理回路2−1〜2−Nに、バーストデータ先
頭セルに帯域を示す情報を付加させる方法、等によって
実現できる。
【0086】図11は、図1のATMスイッチングシス
テムにおける回線処理回路2−1〜2−Nの1実施例を
示す図である。
【0087】例えば、光ファイバからなるラインL1か
ら入力されたセルは、O/E変換器21で電気信号に変
換され、受信側SDH終端回路22で伝送フレームの終
端処理される。伝送側のクロックで送信されたセルは、
受信側セル同期回路23において、ATMスイッチング
システム内で分配されるスイッチ側のクロックに同期化
される。ヘッダ変換回路24は、セルのヘッダを変換
し、ヘッダ部に必要な付加情報を付与し、スイッチ入力
となるラインL2にセルを出力する。スイッチから出力
されたラインL5上のセルは、送信側セル同期回路27
でスイッチ側のクロックに同期している状態から、伝送
側のクロックに同期化する。送信側SDH終端回路26
では、セルを伝送フレーム上に乗せ、E/O変換器25
では、電気信号を光信号に変換する。
【0088】図12は、図11におけるヘッダ変換回路
24の1実施例を示す図である。
【0089】ヘッダ変換回路24に入力されたセルは、
分離回路241でデータ部とヘッダ部に分離され、さら
に、ヘッダ解析回路242で、VPI/VCI、終了表
示、その他の部分に分離される。
【0090】一般に、AAL5(ATM Adaptation Layer
Type 5:コネクションオリエンテッドのデータサービ
ス)では、バーストデータの最終セルであることを示す
終了表示が付与されるので、それを使用する。ヘッダ変
換テーブル243は、ヘッダ解析回路242から出力さ
れたVPI/VCIが入力されると、新たなVPI/V
CIを出力すると共に、空/閉表示、出力キュー番号、
PVC/SVCの種別、およびPVCの値を出力する。
尚、上記ヘッダ変換テーブル243の内容は、制御バス
L0を介して、制御回路3によって書き換えられる。
【0091】使用/未使用テーブル245は、各キュー
毎に、バーストデータによる出力回線使用中か否かを示
す情報をPVC対応に保持するためのテーブルである。
空/閉表示信号が有効セルを示す「1」であり、PVC
/SVC種別信号が、PVCモードを示す「0」である
とき、使用/未使用テーブル245から出力される情報
が未使用を示す「1」を出力した場合、この出力は、セ
レクタ24aに開始表示として与えられ、同時に、OR
回路246とAND回路247を通して、到着セルのP
VCとキュー番号に対応する使用/未使用テーブル24
5内のレコードエリに、OR回路248の出力値を書き
込ませる。この場合、OR回路248の出力値は、終了
表示が「1」でない限り、使用中を意味する「0」とな
っているため、上記書き込み動作においては、使用/未
使用テーブル245には使用中を示す情報が設定され
る。尚、バーストデータの先頭セルには、ヘッダ部に開
始表示を示すビットパターンが付与される。
【0092】空/閉表示が有効セルを示す「1」であ
り、PVC/SVC種別が、PVCモードを示す「0」
のとき、ヘッダ解析回路242から最終セルを示す終了
表示が出力されると、OR回路246とAND回路24
7を通して、使用/未使用テーブル245の到着セルの
PVCとキュー番号に対応するレコードにOR回路24
8の出力値が書き込まれる。この時、OR回路248の
出力値は、未使用中を意味する「1」となっており、こ
れによって、使用/未使用テーブル245において登録
情報の抹消が行われる。
【0093】タイマ244は、何れかのバーストデータ
で所定の時間を超えてキューを占有し、他のバーストデ
ータの通過を不当に妨害した場合に、そのバーストデー
タのセル通過に対して強制的に終了表示を与え、PVC
の登録を抹消するために設けたものである。バーストデ
ータの先頭セルが到着すると、使用/未使用テーブルか
ら開始表示(未使用表示)が出力され、そのVPI/V
CIとキュー番号に対するタイマ244の値がリセット
される。タイマ244は、時間が経過するにつれてタイ
マ値を更新し、これが所定の値を超えると、OR回路2
49に「1」を出力し、OR回路249から終了表示を
意味する制御信号「1」を出力させる。
【0094】セレクタ24aは、空/閉表示、開始表
示、終了表示、キュー番号、VPI/VCI、ヘッダの
その他の部分、データを随時選択することにより、スイ
ッチ用のセルフォーマットを構成して出力する。
【0095】上述した動作から明らかなように、ここに
示したヘッダ変換回路24は、バーストデータの先頭セ
ルに開始表示を付加すると共に、長時間にわたってキュ
ーを占有するバーストデータに対して強制的にセル転送
動作を終了させる機能に特徴がある。
【0096】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明では、バーストデータの先頭セルが到着した時点で、
そのバーストデータを通過させるべきATMスイッチの
出力キュー対応に帯域の余裕の有無を調べ、帯域が確保
できる場合にはバーストデータの通過を許容し、帯域を
確保できない場合には、そのバーストデータのセルを全
て廃棄するように制御している。これによって、ATM
スイッチの特定の出力回線に帯域を超える複数のバース
トデータが時間的に重複して到着した場合でも、通過を
許可しなかったバーストデータのセルは全て廃棄され、
それまでに帯域を確保してあるバーストデータのセルに
ついては、バッファ溢れによるセル廃棄を受けることな
く、確実に転送させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するATMスイッチングシステム
の全体構成の1例を示す図。
【図2】図1に示したATMスイッチングシステムの制
御回路の1実施例を示す図。
【図3】PVC割当機能を有するATMスイッチの1実
施例を示す図。
【図4】内部セルのフォーマットの1例を示す図。
【図5】図3におけるPVC割当回路の1実施例を示す
図。
【図6】PVC割当機能を有するATMスイッチの他の
実施例を示す図。
【図7】PVC割当機能を有するATMスイッチの更に
他の実施例を示す図。
【図8】図7におけるバッファ制御回路の1実施例を示
す図。
【図9】図8におけるPVC割当回路1実施例を示す
図。
【図10】図3または図6におけるPVC割当回路の他
の実施例を示す図。
【図11】図1における回線処理回路の1実施例を示す
図。
【図12】図11におけるヘッダ変換回路の1実施例を
示す図。
【図13】図8における帯域制御テーブルの1実施例を
示す図。
【符号の説明】
1…スイッチ、 2−1〜2−N…
回線処理回路、3…制御回路、 3
0…制御信号処理回路、31…制御プロセサ、
32…メインメモリ、11…多重回路、12−1
〜12−N、12−11〜12−Nm…キューフィル
タ、13−1〜13−N、13−11〜13−Nm…P
VC割当回路、14−1〜14−N、14−11〜14
−Nm…FIFOバッファ、131、131’…ヘッダ
解析回路、 132…一致検出回路、133、134、
135、136、13d、133’、134’…AND
回路、137、13c、13c’…OR回路、138…
未使用/使用レジスタ、 139…PVCレジス
タ、13a…PVC/SVCレジスタ、13b、13
b’…マイコンインタフェース、13e、15−1〜1
5−N…セレクタ、16−1〜16−N、105…帯域
制御テーブル、17、106…出力タイミングカウン
タ、10…バッファ制御回路、 18…共
通バッファ、19…分離回路、
101…書き込みアドレスRAM、102…読み出しア
ドレスRAM、 103…次アドレスメモリ、10
4…空アドレスFIFOバッファ、 107…PVC割
当回路、108…セル有無検出回路、 13
8’…未使用/使用RAM、139’…PVC RA
M、 13a’…PVC/SVC RAM、
13f…CAM、 13g…未使
用アドレスFIFO、13h…アップ/ダウンカウン
タ、 13i…比較回路、21…O/E変換器、
22…受信側SDH終端回路、23…
受信側セル同期回路、 24…ヘッダ変換回
路、25…E/O変換器、 26…送
信側SDH終端回路、27…送信側セル同期回路、
241…分離回路、242…ヘッダ解析回路、
243…ヘッダ変換テーブル、244…
タイマ、 245…未使用/使用
テーブル、246、248、249…OR回路、 2
47…AND回路、24a…セレクタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−346218(JP,A) 特許3045139(JP,B2) 特許3042412(JP,B2) 特許3044983(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56 200

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の入力回線と複数の出力回線を備え、
    前記入力回線で受信したATMセルを該ATMセルのヘ
    ッダ情報に基づき前記複数の出力回線のいずれかに転送
    するATM通信装置のセル制御方法であって、 ある入力回線で複数個のATMセルで構成されたバース
    トデータの最終セルを検出して次のバーストデータの入
    力を識別すると、該次のバーストデータと同じ出力回線
    宛に転送させる別の入力回線からの別のバーストデータ
    の量に応じて該次のバーストデータの転送もしくは廃棄
    を決定し、 該決定に基づき上記入力回線で受信した次のバーストデ
    ータの宛先となる出力回線への転送もしくは該次のバー
    ストデータの先頭セルを含む複数個のATMセルの廃棄
    を制御することを特徴とするATM通信装置のセル制御
    方法。
  2. 【請求項2】複数の入力回線と複数の出力回線を備え、
    前記入力回線で受信したATMセルを該ATMセルのヘ
    ッダ情報に基づき前記複数の出力回線のいずれかに転送
    するATM通信装置のセル制御方法であって、 ある入力回線で複数個のATMセルで構成された第1の
    バーストデータの最終セルを検出し、該第1のバースト
    データの次に入力されるATMセルが第2のバーストデ
    ータを構成するATMセルであることを認識すると、該
    第2のバーストデータと同じ出力回線宛に転送させる別
    の入力回線からの第3のバーストデータの量に応じて上
    記第2のバーストデータの転送もしくは廃棄を決定し、 該決定に基づき上記入力回線で受信した上記第2のバー
    ストデータの宛先となる出力回線への転送もしくは該第
    2のバーストデータの先頭セルを含む複数個のATMセ
    ルの廃棄を制御することを特徴とするATM通信装置の
    セル制御方法。
  3. 【請求項3】複数の入力回線と複数の出力回線を備え、
    前記入力回線で受信したATMセルを該ATMセルのヘ
    ッダ情報に基づき前記複数の出力回線のいずれかに転送
    するATM通信装置のセル制御方法であって、 ある入力回線で複数個のATMセルで構成されたバース
    トデータの最終セルを検出して次のバーストデータの入
    力を識別すると、該次のバーストデータと同じ出力回線
    宛に転送させる別の入力回線からのATMセルの量に応
    じて該次のバーストデータの転送もしくは廃棄を決定
    し、 該決定に基づき上記入力回線で受信した次のバーストデ
    ータの宛先となる出力回線への転送もしくは該次のバー
    ストデータの先頭セルを含む複数個のATMセルの廃棄
    を制御することを特徴とするATM通信装置のセル制御
    方法。
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