JP3327317B2 - インバータの水冷方法 - Google Patents

インバータの水冷方法

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JP3327317B2 JP28797495A JP28797495A JP3327317B2 JP 3327317 B2 JP3327317 B2 JP 3327317B2 JP 28797495 A JP28797495 A JP 28797495A JP 28797495 A JP28797495 A JP 28797495A JP 3327317 B2 JP3327317 B2 JP 3327317B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポンプ等をインバー
タを用いて回転速度等の制御を行う制御盤に係り、特に
インバータの水冷冷却機構を備えた制御盤における、イ
ンバータの水冷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来例のインバータの熱放散
をヒートシンクにて行う制御盤である。図10(A)は
その底面を示し、(B)は側面を示す。この制御盤は、
一例としてポンプをインバータで速度制御するための盤
であり、熱源となるインバータ1と、各種リレー等の制
御機器類5,6と、配線器具類とが収納されている。
【0003】制御盤シャーシ4に電源取り込み用の孔8
を設け、シャーシ4と制御盤ケース3で箱の構造をなし
ている。制御盤シャーシ4の外部にヒートシンク12を
取付け、そのヒートシンク12にインバータ1を取付け
て、インバータの熱をヒートシンク12のフィンを介し
て、制御盤の外部である大気中に放出する。制御盤内部
には漏電遮断器5、補助リレー又は制御機器6が取付け
られている。
【0004】この図11に示す制御盤では、空冷式のイ
ンバータの出力が大きくなると熱放散が大きくなり、ヒ
ートシンクが大型になるが、インバータ本体は小型化さ
れているため、出力の割りには取付面積が小さい。この
ため、図11に示すような、大きさの対比になる場合が
ある。このような場合は、インバータの熱が、ヒートシ
ンク全面に均一に伝達されず、インバータの熱が十分に
放散されず、インバータの温度が上昇してしまう場合が
発生する。
【0005】この、ヒートシンクの大型化及び熱の発散
を確実に行うために、インバータの水冷化が考えられ
る。図12(A)(B)は、インバータ1に水冷ヒート
シンク2を取付けた制御盤のそれぞれ、底面及び側面を
示す。制御盤シャーシ4に電源取り込み用の孔8を設
け、シャーシと制御盤ケース3で箱の構造をなし、制御
盤シャーシの外部に水冷ヒートシンク2を取付ける。そ
の水冷ヒートシンク2にインバータ1を取付けて、イン
バータの熱を水冷ヒートシンク中を流れる冷却水を介し
外部に放散する。ヒートシンク2内では、冷却パイプ2
1の入口22から冷却水を注入し、出口23より冷却水
を制御盤の外部に放出する。制御盤内部には漏電遮断器
5、補助リレー又は制御機器6等が取付けられているこ
とは、空冷の場合と同様である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような構造を、採
用することで、小型の水冷ヒートシンクでインバータの
熱を制御盤外部に放出できる。大気中又は、制御盤内の
温度と冷却水の温度の条件で異なるが、制御盤内または
大気中の温度より水冷ヒートシンク表面の温度が低い場
合には、大気中及び制御盤内の水分が露滴し、制御盤内
に水滴が生じ、シャーシを腐食させるだけでなく、制御
盤内の電気機器に悪い影響を及ぼすという問題がある。
特に水冷ヒートシンクが直接制御盤シャーシに取付けら
れていると、水冷ヒートシンクの熱がシャーシに伝達さ
れ、大気中の温度及び制御盤内の温度と、シャーシの温
度が異なるため、シャーシ両面に大気中及び制御盤内の
水分が露滴してしまう。
【0007】この結露による水分処理を行ったのが図1
3(A)(B)に示す構造で、制御盤シャーシ4と水冷
ヒートシンク2の取付状態を示している。図13(A)
では、制御盤シャーシ4に、ヒートシンク2が適当な隙
間を保つように、スペーサ9を間挿している。、図
(B)では、ボルト7にスペーサ9を挿入し、制御盤
内部よりボルト7で取付けている。そして水冷ヒートシ
ンク2に熱源、例えばインバータ1の発熱部分を取付、
インバータからの熱を、水冷ヒートシンクに伝達させ、
制御盤外に熱の放出ができるようになっている。
【0008】このように、水冷ヒートシンク2は制御盤
外に設けられ、制御盤シャーシ4との間に空間が設けら
れているために、水冷ヒートシンク2の熱がシャーシ4
に伝達されないため、シャーシ両面に結露が発生するこ
とがない。また、水冷ヒートシンク2の表面に結露が発
生しても、その水分が制御盤内に侵入することはない。
【0009】しかしながら、水冷ヒートシンク2の表面
に結露が発生した場合の処理の問題と、水冷ヒートシン
ク上に取付けられたインバータ及び関連する配線部の結
露という問題がある。
【0010】一般的に制御盤に収納されるインバータの
構造を図14に示す。図14(A)は、インバータの平
面図であり、図14(B)は、インバータの側面図であ
る。銅プレート115の上に樹脂フレーム113で全体
の枠が構成され、その枠の中に、基板114が搭載さ
れ、基板全体は樹脂116でモールドされ、この基板に
は制御に必要な種々の電子部品と、インバータのパワー
用半導体素子(図には示さず)が搭載され、特に熱的に
放熱を必要とし、モールドが難しい制御電源用コンデン
サ110、制御電源用トランス111と制御CPU11
2は外部に放熱のために露出され、電源の配線端子部も
同様に露出されている。インバータの中間電圧用基板1
17にはコンデンサ119が搭載され、この中間電圧用
基板は、ビス118で、樹脂フレーム113に機械的に
取付けられている。
【0011】図15は、制御電源用コンデンサ110が
基板に取付けられている状態を示し、コンデンサ取付端
子121が基板114に取付けられ、その端子が、樹脂
116でモールドされているが、制御電源用コンデンサ
放熱のために、上部までモールドできないために一部の
コンデンサ取付端子121が露出している。
【0012】図16は、制御CPU112が基板に取付
けられている状態を示し、制御CPU112が基板11
4に取付けられ、制御CPU端子125が、樹脂116
でモールドされている。一般に制御CPU112は発熱
体であるので、放熱のために全体を銅プレート115
覆われている。
【0013】図17は、図14の電源端子部の詳細を示
している。図17(A)は平面を示し、(B)は側面を
示す。基板114に端子用金具124が直接取付けら
れ、その端子用金具の上部には圧着端子取付用ビス12
3と取付用のねじ孔が加工されている。端子間同士の隔
離のために樹脂フレーム113と一体で樹脂で成形され
ている隔離壁122で覆われている。
【0014】このようなインバータでは、冷却水の温度
が低い場合は、図14に示されているように、銅プレー
トの温度が冷却器の表面温度、即ち、冷却水の温度にほ
ぼ近く、この温度で樹脂116全体が冷却されるため、
基板114も同様に冷却水の温度に近くなり、この基板
に接続されている導体であるコンデンサ取付端子121
を通して、制御電源用コンデンサ110は冷却され、過
冷却状態になる。
【0015】同様に、図16に示されているように、銅
プレート115の温度が冷却器の表面温度、即ち、冷却
水の温度にほぼ近く、この温度で樹脂116全体が冷却
されるため、基板114も同様に冷却水の温度近くな
り、この基板に接続されている導体である制御CPU端
子125を通して、制御CPU112は冷却され、過冷
却状態になる。
【0016】又、図17に示されているように、銅プレ
ート115の温度が冷却器の表面温度、即ち、冷却水の
温度にほぼ近く、この温度で樹脂116全体が冷却され
るため、基板114も同様に冷却水の温度近くなり、こ
の基板に接続されている導体である端子用金具124を
通して、端子用金具124と圧着端子取付用ビス123
は冷却され、過冷却状態になる。
【0017】このように、冷却水の温度が低い場合は、
その冷却効果がインバータの電子部品にまで及び、電子
部品自身が冷却されてしまい、雰囲気温度とその湿度の
条件で、冷却される電子部品又はこれらを接続する配線
部等の表面温度が露点温度以下になると、電子部品周囲
に結露が発生する。この結露により、電子部品の絶縁劣
化、又は、結露により電子回路部分又は電源部分の短絡
が生じ、重大事故に至る場合がある。
【0018】図15に示す場合では、制御電源用コンデ
ンサ110の周囲に結露し、その結露が露滴し、コンデ
ンサ取付端子121まで滴下し、コンデンサ取付端子1
21間が水滴により短絡されるケースがある。
【0019】図16に示す場合では、制御CPU112
の放熱用の銅プレート周囲に結露が発生し、その結露が
滴下して、樹脂116部に落ち、この樹脂部全体を水滴
状態にし、周囲のコネクタ部のピン同士が短絡されCP
Uの誤動作が発生する。
【0020】図17に示す場合では、端子用金具124
と圧着端子取付用ビス123の周囲に結露が発生し、そ
の結露が露滴し、端子隔壁部122に水滴が溜まり、そ
の水滴同士が結合した場合に、電源部の短絡事故が発生
する。又、この端子に接続されている電線126も導体
であるので、端子部の熱により、電線自身が冷却され、
電線の被覆の絶縁が劣化する。
【0021】特にポンプが圧送する自液の一部で冷却水
を確保する場合は、ポンプの扱液が様々であり、その温
度の範囲も大きいため、冷却水の温度の管理が難しい。
しかしながら、このような冷却水の温度の管理を行わな
いと、上述したような重大な事故につながるため、一般
的なポンプに使用されるインバータはほとんどが、空冷
又はフアンを使用した強制空冷方式がほとんどである。
例えば、扱液が水道水の場合でも、夏と冬では条件が異
なるし、地下水を水道に使用している場合は、水温が夏
場でも非常に低く、過冷却になる恐れがある。
【0022】このように水冷ヒートシンクを用いた場合
は、電力半導体素子の発生熱を確実に外部に排出すると
いう問題ばかりでなく、冷やしすぎて電子部品はその
周辺の導体配線部が過冷却になり、結露されないよう
に、冷却水の温度を管理しなければならない。しかも、
周囲の温度/湿度などを考慮し、冷却水の温度を決定し
なければならない。冷却水が、外部より供給する場合は
管理が可能であるが、ポンプの扱液(自液)を使用する
場合には、その冷却水はポンプの扱液になるので、冷却
水の温度管理は不可能に近い。
【0023】図18に上述したポンプの自液による水冷
方法を示す。ポンプ8の吐出口とポンプの吐出口に取付
けられている逆止弁81の1次側の間より導管82で水
冷ヒートシンク2の冷却パイプ21の入口部22に冷却
水を導き、冷却パイプ21を回り、冷却水の出口23か
ら冷却水を戻し、ポンプ8の吸込側の短管83部に、戻
り管84で導く。
【0024】本発明は上述した事情に鑑みて為されたも
ので、インバータの水冷冷却機構を備えた制御盤におい
て、インバータ及びその周辺の配線部が過冷却となり、
結露等を生じないようにしたインバータの水冷方法を提
供することを目的とする.
【0025】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明は、インバータと、その制御機器類と、配
線器具類とが外囲器に収納され、前記インバータは水冷
ヒートシンクに固着され、更に感熱部と、その感熱した
温度に対応した冷却水の流量調節機構とを備え、前記感
熱した温度に対応して冷却水の流量を調節することによ
り、前記ヒートシンクの温度を所定範囲に保持すること
を特徴とするものである。
【0026】叉、前記感熱部は温度センサであり、該温
度センサで検出されたヒートシンクの温度に基づいて電
磁弁を開閉し、前記ヒートシンクの温度を所定範囲に制
御することを特徴とする。
【0027】叉、前記感熱部は、内部に熱により膨張す
る物質を備え、該膨張する物質で弁の開閉を行う膨張弁
で、前記冷却水の流量調節を行い、前記感熱部をヒート
シンク部に取付けて、冷却水の温度を所定範囲に制御す
ることを特徴とする。
【0028】叉、前記感熱部は、内部に熱により膨張す
る物質を備え、該膨張する物質で弁の開閉を行う膨張弁
で、前記冷却水の流量調節を行い、前記感熱部を冷却水
の流路に取付けて、冷却水の温度を所定範囲に制御する
ことを特徴とする。
【0029】叉、前記インバータが駆動するポンプの吐
出側とポンプの吐出側の逆止弁との間から圧送する水の
一部を前記ヒートシンクに導き、前記ヒートシンクの冷
却水として用い、前記ポンプの吸込部に返送すること特
徴とする。
【0030】、前記流量調節機構は、その制御温度
を、動作温度()>動作温度()>大気温度又
は雰囲気温度(A)としたこと特徴とする。
【0031】、前記流量調節機構は、その制御温度
を、動作温度()>大気温度又は雰囲気温度(A)
動作温度()としたことを特徴とする。
【0032】、前記流量調節機構は、その制御温度
を、動作温度()>動作温度()>大気温度又
は雰囲気温度の許容できる相対湿度の露点温度としたこ
とを特徴とする。
【0033】叉、複数台のポンプの吐出側の集合部の一
箇所より前記ヒートシンクに圧送する水の一部を導き、
ヒートシンクの冷却水として用い、前記ポンプの吸入部
に返送するインバータの冷却機構において、前記冷却水
の流量調節機構は、ヒートシンク温度が開動作温度以上
で且つポンプが運転していることにより開動作を行い、
ヒートシンク温度が閉動作温度以下、叉はポンプの運転
停止により閉動作を行うことを特徴とする。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1及至図1
0を参照しながら説明する。
【0035】図1は、本発明の第1実施例の水冷ヒート
シンクの冷却水の流路を示す。水冷ヒートシンク2には
冷却パイプ21が設けられ、その管の一端は入口22
で、他の端が戻り口23である。水冷ヒートシンク2に
は、熱源であるインバータが図示しないが固着されてい
る。ポンプ吐出口8Aとポンプ吐出側に設けられた逆止
弁81との間より導管82でヒートシンク入口22
却水が導かれ、冷却水の戻りはヒートシンク戻り口23
より戻り管84でポンプの吸込側8Bに取付けられてい
る短管83部に導かれる。
【0036】その戻り管84の途中には電磁弁101が
設けられ、その電磁弁の開閉動作は、制御盤10にて行
われてる。更に、その制御盤10にはヒートシンク2の
温度が温度センサ102にて取り込まれ、ヒートシンク
2の温度により電磁弁101の開閉動作が行われる。
【0037】図2は、図1に示す水冷ヒートシンクの動
作のタイムチャートである。横軸が時間を示し、縦軸が
温度を示す。線(D)が冷却水の温度(本実施例では、
ポンプの自液の温度)、線(A)は大気温度又は水冷ヒ
ートシンク設置場所の雰囲気温度、線(B)は電磁弁の
閉動作温度、線(C)は電磁弁の開動作温度を示してい
る。
【0038】ポンプが運転されると、インバータで発熱
した熱量が水冷ヒートシンク2に供給され始める。その
出発点はである。まだ電磁弁101は閉じているた
め、時間が経過すると共に、インバータの発熱を吸収
し、温度が上昇してくる。水冷ヒートシンク部の温度
が、開動作温度(C)に、到達すると、その温度をセ
ンサ102が検知し、制御盤10が電磁弁101を開く
動作をする。
【0039】電磁弁101が開くと、冷却水が冷却パイ
プ21を流れ始めるので、周囲の熱量を吸収し、水冷ヒ
ートシンク2の温度が低下を始める。そしてからへ
と水冷ヒートシンク2の温度が低下する。ヒートシン
ク温度が閉動作温度(B)に到達すると、その温度を温
度センサ102が検知し、制御盤10が電磁弁101を
閉じる。電磁弁101が閉じると、冷却水が冷却パイプ
21を流れなくなるので、ヒートシンクの熱量の吸収が
停止し、水冷ヒートシンク2の温度が上昇してくる。再
び、水冷ヒートシンク2の温度が開動作温度(C)に
到達すると、その温度を制御盤10が温度センサを介し
て検知し、電磁弁101を開ける。以降、・・・と
電磁弁101が閉動作、開動作を繰り返す。このように
して、ヒートシンク2の表面温度は、つねに大気温度又
は水冷ヒートシンクが設置された場所の雰囲気温度より
高い値に保持される。このため、水冷ヒートシンク表面
の温度は、露点温度よりつねに高くなり、水冷ヒートシ
ンク部には結露の発生はない。
【0040】図3は、本発明の第2実施例の水冷ヒート
シンクの冷却水の流路を示す。水冷ヒートシンク2、冷
却パイプ21が設けられ、その管の一端は入口22で、
他の端が戻り口23である。ポンプ吐出口8Aとポンプ
吐出側に設けられた逆止弁81との間より導管82でヒ
ートシンク入口22に導かれ、冷却水の戻りは戻り口2
3より戻り管84でポンプの吸込側8Bに取付けられて
いる短管83部に導かれる。以上の構成は、第1実施例
と同様である。
【0041】戻り口23には、温度調節弁(温調弁)9
が設けられ、その温調弁の開閉動作は、温調弁内部にあ
るワックスの温度膨張で行われる。図4(A)は、図3
に示されている温調弁9の構造を示し、閉状態を示して
いる。感熱部92は、その内部に、熱により膨張するワ
ックスが充填されている。そのワックスの温度が上昇す
ると、その膨張によりスピンドル93が押される。その
先端に弁体95が取付けられ、その弁体は弁シート94
にスプリング96で押さえつけられている。そのスプリ
ングの他端は、スプリングホルダ97で温調弁9本体に
ねじ込まれている。又、このスプリングホルダの中央部
に孔98が開けられ、この孔より温調弁が動作した場合
に液体が流出する。又、この反対側には、感熱部92を
固定しているホルダ91があり、このホルダの外周部に
は水の入口のための孔が多数ある。
【0042】図4(B)が温調弁の開動作を示してい
る。図示するように、感熱部92の温度が上昇すると、
ワックスが膨張してスピンドル93が弁体95を押し開
き、冷却水がホルダ91の小孔から流入し、出口側の孔
98に流出する。
【0043】本実施例においても、温調弁の開閉動作
は、第1実施例と同様である。しかしながら、本実施例
では感熱部と弁体の操作部とを一体としているので構造
がコンパクトであり、且つ冷却水出口側の温度を直接検
出することができる。叉、第一実施例で必要であった制
御装置10が不要である。
【0044】本実施例においても、温調弁9は、 開動作温度(C)>閉動作温度(B)>大気・雰囲気温
度(A) と設定している。これにより、ヒートシンク部の温度
は、つねに大気温度又は水冷ヒートシンク設置場所の雰
囲気温度より高い値に保持できる。これにより、第一実
施例と同様に、水冷ヒートシンク表面の温度は露点温度
よりつねに高く保持され、水冷ヒートシンク部及びイン
バータ周辺には結露の発生はない。
【0045】図5は、温調弁の感熱部をヒートシンク部
に備えた場合の本発明の第3実施例である。感熱部9
a、操作部9bで、その他の構成は図1に示す第1実施
例と図3に示す第2実施例を折衷したものである。本実
施例においても、弁動作の設定温度を第1及び第2実施
例と同様に設定することにより、その動作及び作用効果
も同様となる。
【0046】以上はポンプが1台の場合について説明し
たが、ポンプが2台以上ある場合の構成を図6に示す。
図6は、一般の集合住宅等に水を供給するための小型の
給水設備である。ポンプ8−1/8−2の吐出側に逆止
弁81−1/81−2と、その逆止弁の2次側に吐出集
合管部87があり、その吐出集合管部には圧力タンク8
6が取付けられ、吐出圧力を圧力センサ(図示せず)で
検出し、その値とポンプの運転の目標値とを比較し、常
にポンプの吐出圧力が一定になるようにインバータ1−
1/1−2でポンプの運転が制御されている。吐出集合
管部87の先が、各需要家に接続されている。一般の集
合住宅等の給水設備の場合は、深夜は使用需要家の数が
極端に少なくなり、ポンプを運転する必要がない場合が
ある。このような場合は、ポンプを停止させ、圧力タン
ク86に蓄圧された圧力水で、需要家の配管を保圧す
る。
【0047】この実施例では、2台のインバータ1ー
1、1ー2は、水冷ヒートシンク2の両側に固着されて
いる。そして、冷却水はそれぞれのポンプの吐出側とそ
のポンプに取付けられている逆止弁81−1/81−2
との間から、電磁弁(又は操作弁)101−1/101
−2を介して、水冷ヒートシンク2の入口22に導管8
2にて導かれている。ポンプが圧送する水の一部が、ヒ
ートシンク2の冷却パイプ21を通り、出口23にて分
岐しそれぞれのポンプの吸込に、戻り管84−1/84
−2にて導かれている。
【0048】このようにすれば、ポンプが運転されイン
バータで発生する熱を水冷ヒートシンクで吸収するため
の冷却水を必要とする場合に、ポンプが送水する水自体
を冷却水として用いることができる。上述した構成によ
り、夏場などに外気温が上昇し、又は直射日光等を浴び
て、ヒートシンク部の温度が上昇し、電磁弁(又は操作
弁)101−1/101−2が開動作しても、ポンプが
運転されていないので、冷却水がヒートシンク2に流れ
ることがない。しかしながら、図6の水冷方法は、電磁
弁(又は操作弁)101−1/101−2がポンプの台
数分必要となるので経済的でない。又、吐出よりの配管
が複雑になってくる。この経済性と吐出側の配管の複雑
さを解消した実施例を図7に示す。
【0049】図7は、図6と略同じ構成の給水システム
である。その相違点は、吐出集合管部87より分岐して
電磁弁101を取り付け、その電磁弁より導管82を通
して、ヒートシンク2の入口22に導かれ、冷却器の出
口23より戻り管84より分岐し、各ポンプ8−1、8
−2の吸込部に連結管84−1、84−2を介して戻さ
れている。
【0050】この場合は、夏場などに外気温が上昇し、
又は直射日光等を浴びて、ヒートシンク2の温度が上昇
し、電磁弁101が開動作すると、ポンプの吐出側と吸
込側が、電磁弁101、導管82、冷却パイプ21と戻
り管84を介して連通状態になる。すなわち、吐出側の
圧力タンクに蓄圧された水が、電磁弁101が開動作す
ると、ポンプの吸込側に戻されてしまい、タンク86内
の圧力が低下し、ポンプが始動する。始動後冷却水が冷
却器の内部を冷やし、ヒートシンク2の温度が低下する
が、再び同じ現象でポンプが運転・停止を繰り返すこと
になる。
【0051】この解決方法として、電磁弁の開閉動作を
次のようにする。 ヒートシンク温度が設定値以上にな
り、かつポンプが運転される場合にのみ、電磁弁を開動
作させる。逆に電磁弁の閉動作は、ヒートシンクの温度
が設定値以下となった場合、又はポンプが停止された場
合である。このような電磁弁の開動作、閉動作を行うこ
とで、上述したような無駄なポンプの運転・停止が繰り
返されることが無くなる。
【0052】上述した各実施例の説明では、電磁弁(又
は操作弁)101−1/101−2の開動作時の温度、
閉動作時の温度と、大気叉は雰囲気温度との関係は、図
2に示したものであるが、インバータに使用されている
半導体の許容温度には限界があるので、(イ)大気温度
又は雰囲気温度が高い場合には、必ずしも図2のような
温度の設定ができるわけではない。
【0053】このように大気温度又は雰囲気温度(A)
が高い場合には、図8(A)のように閉動作温度(B)
を開動作温度(C)より低く、大気温度又は雰囲気温度
時の許容できる相対湿度の場合の露点温度(E)より若
干高めにすることができる。このようにすることによ
り、ヒートシンク2の温度が大気叉は雰囲気温度以下に
低下しても、その露点温度以上であるため、結露の発生
という問題は生じない。
【0054】又は、閉動作温度(B)を、図8(B)の
ように大気温度又は雰囲気温度時の許容できる相対湿度
の場合の露点温度より若干低めにしてもよい。この場合
には、局部的に結露が発生するが、再びインバータの発
熱でその結露による水分を蒸発させることができるの
で、状況によっては、閉動作温度(B)を大気温度又は
雰囲気温度時の許容できる相対湿度の場合の露点温度
(E)より若干低めにすることができる。この場合に、
多少の結露をも認めることができない場合などは、その
結露する箇所を断熱材にて保護し、閉動作温度(B)を
大気温度又は雰囲気温度時の許容できる相対湿度の場合
の露点温度(E)より若干低めに設定する。これによ
り、開動作温度(C)と閉動作温度(B)との差を大き
くとることができるので、操作弁(電磁弁又は温調弁)
が頻繁に動作することがなくなるので、操作部の寿命が
大幅に伸びる。
【0055】図9及び図10は、係る温度設定の冷却機
構を備えたインバータを示し、(A)は正面図、(B)
はその側面図である。一台の水冷ヒートシンク2の両面
に2台のインバータ1−1、1−2を取付け、インバー
タの熱源である電力半導体素子から離れた箇所に温度検
出器102を設置した場合を示す。水冷ヒートシンクの
冷却パイプが図示されるような場合は、閉動作温度
(B)を大気温度又は雰囲気温度時の許容できる相対湿
度の場合の露点温度(E)より若干低めにすると、冷却
器の入口部分周辺(図にてハッチングされた部分)22
Aに結露が発生する。
【0056】これは、水冷ヒートシンクの温度分布が図
10に示すように、中心部とインバータの発熱素子があ
る近傍がもっとも温度が高く、それより距離が離れるに
従い温度が低くなる。この場合は、冷却水の入口が熱源
よりもっとも離れ、又冷却水の温度の影響を直接受けて
いるので、この部分21Bの温度が低くなり、ヒートシ
ンク上面の温度が開動作温度(C)から閉動作温度
(B)に低下する場合に、露点温度以下になる場合があ
る。このような場合は、その部分に断熱材を付着させて
も、もともと温度が低い箇所であるので、インバータの
発熱の温度吸収には影響がない。
【0057】尚、上述した実施例においては、冷却水の
弁の開閉を、一定値で開き、一定値で閉じるようにON
/OFF制御しているが、感熱部で検出された温度に従
って、アナログ的に弁の開度を調節して所定温度範囲に
保持するように制御してもよい。このように本発明の趣
旨を逸脱することなく、種々の変形実施例が可能であ
る。
【0058】
【発明の効果】水冷ヒートシンクの温度を検出して、そ
の結果に応じて電磁弁(又は温調弁)を開閉させ、開閉
動作温度を大気温度又は雰囲気温度より高い値に設定し
た。このことにより 冷却水の温度が低くても、水冷ヒートシンクの温度を
常に大気温度又は雰囲気温度より高い値に保持すること
ができるので、水冷ヒートシンクの表面には結露が発生
しない。同様に、水冷ヒートシンクが過冷却になり、イ
ンバータの搭載部品自体が過冷却になり、結露が発生す
ることがない。 冷却水の使用温度範囲が大きくなり、特に低い温度の
冷却水まで使用することができる。 冷却水の温度が広範囲に許容できるので、ポンプの自
液にての冷却ができる。
【0059】温調弁を電磁弁の代わりに使用した。この
ことにより、 電磁弁と異なる電源を必要としないので配線がいらな
いこと、又、感熱部が内蔵されているので、流量調整機
構の操作のための温度センサが不要であり、その検知結
果の判断部と操作部である制御盤も必要としない。これ
により、大幅に冷却機構を簡素化することができる。
【0060】感温部が外部にある温調弁を電磁弁の代わ
りに使用した。これにより、 感熱部が冷却水に直接に接していると、冷却パイプ内
の容量が小さい場合は、冷却水が冷却パイプ内で温度の
上昇がないために、全体が冷却されないうちにバルブが
閉じてしまう恐れがある。上述の構成により、感温部を
ヒートシンク表面に設置できるのでヒートシンク自体に
熱容量があるため、冷却パイプ内に冷却水が通っても、
すぐに温度が低下しないため、頻繁な弁の開閉動作が避
けられる。 冷却水の温度が低くても、水冷ヒートシンクの温度を
常に大気温度又は雰囲気温度より高い値にすることがで
きるので、水冷ヒートシンクの表面には結露が発生しな
い。又、水冷ヒートシンクが過冷却になり、インバータ
の搭載部品自体が過冷却になることがない。又、電磁弁
と異なり電源を必要としないので配線がいらないこと、
又、温度検知部が内蔵されているので、電磁弁の操作の
ための温度センサが不要であり、その検知結果の判断部
と操作部である制御盤を不要とする。
【0061】冷却水をポンプの吐出側とポンプの吐出側
の逆止弁との間から導き、ポンプの吸込部に返送する。
これにより、 ポンプが運転された場合に、インバータの発熱が発生
するために、常にインバータの冷却水が必要なときに冷
却水を自動的に送水することができる。 別のポンプを必要としないので、このポンプの運転停
止の制御を行うための制御機器を必要としない。
【0062】水冷ヒートシンクの温度を検出して、その
結果に応じて電磁弁(温調弁)を開閉させ、開閉動作温
度を大気温度又は雰囲気温度の許容湿度時の露点温度よ
り若干高い値に設定した。これにより、冷却水の温度
が低くても、水冷ヒートシンクの温度を常に大気温度又
は雰囲気温度の許容湿度時の露点温度より若干高い値に
することができるので、水冷ヒートシンクの表面には結
露が発生しない。又、水冷ヒートシンクが過冷却にな
り、インバータの搭載部品自体が過冷却になることがな
い。冷却水の使用温度範囲が大きくなり、特に低い温
度まで使用することができる。冷却水の温度が広範囲
に許容できるので、ポンプの自液にての冷却ができる。
バルブの動作の温度を更に下げることができるの
で、バルブの開閉頻度が少なくなり、バルブの寿命が延
びる。
【0063】水冷ヒートシンクの温度を検出して、その
結果に応じて電磁弁(温調弁)を開閉させ、特に閉動作
温度を大気温度又は雰囲気温度の許容湿度時の露点温度
より若干低い値に設定し、結露部には断熱材を設けた。
これにより上述と同様の効果が生じるが、冷却水の使
用温度範囲を更に広げることができ、結露が生じる温度
となっても、断熱材により、過冷却を防止できる。
【0064】ポンプが複数台ある場合、冷却水を各ポン
プの吐出集合部より供給し、水冷ヒートシンクの温度を
検出して、その結果に応じて電磁弁を開閉させる場合
に、 開動作:温度が開動作温度以上で、且つ(AND)、ポ
ンプが運転中である 閉動作:温度が閉動作温度以下で、又は(OR)、ポン
プが運転停止であるとした。これにより、 ポンプが運転された場合に、インバータの発熱が発生
するために、常に、インバータの冷却水が必要なときに
冷却水を自動的に送水することができる。 別のポンプを必要としないので、このポンプの運転停
止の制御を行うための制御機器を必要としない。 冷却水の制御用のバルブがポンプが複数台でも1個で
制御でき経済的である。 外気温度が高くても、特に屋外に設置され、屋外カバ
ーを取付けられても、そのカバー内の温度が上昇して
も、無駄なポンプの運転・停止動作が発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の第1実施例のインバータの水冷機構の
説明図。
【図2】水ヒートシンク温度の変動を示す説明図。
【図3】発明の第2実施例のインバータの水冷機構の
説明図。
【図4】温調弁の構造図であり、(A)閉状態、(B)
開状態を示す。
【図5】本発明の第3実施例のインバータの水冷機構の
説明図。
【図6】ポンプ2台を備えた給水装置におけるインバー
タの水冷機構の説明図。
【図7】図6に示す実施例の改良された水冷機構の説明
図。
【図8】図2に示す弁開閉の温度設定に対する、他の実
施例の説明図。
【図9】1台のヒートシンクに2台のインバータを固着
した水冷機構の(A)正面図、(B)側面図。
【図10】図9における温度分布を示す説明図。
【図11】従来の空冷方式の制御盤の(A)平面図、
(B)側面図。
【図12】従来の水冷方式の制御盤の(A)平面図、
(B)側面図。
【図13】改良された水冷方式の制御盤の側面図。
【図14】インバータの構造図。
【図15】インバータ制御電源用のコンデンサの取付
図。
【図16】インバータ制御CPUの取付図。
【図17】インバータ電源端子の取付図。
【図18】ポンプの自液による水冷機構の説明図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−69383(JP,A) 特開 平5−41589(JP,A) 特開 平7−218075(JP,A) 特開 平6−164178(JP,A) 米国特許3656540(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/48 H02M 7/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプを駆動するインバータが外囲器に
    収納され、前記インバータは水冷ヒートシンクに固着さ
    れ、前記ポンプの吐出側から圧送する水の一部を前記ヒ
    ートシンクの冷却水として用いて前記ポンプの吸込側に
    戻し、前記ヒートシンクに感熱部を備え、その感熱した
    温度に対応した冷却水の流量調節機構を備え、前記感熱
    した温度に対応して冷却水の流量を調節することによ
    り、前記ヒートシンクの温度を、前記ヒートシンクが結
    露を生じないように所定範囲に保持することを特徴とし
    たインバータの水冷方法。
  2. 【請求項2】 前記感熱部は温度センサであり、該温度
    センサで検出されたヒートシンクの温度に基づいて電磁
    弁を開閉し、前記ヒートシンクの温度を所定範囲に制御
    することを特徴とした請求項1記載のインバータの水冷
    方法。
  3. 【請求項3】 前記感熱部は、内部に熱により膨張する
    物質を備え、該膨張する物質で弁の開閉を行う膨張弁で
    あることを特徴とした請求項1記載のインバータの水冷
    方法。
  4. 【請求項4】 前記流量調節機構は、その制御温度を、 開動作温度(C)>閉動作温度(B)>大気温度又は雰
    囲気温度(A)としたことを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれか一項に記載のインバータの水冷方法。
  5. 【請求項5】 前記流量調節機構は、その制御温度を、 開動作温度(C)>大気温度又は雰囲気温度(A)>閉
    動作温度(B)とするか、または開動作温度(C)>閉
    動作温度(B)>大気温度又は雰囲気温度の許容できる
    相対湿度の露点温度としたことを特徴とする請求項1乃
    のいずれか一項に記載のインバータの水冷方法。
  6. 【請求項6】 複数台のポンプの吐出側集合部よ
    前記ポンプが圧送する水の一部を前記ヒートシンクに
    ことを特徴とした請求項1記載のインバータの水冷方
    法。
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