JP3330866B2 - 半導体信号線接続確認方法およびその装置 - Google Patents

半導体信号線接続確認方法およびその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイスの
信頼性を高めることを目的としたバーンインによるスク
リーニング処理を、ウェハ状態にて行う時の半導体信号
線接続確認方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体デバイスの信頼性を高める
ためのスクリーニング処理として、半導体デバイスに定
格もしくは若干の過電圧による電源電圧を加え、各信号
入力端子には実動作に近い信号を印加しつつ125°C
程度の高温状態にして数時間バーンインすることが行わ
れている。従来、このバーンイン処理は、半導体デバイ
スをパッケージに収納された製品状態で行われることが
多かった。パッケージに収納された半導体デバイスは、
信号線引き出し用の端子を備えており、バーンインを行
う時は、ソケットに挿入してその接続を確認することな
しに容易にバーンイン処理を行うことができた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、より上
流の工程にてスクリーニングを行うことを目的として、
ウェハ状態の半導体チップに対してバーンインを行うこ
とが望まれている。ウェハ状態の半導体チップに対する
バーンインを実現するためには、ウェハ上に一括形成さ
れた複数の半導体チップの引き出し電極であるボンディ
ングパットに対し、信号線を接続して信号を印加する必
要がある。信号線の接続の方法は、メモリ、ロジックと
いったデバイスの種類により若干異なることもあるが、
ここではメモリのデバイス例について説明する。
【0004】ウェハ上には、通常100個から400個
の半導体チップが形成され、各半導体チップには、10
0μ程度の微小サイズのボンディングパットが20個か
ら40個程度配置されており、これらのボンディングパ
ットに対し、1ウェハ当たり総数2000点から160
00点の信号線接続を正確に行わねばならない。すなわ
ち、ウェハ状態の半導体チップに対するバーンインを実
現するためには、大量の信号線接続を行う必要があり、
その信号線接続が正しく行われていることを確認の上で
バーンインすることが望まれている。
【0005】図3はウェハに対する信号線接続の状態を
示している。図1において、11はウェハであり、この
上に多数の半導体チップが形成されている。具体的な例
としては、ウェハ11上に中央の列として21、22、
23、24、25、26、27、28の半導体チップ、
周辺の列として31、32、33、34の半導体チップ
および41、42の半導体チップがある。12はコンタ
クタであり、ウェハ11に形成された半導体チップ総て
のボンディングパットに対応して電気的に接続する接点
とそこから引き出される信号線により構成されており、
ウェハ11にコンタクト(圧力をかけて接触)させて用
いる。この時の重要な点は、ウェハ上の半導体チップ1
ケ毎に独立に信号線を引き出すのではなく、図3に示す
ように、円形上に配置された半導体チップの列毎、行毎
に複数の半導体チップに対し並列に信号線を接続して引
き出すことが通常行われていることである。
【0006】具体的には、中央の列21、22、23、
24、25、26、27、28の半導体チップに対応し
て51の信号線、周辺の列31、32、33、34の半
導体チップに対応して52の信号線、41、42の半導
体チップに対応して53の信号線がある。また、ウェハ
中央の列24、32、41の半導体チップに対応して5
4の信号線、中央の列25、33、42の半導体チップ
に対応して55の信号線がある。本列では51、52、
53の信号線には、メモリを駆動する信号線の内、アド
レス線A0〜A7、データ線D0〜D3、書込制御線W
Eが含まれており、54、55の信号線には、メモリを
駆動する信号線の内、読出制御線OEが含まれている。
このような信号線の構成により、21、22、23、2
4、25、26、27、28の各半導体チップに同時に
書き込みを行い、読み出し時は読出制御線OEを用いて
21、22、23、24、25、26、27、28の各
半導体チップに対し、順次1チップづつ読み出してテス
トすることが可能となる。
【0007】図4はその信号線52に含まれるアドレス
線A0〜A7、データ線D0〜D3、書込制御線WEお
よび信号線54、信号線55に含まれる読出制御線OE
について示している。すなわち、半導体チップ31、3
2、33、34の各ボンディングパットから並列にアド
レス線A0〜A7、データ線D0〜D3、書込制御線W
Eの信号線を引き出している。また、半導体チップ2
4、32、41のOEボンディングパットから並列に読
出制御線OEの信号線54を引き出し、半導体チップ2
5、33、42のOEボンディングパットから並列に読
出制御線OEの信号線55を引き出している。
【0008】また、ウェハとコンタクタの信号線接続を
確認する手段として、図5に示すように直流的に信号線
の状態をテストする方法がある。図5において、31、
32、33、34はウェハ11上に形成された半導体チ
ップであり、半導体チップ31、32、33、34の1
ボンディングパットには、それぞれ61、62、63、
64に示す入力保護ダイオードが半導体チップに内蔵さ
れている。52はコンタクタに備えられた信号線であ
り、それぞれのボンディングパットに接点を通して接続
されており、コンタクタの外部に引き出されている。6
5は電源であり、100μA程度の正負の極性の異なる
直流電流を発生し、信号線52に印加することができ
る。ただし、ウェハ上の半導体チップを破壊しないよう
に、5V程度の正負の限界電圧以上の電圧が発生しない
ようなリミット回路が組み込まれている。66はデジボ
ルであり、信号線52に接続され、信号線52の直流電
流を測定する。
【0009】以下にその動作を説明する。先に触れたよ
うに、半導体チップの端子を外部から測定すると正の電
圧をかけた時は高い抵抗を示し、負の電圧をかけた時は
入力保護ダイオードによるダイオード特性を示す。した
がって電源65から正の100μAの電流を信号線52
に印加すると、信号線に正常に半導体チップ31、3
2、33、34が接続れている時は電流が流れず、この
ため信号線52の直流電位は正の限界電圧となり、デジ
ボル66によりその電位を読み取ることができる。半導
体チップ31、32、33、34のいずれかが損傷を受
けるか、コンタクトが正常に行われず隣接接点との間に
短絡を起こした時は、電流の漏れが発生し、限界電圧未
満の低い電圧が観測される。
【0010】次に電源65から負の100μAの電流を
信号線52に印加すると、信号線に正常に半導体チップ
31、32、33、34が接続れている時は、各半導体
チップに内蔵されている保護ダイオードに電流が流れ、
信号線52の直流電位は−0.3V程度の電圧となり、
デジボル66によりその電位を読み取ることができる。
半導体チップ31、32、33、34のいずれかが損傷
を受けるか、コンタクトが正常に行われず隣接接点との
間に短絡を起こした時は、電流の漏れが発生し、−0.
3V未満の低い電圧が観測される。また、コンタクトが
正常に行われず、総ての接点との接続ができなかった時
は、電流が流れず、信号線52の直流電位は負の限界電
圧となり、デジボル66によりその電位を読み取ること
ができる。
【0011】このように、従来の方法である正および負
の直流電流の印加では、半導体チップ31、32、3
3、34のいずれかが損傷を受けるか、コンタクトが正
常に行われず隣接接点との間に短絡を起こした時、もし
くはコンタクトが正常に行われず、総ての接点との接続
ができなかった時は異常が判明するが、半導体チップ3
1、32、33、34のいずれかが開放になった時は異
常が判明しない。すなわち、直流によるテストでは、そ
の信号線に接続された全半導体チップの接続を確認する
ことが困難であり、ウェハへの接続は列毎、行毎に並列
に行われるため、一部の接続が不完全な場合には検出が
できないという問題があった。
【0012】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
であり、ウェハ上に形成されている半導体チップと信号
線の接続を確認し、ウェハ状態でのバーンインを可能と
する半導体信号線接続確認方法とその装置を提供するこ
とを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、各信号線の静電容量を測定することによ
り、信号線の接続を確認するようにしたものである。す
なわち、各信号線の入力容量の値は、コンタクタ上に形
成された接点および信号線の持つ静電容量と、コンタク
タのウェハへの接触により信号線に接続した半導体チッ
プの持つ入力容量との和のため、各信号線の静電容量を
測定することにより、信号線の接続を確認することがで
きる。静電容量を測定する例として、信号線を通して直
流電流の印加し、信号線に接続される半導体チップの入
力容量に電荷を蓄積し、次にこれを放電させ、その放電
電流を積分測定して入力容量を測定できるようにする。
入力容量を得れば、次にこの入力容量からコンタクタ上
に形成された接点および信号線の持つ静電容量を差し引
くことにより、コンタクタのウェハへの接触により信号
線に接続した半導体チップの持つ入力容量の総和を得る
ことができる。正常な半導体チップの入力容量は既知で
あり、信号線に接続した半導体チップの持つ入力容量の
総和から信号線に接続された半導体チップの数を確認で
きるようになる。
【0014】静電容量の測定は、半導体チップの蓄積電
荷を測定する方法の他に、静電容量への突入電流の積分
値を測定する方法、静電容量をマルチバイブレータの構
成要素として発振周波数を測定する方法、静電容量のブ
リッジの構成要素としてブリッジのバランス点から測定
する方法、コイルとの組み合わせによる同調周波数を測
定する方法などを用いることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、バーンイン対象となるウェハ上に形成された半導体
チップに接続された信号線の入力容量を測定し、その値
により半導体チップとの信号線の接続を確認する半導体
信号線接続確認方法であり、各信号線の入力容量の値
は、コンタクタ上に形成された接点および信号線の持つ
静電容量と、コンタクタのウェハへの接触により信号線
に接続した半導体チップの持つ入力容量との和のため、
各信号線の静電容量を測定することにより、信号線の接
続を確認することができるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項2に記載の発明は、信号線
の入力容量を測定する際に、信号線にウェハを接続する
前の入力容量を測定して得た値と、信号線にウェハを接
続した後の入力容量を再度測定して得た値との差分によ
り半導体チップとの信号線の接続を確認する請求項1記
載の半導体信号線接続確認方法であり、コンタクタ上に
形成された接点および信号線の持つ静電容量は、コンタ
クタ製作に基づくばらつきを持っているため、ウェハを
接続する前の入力容量を得ることによりばらつきの影響
をなくし、コンタクタのウェハへの接触により信号線に
接続した半導体チップの持つ入力容量を精度高く求める
ことができるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項3に記載の発明は、信号線
の入力容量の測定を、半導体チップの蓄積電荷を測定す
ることにより行う請求項1または2記載の半導体信号線
接続確認方法であり、信号線の入力容量を公知の技術を
用いて測定することができる。
【0018】本発明の請求項4に記載の発明は、信号線
の入力容量の測定を、入力容量への突入電流の積分値を
測定することにより行う請求項1または2記載の半導体
信号線接続確認方法であり、信号線の入力容量を公知の
技術を用いて測定することができる。
【0019】本発明の請求項5に記載の発明は、信号線
の入力容量の測定を、入力容量をマルチバイブレータの
構成要素として発振周波数を測定することにより行う請
求項1または2記載の半導体信号線接続確認方法であ
り、信号線の入力容量を公知の技術を用いて測定するこ
とができる。
【0020】本発明の請求項6に記載の発明は、信号線
の入力容量の測定を、入力容量のブリッジの構成要素と
してブリッジのバランス点から測定することにより行う
請求項1または2記載の半導体信号線接続確認方法であ
り、信号線の入力容量を公知の技術を用いて測定するこ
とができる。
【0021】本発明の請求項7に記載の発明は、信号線
の入力容量の測定を、コイルとの組み合わせによる同調
周波数を測定することにより行う請求項1または2記載
の半導体信号線接続確認方法であり、信号線の入力容量
を公知の技術を用いて測定することができる。
【0022】本発明の請求項8に記載の発明は、ウェハ
上に形成された半導体チップに接続された信号線の接続
状態を確認するための半導体信号線接続確認装置であっ
て、測定に必要な電圧を供給する電源と、積分回路を構
成するオペアンプとコンデンサと抵抗と、前記積分回路
の出力電圧を測定して数値化するA/Dコンバータと、
前記積分回路のリセットを行う第1のスイッチと、前記
信号線に対して前記電源の電圧供給をオン、オフする第
2のスイッチと、前記信号線と前記積分回路との接続を
オン、オフする第3のスイッチとを備えた半導体信号線
接続確認装置であり、簡単な構成により半導体信号線接
続確認装置を実現することができる。
【0023】(実施の形態)以下、本発明の実施の形態
を図面を参照して説明する。図1は本発明による一実施
の形態を示している。図1において、11はウェハであ
り、この中に31、32、33、34から成る半導体チ
ップが多数形成されている。半導体チップ31、32、
33、34の端子である1ボンディングパットには、そ
れぞれ71、72、73、74に示す各半導体チップの
持つ入力容量が存在する。52はコンタクタに備えられ
た信号線であり、それぞれのボンディングパットに接点
を通して接続されており、コンタクたの外部に引き出さ
れている。
【0024】次に測定部について述べる。81は電源で
あり、測定に必要な充電電圧を供給する。82はオペア
ンプであり、83の積分コンデンサ、84の積分抵抗と
ともに積分回路を構成している。85はA/Dコンバー
タであり、82のオペアンプなどが構成する積分回路の
出力電圧を測定して数値化する。86は第1のスイッチ
であり、オンすることによりオペアンプ82などの構成
する積分回路のリセットを行う。87は第2のスイッチ
であり、オンすることにより、信号線5に電源81の発
生する充電電圧を供給する。88は第3のスイッチであ
り、オンすることにより信号線52とオペアンプ82な
どの構成する積分回路を接続する。
【0025】図2は図1の動作タイミングを示す図であ
る。図2において、最初に第1のスイッチ86がオン
し、オペアンプ82などが構成する積分回路をリセット
する。次に第2のスイッチ87がオンし、電源81の発
生する充電電圧を信号線52に供給する。半導体チップ
31、32、33、34が正常に接続されている時は、
信号線52を通して、入力容量71、72、73、74
を充電電圧に充電する。次に第2のスイッチ87をオフ
し、異常で測定準備が完了する。
【0026】測定動作は、まず第1のスイッチ86をオ
フしてオペアンプ82などにより構成される積分回路を
リセットを解除する。次に、第3のスイッチ88をオン
し、入力容量71、72、73、74に充電された電荷
を信号線52を通して、積分抵抗84に導く。ここに流
れる放電電流は、その積分値がオペアンプ82などによ
り構成される積分回路の積分コンデンサ83に蓄積され
る。放電が十分行われる間待ち、第3のスイッチ88を
オフし、その後A/Dコンバータ85を動作させ、図2
に示す積分電圧を読み取る。積分電圧は、入力容量7
1、72、73、74に充電された電荷に比例するた
め、積分電圧を測定することにより入力容量を求めるこ
とができる。入力容量を得れば、先に述べたように、こ
の入力容量からコンタクタ上に形成された接点および信
号線の持つ静電容量を差し引くことにより、コンタクタ
のウェハへの接触により信号線に接続した半導体チップ
の持つ入力容量の総和を得ることができる。このように
して信号線に接続されている半導体チップの数を確認で
きるため、半導体チップ31、32、33、34の何れ
かが接触しない状態を検出することができるようにな
る。
【0027】静電容量の測定は、多くの手法が知られて
おり、上記に述べた半導体チップの蓄積電荷を測定する
手法の他に、静電容量への突入電流の積分値を測定する
方法、静電容量をマルチバイブレータの構成要素として
発振周波数を測定する方法、静電容量をブリッジのバラ
ンス点より測定する方法、コイルとの組み合わせによる
同調周波数を測定する方法などが知られており、いずれ
も同様の結果を得ることができる。
【0028】本発明を実施する際に、ウェハにコンタク
タを接続した時の静電容量を測定して得られた値により
接続の良否を判定することは可能であるが、より精度を
向上する手法を以下に述べる。すなわちコンタクタにウ
ェハを接続する前に、コンタクタ自身の静電容量を測定
しておき、この値とコンタクタにウェハを接続した状態
での静電容量を測定して得られた値との差分を計算す
る。コンタクタ上に形成された接点および信号線の持つ
静電容量は、コンタクタ製作に基づくばらつきを持って
いるが、この差分値によりコンタクタへのウェハの接触
により信号線に接続した半導体チップの持つ入力容量の
みを精度高く求めることができ、この値から信号線に接
続されている半導体チップの数を確認することにより、
接続の良否を精度高く判定することが可能となる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、半導体
チップのいずれかが解放になった時もその異常を検出す
ることができるため、信号線の接続確認を容易かつ確実
に行うことができる。また、ウェハ状態にてバーンイン
するには大量の接点接続が必須なため、信号線の接続確
認技術が重要な位置付けにあり、本発明によりウェハの
コンタクトの信頼性を確保することにより、ウェハ状態
でのバーンインの実現性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における半導体信号線接
続確認装置の構成を示す回路図
【図2】本発明の一実施の形態における動作を示すタイ
ミング図
【図3】ウェハ上の半導体チップおよびコンタクタ上の
信号線を示す模式図
【図4】コンタクタ上の信号線の詳細図
【図5】従来の直流を用いた半導体信号線接続確認装置
の構成を示す回路図
【符号の説明】
11 ウェハ 12 コンタクタ 21〜28 ウェハ上の半導体チップ 31〜34 ウェハ上の半導体チップ 41〜42 ウェハ上の半導体チップ 51〜55 信号線 61〜64 半導体チップに内蔵された入力保護ダイオ
ード 65 電源 66 デジボル 71〜74 半導体チップの持つ入力容量 81 電源 82 オペアンプ 83 積分コンデンサ 84 積分抵抗 85 A/Dコンバータ 86 第1のスイッチ 87 第2のスイッチ 88 第3のスイッチ

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーンイン対象となるウェハ上に形成さ
    れた半導体チップに接続された信号線の入力容量を測定
    し、その値により半導体チップとの信号線の接続を確認
    する半導体信号線接続確認方法。
  2. 【請求項2】 信号線の入力容量を測定する際に、信号
    線にウェハを接続する前の入力容量を測定して得た値
    と、信号線にウェハを接続した後の入力容量を再度測定
    して得た値との差分により半導体チップとの信号線の接
    続を確認する請求項1記載の半導体信号線接続確認方
    法。
  3. 【請求項3】 信号線の入力容量の測定を、半導体チッ
    プの蓄積電荷を測定することにより行う請求項1または
    2記載の半導体信号線接続確認方法。
  4. 【請求項4】 信号線の入力容量の測定を、入力容量へ
    の突入電流の積分値を測定することにより行う請求項1
    または2記載の半導体信号線接続確認方法。
  5. 【請求項5】 信号線の入力容量の測定を、入力容量を
    マルチバイブレータの構成要素として発振周波数を測定
    することにより行う請求項1または2記載の半導体信号
    線接続確認方法。
  6. 【請求項6】 信号線の入力容量の測定を、入力容量の
    ブリッジの構成要素としてブリッジのバランス点から測
    定することにより行う請求項1または2記載の半導体信
    号線接続確認方法。
  7. 【請求項7】 信号線の入力容量の測定を、コイルとの
    組み合わせによる同調周波数を測定することにより行う
    請求項1または2記載の半導体信号線接続確認方法。
  8. 【請求項8】 ウェハ上に形成された半導体チップに接
    続された信号線の接続状態を確認するための半導体信号
    線接続確認装置であって、測定に必要な電圧を供給する
    電源と、積分回路を構成するオペアンプとコンデンサと
    抵抗と、前記積分回路の出力電圧を測定して数値化する
    A/Dコンバータと、前記積分回路のリセットを行う第
    1のスイッチと、前記信号線に対して前記電源の電圧供
    給をオン、オフする第2のスイッチと、前記信号線と前
    記積分回路との接続をオン、オフする第3のスイッチと
    を備えた半導体信号線接続確認装置。
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