JP3327422B2 - 開孔率検査装置 - Google Patents
開孔率検査装置Info
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- JP3327422B2 JP3327422B2 JP27790193A JP27790193A JP3327422B2 JP 3327422 B2 JP3327422 B2 JP 3327422B2 JP 27790193 A JP27790193 A JP 27790193A JP 27790193 A JP27790193 A JP 27790193A JP 3327422 B2 JP3327422 B2 JP 3327422B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばCRT用のシャ
ドウマスクや金属スクリーンメッシュ板等の製造ライン
上で開孔率の検査を行う装置に関するものである。
ドウマスクや金属スクリーンメッシュ板等の製造ライン
上で開孔率の検査を行う装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CRTにおいて、赤用、青用、緑用の電
子銃から出力された電子ビームが、管面裏側の赤用、青
用、緑用の蛍光物質をそれぞれ確実に走査するように設
けられるシャドウマスクは、金属製の薄板により管面に
応じた大きさで形成され、全体に多数の小孔が設けられ
ている。
子銃から出力された電子ビームが、管面裏側の赤用、青
用、緑用の蛍光物質をそれぞれ確実に走査するように設
けられるシャドウマスクは、金属製の薄板により管面に
応じた大きさで形成され、全体に多数の小孔が設けられ
ている。
【0003】前記シャドウマスクの小孔は自動エッチン
グラインにより形成され、この自動エッチングラインで
は、帯状の金属薄板がその長手方向に搬送され、該金属
薄板の表裏両面に小孔のパターンに応じた耐食膜が形成
され、耐食膜が形成された金属薄板にエッチング液がス
プレーされる。これにより、耐食膜から露出する金属薄
板部分がエッチングされて、前記長手方向に間隔を置い
た複数の金属薄板箇所に多数の小孔がそれぞれ形成され
る。小孔が形成された金属薄板は、シャドウマスクの製
品サイズに応じて断裁され、さらに、CRTの管面形状
に合わせてプレスされて、シャドウマスクの製品とな
る。
グラインにより形成され、この自動エッチングラインで
は、帯状の金属薄板がその長手方向に搬送され、該金属
薄板の表裏両面に小孔のパターンに応じた耐食膜が形成
され、耐食膜が形成された金属薄板にエッチング液がス
プレーされる。これにより、耐食膜から露出する金属薄
板部分がエッチングされて、前記長手方向に間隔を置い
た複数の金属薄板箇所に多数の小孔がそれぞれ形成され
る。小孔が形成された金属薄板は、シャドウマスクの製
品サイズに応じて断裁され、さらに、CRTの管面形状
に合わせてプレスされて、シャドウマスクの製品とな
る。
【0004】ところで、前記シャドウマスクの製造工程
においては、前記エッチングによる前記小孔の形成後
に、小孔の開き具合や孔の大きさの検査、即ち、開孔率
検査を行っており、従来は、前記金属薄板の断裁後に人
手で開孔率検査を行っていた。
においては、前記エッチングによる前記小孔の形成後
に、小孔の開き具合や孔の大きさの検査、即ち、開孔率
検査を行っており、従来は、前記金属薄板の断裁後に人
手で開孔率検査を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため従来は、シャ
ドウマスクの開孔率検査をインライン化することができ
ず、検査段階で製造ラインが途切れてしまい、シャドウ
マスクの製造効率を高めることができないという不具合
があった。また、シャドウマスクの中には、グレーテッ
ド型シャドウマスクと称するものがあり、このグレーテ
ッド型シャドウマスクでは前記小孔が、CRTの表示画
面が画面の中央と周辺とで同じ明るさで見えるように、
中央寄りでは大径に形成され、周辺付近では小径に形成
されたものがあり、このような全体の開孔率が均一でな
い物品を対象とした検査では、検査箇所の位置決めを正
確に行わないと、正しい検査が行えないという不具合が
あった。本発明は上述の問題に鑑みてなされたもので、
本発明の目的は、シャドウマスク等の製造ラインを止め
ることなく開孔率を全数自動で検査でき、加えて、例え
ばグレーテッド型シャドウマスクのように、全体に均一
でない開孔率で小孔が形成された物品であっても開孔率
検査を自動で行うことができる開孔率検査装置を提供す
ることにある。
ドウマスクの開孔率検査をインライン化することができ
ず、検査段階で製造ラインが途切れてしまい、シャドウ
マスクの製造効率を高めることができないという不具合
があった。また、シャドウマスクの中には、グレーテッ
ド型シャドウマスクと称するものがあり、このグレーテ
ッド型シャドウマスクでは前記小孔が、CRTの表示画
面が画面の中央と周辺とで同じ明るさで見えるように、
中央寄りでは大径に形成され、周辺付近では小径に形成
されたものがあり、このような全体の開孔率が均一でな
い物品を対象とした検査では、検査箇所の位置決めを正
確に行わないと、正しい検査が行えないという不具合が
あった。本発明は上述の問題に鑑みてなされたもので、
本発明の目的は、シャドウマスク等の製造ラインを止め
ることなく開孔率を全数自動で検査でき、加えて、例え
ばグレーテッド型シャドウマスクのように、全体に均一
でない開孔率で小孔が形成された物品であっても開孔率
検査を自動で行うことができる開孔率検査装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、帯状で長尺の金属薄板の長手方向に間隔を置
いた複数の領域にそれぞれ形成された多数の小孔の開孔
率を検査する装置であって、前記金属薄板を前記長手方
向に搬送する搬送手段と、前記領域の所定部分を検出す
る領域検出手段と、前記領域検出手段の検出結果に基づ
いて、前記搬送手段による前記金属薄板の搬送を一時停
止させる搬送制御手段と、前記金属薄板の一時停止中
に、前記領域外の金属薄板箇所に形成された基準孔を検
出する基準孔検出手段と、前記基準孔検出手段の検出結
果に基づいて、一時停止された前記金属薄板の停止位置
を補正する補正手段と、前記金属薄板の一時停止中に、
前記領域内の複数箇所の光透過率をそれぞれ検出する複
数の光透過率検出手段と、前記各光透過率検出手段の検
出結果に基づいて、前記複数箇所の開孔率の良否を判定
する判定手段とを備え、前記各光透過率検出手段は、前
記金属薄板の搬送方向と直交する方向にそれぞれ間隔を
置いて配設され、各光透過率検出手段の間隔を調整する
間隔調整手段をさらに備えていることを特徴とする。
本発明は、帯状で長尺の金属薄板の長手方向に間隔を置
いた複数の領域にそれぞれ形成された多数の小孔の開孔
率を検査する装置であって、前記金属薄板を前記長手方
向に搬送する搬送手段と、前記領域の所定部分を検出す
る領域検出手段と、前記領域検出手段の検出結果に基づ
いて、前記搬送手段による前記金属薄板の搬送を一時停
止させる搬送制御手段と、前記金属薄板の一時停止中
に、前記領域外の金属薄板箇所に形成された基準孔を検
出する基準孔検出手段と、前記基準孔検出手段の検出結
果に基づいて、一時停止された前記金属薄板の停止位置
を補正する補正手段と、前記金属薄板の一時停止中に、
前記領域内の複数箇所の光透過率をそれぞれ検出する複
数の光透過率検出手段と、前記各光透過率検出手段の検
出結果に基づいて、前記複数箇所の開孔率の良否を判定
する判定手段とを備え、前記各光透過率検出手段は、前
記金属薄板の搬送方向と直交する方向にそれぞれ間隔を
置いて配設され、各光透過率検出手段の間隔を調整する
間隔調整手段をさらに備えていることを特徴とする。
【0007】また、本発明は、前記補正手段が、前記基
準孔検出手段及び前記各光透過率検出手段を前記金属薄
板の搬送方向に沿って移動可能に支持する支持手段と、
該支持手段を前記搬送方向に沿って移動させる第2搬送
手段と、該第2搬送手段を制御する第2制御手段とで構
成されているものとした。また、本発明は、前記領域及
び前記領域の所定部分の相対位置データを入力する入力
手段をさらに備え、前記搬送制御手段は、前記領域検出
手段の検出結果及び前記相対位置データに基づいて前記
搬送手段による前記金属薄板の搬送を一時停止させるも
のとした。
準孔検出手段及び前記各光透過率検出手段を前記金属薄
板の搬送方向に沿って移動可能に支持する支持手段と、
該支持手段を前記搬送方向に沿って移動させる第2搬送
手段と、該第2搬送手段を制御する第2制御手段とで構
成されているものとした。また、本発明は、前記領域及
び前記領域の所定部分の相対位置データを入力する入力
手段をさらに備え、前記搬送制御手段は、前記領域検出
手段の検出結果及び前記相対位置データに基づいて前記
搬送手段による前記金属薄板の搬送を一時停止させるも
のとした。
【0008】
【作用】本発明によれば、搬送手段による搬送中の金属
薄板の領域の所定部分が領域検出手段で検出されると、
搬送制御手段の制御で金属薄板の搬送が一時停止され
て、光透過率検出手段と前記領域とが大まかに位置決め
され、その上で、前記領域の近傍の金属薄板箇所に形成
された基準孔が基準孔検出手段により検出されているか
否かで、光透過率検出手段と前記領域との相対位置にず
れがあるか否かが判別され、ずれがあった場合には、補
正手段により金属薄板の停止位置が補正されて、光透過
率検出手段と前記領域とが正確に位置決めされる。そし
て、光透過率検出手段により前記領域内の複数箇所の光
透過率が検出され、その光透過率に基づいて、それら複
数箇所の開孔率の良否が判定手段により判定される。ま
た、前記金属薄板の搬送方向と直交する方向にそれぞれ
間隔を置いて配設された各光透過率検出手段の間隔が間
隔調整手段によって調整される。
薄板の領域の所定部分が領域検出手段で検出されると、
搬送制御手段の制御で金属薄板の搬送が一時停止され
て、光透過率検出手段と前記領域とが大まかに位置決め
され、その上で、前記領域の近傍の金属薄板箇所に形成
された基準孔が基準孔検出手段により検出されているか
否かで、光透過率検出手段と前記領域との相対位置にず
れがあるか否かが判別され、ずれがあった場合には、補
正手段により金属薄板の停止位置が補正されて、光透過
率検出手段と前記領域とが正確に位置決めされる。そし
て、光透過率検出手段により前記領域内の複数箇所の光
透過率が検出され、その光透過率に基づいて、それら複
数箇所の開孔率の良否が判定手段により判定される。ま
た、前記金属薄板の搬送方向と直交する方向にそれぞれ
間隔を置いて配設された各光透過率検出手段の間隔が間
隔調整手段によって調整される。
【0009】従って、光透過率検出手段による光透過率
の検出箇所の位置誤差がなくなり、前記領域内の複数箇
所の光透過率が正確に検出され、よって、例えばグレー
テッド型シャドウマスク等、全体に均一でない開孔率で
小孔が形成された物品であっても、その開孔率検査を精
度よく行うことができる。しかも、上述の動作が前記搬
送手段による搬送中の金属薄板に対して行われるため、
開孔率検査をインライン化でき、検査効率を高め、ひい
ては前記物品の製造効率を高めることができる。
の検出箇所の位置誤差がなくなり、前記領域内の複数箇
所の光透過率が正確に検出され、よって、例えばグレー
テッド型シャドウマスク等、全体に均一でない開孔率で
小孔が形成された物品であっても、その開孔率検査を精
度よく行うことができる。しかも、上述の動作が前記搬
送手段による搬送中の金属薄板に対して行われるため、
開孔率検査をインライン化でき、検査効率を高め、ひい
ては前記物品の製造効率を高めることができる。
【0010】尚、前記補正手段を、前記基準孔検出手段
及び前記各光透過率検出手段を前記金属薄板の搬送方向
に沿って移動可能に支持する支持手段と、該支持手段を
前記搬送方向に沿って移動させる第2搬送手段と、該第
2搬送手段を制御する第2制御手段とで構成してもよ
い。また、前記領域及び前記領域の所定部分の相対位置
データを入力する入力手段を設け、前記領域検出手段の
検出結果及び前記相対位置データに基づいて、前記搬送
手段による前記金属薄板の搬送を前記搬送制御手段で一
時停止させるようにしてもよい。
及び前記各光透過率検出手段を前記金属薄板の搬送方向
に沿って移動可能に支持する支持手段と、該支持手段を
前記搬送方向に沿って移動させる第2搬送手段と、該第
2搬送手段を制御する第2制御手段とで構成してもよ
い。また、前記領域及び前記領域の所定部分の相対位置
データを入力する入力手段を設け、前記領域検出手段の
検出結果及び前記相対位置データに基づいて、前記搬送
手段による前記金属薄板の搬送を前記搬送制御手段で一
時停止させるようにしてもよい。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例による開孔率検査装置の
概略構成図である。図において1は開孔率検査装置、3
はシャドウマスク形成用の金属薄板で、この金属薄板3
は帯状を呈し長尺である。
する。図1は本発明の一実施例による開孔率検査装置の
概略構成図である。図において1は開孔率検査装置、3
はシャドウマスク形成用の金属薄板で、この金属薄板3
は帯状を呈し長尺である。
【0012】前記開孔率検査装置1は、装置本体11
と、装置本体11上で前記金属薄板3を搬送させる搬送
部13と、これら装置本体11及び搬送部13の動作を
制御する制御部15とで構成されている。
と、装置本体11上で前記金属薄板3を搬送させる搬送
部13と、これら装置本体11及び搬送部13の動作を
制御する制御部15とで構成されている。
【0013】前記搬送部13は、前記装置本体11の一
側に配設されたガイドローラ1301と、他側に配設さ
れた駆動ローラ1303と、該駆動ローラ1303を回
転させるモータ1305とを備え、駆動ローラ1303
により金属薄板3は水平状態を保って装置本体11上を
搬送され、金属薄板3には、ダンサーローラ1307に
よりその長手方向に張力がかけられる。尚、前記装置本
体11及び駆動ローラ1303を過ぎた後に金属薄板3
は、シャドウマスクの大きさに応じ前記長手方向に所定
間隔を置いた箇所毎で断裁され、図中矢印Aは前記金属
薄板3の搬送方向を示す。また、本実施例では、前記駆
動ローラ1303及び前記モータ1305により搬送手
段が構成されている。
側に配設されたガイドローラ1301と、他側に配設さ
れた駆動ローラ1303と、該駆動ローラ1303を回
転させるモータ1305とを備え、駆動ローラ1303
により金属薄板3は水平状態を保って装置本体11上を
搬送され、金属薄板3には、ダンサーローラ1307に
よりその長手方向に張力がかけられる。尚、前記装置本
体11及び駆動ローラ1303を過ぎた後に金属薄板3
は、シャドウマスクの大きさに応じ前記長手方向に所定
間隔を置いた箇所毎で断裁され、図中矢印Aは前記金属
薄板3の搬送方向を示す。また、本実施例では、前記駆
動ローラ1303及び前記モータ1305により搬送手
段が構成されている。
【0014】図2は金属薄板3の平面図を示し、図2に
仮想線で示すように、金属薄板3には、多数の小孔(図
示せず)がエッチングにより形成され前記シャドウマス
クを構成する領域31が前記長手方向に間隔を置いて複
数形成され、これら小孔の小孔率が前記開孔率検査装置
1によって検査される。尚、前記小孔の径は、グレーテ
ッド型シャドウマスクにあっては、前記領域31の中央
付近では大きく、周辺付近では小さく形成されている。
また、各領域31の搬送方向Aの下流側で該領域31よ
りも金属薄板3の縁部寄りの箇所には、矩形の基準孔3
3がエッチングにより形成され、これにより、前記基準
孔33は、各領域31よりも先行して搬送される。
仮想線で示すように、金属薄板3には、多数の小孔(図
示せず)がエッチングにより形成され前記シャドウマス
クを構成する領域31が前記長手方向に間隔を置いて複
数形成され、これら小孔の小孔率が前記開孔率検査装置
1によって検査される。尚、前記小孔の径は、グレーテ
ッド型シャドウマスクにあっては、前記領域31の中央
付近では大きく、周辺付近では小さく形成されている。
また、各領域31の搬送方向Aの下流側で該領域31よ
りも金属薄板3の縁部寄りの箇所には、矩形の基準孔3
3がエッチングにより形成され、これにより、前記基準
孔33は、各領域31よりも先行して搬送される。
【0015】前記装置本体11は、基台1101、第1
スライドテーブル1103、第1スライドフレーム11
05、第1支持フレーム1107、通過検出センサ11
09、縦枠部材1111、第2スライドフレーム111
3、第1支持フレーム1115、光透過率検出センサ1
117、第2スライドテーブル1119、第3スライド
テーブル1121、第2支持フレーム1123、基準孔
検出センサ1125、第3支持フレーム1127、及び
エッジ検出センサ1129を備える。
スライドテーブル1103、第1スライドフレーム11
05、第1支持フレーム1107、通過検出センサ11
09、縦枠部材1111、第2スライドフレーム111
3、第1支持フレーム1115、光透過率検出センサ1
117、第2スライドテーブル1119、第3スライド
テーブル1121、第2支持フレーム1123、基準孔
検出センサ1125、第3支持フレーム1127、及び
エッジ検出センサ1129を備える。
【0016】前記第1スライドテーブル1103(支持
手段に相当)は、前記基台1101上で前記搬送方向A
に沿ってスライド可能に支持されている。図3に模式図
で示すように、第1スライドテーブル1103の前記搬
送方向Aにおける上流側の端部にはスクリューシャフト
1131が連結され、このスクリューシャフト1131
はモータ1133の出力軸に直結され、モータ1133
が駆動されることで第1スライドテーブル1103が搬
送方向Aに沿ってスライドされる。尚、本実施例では、
前記スクリューシャフト1131及びモータ1133に
より第2搬送手段が構成されている。
手段に相当)は、前記基台1101上で前記搬送方向A
に沿ってスライド可能に支持されている。図3に模式図
で示すように、第1スライドテーブル1103の前記搬
送方向Aにおける上流側の端部にはスクリューシャフト
1131が連結され、このスクリューシャフト1131
はモータ1133の出力軸に直結され、モータ1133
が駆動されることで第1スライドテーブル1103が搬
送方向Aに沿ってスライドされる。尚、本実施例では、
前記スクリューシャフト1131及びモータ1133に
より第2搬送手段が構成されている。
【0017】前記第1スライドフレーム1105は、図
4に装置本体11の平面図で示すように、前記第1スラ
イドテーブル1103上の前記搬送方向Aにおける略々
中央箇所で、該搬送方向Aと直交する方向における一方
の側部寄り箇所に、該直交する方向に沿ってスライド可
能に支持されている。この第1スライドフレーム110
5には、図3に示すスクリューシャフト1135が連結
され、このスクリューシャフト1135は前記第1スラ
イドテーブル1103の一方の側部側に延設され、その
先端にはハンドル1137が連結され、ハンドル113
7が回転操作されることで第1スライドフレーム110
5が、前記搬送方向Aと直交する方向に沿ってスライド
される。
4に装置本体11の平面図で示すように、前記第1スラ
イドテーブル1103上の前記搬送方向Aにおける略々
中央箇所で、該搬送方向Aと直交する方向における一方
の側部寄り箇所に、該直交する方向に沿ってスライド可
能に支持されている。この第1スライドフレーム110
5には、図3に示すスクリューシャフト1135が連結
され、このスクリューシャフト1135は前記第1スラ
イドテーブル1103の一方の側部側に延設され、その
先端にはハンドル1137が連結され、ハンドル113
7が回転操作されることで第1スライドフレーム110
5が、前記搬送方向Aと直交する方向に沿ってスライド
される。
【0018】前記第1支持フレーム1107は、前記金
属薄板3側に開放状の略コ字状に形成され、前記第1ス
ライドフレーム1105の上部に取着されて上下に延在
し、第1支持フレーム1107の先端は、前記金属薄板
3の上方及び下方にそれぞれ延出している。前記通過検
出センサ1109(領域検出手段に相当)は一対の発光
素子1135及び受光素子1137で構成され、これら
発光素子1135及び受光素子1137は、前記第1支
持フレーム1107の先端に上下に対向して配設されて
おり、この通過検出センサ1109で前記領域31の前
記搬送方向Aにおける下流側の端部箇所の通過が検出さ
れる。
属薄板3側に開放状の略コ字状に形成され、前記第1ス
ライドフレーム1105の上部に取着されて上下に延在
し、第1支持フレーム1107の先端は、前記金属薄板
3の上方及び下方にそれぞれ延出している。前記通過検
出センサ1109(領域検出手段に相当)は一対の発光
素子1135及び受光素子1137で構成され、これら
発光素子1135及び受光素子1137は、前記第1支
持フレーム1107の先端に上下に対向して配設されて
おり、この通過検出センサ1109で前記領域31の前
記搬送方向Aにおける下流側の端部箇所の通過が検出さ
れる。
【0019】前記縦枠部材1111は、前記第1スライ
ドテーブル1103上の前記搬送方向Aにおける下流側
の箇所で、該搬送方向Aと直交する方向における両側部
寄りの箇所にそれぞれ立設されている。前記第2スライ
ドフレーム1113は3つ設けられ、図4に示すよう
に、このうち2つは一方の前記縦枠部材1111の上部
に、それぞれ前記搬送方向Aと直交する方向に沿ってス
ライド可能に支持され、残る1つは他方の縦枠部材11
11の上部に、前記搬送方向Aと直交する方向に沿って
スライド可能に支持されている。そして、前記各第2ス
ライドフレーム1113の前記搬送方向Aと直交する方
向における一方の側部には、図3に示すスクリューシャ
フト1139がそれぞれ連結され、各スクリューシャフ
ト1139はそれぞれモータ1141の出力軸に直結さ
れ、各モータ1141が駆動されることで各第2スライ
ドフレーム1113が、それぞれ独立して前記搬送方向
Aと直交する方向に沿ってスライドされる。尚、本実施
例では、前記第2スライドフレーム1113、スクリュ
ーシャフト1139、及びモータ1141により間隔調
整手段が構成されている。
ドテーブル1103上の前記搬送方向Aにおける下流側
の箇所で、該搬送方向Aと直交する方向における両側部
寄りの箇所にそれぞれ立設されている。前記第2スライ
ドフレーム1113は3つ設けられ、図4に示すよう
に、このうち2つは一方の前記縦枠部材1111の上部
に、それぞれ前記搬送方向Aと直交する方向に沿ってス
ライド可能に支持され、残る1つは他方の縦枠部材11
11の上部に、前記搬送方向Aと直交する方向に沿って
スライド可能に支持されている。そして、前記各第2ス
ライドフレーム1113の前記搬送方向Aと直交する方
向における一方の側部には、図3に示すスクリューシャ
フト1139がそれぞれ連結され、各スクリューシャフ
ト1139はそれぞれモータ1141の出力軸に直結さ
れ、各モータ1141が駆動されることで各第2スライ
ドフレーム1113が、それぞれ独立して前記搬送方向
Aと直交する方向に沿ってスライドされる。尚、本実施
例では、前記第2スライドフレーム1113、スクリュ
ーシャフト1139、及びモータ1141により間隔調
整手段が構成されている。
【0020】前記第1支持フレーム1115は、前記金
属薄板3側に開放状の略コ字状に形成され、前記各第2
スライドフレーム1113の上部にそれぞれ取着されて
上下に延在し、各第1支持フレーム1115の先端は、
前記金属薄板3の上方及び下方にそれぞれ延出してい
る。前記光透過率検出センサ1117(光透過率検出手
段に相当)は一対の発光素子1143及び受光素子11
45で構成され、これら発光素子1143及び受光素子
1145は、前記各第1支持フレーム1115の先端に
上下に対向して配設されている。これら各光透過率検出
センサ1117により、前記領域31の前記搬送方向A
における略々中央部分で、該搬送方向Aと直交する方向
に間隔を置いた3つの領域31箇所の光透過率が検出さ
れる。
属薄板3側に開放状の略コ字状に形成され、前記各第2
スライドフレーム1113の上部にそれぞれ取着されて
上下に延在し、各第1支持フレーム1115の先端は、
前記金属薄板3の上方及び下方にそれぞれ延出してい
る。前記光透過率検出センサ1117(光透過率検出手
段に相当)は一対の発光素子1143及び受光素子11
45で構成され、これら発光素子1143及び受光素子
1145は、前記各第1支持フレーム1115の先端に
上下に対向して配設されている。これら各光透過率検出
センサ1117により、前記領域31の前記搬送方向A
における略々中央部分で、該搬送方向Aと直交する方向
に間隔を置いた3つの領域31箇所の光透過率が検出さ
れる。
【0021】前記第2スライドテーブル1119は、前
記第1スライドテーブル1103上の前記搬送方向Aに
おける下流側の箇所で、該搬送方向Aと直交する方向に
おける他方の側部寄りの箇所に、該搬送方向Aに沿って
スライド可能に支持されており、前記第3スライドテー
ブル1121は、前記第2スライドテーブル1119上
に、前記搬送方向Aに沿ってスライド可能に支持されて
いる。そして、図3に示すように、前記第2スライドテ
ーブル1119の前記搬送方向Aにおける下流側の箇所
にはスクリューシャフト1147が連結され、このスク
リューシャフト1147はモータ1149の出力軸に直
結され、モータ1149が駆動されることで第2スライ
ドテーブル1119が、前記搬送方向Aに沿ってスライ
ドされる。同様に、前記第3スライドテーブル1121
の前記搬送方向Aと直交する方向における他方の側部に
は、図3に示すようにスクリューシャフト1151が連
結され、このスクリューシャフト1151はモータ11
53の出力軸に直結され、モータ1153が駆動される
ことで第3スライドテーブル1121が、前記搬送方向
Aと直交する方向に沿ってスライドされる。
記第1スライドテーブル1103上の前記搬送方向Aに
おける下流側の箇所で、該搬送方向Aと直交する方向に
おける他方の側部寄りの箇所に、該搬送方向Aに沿って
スライド可能に支持されており、前記第3スライドテー
ブル1121は、前記第2スライドテーブル1119上
に、前記搬送方向Aに沿ってスライド可能に支持されて
いる。そして、図3に示すように、前記第2スライドテ
ーブル1119の前記搬送方向Aにおける下流側の箇所
にはスクリューシャフト1147が連結され、このスク
リューシャフト1147はモータ1149の出力軸に直
結され、モータ1149が駆動されることで第2スライ
ドテーブル1119が、前記搬送方向Aに沿ってスライ
ドされる。同様に、前記第3スライドテーブル1121
の前記搬送方向Aと直交する方向における他方の側部に
は、図3に示すようにスクリューシャフト1151が連
結され、このスクリューシャフト1151はモータ11
53の出力軸に直結され、モータ1153が駆動される
ことで第3スライドテーブル1121が、前記搬送方向
Aと直交する方向に沿ってスライドされる。
【0022】前記第2支持フレーム1123は、前記第
3スライドテーブル1121上に立設された下フレーム
1155と、下フレーム1155の上部に支持された上
フレーム1157とで構成され、上フレーム1157は
前記金属薄板3側に開放状の略コ字状に形成され、上フ
レーム1157の先端は金属薄板3の上方及び下方にそ
れぞれ延出している。前記基準孔検出センサ1125
(基準孔検出手段に相当)は、CCDカメラ1159と
光源1161とで構成され、これらCCDカメラ115
9及び光源1161は、前記上フレーム1157の先端
に上下に対向して配設されており、この基準孔検出セン
サ1125で前記金属薄板3の基準孔33が検出され
る。
3スライドテーブル1121上に立設された下フレーム
1155と、下フレーム1155の上部に支持された上
フレーム1157とで構成され、上フレーム1157は
前記金属薄板3側に開放状の略コ字状に形成され、上フ
レーム1157の先端は金属薄板3の上方及び下方にそ
れぞれ延出している。前記基準孔検出センサ1125
(基準孔検出手段に相当)は、CCDカメラ1159と
光源1161とで構成され、これらCCDカメラ115
9及び光源1161は、前記上フレーム1157の先端
に上下に対向して配設されており、この基準孔検出セン
サ1125で前記金属薄板3の基準孔33が検出され
る。
【0023】前記第3支持フレーム1127は、前記基
台1101の前記搬送方向Aと直交する方向における一
方の側部に取着されて上方に延出する縦フレーム116
3と、縦フレーム1163の上端から前記金属薄板3側
に延出する横フレーム1165とで構成され、横フレー
ム1165の先端は金属薄板3の縁部の下方箇所に位置
している。前記エッジ検出センサ1129は、例えば前
記搬送方向Aと直交する方向に延設されたCCDライン
センサ等で構成され、前記横フレーム1165の先端に
スクリューシャフト1167を介して、前記搬送方向A
と直交する方向に沿ってスライド可能に支持されてお
り、このエッジ検出センサ1129で前記金属薄板3の
縁部の位置が検出される。尚、前記スクリューシャフト
1167の先端にはハンドル1169が連結され、この
ハンドル1169が回転操作されることでエッジ検出セ
ンサ1129が、前記搬送方向Aと直交する方向に沿っ
てスライドされる。
台1101の前記搬送方向Aと直交する方向における一
方の側部に取着されて上方に延出する縦フレーム116
3と、縦フレーム1163の上端から前記金属薄板3側
に延出する横フレーム1165とで構成され、横フレー
ム1165の先端は金属薄板3の縁部の下方箇所に位置
している。前記エッジ検出センサ1129は、例えば前
記搬送方向Aと直交する方向に延設されたCCDライン
センサ等で構成され、前記横フレーム1165の先端に
スクリューシャフト1167を介して、前記搬送方向A
と直交する方向に沿ってスライド可能に支持されてお
り、このエッジ検出センサ1129で前記金属薄板3の
縁部の位置が検出される。尚、前記スクリューシャフト
1167の先端にはハンドル1169が連結され、この
ハンドル1169が回転操作されることでエッジ検出セ
ンサ1129が、前記搬送方向Aと直交する方向に沿っ
てスライドされる。
【0024】次に、図5のブロック図を参照して、前記
制御部15の概略構成を説明する。前記制御部15は、
キーボード1501と、CPU1503と、入力インタ
フェース1505と、メモリ1507と、出力インタフ
ェース1509と、ドライバ1511,1513,15
15,1517,1519とを備える。
制御部15の概略構成を説明する。前記制御部15は、
キーボード1501と、CPU1503と、入力インタ
フェース1505と、メモリ1507と、出力インタフ
ェース1509と、ドライバ1511,1513,15
15,1517,1519とを備える。
【0025】前記キーボード1501(入力手段に相
当)には、図6に説明図で示す、前記金属薄板3の縁部
から基準孔33の中央までの、前記搬送方向Aと直交す
る方向における距離X1と、前記領域31の中央から基
準孔33の中央までの前記搬送方向Aにおける距離Y1
とが、前記基準孔33の位置パラメータとして入力され
る。また、前記キーボード1501には、前記3つの光
透過率検出センサ1117を用いて開孔率を検査する3
つの領域31箇所間の相互間隔X2,X3と、前記基準
孔33の中央からこれに最も近い開孔率検査箇所まで
の、前記搬送方向Aと直交する方向における距離X4と
が、測定ポイントパラメータとして入力される。さら
に、前記キーボード1501には、前記領域31の中央
から前記搬送方向Aの下流側の端部箇所までの距離Y2
が、製品パターンパラメータとして入力される。
当)には、図6に説明図で示す、前記金属薄板3の縁部
から基準孔33の中央までの、前記搬送方向Aと直交す
る方向における距離X1と、前記領域31の中央から基
準孔33の中央までの前記搬送方向Aにおける距離Y1
とが、前記基準孔33の位置パラメータとして入力され
る。また、前記キーボード1501には、前記3つの光
透過率検出センサ1117を用いて開孔率を検査する3
つの領域31箇所間の相互間隔X2,X3と、前記基準
孔33の中央からこれに最も近い開孔率検査箇所まで
の、前記搬送方向Aと直交する方向における距離X4と
が、測定ポイントパラメータとして入力される。さら
に、前記キーボード1501には、前記領域31の中央
から前記搬送方向Aの下流側の端部箇所までの距離Y2
が、製品パターンパラメータとして入力される。
【0026】前記CPU1503(搬送制御手段、判定
手段、第2制御手段に相当)には、入力インタフェース
1505を介して、前記通過検出センサ1109、光透
過率検出センサ1117、基準孔検出センサ1125、
及びエッジ検出センサ1129が接続されている。CP
U1503では、前記メモリ1507に格納されたプロ
グラムに従い、前記位置パラメータを基に前記基準孔検
出センサ1125の位置が割り出される。また、CPU
1503では、前記プログラムに従い、前記測定ポイン
トパラメータを基に前記各光透過率検出センサ1117
の位置が割り出される。この割り出された位置は、前記
エッジ検出センサ1129により検出される前記金属薄
板3の縁部の位置に従い、該金属薄板3の蛇行の有無及
びその度合いに応じて変更される。
手段、第2制御手段に相当)には、入力インタフェース
1505を介して、前記通過検出センサ1109、光透
過率検出センサ1117、基準孔検出センサ1125、
及びエッジ検出センサ1129が接続されている。CP
U1503では、前記メモリ1507に格納されたプロ
グラムに従い、前記位置パラメータを基に前記基準孔検
出センサ1125の位置が割り出される。また、CPU
1503では、前記プログラムに従い、前記測定ポイン
トパラメータを基に前記各光透過率検出センサ1117
の位置が割り出される。この割り出された位置は、前記
エッジ検出センサ1129により検出される前記金属薄
板3の縁部の位置に従い、該金属薄板3の蛇行の有無及
びその度合いに応じて変更される。
【0027】さらに、CPU1503では、前記プログ
ラムに従い、前記製品パターンパラメータと、図6に示
す、前記通過検出センサ1109と光透過率検出センサ
1117との前記搬送方向Aにおける距離Y3とを基
に、該通過検出センサ1109で前記領域31の前記搬
送方向Aにおける下流側の端部箇所の通過が検出されて
から、前記駆動ローラ1303の回転を停止させるまで
の時間が割り出される。また、CPU1503では、前
記各光透過率検出センサ1117で検出される3つの領
域31箇所の光透過率を基に、該領域31に形成された
小孔の開孔率の良否が判定される。
ラムに従い、前記製品パターンパラメータと、図6に示
す、前記通過検出センサ1109と光透過率検出センサ
1117との前記搬送方向Aにおける距離Y3とを基
に、該通過検出センサ1109で前記領域31の前記搬
送方向Aにおける下流側の端部箇所の通過が検出されて
から、前記駆動ローラ1303の回転を停止させるまで
の時間が割り出される。また、CPU1503では、前
記各光透過率検出センサ1117で検出される3つの領
域31箇所の光透過率を基に、該領域31に形成された
小孔の開孔率の良否が判定される。
【0028】前記ドライバ1511,1513,151
5,1517,1519は、前記出力インタフェース1
509を介して前記CPU1503に接続されている。
前記ドライバ1511,1515,1517,1519
は、前記モータ1133,1149,1153,130
5がそれぞれ接続されている。前記ドライバ1513は
3つ設けられ、各ドライバ1513にはそれぞれ前記モ
ータ1141が接続されている。
5,1517,1519は、前記出力インタフェース1
509を介して前記CPU1503に接続されている。
前記ドライバ1511,1515,1517,1519
は、前記モータ1133,1149,1153,130
5がそれぞれ接続されている。前記ドライバ1513は
3つ設けられ、各ドライバ1513にはそれぞれ前記モ
ータ1141が接続されている。
【0029】次に、本実施例の開孔率検査装置1の動作
について説明する。まず、前記領域31の前記搬送方向
Aと直交する方向における長さに応じて前記ハンドル1
137を操作して、前記通過検出センサ1109が前記
領域31に臨むように位置決めする。同様に、前記金属
薄板3の前記搬送方向Aと直交する方向における長さに
応じて前記ハンドル1169を操作して、前記エッジ検
出センサ1129が前記金属薄板3の縁部に臨むように
位置決めする。
について説明する。まず、前記領域31の前記搬送方向
Aと直交する方向における長さに応じて前記ハンドル1
137を操作して、前記通過検出センサ1109が前記
領域31に臨むように位置決めする。同様に、前記金属
薄板3の前記搬送方向Aと直交する方向における長さに
応じて前記ハンドル1169を操作して、前記エッジ検
出センサ1129が前記金属薄板3の縁部に臨むように
位置決めする。
【0030】続いて、前記キーボード1501により、
前記位置パラメータ、測定ポイントパラメータ、及び製
品パターンパラメータをそれぞれ入力する。前記位置パ
ラメータの入力により、前記CPU1503の制御で前
記ドライバ1515,1517により前記モータ114
9,1153が駆動されて、前記第2スライドテーブル
1119及び第3スライドテーブル1121がスライド
され、前記基準孔検出センサ1125が、前記基準孔3
3に臨む箇所に位置決めされる。また、前記測定ポイン
トパラメータの入力により、前記CPU1503の制御
で前記各ドライバ1513により前記各モータ1141
が駆動されて、前記各第2スライドフレーム1113が
スライドされ、前記各光透過率検出センサ1117が、
前記領域31の3つの開孔率検査箇所に臨む箇所にそれ
ぞれ位置決めされる。
前記位置パラメータ、測定ポイントパラメータ、及び製
品パターンパラメータをそれぞれ入力する。前記位置パ
ラメータの入力により、前記CPU1503の制御で前
記ドライバ1515,1517により前記モータ114
9,1153が駆動されて、前記第2スライドテーブル
1119及び第3スライドテーブル1121がスライド
され、前記基準孔検出センサ1125が、前記基準孔3
3に臨む箇所に位置決めされる。また、前記測定ポイン
トパラメータの入力により、前記CPU1503の制御
で前記各ドライバ1513により前記各モータ1141
が駆動されて、前記各第2スライドフレーム1113が
スライドされ、前記各光透過率検出センサ1117が、
前記領域31の3つの開孔率検査箇所に臨む箇所にそれ
ぞれ位置決めされる。
【0031】そして、例えば前記キーボード1501に
より金属薄板3の搬送開始指令を入力すると、前記CP
U1503の制御で、前記ドライバ1519により前記
モータ1305が駆動され、前記駆動ローラ1303が
回転されて、前記金属薄板3が前記搬送方向Aに搬送さ
れる。
より金属薄板3の搬送開始指令を入力すると、前記CP
U1503の制御で、前記ドライバ1519により前記
モータ1305が駆動され、前記駆動ローラ1303が
回転されて、前記金属薄板3が前記搬送方向Aに搬送さ
れる。
【0032】金属薄板3の搬送中には、前記エッジ検出
センサ1129により、前記金属薄板3の縁部の位置が
検出され、その検出結果を基に前記CPU1503の制
御で、前記基準孔検出センサ1125の位置が前記金属
薄板3の蛇行の有無及びその度合いに応じて修正され
る。また、前記金属薄板3の搬送中には、前記通過検出
センサ1109の発光素子1135がCPU1503に
より発光駆動されて、その光が前記金属薄板3に上方か
ら照射され、該光が照射された金属薄板3箇所を通過す
る光が前記受光素子1137で受光される。従って、前
記通過検出センサ1109が臨む箇所を金属薄板3の領
域31が通過すると、該領域31の小孔を通過した前記
光が前記受光素子1137で受光され、これにより、領
域31の前記搬送方向Aにおける下流側の端部箇所の通
過が通過検出センサ1109で検出される。
センサ1129により、前記金属薄板3の縁部の位置が
検出され、その検出結果を基に前記CPU1503の制
御で、前記基準孔検出センサ1125の位置が前記金属
薄板3の蛇行の有無及びその度合いに応じて修正され
る。また、前記金属薄板3の搬送中には、前記通過検出
センサ1109の発光素子1135がCPU1503に
より発光駆動されて、その光が前記金属薄板3に上方か
ら照射され、該光が照射された金属薄板3箇所を通過す
る光が前記受光素子1137で受光される。従って、前
記通過検出センサ1109が臨む箇所を金属薄板3の領
域31が通過すると、該領域31の小孔を通過した前記
光が前記受光素子1137で受光され、これにより、領
域31の前記搬送方向Aにおける下流側の端部箇所の通
過が通過検出センサ1109で検出される。
【0033】通過検出センサ1109により領域31の
通過が検出されると、その時点から前記CPU1503
で割り出された時間が経過した後、該CPU1503の
制御により前記モータ1305の駆動が停止され、駆動
ローラ1303の回転が停止して金属薄板3の搬送が停
止される。金属薄板3の搬送停止後には、前記基準孔検
出センサ1125の光源1161がCPU1503によ
り発光駆動されて、その光が金属薄板3の縁部寄り部分
に下方から照射されると共に、該光が照射された金属薄
板3箇所が上方からCCDカメラ1159により撮影さ
れる。そして、撮影された画像が前記CPU1503に
よってコントラスト差により画像処理され、該画像中の
明るい部分が抽出される。従って、前記基準孔検出セン
サ1125が臨む箇所に金属薄板3の基準孔33が位置
していると、前記光源1161からの光が前記基準孔3
3を通過して該基準孔33箇所が明るくなり、前記CC
Dカメラ1159により撮影され画像中から明るい部分
が抽出され、これにより、前記基準孔33が基準孔検出
センサ1125で検出される。
通過が検出されると、その時点から前記CPU1503
で割り出された時間が経過した後、該CPU1503の
制御により前記モータ1305の駆動が停止され、駆動
ローラ1303の回転が停止して金属薄板3の搬送が停
止される。金属薄板3の搬送停止後には、前記基準孔検
出センサ1125の光源1161がCPU1503によ
り発光駆動されて、その光が金属薄板3の縁部寄り部分
に下方から照射されると共に、該光が照射された金属薄
板3箇所が上方からCCDカメラ1159により撮影さ
れる。そして、撮影された画像が前記CPU1503に
よってコントラスト差により画像処理され、該画像中の
明るい部分が抽出される。従って、前記基準孔検出セン
サ1125が臨む箇所に金属薄板3の基準孔33が位置
していると、前記光源1161からの光が前記基準孔3
3を通過して該基準孔33箇所が明るくなり、前記CC
Dカメラ1159により撮影され画像中から明るい部分
が抽出され、これにより、前記基準孔33が基準孔検出
センサ1125で検出される。
【0034】前記基準孔33が基準孔検出センサ112
5で検出されたならば、前記CPU1503により前記
光源1161が滅光される。一方、前記画像中から明る
い部分が抽出されず、前記基準孔33が基準孔検出セン
サ1125で検出されなかった場合には、金属薄板3が
前記搬送方向Aの下流側に搬送され過ぎたものとして、
前記CPU1503の制御で前記ドライバ1519によ
り前記モータ1305が駆動され、前記第1スライドテ
ーブル1103が微速で前記搬送方向Aの上流側にスラ
イドされる。そして、第1スライドテーブル1103が
スライドされる間、前記基準孔検出センサ1125によ
り前記基準孔33の検出が継続して行われ、該基準孔3
3が検出されたならば、CPU1503の制御により前
記モータ1305の駆動が停止されて第1スライドテー
ブル1103のスライドが停止される。
5で検出されたならば、前記CPU1503により前記
光源1161が滅光される。一方、前記画像中から明る
い部分が抽出されず、前記基準孔33が基準孔検出セン
サ1125で検出されなかった場合には、金属薄板3が
前記搬送方向Aの下流側に搬送され過ぎたものとして、
前記CPU1503の制御で前記ドライバ1519によ
り前記モータ1305が駆動され、前記第1スライドテ
ーブル1103が微速で前記搬送方向Aの上流側にスラ
イドされる。そして、第1スライドテーブル1103が
スライドされる間、前記基準孔検出センサ1125によ
り前記基準孔33の検出が継続して行われ、該基準孔3
3が検出されたならば、CPU1503の制御により前
記モータ1305の駆動が停止されて第1スライドテー
ブル1103のスライドが停止される。
【0035】このようにして、前記基準孔33が基準孔
検出センサ1125で検出される位置で、開孔率検出装
置1と金属薄板3との相対位置が固定されることによ
り、前記3つの光透過率検出センサ1117が前記領域
31の3つの開孔率検査箇所に臨む箇所に正確に位置決
めされる。
検出センサ1125で検出される位置で、開孔率検出装
置1と金属薄板3との相対位置が固定されることによ
り、前記3つの光透過率検出センサ1117が前記領域
31の3つの開孔率検査箇所に臨む箇所に正確に位置決
めされる。
【0036】前記各光透過率検出センサ1117が位置
決めされると、それら各光透過率検出センサ1117の
発光素子1143がCPU1503によりそれぞれ発光
駆動されて、各発光素子1143からの光が、前記領域
31の3つの開孔率検査箇所にそれぞれ上方から照射さ
れ、該光が照射された各開孔率検査箇所を通過する光が
前記各受光素子1145で受光される。従って、各受光
素子1145の受光光量により、各光透過率検出センサ
1117で、前記3つの開孔率検査箇所での光透過率が
検出される。
決めされると、それら各光透過率検出センサ1117の
発光素子1143がCPU1503によりそれぞれ発光
駆動されて、各発光素子1143からの光が、前記領域
31の3つの開孔率検査箇所にそれぞれ上方から照射さ
れ、該光が照射された各開孔率検査箇所を通過する光が
前記各受光素子1145で受光される。従って、各受光
素子1145の受光光量により、各光透過率検出センサ
1117で、前記3つの開孔率検査箇所での光透過率が
検出される。
【0037】そして、前記3つの開孔率検査箇所での光
透過率と、前記各発光素子1143の発光光量と、発光
素子1143及び金属薄板3間、金属薄板3及び受光素
子1145間の上下方向の距離等により、各開孔率検査
箇所における前記小孔の開孔率がCPU1503で判別
され、前記メモリ1507に記憶された理想開孔率との
比較により、判別された各開孔率検査箇所の開孔率の良
否がCPU1503で判定される。
透過率と、前記各発光素子1143の発光光量と、発光
素子1143及び金属薄板3間、金属薄板3及び受光素
子1145間の上下方向の距離等により、各開孔率検査
箇所における前記小孔の開孔率がCPU1503で判別
され、前記メモリ1507に記憶された理想開孔率との
比較により、判別された各開孔率検査箇所の開孔率の良
否がCPU1503で判定される。
【0038】開孔率の良否が判定された後には、前記C
PU1503の制御で前記モータ1305が再び駆動さ
れて、前記金属薄板3が前記搬送方向Aに搬送され、以
後、上述した動作が繰り返されて、金属薄板3の上流側
の各領域31に対する開孔率検査が反復実行される。
尚、前記基準孔33の検出の際に第1スライドテーブル
1103が搬送方向Aの上流側にスライドされた場合に
は、前記CPU1503の制御でモータ1133を駆動
させて、第1スライドテーブル1103が元の位置に戻
してから、前記金属薄板3の搬送を再開させる。そし
て、開孔率が不良であると判別された小孔が形成された
領域31については、モニタテレビ等の表示手段(図示
せず)上に表示させてもよく、次段の断裁後にCPU1
503の制御で不図示の選別手段を用いて排除してもよ
い。
PU1503の制御で前記モータ1305が再び駆動さ
れて、前記金属薄板3が前記搬送方向Aに搬送され、以
後、上述した動作が繰り返されて、金属薄板3の上流側
の各領域31に対する開孔率検査が反復実行される。
尚、前記基準孔33の検出の際に第1スライドテーブル
1103が搬送方向Aの上流側にスライドされた場合に
は、前記CPU1503の制御でモータ1133を駆動
させて、第1スライドテーブル1103が元の位置に戻
してから、前記金属薄板3の搬送を再開させる。そし
て、開孔率が不良であると判別された小孔が形成された
領域31については、モニタテレビ等の表示手段(図示
せず)上に表示させてもよく、次段の断裁後にCPU1
503の制御で不図示の選別手段を用いて排除してもよ
い。
【0039】このように、本実施例によれば、搬送中の
金属薄板3の領域31の搬送方向Aにおける下流側の端
部を通過検出センサ1109で検出すると共に、該金属
薄板3の縁部の基準孔33を基準孔検出センサ1125
で検出して、各光透過率検出センサ1117を、前記領
域31の3つの開孔率検査箇所に臨む箇所に位置決め
し、それら各光透過率検出センサ1117で前記各開孔
率検査箇所の光透過率を検出して、その検出結果を基に
各開孔率検査箇所の開孔率をCPU1503で評価する
構成とした。
金属薄板3の領域31の搬送方向Aにおける下流側の端
部を通過検出センサ1109で検出すると共に、該金属
薄板3の縁部の基準孔33を基準孔検出センサ1125
で検出して、各光透過率検出センサ1117を、前記領
域31の3つの開孔率検査箇所に臨む箇所に位置決め
し、それら各光透過率検出センサ1117で前記各開孔
率検査箇所の光透過率を検出して、その検出結果を基に
各開孔率検査箇所の開孔率をCPU1503で評価する
構成とした。
【0040】このため、開孔率の検査をインラインで自
動的に行い、シャドウマスクの製造効率を高めることが
できると共に、領域31の搬送方向Aにおける下流側の
端部の検出と、金属薄板3の縁部の基準孔33の検出と
で、各光透過率検出センサ1117を、前記領域31の
3つの開孔率検査箇所に臨む箇所に正確に位置決めする
ことができ、前記領域31の中央付近と周辺付近とで径
が異なる小孔の開孔率であっても、正しく検査すること
ができる。
動的に行い、シャドウマスクの製造効率を高めることが
できると共に、領域31の搬送方向Aにおける下流側の
端部の検出と、金属薄板3の縁部の基準孔33の検出と
で、各光透過率検出センサ1117を、前記領域31の
3つの開孔率検査箇所に臨む箇所に正確に位置決めする
ことができ、前記領域31の中央付近と周辺付近とで径
が異なる小孔の開孔率であっても、正しく検査すること
ができる。
【0041】尚、本実施例では、前記通過検出センサ1
109及びエッジ検出センサ1129を手動でスライド
させるものとしたが、他のセンサと同様に、モータ等で
自動的にスライドさせるように構成してもよい。また、
各センサの構成は、発光素子及び受光素子の組み合わせ
によるものと、CCDを用いたものとのいずれか一方に
統一してもよく、その他のセンサに置き換えてもよく、
実施例で示したものに限定されない。さらに、基準孔3
3は対応する領域31より搬送方向Aの上流側に設けら
れていてもよく、その場合には、第2スライドテーブル
1119及び第3スライドテーブル1121や基準孔検
出センサ1125を、第1スライドテーブル1103の
搬送方向Aにおける上流側の箇所に配設すればよい。
109及びエッジ検出センサ1129を手動でスライド
させるものとしたが、他のセンサと同様に、モータ等で
自動的にスライドさせるように構成してもよい。また、
各センサの構成は、発光素子及び受光素子の組み合わせ
によるものと、CCDを用いたものとのいずれか一方に
統一してもよく、その他のセンサに置き換えてもよく、
実施例で示したものに限定されない。さらに、基準孔3
3は対応する領域31より搬送方向Aの上流側に設けら
れていてもよく、その場合には、第2スライドテーブル
1119及び第3スライドテーブル1121や基準孔検
出センサ1125を、第1スライドテーブル1103の
搬送方向Aにおける上流側の箇所に配設すればよい。
【0042】そして、本実施例では、CRT用のシャド
ウマスクを構成する金属薄板3の領域31に形成された
小孔の開孔率検査を例に取って説明したが、本発明は、
例えば金属メッシュ等、全体に均一でない開孔率で小孔
が形成された種々の物品の開孔率検査に広く適用できる
ことは言うまでもない。
ウマスクを構成する金属薄板3の領域31に形成された
小孔の開孔率検査を例に取って説明したが、本発明は、
例えば金属メッシュ等、全体に均一でない開孔率で小孔
が形成された種々の物品の開孔率検査に広く適用できる
ことは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、帯
状で長尺の金属薄板の長手方向に間隔を置いた複数の領
域にそれぞれ形成された多数の小孔の開孔率を検査する
装置であって、前記金属薄板を前記長手方向に搬送する
搬送手段と、前記領域の所定部分を検出する領域検出手
段と、前記領域検出手段の検出結果に基づいて、前記搬
送手段による前記金属薄板の搬送を一時停止させる搬送
制御手段と、前記金属薄板の一時停止中に、前記領域外
の金属薄板箇所に形成された基準孔を検出する基準孔検
出手段と、前記基準孔検出手段の検出結果に基づいて、
一時停止された前記金属薄板の停止位置を補正する補正
手段と、前記金属薄板の一時停止中に、前記領域内の複
数箇所の光透過率をそれぞれ検出する複数の光透過率検
出手段と、前記各光透過率検出手段の検出結果に基づい
て、前記複数箇所の開孔率の良否を判定する判定手段と
を備え、前記各光透過率検出手段は、前記金属薄板の搬
送方向と直交する方向にそれぞれ間隔を置いて配設さ
れ、各光透過率検出手段の間隔を調整する間隔調整手段
をさらに備える構成とした。このため、光透過率検出手
段による光透過率の検出箇所の位置誤差がなくなり、前
記領域内の複数箇所の光透過率が正確に検出され、よっ
て、例えばグレーテッド型シャドウマスク等、全体に均
一でない開孔率で小孔が形成された物品であっても、開
孔率検査を精度よく行うことができる。しかも、上述の
動作が前記搬送手段による搬送中の金属薄板に対して行
われるため、開孔率検査をインライン化でき、製造ライ
ンを止める必要がなく、全数検査でき、検査効率を高
め、ひいては前記物品の製造効率を高めることができ
る。
状で長尺の金属薄板の長手方向に間隔を置いた複数の領
域にそれぞれ形成された多数の小孔の開孔率を検査する
装置であって、前記金属薄板を前記長手方向に搬送する
搬送手段と、前記領域の所定部分を検出する領域検出手
段と、前記領域検出手段の検出結果に基づいて、前記搬
送手段による前記金属薄板の搬送を一時停止させる搬送
制御手段と、前記金属薄板の一時停止中に、前記領域外
の金属薄板箇所に形成された基準孔を検出する基準孔検
出手段と、前記基準孔検出手段の検出結果に基づいて、
一時停止された前記金属薄板の停止位置を補正する補正
手段と、前記金属薄板の一時停止中に、前記領域内の複
数箇所の光透過率をそれぞれ検出する複数の光透過率検
出手段と、前記各光透過率検出手段の検出結果に基づい
て、前記複数箇所の開孔率の良否を判定する判定手段と
を備え、前記各光透過率検出手段は、前記金属薄板の搬
送方向と直交する方向にそれぞれ間隔を置いて配設さ
れ、各光透過率検出手段の間隔を調整する間隔調整手段
をさらに備える構成とした。このため、光透過率検出手
段による光透過率の検出箇所の位置誤差がなくなり、前
記領域内の複数箇所の光透過率が正確に検出され、よっ
て、例えばグレーテッド型シャドウマスク等、全体に均
一でない開孔率で小孔が形成された物品であっても、開
孔率検査を精度よく行うことができる。しかも、上述の
動作が前記搬送手段による搬送中の金属薄板に対して行
われるため、開孔率検査をインライン化でき、製造ライ
ンを止める必要がなく、全数検査でき、検査効率を高
め、ひいては前記物品の製造効率を高めることができ
る。
【図1】本発明の一実施例による開孔率検査装置の概略
構成図である。
構成図である。
【図2】図1に示す金属薄板の平面図である。
【図3】図1に示す装置本体の要部構成を示す模式図で
ある。
ある。
【図4】図1の装置本体の平面図である。
【図5】本実施例の開孔率検査装置の制御系の概略構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図6】図5のキーボードから入力するパラメータの説
明図である。
明図である。
1 開孔率検査装置 1103 第1スライドテーブル(支持手段) 1109 通過検出センサ(領域検出手段) 1113 第2スライドフレーム(間隔調整手段) 1117 光透過率検出センサ(光透過率検出手段) 1125 基準孔検出センサ(基準孔検出手段) 1131 スクリューシャフト(第2搬送手段) 1133 モータ(第2搬送手段) 1139 スクリューシャフト(間隔調整手段) 1141 モータ(間隔調整手段) 1501 キーボード(入力手段) 1303 駆動ローラ(搬送手段) 1305 モータ(搬送手段) 1501 キーボード(入力手段) 1503 CPU(搬送制御手段、判定手段、第2制御
手段) 3 金属薄板 31 領域 33 基準孔
手段) 3 金属薄板 31 領域 33 基準孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−196570(JP,A) 特開 平1−49947(JP,A) 実開 昭49−125766(JP,U) 特公 昭47−9946(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 H01J 9/14 G01N 21/88
Claims (3)
- 【請求項1】 帯状で長尺の金属薄板の長手方向に間隔
を置いた複数の領域にそれぞれ形成された多数の小孔の
開孔率を検査する装置であって、 前記金属薄板を前記長手方向に搬送する搬送手段と、 前記領域の所定部分を検出する領域検出手段と、 前記領域検出手段の検出結果に基づいて、前記搬送手段
による前記金属薄板の搬送を一時停止させる搬送制御手
段と、 前記金属薄板の一時停止中に、前記領域外の金属薄板箇
所に形成された基準孔を検出する基準孔検出手段と、 前記基準孔検出手段の検出結果に基づいて、一時停止さ
れた前記金属薄板の停止位置を補正する補正手段と、 前記金属薄板の一時停止中に、前記領域内の複数箇所の
光透過率をそれぞれ検出する複数の光透過率検出手段
と、 前記各光透過率検出手段の検出結果に基づいて、前記複
数箇所の開孔率の良否を判定する判定手段とを備え、 前記各光透過率検出手段は、前記金属薄板の搬送方向と
直交する方向にそれぞれ間隔を置いて配設され、各光透
過率検出手段の間隔を調整する間隔調整手段をさらに備
えている、 ことを特徴とする開孔率検査装置。 - 【請求項2】 前記補正手段は、前記基準孔検出手段及
び前記各光透過率検出手段を前記金属薄板の搬送方向に
沿って移動可能に支持する支持手段と、該支持手段を前
記搬送方向に沿って移動させる第2搬送手段と、該第2
搬送手段を制御する第2制御手段とで構成されている請
求項1記載の開孔率検査装置。 - 【請求項3】 前記領域及び前記領域の所定部分の相対
位置データを入力する入力手段をさらに備え、前記搬送
制御手段は、前記領域検出手段の検出結果及び前記相対
位置データに基づいて前記搬送手段による前記金属薄板
の搬送を一時停止させる請求項1又は2記載の開孔率検
査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27790193A JP3327422B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 開孔率検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27790193A JP3327422B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 開孔率検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07110224A JPH07110224A (ja) | 1995-04-25 |
JP3327422B2 true JP3327422B2 (ja) | 2002-09-24 |
Family
ID=17589878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27790193A Expired - Fee Related JP3327422B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 開孔率検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3327422B2 (ja) |
-
1993
- 1993-10-08 JP JP27790193A patent/JP3327422B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07110224A (ja) | 1995-04-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |