JP3331162B2 - ディスプレイ装置の駆動電流を測定するための回路装置および該ディスプレイ装置の駆動およびバイアス方法 - Google Patents

ディスプレイ装置の駆動電流を測定するための回路装置および該ディスプレイ装置の駆動およびバイアス方法

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JP3331162B2 JP29414097A JP29414097A JP3331162B2 JP 3331162 B2 JP3331162 B2 JP 3331162B2 JP 29414097 A JP29414097 A JP 29414097A JP 29414097 A JP29414097 A JP 29414097A JP 3331162 B2 JP3331162 B2 JP 3331162B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】本発明は一般にディスプレイ装置に関
し、特に少なくとも1個の陰極を有するディスプレイ装
置において駆動電圧をバイアスするための装置および方
法に関する。
【0002】陰極線管ディスプレイ装置を駆動するに当
たっての問題点は、これらのディスプレイが同一の製造
仕様に基づいて製造された場合であっても、この様な装
置のブラックレベルすなわちカットオフ電圧が2個また
はそれ以上の装置間でかなり異なる事である。さらに、
個々のディスプレイ装置のカットオフ電圧が、経年変化
の結果としてこの装置の寿命に渡って、また温度変動、
湿度およびその他の要素の結果として装置の動作期間中
に、“ドリフト”することである。
【0003】どのようなイメージ表現であっても、イメ
ージのコントラストは次式で定義される。
【0004】
【数5】
【0005】なお、Cはコントラストパーセンテージ、
MAXはイメージ中の最高輝度、MINはイメージ中の
最小輝度である。コントラストを100%にするための
唯一の方法は、分子および分母が等しいことであり、こ
れはMINが0の場合のみ発生する。ディスプレイ装置
において、MINが0に近づく限り、MAXの値に係わ
らず全範囲のコントラストが生成される。従って、ドリ
フトしない最小のブラックレベルによって、ディスプレ
イ装置のコントラストが向上する。
【0006】多くの陰極線管ディスプレイ装置は、装置
の特定のカットオフ電圧に従ってこの装置の駆動電圧を
バイアスするために、通常電位差計である機械的調整部
品を有している。通常、駆動電圧のバイアスは、その装
置が最初に製造された時一回調整され、その後は調整さ
れないのが普通である。従って、印加駆動電圧に対する
このようなマニュアルで制御される装置の応答特性は、
この装置の寿命全体ににわたって、およびカットオフ電
圧のドリフトを伴う動作期間中において、変化する。
【0007】自動受像管バイアス(AKB)として知ら
れる方法が、カットオフ電圧における検出変化に伴って
ディスプレイ装置を適宜バイアスするために、開発され
ている。この自動受像管バイアス技術では、2個のテス
ト電圧が連続して陰極線管の陰極またはグリッドに印加
される。第1のテスト電圧は結果としてゼロのブラック
レベルビーム電流となるように選択され、一方第1のテ
スト電圧に対して既知の関係の第2の電圧は予め決めら
れたホワイトレベル電圧を生じるように選択される。第
1の電圧の印加によって生じた測定陰極電流は、実際の
ビーム電流の推定値を決定するために、第2の電圧の印
加によって生じる測定陰極電流と比較される。これによ
って、テストおよび駆動電圧をバイアスするためのバイ
アス電圧が調整される。AKBは、陰極回路からグリッ
ド回路を含む固定の陰極漏洩電流、ここではDC漏洩と
して言及される、を有効に補正する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】AKB技術は、陰極線
ディスプレイ管の応答特性およびコントラスト制御を大
幅に向上する一方で、この技術は、熱および機械的スト
レスよってその構成部品間の位置関係が経時的に変化す
るようなディスプレイ装置における構成部品間の相対位
置によって影響を受ける、全漏洩電流成分を的確に特徴
付けてはいない。既知のAKB回路は全漏洩電流成分を
考慮していないので、AKBバイアスのみを有するディ
スプレイ管では、ブラックスクリーンを生成するように
バイアスされた駆動電圧を有するビーム電流を間違って
生成すること、または反対にホワイトレベルのビーム電
流を生成するようにバイアスされた場合ブラックスクリ
ーンを間違って生成することが、一般的に観察される。
【0009】陰極線管の電子ビーム強度に対する詳細な
制御を必要とする例えば眼科診断、ビデオ医療診断、お
よび遠隔医学応用を含む応用に対して、従来のバイアス
方法に固有の限界を克服する駆動電圧バイアス回路が、
緊急に必要とされている。
【0010】
【課題を解決するための手段】主な特徴に従いかつ概略
的に述べると、本発明は、電流漏洩の効果を正確に補償
しそれに従って実際のビーム電流を決定することによっ
て、陰極ディスプレイ装置の駆動電圧を正確にバイアス
し所望の実際のビーム電流に従って駆動電圧を決定する
ための、回路装置およびそれに関連する方法に関する。
【0011】本発明の重要な特徴は、従来技術の回路と
は異なって、駆動電圧バイアス回路および駆動電圧決定
回路は、陰極回路からグリッド回路への(陰極からグリ
ッドへの)漏洩電流の全成分を考慮していることであ
る。発明者等は、陰極からグリッドへの漏洩における刺
激誘導漏洩電流成分が、全漏洩電流のかなりの部分を構
成していることを見いだした。この漏洩電流の故に、測
定された陰極電流と実際に陰極に流れ込む電流量(実際
のビーム電流)との間に不一致が存在する。本発明者等
は、実際のビーム電流は、刺激誘導漏洩電流を含む全て
の漏洩電流源を明らかにすることによって、詳細に決定
されることを見いだした。
【0012】この回路装置は、テスト電圧を発生するた
めのテスト信号生成ユニットと、バイアス電圧を発生す
るための補正ユニットと、および駆動電圧を実際のビー
ム電流の関数として決定するための回路を含んでいる。
このテスト電圧とバイアス電圧は、回路装置の入力にお
いて合計器に提供され、さらにこの合計器の出力はディ
スプレイ装置の陰極またはグリッドに提供される。
【0013】本発明では、互いに周知の関係の少なくと
も3個のテスト電圧が回路装置に引き続いて印加され
る。各テスト電圧がディスプレイ装置に(グリッドまた
は陰極の何れかにおいて)印加された後、テスト電圧の
印加によって生じた外見的な陰極電流が補正ユニットの
記憶(記憶)装置によって記憶(蓄積)される。このよ
うにして、テスト電圧印加サイクルの後、外見的なまた
は測定電流に対する測定値アレイが記憶される。エラー
生成回路は、これらの測定値からおよび印加されたテス
ト電圧値から漏洩電流の正確な特性によってもたらされ
る数学的関係に基づいて、実際の陰極電流を決定する。
そのようにすることによって、発明者等は、グリッドか
ら陰極への漏洩電流は、異なるテスト電圧を形成するた
めグリッドから陰極への電圧が変化するに従って、変化
することを見いだした。グリッドから陰極への漏洩電流
の変化成分は、グリッドから陰極へのAC漏洩電流およ
び刺激誘導漏洩電圧として言及される。
【0014】エラー生成回路によって用いられる数学的
関係は、陰極からグリッドへの刺激誘導漏洩電流、すな
わち従来のバイアス回路によって無視されていた漏洩電
流成分を考慮している。それによって、本発明のエラー
生成回路は、実際の陰極、またはビーム電流を、従来の
バイアス方法の適用によって可能であったものよりもよ
り正確に決定することができる。
【0015】実際のビーム電流が決定されると、補正ユ
ニットは、実際のビーム電流を基準電流と比較し、そし
てこの基準電流と実際のビーム電流間の差に基づいて極
性および強度が変化するエラー電圧を発生する。本発明
のこれらおよびその他の特徴および効果は、好ましい実
施例の詳細な記載を図面と共に参照する事によって、よ
り明瞭になる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1に本発明の1実施例のブロッ
ク図を示す。回路装置10は、テスト電圧を発生するた
めのテスト信号発生ユニット12、およびエラー電圧を
発生するための補正ユニット14とを含んでいる。テス
ト電圧およびエラー電圧は合計器16に提供される。合
計器16は次に、チューブ入力電圧を発生し、この電圧
は図1に示すようにディスプレイチューブ18の陰極2
0かまたは図2に示すように第1のグリッド22の何れ
かに提供される。図1の回路において、チューブ入力電
圧V1 は、チューブ18の陰極20に入力されたものと
して示されている。チューブ18がカラーの陰極線管
(チューブ)(CRT)であると、チューブ18は普通
3個の陰極を有しており、それらは赤、緑および青色の
スペクトルに対するものである。カラーCRTの強度レ
ベル安定化のために、ここに記載したようにバイアス回
路は3個の陰極のそれぞれに供給される必要がある。
【0017】回路10の動作は、チューブ18の走査を
制御するタイミング信号生成器24によってコーディネ
ートされる。回路10は、ラスタ走査の期間において、
タイミング信号生成回路12が適当なタイミング信号を
スイッチ25への入力に対して発生して、それによって
駆動電圧VD が連続してスイッチ25の出力に現れるよ
うに構成されている。合計器16において、各駆動電圧
D は、以前に印加されたテスト電圧の印加に応答して
補正ユニット14によって通常は既に発生されているエ
ラー電圧即ちバイアス電圧VB と結合される。合計器1
6の出力は、チューブ18に入力される前に増幅器28
によって増幅されても良い。
【0018】ラスタ走査駆動の期間において、電圧は、
完全にラスタ化されたイメージが形成されるまで、チュ
ーブ18に供給される。しかしながら、本発明によれ
ば、チューブ18に供給された電圧は、周期的に、テス
ト電圧発生ユニット12によって供給される一連のテス
ト電圧とされる。テスト電圧モードにおいて、テスト電
圧は合計器16に印加され、このようなテスト電圧の印
加に応答して補正ユニット14はバイアス電圧VB のた
めに新しい値を処理する。回路10は、タイミング信号
生成器24から受信した適切なタイミング信号に応答し
て、スイッチ25がテスト信号発生器12から受信した
テスト電圧をラッチするように構成することによって、
テスト電圧を合計器16に選択的に印加するように、適
応されている。
【0019】回路10は、周期的なバイアス上で、テス
ト電圧モード動作を開始するように適応されている。典
型的な実施例において、回路10は、各ラスタ走査の後
一旦テスト電圧モードまたはサイクルに入りそれによっ
てバイアス電圧VB が周期的に更新されるように、適応
されている。例えば熱および湿度レベルの変化因子の結
果として回路が駆動される期間にわたって、応答性(予
め決められた強度のホワイトレベルを生成するために必
要な入力電圧によって典型的に示されるように)がドリ
フトすると仮定して、回路10は、例えば各ラスタ走査
のあと一回、または予め決められた回数のラスタ走査の
後一回、バイアス電圧VB を周期的に更新することが重
要である。
【0020】本発明において、回路10がテスト電圧モ
ードで動作している場合、互いに既知の関係の少なくと
も3個のテスト電圧VT1’、VT2’、VT3’が引き続い
て合計器16に印加される。各テスト電圧が、現在の値
B に基づいてバイアスされさらにディスプレイ装置
(グリッドまたは陰極の何れかにおいて)に印加された
後、バイアスされたテスト電圧の印加によって生じる外
見的な即ち測定陰極電流が、電流センサ30によって感
知され、適切なタイミング信号に応答してスイッチ31
によって補正ユニット14中に入力され、電流測定値は
補正ユニットの適切なメモリ装置中に記憶される。図2
から、グリッド駆動ディスプレイ装置の場合陰極電流は
直接に感知され補正ユニット14の記憶装置によって記
憶されることが理解される。その結果、テスト電圧列の
印加の後、外見的な即ち測定陰極電流IM に対する測定
値アレイが記憶される。補正ユニット14は、これらの
測定値から、またはある実施例では漏洩電流の正確な特
性によって得られる数学的関係に基づく印加テスト電圧
値から、実際の陰極電流またはビーム電流IK の値を決
定する。測定された電流データと、恐らくテスト電圧デ
ータとから、エラー生成回路14は実際の陰極電流に基
づいてエラー電圧VE を発生する。テスト電圧サイクル
の期間においてバイアス電圧VB がIM 値を変化させる
ことによって誤って影響されないように、出力VB の発
生を制御する補正ユニット14の回路部品の応答時間
を、補正ユニット14へのデータ入力の速度を制御する
タイミング信号生成器24のクロック速度よりも遅くな
るように選択する。あるいは、タイミング信号生成器2
4は、保持装置に入力するためのタイミング信号を発生
して、テスト電圧印加サイクルが完了するまでVB が以
前の値に留まるようにすることも可能である。
【0021】図1および2が本発明のための2個の可能
な回路構成を示すのに対して、ここに開示された特定の
回路における変更は、既存の駆動電圧バイアス技術、即
ち既知の自動受像管バイアス技術、で周知の回路構成を
本発明に使用することによって実施される。一例を挙げ
れば、陰極バイアスされたディスプレイ装置のグリッド
において駆動電圧バイアス回路のテスト電圧を印加する
ことが知られている。
【0022】エラー生成回路14によってエラー電圧V
E を発生する場合に使用される数学的関係は、すべての
陰極漏洩電流を考慮している。この数学的関係を導くた
めに使用される陰極線チューブの等価回路モデル40を
図3に示す。ここにおいてI M は測定された陰極電流で
あり、IK は実際の陰極またはビーム電流である。この
等価回路40から、測定可能な値IM は、等価抵抗R1
およびR2 をそれぞれ流れる漏洩電流成分IL1およびI
L2を含む漏洩電流の結果として、実際の陰極電流IK
は相違している。
【0023】第1の漏洩電流IL1は、陰極からグリッド
22以外のチューブ18に関係した構成部品への電子損
失の結果として生じる。漏洩電流IL1は、以下の式によ
って示される。
【0024】
【数6】
【0025】なお、VTHおよびR1 は、セベニン(Thev
enin)電圧および抵抗要素であり、陰極とグリッド22
以外のディスプレイ装置の他の全ての構成部品間の電圧
および抵抗要素からなる並列等価回路を示し、装置のヒ
ータ、ビデオ増幅器およびその他の全ての駆動、増幅、
制御および他の回路成分を含んでいる。IL2は陰極とグ
リッド間の漏洩電流であり、次のように示される:
【0026】
【数7】
【0027】なお、VK は陰極電圧、VG はグリッド電
圧、R2 は陰極20とグリッド22間の未知の抵抗を示
す。引き続いて装置の入力電圧を変化させかつ測定値を
取りながら、測定された陰極電流をモニタすることによ
って、発明者は、陰極20からグリッド22への漏洩電
流IL2が、陰極20からグリッド22への電圧の変化に
伴って変化する成分を、変化しない(DC漏洩)成分と
同様に有することを見いだした。この変動漏洩電流は陰
極−グリッドそれ自身を横切る電圧の変化によって発生
する(これは、グリッドから陰極へのAC漏洩電流およ
び刺激誘導漏洩電流と称され、以下では刺激誘導漏洩電
流として言及される)。従来のAKB方法では、漏洩電
流IL1と漏洩電流IL2の非変化成分のみが考慮される漏
洩であり、刺激誘導漏洩電流は考慮されていない。従来
のAKB方法では、IK に対して得られた値は、刺激誘
導漏洩電流によって実際の陰極電流から常に異なってい
る。ここに開示された装置および方法は、刺激誘導漏洩
電流を考慮している。
【0028】図3の等価回路40を続けて参照すること
によって、実際の陰極電流IK を正確に決定するために
エラー生成回路14によって使用される数学的関係の誘
導方法を詳細に説明する。陰極駆動のCRTの場合を考
えると、それ以上ではビーム電流が存在しない既知のカ
ットオフ電圧VC が存在する。即ち、VK ≧VC に対し
て:
【0029】
【数8】
【0030】であり、かつ
【0031】
【数9】
【0032】となる。また、VK <VC に対して、
【0033】
【数10】
【0034】であり、かつ
【0035】
【数11】
【0036】となる。本発明では、テスト電圧モード動
作の期間において、複数の、あるいは一連のテスト電圧
をチューブ18に印加する。本発明では、これらの電圧
は既知であり、あるいは互いに予め決められた関係にあ
る。さらに本発明では、少なくとも2個のテスト電圧
が、結果としてビーム電流を0とするように選択された
レベル、即ち“ブラックレベル”にあり、さらに少なく
とも1個の電圧は、予め決められた強度の正の実際のビ
ーム電流、即ち“ホワイトレベル”のビーム電流を生じ
るように選択される。もし、陰極駆動CRTの場合(現
在のバイアス電圧によってバイアスされた後)、
T1’、VT2’、VT3’を示す3個のテスト電圧VK1
K2およびVK3が、陰極駆動CRTの場合陰極20に印
加され、この時VK1およびVK2はブラックレベル(ゼ
ロ)のビーム電流を結果として生じるように選択され、
さらにVK3は既知の強度のホワイトレベルビーム電流を
結果として生じるように選択され、その後一連のテスト
電圧の印加に対応する測定された陰極電流IM1、IM2
M3は、以下に示す式によって表現される。
【0037】VK1およびVK2は実際のビーム電流が0と
なるように選択されているので、従って、
【0038】
【数12】
【0039】および
【0040】
【数13】
【0041】であり、一方、
【0042】
【数14】
【0043】となる。式7を書き換えて、
【0044】
【数15】
【0045】とし、さらに
【0046】
【数16】
【0047】および
【0048】
【数17】
【0049】とすると、
【0050】
【数18】
【0051】
【数19】
【0052】さらに
【0053】
【数20】
【0054】となる。もし印加テスト電圧VK1、VK2
よびVK3が予め決められているか、あるいは互いに予め
決められた関係にある場合、式13、14および15
は、3個の未知の値A、BおよびIK を有する3式のセ
ットを構成することが理解される。これによって、実際
のビーム電流に対応する可変IK を、周知の数学的技法
の適用によって正確に解くことが可能である。
【0055】本発明の一実施例において、補正ユニット
14は、テスト電圧VK1、VK2、V K3およびこれに対応
する測定陰極電流IM1、IM2、IM3を読み取るように構
成され;かつ式13、14、15のセットを解くように
プログラムされた;マイクロプロセッサを含む。補正ユ
ニット14中にマイクロプロセッサを含む利点は、もし
望めば、マイクロプロセッサは、決定された実際のビー
ム電流IK および基準電流IREF との差であるΔIに伴
って非線形的に変化するバイアス電圧VB を生成するよ
うに、簡単にプログラムすることができることである。
【0056】式13、14および15のセットを再度考
察すると、
【0057】
【数21】
【0058】
【数22】
【0059】
【数23】
【0060】となり、
【0061】
【数24】
【0062】で置換することによって、
【0063】
【数25】
【0064】が得られる。従って、式20によって必要
とされる数学的演算を実行するように選択された既知の
回路成分を用いて、IK に対して正確な値を決定するよ
うに、補正ユニット14を適応させることが容易に成し
うる。各テスト電圧を選択して互いが所定の比となるよ
うにする事によって、さらに数式の単純化が可能であ
る。もし、電圧VK2およびVK3間の差が、電圧VK1およ
びVK2間の差と同じであると(即ちVK2がVK1とVK3
“中間”である場合)、典型的なカットオフ電圧値の範
囲における電圧に対してVK1−VK2=VK2−VK3とな
る。従ってもし電圧VK2が、ブラックレベル電圧VK1
ホワイトレベル電圧VK3の中間のブラックレベル電圧と
して選択された場合、
【0065】
【数26】
【0066】となる。予め決められた互いの比(例えば
1/3、1/4)をテスト電圧に印加することによっ
て、式21と類似ではあるがしかし異なるスケール因子
を有する式を構成する事が可能である。グリッド駆動デ
ィスプレイ装置の場合、VT1、VT2、およびVT3を示す
テスト電圧VG1、VG2、およびVG3を、VG1およびVG2
が通常ブラックレベルのビーム電流を結果として生じ、
かつVG2がVG1とVG3の中間の大きさとして選択される
ようにすると、
【0067】
【数27】
【0068】
【数28】
【0069】および
【0070】
【数29】
【0071】が得られる。今
【0072】
【数30】
【0073】とすると、
【0074】
【数31】
【0075】
【数32】
【0076】および
【0077】
【数33】
【0078】が得られる。その結果、
【0079】
【数34】
【0080】となる。さらに、VG2=1/2(VG1+V
G3)を適用すると、
【0081】
【数35】
【0082】が得られる。式21および式30によって
示したように、実際のビーム電流に対する近似値は、限
られた数の単純な加算および減算操作を解決のために必
要とする数式によって表すことができる。この単純な加
算および減算操作は、この発明が属する技術分野の当業
者にとって周知のように、例えば抵抗要素、トランジス
タ、オペアンプ、デジタル論理ゲートまたは類似の回路
を含む、加算および/または減算回路成分の未定数の組
み合わせを用いて、実行することができる。
【0083】一旦、実際のビーム電流IK が決定されま
たはその表現が形成されると、IK(これは電圧または
K のバイト表現であることが多い)は基準電流IREF
またはその表現と比較される。習慣として、IREF は典
型的にホワイトレベル条件の1%に相等するように選択
されるが、予め決められたビーム強度のどれかに対応す
るように選択されても良い。補正ユニット14は、その
値と極性がIK およびIREF 間の差に依存して変化する
バイアス電圧VE を、通常、IK およびIREF間の差Δ
Iに比例するバイアス電圧を生成する回路成分を使用し
て生成するように、構成される。
【0084】図6を参照すると、第1のタイミング区間
においてビームおよび漏洩電流の測定を開始する。保持
スイッチ14gおよびサンプルスイッチ14fはそれぞ
れオープン状態であり、電流ループを切断し、クランプ
スイッチ14nはクローズされ、さらにテスト電圧VG2
が第1のグリッド22に印加される。この目的は、その
値からその後の全ての測定が実行される基準レベルIM2
を確立する測定電流から、DCレベルをゼロにすること
であって、第1のタイミング区間において補正バイアス
を提供することではない。
【0085】陰極20は、オペアンプ14dと抵抗14
cによって形成されるトランスインピーダンス増幅器に
接続される。クランプスイッチ14nがクローズされて
いるので、漏洩電流の合計が容量14aに記憶(蓄積)
される。電流は抵抗14mを通ってさらに容量14aに
流れ、これはDCエラーに比例し従ってDCエラーを表
示する。抵抗14mおよび14cの抵抗値はそれぞれ抵
抗14bの抵抗値より小さく;さらにスイッチ14nの
デューティサイクルによって分割された抵抗14mの抵
抗値プラス抵抗14cの抵抗値は、抵抗14bの抵抗値
よりも小さい。DC漏洩電流エラーは、信号から効率的
に除去され、さらに容量14aにかかる電圧はVG2の印
加期間中の測定電流を表している。その結果、容量14
aにかかる電圧は全てのDC電流漏洩をキャンセルする
(またはゼロにする)基準を形成する。
【0086】第2のタイミング区間では、VG2よりもむ
しろテスト電圧VG3走査線の印加を開始する。クランプ
スイッチ14nがオープンされ、サンプルスイッチ14
fが次に示す方法でクローズされ、さらにテスト電圧V
G3が第1のグリッド22に印加される。容量14hは抵
抗14eを介して充電される。第3のタイミング区間に
おいて、スイッチ状態は変化せず、さらにテスト電圧V
G1の走査線がVG3よりもむしろ第1のグリッド22に印
加される。
【0087】測定電流に比例する電圧は容量14aに記
憶(蓄積)される。VG1の印加後、VG3とVG1がVG2
関して対称(即ちVG2に関して大きさが同じで極性が反
対である)であるため、VG3とVG1からそれぞれ生じる
刺激誘導漏洩電流もまた対称(即ち、VG2から生じる基
準電流IM2に関して大きさが同じでかつ極性が反対であ
る)となり、その結果キャンセルされる。容量14hに
かかる残りの電圧は、第3のタイミング区間における実
際のビーム電流、即ちIK を表す。
【0088】少なくとも2個はカットオフである、既知
の関係の非対称の3個のテスト電圧に対する刺激誘導漏
洩電流を決定するための回路を決定することができる。
カットオフにおいて、テスト電圧変化対このテスト電圧
に対する測定電流応答の変化、ΔV/ΔIは、R2 を定
義する。一旦R2 が分かると、テスト電圧は、ΔV/Δ
Iによって置き換えられたR2 の値によって、式29の
回路実施例によって通常の方法で決定される。
【0089】第1のタイミング区間を通してサンプルス
イッチ14fはオープンであり、第2のタイミング区間
の最後の2/3と第3のタイミング区間においてのみク
ローズされる。この結果、第1のグリッド22と陰極2
0間の容量カップリングの結果として生じる信号のオー
バーシュートが解決される。各走査ラインのためのサン
プル時間は、各タイミング区間において一定である。従
って、電荷をもたらす電圧の積分は、推定的に(利得因
子によって乗算された)一個の加算である。回路実行は
式1〜式30に記載した数学的モデルと殆ど同じであ
る。
【0090】第1から第3のタイミング区間の終わりの
時点において、サンプルスイッチ14fはオープンされ
維持スイッチ14gはクローズされる。維持スイッチ1
4gは、ディスプレイ装置の走査期間中においてクロー
ズされたままである。測定ビーム電流は、抵抗14i、
オペアンプ14kおよび容量14jを含むフィードバッ
ク回路によって積分され、さらにビデオ信号に加えられ
るべきDCオフセットを生成し、その結果ビデオ信号を
適正にバイアスする。ビデオブラックはカットオフ電圧
に一致する。初期の安定化のために数フレームが必要で
ある。その後ドリフトによって生じた全ての変化が制御
される。
【0091】再び図3を参照すると、陰極およびグリッ
ド回路を横切る等価抵抗素子R2 の存在に加えて、図3
に示すように、漂遊容量素子Cが存在する。グリッド駆
動回路におけるテスト電圧波形42を示す図4から理解
されるように、この漂遊容量は、補正ユニット14にお
いて実行されるIK の計算に恐らく影響するであろう状
態から状態へのテスト電圧変化に伴って、測定電流IM
にスパイク43、44、45をもたらす。
【0092】式21および式30を参照すると、テスト
電圧VT2’、VT3’、VT1’が、V T1’>VT2’>
T3’またはVT1’<VT2’<VT3’であるようにして
引き続いて印加されている場合、電極間容量カップリン
グは累積的であり、ノイズ電流から結果として生じる測
定エラーが共に加算されることが理解される。なお、式
21によれば、VT1’、VT2’、およびVT3’はそれぞ
れVK1、VK2およびVK3によって表され、式30によれ
ば、VT1’、VT2’、およびVT3’はそれぞれVG1、V
G2およびVG3によって表される。従って、漂遊容量から
結果として生じる測定エラーの可能性を減少させるため
に、テスト電圧は、初期テスト電圧VT2’が図4に示す
ようにVT3’とVT1’の中間の振幅を持つような順序で
印加されることが好ましい。この方法では、スパイク4
3および44から結果として生じる測定エラーは互いに
キャンセルされ、漂遊容量から結果として生じる合計の
測定エラーを減少させる。
【0093】さらにスパイク43、44、45から結果
として生じる測定エラーを減少させるために、測定電流
値をサンプリングしかつ維持するためにタイミング発生
回路74によって生成されるタイミングパルス46およ
び47を発生して、電流波形に対する信号対ノイズ比を
最適化することが好ましい。図4に示すように、その時
点以降電流が安定する時点で立ち上がり、さらに次のテ
スト電圧の印加前の時点で立ち下がりながら、各タイミ
ングパルス46および47のパルス幅を出来るだけ長く
する。
【0094】ここに記載した、実際の陰極電流IK を決
定するための方法は、図5に示すようにビーム強度要求
によって駆動されるCRT駆動回路の制作にあたって使
用することも可能である。図5を参照すると、回路50
が通常の駆動電圧VD による任意の駆動を成すように構
成されていない限り、補正ユニット14がバイアス電圧
を合計器16に供給することが要求されない点を除いて
は、駆動回路50は回路10と同じ部品を多く含んでい
る。その代わりに補正回路14は、計算回路15によっ
て置き換えられる。この回路15は、少なくとも2個の
ブラックレベル電圧および少なくとも1個のホワイトレ
ベルのテスト信号がチューブ18に印加された後、ここ
に記載したような計算方法によって決定された実際の決
定陰極電流を表示する信号出力IK を生成する。
【0095】回路50は、ルックアップテーブル52を
含み、ここにおいてビーム強度値は、関係するビーム強
度値を生成するのに必要とされる駆動電圧値に関係付け
られる。動作に当たって、通常デジタルデータの形であ
る、要求されたビーム電流値が、その要求に関連付けら
れた駆動電圧を生成するルックアップテーブル52に入
力される。ルックアップテーブル52から生成された2
値駆動電圧は、次にD/A変換器54によってアナログ
電圧に変換され、最後にはチューブ18に印加される。
この点に対して、駆動回路50は既存の周知の電流要求
駆動の駆動回路にその動作が類似である。しかしなが
ら、その調整方法において、回路50は既存の電流駆動
の駆動回路から実質的に相違している。既知の電流駆動
の駆動回路におけるルックアップテーブルは、フィード
バックループを使用して調整され、この場合ビーム強度
はチューブ18の外部に配置された光センサによって測
定される。これとは相違して、実際のビームまたは陰極
電流IK をここに記載した一方法を使用して決定するこ
とによって、ビーム強度を直接に測定することができ
る。
【0096】回路50を調整するために使用することが
できる特定の調整方法を参照することにより、この回路
が、例えばステートマシンまたはマイクロプロセッサで
ある、制御装置56と、(おそらくマイクロプロセッサ
の内部の)カウンタ58と、通常デジタルマルチプレク
サによって形成されるスイッチ60を含んでいることが
理解される。制御装置56およびタイミング信号生成器
24においてSELECTコマンドの受信に応答して、
回路50は動作の調整モードを開始する。この調整モー
ドにおいて、制御装置56はカウンタ58に連続して新
しい調整電圧を生成するように命令し、さらにスイッチ
60に、ルックアップテーブル駆動信号の代わりにカウ
ンタ信号を、調整電圧を変換するD/A変換器54に提
供するように命令する。
【0097】一方、SELECTコマンドに応答して、
タイミング信号生成器24はスイッチ25への入力のた
めにタイミング信号を生成し、それによってテスト信号
源12からのテスト信号が、IK の決定を可能とするよ
うに適正に印加されるようにする。テスト信号は、ルッ
クアップテーブルによって直接生成されても良い。調整
モードにおいて、テスト電圧生成器12からの2個のブ
ラックレベル電圧およびこのブラックレベル電圧に対し
て既知の関係にある1個のホワイトレベル調整電圧が、
連続的にチューブ18に印加される。この2個のブラッ
クレベルおよび1個のホワイトレベルの電圧の受信に応
答して、計算ユニット15はIK 、印加された以前の調
整電圧から結果として生じる実際のビーム電流、を決定
する。計算ユニット15は次に、IK を示す信号をルッ
クアップテーブル52に送信し、ここで現在のIK の値
は調整電圧と相関され、その結果現在の陰極電流IK
生じる。調整電圧値は、カウンタおよび制御装置間とさ
らに制御装置とルックアップテーブル52間のデータラ
イン62および64を介してルックアップテーブル52
に入力される。調整プロセスは、ルックアップテーブル
52が、ビーム強度要求に応答して駆動電圧を生成する
ために十分に相関された電流および電圧データを含むま
で続けられる。回路50は自動的に(例えばスタートア
ップの時点で一回)調整され、またはユーザーが調整が
必要であるとみなした場合に調整される。
【0098】多くの特定の実施例を参照して本発明を説
明したが、本発明の精神および範囲は特許請求の範囲を
参照して決定されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる、陰極駆動の駆動電圧バイアス
回路のブロック図である。
【図2】本発明にかかる、グリッド駆動のバイアス回路
のブロック図である。
【図3】種々の漏洩電流源をモデル化した、陰極線チュ
ーブの等価回路モデルである。
【図4】テスト電圧、相関され測定陰極電流、および好
ましいサンプリングパルスを示すタイミング図である。
【図5】ルックアップテーブルを使用するディスプレイ
装置の駆動回路を示し、このルックアップテーブルは、
実際の陰極電流を決定するための記載の一方法を用い
て、要求されたビーム強度がこれを達成するために必要
な駆動電圧に相関されるように調整された、ディスプレ
イ装置の駆動回路を示す図である。
【図6】3個のスイッチと2個の蓄積容量を含む、変動
漏洩電流を決定する前に測定電流からDC漏洩電流をゼ
ロとするための補正ユニット回路の実施例を示す図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール デルシア アメリカ合衆国,ニューヨーク 13027, ボールドウィンズビレ,セネカ ストリ ート 41 審査官 山崎 達也 (56)参考文献 特開 昭50−41427(JP,A) 特開 昭54−78027(JP,A) 特開 昭54−111221(JP,A) 特開 昭62−20491(JP,A) 特開 昭62−34489(JP,A) 特開 平1−126091(JP,A) 特開 平1−103091(JP,A) 特開 平2−29096(JP,A) 特開 平4−77082(JP,A) 特開 平4−320165(JP,A) 特開 平5−236499(JP,A) 特開 平5−244534(JP,A) 特開 平5−268536(JP,A) 特開 平6−6629(JP,A) 特開 平6−178312(JP,A) 特開 平7−123436(JP,A) 特開 平8−98107(JP,A) 特開 平8−251447(JP,A) 特表 平10−501944(JP,A) 米国特許4922328(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 17/04 G09G 1/00 G09G 5/00

Claims (29)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1個の陰極と第1のグリッド
    を有し、前記陰極は測定陰極電流と実際のビーム電流を
    有するディスプレイ装置の駆動電圧をバイアスするため
    の回路装置であって、前記装置は、 一連のテスト電圧を互いに予め決められた関係で周期的
    に生成するためのテスト電圧生成手段であって、前記陰
    極は前記テスト電圧のそれぞれに対応する測定陰極電流
    を有するものと; 前記測定陰極電流値に応答し前記テスト電圧が印加され
    た後バイアス電圧を生成するためのバイアス信号生成手
    段と;および前記テスト電圧生成手段と前記バイアス信
    号生成手段に応答する合計手段であって、前記合計手段
    は前記ディスプレイ装置を駆動するための入力電圧を生
    成するもの;とを含み、 前記バイアス信号手段は前記測定陰極電流値に依存する
    数学的関係に基づいて前記バイアス電圧を生成し、前記
    数学的関係は前記陰極回路と前記第1のグリッド回路間
    の変動陰極漏洩電流を考慮して導出され、前記変動漏洩
    電流は前記陰極回路と前記第1のグリッド回路間の変化
    電圧によって生じる電流漏洩である、回路装置。
  2. 【請求項2】 前記テスト電圧生成手段は少なくとも3
    個のテスト電圧を生成するものである、請求項1に記載
    の回路装置。
  3. 【請求項3】 前記テスト電圧生成手段は少なくとも3
    個のテスト電圧を生成し、前記テスト電圧の少なくとも
    2個はブラックレベルのビーム電流を結果として生じる
    ように選択され、前記テスト電圧の少なくとも1個は予
    め決められた強度のホワイトレベルのビーム電流を結果
    として生じるように選択されている、請求項1に記載の
    回路装置。
  4. 【請求項4】 前記テスト電圧生成手段は第1、第2お
    よび第3のテスト電圧を生成し、前記第2のテスト電圧
    は前記第1および第2の電圧のほぼ中間の大きさとして
    選択され、前記第1および第2の電圧はブラックレベル
    のビーム電流を結果として生じるように選択され、前記
    第3のテスト電圧は予め決められた強度のホワイトレベ
    ルのビーム電流を生成するように選択され、さらに前記
    バイアス信号手段は前記対応する測定陰極電流値を記憶
    し、さらに前記記憶された電流値に加算または減算処理
    を実行して実際のビーム電流を決定するものである、請
    求項1に記載の回路装置。
  5. 【請求項5】 前記バイアス信号手段は、 基準電流を記憶する記憶素子と; 前記実際のビーム電流を決定するための手段と; 前記実際のビーム電流を前記基準ビーム電流と比較する
    ための比較手段であって、該比較手段は前記基準電流と
    前記ビーム電流間の大きさおよび符号の差に対応する出
    力を有するものと;さらに前記比較手段に応答し前記出
    力に基づいて前記バイアス電圧を生成するための手段、
    を含むものである、請求項1に記載の回路装置。
  6. 【請求項6】 前記テスト電圧生成手段は予め決められ
    た順序で3個の引き続くテスト電圧Vi 、Vi+1 、V
    i+2 を印加するものであり、ここにおいて前記Vi+1
    前記Vi とVi+2 に関して中間の大きさを有するように
    選択され、それによって漂遊容量から結果として生じる
    測定陰極電流の測定エラーが減少するものである、請求
    項1に記載の回路装置。
  7. 【請求項7】 前記バイアス信号生成手段は、前記変動
    漏洩電流を決定する前に前記測定電流からDC漏洩レベ
    ルをゼロとするバイアス回路を含むものである、請求項
    1に記載の回路装置。
  8. 【請求項8】 前記バイアス信号生成手段は最大で3個
    のスイッチと最大で2個の蓄積容量を含むものである、
    請求項1に記載の回路装置。
  9. 【請求項9】 測定陰極電流と実際のビーム電流とを有
    する陰極回路と;グリッドを含む 第1のグリッド回路と; 前記ディスプレイ装置を駆動するために駆動電圧を生成
    するための駆動電圧生成手段と;および前記駆動電圧を
    バイアスするための回路装置であって、該回路装置は、 一連のテスト電圧を互いに予め決められた関係で周期的
    に生成するためのテスト電圧生成手段であって、前記陰
    極は前記テスト電圧のそれぞれに対応する測定陰極電流
    を有するものと; 測定陰極電流に応答し前記テスト電圧が印加された場合
    エラー電圧を生成するためのエラー電圧生成手段と;お
    よび前記テスト電圧生成手段と前記エラー生成手段に応
    答する合計手段であって、前記合計手段は前記ディスプ
    レイ装置を駆動するための入力電圧を生成するものとを
    有し、 前記エラー生成手段は前記測定陰極電流値に依存する数
    学的関係に基づいて前記バイアス電圧を生成し、前記数
    学的関係は前記陰極回路と前記第1のグリッド回路間の
    変動陰極漏洩電流を考慮して導出され、前記変動漏洩電
    流は前記陰極回路と前記第1のグリッド回路間の電圧変
    化によって生じる電流漏洩である、ディスプレイ装置。
  10. 【請求項10】 前記テスト電圧生成手段は少なくとも
    3個のテスト電圧を生成するものである、請求項9に記
    載のディスプレイ装置。
  11. 【請求項11】 前記テスト電圧生成手段は少なくとも
    3個のテスト電圧を生成し、前記テスト電圧の少なくと
    も2個はブラックレベルのビーム電流を結果として生じ
    るように選択され、前記テスト電圧の少なくとも1個は
    予め決められた強度のホワイトレベルのビーム電流を結
    果として生じるように選択されているものである、請求
    項9に記載のディスプレイ装置。
  12. 【請求項12】 前記テスト電圧生成手段は第1、第2
    および第3のテスト電圧を生成し、前記第2のテスト電
    圧は前記第1および第2の電圧のほぼ中間の大きさとし
    て選択され、前記第1および第2の電圧はブラックレベ
    ルのビーム電流を結果として生じるように選択され、前
    記第3のテスト電圧は予め決められた強度のホワイトレ
    ベルのビーム電流を生成するように選択され、さらに前
    記エラー生成手段は前記対応する測定陰極電流値を記憶
    し、さらに前記記憶された電流値に加算または減算処理
    を実行して実際のビーム電流を決定するものである、請
    求項9に記載のディスプレイ装置。
  13. 【請求項13】 前記バイアス信号生成手段は、 基準電流を記憶する記憶素子と; 前記実際のビーム電流を決定するための手段と; 前記実際のビーム電流を前記基準ビーム電流と比較する
    ための比較手段であって、該比較手段は前記基準電流と
    前記ビーム電流間の大きさおよび符号の差に対応する出
    力を有するものと; 前記比較手段に応答し前記出力に基づいて前記エラー電
    圧を生成するための手段、を含むものである、請求項9
    に記載のディスプレイ装置。
  14. 【請求項14】 前記テスト電圧生成手段は予め決めら
    れた順序で3個の引き続くテスト電圧Vi 、Vi+1 、V
    i+2 を印加するものであり、ここにおいて前記Viは前
    記Vi とVi+2 に関して中間の大きさを有するように選
    択され、それによって漂遊容量から結果として生じる測
    定陰極電流の測定エラーが減少するものである、請求項
    9に記載のディスプレイ装置。
  15. 【請求項15】 前記エラー生成手段はバイアス回路を
    含み、該バイアス回路は前記変動漏洩電流を決定する前
    に前記測定陰極電流からDC漏洩レベルをキャンセルす
    るものである、請求項9に記載のディスプレイ装置。
  16. 【請求項16】 前記バイアス回路は最大で3個のスイ
    ッチと最大で2個の蓄積容量を含むものである、請求項
    9に記載のディスプレイ装置。
  17. 【請求項17】 少なくとも1個の陰極回路と第1のグ
    リッド回路を有するディスプレイ装置の駆動電圧をバイ
    アスするためにバイアス電圧を形成するための方法であ
    って、該方法は: 一連のテスト電圧であって、前記テスト電圧の少なくと
    も2個はブラックレベルのビーム電流を結果として生じ
    るように選択され、前記テスト電圧の少なくとも1個は
    ホワイトレベルのビーム電流を結果として生じるように
    選択され、前記テスト電圧は互いに予め決められた関係
    を有している、前記一連のテスト電圧を合計器に印加
    し; 印加された前記テスト電圧から結果として生じる測定陰
    極電流値を記憶し;さらに前記陰極回路と前記第1のグ
    リッド回路間の電圧変化によって生じる電流漏洩であ
    る、前記陰極回路と前記第1のグリッド回路間の変動陰
    極漏洩電流を考慮することによって得られる数学的関係
    であって、前記測定陰極電流に依存する前記数学的関係
    を適用することによって、前記陰極に流れ込む実際の陰
    極電流IK を決定する;各ステップを具備する、バイア
    ス電圧を印加する方法。
  18. 【請求項18】 前記方法は前記決定ステップの後に、
    さらに、 実際の陰極電流の前記決定された値を予め決められたホ
    ワイトレベルのビーム強度を表す基準電流と比較し;さ
    らに前記実際の陰極電流値と前記基準電流間の差に依存
    するバイアス電圧を生成する;各ステップを具備する、
    請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記決定ステップにおいて、前記実際
    の陰極電流は、 【数1】 を適用することによって計算されるものであり、前記V
    K1およびVK2は前記陰極に印加される印加ブラックレベ
    ルテスト電圧であり、VK3は前記陰極に印加される印加
    ホワイトレベルテスト電圧であり、さらにIM1、IM2
    M3は印加されたテスト電圧の結果として生じる測定陰
    極電流である、請求項17に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記決定ステップにおいて、前記実際
    の陰極電流は、 【数2】 を適用することによって計算されるものであり、第2の
    ブラックレベルテスト電圧は、第1のブラックレベルテ
    スト電圧とホワイトレベルテスト電圧間のほぼ中間の比
    に選択され、さらにIM1、IM2、IM3は印加されたテス
    ト電圧の結果として生じる測定陰極電流である、請求項
    17に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記決定ステップにおいて、前記実際
    の陰極電流は、 【数3】 を適用することによって計算されるものであり、前記V
    G1、VG2は前記グリッドに印加される印加ブラックレベ
    ルテスト電圧であり、VG3は前記陰極に印加される印加
    ホワイトレベルテスト電圧であり、R 2 は前記陰極と前
    記第1のグリッド間の等価抵抗であって前記測定陰極電
    流変化に対する前記テスト電圧変化の比によって定義さ
    れ、さらにIM1、IM2、IM3は印加されたテスト電圧の
    結果として生じる測定陰極電流である、請求項17に記
    載の方法。
  22. 【請求項22】 前記決定ステップにおいて、前記実際
    の陰極電流は、 【数4】 を適用することによって計算されるものであり、第2の
    ブラックレベルテスト電圧は、第1のブラックレベルテ
    スト電圧とホワイトレベルテスト電圧間のほぼ中間の比
    に選択され、さらにIM1、IM2、IM3は印加されたテス
    ト電圧の結果として生じる測定陰極電流である、請求項
    17に記載の方法。
  23. 【請求項23】 グリッドを有するCRTディスプレイ
    装置の陰極に流れ込む実際の陰極電流を決定するための
    方法であって、該方法は: 一連のテスト電圧であって、前記テスト電圧の少なくと
    も2個はブラックレベルのビーム電流を結果として生じ
    るように選択され、前記テスト電圧の少なくとも1個は
    ホワイトレベルのビーム電流を結果として生じるように
    選択され、前記テスト電圧は互いに予め決められた関係
    を有している、前記一連のテスト電圧を合計器に印加
    し; 印加された前記テスト電圧から結果として生じる測定陰
    極電流値を記憶し;さらに前記陰極回路と前記グリッド
    回路間の変化電圧によって生じる電流漏洩である、前記
    陰極回路と前記グリッド回路間の変動陰極漏洩電流を考
    慮することによって得られる数学的関係であって、前記
    測定陰極電流に依存する前記数学的関係を適用すること
    によって、前記陰極に流れ込む実際の陰極電流IK を決
    定する;各ステップを具備する、実際の陰極電流を決定
    するための方法。
  24. 【請求項24】 前記数学的関係はさらに前記印加テス
    ト電圧に依存するものである、請求項23に記載の方
    法。
  25. 【請求項25】 さらに、前記CRTディスプレイ装置
    の駆動電圧を決定するステップを含み、該駆動電圧決定
    ステップは: 前記合計器に一連の調整電圧を印加し; 前記数学的関係を適用することによて、各調整電圧に対
    するIK の値を決定し;さらに各IK を対応する調整電
    圧と相関させるメモリルックアップテーブルを形成す
    る、各ステップを含むものである、請求項23に記載の
    方法。
  26. 【請求項26】 少なくとも1個の陰極と第1のグリッ
    ドを有するディスプレイ装置の駆動電圧を決定するため
    の回路装置であって、該装置は: 一連の調整駆動電圧を生成するためのテスト電圧生成手
    段と; 各調整電圧に対応する実際のビーム電流を決定するため
    の実際の電流測定手段と; 各実際のビーム電流を対応する調整電圧と相関させるメ
    モリを形成するためのルックアップテーブル形成手段;
    とを備え、 前記メモリは所望の実際のビーム電流値に従ってアクセ
    スされ、さらに相関された調整電圧値が前記駆動電圧と
    して前記陰極へ印加されるために検索されるものであ
    り、 少なくとも1個の調整電圧は予め決められた強度のホワ
    イトレベルの陰極電流を結果として生じ; 前記テスト電圧生成手段は、前記予め決められた強度の
    前記調整電圧と付加的に結果としてブラックレベルの陰
    極電流を生じる少なくとも2個のディスプレイ装置駆動
    電圧を周期的に生成するための手段を含み、前記周期的
    駆動電圧は互いに既知の関係にあり、かつ前記周期的駆
    動電圧が複数の測定陰極電流値に依存する数学的関係に
    従って印加された後バイアス電圧を生成するために、前
    記周期的駆動電圧に対応する前記実際のビーム電流値に
    応答するバイアス信号生成手段をさらに含み、前記数学
    的関係は前記陰極回路と前記第1のグリッド回路間の変
    動陰極漏洩電流を考慮して導出され、前記変動漏洩電流
    は前記陰極回路および前記第1のグリッド回路間の電圧
    変動によって生じる漏洩電流である、 回路装置。
  27. 【請求項27】 前記テスト電圧生成手段は、ブラック
    レベルの陰極電流を結果として生じる少なくとも2個の
    ディスプレイ装置駆動電圧を生成するための手段を含む
    ものである、請求項26に記載の回路装置。
  28. 【請求項28】 前記テスト電圧生成手段はさらに、 結果としてブラックレベル陰極電流を生じる一連の2個
    のディスプレイ装置駆動電圧と、さらに結果としてホワ
    イトレベルの陰極電流を生じる少なくとも1個のディス
    プレイ装置駆動電圧とを周期的に生成する手段であっ
    て、前記周期的に生成された駆動電圧は互いに予め決め
    られた関係にあり、さらに周期的に生成された駆動電圧
    のそれぞれは対応する測定陰極電流を有するものと; 各調整電圧に対応する前記陰極に流れ込む前記測定電流
    に応答し、前記周期的に生成されるディスプレイ駆動電
    圧が印加された後バイアス電圧を生成するためのバイア
    ス信号生成手段と; 前記調整電圧に対応する電圧を生成するための駆動手段
    と;および前記調整電圧および前記バイアス信号生成手
    段に応答する合計手段であって、該合計手段は前記ディ
    スプレイ装置を駆動するために入力電圧を生成するも
    の;を含む、請求項26に記載の回路装置。
  29. 【請求項29】 前記バイアス信号生成手段は、前記陰
    極回路と前記第1のグリッド回路間の変動陰極漏洩電流
    を考慮することによって得られる複数の測定陰極電流値
    に依存する数学的関係に従って前記バイアス電圧を生成
    し、前記変動漏洩電流は前記陰極回路および前記第1の
    グリッド回路間の変化電圧によって生じる電流漏洩であ
    る、請求項28に記載の回路装置。
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