JP3328701B2 - 機械部品の洗浄装置 - Google Patents
機械部品の洗浄装置Info
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- JP3328701B2 JP3328701B2 JP28667192A JP28667192A JP3328701B2 JP 3328701 B2 JP3328701 B2 JP 3328701B2 JP 28667192 A JP28667192 A JP 28667192A JP 28667192 A JP28667192 A JP 28667192A JP 3328701 B2 JP3328701 B2 JP 3328701B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油等で汚れた機械部品を
一度に多数洗浄できる機械部品の洗浄装置に関する。
一度に多数洗浄できる機械部品の洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の洗浄装置として、例えば、実開
平1−69691号公報に開示されたものが開発されて
いる。
平1−69691号公報に開示されたものが開発されて
いる。
【0003】この洗浄装置はバケット内にバスケットが
上下移動自在に配設され、バスケットは多数の機械部品
を収容しながら水平方向に回転し、バスケットの外部か
らノズルを介して洗浄液が噴射されるようにしたもので
ある。
上下移動自在に配設され、バスケットは多数の機械部品
を収容しながら水平方向に回転し、バスケットの外部か
らノズルを介して洗浄液が噴射されるようにしたもので
ある。
【0004】この為、水平回転するバスケット内の機械
部品が洗浄液で洗浄される。
部品が洗浄液で洗浄される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
機械部品の洗浄装置では、次のような問題点がある。
機械部品の洗浄装置では、次のような問題点がある。
【0006】1)洗浄される機械部品が薄板状のワッシ
ャのような小物部品であると、複数の部品が油を介して
密着したまま洗浄されると、バスケットが水平回転のみ
であるから、部品の転倒が少なく、密着した面に洗浄液
が供給されず、洗浄されないまま残ってしまう。
ャのような小物部品であると、複数の部品が油を介して
密着したまま洗浄されると、バスケットが水平回転のみ
であるから、部品の転倒が少なく、密着した面に洗浄液
が供給されず、洗浄されないまま残ってしまう。
【0007】又、機械部品がカップ状のものであると、
このカップ状の部品中に洗浄液の一部が残り、洗浄を停
止時この部品を外部に取り出したときに部品が倒れた等
の際に残った洗浄液があふれ、洗浄装置や工場内を汚す
不具合がある。
このカップ状の部品中に洗浄液の一部が残り、洗浄を停
止時この部品を外部に取り出したときに部品が倒れた等
の際に残った洗浄液があふれ、洗浄装置や工場内を汚す
不具合がある。
【0008】2)ノズルはバスケットの外部に配置され
ているから洗浄液はバスケットの外部のみから供給され
る為に洗浄液が十分にいきわたらない不具合がある。
ているから洗浄液はバスケットの外部のみから供給され
る為に洗浄液が十分にいきわたらない不具合がある。
【0009】3)バスケットの搬入、搬出はバスケット
内で縦方向に行なう為に、操作力が大きくなり、しかも
バスケットを収容するバケットが縦方向に長くなり、機
械部品のバスケットに対する搬入、搬出作業が困難で面
倒である不具合がある。
内で縦方向に行なう為に、操作力が大きくなり、しかも
バスケットを収容するバケットが縦方向に長くなり、機
械部品のバスケットに対する搬入、搬出作業が困難で面
倒である不具合がある。
【0010】そこで、本発明の目的は、機械部品が薄板
状のものであっても、カップ状のものであってもその形
状にかかわりなく前面を確実に洗浄できる機械部品の洗
浄装置を提供することである。
状のものであっても、カップ状のものであってもその形
状にかかわりなく前面を確実に洗浄できる機械部品の洗
浄装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の構成はレールと、レール上を走行する台車
と、台車の枠体に縦方向に回転自在に挿入した第1のシ
ャフトと、台車の枠体に水平方向に回転自在に設けた第
2のシャフトと、第1のシャフトと第2のシャフトの先
端に設けられて互いに噛み合うベベルギャと、第2のシ
ャフトの後端に設けられて回転駆動源に着脱自在に結合
されるクラッチ機構と、第1のシャフトの上端に着脱自
在に結合されたウォームホイール又はスパイラルギャ
と、ウォームホイール又はスパイラルギャの動力をチエ
ーンスプロケットの回転に変換する電動力伝達機構と、
チエーンスプロケットに噛み合って回転するチエーン
と、チエーンの回転では垂直方向に回転するバスケット
と、バスケットを回転自在に支持するローラとからなる
ことを特徴とするものである。
め、本発明の構成はレールと、レール上を走行する台車
と、台車の枠体に縦方向に回転自在に挿入した第1のシ
ャフトと、台車の枠体に水平方向に回転自在に設けた第
2のシャフトと、第1のシャフトと第2のシャフトの先
端に設けられて互いに噛み合うベベルギャと、第2のシ
ャフトの後端に設けられて回転駆動源に着脱自在に結合
されるクラッチ機構と、第1のシャフトの上端に着脱自
在に結合されたウォームホイール又はスパイラルギャ
と、ウォームホイール又はスパイラルギャの動力をチエ
ーンスプロケットの回転に変換する電動力伝達機構と、
チエーンスプロケットに噛み合って回転するチエーン
と、チエーンの回転では垂直方向に回転するバスケット
と、バスケットを回転自在に支持するローラとからなる
ことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】第1のシャフトの上端に結合手段が設けられて
いるから、垂直方向に回転するバスケットの駆動機構を
結合できる。
いるから、垂直方向に回転するバスケットの駆動機構を
結合できる。
【0013】クラッチ機構を介して第2のシャフトを駆
動源に接続すると第2のシャフトとベベルギャを介して
第1のシャフトが回転し、第1のシャフトの回転力が結
合手段ウォームホイール、動力伝達機構、チエーン等を
介して垂直方向に回転するバスケットに伝達される。
動源に接続すると第2のシャフトとベベルギャを介して
第1のシャフトが回転し、第1のシャフトの回転力が結
合手段ウォームホイール、動力伝達機構、チエーン等を
介して垂直方向に回転するバスケットに伝達される。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図面にもとづいて説明
する。
する。
【0015】ポンプとタンク等を収容したハウジング6
上に中空なバケット1が配設され、バケット1上にはミ
スト回収機を収容したハウジング7が配置されている。
上に中空なバケット1が配設され、バケット1上にはミ
スト回収機を収容したハウジング7が配置されている。
【0016】バケット1はバスケット収容部2と、台車
収容部3とを有し、バスケット収容部2の側部には開口
部を開閉するシャッター4が上下移動自在に配設され、
シャッター4を開いた時台車を搬入、搬出できるように
なっている。
収容部3とを有し、バスケット収容部2の側部には開口
部を開閉するシャッター4が上下移動自在に配設され、
シャッター4を開いた時台車を搬入、搬出できるように
なっている。
【0017】バスケット収容部2の底部と、台車収容部
3の底部間には二本のレール5,5が敷設され、このレ
ール5,5上に車輪8,8を介して台車9が走行自在に
配置されている。
3の底部間には二本のレール5,5が敷設され、このレ
ール5,5上に車輪8,8を介して台車9が走行自在に
配置されている。
【0018】台車9は板状の枠体10と、枠体10の四
ケ所に設けた車輪8,8とからなっている。
ケ所に設けた車輪8,8とからなっている。
【0019】台車の枠体10には縦方向に第1のシャフ
ト11が回転自在に挿入され、当該第1のシャフト11
の上端には結合手段たるシャフト12が形成され、下端
にはベベルギャ13が設けられている。
ト11が回転自在に挿入され、当該第1のシャフト11
の上端には結合手段たるシャフト12が形成され、下端
にはベベルギャ13が設けられている。
【0020】シャフト12には複数の縦溝が形成され
て、後述する水平方向のバスケット又はウォームホイー
ルもしくはスパイラルギャにスプライン結合して回転力
を伝達すると共に、これらの部材を着脱自在に交換でき
るようになっている。
て、後述する水平方向のバスケット又はウォームホイー
ルもしくはスパイラルギャにスプライン結合して回転力
を伝達すると共に、これらの部材を着脱自在に交換でき
るようになっている。
【0021】結合手段は図示のものに限定されるもので
はない。
はない。
【0022】台車の枠体10下部にはブラケット14を
介して枠体10に沿う第2のシャフト15が回転自在に
設けられ、この第2のシャフト15の先端に設けたベベ
ルギャ16は前記第1のシャフト11側のベベルギャ1
3に噛み合っている。
介して枠体10に沿う第2のシャフト15が回転自在に
設けられ、この第2のシャフト15の先端に設けたベベ
ルギャ16は前記第1のシャフト11側のベベルギャ1
3に噛み合っている。
【0023】第2のシャフト15の後端にはクラッチ機
構17が設けられ、このクラッチ機構17を介して回転
駆動源たるチェーンスフムロケット18に着脱自在に結
合されるようになっている。
構17が設けられ、このクラッチ機構17を介して回転
駆動源たるチェーンスフムロケット18に着脱自在に結
合されるようになっている。
【0024】バケット1内にはチューブとピストンロッ
ドとからなる油圧又は空圧の搬入出用駆動シリンダ19
が起立し、台車9の枠体10の後部には駆動アームの下
部が枢着され、シリンダ19のピストンロッド上端と駆
動アーム20の上端との間には連結リンク21の端部が
枢着されている。
ドとからなる油圧又は空圧の搬入出用駆動シリンダ19
が起立し、台車9の枠体10の後部には駆動アームの下
部が枢着され、シリンダ19のピストンロッド上端と駆
動アーム20の上端との間には連結リンク21の端部が
枢着されている。
【0025】図1、図2はバケット1内に水平方向に回
転するバスケット22を回転自在に配置した実施例を示
す。
転するバスケット22を回転自在に配置した実施例を示
す。
【0026】バスケット22は網目状の容器23と、容
器23の下端に設けた板状枠体24とからなり、枠体2
4には結合手段たる溝が形成され、この溝内に前記のシ
ャフト12が着脱自在に結合されている。
器23の下端に設けた板状枠体24とからなり、枠体2
4には結合手段たる溝が形成され、この溝内に前記のシ
ャフト12が着脱自在に結合されている。
【0027】バスケット22の容器23内には洗浄用の
機械部品が収容されている。
機械部品が収容されている。
【0028】バケット1内にはいろいろな方向から容器
23方向に向けて洗浄水を噴射するノズルが設けられて
いる。
23方向に向けて洗浄水を噴射するノズルが設けられて
いる。
【0029】容器23の中央には上方から洗浄水供給用
のパイプとノズルを差し込んでもよい。
のパイプとノズルを差し込んでもよい。
【0030】次に図1、図2の実施例の作動について述
べる。
べる。
【0031】図1の状態から、シリンダ19を伸長する
と、連結リンク21と駆動アーム20が反時計方向に回
動し、台車9を図1において右方向に押し、レール5と
車輪8を介して台車9とバスケット22がバケット1の
外部に搬出される。
と、連結リンク21と駆動アーム20が反時計方向に回
動し、台車9を図1において右方向に押し、レール5と
車輪8を介して台車9とバスケット22がバケット1の
外部に搬出される。
【0032】この状態でバスケット22の容器20内に
機械部品を入れ、シリンダ19を圧縮すると、前記逆に
連結リング21と駆動アーム20が時計方向に回動し、
台車9とバスケット22が再びバケット1内に搬入され
る。
機械部品を入れ、シリンダ19を圧縮すると、前記逆に
連結リング21と駆動アーム20が時計方向に回動し、
台車9とバスケット22が再びバケット1内に搬入され
る。
【0033】台車9が後部まで移動した時、第2のシャ
フト15はクラッチ機構17を介してチエーンスプロケ
ット18の駆動軸に連結される。
フト15はクラッチ機構17を介してチエーンスプロケ
ット18の駆動軸に連結される。
【0034】この為、モータ等でチエーンスプロケット
18が回転すると第2のシャフト15が回転し、この第
2のシャフト15の回転力はベベルギャ13,16で第
1のシャフト11の水平方向の回転に変換され、第1の
シャフト11が回転すると結合手段たるシャフト12を
介してバスケット22を水平方向に回転する。
18が回転すると第2のシャフト15が回転し、この第
2のシャフト15の回転力はベベルギャ13,16で第
1のシャフト11の水平方向の回転に変換され、第1の
シャフト11が回転すると結合手段たるシャフト12を
介してバスケット22を水平方向に回転する。
【0035】バスケット22が回転中はいろいろな方向
からノズルより洗浄水がバスケット22内に噴射され、
汚れた内部の機械部品を洗浄する。
からノズルより洗浄水がバスケット22内に噴射され、
汚れた内部の機械部品を洗浄する。
【0036】洗浄が終了したとき、再びバスケット22
を外部に搬出し、上記の作業をくり返す。
を外部に搬出し、上記の作業をくり返す。
【0037】図3、図4はバスケットを垂直方向に回転
するものに交換した実施例を示す。
するものに交換した実施例を示す。
【0038】台車9と、台車9の駆動機構は図1の実施
例と同じものを使用し、結合手段たるシャフト12にウ
ォームホイール又はスパイラルギャを交換して取り付け
るものである。
例と同じものを使用し、結合手段たるシャフト12にウ
ォームホイール又はスパイラルギャを交換して取り付け
るものである。
【0039】垂直方向に回転するバスケット25は両側
の円盤フレーム26に架設され網目状の円筒又は六角形
容器27がらなり、バスケット25はフレーム26,2
6を介して4つのローラ28で垂直方向に回転自在に支
持されている。
の円盤フレーム26に架設され網目状の円筒又は六角形
容器27がらなり、バスケット25はフレーム26,2
6を介して4つのローラ28で垂直方向に回転自在に支
持されている。
【0040】ローラ28は水平フレーム29の前後に四
ケ所設けられ、この水平フレーム29にはブラケット3
0,30を介して左右方向に延びる回転自在な動力伝達
機構たるウォーム軸31が回転自在に設けられいてる。
ケ所設けられ、この水平フレーム29にはブラケット3
0,30を介して左右方向に延びる回転自在な動力伝達
機構たるウォーム軸31が回転自在に設けられいてる。
【0041】ウォーム軸31の左端にはウォームホイー
ル32又はスパイラルギャがギャ結合されている。
ル32又はスパイラルギャがギャ結合されている。
【0042】ウォームホイール32の中心又はスパイラ
ルギャは台車9側の第1のシャフト11に設けた結合手
段たるシャフト12に着脱自在にスパイラル結合され、
第1のシャフト11の回転力がシャフト12を介してウ
ォームホイール32又はスパイラルギャに伝達され、更
にウォームホイール32又はスパイラルギャの回転力が
ウォーム軸31の垂直方向の回転力に変換される。
ルギャは台車9側の第1のシャフト11に設けた結合手
段たるシャフト12に着脱自在にスパイラル結合され、
第1のシャフト11の回転力がシャフト12を介してウ
ォームホイール32又はスパイラルギャに伝達され、更
にウォームホイール32又はスパイラルギャの回転力が
ウォーム軸31の垂直方向の回転力に変換される。
【0043】ウォーム軸31の右端にはチエーンスプロ
ケット33が結合され、このチエーンスプロケット33
にはバスケット25の一方のフレーム26外周に設けた
チエーン34に噛合している。
ケット33が結合され、このチエーンスプロケット33
にはバスケット25の一方のフレーム26外周に設けた
チエーン34に噛合している。
【0044】この為、図1の実施例と同じように、台車
9を介してバスケット25がバケット1内に搬入され、
又はバケット1外に搬出される。
9を介してバスケット25がバケット1内に搬入され、
又はバケット1外に搬出される。
【0045】そして、駆動源で第1のシャフト11と結
合手段たるシャフト12が回転するとウォームホイール
32又はスパイラルギャが回転し、更にウォーム軸31
とチェーンスプロケット33が垂直方向に回転する。
合手段たるシャフト12が回転するとウォームホイール
32又はスパイラルギャが回転し、更にウォーム軸31
とチェーンスプロケット33が垂直方向に回転する。
【0046】チエーンスプロケット33の回転力はチエ
ーン34を介してフレーム26と容器27に伝達され、
バスケット25はローラ28に支持されながら垂直方向
に回転する。
ーン34を介してフレーム26と容器27に伝達され、
バスケット25はローラ28に支持されながら垂直方向
に回転する。
【0047】バケット1内には洗浄水供給用のノズル3
5がいろいろな方向に設けられ、垂直方向に回転するバ
スケット27内に放射方向から洗浄水を供給し、バスケ
ット25内の機械部品を洗浄する。
5がいろいろな方向に設けられ、垂直方向に回転するバ
スケット27内に放射方向から洗浄水を供給し、バスケ
ット25内の機械部品を洗浄する。
【0048】バスケット25の容器27は垂直方向に回
転するから内部の機械部品は複雑に転倒するため、例え
ば密着しているワッシャのような薄板状の部品を分離す
るから、全ての部品を全面から洗浄できる。
転するから内部の機械部品は複雑に転倒するため、例え
ば密着しているワッシャのような薄板状の部品を分離す
るから、全ての部品を全面から洗浄できる。
【0049】又、カップ状の部品であってもこれがいろ
いろな方向に転倒するから外面と内面を確実に洗浄で
き、内部に洗浄水が残っていても洗浄水の供給を停止し
た後に一定時間バスケット25を引き続き回転すること
により、この残留する洗浄水を除去できる。
いろな方向に転倒するから外面と内面を確実に洗浄で
き、内部に洗浄水が残っていても洗浄水の供給を停止し
た後に一定時間バスケット25を引き続き回転すること
により、この残留する洗浄水を除去できる。
【0050】この為、カップ状の部品を外部に取り出し
たとき、洗浄水があふれて洗浄装置や工場内を汚すこと
が無い。
たとき、洗浄水があふれて洗浄装置や工場内を汚すこと
が無い。
【0051】図5はバスケット25の内部からも洗浄水
を供給できるようにした実施例を示す。
を供給できるようにした実施例を示す。
【0052】即ち、フレーム26の中央に孔36を設
け、この孔36を介して洗浄液用パイプ37とエアー用
パイプ38を水平に挿入させ、各パイプ37,38のノ
ズル39よりそれぞれ洗浄液とエアーを容器27内に噴
射して洗浄効率を上げるものである。その他の構成、作
用は図3の実施例と同じである。
け、この孔36を介して洗浄液用パイプ37とエアー用
パイプ38を水平に挿入させ、各パイプ37,38のノ
ズル39よりそれぞれ洗浄液とエアーを容器27内に噴
射して洗浄効率を上げるものである。その他の構成、作
用は図3の実施例と同じである。
【0053】図6は垂直方向に回転するバスケットの台
車に取り付ける取り付け機構の実施例を示す。
車に取り付ける取り付け機構の実施例を示す。
【0054】即ち、バスケット25の水平フレーム29
aにギャ32aの基端を結合し、このギャ32aの下部
中央を結合手段たるシャフト12に対して着脱自在にス
プライン結合している。
aにギャ32aの基端を結合し、このギャ32aの下部
中央を結合手段たるシャフト12に対して着脱自在にス
プライン結合している。
【0055】水平フレーム29aにはブラケット30を
介して動力伝達機構たるギャシャフト31aが水平に設
けられ、このギャシャフト31aの一端はベベルギャ3
1bを介してギャ32aに噛合し、他端にはチエーンス
プロケット33が設けられている。
介して動力伝達機構たるギャシャフト31aが水平に設
けられ、このギャシャフト31aの一端はベベルギャ3
1bを介してギャ32aに噛合し、他端にはチエーンス
プロケット33が設けられている。
【0056】水平フレーム29aはブラケット29bを
介して台車9の枠体10の外部に着脱自在にボルト結合
されている。
介して台車9の枠体10の外部に着脱自在にボルト結合
されている。
【0057】この場合もギャ32aに水平方向の回転力
が伝達されるとベベルギャ31bを介してギャシャフト
31aに垂直方向の回転力が伝達され、更にチエーンス
プロケット33とチエーン34を介してバスケット25
の容器27を垂直方向に回転する。その他の構造、作用
は図3の実施例と同じである。
が伝達されるとベベルギャ31bを介してギャシャフト
31aに垂直方向の回転力が伝達され、更にチエーンス
プロケット33とチエーン34を介してバスケット25
の容器27を垂直方向に回転する。その他の構造、作用
は図3の実施例と同じである。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果がある。
【0059】台車の縦方向の第1のシャフトに結合手段
が設けられているから、この結合手段を介して垂直方向
に回転するバスケット駆動用の駆動用のウォームホイー
ルもしくはスパイラルギャを結合できる。この為、垂直
方向に回転するバスケットを取り付けたことにより部品
がバスケット内でいろいろな方向に転倒するからワッシ
ャのような薄板状の部品でもワッシャ同志が密着するこ
とがなく前面を洗浄でき、又カップ状の部品でも内部に
洗浄液が残留するようなことを防止できる。
が設けられているから、この結合手段を介して垂直方向
に回転するバスケット駆動用の駆動用のウォームホイー
ルもしくはスパイラルギャを結合できる。この為、垂直
方向に回転するバスケットを取り付けたことにより部品
がバスケット内でいろいろな方向に転倒するからワッシ
ャのような薄板状の部品でもワッシャ同志が密着するこ
とがなく前面を洗浄でき、又カップ状の部品でも内部に
洗浄液が残留するようなことを防止できる。
【図1】水平方向に回転するバスケットを取り付けた状
態の洗浄装置の縦断側面図である。
態の洗浄装置の縦断側面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】垂直方向に回転するバスケットを取り付けた状
態の洗浄装置の縦断側面図である。
態の洗浄装置の縦断側面図である。
【図4】図3の正面図である。
【図5】バスケットの内部にノズルを設けた例を示すバ
スケットの斜視図である。
スケットの斜視図である。
【図6】台車に対する垂直方向に回転するバスケットの
取り付け構造の他の実施例を示す一部切欠き正面図であ
る。
取り付け構造の他の実施例を示す一部切欠き正面図であ
る。
5 レール 9 台車 10 枠体 11 第1のシャフト 13,16 ベベルギャ 15 第2のシャフト 17 クラッチ機構 25 バスケット 28 ローラ 31,31a 動力伝達機構 32 ウォームホイール 33 チエーンスプロケット 34 チエーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B08B 3/02
Claims (1)
- 【請求項1】 レールと、レール上を走行する台車と、
台車の枠体に縦方向に回転自在に挿入した第1のシャフ
トと、台車の枠体に水平方向に回転自在に設けた第2の
シャフトと、第1のシャフトと第2のシャフトの先端に
設けられて互いに噛み合うベベルギャと、第2のシャフ
トの後端に設けられて回転駆動源に着脱自在に結合され
るクラッチ機構と、第1のシャフトの上端に着脱自在に
結合されたウォームホイール又はスパイルギャと、ウォ
ームホイール又はスパイラルギャの動力をチエーンスプ
ロケットの回転に変換する動力伝達機構と、チエーンス
プロケットに噛み合って回転するチエーンと、チエーン
の回転で垂直方向に回転するバスケットと、バスケット
を回転自在に支持するローラとからなる機械部品の洗浄
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28667192A JP3328701B2 (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | 機械部品の洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28667192A JP3328701B2 (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | 機械部品の洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06114347A JPH06114347A (ja) | 1994-04-26 |
JP3328701B2 true JP3328701B2 (ja) | 2002-09-30 |
Family
ID=17707458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28667192A Expired - Fee Related JP3328701B2 (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | 機械部品の洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3328701B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-01 JP JP28667192A patent/JP3328701B2/ja not_active Expired - Fee Related
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