JP3331004B2 - 収容ケース - Google Patents
収容ケースInfo
- Publication number
- JP3331004B2 JP3331004B2 JP11023393A JP11023393A JP3331004B2 JP 3331004 B2 JP3331004 B2 JP 3331004B2 JP 11023393 A JP11023393 A JP 11023393A JP 11023393 A JP11023393 A JP 11023393A JP 3331004 B2 JP3331004 B2 JP 3331004B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cord
- groove
- block
- accommodation
- endoscope
- Prior art date
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- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コードの両端にコー
ドより太い部材が取り付けられた物品を収容するための
収容ケースに関する。
ドより太い部材が取り付けられた物品を収容するための
収容ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば内視鏡の接眼部とビデオプロセッ
サとの間を接続するための内視鏡用ビデオモジュールな
どのように、コードより太い部材がコードの両端に取り
付けられた物品を収容するための収容ケースは、一般
に、コードの長さに合致するコード収容溝と、その溝の
両端において両端部の部材を収容するための二つの端部
部材収容穴とによって形成されている。
サとの間を接続するための内視鏡用ビデオモジュールな
どのように、コードより太い部材がコードの両端に取り
付けられた物品を収容するための収容ケースは、一般
に、コードの長さに合致するコード収容溝と、その溝の
両端において両端部の部材を収容するための二つの端部
部材収容穴とによって形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】内視鏡用ビデオモジュ
ールのコードの長さは、手術室で用いられるものは、短
いと使い難いのである程度長くする必要があり、内視鏡
室で用いられるものは、逆に長いと使い難いのである程
度短くする必要がある。また、使用する術者によって
も、コード長についてさまざまな好みがある。その結
果、内視鏡用ビデオモジュールにはコード長の異なる種
々のタイプが必要となる。
ールのコードの長さは、手術室で用いられるものは、短
いと使い難いのである程度長くする必要があり、内視鏡
室で用いられるものは、逆に長いと使い難いのである程
度短くする必要がある。また、使用する術者によって
も、コード長についてさまざまな好みがある。その結
果、内視鏡用ビデオモジュールにはコード長の異なる種
々のタイプが必要となる。
【0004】しかし、上述のような従来の収容ケースで
は、コードの長さが異なれば、それに合う長さにコード
収容溝の長さを変えなければならない。そのため、コー
ド長の相違に合わせて多くの種類の収容ケースを準備す
る必要があり、はなはだ不便で不経済であった。
は、コードの長さが異なれば、それに合う長さにコード
収容溝の長さを変えなければならない。そのため、コー
ド長の相違に合わせて多くの種類の収容ケースを準備す
る必要があり、はなはだ不便で不経済であった。
【0005】そこで本発明は、被収容物品のコードの長
さが変わっても、異なる部品を用いることなく容易に収
容することができる経済的な収容ケースを提供すること
を目的とする。
さが変わっても、異なる部品を用いることなく容易に収
容することができる経済的な収容ケースを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の収容ケースは、コードの両端に上記コード
より太い部材が取り付けられた被収容物品の上記コード
部分を収容するために円形又は多角形で環状に一つなが
りに形成されたコード収容溝と、上記コード収容溝に沿
って回転させた複数位置に組み付け可能に上記コード収
容溝の内側に設けられた中央ブロックと、上記コードの
一端側に取り付けられた部材を収容できるように上記コ
ード収容溝に連通して上記コード収容溝の外側に形成さ
れた第1の端部部材収容穴と、上記コードの他端側に取
り付けられた部材を収容できるように上記コード収容溝
に連通して上記中央ブロックに形成された第2の端部部
材収容穴とを設けたことを特徴とする。
め、本発明の収容ケースは、コードの両端に上記コード
より太い部材が取り付けられた被収容物品の上記コード
部分を収容するために円形又は多角形で環状に一つなが
りに形成されたコード収容溝と、上記コード収容溝に沿
って回転させた複数位置に組み付け可能に上記コード収
容溝の内側に設けられた中央ブロックと、上記コードの
一端側に取り付けられた部材を収容できるように上記コ
ード収容溝に連通して上記コード収容溝の外側に形成さ
れた第1の端部部材収容穴と、上記コードの他端側に取
り付けられた部材を収容できるように上記コード収容溝
に連通して上記中央ブロックに形成された第2の端部部
材収容穴とを設けたことを特徴とする。
【0007】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図1にお
いて、1は、アタッシュケースタイプの収容箱であり、
下箱1aと上箱1bとが、図示されていない蝶番によっ
て開閉自在に連結されている。2は、収容箱1を閉じた
際に、下箱1aと上箱1bとを開かないように係合させ
るためのロックである。
いて、1は、アタッシュケースタイプの収容箱であり、
下箱1aと上箱1bとが、図示されていない蝶番によっ
て開閉自在に連結されている。2は、収容箱1を閉じた
際に、下箱1aと上箱1bとを開かないように係合させ
るためのロックである。
【0008】10は、被収容物を収容するための発泡ポ
リエチレン製の収容ブロックであり、下箱1a内に嵌め
込まれるブロック本体10aと、そのブロック本体10
aから円盤状に切り抜かれた中央ブロック10bとから
なる。
リエチレン製の収容ブロックであり、下箱1a内に嵌め
込まれるブロック本体10aと、そのブロック本体10
aから円盤状に切り抜かれた中央ブロック10bとから
なる。
【0009】被収容物は、本実施例では図2に示される
内視鏡用ビデオモジュール30であり、可撓性のある細
長いコード31の両端に、結像レンズと固体撮像素子と
を内蔵して内視鏡の接眼部に接続される接眼アダプタ3
2と、ビデオプロセッサに接続されるビデオコネクタ3
3とが連結されており、接眼アダプタ32とビデオコネ
クタ33は、共にコード31に比べて相当に太いもので
ある。
内視鏡用ビデオモジュール30であり、可撓性のある細
長いコード31の両端に、結像レンズと固体撮像素子と
を内蔵して内視鏡の接眼部に接続される接眼アダプタ3
2と、ビデオプロセッサに接続されるビデオコネクタ3
3とが連結されており、接眼アダプタ32とビデオコネ
クタ33は、共にコード31に比べて相当に太いもので
ある。
【0010】この内視鏡用ビデオモジュール30は、収
容ケース内に収容される際には図3に示されるように、
コード31を丸めた状態にされる。ただし、コード31
の長さが種々異なるので、接眼アダプタ32とビデオコ
ネクタ33との位置関係にはいろいろな場合がある。
容ケース内に収容される際には図3に示されるように、
コード31を丸めた状態にされる。ただし、コード31
の長さが種々異なるので、接眼アダプタ32とビデオコ
ネクタ33との位置関係にはいろいろな場合がある。
【0011】この内視鏡用ビデオモジュール30を収容
するための収容ブロック10は、中央ブロック10bを
ブロック本体10aに嵌め込んだ状態で用いられるが、
組み付け前は図1に示されるように両者は別体である。
するための収容ブロック10は、中央ブロック10bを
ブロック本体10aに嵌め込んだ状態で用いられるが、
組み付け前は図1に示されるように両者は別体である。
【0012】そして、中央ブロック10bが切り抜かれ
たブロック本体10a側の孔11に沿って、コード31
を収容するためのコード収容溝12が環状に一つながり
に形成されている。
たブロック本体10a側の孔11に沿って、コード31
を収容するためのコード収容溝12が環状に一つながり
に形成されている。
【0013】ブロック本体10aには、ビデオコネクタ
33を収容するためのコネクタ収容穴13が形成されて
おり、コード31が通る連通溝14によってコード収容
溝12と連通している。
33を収容するためのコネクタ収容穴13が形成されて
おり、コード31が通る連通溝14によってコード収容
溝12と連通している。
【0014】中央ブロック10bは、ブロック本体10
a側の孔11に嵌め込まれることによって、外面の上半
部がコード収容溝12の内壁面を形成する。また中央ブ
ロック10bには、接眼アダプタ32を収容するための
アダプタ収容穴16が形成されていて、コード31が通
る連通溝17によってコード収容溝12と連通してい
る。
a側の孔11に嵌め込まれることによって、外面の上半
部がコード収容溝12の内壁面を形成する。また中央ブ
ロック10bには、接眼アダプタ32を収容するための
アダプタ収容穴16が形成されていて、コード31が通
る連通溝17によってコード収容溝12と連通してい
る。
【0015】このように形成された収容ブロック10に
内視鏡用ビデオモジュール30を収容するわけである
が、前述のように、内視鏡用ビデオモジュール30のコ
ード31の長さは種々相違している。
内視鏡用ビデオモジュール30を収容するわけである
が、前述のように、内視鏡用ビデオモジュール30のコ
ード31の長さは種々相違している。
【0016】そこで、図4及び図5に示されるように、
コード31の長さに合わせて、コード収容溝12に沿っ
て中央ブロック10bを回転させることによって、アダ
プタ収容穴16の位置を変え、接眼アダプタ32とビデ
オコネクタ33を、アダプタ収容穴16とコネクタ収容
穴13とに正しく収容することができる。
コード31の長さに合わせて、コード収容溝12に沿っ
て中央ブロック10bを回転させることによって、アダ
プタ収容穴16の位置を変え、接眼アダプタ32とビデ
オコネクタ33を、アダプタ収容穴16とコネクタ収容
穴13とに正しく収容することができる。
【0017】なお、中央ブロック10bを適当な位置に
位置決めしたら、ブロック本体10aと接着してしまっ
てもよいし、接着せずに、後で中央ブロック10bを回
転させられるようにしておいてもよい。
位置決めしたら、ブロック本体10aと接着してしまっ
てもよいし、接着せずに、後で中央ブロック10bを回
転させられるようにしておいてもよい。
【0018】図1に戻って、上箱1b内には、発泡率が
大きくて軟らかい、例えば発泡ポリウレタンからなるク
ッション18が嵌め込まれている。したがって、下箱1
a側の収容ブロック10に内視鏡用ビデオモジュール3
0を収容して上箱1bを閉じれば、収容ブロック10内
の内視鏡用ビデオモジュール30が開放面側からクッシ
ョン18で押さえられ、収容ブロック10内に安定して
保持される。
大きくて軟らかい、例えば発泡ポリウレタンからなるク
ッション18が嵌め込まれている。したがって、下箱1
a側の収容ブロック10に内視鏡用ビデオモジュール3
0を収容して上箱1bを閉じれば、収容ブロック10内
の内視鏡用ビデオモジュール30が開放面側からクッシ
ョン18で押さえられ、収容ブロック10内に安定して
保持される。
【0019】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、コード収容溝12を中央ブロック10bの
外周側に形成してもよく、また、中央ブロック10bは
円形ではなく、正多角形状にブロック本体10aから切
り抜いた形状でもよい。
のではなく、コード収容溝12を中央ブロック10bの
外周側に形成してもよく、また、中央ブロック10bは
円形ではなく、正多角形状にブロック本体10aから切
り抜いた形状でもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明の収容ケースによれば、被収容物
品のコードの長さに合わせて中央ブロックを回転させて
組み付けることにより、コードの両端に取り付けられた
部材を、コードの長さに関係なく常に第1と第2の端部
部材収容穴内に正しく収容することができ、異なる部品
を何ら用いることなくコード長の相違する被収容物品を
容易に収容することができる優れた効果を有する。
品のコードの長さに合わせて中央ブロックを回転させて
組み付けることにより、コードの両端に取り付けられた
部材を、コードの長さに関係なく常に第1と第2の端部
部材収容穴内に正しく収容することができ、異なる部品
を何ら用いることなくコード長の相違する被収容物品を
容易に収容することができる優れた効果を有する。
【図1】実施例の収容ケースの分解斜視図である。
【図2】実施例の内視鏡用ビデオモジュールの側面図で
ある。
ある。
【図3】実施例の内視鏡用ビデオモジュールの収容状態
の斜視図である。
の斜視図である。
【図4】実施例の収容ブロックの平面図である。
【図5】実施例の収容ブロックの平面図である。
10 収容ブロック 10a ブロック本体 10b 中央ブロック 12 コード収容溝 13 コネクタ収容穴 16 アダプタ収容穴 30 内視鏡用ビデオモジュール 31 コード 32 接眼アダプタ 33 ビデオコネクタ
Claims (1)
- 【請求項1】コードの両端に上記コードより太い部材が
取り付けられた被収容物品の上記コード部分を収容する
ために円形又は多角形で環状に一つながりに形成された
コード収容溝と、 上記コード収容溝に沿って回転させた複数位置に組み付
け可能に上記コード収容溝の内側に設けられた中央ブロ
ックと、 上記コードの一端側に取り付けられた部材を収容できる
ように上記コード収容溝に連通して上記コード収容溝の
外側に形成された第1の端部部材収容穴と、 上記コードの他端側に取り付けられた部材を収容できる
ように上記コード収容溝に連通して上記中央ブロックに
形成された第2の端部部材収容穴とを設け、 上記被収容物品のコード長が変わった場合でも、上記中
央ブロックを上記コード収容溝に沿って回転させた位置
に組み付けることにより、上記コードの両端に取り付け
られた部材が上記第1と第2の端部部材収容穴に収容さ
れるようにし たことを特徴とする収容ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11023393A JP3331004B2 (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 収容ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11023393A JP3331004B2 (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 収容ケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06319610A JPH06319610A (ja) | 1994-11-22 |
JP3331004B2 true JP3331004B2 (ja) | 2002-10-07 |
Family
ID=14530475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11023393A Expired - Fee Related JP3331004B2 (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 収容ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3331004B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5449712B2 (ja) * | 2008-07-22 | 2014-03-19 | オリンパス株式会社 | 内視鏡収納ケース |
JP5214358B2 (ja) * | 2008-07-22 | 2013-06-19 | オリンパス株式会社 | 内視鏡収納ケース |
CN113367646B (zh) * | 2021-05-11 | 2023-12-05 | 哈尔滨缘聚科技有限公司 | 一种外科手术用盆腔镜 |
-
1993
- 1993-05-12 JP JP11023393A patent/JP3331004B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06319610A (ja) | 1994-11-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719 Year of fee payment: 7 |
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