JP3329894B2 - 分岐器の先端鎖錠装置及びその駆動方法 - Google Patents

分岐器の先端鎖錠装置及びその駆動方法

Info

Publication number
JP3329894B2
JP3329894B2 JP18224593A JP18224593A JP3329894B2 JP 3329894 B2 JP3329894 B2 JP 3329894B2 JP 18224593 A JP18224593 A JP 18224593A JP 18224593 A JP18224593 A JP 18224593A JP 3329894 B2 JP3329894 B2 JP 3329894B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
tip
locking
rail
slider
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18224593A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0710002A (ja
Inventor
育雄 櫻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Railway Technical Research Institute
Original Assignee
Railway Technical Research Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Railway Technical Research Institute filed Critical Railway Technical Research Institute
Priority to JP18224593A priority Critical patent/JP3329894B2/ja
Publication of JPH0710002A publication Critical patent/JPH0710002A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3329894B2 publication Critical patent/JP3329894B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Railway Tracks (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄道の分岐器のトングレ
ールや可動レールの先端と基本レールとの密着状態の照
査及び鎖錠のために用いられる先端鎖錠装置及びその駆
動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の分岐器の先端鎖錠装置の構
成図であり、図6は転てつ機内の先端鎖錠機構を示す説
明図で、(a)は平面図,(b)は側面図,(c)は正
面図である。ここで、1はトングレール、3は基本レー
ル、17は転てつ機、18は動作かん、20はエスケー
プクランク、21は接続かん、22はスイッチアジャス
ター、23は転てつ棒、24はフロントロッド、25は
鎖錠かん、25a,25bは鎖錠かんの切欠き、26
a,26bは転てつ機内のロックピースである。鉄道に
おける分岐器の転換鎖錠は左右のトングレール1あるい
は可動レールを接続した転てつ棒23に接続されたスイ
ッチアジャスター22を直接あるいはクランク類を介し
て転てつ機17の動作かん18に接続し、転てつ機17
の動作かん18の移動によって転換を行い、転換が終了
すると動作かん18は転てつ機内で機械的に鎖錠され
る。一方、トングレール1あるいは可動レールの先端の
位置では左右のトングレール1あるいは可動レールの先
端に取り付けられたフロントロッド24から接続かん2
1を介して転てつ機17の先端鎖錠機構である鎖錠かん
25に接続されており、転換が終了すると鎖錠かん25
は転てつ機内のロックピース26a,26bによって機
械的に鎖錠される。転てつ機17の鎖錠かん25の取り
付けられる位置は固定されているために、鎖錠かんの切
欠き25a,25bの位置はトングレール1あるいは可
動レールの転換方向が正しくかつ基本レール3と接着し
ている状態にあれば、転てつ機内のロックピース26
a,26bが鎖錠かんの切欠き25a,25bの略中央
位置に挿入できるように定期的に調整される。この場
合、転てつ機内のロックピース26a,26bと鎖錠か
んの切欠き25a,25bの間には多少の隙間があり、
この隙間が許容できる間は多少の位置関係が狂っても鎖
錠かんの切欠き25a,25bに転てつ機内のロックピ
ース26a,26bを挿入することができる。したがっ
て、トングレール1あるいは可動レールの転換方向が正
しくかつ基本レール3と接着している状態であれば、転
てつ機内で動作かん18が鎖錠される際に転てつ機内の
ロックピース26a,26bを鎖錠かんの切欠き25
a,25bに挿入することができ、転てつ機内のロック
ピース26a,26bを鎖錠かんの切欠き25a,25
bに挿入することでトングレール1あるいは可動レール
の先端の接着状態を機械的に照査すると共にトングレー
ル1あるいは可動レールの先端の鎖錠をおこなってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のよう
に転てつ機によってトングレール長あるいは可動レール
長の長い分岐器を転換鎖錠する場合、外気温が著しく変
化するとトングレールあるいは可動レールの温度による
伸縮量が増加してトングレールあるいは可動レールの先
端の位置が大きく移動し、転てつ機の鎖錠かんの切欠き
と転てつ機内のロックピースとの位置関係が狂るい易く
なることから狂う量が許容範囲を越えるとトングレール
あるいは可動レールの転換終了方向が正しく、かつ基本
レールに接着している場合でも鎖錠かんの切欠き位置が
狂い、転てつ機内のロックピースが入らなくなって鎖錠
ができなくなる。鎖錠ができないと列車が分岐器上を安
全に通過することが出来なくなり、社会的に大きな混乱
を招く。そのため、ロック状態の調査や調整を怠りなく
行う必要があり、保守に手のかかる設備となっていた。
【0004】本発明は気温変化によりトングレールある
いは可動レールの先端の位置がトングレールあるいは可
動レールの伸縮方向に移動してもトングレールあるいは
可動レールの転換終了方向が正しくかつ基本レールに接
着していれば正しく機械的に照査し、先端鎖錠装置のロ
ックピースが確実に入る先端鎖錠装置を提供することを
目的としており、更にトングレールあるいは可動レール
の先端が基本レールに接着していない場合は無理に鎖錠
することを防止する緩衝機構を持つスライダー、先端鎖
錠装置のロックピースの状態を監視するリミットスイッ
チを働かせるカム付きの先端鎖錠装置及び先端鎖錠装置
の駆動方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1におけ
る分岐器の先端鎖錠装置は、トングレールあるいは可動
レールの最先端に鎖錠金具を取り付け、その鎖錠金具と
対向する位置の左右の基本レールに先端鎖錠装置のロッ
クピースとスライダーガイドを持つ固定金具を取り付
け、左右のスライダーガイド間にスライダーを渡し、そ
のスライダーが任意の位置に移動するとその先端鎖錠装
置のロックピースが微小回転してトングレールあるいは
可動レール最先端の鎖錠金具鎖錠部にはまり込むように
構成した装置である。
【0006】本発明の請求項2における分岐器の先端鎖
錠装置は、請求項1において、先端鎖錠装置のロックピ
ースが鎖錠金具の鎖錠部にはまり込めない場合に無理に
先端鎖錠装置のロックピースを押し込まないようにした
緩衝機構を持つスライダーを有する装置である。
【0007】本発明の請求項3における分岐器の先端鎖
錠装置は、請求項1において、先端鎖錠装置のロックピ
ースが鎖錠金具の鎖錠部に入ったか否かをリミットスイ
ッチで検知するためのカム機構を持つ先端鎖錠装置のロ
ックピースを有する装置である。
【0008】本発明の請求項4における分岐器の先端鎖
錠装置の駆動方法は、分岐器の外側近傍に転てつ機等の
動力源を接続した直角クランクとエスケープクランクを
取り付け、その直角クランクとそのエスケープクランク
を直列に接続し、その直角クランクはスライダーを駆動
させて分岐器の先端鎖錠装置の解錠と鎖錠動作を行い、
そのエスケープクランクはスイッチアジャスター,転て
つ棒を介してトングレールを転換させ、その直角クラン
クとそのエスケープクランクの組合わせによる動作タイ
ミングの差を利用する方法である。
【0009】
【作用】本発明の請求項1における分岐器の先端鎖錠装
置によれば、前記のように構成された先端鎖錠装置を用
いると気温変化によりトングレールあるいは可動レール
の先端の位置がトングレールあるいは可動レールの伸縮
方向に移動しても鎖錠金具の鎖錠部が追従して移動し、
鎖錠部の鎖錠できる区間の幅がトングレールあるいは可
動レールの伸縮量より十分大きいことからトングレール
あるいは可動レールの転換終了位置が正しくかつ基本レ
ールに接着していれば正しく照査し、ロックピースを確
実に鎖錠できる。なお、鎖錠金具の鎖錠部のトングレー
ルあるいは可動レールの伸縮方向の幅はトングレールあ
るいは可動レールの先端の伸縮があっても鎖錠ができる
ようにトングレールあるいは可動レールの伸縮量よりも
十分大きくしておくことが重要となる。
【0010】本発明の請求項2における分岐器の先端鎖
錠装置によれば、トングレールあるいは可動レールの先
端が基本レールに接着していない場合は緩衝機構を持つ
スライダーにより無理にロックピースを鎖錠金具の鎖錠
部にはまり込むことはないので無理に鎖錠したり、ロッ
クピースや鎖錠金具の鎖錠部を傷付けたり摩耗させたり
することがなくなる。前記スライダーにはロックピース
が鎖錠金具の鎖錠部に正しくはまり込むことができない
場合に無理な力によってはまり込ませないように緩衝機
構を内臓させるとより正確な機械的照査が可能となる。
【0011】本発明の請求項3における分岐器の先端鎖
錠装置によれば、ロックピース回転軸近傍にカムを設
け、ロックピースの回転動作からロックピースの状態を
監視するリミットスイッチを働かせることでロックピー
スが正しく鎖錠しているか否かを電気的信号として照査
できる。前記ロックピースの回転部にカム機構を設け、
カム機構によってリミットスイッチを働かせるようにす
るとロックピースの鎖錠と解錠状態を電気的に照査する
ことができる。
【0012】本発明の請求項4における分岐器の先端鎖
錠装置の駆動方法によれば、先端鎖錠装置の解錠と鎖錠
動作のために特別な動作をする転てつ機を開発すること
なく従来の転てつ機を用いて直角クランクの動きで先端
鎖錠装置の解錠,エスケープクランクによる分岐器転
換,直角クランクによる先端鎖錠装置の鎖錠の順に分岐
器の転換鎖錠ができる。すなわち、エスケープクランク
は転てつ機が転換を開始すると解錠,転換,鎖錠の動作
をする特性があり、エスケープクランクと分岐器の先端
鎖錠装置を併用することによって、エスケープクランク
の解錠中に分岐器の先端鎖錠装置の解錠動作を完了さ
せ、エスケープクランクによるトングレール転換後、エ
スケープクランクの鎖錠中に分岐器の先端鎖錠装置の鎖
錠動作を完了するように動作タイミングを考慮した設計
を行うことによって、先端鎖錠装置の鎖錠機構の駆動制
御が容易に実現できる。
【0013】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の請求項1における分岐器の先端鎖錠装置を
左右のトングレールに取り付けた場合の構成図である。
ここで1はトングレール、2は鎖錠金具、3は基本レー
ル、4は先端鎖錠装置のロックピース、5はスライダー
ガイド、6は固定金具、7はスライダー、7a,7bは
スライダーカム、8は鎖錠金具の鎖錠部、9は先端鎖錠
装置のロックピース支持部、10は床板である。トング
レール1の最先端に鎖錠金具2を取り付け、それと対向
する位置の左右の基本レール3に先端鎖錠装置のロック
ピース4とスライダーガイド5を持つ固定金具6を取り
付け、スライダーガイド間にスライダー7を渡し、スラ
イダー7が任意の位置に移動すると先端鎖錠装置のロッ
クピース4が上方に微小回転して鎖錠金具の鎖錠部8に
はまり込むようにしたものである。なお、先端鎖錠装置
のロックピース4が鎖錠金具の鎖錠部8にはまり込む部
分のトングレール伸縮方向の幅はトングレール伸縮量よ
りも十分大きくしておく。また、先端鎖錠装置のロック
ピース4の回転軸の取り付け位置は鎖錠金具の鎖錠部8
との適正な係合を容易にするために多少調整できる構造
とすることは偏心軸等を用いる等により容易に実現でき
る。
【0014】図2は本発明の請求項2における緩衝機構
を持つスライダーの説明図で、(a)は平面図,(b)
は側面図である。ここで、7はスライダー、13は接続
金具、14a,14bはばねである。接続金具13とス
ライダー7との間に緩衝のためのばね14a,14bを
内蔵させ、任意の力以上の力がスライダー7に加わった
ときには位置関係がずれる緩衝装置を内蔵する。このよ
うにすると、トングレール先端が基本レールに接着して
いない場合に、無理にロックピースが鎖錠金具の鎖錠部
にはまり込むことはなくなる
【0015】図3は本発明の請求項3におけるカム機構
を持つ先端鎖錠装置のロックピースとリミットスイッチ
の鎖錠時における状態図と解錠時における状態図であ
る。ここで、4は先端鎖錠装置のロックピース、11は
回転軸、15はロックピースカム、16はリミットスイ
ッチである。図3の(a)は鎖錠時でリミットスイッチ
16がON状態図,(b)は解錠時でリミットスイッチ
16のOFF状態図を示す。先端鎖錠装置のロックピー
ス4の回転軸11の近傍にロックピースカム15を設
け、先端鎖錠装置のロックピース4の回転動作から先端
鎖錠装置のロックピース4の状態を監視するリミットス
イッチ16を働かせることで先端鎖錠装置のロックピー
ス4の状態を電気的に照査できる。
【0016】図4は本発明の請求項4における分岐器の
先端鎖錠装置の駆動方法を示す説明図である。ここで、
1はトングレール、2は鎖錠金具、3は基本レール、4
は先端鎖錠装置のロックピース、6は固定金具、7はス
ライダー、12は取り付け金具、17は転てつ機、18
は動作かん、19は直角クランク、20はエスケープク
ランク、21は接続かん、22はスイッチアジャスタ
ー、23は転てつ棒である。分岐器の外側近傍に転てつ
機17の動作かん18を接続した直角クランク19とエ
スケープクランク20を取り付け、それぞれを直列に接
続し、直角クランク19はスライダー7を駆動させて分
岐器の先端鎖錠装置の解錠と鎖錠動作を行い、エスケー
プクランク20はスイッチアジャスター22と転てつ棒
23を介して左右のトングレール1を転換させ、転換終
了後は直角クランク19が分岐器の先端鎖錠装置を駆動
して鎖錠を行う。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載されるような効果が発揮される。
【0018】基本レールの固定金具の鎖錠部のトングレ
ールあるいは可動レールの伸縮方向の幅にトングレール
あるいは可動レールの伸縮量以上に余裕を持たせておく
と先端鎖錠装置のロックピースがトングレールあるいは
可動レールの伸縮量に追従して移動することからトング
レールあるいは可動レールの伸縮が起こってもトングレ
ールあるいは可動レールの転換終了位置が正しければ先
端鎖錠装置のロックピースは確実にそれを検知して鎖錠
することができる。鎖錠機構が電気転てつ機から分離し
ており鎖錠関係がトングレールあるいは可動レールと基
本レールとの位置関係によって決まることから電気転て
つ機の取り付けボルトの弛緩等によって転てつ機の取り
付け位置が狂ってもトングレールあるいは可動レールの
先端の鎖錠機構は調整する必要がなくなる。
【0019】接続金具とスライダー本体との間に緩衝の
ためのばねを内蔵させ、任意の力以上の力がスライダ本
体に加わったときには位置関係がずれる緩衝装置を内蔵
しているために、トングレールあるいは可動レールの先
端が基本レールに接着していない場合に、無理にロック
ピースが鎖錠金具の鎖錠部にはまり込むことはなくな
り、より正確な機械的照査と鎖錠ができる。また、鎖錠
部や先端鎖錠装置のロックピースを傷付けたり、摩耗を
促進させることもなくなる。
【0020】先端鎖錠装置のロックピースの回転軸の近
傍にロックピースカムを設け、先端鎖錠装置のロックピ
ースの回転動作から先端鎖錠装置のロックピースの状態
を監視するリミットスイッチを働かせることで先端鎖錠
装置のロックピースの状態を電気的に照査でき、情報伝
送によって遠隔地から鎖錠の状態を監視できる。
【0021】先端鎖錠装置を駆動する方法として、エス
ケープクランクでスイッチアジャスタと転てつ棒を介し
て左右のトングレールあるいは可動レールを転換させ、
直角クランクで先端鎖錠装置を駆動させると、先端鎖錠
装置の解錠と鎖錠動作のために特別な動作をする転てつ
機を開発することなく従来の転てつ機を用いて、直角ク
ランクにより先端鎖錠装置の解錠,エスケープクランク
による分岐器転換,直角クランクによる先端鎖錠装置の
鎖錠の順に分岐器の転換鎖錠を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1における分岐器の先端鎖錠装
置を左右のトングレールに取り付けた場合の構成図であ
る。
【図2】本発明の請求項2における緩衝機構を持つスラ
イダーの説明図で、(a)は平面図,(b)は側面図で
ある。
【図3】本発明の請求項3におけるカム機構を持つ先端
鎖錠装置のロックピースとリミットスイッチの説明図
で、(a)は鎖錠時における状態図,(b)は解錠時に
おける状態図である。
【図4】本発明の請求項4における分岐器の先端鎖錠装
置の駆動方法を示す説明図である。
【図5】従来の分岐器の先端鎖錠装置の構成図である。
【図6】転てつ機内の先端鎖錠機構を示す説明図で、
(a)は平面図,(b)は側面図,(c)は正面図であ
る。
【符号の説明】
1 トングレール 2 鎖錠金具 3 基本レール 4 先端鎖錠装置のロックピース 5 スライダーガイド 6 固定金具 7 スライダー 7a,7b スライダーカム 8 鎖錠金具の鎖錠部 9 先端鎖錠装置のロックピース支持部 10 床板 11 回転軸 12 取り付け金具 13 接続金具 14a,14b ばね 15 ロックピースカム 16 リミットスイッチ 17 転てつ機 18 動作かん 19 直角クランク 20 エスケープクランク 21 接続かん 22 スイッチアジャスター 23 転てつ棒 24 フロントロッド 25 鎖錠かん 25a,25b 鎖錠かんの切欠き 26a,26b 転てつ機内のロックピース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B61L 5/10 E01B 7/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄道の分岐器におけるトングレールや可
    動レールの先端を鎖錠する装置であって、トングレール
    あるいは可動レールの最先端に鎖錠金具を取り付け、該
    鎖錠金具と対向する位置の左右の基本レールに先端鎖錠
    装置のロックピースとスライダーガイドを持つ固定金具
    を取り付け、左右のスライダーガイド間にスライダーを
    渡し、該スライダーが任意の位置に移動すると該先端鎖
    錠装置のロックピースが微小回転してトングレールある
    いは可動レール最先端の鎖錠金具鎖錠部にはまり込むよ
    うに構成した分岐器の先端鎖錠装置。
  2. 【請求項2】端鎖錠装置のロックピースが鎖錠金具
    の鎖錠部にはまり込めない場合に無理に先端鎖錠装置の
    ロックピースを押し込まないようにした緩衝機構を持つ
    スライダーを有する請求項1記載の分岐器の先端鎖錠装
    置。
  3. 【請求項3】端鎖錠装置のロックピースが鎖錠金具
    の鎖錠部に入ったか否かをリミットスイッチで検知する
    ためのカム機構を持つ先端鎖錠装置のロックピースを有
    する請求項1記載の分岐器の先端鎖錠装置。
  4. 【請求項4】 鉄道の分岐器における先端鎖錠装置の駆
    動方法であって、分岐器の外側近傍に転てつ機等の動力
    源を接続した直角クランクとエスケープクランクを取り
    付け、該直角クランクと該エスケープクランクを直列に
    接続し、該直角クランクはスライダーを駆動させて分岐
    器の先端鎖錠装置の解錠と鎖錠動作を行い、該エスケー
    プクランクはスイッチアジャスター、転てつ棒を介して
    トングレールを転換させ、該直角クランクと該エスケー
    プクランクの組合わせによる動作タイミングの差を利用
    する分岐器の先端鎖錠装置の駆動方法。
JP18224593A 1993-06-29 1993-06-29 分岐器の先端鎖錠装置及びその駆動方法 Expired - Fee Related JP3329894B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18224593A JP3329894B2 (ja) 1993-06-29 1993-06-29 分岐器の先端鎖錠装置及びその駆動方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18224593A JP3329894B2 (ja) 1993-06-29 1993-06-29 分岐器の先端鎖錠装置及びその駆動方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0710002A JPH0710002A (ja) 1995-01-13
JP3329894B2 true JP3329894B2 (ja) 2002-09-30

Family

ID=16114890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18224593A Expired - Fee Related JP3329894B2 (ja) 1993-06-29 1993-06-29 分岐器の先端鎖錠装置及びその駆動方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3329894B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100354859B1 (ko) * 1999-07-30 2002-09-30 박장묵 철도 분기기용 역주행 자동 개폐장치
KR100331039B1 (ko) * 1999-07-30 2002-04-06 박장묵 철도 분기기용 탄성 밀착장치
KR100738591B1 (ko) * 2006-10-18 2007-07-11 삼표이앤씨 주식회사 분기기용 잠금장치
JP2011084183A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 交通車両の分岐装置
JP5675929B2 (ja) * 2013-10-18 2015-02-25 三菱重工業株式会社 交通車両の分岐装置
CN108569299B (zh) * 2017-03-07 2024-05-24 中铁宝桥集团有限公司 一种悬挂式空轨道岔接口用锁定及翻转装置
CN111144235B (zh) * 2019-12-10 2023-06-02 通控研究院(安徽)有限公司 基于视频的道岔尖轨爬行监测方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0710002A (ja) 1995-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3329894B2 (ja) 分岐器の先端鎖錠装置及びその駆動方法
ES2122421T3 (es) Sistema de superestructura sin balasto para al menos una via ferroviaria.
BG108403A (en) Method for installing points in railway tracks and points for carrying out said method
US7810433B2 (en) Device for the assembly and disassembly of a fastening device, more preferably a rail fastening device on a support body
PT1200696E (pt) Dispositivo de suspensao rotativa e deslizante de placas
JP2010265627A (ja) 磁気浮上システムの枕木締結構造
DE69801343D1 (de) Handbetätigbare Entkupplungsvorrichtung für einen Torantrieb
JP2881466B2 (ja) 常電導磁気浮上式リニアモーターカー用軌道
KR102293080B1 (ko) 수평 방향 쇄정형 선로 전환기의 쇄정 검지기
JP4091719B2 (ja) 転てつ装置の取付装置及びその方法
KR102166327B1 (ko) 선로전환시스템의 분기기용 쇄정장치
DK1026321T3 (da) Forbindelsesanordning af stål til jernbanesveller, især til spændbeton-sporskiftesveller
KR100578407B1 (ko) 철도분기기용 록킹 및 검지장치
CN110644298A (zh) 铁路轨道轨枕自动识别系统
US8985526B2 (en) Swivel point connector for railroad switches
JP3393892B2 (ja) 分岐器の先端鎖錠用接続装置
CN112061181A (zh) 位置检测装置及运输车
ES1030813Y (es) Eslabon perfeccionado para oruga de traccion, aplicable en especial a maquinas de pequeño tamaño montadas sobre orugas.
JPH1161706A (ja) レール固定用ボルトの自動締結装置
JPS6323022B2 (ja)
AU6141394A (en) Cross frog
SU1076512A1 (ru) Устройство дл передвижки шпал
CN100495103C (zh) 取样反射镜驱动平台的锁紧机构
CN219584193U (zh) 一种信标旋转装置
KR20100067356A (ko) 분기기용 밀착쇄정 제어장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080719

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100719

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100719

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110719

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120719

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120719

Year of fee payment: 10

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120719

Year of fee payment: 10

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees