JP3330425B2 - 近接スイッチの製造方法 - Google Patents

近接スイッチの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物体が接近したことを
無接触で検出して接点を開閉する近接スイッチの製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記近接スイッチは、図8に示す
ように、検出コイル91その他、検出回路を構成する部
品を所定の位置に実装したプリント基板92を、ポリブ
チレンテレフタレート(PBT)やポリテトラフルオロ
エチレン(PTFE)フッ素樹脂等の耐熱性の熱可塑性
樹脂からなるケース93中の所定の位置に配置し、そこ
へ、回路を水や熱等から保護するために、封止剤として
エポキシ樹脂等の硬化性樹脂94を注入し、当該硬化性
樹脂94の硬化前、硬化中あるいは硬化後の何れかの段
階で、同じく耐熱性の熱可塑性樹脂からなる蓋95によ
り、ケース93を密閉することで製造されている。
【0003】しかし上記の製造方法では、 とくにエ
ポキシ樹脂を使用した場合、粘度が高いため気泡が発生
しやすく、回路保護の効果にばらつきが生じ、信頼性が
低下するおそれがある、 とくにエポキシ樹脂を使用
した場合、粘度が高いため複雑な形状では隅々まで流し
込むことができないので、全体の形状が制約される、
硬化性樹脂は、硬化剤等の有毒物質や有機溶媒等を含
み、臭気も強いため、作業者の健康を害したり(湿疹、
肌荒れ、呼吸器系疾患等)、あるいは環境に悪影響(有
毒ガスによる大気汚染や悪臭、廃液による土壌や水系の
汚染等)を及ぼしたりするおそれがある、 完全に硬
化するまでに長時間(1日以上)を要し、その間、製品
を保管しておかねばならないので生産性が悪い、等の問
題がある。
【0004】そこで、上記のような種々の欠点を有する
硬化性樹脂を使用せずに、熱可塑性樹脂の射出成形によ
り近接スイッチを成形することが考えられている。射出
成形により得られる近接スイッチSは、図3の切り欠き
の部分からわかるように、外形を形作る外殻層1と、そ
の内部の内装体2とで構成される。内装体2の内部に
は、図4(a)(b)に示すように、検出コイル30、発光素
子31およびその他の電子部品32等を、プリント基板
33の所定の位置に実装し、かつ外部との接続コード3
4をプリント基板33の所定の位置に接続した検出回路
3が封入されている。
【0005】上記内装体2を、熱可塑性樹脂の射出成形
により製造するには、上記検出回路3を、図7に示す金
型80の、内装体2の外形に対応する型窩81内の所定
の位置に装填し、スプルーブッシュ82からランナ8
3、ゲート84を通して上記型窩81内に溶融樹脂を注
入する、いわゆるインサート成形が行われる。図におい
て符号85は、検出回路3の接続コード34を金型80
外へ導く溝である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが溶融樹脂は、
極めて高圧(射出圧で約800kgf/cm2程度)で金型
80内に注入されるため、外部とつながれた溝85に装
着された接続コード34が、樹脂圧によって型外へ押し
出されて、プリント基板33から切断されてしまうコー
ド切れの不良が発生し、製品の製造歩留りを著しく悪化
させるという問題があった。
【0007】また上記のような押し出し力を受けた接続
コード34は、完全に切れてしまわないまでも、何等か
の損傷を受けて、近接スイッチの使用時に断線や抵抗上
昇による動作不良を生じ、近接スイッチの信頼性を低下
させるという問題もあった。この対策としては、ゲート
幅を拡げる等して充填圧を下げることが考えられるが、
たとえばゲート幅を2倍にしても、コード切れの不良が
発生するのを完全に防止できなかった。
【0008】本発明は以上の事情に鑑みてなされたもの
であって、種々の欠点を有する硬化性樹脂を使用せず、
熱可塑性樹脂の射出成形により形成され、しかも使用時
の断線、抵抗上昇等のない信頼性の高い近接スイッ
、射出成形時のコード切れを発生させることなく効率
よく製造し得る製造方法を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、 本発明の近接スイッチの製造方法は、内装体の外形
に対応する型窩と、当該型窩内に熱可塑性樹脂を注入す
るゲートと、上記ゲートから型窩内に注入された樹脂流
の最下流位置に型窩と接続して配置された、余剰樹脂を
貯留するタブ孔とを備えた第1の成形型の、上記型窩内
の所定の位置に、少なくとも検出コイルを含みかつ外部
との接続コードが接続された検出回路を保持し、タブ孔
内に樹脂が完全に充填されない条件での熱可塑性樹脂の
射出成形により、接続コードに樹脂圧を加えることな
く、検出回路が封入された内装体を形成し、タブ孔に流
入した樹脂によるタブを除去した後、この内装体を、外
殻層成形用の第2の成形型内の中立位置に保持して、熱
可塑性樹脂の射出成形により、外殻層を形成することを
特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成からなる本発明の近接スイッチの製造
方法においては、内装体の射出成形時に、当該内装体の
外形に対応する型窩への樹脂充填が完了した時点で、タ
ブ孔内に未充填の空間が残っているため、接続コードを
型外へ押し出す樹脂圧が発生しない。したがって製造さ
れた近接スイッチは、接続コードが断線や抵抗上昇に至
る損傷を受けないので、高い信頼性を有するものとな
る。
【0011】また本発明の近接スイッチの製造方法によ
れば、上記のように接続コードを型外へ押し出す樹脂圧
が発生しないので、コード切れの不良が発生せず、製品
の製造歩留りが向上する
【0012】
【実施例】以下に本発明を、実施例を示す図面を参照し
つつ説明する。図2(a)〜(c)は、本発明の製造方法によ
って製造される近接スイッチの一例の一側面、正面およ
び他側面を示す三面図、図3は上記近接スイッチを、内
部がわかるように一部切り欠いた状態を示す斜視図であ
る。
【0013】これらの図にみるように、この例の近接ス
イッチSは、略直方体状でかつその一部が薄肉に形成さ
れて、他部材への取り付け部S5とされた本体S1を備
えている。本体S1の前面S1aには、当該本体S1に
内蔵された検出コイル(後出)の中心位置を示す検出部
マークS2を有する検出部S3が、前面S1aより僅か
に前方へ突出させて形成されている。また上記前面S1
aの、検出部S3から少し離れた位置には、近接スイッ
チSの動作確認のため本体S1に内蔵された発光素子
(後出)の光を外部へ導く透明な窓S4が配置されてい
る。また上記取り付け部S5には、取り付けのためのね
じ等が挿通される取り付け孔S6が形成されている。さ
らに本体S1の下面からは、後述する検出回路を外部と
繋ぐ接続コード34が出ている。
【0014】上記近接スイッチSは、図3の切り欠きの
部分からわかるように、上記の外形を形作る外殻層1
と、その内部の内装体2とで構成されている。外殻層1
は、後述するように、先に形成された内装体2を、近接
スイッチSの外形に対応した第2の成形型内に中立位置
に保持した状態での、熱可塑性樹脂の射出成形、いわゆ
るインサート成形により形成される。
【0015】上記外殻層1を形成する熱可塑性樹脂とし
ては、近接スイッチSの信頼性をさらに向上させるため
に、ポリアミド(PA)、ポリアセタール(POM)、
ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリフェニレ
ンスルフィド(PPS)、テトラフルオロエチレン−エ
チレン共重合体(ETFE)その他ふっ素樹脂等の、耐
熱性、耐油性にすぐれた、いわゆるエンジニアリングプ
ラスチックが好適に使用される。また外殻層1は、ガラ
ス繊維等の強化繊維により強化されていてもよく、顔
料、染料等により種々の色に着色されていてもよい。
【0016】内装体2は、図1(a)〜(d)に示すように、
前記取り付け部S5を避けるように、直方体の一部が切
り欠かれた形状に形成された本体21を備え、その内部
に、検出コイル30を含む検出回路3を封入したもので
ある。内装体2内に封入される検出回路3は、図4(a)
(b)に示すように、検出コイル30、発光素子31およ
びその他の電子部品32等を、プリント基板33の所定
の位置に実装し、かつ外部との接続コード34をプリン
ト基板33の所定の位置に接続することで構成されてい
る。
【0017】上記検出回路3を封入した内装体2の、近
接スイッチSの前面S1aに対応する本体21の前面2
1aには、当該本体21より厚みのある検出コイル30
を覆うために、厚みのある円盤状のコイルカバー22が
設けられ、このコイルカバー22から少し離れた位置
(封入された検出回路3の発光素子31に対応する位
置)には、前記窓部S4を構成する筒状の突起23が設
けられている。またコイルカバー22の中心には孔22
aが形成されている。さらに本体21の下面からは、接
続コード34が出ている。
【0018】また図の例の内装体2は、検出回路3を構
成するプリント基板33の一部が、前述した取り付け部
S5を避ける本体21の切り欠きの部分と、コイルカバ
ー22の裏側の切り欠き21bの部分の2個所で露出し
ている。先の露出部分は、内装体2を成形する際に、プ
リント基板33を後述する第1の成形型内の所定の位置
に保持すべく、当該成形型のうち可動型5の凹部50e
と、固定型4とでクランプしたあとであり、後の露出部
分は、検出コイル30の感度を調整する抵抗を取り付け
るためである。
【0019】図の例の内装体2は、上記のように発光素
子31の光を外部に導く窓部S4となる突起23をも一
体化したものゆえ、全体が透明な熱可塑性樹脂により形
成される。内装体2を形成するための透明な熱可塑性樹
脂としては、前記各種エンジニアリングプラスチックの
うち透明なグレードのものが好適に使用される。上記内
装体2は、図5に示す固定型4と図6に示す可動型5と
を備えた第1の成形型の、それぞれの彫刻面40,50
により形成される型窩内の所定の位置に、図6中に二点
鎖線で示すように、検出回路3を構成するプリント基板
33を保持するとともに、両型4,5の溝41,51で
構成される通孔に接続ケーブル34を嵌め合わせた状態
での、熱可塑性樹脂の射出成形、いわゆるインサート成
形により形成される。なお図の成形型は、一度に2個の
内装体2を射出成形する2個取りのものであるが、上記
の構成は3個以上の多数個取りの成形型や、1個取りの
成形型にも適用できることは、いうまでもない。
【0020】第1の成形型のうち図5に示す固定型4
は、上記彫刻面40および溝41の他に、射出成形機の
ノズルが当接されるスプルーブッシュ42と、このスプ
ルーブッシュ42から注入された溶融樹脂を型窩に供給
するランナ43およびゲート44とを備えている。ま
た、上記ゲート44から型窩内に注入された樹脂流の最
下流位置には、余剰樹脂を貯留するタブ孔45が形成さ
れている。
【0021】彫刻面40は、内装体2の本体21の背面
側の形状に対応する凹部である。一方、図6に示す可動
型5の彫刻面50は、上記本体21の正面側の形状に対
応する凹部50a、コイルカバー22に対応する凹部5
0b、突起23に対応する凹部50c、コイルカバー2
2の中心の孔22aに対応する突起50d、および前述
したプリント基板33を固定型4との間でクランプする
ための凹部50eなどで構成されている。
【0022】上記各部からなる、この実施例の近接スイ
ッチSは、本発明の製造方法により、以下の手順で製造
される。まず図4(a)(b)に示すように、検出コイル30
等の部品をプリント基板33の所定の位置に実装し、か
つ外部との接続コード34をプリント基板33の所定の
位置に接続して構成された検出回路3を、図5、図6に
示す固定型4、可動型5からなる第1の成形型内の所定
の位置に保持する。
【0023】つぎに、タブ孔45内に樹脂が完全に充填
されない条件で、接続コード34に樹脂圧を加えること
なく、前述した透明な熱可塑性樹脂を射出成形して、検
出回路3を封入する。タブ孔45内に樹脂が完全に充填
されない成形条件での射出成形とは、具体的には、1回
の射出樹脂量が、ランナー43からタブ孔45までの全
容積より少なくなるように、射出成形機のストローク等
が調整された状態での射出成形をいう。これにより、接
続コード34に樹脂圧を加えることなく、検出回路3を
封入した内装体2を成形することができる。
【0024】そして、熱可塑性樹脂が冷却された段階で
第1の成形型を開くと、内部に検出回路3が封入されて
いるとともに、図1(a) に示すようにタブTの付いた内
装体2が得られる。つぎにこの内装体2から、折り取る
等してタブTを除去した後、図2(a) 〜(c) および図3
に示す近接スイッチSの外形に対応した第2の成形型内
の所定の位置にセットする。
【0025】この状態で、射出成形により、溶融した熱
可塑性樹脂を充填し、充填された熱可塑性樹脂が冷却さ
れた段階で第2の成形型を開くと、内装体2の外面が、
近接スイッチSの外形を形作る外殻層1によって覆われ
た、図2(a) 〜(c) および図3に示す実施例の近接スイ
ッチSが完成する。なお本発明の構成は、以上で説明し
た実施例に限定されるものではない。
【0026】たとえば上記実施例においては、発光素子
31からの光を外部に透過すべく、内装体2の一部に窓
部S4となる突起23を設けるとともに、当該内装体2
の全体を透明の熱可塑性樹脂で形成していたが、外殻層
1および内装体2成形のための成形型に、いずれも、成
形時に突出して発光素子の先端に当接する可動ピンを設
けて、上記外殻層1および内装体2の両方に、発光素子
まで届く通孔を設ければ、内装体2を透明の熱可塑性樹
脂で形成する必要はなくなる。また、上記発光素子を設
けないタイプの近接スイッチであれば、上記のような配
慮は一切不要となる。
【0027】近接スイッチSの形状、すなわち外殻層1
および内装体2の形状は、図の実施例のものには限定さ
れない。前述のように本発明においては、上記外殻層1
および内装体2がともに熱可塑性樹脂の射出成形により
形成されるので、製造できる形状に制限がなく、ニーズ
に応じた種々の形状の近接スイッチSを製造することが
できる。
【0028】その他、本発明の要旨を変更しない範囲
で、種々の設計変更を施すことができる。
【0029】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明の近接スイ
ッチの製造方法によれば、内装体の外形に対応する型窩
と接続して配置されたタブ孔内に樹脂が完全に充填され
ない条件、すなわち接続コードを型外へ押し出す樹脂圧
が発生せず、接続コードが損傷を受けない条件での、熱
可塑性樹脂の射出成形により内装体を形成しているた
め、上記接続コードが、使用時に断線したり抵抗上昇し
たりすることがない。したがって製造された近接スイッ
チは、種々の欠点を有する硬化性樹脂を使用しない熱可
塑性樹脂の射出成形により形成されることと相俟って、
高い信頼性を有するものとなる。
【0030】しかも本発明によれば、上記のように接続
コードを型外へ押し出す樹脂圧が発生しないので、コー
ド切れの不良が発生せず、製品の製造歩留りが向上し、
わずか1分間程度の射出成形を2回行うだけでよいこと
と相俟って、近接スイッチの生産効率が著しく向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法によって製造される近接スイ
ッチの一例の、内部を構成する内装体を示す図であっ
て、同図(a)は背面図、同図(b)は一側面図、同図(c)は
正面図、同図(d)は他側面図である。
【図2】上記の近接スイッチの外観を示す図であっ
て、同図(a)は一側面図、同図(b)は正面図、同図(c)は
他側面図である。
【図3】上記の近接スイッチを、内部がわかるように
一部切り欠いた状態を示す部分切裁斜視図である。
【図4】内装体内に封入される、検出コイルを含む検出
回路を示す図であって、同図(a)は側面図、同図(b)は正
面図である。
【図5】上記例の近接スイッチを製造するための成形型
のうち固定型を示す正面図である。
【図6】形型のうち可動型を示す正面図である。
【図7】従来の射出成形用金型の正面図である。
【図8】回路保護のための封止剤として、エポキシ樹脂
等の硬化性樹脂を使用した、従来の近接スイッチの製造
方法を示す断面図である。
【符号の説明】
S 近接スイッチ T タブ 1 外殻層 2 内装体 3 検出回路 30 検出コイル 34 接続コード 4 第1の成形型(固定型) 40 彫刻面(型窩) 44 ゲート 45 タブ孔 5 第1の成形型(可動型) 50 彫刻面(型窩)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−186518(JP,A) 特開 平5−36745(JP,A) 特開 平2−88208(JP,A) 特開 平6−275182(JP,A) 特開 平3−49123(JP,A) 実開 平2−25145(JP,U) 実開 平2−140735(JP,U) 実開 昭59−156343(JP,U) 実開 平4−133487(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 36/00 H01H 11/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内装体の外形に対応する型窩と、当該型窩
    内に熱可塑性樹脂を注入するゲートと、上記ゲートから
    型窩内に注入された樹脂流の最下流位置に型窩と接続し
    て配置された、余剰樹脂を貯留するタブ孔とを備えた第
    1の成形型の、上記型窩内の所定の位置に、少なくとも
    検出コイルを含みかつ外部との接続コードが接続された
    検出回路を保持し、タブ孔内に樹脂が完全に充填されな
    い条件での熱可塑性樹脂の射出成形により、接続コード
    に樹脂圧を加えることなく、検出回路が封入された内装
    体を形成し、タブ孔に流入した樹脂によるタブを除去し
    た後、この内装体を、外殻層成形用の第2の成形型内の
    中立位置に保持して、熱可塑性樹脂の射出成形により、
    外殻層を形成することを特徴とする近接スイッチの製造
    方法。
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