JP3331997B2 - 固体撮像装置の製造方法 - Google Patents

固体撮像装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばデジタルカ
メラなどに用いられる固体撮像装置の製造方法に関し、
特に、製造工程を追加することなく、かつ多結晶シリコ
ン残りを生じることなく、受光部に拡散層を形成するこ
とができる固体撮像装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】全画素読み出し方式の固体撮像装置を、
図6から図9を参照しながら説明する。図6は固体撮像
装置の概略平面図、図7は図6のA領域の平面図、図8
は図6のB領域の平面図、図9は図7のC−C’線断面
図である。
【0003】固体撮像装置は図6に示すように、コ字形
の配線部1と直線形の水平転送部2によって口字形に囲
まれた部分に撮像領域が設けられている。この撮像領域
内には、光を入射する多数の受光部3,3…がマトリッ
クス状に配置され、受光部3,3間の列方向に垂直転送
部4が配置され、受光部3と垂直転送部4とが読み出し
部5を介して接続されている。そして、垂直転送部4の
先には水平転送部2を経て出力部6が接続されている。
【0004】受光部3は、入射した光を光電変換し、電
荷として蓄積する。蓄積した電荷は、読み出し部5を介
して一定期間ごとに垂直転送部4に送られる。垂直転送
部4は、図7に示すように転送方向順に4つの電極DV
1,DV2,DV3,DV4で構成されており、この4
つの電極DV1,…,DV4にそれぞれ異なったパルス
を印加することにより、電荷が1方向に順次、水平転送
部2へ転送される。水平転送部2は、転送された電荷を
電荷量に応じた電圧信号に変換し、その電圧信号は出力
部6から外部に出力される。
【0005】このような固体撮像装置の受光部3付近は
図9に示すように、N型半導体基板10の上面にボロン
イオンを注入することによりP型ウェル層11が形成さ
れ、P型ウェル層11の行方向に沿って素子分離部12
が形成され、この素子分離部12上に第1のシリコン酸
化膜21、シリコン窒化膜13、第2のシリコン酸化膜
22が積層され、その上に電極DV1,…,DV4が形
成されている。電極DV1,…,DV4は絶縁用の酸化
膜20,25を介して3層に積層されている。
【0006】電極DV1,…,DV4間に受光部3が位
置し、その受光部3のP型ウェル層11にもN型拡散層
14aとP型拡散層14bからなる拡散層14が形成さ
れている。拡散層14と上部に形成された電極DV3上
には層間酸化膜16が堆積されている。上部の電極DV
3上には層間酸化膜16を介して金属遮光膜17が形成
されている。この金属遮光膜17と受光部3の層間酸化
膜16の上面はカバー膜18によって被覆されている。
【0007】このような固体撮像装置の電極DV1,
…,DV4は、基板10の上面に形成された第2のシリ
コン酸化膜22上に多結晶シリコン膜31,32,33
を堆積し、レジストを使用してエッチングすることによ
って形成される。電極DV1は1層目の多結晶シリコン
膜31、電極DV2と電極DV4は2層目の多結晶シリ
コン膜32、電極DV3は3層目の多結晶シリコン膜3
3で形成される。電極DV3は受光部3から垂直転送部
4への電荷を読み出すための読み出しゲートを兼ねてお
り、電極DV3に高電圧を印加することにより、受光部
3で蓄積した電荷を読み出せる構造になっている。
【0008】また、各電極DV1,DV2,DV3,D
V4は図8に示すように、コンタクトホール7を介して
アルミニウムなどの金属配線HV1,HV2,HV3,
HV4にそれぞれ接続され、その金属配線HV1,…,
HV4はボンディングパッド部に接続されている。
【0009】一方、受光部3の拡散層14は、受光部3
のみ開口したレジストにより、3層目の多結晶シリコン
膜33を異方性のエッチングにより除去し、そのレジス
トを残したまま受光部3にイオン注入することによって
形成される。
【0010】なお、特開平8−222720号公報に
は、段差部のない電極を形成し、電極上の金属遮光膜の
エッチング残りが生じないようにした固体撮像装置およ
びその製造方法が開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】固体撮像装置の受光部
3の拡散層14は、受光部3の部分を開口したレジスト
を使用して受光部3にイオンを注入することによって形
成される。このレジストは、3層目の多結晶シリコン膜
33を異方性エッチングするときに使用したレジストが
そのまま残されて使用される。こうすることにより、受
光部3から垂直転送部4への読み出しゲートの電極DV
3の端と受光部3の拡散層14の端が自己整合で形成で
き、読み出し不良を低減することができる。
【0012】しかしながら、エッチングする3層目の多
結晶シリコン膜33は、1層目と2層目の多結晶シリコ
ン膜31,32の上に積層されるため、段差部が生じて
おり、異方性のエッチングをすることによって、3層の
多結晶シリコン膜31,32,33の段差部の側壁に多
結晶シリコン残りが発生しやすい。多結晶シリコン残り
は、読み出しゲートの電極DV3と基板10との間のリ
ークを生じさせるため、除去しておかなければならな
い。このような多結晶シリコン残りは、エッチング時間
を長くするだけでは除去できないため、等方性のエッチ
ングが必要となる。
【0013】したがって、異方性及び等方性の両方のエ
ッチングで行う方法が考えられるが、このような方法で
は3層の多結晶シリコン膜31,32,33がレジスト
から後退し、受光部3の拡散層14の端と読み出しゲー
トの電極DV3の端が自己整合にならなくなる。このた
め、初めに異方性のエッチングを行い、次に読み出しゲ
ートの電極DV3の端だけを覆うようにして、受光部3
と転送電極を等方性も含んだエッチングを行う方法が考
えられる。この方法では、多結晶シリコン残りを発生さ
せず、しかも製造工程が追加されることもないが、受光
部3上が2回エッチングされることになり、シリコン基
板まで削られるという問題が発生する。
【0014】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、製造工程を追加することなく、半導体
基板がエッチングによって削られることなく、かつ、多
結晶シリコン残りが生じることなく、受光部の拡散層を
形成することができる固体撮像装置の製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像装置の
製造方法は、半導体基板表面に、入射光を光電変換する
受光部と、その受光部で蓄積された電荷を読み出し、絶
縁用の酸化膜を介して複数層の多結晶シリコン電極で構
成された垂直転送部とを有する固体撮像装置の製造方法
において、前記多結晶シリコン電極表面を酸化処理して
酸化膜を形成すると同時に、受光部表面を酸化処理して
酸化膜を形成する工程と、前記多結晶シリコン表面の酸
化膜上及び前記受光部表面の酸化膜上に、読み出しゲー
ト電極となる多結晶シリコン膜を形成し、前記受光部を
開口したレジストを用いて前記多結晶シリコン膜を異方
性エッチングする工程と、前記レジストを残したまま、
イオン注入を行い、受光部の拡散層を形成する工程と、
前記レジストを除去して所定の電極パターンのレジスト
をマスクにして、前記多結晶シリコン膜と前記受光部表
面を等方性エッチングする工程とを有することを特徴と
するものである。
【0016】本発明の固体撮像装置の製造方法は又、半
導体基板表面に、入射光を光電変換する受光部と、その
受光部で蓄積された電荷を読み出し、絶縁用の酸化膜を
介して3層の多結晶シリコン電極で構成された垂直転送
部とを有する固体撮像装置の製造方法において、半導体
基板に素子分離部を形成する工程と、前記半導体基板上
に酸化膜を形成する工程と、前記素子分離部上の前記酸
化膜上に1層目の多結晶シリコン電極を形成する工程
と、前記1層目の多結晶シリコン電極上に酸化膜を介し
て2層目の多結晶シリコン電極を形成する工程と、前記
2層目の多結晶シリコン電極表面を酸化処理して酸化膜
を形成すると同時に、受光部表面を酸化処理して酸化膜
を形成する工程と、前記2層目の多結晶シリコン電極表
面の酸化膜上に3層目の多結晶シリコン膜を形成する工
程と、前記受光部を開口したレジストを用いて前記3層
目の多結晶シリコン膜を異方性エッチングする工程と、
前記レジストを残したまま、イオン注入を行い、前記受
光部の拡散層を形成する工程と、前記レジスト除去し
て、前記垂直転送部の電極を形成するためのマスクを用
いて、前記受光部と、前記3層目の多結晶シリコン膜と
を同時に等方性エッチングする工程とを有することを特
徴とするものである。
【0017】前記2層目の多結晶シリコン電極を、前記
1層目の多結晶シリコン電極の段差部を覆うように形成
してもよい。
【0018】前記2層目の多結晶シリコン電極により、
2つの電極を形成してもよい。
【0019】前記3層目の多結晶シリコン膜により、前
記受光部から垂直転送部への電荷を読み出すための読み
出しゲート電極を形成してもよい。
【0020】前記受光部上に形成する酸化膜の厚さは、
80nm以上であるのが好ましい。
【0021】本発明によれば、受光部上に酸化膜を形成
するため、受光部に対し、異方性及び等方性の2回エッ
チングを行っても、基板まで削られてしまうことはな
い。また、受光部上の酸化膜を形成する工程を、絶縁性
を高めるための多結晶シリコン膜間に酸化膜を形成する
工程と同時に行うため、工程数が増加することはない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の固体撮像装置の製
造方法を説明する。図1から図5及び図9は、本発明の
固体撮像装置の製造方法を工程順に説明するための断面
図である。なお、図5(A)は、図4(A)の工程にお
ける図7のD−D’断面図であり、図5(B)は、図4
(B)の工程における図7のD−D’断面図である。ま
た、従来と同一部分は同一符号を附して説明する。
【0023】まず、図1(A)に示すように、N型半導
体基板10上にボロンイオンを注入することによりP型
ウェル層11を形成する。次に、図6に示した配線部1
などの固体撮像装置の周辺部にLOCOS酸化技術を用
いて、基板10の表面にP型高濃度層と1μmのシリコ
ン酸化膜を形成する。
【0024】次いで、図1(B)に示すように、垂直転
送部4、水平転送部2、読み出し部5、素子分離部12
を形成するための拡散層をイオン注入技術によりそれぞ
れ形成する。
【0025】次いで、図2(A)に示すように、P型ウ
ェル層11及び素子分離部12の上面に、第1のシリコ
ン酸化膜21を40nmの厚さに形成し、続いて前記第
1のシリコン酸化膜21の上面にCVD法によりシリコ
ン窒化膜13を20nmの厚さに堆積し、更に前記シリ
コン窒化膜13の上面にCVD法により第2のシリコン
酸化膜22を10nmの厚さに堆積する。そして前記第
2のシリコン酸化膜22の上面にCVD法により1層目
の多結晶シリコン膜31を400nmの厚さに堆積す
る。この1層目の多結晶シリコン膜31は、リソグラフ
ィ技術によりパターニング、エッチング処理することに
より、図2(A)に示すように素子分離部12上にのみ
残され、その残された部分が垂直転送電極DV1を構成
する。
【0026】このエッチングにより、第2のシリコン酸
化膜22の一部が削れるため、弗酸により第2のシリコ
ン酸化膜22を選択的に除去し、図2(B)に示すよう
にシリコン窒化膜13の上面に第3のシリコン酸化膜2
3を10nmの厚さに堆積する。その後、高温で酸化処
理を行い、1層目の多結晶シリコン膜31の表面に10
0nmの厚さまで酸化膜20を形成し、絶縁性を高め
る。その上部に2層目の多結晶シリコン膜32を400
nm堆積し、エッチングを行い、図2(B)に示すよう
に垂直転送電極DV2,DV4と水平電極配線を形成す
る。
【0027】この2層目の多結晶シリコン膜32のエッ
チングは、シリコン窒化膜13が削れないように1層目
の多結晶シリコン膜31と同程度のエッチングで行う。
このため、1層目の多結晶シリコン膜31の段差部では
多結晶シリコン残りが発生する。その対策として、2層
目の多結晶シリコン膜32によって形成された電極DV
2,DV4は、図2(B)に示すように1層目の多結晶
シリコン膜31によって形成された電極DV1の段差部
をできるだけ覆うようになっていて、図8に示すよう
に、電極DV1の左右端Eのみ露出している構造になっ
ている。この1層目の多結晶シリコン膜31の左右端領
域の多結晶シリコン膜を、図3(A)に示すようにレジ
ストR1でカバーして、エッチングによって除去する。
この時、受光部3の図7に示す領域を同時にエッチング
し、シリコン窒化膜13を除去する。
【0028】その後、レジストR1を除去してレジスト
R1にカバーされていて電極DV1、DV2及びDV4
にカバーされていない部分の第3のシリコン酸化膜23
をエッチングにより除去し、第1のシリコン酸化膜21
上に第4のシリコン酸化膜を10nmの厚さで堆積す
る。そして、図3(B)に示すように、高温酸化処理に
より、2層目の多結晶シリコン膜32の表面に100n
mの第5のシリコン酸化膜25を形成し、絶縁性を高め
る。これと同時に、シリコン窒化膜13を除去した受光
部3にも100nmの厚い第5のシリコン酸化膜25を
形成する。このシリコン酸化膜25の厚さは、80nm
以上であるのが好ましい。
【0029】次に、2層目の多結晶シリコン膜32の表
面に形成された第5のシリコン酸化膜25上に、3層目
の多結晶シリコン膜33を400nmの厚さで堆積す
る。続いて、受光部3のみを開口するパターンのレジス
トで受光部3に堆積された3層目の多結晶シリコン膜3
3のエッチングを行い、図4(A)に示すように電極D
V3を形成する。そして、そのレジストR2を残したま
ま、受光部3のP型ウェル層11にイオン注入を行い、
受光部3の拡散層14を形成する。この拡散層14はN
型拡散層14aとP型拡散層14bの2層で構成され
る。この時のエッチングは異方性で行い、受光部3の拡
散層の端と3層目の多結晶シリコン膜33の端が自己整
合になるように形成する(図4(A)の工程における図
7のD−D’断面図である図5(A)参照)。なお、図
4(A)中、Tは多結晶シリコン残りである。
【0030】次に、図4(B)及び、図4(B)の工程
における図7のD−D’断面図である図5(B)に示す
ように、読み出しゲートの電極DV3の端を覆うような
レジストR3を付け直し、受光部3と垂直転送電極DV
3と水平電極配線と出力部6のトランジスタのゲート電
極を形成するパターンでエッチングを行う。この時のエ
ッチングは等方性のエッチングを含め、シリコン窒化膜
13まで行う。この時、受光部3も再度、エッチングさ
れるが、受光部3上はもともと第5のシリコン酸化膜2
5が厚く堆積されているため、シリコン基板10まで削
られることはない。また、読み出しゲートの電極DV3
の端は覆われているため、受光部3の拡散層と読み出し
ゲート電極DV3とは自己整合が保たれている(図5
(B)参照)。
【0031】次に、受光部3上の第5のシリコン酸化膜
25を弗酸でエッチングする。この時、多結晶シリコン
残りが無いため、多結晶シリコン膜と受光部3とが接触
することはない。続いて、図9に示すように第6のシリ
コン酸化膜26を10nm、シリコン窒化膜15を60
nmの厚さに堆積する。この第6のシリコン酸化膜26
とシリコン窒化膜15とで2層構造の反射防止膜40が
構成される。
【0032】その後、シリコン窒化膜15と第5のシリ
コン酸化膜25と3層目の結晶シリコンの上に層間酸化
膜16を300nmの厚さで堆積し、その上部にアルミ
ニウム等の金属遮光膜17をスパッタリング法により8
000Åの厚さに堆積する。そして、エッチングするこ
とにより、受光部3の開口を規定する遮光膜と転送部等
に電気信号を伝達する配線を形成する。その上部にカバ
ー膜18を5000Åの厚さに堆積し、ボンディングパ
ッド部を開口することにより、図9に示した固体撮像装
置が完成する。
【0033】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れることはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事
項の範囲内において、種々の変更が可能である。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、受光部上に酸化膜を形
成するため、受光部に対し、異方性及び等方性の2回エ
ッチングを行っても、基板まで削られてしまうことはな
い。
【0035】また、受光部上の酸化膜を形成する工程
を、絶縁性を高めるための多結晶シリコン膜間に酸化膜
を形成する工程と同時に行うため、工程数が増加するこ
とはない。その結果、コストアップになることもなく、
製造TAT(Turn Around Time)が劣化することもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)及び(B)は、本発明の固体撮像装置の
製造方法を説明するための断面図である。
【図2】(A)及び(B)は、本発明の固体撮像装置の
製造方法を説明するための断面図である。
【図3】(A)及び(B)は、本発明の固体撮像装置の
製造方法を説明するための断面図である。
【図4】(A)及び(B)は、本発明の固体撮像装置の
製造方法を説明するための断面図である。
【図5】(A)は、図4(A)の工程における図7のD
−D’断面図であり、(B)は、図4(B)の工程にお
ける図7のD−D’断面図である。
【図6】固体撮像装置の概略平面図である。
【図7】図6のA領域の平面図である。
【図8】図6のB領域の平面図である。
【図9】図7のC−C’線断面図である。
【符号の説明】
3:受光部 10:半導体基板 12:素子分離部 14:拡散層 21:第1のシリコン酸化膜 22:第2のシリコン酸化膜 23:第3のシリコン酸化膜 25:第5のシリコン酸化膜 26:第6のシリコン酸化膜 31:1層目の多結晶シリコン膜 32:2層目の多結晶シリコン膜 33:3層目の多結晶シリコン膜 DV1,DV2,DV3,DV4:電極 T:多結晶シリコン残り

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板表面に、入射光を光電変換する
    受光部と、その受光部で蓄積された電荷を読み出し、絶
    縁用の酸化膜を介して複数層の多結晶シリコン電極で構
    成された垂直転送部とを有する固体撮像装置の製造方法
    において、 前記多結晶シリコン電極表面を酸化処理して酸化膜を形
    成すると同時に、受光部表面を酸化処理して酸化膜を形
    成する工程と、 前記多結晶シリコン表面の酸化膜上及び前記受光部表面
    の酸化膜上に、読み出しゲート電極となる多結晶シリコ
    ン膜を形成し、前記受光部を開口したレジストを用いて
    前記多結晶シリコン膜を異方性エッチングする工程と、 前記レジストを残したまま、イオン注入を行い、受光部
    の拡散層を形成する工程と、 前記レジストを除去して所定の電極パターンのレジスト
    をマスクにして、前記多結晶シリコン膜と前記受光部表
    面を等方性エッチングする工程と、 を有することを特徴とする固体撮像装置の製造方法。
  2. 【請求項2】半導体基板表面に、入射光を光電変換する
    受光部と、その受光部で蓄積された電荷を読み出し、絶
    縁用の酸化膜を介して3層の多結晶シリコン電極で構成
    された垂直転送部とを有する固体撮像装置の製造方法に
    おいて、 半導体基板に素子分離部を形成する工程と、 前記半導体基板上に酸化膜を形成する工程と、 前記素子分離部上の前記酸化膜上に1層目の多結晶シリ
    コン電極を形成する工程と、 前記1層目の多結晶シリコン電極上に酸化膜を介して2
    層目の多結晶シリコン電極を形成する工程と、 前記2層目の多結晶シリコン電極表面を酸化処理して酸
    化膜を形成すると同時に、受光部表面を酸化処理して酸
    化膜を形成する工程と、 前記2層目の多結晶シリコン電極表面の酸化膜上に3層
    目の多結晶シリコン膜を形成する工程と、 前記受光部を開口したレジストを用いて前記3層目の多
    結晶シリコン膜を異方性エッチングする工程と、 前記レジストを残したまま、イオン注入を行い、前記受
    光部の拡散層を形成する工程と、 前記レジスト除去して、前記垂直転送部の電極を形成す
    るためのマスクを用いて、前記受光部と、前記3層目の
    多結晶シリコン膜とを同時に等方性エッチングする工程
    と、 を有することを特徴とする固体撮像装置の製造方法。
  3. 【請求項3】前記2層目の多結晶シリコン電極を、前記
    1層目の多結晶シリコン電極の段差部を覆うように形成
    することを特徴とする請求項2に記載の固体撮像装置の
    製造方法。
  4. 【請求項4】前記2層目の多結晶シリコン電極により、
    2つの電極を形成することを特徴とする請求項2又は3
    に記載の固体撮像装置の製造方法。
  5. 【請求項5】前記3層目の多結晶シリコン膜により、前
    記受光部から垂直転送部への電荷を読み出すための読み
    出しゲート電極を形成することを特徴とする請求項2乃
    至4のいずれか1つの項に記載の固体撮像装置の製造方
    法。
  6. 【請求項6】前記受光部上に形成する酸化膜の厚さは、
    80nm以上であることを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれか1つの項に記載の固体撮像装置の製造方法。
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