JP3327890B2 - 情報検索装置 - Google Patents

情報検索装置

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JP3327890B2
JP3327890B2 JP2000015156A JP2000015156A JP3327890B2 JP 3327890 B2 JP3327890 B2 JP 3327890B2 JP 2000015156 A JP2000015156 A JP 2000015156A JP 2000015156 A JP2000015156 A JP 2000015156A JP 3327890 B2 JP3327890 B2 JP 3327890B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットに
接続して運用され、該インターネット上の端末からの要
求に応じて、情報を登録し保存する処理と、該保存され
た登録情報を検索する処理とを行う情報検索装置(WW
Wサーバー等)に利用されるものであり、特に、情報登
録者が提供した情報を情報検索者が検索した際の検索履
歴を保存しておき、情報登録者が前記検索履歴を検索す
ることで、情報検索者のニーズに、より適合した情報を
提供したり、情報登録者から情報検索者へ直接アクセス
できる手段を提供できるようにした情報検索装置に関す
【0002】近年、インターネット等のオープンネット
ワークを使った不特定多数の人々による情報提供、情報
公開等が広く行なわれているが、提供している情報を、
それを必要としている人に見てもらうのはなかなか難し
い状況にある。また、利用者(情報検索者)がどのよう
な情報を求めているのかを提供者(情報登録者)が把握
する手段も十分とは言えない。そこで、このような状況
を改善することが要望されていた。
【0003】
【従来の技術】図10は従来例の説明図である。この例
は、インターネットに情報検索サーバー3と複数の端末
1、2を接続したシステムであり、情報登録者が端末1
から要求した登録情報を情報検索サーバー(例えば、W
WWサーバー)3に登録して保存すると共に、情報検索
サーバー3では、情報検索者が端末2から要求した検索
条件に該当する登録情報を、前記保存している登録情報
から検索し、検索結果を端末2へ送信する情報登録/検
索システムの例である。
【0004】この場合、情報検索サーバー3には、登録
情報を登録して保存する登録情報保存装置6を備えると
共に、端末1から要求した登録情報を登録情報保存装置
6に登録して保存する処理を行う情報登録部4と、端末
2から要求した検索条件に該当する登録情報を登録情報
保存装置6から検索する処理を行う情報検索部5を備え
ている。
【0005】登録情報の登録時には、情報登録者が端末
1を操作して登録情報を入力し、情報検索サーバー3に
対し、前記入力した登録情報の登録要求をインターネッ
トを介して送信する。この時、情報検索サーバー3で
は、情報登録部4が受信情報の内容を解析し、登録要求
された登録情報を登録情報保存装置6に登録して保存す
る。
【0006】そして、情報検索者が端末2を操作して検
索条件を入力し、情報検索サーバー3に対して情報検索
要求を送信する。この場合、前記情報検索要求には、検
索のためのキーワード等をベースとした検索条件を含ん
でいる。この時、情報検索サーバー3では、情報検索部
5が受信情報の内容を解析し、その受信情報中の検索条
件に該当する登録情報を登録情報保存装置6から検索
し、検索結果を端末2へ送信する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。
【0008】(1) :従来のインターネットを利用した情
報登録/検索システムでは、「情報登録者及び登録情
報」と、「情報検索者」を結び付ける手段は、登録情報
に含まれるキーワード等をベースとした検索条件を情報
検索者が入力して検索を行う、という一手段しかなかっ
た。
【0009】このため、提供している情報を、それを必
要としている人に見てもらうのはなかなか難しい。ま
た、利用者(情報検索者)がどのような情報を求めてい
るのかを提供者(情報登録者)が把握する手段も十分で
はない。
【0010】(2) :例えば、情報登録者からの要求に応
じて、登録情報保存装置6に人材情報(求職、求人情報
等)を登録した場合、前記人材情報には、専門分野、経
験、能力等の単純なコードでは実態を正しく表せないた
め、文言で表現せざるを得ない情報がある。このような
情報についての検索は、キーワードを指定して、そのキ
ーワードが登録情報保存装置6の登録情報中に含まれて
いるかどうかで検索を行なっている。
【0011】しかし、情報登録者と情報検索者の間で個
々のキーワードの軽重判断、表現の仕方等に相違がある
と検索で一致しないことが往々にしてある。例えば、情
報登録者が、[職歴]=「パッケージ・ソフトウェア開
発3年」(実際は、技術的に高度なプログラミング開発
経験3年)、[キーワード]=「コンピュータ、ソフト
ウェア、プログラミング、システム設計」(大きな分類
で広範囲な表現)の情報を端末1から入力して情報登録
を行なったとする。
【0012】そして、情報検索者が、[職歴]=「ソフ
トウェア開発5年以上」(実際に求められているのは、
プログラミングの専門家で、5年には拘らない)、[キ
ーワード]=「インターネット、CGI、プログラミン
グ」(自分が求めている分野に焦点を絞った具体的な表
現)の検索条件を端末2から入力して検索を行なったと
する。この場合の情報検索では、情報登録者と情報検索
者の間で個々のキーワードの軽重判断、表現の仕方等に
相違があり検索で一致しない。
【0013】(3) :従来は、個人情報を人材バンク等の
データベースへ登録しても、それが、どのような条件で
検索され、利用されているのかが情報登録者には分から
なかった。そのため、実際には条件が一致している前記
の例の2人(情報登録者、情報検索者)をマッチングさ
せるには、仲介者の存在(判断)が必須であり、人材バ
ンク会社の社員等がそれを行なっていた。このように、
従来は、情報を登録しても、この情報を十分に利用でき
なかった。
【0014】本発明は、このような従来の課題を解決
し、情報検索者が登録情報を検索する際に使用した検索
条件等を検索履歴情報として保存しておき、情報登録者
が前記検索履歴情報を検索して情報検索者の情報ニーズ
を分析し、ニーズに合った情報提供をしたり、情報検索
者へ直接アクセスしたりする手段を提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は本発明のシステム
構成図である。本発明は前記の目的を達成するため、次
のように構成した。
【0016】インターネットに接続して運用され、該イ
ンターネット上の端末からの要求に応じて、登録情報を
登録情報保存装置6に登録して保存する処理と、端末か
ら指定された検索条件に該当する登録情報を登録情報保
存装置6から検索する処理とを行う情報検索装置(情報
検索サーバー3)において、情報検索時の検索履歴を保
存しておく検索履歴保存装置8と、端末から指定された
検索条件に該当する登録情報を登録情報保存装置6から
検索し、その検索履歴を検索履歴保存装置8に保存する
情報検索手段(情報検索部5)と、端末から指定された
検索条件に該当する検索履歴を検索履歴保存装置8から
検索し、その検索履歴を検索履歴保存装置8に保存する
検索履歴検索手段(検索履歴検索部7)を備えると共
に、 前記情報検索手段(情報検索部5)は、端末からの
検索履歴保存指定が有る場合にのみ、前記検索履歴を前
記検索履歴保存装置8に保存すると共に、端末から検索
履歴保存指定が有り、かつ、検索者の連絡先(例えば、
パソコンを通じて会員を集めている場合には、その会員
番号)の保存指定が有る場合は、前記検索履歴と併せて
検索者の連絡先を前記検索履歴保存装置8に保存し、端
末から検索履歴保存指定が有り、かつ、検索者の連絡先
の保存指定が無い場合は、検索履歴を前記検索履歴保存
装置8に保存する機能を備え、 前記検索履歴検索手段
(検索履歴検索部7)は、端末からの検索履歴保存指定
が有る場合にのみ、前記検索履歴を前記検索履歴保存装
置8に保存すると共に、端末から検索履歴保存指定が有
り、かつ、検索者の連絡先の保存指定が有る場合は、前
記検索履歴と併せて検索者の連絡先を前記検索履歴保存
装置8に保存し、端末から検索履歴保存指定が有り、か
つ、検索者の連絡先の保存指定が無い場合は、検索履歴
を前記検索履歴保存装置8に保存する機能を備えてい
る。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】(作用)前記構成に基づく本発明の作用
を、図1に基づいて説明する。
【0021】情報検索手段(情報検索部5)は、端末か
ら指定された検索条件に該当する登録情報を登録情報保
存装置6から検索し、その検索履歴を検索履歴保存装置
8に保存する。また、検索履歴検索手段(検索履歴検索
部7)は、端末から指定された検索条件に該当する検索
履歴を検索履歴保存装置8から検索し、その検索履歴を
検索履歴保存装置8に保存する。
【0022】このように、情報検索者が登録情報を検索
する際に使用した検索条件等を検索履歴情報として保存
しておき、情報登録者が前記検索履歴情報を検索して情
報検索者の情報ニーズを分析することにより、情報検索
者のニーズに合った情報を提供することが可能になる。
【0023】また、情報検索手段(情報検索部5)は、
端末からの検索履歴保存指定が有る場合にのみ、前記検
索履歴を検索履歴保存装置8に保存すると共に、端末か
ら検索履歴保存指定が有り、かつ、検索者の連絡先の保
存指定が有る場合は、前記検索履歴と併せて検索者の連
絡先を検索履歴保存装置8に保存し、端末から検索履歴
保存指定が有り、かつ、検索者の連絡先の保存指定が無
い場合は、検索履歴を前記検索履歴保存装置8に保存す
る。
【0024】このように、端末からの検索履歴保存指定
が有る場合にのみ、前記検索履歴を保存し、検索履歴保
存指定が無い場合には検索履歴を保存しないので、プラ
イバシの保護が可能になる。また、情報登録者(端末1
側)が検索履歴保存装置8の検索履歴情報を検索するこ
とにより、情報検索者(端末2側)の連絡先を知ること
ができる。従って、情報登録者(端末1側)から情報検
索者(端末2側)へ直接アクセスする手段を提供でき
る。
【0025】また、検索履歴検索手段(検索履歴検索部
7)は、端末からの検索履歴保存指定が有る場合にの
み、前記検索履歴を検索履歴保存装置8に保存すると共
に、端末から検索履歴保存指定が有り、かつ、情報検索
者の連絡先の保存指定が有る場合は、前記検索履歴と併
せて前記検索者の連絡先を検索履歴保存装置8に保存
し、端末から検索履歴保存指定が有り、かつ、検索者の
連絡先の保存指定が無い場合は、検索履歴を前記検索履
歴保存装置8に保存する。
【0026】このように、端末からの検索履歴保存指定
が有る場合にのみ、前記検索履歴を保存し、検索履歴保
存指定が無い場合には検索履歴を保存しないので、プラ
イバシの保護が可能になる。また、情報検索者(端末2
側)が検索履歴保存装置8の検索履歴情報を検索するこ
とにより、情報登録者(端末1側)の連絡先を知ること
ができる。従って、情報検索者(端末2側)から情報登
録者(端末1側)へ直接アクセスする手段を提供でき
る。
【0027】
【0028】
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。
【0030】§1:システムの説明 図1はシステム構成図である。このシステムは、情報検
索者が登録情報を検索する際に入力した検索条件等の情
報を、情報検索サーバー(WWWサーバー)3に検索履
歴情報として保存しておき、情報登録者がその検索履歴
情報を検索して情報検索者の情報ニーズを分析し、ニー
ズに合った情報提供をしたり、情報検索者へ直接アクセ
スできる手段を提供できるシステムである。具体的には
次の通りである。
【0031】図1に示したように、このシステムはイン
ターネットに情報検索サーバー(WWWサーバー)3
と、複数の端末1、2を接続して運用されるシステムで
あり、端末1から情報登録者が送信した登録情報を情報
検索サーバー3に登録して保存し、該情報検索サーバー
3では、端末2から情報検索者が入力した検索条件に該
当する情報を前記保存情報から検索するインターネット
を利用したシステム例である。
【0032】この場合、情報検索サーバー3には、登録
情報を登録して保存する登録情報保存装置6と、情報検
索時の検索履歴を保存しておく検索履歴保存装置8と、
端末2から指定された検索条件に該当する登録情報を登
録情報保存装置6から検索し、その検索履歴を検索履歴
保存装置8に保存する情報検索部5と、端末1から指定
された検索条件に該当する検索履歴を検索履歴保存装置
8から検索し、その検索履歴を検索履歴保存装置8に保
存する検索履歴検索部7を備えている。
【0033】このシステムでは、情報登録者が端末1を
操作することにより、情報検索サーバー3への情報登録
要求をインターネットを介して送信する。この時、情報
検索サーバー3では、端末1からの情報登録要求を受信
すると、情報登録部4が前記情報登録要求の内容を解析
し、要求された登録情報を登録情報保存装置6へ登録す
る。
【0034】また、情報検索者が端末2を操作すること
により、情報検索サーバー3へ情報検索要求を送信す
る。この場合、前記情報検索要求には、検索のためのキ
ーワード等をベースとした検索条件を含んでいる。この
時、情報検索サーバー3では、前記情報検索要求を受信
すると、情報検索部5が前記受信情報の内容を解析し、
その内容に応じて登録情報保存装置6から該当する情報
を検索すると共に、前記検索した検索履歴情報を検索履
歴保存装置8へ保存する(端末からの保存指定があった
場合のみ保存する)。そして、情報検索サーバー3は、
前記検索結果を端末2へ送信し、情報検索者に提示す
る。
【0035】また、情報登録者が端末1を操作すること
により、情報検索サーバー3へ検索履歴検索要求を送信
する。そして、情報検索サーバー3では、前記要求を受
信すると、検索履歴検索部7が前記受信情報の内容を解
析し、その内容に応じて検索履歴保存装置8から検索条
件に該当する情報を検索すると共に、前記検索した検索
履歴情報を検索履歴保存装置8へ格納して保存する(端
末からの保存指定があった場合のみ保存する)。
【0036】そして、情報検索サーバー3は、前記検索
結果を端末1へ送信し、情報登録者に提示する。なお、
前記情報登録部4、情報検索部5、検索履歴検索部7の
機能は、それぞれプログラムの実行により実現するもの
である。
【0037】§2:情報検索処理の説明 図2は情報検索処理フローチャートである。以下、図1
に示したシステムにおける情報検索処理を図2に基づい
て説明する。なお、S1〜S7は各処理ステップを示
す。
【0038】以下に説明する処理は、端末2の情報検索
者が情報検索を行う際の処理であり、この処理を始める
前に、端末1の情報登録者により、情報検索サーバー3
の登録情報保存装置6に情報が登録されているものとす
る。この場合、前記情報の登録処理は従来例と同じなの
で、説明は省略する。
【0039】端末2の情報検索者が情報検索を行う場
合、先ず、端末2より、検索条件、検索履歴保存可否
(検索履歴を保存するか否かの保存指定情報)、検索者
連絡先を入力し(S1)、この入力情報を元に、インタ
ーネットを介して情報検索サーバー3へ検索要求を送信
する。
【0040】前記検索要求を受信した情報検索サーバー
3では、情報検索部5が受信情報を解析し、前記検索条
件に該当する登録情報を登録情報保存装置6から検索す
る(S2)。この時、情報検索部5は、前記受信情報に
検索履歴の保存指定が有るかどうかを判断し(S3)、
検索履歴の保存指定が有れば、更に、検索者の連絡先の
指定があるかどうかを判断する(S4)。
【0041】その結果、検索者の連絡先指定が有れば、
検索条件、検索対象(登録情報)、検索件数、検索日
時、検索者連絡先を検索履歴保存装置8へ記録する(S
5)。その後、情報検索サーバー3は、前記情報検索部
5が検索した検索結果を端末2へ送信(出力)し(S
6)、この処理を終了する。
【0042】また、前記S3の処理で、検索履歴の保存
指定が無ければ、S6の処理へ移行する。更に、S4の
処理で、検索者の連絡先の指定が無ければ、検索条件、
検索件数、検索対象(登録情報)、検索日時を検索履歴
保存装置8へ記録(S7)し、S6の処理へ移行する。
【0043】なお、前記処理において、検索者の連絡先
は、情報登録者と情報検索者の間で、直接、連絡できる
ようにするための情報であり、この情報はオプションと
しても実施できる。また、前記S3の処理を無くし、端
末からの検索履歴保存指定の有無に係わらず、全ての検
索履歴を保存するようにしても実施できる。
【0044】§3:検索履歴検索処理の説明 図3は検索履歴検索処理フローチャートである。以下、
図1に示したシステムにおける検索履歴検索処理を図3
に基づいて説明する。なお、S11〜S17は各処理ス
テップを示す。
【0045】以下に説明する処理は、端末1の情報登録
者が検索履歴の検索を行う際の処理であり、この処理を
始める前に、端末2の情報検索者により、情報検索サー
バー3の登録情報保存装置6に対する検索が行なわれ、
その検索履歴が、検索履歴保存装置8に保存されている
ものとする。
【0046】端末1の情報登録者が検索履歴の検索を行
う場合、先ず、端末1より、検索条件、検索履歴保存可
否(検索履歴を保存するか否かの指定情報)、検索者連
絡先を入力し(S11)、この入力情報を元にインター
ネットを介して情報検索サーバー3へ検索履歴情報の検
索要求を送信する。
【0047】前記検索履歴の検索要求を受信した情報検
索サーバー3では、検索履歴検索部7が受信情報を解析
し、検索条件に該当する検索履歴を検索履歴保存装置8
から検索する(S12)。そして、検索履歴検索部7
は、前記検索要求に検索履歴の保存指定があるかどうか
を判断し(S13)、検索履歴の保存指定が有れば、検
索者の連絡先の指定があるかどうかを判断する(S1
4)。
【0048】その結果、検索者の連絡先指定が有れば、
検索条件、検索対象(検索履歴)、検索件数、検索日
時、検索者連絡先を検索履歴保存装置8へ保存する(S
15)。その後、情報検索サーバー3は、前記検索履歴
検索部7が検索した検索履歴の検索結果を端末1へ送信
(出力)し(S16)この処理を終了する。
【0049】また、前記S13の処理で、検索履歴の保
存指定が無ければ、S16の処理へ移行する。更に、S
14の処理で、検索者の連絡先の指定が無ければ、検索
条件、検索件数、検索対象(検索履歴)、検索日時を検
索履歴保存装置8へ保存し(S17)、S16の処理へ
移行する。
【0050】以上のようにすれば、情報登録者(端末1
側)は、検索履歴保存装置8の検索履歴を検索すること
で、情報検索者(端末2側)の連絡先が分かれば、その
連絡先へ直接連絡(情報登録者→情報検索者へ連絡)す
ることも可能である。また、情報検索者(端末2側)
は、前記と同様の処理により検索履歴保存装置8の検索
履歴を検索することで、情報登録者(端末1側)の連絡
先が分かれば、その連絡先へ直接連絡(情報検索者→情
報登録者へ連絡)することも可能である。
【0051】なお、前記処理において、検索者の連絡先
は、情報登録者と情報検索者の間で、直接、連絡できる
ようにするための情報であり、この情報はオプションと
しても実施できる。また、前記S13の処理を無くし、
端末からの検索履歴保存指定の有無に係わらず、全ての
検索履歴を保存するようにしても実施できる。また、前
記検索履歴検索処理は次のようにしても実施できる。
【0052】(1) :検索履歴保存装置8の内容をそのま
まで、検索履歴保存装置8に保存されている全ての検索
履歴情報を端末へ出力する。この場合、前記端末からの
検索条件を「全ての検索履歴情報」のように設定すれば
良い。そして、端末側で、受信した情報を画面に表示し
たり、プリンタで印刷したりできるようにする。
【0053】(2) :検索履歴保存装置8の内容をそのま
まで、端末から指定した検索条件で検索履歴保存装置8
に保存されている検索履歴情報を絞り込み、その絞り込
んだ情報を端末へ出力する。そして、端末側で、受信し
た情報を画面に表示したり、プリンタで印刷したりでき
るようにする。この場合、前記端末からの検索条件に
「検索履歴情報の絞り込み」を要する旨、設定すれば良
い。
【0054】(3) :検索履歴保存装置8の内容を編集し
て、編集後の検索履歴情報を端末へ出力する。そして、
端末側で、受信した情報を画面に表示したり、プリンタ
で印刷したりできるようにする。この場合、前記端末か
らの検索条件に「検索履歴情報の編集」を要する旨、設
定すれば良い。
【0055】(4) :検索履歴保存装置8の内容を編集し
て、編集後の検索履歴情報を、端末から指定した検索条
件で絞り込み、その絞り込んだ情報を端末へ出力する。
そして、端末側で、受信した情報を画面に表示したり、
プリンタで印刷したりできるようにする。この場合、前
記端末からの検索条件に「検索履歴情報の編集/絞り込
み」を要する旨、設定すれば良い。なお、前記(3) 、
(4) の編集形態としては、次のような形態が適用可能で
ある。
【0056】:編集形態1 端末利用者から見た時、情報量を減らさずに、より使い
易くする場合、例えば、重複したキーワードを1つに
し、出現頻度を付加する(出現頻度が少ないキーワード
もカットしない)。
【0057】:編集形態2 利用者の目的に応じて、一部の情報をカットする場合、
例えば、重複したキーワードを1つにする。この時、出
現頻度は付加しない(適切なキーワードだけ分かればよ
い場合)。また、重複したキーワードを1つにし、出現
頻度を付加する。この時、出現頻度が少ないキーワード
はカットする(情報ニーズを把握したい場合等)。
【0058】§4:人材掲示板システムと処理概要等の
説明 (1) :人材掲示板システムの説明 図4は人材掲示板システムの説明図である。このシステ
ムは、図1に示したシステムを人材掲示板システムに適
用した具体例であり、情報検索者が登録情報を検索する
際に入力する検索条件等を、人材掲示板システム(WW
Wサーバー)11に検索履歴として保存しておき、情報
登録者がその検索履歴を検索して情報検索者の情報ニー
ズを分析し、ニーズに合った情報提供をしたり、情報検
索者へ直接アクセスできる手段を提供するシステムであ
る。具体的には次の通りである。なお、以下の説明で
は、前記人材掲示板システム(WWWサーバー)11
を、単に、「WWWサーバー11」とも記す。
【0059】また、以下に説明する「会員番号」は、前
記「連絡先」に相当する情報であり、人材掲示板システ
ムでは、「人材バンク会員番号」、「人材情報サービス
会員番号」、「人材掲示板サービス会員番号」等であ
る。また、「会員」は、「人材バンク会員」、「人材情
報サービス会員」、「人材掲示板サービス会員」等のこ
とである。なお、以下の説明では、単に、「会員」或い
は「会員番号」と記す。
【0060】このシステムはインターネットにWWWサ
ーバー11と複数の端末1、2を接続して運用され、端
末1から情報登録者が送信した登録情報をWWWサーバ
ー11に登録して保存し、端末2から情報検索者が要求
した検索情報に応じて、WWWサーバー11に保存され
ている情報を検索するものである。
【0061】この場合、WWWサーバー11には、会員
になるための入会処理を行う入会処理部12と、個人情
報の登録や変更処理を行う個人情報登録・変更処理部1
3と、個人情報の検索処理を行う個人情報検索処理部1
4と、検索履歴の検索処理を行う検索履歴検索処理部1
5と、メッセージの送受信処理を行うメッセージ送受信
処理部16と、会員情報を保存する会員管理ファイル1
7と、個人情報を保存する個人情報ファイル18と、検
索履歴を保存する検索履歴ファイル19と、メッセージ
を保存する私書箱ファイル20等を備えている。
【0062】なお、前記個人情報ファイル18、検索履
歴ファイル19はそれぞれ図1の登録情報保存装置6、
検索履歴保存装置8に対応し、個人情報登録・変更処理
部13、個人情報検索処理部14、検索履歴検索処理部
15は、それぞれ図1の情報登録部4、情報検索部5、
検索履歴検索部7に対応する。
【0063】また、前記入会処理部12、個人情報登録
・変更処理部13、個人情報検索処理部14、検索履歴
検索処理部15、メッセージ送受信処理部16の機能
は、それぞれプログラムの実行により実現するものであ
る。
【0064】(2) :処理概要の説明 :前記WWWサーバー11へ利用者が匿名で個人情報
(個人データ、求職・求人等の希望等)を登録し、イン
ターネットを介して不特定多数(別の求人・求職希望者
等)が、その情報へアクセスできるようにする。
【0065】:個人情報の検索を行う時、その検索条
件や検索依頼者に関する情報等をWWWサーバー11の
検索履歴ファイル19へ格納して保存しておき、この検
索履歴ファイル19の内容(実際の求人・求職について
の希望条件)の検索も可能にする。
【0066】:前記機能を使って、求職側、求人側が
対等な関係で双方向に情報検索を行ない、仲介者無しで
「出会い」の機会を見つける。
【0067】(3) :従来例との比較説明 人材情報には、専門分野、経験、能力等の単純なコード
では実態を正しく表せないため、文言で表現せざるを得
ない情報がある。このような情報についての検索は、従
来、キーワードを指定して、そのキーワードが登録情報
中に含まれているかどうかで検索を行なっている。しか
し、情報登録者と情報検索者の間で個々のキーワードの
軽重判断、表現の仕方等に相違があると検索で一致しな
いことが往々にしてある。
【0068】例えば、情報登録者が、[職歴]=「パッ
ケージ・ソフトウェア開発3年」(実際は、技術的に高
度なプログラミング開発経験3年)、[キーワード]=
「コンピュータ、ソフトウェア、プログラミング、シス
テム設計」(大きな分類で広範囲な表現)の情報を端末
1から入力して情報登録を行なったとする。
【0069】そして、情報検索者が、[職歴]=「ソフ
トウェア開発5年以上」(実際に求められているのは、
プログラミングの専門家で、5年には拘らない)、[キ
ーワード]=「インターネット、CGI、プログラミン
グ」(自分が求めている分野に焦点を絞った具体的な表
現)の検索条件を端末2から入力して検索を行なったと
する。この場合の情報検索では、情報登録者と情報検索
者の間で個々のキーワードの軽重判断、表現の仕方等に
相違があり検索で一致しない。
【0070】このように、従来は、個人情報を人材バン
ク等のデータベースへ登録しても、それが、どのような
条件で検索され、利用されているのかが情報登録者には
分からなかった。そのため、実際には条件が一致してい
る前記の2人(情報登録者、情報検索者)をマッチング
させるには、仲介者の存在(判断)が必須であり、人材
バンク会社の社員等がそれを行なっていた。従って、従
来は、情報を登録しても、この情報を十分に利用できな
かった。
【0071】これに対して本発明のシステムでは、例え
ば、或る条件に合った人を探しているという検索者情報
を、情報登録者が検索できると共に、情報検索者とコン
タクトを取り情報交換することによって、仲介者の介在
なしの人材マッチングが可能になる。
【0072】従って、本発明のシステムでは、人と人を
結び付けるサービスを安価に提供できる。また、仲介者
がボトルネックにならない事と、インターネットを利用
することにより、実質的に無制限に近い人数の個人情報
の登録と検索が可能になり、求める人(求職)と出会え
る機会が増大する。また、匿名で登録できるので在職中
の人でも簡単に登録でき、より自分に適した仕事に出会
える機会が増える。また、求職、求人だけでなく、新規
事業のアイデア等を有するものが広く同志を募る場とし
ても利用できる。
【0073】§5:人材掲示板システムの処理の説明 (1) :会員への入会処理の説明 会員への入会手続きは次のようにして行う。
【0074】:入会希望者は、端末(例えば、パーソ
ナルコンピュータ)1、又は2を操作して、会員登録画
面を表示する。
【0075】:そして、前記会員登録画面上でパスワ
ードを入力し、WWWサーバー11へ送信する。
【0076】:WWWサーバー11では、端末からの
情報を受信すると、入会処理部12は、前記受信情報か
ら会員番号を採番して、会員番号とパスワードを会員管
理ファイル17へ登録する。
【0077】:WWWサーバー11は、前記端末へ会
員登録完了を送信し、該端末の画面にメッセージを表示
する。
【0078】(2) :個人情報登録・変更処理の説明 個人情報登録・変更処理は次のようにして行う。なお、
この処理での端末の画面(個人情報登録・変更画面)を
図5に示す。
【0079】:情報登録者は、端末1の画面に、会員
番号入力画面を表示する。
【0080】:会員番号(例えば、「0123456
789」)を入力してWWWサーバー11へ送信する。
【0081】:WWWサーバー11は、端末1からの
情報を受信すると、個人情報登録・変更処理部13は、
会員管理ファイル17を検索し、前記受信情報から取り
出した会員番号が登録されているかどうかを判断する。
その結果、登録されていない場合は、前記端末1へ「指
定の会員番号は未登録です」との主旨のメッセージを送
信し、該端末1の画面に表示する。
【0082】:前記の処理で、会員番号が登録され
ていた場合、個人情報登録・変更処理部13は、個人情
報ファイル18を検索して、入力された会員番号(01
23456789)の会員の個人情報を読み込み、端末
1へ前記個人情報を送信し、該端末1の画面に表示する
(図5参照)。
【0083】この場合、入会直後であれば、情報が未登
録なので、会員番号以外の項目は全て空白で表示する。
この時、パスワード入力欄と前回登録・更新日時も合わ
せて表示する。なお、前回登録・変更日時は、会員管理
ファイル17に会員毎に登録されているものを使用す
る。
【0084】:入会直後であれば、端末から自分が登
録したい個人情報(最終学歴、職歴、資格等、特記事項
(キーワード)、希望職種、希望勤務地、年収(現在、
希望)、配偶者の有無、健康状態、趣味等)を入力す
る。そうでなければ、既に登録している個人情報の内、
変更したい箇所を変更する。
【0085】なお、この場合の特記事項は、「米国のソ
フト会社でオブジェクト指向技術を習得、コンピュー
タ、ソフトウェア、プログラミング、システム設計」と
の情報を入力している。
【0086】:パスワード入力欄へ自分のパスワード
を入力してWWWサーバー11へ送信する。
【0087】:WWWサーバー11では、端末1から
の情報を受信すると、個人情報登録・変更処理部13
は、会員管理ファイル17を検索して、前記受信情報か
ら取り出したパスワードと、会員管理ファイル17に登
録されているパスワードとを比較する。
【0088】:前記パスワード比較の結果、パスワー
ドが一致したら、個人情報登録・変更処理部13は次の
ように処理を行う。
【0089】a:端末で入力された個人情報で、個人情
報ファイル18を更新する。
【0090】b:会員管理ファイル17の当該会員の前
回登録・更新日時を、この時の日時に置き換える。
【0091】c:個人情報の登録・変更処理が終了した
ら、端末1へ個人情報の登録・変更処理が完了した旨の
メッセージを送信し、このメッセージを受信した端末1
は、画面上に、個人情報の登録・変更処理が完了した旨
のメッセージを表示する。
【0092】:前記パスワード比較の結果、パスワー
ドが一致しなかったら、端末1へ「パスワードが正しく
ないので更新できません」との主旨のメッセージを送信
し、このメッセージを受信した端末1は、画面上に、
「パスワードが正しくないので更新できません」との主
旨のメッセージを表示する。
【0093】(3) :個人情報検索処理(登録情報の検索
処理)の説明 個人情報検索処理(登録情報の検索処理)は次のように
して行う。
【0094】:情報検索者は、端末2の画面に個人情
報検索条件入力画面を表示する。
【0095】:情報検索者は、端末2の画面で、会員
番号、検索条件等を入力してWWWサーバー11へ送信
する。この場合の画面表示例(個人情報の検索)を図6
のA図に示す。
【0096】この例では、会員番号=00000020
01、検索履歴保存指定=「登録する」、検索条件=1
*2*3である。なお、前記検索条件の1、2、3はそ
れぞれ検索式−1、検索式−2、検索式−3を示し、*
印はAND(論理積)を示す。この場合、検索式−1=
特記事項(インターネット、CGI、プログラミン
グ)、検索式−2=職歴(ソフトウェア)、検索式−3
=経験(5年以上)となっている。
【0097】:WWWサーバー11では、端末2から
の情報を受信すると、個人情報検索処理部14は、受信
情報から取り出した検索条件に該当する個人情報を個人
情報ファイル18から検索する。
【0098】:この場合、個人情報検索処理部14
は、前記受信情報に検索履歴を保存する指定情報が有る
かどうかを判断し、前記保存指定情報が有れば、前記個
人情報ファイル18の検索で見つかった個人情報の総件
数、入力された検索条件、検索要求のあった会員番号、
検索日時等を、検索履歴ファイル19へ格納する。
【0099】:WWWサーバー11は、前記検索結果
を端末2へ送信し、端末2の画面上に、検索結果を表示
する。この場合の表示画面例(個人情報の検索結果)を
図6のB図に示す。この例では、「検索条件にマッチす
る登録情報は0件でした。」との検索結果情報が表示さ
れている。
【0100】(4) :検索履歴検索処理(登録情報の検索
時に指定されている条件を検索)の説明 検索履歴検索処理(登録情報の検索時に指定されている
条件を検索)は、次のようにして行う。
【0101】:情報登録者は、端末1の画面に検索履
歴検索条件入力画面を表示する。例えば、端末1の情報
登録者が登録した情報を、どのように利用されたかを調
べるような場合、端末1の情報登録者が、情報検索者と
なってこの検索履歴検索を行う場合がある。
【0102】:この場合、前記画面上で会員番号、検
索条件等を入力してWWWサーバー11へ送信する。こ
の時の入力画面(検索履歴の検索画面)例を、図7のA
図に示す。この例では、会員番号=012345678
9、検索履歴保存指定=「登録する」、検索条件=1+
2である。なお、前記検索条件の1、2はそれぞれ検索
式−1、検索式−2を示し、+印はOR(論理和)を示
す。この場合、検索式−1=特記事項(プログラミン
グ)、検索式−2=職歴(プログラミング)となってい
る。
【0103】:WWWサーバー11は、端末1からの
情報を受信すると、検索履歴検索処理部15は、前記受
信情報から検索条件を取り出し、検索履歴ファイル19
から前記検索条件に該当する検索履歴情報を検索する。
【0104】:前記検索の結果、検索履歴検索処理部
15は、前記受信情報に検索履歴として保存する指定が
あるかどうかを判断し、検索履歴の保存指定が有れば、
前記検索で見つかった検索履歴の総件数、入力された検
索条件、検索要求のあった会員番号、検索日時等を検索
履歴ファイル19へ登録して保存する。
【0105】:検索履歴検索処理部15は、検索結果
を端末1へ送信し、端末1の画面上に、検索結果を表示
する。この場合の表示画面例(検索履歴の検索結果)を
図7のB図に示す。この例では、「検索条件にマッチす
る登録履歴は1件でした。」との検索結果情報が表示さ
れている。
【0106】(5) :メッセージ送信処理の説明 メッセージ送信処理は、次のようにして行う。
【0107】:端末の画面上に、メッセージ入力画面
を表示する。
【0108】:メッセージを送信する相手の会員番
号、自分の会員番号、メッセージを入力してWWWサー
バー11へ送信する。
【0109】:WWWサーバー11では、前記情報を
受信すると、メッセージ送受信処理部16は、前記受信
情報からメッセージを取り出して、指定された会員番号
の私書箱ファイル20へ前記メッセージを登録する。
【0110】:メッセージ送受信処理部16は、メッ
セージ受け付け完了のメッセージを該当する端末へ送信
し、端末の画面上にメッセージ受け付け完了を表示す
る。
【0111】(6) :メッセージ受信処理の説明 メッセージ受信処理は、次のようにして行う。
【0112】:端末の画面上に、メッセージ表示要求
画面を表示する。
【0113】:そして、端末の画面上から会員番号と
パスワードを入力し、WWWサーバー11へ送信する。
【0114】:WWWサーバー11では、前記情報を
受信すると、メッセージ送受信処理部16は、会員管理
ファイル17の情報を検索してパスワードが一致したか
どうかを判断し、パスワードが一致したら、その会員番
号の私書箱ファイル20に登録されているメッセージを
端末の画面に表示する。また、パスワードが不一致の場
合は、端末の画面上に、「パスワードが正しくないので
表示できません」との主旨のメッセージを表示する。
【0115】(7) :その他の説明 :前記処理において、氏名(本名)、住所(フル)、
メールアドレス等の個人を特定できる情報は、原則入力
しない(但し、本人が公開可であれば入力可)。
【0116】:パスワードは情報の登録・更新の時
と、私書箱ファイル20のメッセージを読む時のみ必
要。登録情報の閲覧はパスワード・フリーである。
【0117】:求職側、求人側の双方が登録情報を検
索すると共に、相手の検索行為(相手に対する希望条件
の指定)そのものも検索して、登録情報を改善(図8参
照)したり、私書箱ファイル20を介して直接コンタク
トを取ったりすることにより、「出会い」の機会を高め
る。
【0118】この場合、図8に示した個人情報の登録・
更新画面では、特記事項の欄が「米国のソフト会社でオ
ブジェクト指向技術を習得。コンピュータ、ソフトウェ
ア、プログラミング、システム設計、インターネット、
WWWサーバー、CGI」となっており、前記「インタ
ーネット、WWWサーバー、CGI」の情報が追加更新
され、改善されている。
【0119】§6:具体的な装置例と記録媒体の説明 図9は具体的な装置例である。前記情報検索サーバー3
(或いは、WWWサーバー11)は、ワークステーショ
ン、パーソナルコンピュータ等の任意のコンピュータに
より実現することができる。この装置は、コンピュータ
本体25と、該コンピュータ本体25に接続されたディ
スプレイ装置26、入力装置(キーボード/マウス等)
27、リムーバブルディスクドライブ(「RDD」とい
う)28、磁気ディスク装置(「MDD」という)29
等で構成されている。
【0120】そして、コンピュータ本体25には、内部
の各種制御や処理を行うCPU30と、プログラムや各
種データを格納しておくためのROM31(不揮発性メ
モリ)と、メモリ32と、インタフェース制御部(「I
/F制御部」という)33と、通信制御部34等が設け
てある。なお、前記RDD28には、フレキシブルディ
スクドライブや光ディスクドライブ等が含まれる。
【0121】前記構成の装置において、例えば、磁気デ
ィスク装置29の磁気ディスク(記録媒体)に、前記情
報検索サーバー3(或いはWWWサーバー11)の処理
を実現するためのプログラムを格納しておき、このプロ
グラムをCPU30が読み出して実行することにより、
前記情報検索サーバー3が行う処理を実行する。
【0122】しかし、本発明は、このような例に限ら
ず、例えば、MDD29の磁気ディスクに、次のように
してプログラムを格納し、このプログラムをCPU30
が実行することで前記連結領域抽出処理を行うことも可
能である。
【0123】:他の装置で作成されたリムーバブルデ
ィスクに格納されているプログラム(他の装置で作成し
たプログラムデータ)を、RDD28により読み取り、
MDD29の記録媒体に格納する。
【0124】:通信回線を介して他の装置から伝送さ
れたプログラム等のデータを、通信制御部34を介して
受信し、そのデータをMDD29の記録媒体(磁気ディ
スク)に格納する。
【0125】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。
【0126】(1) :提供している情報に関する利用者の
ニーズを情報登録者が十分に把握することができ、より
適切な情報を提供できる。すなわち、情報検索者が登録
情報を検索する際に使用した検索条件等を検索履歴情報
として保存しておき、情報登録者が前記検索履歴情報を
検索して情報検索者の情報ニーズを分析し、情報検索者
のニーズに合った情報提供をしたり、情報検索者へ直接
アクセスしたりする手段を提供することが可能になる。
【0127】(2) :従来の検索技術は、登録情報に含ま
れるキーワードをベースにしているが、キーワードは、
情報登録者と情報検索者の視点、重要性判断の尺度、語
彙等の違いにより異なったものとなり、マッチングしな
いケースが往々にして存在する。これに対して本発明で
は、情報登録者と情報検索者の双方が互いの情報を検索
できるから、情報マッチングの可能性が高められ、前記
のような従来の欠点は改善できる。
【0128】(3) :例えば、本発明を人材掲示板システ
ムに利用した場合には、次のような効果がある。すなわ
ち、従来は、個人情報を人材バンク等のデータベースへ
登録しても、それが、どのような条件で検索され、利用
されているのかが情報登録者には分からなかった。その
ため、実際には条件が一致している2人(情報登録者、
情報検索者)をマッチングさせるには、仲介者の存在
(判断)が必須であり、人材バンク会社の社員等がそれ
を行なっていた。従って、従来は、情報を登録しただけ
では、この情報を十分に利用できなかった。
【0129】これに対して本発明の情報検索装置では、
例えば、或る条件に合った人を探しているという検索者
情報を、情報登録者が検索できると共に、情報検索者と
コンタクトを取り情報交換することによって、仲介者の
介在なしに人材マッチングが可能になる。
【0130】従って、本発明では、人と人を結び付ける
サービスを安価に提供できる。また、仲介者がボトルネ
ックにならないことと、インターネットを利用すること
により、実質的に無制限に近い人数の個人情報の登録と
検索が可能になり、求める人(求職)と出会える機会が
増大する。また、匿名で登録できるので在職中の人でも
簡単に登録でき、より自分に適した仕事に出会える機会
が増える。また、求職、求人だけでなく、新規事業のア
イデア等を有するものが広く同志を募る場としても利用
できる。
【0131】(4) :請求項1では、情報検索手段は、端
末から指定された検索条件に該当する登録情報を登録情
報保存装置から検索し、検索した際の検索履歴を検索履
歴保存装置に保存する。また、検索履歴検索手段は、端
末から指定された検索条件に該当する検索履歴を検索履
歴保存装置から検索し、その検索履歴を検索履歴保存装
置に保存する。
【0132】このように、情報検索者が登録情報を検索
する際に使用した検索条件等を検索履歴情報として保存
しておき、情報登録者が前記検索履歴情報を検索して情
報検索者の情報ニーズを分析することにより、情報検索
者のニーズに合った情報を提供することが可能になる。
【0133】また、情報検索手段は、端末からの検索履
歴保存指定が有る場合にのみ、検索履歴を検索履歴保存
装置に保存すると共に、端末から検索履歴保存指定が有
り、かつ、検索者の連絡先の保存指定が有る場合は、前
記検索履歴と併せて検索者の連絡先を検索履歴保存装置
に保存し、端末から検索履歴保存指定が有り、かつ、検
索者の連絡先の保存指定が無い場合は、検索履歴を前記
検索履歴保存装置に保存する。
【0134】このように、端末からの検索履歴保存指定
が有る場合にのみ、前記検索履歴を保存し、検索履歴保
存指定が無い場合には検索履歴を保存しないので、プラ
イバシの保護が可能になる。また、情報登録者が検索履
歴保存装置の検索履歴情報を検索することにより、情報
検索者の連絡先を知ることができる。従って、情報登録
者から情報検索者へ直接アクセスする手段を提供でき
る。
【0135】また、検索履歴検索手段は、端末からの検
索履歴保存指定が有る場合にのみ、検索履歴を検索履歴
保存装置に保存すると共に、端末から検索履歴保存指定
が有り、かつ、情報検索者の連絡先の保存指定が有る場
合は、検索履歴と併せて検索者の連絡先を検索履歴保存
装置に保存し、端末から検索履歴保存指定が有り、か
つ、検索者の連絡先の保存指定が無い場合は、検索履歴
を前記検索履歴保存装置に保存する。
【0136】このように、端末からの検索履歴保存指定
が有る場合にのみ、前記検索履歴を保存し、検索履歴保
存指定が無い場合には検索履歴を保存しないので、プラ
イバシの保護が可能になる。また、情報検索者が検索履
歴保存装置の検索履歴情報を検索することにより、情報
登録者の連絡先を知ることができる。従って、情報検索
者から情報登録者へ直接アクセスする手段を提供でき
る。
【0137】
【0138】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるシステム構成図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態における情報検索処理フロ
ーチャートである。
【図3】本発明の実施の形態における検索履歴検索処理
フローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態における人材掲示板システ
ムの説明図である。
【図5】本発明の実施の形態における個人情報登録・更
新時の説明図(その1)である。
【図6】本発明の実施の形態における個人情報検索時/
個人情報検索結果の説明図であり、A図は個人情報検索
時、B図は個人情報検索結果を示す。
【図7】本発明の実施の形態における検索履歴検索時/
検索履歴検索結果の説明図であり、A図は検索履歴検索
時、B図は検索履歴検索結果を示す。
【図8】本発明の実施の形態における個人情報登録・更
新時の説明図(その2)である。
【図9】本発明の実施の形態における具体的な装置例で
ある。
【図10】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1、2 端末 3 情報検索サーバー 4 情報登録部 5 情報検索部 6 登録情報保存装置 7 検索履歴検索部 8 検索履歴保存装置 11 人材掲示板システム(WWWサーバー) 12 入会処理部 13 個人情報登録・変更処理部 14 個人情報検索処理部 15 検索履歴検索処理部 16 メッセージ送受信処理部 17 会員管理ファイル 18 個人情報ファイル 19 検索履歴ファイル 20 私書箱ファイル 26 ディスプレイ装置 27 入力装置 28 リムーバブルディスクドライブ 29 磁気ディスク装置 30 CPU(中央処理装置) 31 ROM(リードオンリ・メモリ) 32 メモリ 33 インターフェイス制御部(I/F制御部) 34 通信制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−66161(JP,A) 特開 平11−66168(JP,A) 杉山勝行,インターネット・ビジネス 最前線,OAビジネスパソコン,日本, 電波新聞社,1999年 1月 1日,第17 巻第1号,第54頁乃至第59頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/30 G06F 17/60 G06F 13/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネットに接続して運用され、該イ
    ンターネット上の端末からの要求に応じて、登録情報を
    登録情報保存装置に登録して保存する処理と、端末から
    指定された検索条件に該当する登録情報を前記登録情報
    保存装置から検索する処理とを行う情報検索装置におい
    て、 情報検索時の検索履歴を保存しておく検索履歴保存装置
    と、 端末から指定された検索条件に該当する登録情報を前記
    登録情報保存装置から検索し、その検索履歴を前記検索
    履歴保存装置に保存する情報検索手段と、 端末から指定された検索条件に該当する検索履歴を前記
    検索履歴保存装置から検索し、その検索履歴を前記検索
    履歴保存装置に保存する検索履歴検索手段を備えると共
    に、 前記情報検索手段は、端末からの検索履歴保存指定が有
    る場合にのみ、前記検索履歴を前記検索履歴保存装置に
    保存すると共に、 端末から検索履歴保存指定が有り、かつ、検索者の連絡
    先の保存指定が有る場合は、前記検索履歴と併せて検索
    者の連絡先を前記検索履歴保存装置に保存し、 端末から検索履歴保存指定が有り、かつ、検索者の連絡
    先の保存指定が無い場合は、検索履歴を前記検索履歴保
    存装置に保存する機能を備え、 前記検索履歴検索手段は、端末からの検索履歴保存指定
    が有る場合にのみ、前記検索履歴を前記検索履歴保存装
    置に保存すると共に、 端末から検索履歴保存指定が有り、かつ、検索者の連絡
    先の保存指定が有る場合は、前記検索履歴と併せて検索
    者の連絡先を前記検索履歴保存装置に保存し、 端末から検索履歴保存指定が有り、かつ、検索者の連絡
    先の保存指定が無い場合は、検索履歴を前記検索履歴保
    存装置に保存する 機能を備えていることを特徴とする情
    報検索装置。
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Non-Patent Citations (1)

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杉山勝行,インターネット・ビジネス最前線,OAビジネスパソコン,日本,電波新聞社,1999年 1月 1日,第17巻第1号,第54頁乃至第59頁

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