JP3330751B2 - 端子板 - Google Patents

端子板

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JP3330751B2
JP3330751B2 JP26455694A JP26455694A JP3330751B2 JP 3330751 B2 JP3330751 B2 JP 3330751B2 JP 26455694 A JP26455694 A JP 26455694A JP 26455694 A JP26455694 A JP 26455694A JP 3330751 B2 JP3330751 B2 JP 3330751B2
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洋志 藤江
英憲 上田
浩 大町
知織 志村
剛志 尾美
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エスエムケイ株式会社
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばテレビジョン
受像機やビデオテープレコーダ(VTR)の前面若しく
は背面に取り付けられ、外部のオーディオビジュアル機
器との入出力端子となるピンジャック32やミニDIN
ソケット31等の接続部品3を配設した端子板に関す
る。
【0002】
【従来の技術】各種のオーディオビジュアル機器、例え
ばテレビ受像器では、図18に示すように映像用で絶縁
性ケースが黄色に着色されたピンジャック32と、音声
用で左右の音声信号のために絶縁ケースが赤色と白色に
それぞれ着色されたピンジャック32の合計3個が一組
となっており、又近年はこのピンジャック32の組の他
に更にS−VHS方式接続用としてミニDINソケット
31を加え一組としたものが、端子板100に配設され
ている。
【0003】従来のテレビにおいては、これらのピンジ
ャック32からなる組は2組程度であったが、近年の大
型テレビでは図19に示すように、BS放送の入出力用
端子等が加えられ、5組、6組等更に多くの組が備えら
れたものも増えている。
【0004】かかる機器に使用される端子板100は、
例えば図20に示すように、接続部品3であるピンジャ
ック32とミニDINソケット31を収容する収容凹部
103を、ハウジング本体102の背面側から上下3段
で4列のマトリックス状の位置に凹設している。
【0005】接続部品3のターミナル6は、細い金属板
からなり、直角に下方にL字状に折曲げたL字状のター
ミナル61である。各ピンジャック32は、2から3本
のL字状のターミナル61を備え、又ミニDINソケッ
ト31は、5本のL字状のターミナル61を備えてい
る。
【0006】これらのピンジャック32とミニDINソ
ケット31をハウジング本体102の背面側から収容凹
部103に挿入し、外部接続部5をハウジング本体10
2の前面より突出させた状態で、ピンジャック32のケ
ース4に形成した係合部104をハウジング本体102
の係合凹部(図示せず)に係合させ、背面側への抜け止
めを行った後に、L字状のターミナル61の脚部をメイ
ン配線基板10へ挿通させ、その電気的な接続を行って
いる。
【0007】しかしながらこのような構成の従来の端子
板100は、接続部品3のターミナル6が、直角に下方
に折曲げたL字状のターミナル61であるため、図に示
すように上方に配置されればされるほど長いターミナル
が必要となり、多くの金属材料を使用する。
【0008】しかも接続部品3が多数段に収容される
と、ハウジング本体102の背面側にこれらのターミナ
ル6が集中し、ターミナル6間でショートする可能性が
ある。
【0009】そこで、本出願人は、特願平6年1675
54号において、図21に示すようなハウジング本体1
12の背面に中継基板111を取り付けた端子板110
(ジャック板)を発明し出願した。
【0010】すなわち、この端子板110によれば、接
続部品3のターミナル6は、中継基板111上のリード
パターンとこのリードパターンに半田接続された中継タ
ーミナル113を介してメイン配線基板10へ接続され
るので、多くの金属材料を使用することがなく、又、タ
ーミナル6間でショートする恐れもない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】一方、このように構成
された端子板110には、上述のように多くの組の接続
部品3が収容されるものであるが、端子板110に収容
される接続部品3の配列は規格により定められたもので
はなく、機種毎に接続部品3の数もその配列も異なって
いる。
【0012】従って、端子板110毎に異なるハウジン
グ本体112に合わせて、その都度中継基板111を用
意する必要があり、コストアップの原因となっていた。
【0013】又、従来の端子板100、110は、ハウ
ジング本体102、112をVTR機器等の化粧パネル
15にネジ止めして垂直に固定しているが、機器内の修
理の際には、このネジを外し検査用のプラグなどを接続
部品3へ挿入するので、ハウジング本体102、112
が後方へ傾きメイン配線基板10との半田接続部が破壊
したり、ターミナル脚部61aが折れ曲がることがあっ
た。
【0014】この後倒れを防止するために、ハウジング
本体102、112に図20、図21に示すような支持
脚部105、115を一体に設けているものもあるが、
余分な材料を使用するほか、ハウジング本体102、1
12の前面からの奥行きが長くなり、成型金型が大型化
するという問題があった。
【0015】更に、端子板110に取り付けられた中継
基板111の中継ターミナル113との接続部には、各
段に収容された接続部品のターミナル6の数だけリード
パターンが集中するので、リードパターンが過密化しパ
ターン配線が困難となるという問題があった。
【0016】本発明は、上述の問題点に鑑みなされたも
ので、接続部品3の数や配列が異なりハウジング本体が
変わっても、中継基板を共用することができる端子板を
提供することを目的とする。
【0017】更に、本発明はハウジング本体の成型金型
を大型化することなく、ハウジング本体や中継基板を垂
直に支持する端子板を提供することを目的とする。
【0018】更に、本発明は中継基板上のリードパター
ンが過密化することのない端子板を提供することを目的
とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明は、以上の問題
点を解決するために、請求項1の発明に係る端子板は、
垂直に配置される略直方体状のハウジング本体とハウジ
ング本体に収容される複数の接続部品とを備え、各接続
部品のケースがハウジング本体の収容凹部に嵌合して、
外部接続部がハウジング本体の前面より突出するととも
に、ターミナルがハウジング本体より突出して、水平に
配置されたメイン配線基板の対応するパターンと電気接
続する端子板において、M段N列(M、Nは1から始ま
る正の整数)のマトリックス状の位置に収容凹部が配設
されたハウジング本体の背面に、ハウジング本体の背面
と平行に中継基板を取り付け、この中継基板に、1列の
収容凹部を備えたハウジング本体の横幅単位でカット用
スリットを形成して中継基板を縦割り可能とするととも
に、接続部品のターミナルを挿通させるスルーホールを
穿設して、ターミナル後端部を中継基板上のパターンと
半田接続し、リードパターンを介してメイン配線基板と
電気接続させたことを特徴とする。
【0020】更に、請求項2の発明は、カット用スリッ
トに嵌合する嵌合突起とメイン配線基板の挿通孔を挿通
するプレート脚部を備え、中継基板とハウジング本体を
背面から垂直に支持する支持プレートを中継基板の背面
に取り付けたことを特徴とする。
【0021】更に、請求項3の発明は、支持プレートを
導電性の金属板で形成し、嵌合突起を中継基板上のリー
ドパターンと、プレート脚部をメイン配線基板上のパタ
ーンとそれぞれ電気接続させたことを特徴とする。
【0022】更に、請求項4の発明は、スルーホール
を、M段N列に配設された各収容凹部の背面側で、収容
凹部に収容されるいずれの種類の接続部品のターミナル
をも挿通できるように、予め定められた複数の位置に穿
設し、カット用スリットで区切られた中継基板の各列毎
に、各スルーホール周囲のランドパターンをそれぞれリ
ードパターンによりメイン配線基板接続用のランドパタ
ーンへ接続したことを特徴とする。
【0023】更に、請求項5の発明は、ハウジング本体
が、M段でそれぞれ異なる列数の収容凹部が配設された
複数種類のハウジングユニットを1若しくは2種類以上
組み合わせて構成され、各ハウジングユニットは、左右
の側面形状が互いに相補する形状で、他のハウジングユ
ニットと連結する際に側面が係合することを特徴とす
る。
【0024】
【作用】請求項1の発明によれば、ハウジング本体の収
容凹部に収容された接続部品のターミナルが、ハウジン
グ本体の背面に取り付けられた中継基板のスルーホール
を挿通し、中継基板の背面側に突出する。
【0025】背面側に突出したターミナル後端部は、中
継基板上のパターンに半田接続されリードパターンを介
して、メイン配線基板と電気接続する。
【0026】中継基板は、1列の収容凹部を備えたハウ
ジング本体の横幅単位でカット用スリットが形成されて
いるので、中継基板をこのカット用スリットで縦割りし
て、任意の列数の収容凹部を備えたハウジング本体の中
継基板とすることができる。
【0027】請求項2の発明によれば、支持プレートの
嵌合突起がカット用スリットに嵌合するとともに、プレ
ート脚部がメイン配線基板の挿通孔へ挿通して、ハウジ
ング本体と中継基板を垂直に支持する。
【0028】請求項3の発明によれば、中継基板上のリ
ードパターンは、導電性の支持プレートの嵌合突起と電
気接続し、プレート脚部でメイン配線基板上のパターン
と電気接続する。従って、中継基板上のリードパターン
の一部が、支持プレートを介してメイン配線基板のパタ
ーンと接続する。
【0029】請求項4の発明によれば、M段N列に配設
された各収容凹部の背面側で、収容凹部に収容されるい
ずれの種類の接続部品のターミナルをも挿通できるよう
に、予め定められた中継基板上の位置にスルーホールが
形成されているので、ターミナルの突出位置がこの位置
と一致する接続部品のターミナルは、スルーホールを挿
通し、スルーホール周囲のランドパターンとリードパタ
ーンを介してメイン配線基板との接続用ランドパターン
と電気接続することができる。
【0030】カット用スリットで区切られた中継基板の
各列毎に、各スルーホール周囲のランドパターンがメイ
ン配線基板接続用のランドパターンに接続されているの
で、カット用スリットで区切られたいずれの中継基板で
あっても、ハウジング本体の背面に取り付けて、ターミ
ナルをメイン配線基板と接続する中継基板として使用す
ることができる。
【0031】従って、接続部品の種類、配列によって、
その都度ランドパターン、リードパターンを形成する必
要がなく、汎用の中継基板として用いることができる。
【0032】また、中継基板は、カット用スリットで切
断するだけで、任意の列数の収容凹部を備えたハウジン
グ本体に合わせた中継基板となり、各収容凹部に収容さ
れた接続部品のターミナルは、スルーホールを挿通し、
各列毎に形成されたリードパターンによってそれぞれメ
イン配線基板との接続用ランドパターンと電気接続す
る。
【0033】請求項5の発明によれば、ハウジング本体
は、M段でそれぞれ異なる列数の収容凹部が配設された
複数種類のハウジングユニットを1若しくは2種類以上
組み合わせて構成されるので、接続部品を収容する組数
が異なり収容凹部の列数が変わっても、共通のハウジン
グユニットを用いてハウジング本体を構成することがで
きる。
【0034】各ハウジングユニットは、左右の側面形状
が互いに相補する形状に形成されているので、他のハウ
ジングユニットと同一向きで連結すると互いの側面が係
合する。各ハウジングユニットの背面には、1枚の中継
基板が取り付けられ、各ハウジングユニットに収容され
た接続部品のターミナルは、この中継基板のスルーホー
ルを挿通し、ターミナル後端部が中継基板上のパターン
と半田接続するので、各ハウジングユニットが相互に固
定される。
【0035】
【実施例】以下この発明の実施例を図1乃至図17で説
明する。
【0036】図1は、端子板1の組立状態を示す分解斜
視図で、複数の接続部品3と、この接続部品3が配設さ
れるハウジング本体2と、ハウジング本体2の背面に取
り付けられる接続基板としての中継基板9と、中継基板
9とハウジング本体2を背面側で支持する支持プレート
26を備えている。
【0037】ハウジング本体2に配設される接続部品3
は、図2乃至図4に示すミニDINソケット31と、ス
トレートターミナル62を備えたピンジャック32と、
ライトアングルターミナルであるL字状のターミナル6
1を備えたピンジャック32の3種類の接続部品3であ
る。
【0038】ミニDINソケット31は、外部機器から
のDINプラグ(図示省略)が挿抜自在に差し込まれる
外径12mmの円筒状外部接続部5を備え、この外部接
続部5に外接するようにブロック状のケース4が絶縁性
合成樹脂で成型されている。このブロック状ケース4を
正面から見た輪郭は、一辺を12mmとする正方形の各
コーナーを同形状でカットした八角形となっている。
【0039】ケース4の両側面と頂面には、ケース4を
ハウジング本体2から前方側へ抜け止めする係止突起4
1が一体に突設されている。
【0040】又、ケース4の背面からは、4極の接触子
のそれぞれから導出したターミナル6と円筒状アースリ
ングから導出したターミナル6が突出し、その突出位置
は図2(b)に示すように、ケース4背面の中央位置を
中心として、十字形の直線上で等ピッチの9箇所の位置
の内の5箇所となっている。
【0041】ストレートターミナル62を備えたピンジ
ャック32は、外部機器からのピンプラグ(図示省略)
が挿抜自在に差し込まれる円筒状外部接続部5をブロッ
ク状のケース4の前面側に有すると共に、ケース4の背
面からストレート状のターミナル62が突出している。
SW機能を備えないピンジャック32のターミナル6
は、信号ターミナルとアースターミナルの2本からな
り、SW付きピンジャック32には、更にスイッチター
ミナルが備えられ、合計3本のターミナル6がケース4
に取り付けられている。
【0042】このブロック状のケース4の頂面を含む側
面形状は、上述のミニDINソケット31のケース4と
同一形状であり、従って係止突起41もミニDINソケ
ット31のケース4と同一位置に形成されている。
【0043】ケース背面のターミナル突出位置は、図3
(b)に示すように、ケース背面の中央位置を中心とし
て、水平線上で等ピッチの5箇所の位置の内の3箇所で
あり、この位置は、ケース背面の中央位置を中心とし
て、十字形の直線上で等ピッチの9箇所の位置の内の3
箇所ともなっている。
【0044】L字状のターミナル61を備えたピンジャ
ック32は、ピンプラグ(図示省略)が挿抜自在に差し
込まれる円筒状外部接続部5をブロック状のケース4の
前面側に有すると共に、ケース4の底面からL字状のタ
ーミナル61の脚部が突出している。
【0045】ケース底面のターミナル突出位置は、図4
(b)に示すように、ケース背面から見て、等間隔とな
るような位置となっている。
【0046】このブロック状のケース4の側面形状も、
底面のL字状のターミナル挿入用溝を除けば、上述のミ
ニDINソケット31のケース4と同一形状であり、係
止突起41もミニDINソケット31のケース4と同一
位置に形成されている。
【0047】つまり、異なる種類の接続部品3であって
もケース4を前方より投影した投影形状の輪郭は八角形
で同一であり、しかも、各ケース4は図示の縦向きの位
置から一側面を底面とした横向きの位置としても、同一
の投影形状の輪郭となっている。この輪郭に合わせて、
後述するハウジング本体2の収容凹部7が形成されてい
る。
【0048】ここで、ミニDINソケット31と、左右
の音声用の2個のピンジャック32及び映像用の1個の
ピンジャック32が1組となっており、組となるミニD
INソケット31と3個のピンジャック32がハウジン
グ本体2に最上段より順に縦1列に配設される。
【0049】本実施例にかかる端子板1は、更に2組の
合計3組の接続部品3を備えているため、絶縁性合成樹
脂で略直方体状に成型されたハウジング本体2は、図1
に示すように、マトリックス状に4段1列の収容凹部7
を備えた第1ハウジングユニット50とマトリックス状
に4段2列の収容凹部7を備えた第2ハウジングユニッ
ト51を組み合わせて構成している。
【0050】このハウジングユニット50、51の構成
を図1及び図5乃至図7により説明する。
【0051】各ハウジングユニットの左右の側面形状
は、相補的な形状となっていて、第1ハウジングユニッ
ト50と第2ハウジングユニット51を任意に組み合わ
せて連結できるようになっている。
【0052】すなわちハウジングユニット50、51を
正面側より見て左側の側面には、中央に半円柱のリブが
突設された係合突条55が上下3段形成され、右側面に
は、この突条55の輪郭と同一の輪郭で凹設された係合
凹溝56が形成されハウジングユニット間を連結すると
相互に係合し上下方向の位置ずれが規制される。
【0053】ハウジングユニット50、51の各収容凹
部7を前方より見た輪郭は、上述の通り、接続部品3の
ケース4側面の輪郭である八角形状と略同一形状となっ
ていて、いずれの種類の接続部品3が縦向きと横向きの
いずれの向きで挿入されても嵌合できるようになってい
る。
【0054】収容凹部7の奥行きは、接続部品3のケー
ス奥行きと略等しく、収容凹部7へケース4を嵌合接続
した収容状態では、各接続部品3の外部接続部5がハウ
ジング本体2の前面より突出して、外部機器からのピン
プラグ等との挿抜が行われる。
【0055】最下段の収容凹部7の底壁71には、ハウ
ジング本体2の底辺に沿って等間隔で、前面より5本の
鉛直案内溝12が凹設されている。この鉛直案内溝12
は、L字状のターミナル61を備えたピンジャック32
が前方より収容凹部7に挿入できるように、ケース4底
面から突出するL字状のターミナル61のターミナル脚
部61aを挿通させ、収容凹部7内に案内するものであ
る。
【0056】これらの案内溝が形成されている底壁71
の面を除いて、収容凹部7の上下左右の各内面には、係
止ガイド溝21と、係止ガイド溝21の後方に係止段部
22が設けられている。係止ガイド溝21は、接続部品
3が収容凹部7に挿入される際に、各接続部品3の係止
突起41を後方へ平行に案内し、接続部品3のケース4
が収容凹部7内に完全に収容された位置で、係止段部2
2と係止突起41とが相互に係合する。
【0057】これにより接続部品3が前方へ抜け止め状
態となり、ピンプラグ等の引き抜きの際における接続部
品3の抜けを確実に防止することができる。
【0058】図5乃至図7に示すように、各ハウジング
ユニット50、51の背面から各収容凹部7に連通する
ように複数のターミナル挿通孔8が穿設されている。
【0059】このターミナル挿通孔8は、収容凹部7に
収容された接続部品3のターミナル6が挿通するよう
に、収容凹部7の内底面の中央位置を中心として十字形
の直線上で等ピッチの9箇所の位置に穿設されている。
【0060】すなわち、接続部品3が収容凹部7に収容
された状態で、ケース背面と収容凹部内底面の中央位置
が一致し、ターミナル6の突出位置のピッチL1(図2
b)とターミナル挿通孔8のピッチL2(図5b)が等
しくなるように、各ターミナル挿通孔8が穿設されてい
るので、十字形の直線上で等ピッチの9箇所の位置の内
の5箇所からターミナル6が突出するミニDINソケッ
ト31及び3箇所からターミナル6が突出するストレー
トターミナル62を備えたピンジャック32のいずれの
接続部品3も、ターミナル6をターミナル挿通孔8へ挿
通させ、収容凹部7へ収容させることができる。
【0061】このターミナル挿通孔8は、最下段の収容
凹部内底面にも穿設されているので、最下段の収容凹部
7へは、L字状のターミナル61を備えたピンジャック
32とストレートターミナル62を備えた接続部品3の
いずれをも嵌合接続することができる。
【0062】更に、いずれの接続部品3のターミナル6
も、ケース背面の中央位置を中心として、十字形の直線
上で等ピッチの9箇所の位置のいずれかより突出してい
るので、接続部品3を縦向きから横向きに90度回転し
ても、十字形の直線上で等ピッチの9箇所の位置のいず
れかより突出することとなり、縦向きと横向きのいずれ
の向きでもターミナル6をターミナル挿通孔8へ挿通さ
せ、収容凹部7へ収容させることができる。
【0063】最下段の収容凹部7において、水平線上の
5箇所の位置に穿設されたターミナル挿通孔8の下方の
5箇所の位置に、第1中継ターミナル16を挿通させる
中継ターミナル挿通孔18が穿設されている。この内、
中央の中継ターミナル挿通孔18は、ターミナル挿通孔
8が兼ねている。
【0064】第1中継ターミナル16は、図8に示すよ
うに金属製の細長板状片であり、中継ターミナル挿通孔
18を挿通する挿通部16aの前端を下方へ直角に折曲
げて、幅広部16bを有する垂直支持部16cとし、垂
直支持部16cの下端を更にクランク状に折曲げて、鉛
直案内溝12の内底面に沿って下方へ突出する中継ター
ミナル脚部16dとするものである。
【0065】16eは、第1中継ターミナル16の長手
方向に沿って形成されたリブであり、第1中継ターミナ
ル16を補強するものである。
【0066】図6及び図16から明らかなように、最下
段の収容凹部内底面の中継ターミナル挿通孔18より下
方の面は、第1中継ターミナル16の厚みだけ後方に凹
設され、収容凹部7内に接続部品3が収容された際に、
ケース4背面と収容凹部7内底面との間で、第1中継タ
ーミナル16の垂直支持部16cを挟持し、位置決め固
定するようにしている。
【0067】ハウジングユニット背面の各中継ターミナ
ル挿通孔18の下方には、それぞれ第2中継ターミナル
17を位置決め固定する、位置決め凹部23と位置決め
溝24が形成されている。
【0068】第2中継ターミナル17は、図9に示すよ
うに金属製の細長板状片であり、挿通部17aの前端が
下方に折曲げられた中継ターミナル脚部17dの側面に
は、L字状の固定片17fが一体に形成されている。
又、この第2中継ターミナル17にも、補強用のリブ1
7eが形成されている。
【0069】図5(b)及び図7(b)に示すように、
位置決め凹部23は、第2中継ターミナル17の横幅に
合わせた矩形状の凹部で、この位置決め凹部23内に、
第2中継ターミナル17の固定片17fを嵌入する位置
決め溝24が凹設されている。
【0070】第2中継ターミナル17は、中継ターミナ
ル脚部17dがハウジング本体背面と中継基板9の間で
挟持され、位置決め凹部23と位置決め溝24によって
ハウジング本体背面に位置決め固定される。
【0071】中継基板9は、以上のように構成された第
1ハウジングユニット50と第2ハウジングユニット5
1を連結したハウジング本体2の背面に取り付けられ
る。
【0072】この中継基板9は、ハウジング本体2の収
容凹部7に挿入された接続部品3のターミナル6と第
1、第2中継ターミナル16、17及び後述の支持プレ
ート26との電気的な接続を行うものである。この電気
的接続は、中継基板9の背面側で行われるものであり、
このため中継基板9には、図1に示すように、接続部品
3のターミナル6と第1、第2中継ターミナル16、1
7が挿通するスルーホール11が対応部位に対応数形成
されている。
【0073】すなわち、ミニDINソケット31を収容
する最上段の収容凹部7の背面には、ミニDINソケッ
ト31の5本のターミナル6が挿通するように十字形の
直線上に5個のスルーホール11が穿設され、ピンジャ
ック32を収容する中段(第2段と第3段)の収容凹部
7背面には、それぞれSW機能を備えないピンジャック
32の2本のターミナル6が挿通するように、水平線上
に2個のスルーホール11が穿設されている。
【0074】又、最下段の収容凹部7背面には、第1、
第2中継ターミナル16、17が挿通する7個のスルー
ホール11が平行で2列の水平線上に穿設されている。
【0075】25は中継基板9の背面に上下方向に形成
されたカット用スリット25であり、中継基板を1列の
収容凹部7を備えたハウジング本体の横幅単位で縦割り
分割して、任意の列のハウジング本体2に対して使用で
きるようにするものである。
【0076】本実施例では、図10に示す5列分の中継
基板90を左から3本目のカット用スリット25で切断
し、図1、図14に示す3列分の中継基板9としてい
る。
【0077】又、残りのカット用スリット25は、支持
プレート26の取り付けに利用している。すなわち、図
14のようにそれぞれのカット用スリット25に支持プ
レート26が取り付けられる。
【0078】この支持プレート26は、図12に示すよ
うに導電性の金属板をプレス成形したもので、中継基板
9側の嵌合突起26aが中継基板9の中央に形成された
2箇所のカット用スリット251、252に嵌合する。
【0079】又、支持プレート26の下端面からはアー
ス脚部26bが垂下しており、このアース脚部26bが
図15に示すように、メイン配線基板10を挿通する。
【0080】かかる支持プレート26はハウジング本体
2及び中継基板9を背面から支持しており、これにより
外部機器のピンプラグ等の差し込み時におけるこれらの
後倒れを防止するように作用すると共に、中継基板9を
通してメイン配線基板10のアースパターンと電気接続
するように作用し、中継基板9上のリードパターン28
の過密化を防ぐものである。
【0081】各スルーホール11とカット用スリット2
5の周囲には、リング状のランドパターン27、271
が形成されており、接続部品3のターミナル6周囲のラ
ンドパターン27は、それぞれリードパターン28によ
って、図10に示すように第1、第2中継ターミナル1
6、17周囲のランドパターン37に連続している。
【0082】この内、アースターミナル周囲のランドパ
ターン27は、リードパターン281によって更にカッ
ト用スリット251周囲のランドパターン271とも接
続し、このカット用スリットで中継基板を切断しない場
合に支持プレート26へ電気接続させるものである。従
って、このように支持プレート26によってアースター
ミナルを接続させる場合には、アースターミナル6をメ
イン配線基板10と接続する中継ターミナル16、17
が不要となる。
【0083】中継基板背面より突出した各ターミナル後
端部62aと第1、第2中継ターミナル16、17及び
支持プレート26の嵌合突起26aは、それぞれその周
囲のランドパターン27に半田付けされ、その結果、各
接続部品3のターミナルは、それぞれ第1、第2中継タ
ーミナル16、17、及び支持プレート26と電気接続
する。
【0084】そして、支持プレート26のアース脚部2
6bがメイン配線基板10のアースパターンに、第1、
第2中継ターミナル脚部16d、17dがメイン配線基
板10の所定のパターンに、それぞれ半田接続される。
【0085】つぎに本実施例の端子板1の組立てについ
て説明する。
【0086】始めに、本実施例にかかる端子板1は、4
段3列の収容凹部7を備えているため、4段1列の収容
凹部7を備えた第1ハウジングユニット50と4段2列
の収容凹部7を備えた第2ハウジングユニット51を選
択する。
【0087】又、図10に示す中継基板90を左から3
本目のカット用スリット25で切断し、4段3列の収容
凹部7を備えたハウジング本体に合わせた中継基板9と
する。
【0088】続いて、第1中継ターミナル16と第2中
継ターミナル17を各ハウジングユニット50、51に
取り付ける。
【0089】第1、第2中継ターミナル16、17の取
り付け本数は、各列毎に、中段及び上段に収容された接
続部品3から突出するターミナル6の本数によって定ま
る。
【0090】本実施例においては、アースターミナルを
除いて、最上段のミニDINソケット31から4本、中
段のピンジャック32から各1本の合計6本が背面側に
突出することから、各列毎に、第1中継ターミナル16
が4本、第2中継ターミナル17が2本取り付けられ
る。
【0091】第2中継ターミナル17の取り付けは、中
継ターミナル脚部17dの側面を位置決め凹部23に合
わせながら、固定片17fをハウジングユニット50、
51背面の位置決め溝24へ嵌入させる。
【0092】次いで、第1中継ターミナル16をハウジ
ングユニット50、51の前面より鉛直案内溝12に沿
って組み入れ、挿通部16aを中継ターミナル挿通孔1
8とスルーホール11へ挿通させて、収容凹部7内に仮
保持しておく。
【0093】この第1中継ターミナル16を仮保持した
ハウジングユニット50、51の最下段に接続部品3を
取り付ける。
【0094】接続部品3の取り付けは、収容凹部7に対
して、その前面側から行うものであり、収容凹部7に挿
入された接続部品3は、ケース4の端面が収容凹部7の
内底面に当接し、これと同時にケース4の係止突起41
が収容凹部7の係合段部と係合して、収容凹部7内で位
置決め固定される。この時、第1中継ターミナル16
は、垂直支持部16cがケース4背面と収容凹部7内底
面との間で挟持され、位置決め固定される。
【0095】その後、第1ハウジングユニット50左側
面の係合突条55と第2ハウジングユニット51右側面
の係合凹溝56を係合させ、ハウジングユニット間を連
結しハウジング本体2とするとともに、第1、第2中継
ターミナル16、17をスルーホール11へ挿通させな
がら、中継基板9をハウジング本体2の背面に取り付
け、第2中継ターミナル17を中継基板9とハウジング
本体2の間で挟持する。
【0096】この中継基板9が取り付けられたハウジン
グ本体2の上段と中段の収容凹部7へ残りの接続部品3
を前記と同様の方法で収容する。
【0097】図16に示すようにこの状態で、第1、第
2中継ターミナル16、17の挿通部16a、17a
は、中継基板9の背面側へ突出し、その脚部16d、1
7dは、ハウジング本体2の下方へ突出している。
【0098】又、中段及び上段の収容凹部7に嵌合接続
された接続部品3のストレートターミナル62は、ター
ミナル挿通孔8とスルーホール11を挿通して中継基板
9の背面側に突出し、最下段の収容凹部7に嵌合接続さ
れた接続部品3のL字状のターミナル61は、鉛直案内
溝12から、ハウジング本体2の下方へ突出している。
【0099】L字状のターミナル61は、第1中継ター
ミナル16と同一の鉛直案内溝12を挿通しているが、
図16に示すように第1中継ターミナル16の前方に位
置するので、接触することはない。
【0100】全ての接続部品3の挿入終了後、支持プレ
ート26の嵌合突起26aを中継基板9のカット用スリ
ット25に嵌合し、中継基板9の背面側へ突出したター
ミナル後端部62a及び嵌合突起26aをそれぞれラン
ドパターン27と半田により接続する。
【0101】ターミナル後端部62aの半田付けによっ
て、中継基板9は、確実にハウジング本体2の背面側に
固定されるとともに、ハウジングユニット50、51間
もがたつきなく連結される。
【0102】又、嵌合突起26aとランドパターン27
1とを半田接続することにより、アースターミナル6と
支持プレート26が電気接続する。
【0103】その後、図15に示すようにハウジング本
体2及び中継基板9をメイン配線基板10に起立状に取
り付け、L字状ターミナル脚部61a、第1、第2中継
ターミナル脚部16d、17d、アース脚部26bをメ
イン配線基板10の下面側で対応するパターンと半田接
続して、組み立てを終了する。
【0104】このように組み立てられた端子板1は、V
TRなどAV機器の化粧パネル15を挿通する取り付け
ネジ(図示せず)をハウジング本体2のネジ孔52へ螺
着させ、化粧パネル15の内面に沿って取り付けられ
る。
【0105】本実施例に用いるハウジングユニットは、
他のハウジングユニットと組み合わせずにハウジング本
体2として用いることもできる。例えば、4段2列の収
容凹部7を備えた端子板には、図17のようにハウジン
グユニット51をハウジング本体2として使用すること
ができる。
【0106】又、この図に示すように、必ずしも全ての
収容凹部7に接続部品3を収容する必要はなく、同様に
1段若しくは1列そっくり接続部品3を収容しないこと
によって、3段3列の端子板や4段2列の端子板として
もよい。
【0107】本実施例の端子板1によれば、4段1列の
端子板に用いる第1ハウジングユニット50と、4段2
列の端子板に用いる第2ハウジングユニット51を用い
て形成することができるので、新たに4段3列の収容凹
部7を備えたハウジング本体を成型する必要がない。
【0108】又、中継基板9も端子板の大きさに合わせ
て、その都度用意する必要がなく経済的である。
【0109】更に、この実施例の端子板1は、外部機器
からのピンプラグ等が接続部品3に差し込まれるが、こ
の差し込み時における挿入力をハウジング本体2の内底
面が受け止めるため、接続部品3が抜け出ることがな
く、接続部品3の移動による半田の脱落、欠損が生じる
ことがない。
【0110】この発明は、上記実施例に限定されること
なく、種種の変形が可能である。例えば、上記実施例の
中継基板9には、各収容凹部7に収容される接続部品3
の種類、配列に合わせて、スルーホール11、ランドパ
ターン27、リードパターン28等が形成されている
が、図11に示す汎用の中継基板91を用いてもよい。
【0111】この中継基板91は、全ての収容凹部7の
背面で、収容凹部7に収容されるいずれの種類の接続部
品3のターミナル6をも挿通できるように、十字形の直
線上で等ピッチの9箇所の位置にスルーホール11が穿
設され、各スルーホール11周囲のランドパターンは、
リードパターンにより中継ターミナルが挿通するスルー
ホール周囲のランドパターンと接続されている。その他
の構成については、前述の中継基板9と同一の構成であ
るため、同一番号を図中に付してその説明を省略する。
【0112】この中継基板91によれば、ケース背面の
中央を中心として十字形の直線上で等ピッチの9箇所の
いずれかからターミナル6が突出している接続部品3で
あれば、いずれの収容凹部7に配列されていても、必ず
いずれかの中継ターミナル16、17と電気接続するこ
とができ、接続部品3の種類、配列を問わずに共用でき
る。
【0113】更に、上記実施例では、切断しない全ての
カット用スリット25に支持プレート26を嵌合させて
いるが、一部のカット用スリット25にのみ支持プレー
ト26を嵌合させてもよい。
【0114】更に、メイン配線基板10との接続は、必
ずしも中継ターミナル16、17を用いる必要はなく、
中継基板9とメイン配線基板10を接続するプリント配
線基板用コネクタを用いてもよい。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、中継基板は、1列の収容凹部を備えたハウジン
グ本体の横幅単位でカット用スリットが形成されている
ので、中継基板をこのカット用スリットで縦割りして、
任意の列数の収容凹部を備えたハウジング本体の中継基
板として共用することができる。
【0116】ハウジング本体2の前面から収容凹部7に
挿入された接続部品3のターミナル6は、中継基板9を
介してメイン配線基板10のパターンと電気接続する。
従って、ハウジング本体2背面より突出したターミナル
6は、メイン配線基板10まで垂下する必要がないので
材料を節約することができ、又、ターミナル6間でショ
ートする恐れもない。
【0117】更に、ハウジング本体2の背面には、中継
基板9が取り付けられているので、接続部品3を通して
外部から侵入する導電ピンは、中継基板9へ当接し、機
器内部へ侵入することがないので、不用意に導電ピンを
挿入して機器内部の活電部に触れ感電するという危険が
ない。
【0118】請求項2の発明によれば、支持プレートの
嵌合突起がカット用スリットに嵌合するとともに、プレ
ート脚部がメイン配線基板の挿通孔と係合して、ハウジ
ング本体と中継基板を垂直に支持する。従ってハウジン
グ本体2の後倒れを防止するために、ハウジング本体2
と一体の支持脚部を設ける必要がなく、材料を節約する
とともに、ハウジング本体2の成型金型を大型化するこ
とがない。
【0119】請求項3の発明によれば、中継基板上のリ
ードパターンの一部が、支持プレートを介してメイン配
線基板のパターンと接続するので、中継基板上のリード
パターンの過密化を防止することができる。
【0120】請求項4の発明によれば、カット用スリッ
トで区切られた中継基板の各列毎に、収容凹部に収容さ
れるいずれの種類の接続部品のターミナルをも挿通でき
るように、予め定められた位置にスルーホールが穿設さ
れ、この各スルーホール周囲のランドパターンがメイン
配線基板接続用のランドパターンに接続されているの
で、カット用スリットで区切られたいずれの中継基板で
あっても、ハウジング本体の背面に取り付けて、ターミ
ナルをメイン配線基板と接続する中継基板として使用す
ることができる。
【0121】従って、接続部品の種類、配列によって、
その都度ランドパターン、リードパターンを形成する必
要がなく、汎用の中継基板として用いることができる。
【0122】請求項5の発明によれば、ハウジング本体
は、M段でそれぞれ異なる列数の収容凹部が配設された
複数種類のハウジングユニットを1若しくは2種類以上
組み合わせて構成されるので、接続部品を収容する組数
が異なり収容凹部の列数が変わっても、共通のハウジン
グユニットを用いてハウジング本体を構成することがで
きる。
【0123】各ハウジングユニットの背面には、1枚の
中継基板が取り付けられ、各ハウジングユニットに収容
された接続部品のターミナルがこの中継基板上のパター
ンと半田接続するので、各ハウジングユニットに結合手
段を形成することなく、相互に固定される。
【0124】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す端子板の分解斜視図
である。
【図2】ミニDINソケットの (a)斜視図 (b)背面図である。
【図3】ストレートターミナルを備えたピンジャックの (a)斜視図 (b)背面図である。
【図4】L字状のターミナルを備えたピンジャックの (a)斜視図 (b)背面図である。
【図5】4段2列の収容凹部を備えたハウジングユニッ
トの (a)正面図 (b)背面図である。
【図6】図5の縦断面図である。
【図7】4段1列の収容凹部を備えたハウジングユニッ
トの (a)正面図 (b)背面図である。
【図8】第1中継ターミナルの (a)平面図 (b)背面図 (c)側面図である。
【図9】第2中継ターミナルの (a)平面図 (b)背面図 (c)側面図である。
【図10】中継基板の背面図である。
【図11】中継基板の背面図である。
【図12】支持プレートの側面図である。
【図13】端子板の正面図である。
【図14】図13の背面図である。
【図15】図13の側面図である。
【図16】図13の縦断面図である。
【図17】本発明の第2実施例に係る端子板の分解斜視
図である。
【図18】従来の端子板の正面図である。
【図19】他の従来例を示す端子板の正面図である。
【図20】図19の側面図である。
【図21】更に他の従来例を示す端子板の側面図であ
る。
【符号の説明】
2 ハウジング本体 3 接続部品 4 ケース 5 外部接続部 6 ターミナル 7 収容凹部 9 中継基板 10 メイン配線基板 11 スルーホール 25 カット用スリット 26 支持プレート 26a 嵌合突起 26b プレート脚部 27 ランドパターン 28 リードパターン 37 ランドパターン 50 ハウジングユニット 51 ハウジングユニット 62a ターミナル後端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾美 剛志 東京都品川区戸越6丁目5番5号 エス エムケイ株式会社内 審査官 松縄 正登 (56)参考文献 特開 昭60−165070(JP,A) 特開 平8−17493(JP,A) 実開 平5−17966(JP,U) 実開 昭59−62684(JP,U) 実開 昭58−107585(JP,U) 実開 平4−63670(JP,U) 実開 昭60−189961(JP,U) 実開 平2−67567(JP,U) 実開 昭54−104989(JP,U) 実開 昭50−77789(JP,U) 実開 平1−166983(JP,U) 実開 平3−28791(JP,U) 実開 平5−79881(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 9/28 H01R 9/16 H01R 9/00 H01R 17/04 H01R 9/09 H01R 13/518 H01R 13/514

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直に配置される略直方体状のハウジン
    グ本体(2)とハウジング本体(2)に収容される複数
    の接続部品(3)とを備え、 各接続部品(3)のケース(4)がハウジング本体
    (2)の収容凹部(7)に嵌合して、外部接続部(5)
    がハウジング本体(2)の前面より突出するとともに、
    ターミナル(6)がハウジング本体(2)より突出し
    て、水平に配置されたメイン配線基板(10)の対応す
    るパターンと電気接続する端子板において、 M段N列(M、Nは1から始まる正の整数)のマトリッ
    クス状の位置に収容凹部(7)が配設されたハウジング
    本体(2)の背面に、ハウジング本体(2)の背面と平
    行に中継基板(9)を取り付け、 この中継基板(9)に、1列の収容凹部を備えたハウジ
    ング本体(2)の横幅単位でカット用スリット(25)
    を形成して中継基板(9)を縦割り可能とするととも
    に、 接続部品(3)のターミナル(6)を挿通させるスルー
    ホール(11)を穿設して、ターミナル後端部(62
    a)を中継基板(9)上のパターンと半田接続し、リー
    ドパターン(28)を介してメイン配線基板(10)と
    電気接続させたことを特徴とする端子板。
  2. 【請求項2】 カット用スリット(25)に嵌合する嵌
    合突起(26a)とメイン配線基板(10)の挿通孔を
    挿通するプレート脚部(26b)を備え、中継基板
    (9)とハウジング本体(2)を背面から垂直に支持す
    る支持プレート(26)を中継基板(9)の背面に取り
    付けたことを特徴とする請求項1の端子板。
  3. 【請求項3】 支持プレート(26)を導電性の金属板
    で形成し、嵌合突起(26a)を中継基板(9)上のリ
    ードパターン(28)と、プレート脚部(26b)をメ
    イン配線基板(10)上のパターンとそれぞれ電気接続
    させたことを特徴とする請求項2の端子板。
  4. 【請求項4】 スルーホール(11)を、M段N列に配
    設された各収容凹部(7)の背面側で、収容凹部(7)
    に収容されるいずれの種類の接続部品(3)のターミナ
    ル(6)をも挿通できるように、予め定められた複数の
    位置に穿設し、 カット用スリット(25)で区切られた中継基板(9)
    の各列毎に、各スルーホール(11)周囲のランドパタ
    ーン(27)をそれぞれリードパターン(28)により
    メイン配線基板接続用のランドパターン(37)へ接続
    したことを特徴とする請求項1または、2の端子板。
  5. 【請求項5】 ハウジング本体(2)は、M段でそれぞ
    れ異なる列数の収容凹部(7)が配設された複数種類の
    ハウジングユニット(50)(51)を1若しくは2種
    類以上組み合わせて構成され、各ハウジングユニット
    (50)(51)は、左右の側面形状が互いに相補する
    形状で、他のハウジングユニット(50)(51)と連
    結する際に側面が係合することを特徴とする請求項1、
    2、3または4の端子板。
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