JP3326900B2 - 赤外線用対物光学系 - Google Patents

赤外線用対物光学系

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JP3326900B2 JP22100293A JP22100293A JP3326900B2 JP 3326900 B2 JP3326900 B2 JP 3326900B2 JP 22100293 A JP22100293 A JP 22100293A JP 22100293 A JP22100293 A JP 22100293A JP 3326900 B2 JP3326900 B2 JP 3326900B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、赤外線撮像装置に用い
る赤外線用対物光学系に関し、特に波長3〜5μm帯で
使用される赤外線用対物光学系に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の赤外線用対物光学系としては、例
えば特開昭52-100247 号公報、特開昭61-219015 号公報
及び特開平4-125515号公報に開示されているものが知ら
れている。これらの特開昭52-100247 号公報、特開昭61
-219015 号公報及び特開平4-125515号公報に開示されて
いるレンズ系は、4枚構成の単焦点レンズであり、その
Fナンバーが0.8〜1.2と明るいものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
特開昭52-100247 号公報、特開平4-125515号公報に開示
されている構成で、画角22度、Fナンバー1.0程度
の諸元を持つ赤外用単焦点レンズを達成しようとする
と、収差を良好に補正することができないので、鮮明な
画像を得ることができない問題点がある。
【0004】また、上記の特開昭61-219015 号公報に開
示されている構成では、そのバックフォーカスが全系の
焦点距離の0.19倍〜0.25倍程度と短く、赤外線
撮像素子のためのコールドシールド等を配置するスペー
スを十分に確保することが困難であるという問題が生じ
る。そこで本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、3〜5μm帯の赤外
線を対象とし、Fナンバーが1.0と明るく、十分なバ
ックフォーカスが確保でき、結像性能が良好な赤外線用
対物光学系の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題点の解決の為
に本発明の赤外線用対物光学系は、以下に示す構成を有
している。例えば図1に示す如く、物体側から順に、負
屈折力の第1レンズ群G1 と正屈折力の第2レンズ群G
2 とを有する赤外線用対物光学系において、第1レンズ
群G1 は、物体側から順に、正屈折力を持ち物体側に凸
面を向けたメニスカス形状の第1レンズ成分と、負屈折
力を持ち物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第2レ
ンズ成分とを有するように構成され、第2レンズ群G2
は、物体側から順に、正屈折力を持ち物体側に凹面を向
けたメニスカス形状の第3レンズ成分と、正屈折力を持
ち物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第4レンズ成
分とを有するように構成される。そして、本発明による
赤外線用対物光学系は、以下の条件を満足するように構
成される。
【0006】 0.36<|φ1 /φ2 |<0.75 …(1) 1.45<|f1 /fT |<1.9 …(2) 但し、φ1 :第1レンズ群G1 の屈折力、 φ2 :第2レンズ群G2 の屈折力、 fT :全系の焦点距離、 f1 :第1レンズ成分の焦点距離、 である。
【0007】
【作用】本発明による赤外線用対物光学系においては、
各レンズ成分をメニスカス形状としているため、各レン
ズ面で反射された撮像素子からの光線が撮像素子面また
はレンズ系内部に集光しない。従って、赤外線用光学系
で問題となるナルシサスを良好に軽減することができ
る。ここで、ナルシサスとは、光学系の各レンズ面の表
面反射による冷却された検知器自身の像を再検出して生
じる画像信号レベルの低下の総和である。
【0008】また、上記の如き本発明による赤外線用対
物光学系においては、4群4枚という少ないレンズ構成
にも係わらず、負屈折力の第1レンズ群G1 と正屈折力
の第2レンズ群との屈折力比が適切の範囲内に規定され
ているため、諸収差を劣化させることなく、Fナンバー
が1.0と明るい光学系を実現することができ、バック
フォーカスも十分に確保できる。
【0009】以下、本発明による条件について詳述す
る。まず、本発明による赤外線用光学系は、第1レンズ
群G1 の屈折力をφ1 、第2レンズ群G2 の屈折力をφ
2 とするとき、 0.36<|φ1 /φ2 |<0.75 …(1) を満足するように構成される。
【0010】この条件(1)は、第1レンズ群G1 と第
2レンズ群G2 との屈折力に関する最適な比を規定する
ものである。この条件(1)の上限値を越える場合に
は、第1レンズ群G1 の屈折力が大きくなり、第1レン
ズ群G1 にて発生するコマ収差と像面湾曲を第2レンズ
群G2 で補正しきれなくなるので好ましくない。逆に、
条件(1)の下限値を越える場合には、第1レンズ群G
1 の屈折力が小さくなり、球面収差とコマ収差とが発生
するため好ましくない。また、このときには、コールド
シールド等を挿入するための十分なバックフォーカスを
確保することができないので好ましくない。
【0011】なお、本発明による赤外線用光学系の更な
る光学性能の向上を図るためには、上記条件(1)の上
限値は0.60とすることが望ましい。そして、本発明
による赤外線用対物光学系は、第1レンズ成分の焦点距
離をf 1 、全系の焦点距離をfT とするとき、 1.45<|f1 /fT |<1.9 …(2) を満足するように構成される。
【0012】上記条件(2)は、第1レンズ成分の焦点
距離f1 と全系の焦点距離fT との適切な焦点距離比を
規定し、赤外線用光学系の諸収差を良好に補正するため
の条件である。この条件(2)の上限値を上回る場合、
軸外のコマ収差が甚大に発生するだけでなく、像面湾曲
が負に倒れると同時に、メリジオナル像面がサジッタル
像面に比べて大きく負に倒れるため好ましくない。ま
た、条件式(2)の下限値を下回る場合、像面湾曲が正
に倒れるため好ましくない。
【0013】このように、本発明の赤外線用対物光学系
においては、第1レンズ群G1 と第2レンズ群G2 の屈
折力配置として、第2レンズ群の屈折力を第1レンズ群
の屈折力に対して、0.36倍より大きくするか、また
は、0.75倍より小さくする構成によって、コールド
シールド等を挿入するためのバックフォーカスを確保す
ることができる。また、このような構成により、Fナン
バーが1.0と明るく、かつ諸収差が良好に補正された
赤外線用光学系を提供できる。
【0014】また、本発明の赤外線用光学系において、
第2レンズ成分と第3レンズ成分との光軸上の間隔をd
4 、全系の焦点距離をfT とするとき、本発明による赤
外線用対物光学系は、 0.15< d4 /fT <0.24 …(3) を満足することが望ましい。
【0015】上記条件(3)は、第2レンズ成分と第3
レンズ成分との面間隔と全系の焦点距離との最適な比を
規定し、諸収差を良好に補正するための条件である。こ
の条件(3)の上限値を上回る場合、コマ収差が甚大に
発生するため好ましくない。また、条件(3)の下限値
を下回る場合、正の球面収差が甚大に発生するため、球
面収差と像面湾曲のバランスが悪くなるので好ましくな
い。
【0016】次に、本発明による赤外線用光学系は、第
3レンズ成分と第4レンズ成分との光軸上の間隔をd
6 、全系の光学系の焦点距離をfT とするとき、 0.1<|d6 /fT |<0.4 …(4) を満足するように構成することが望ましい。。上記条件
(4)は、全系の焦点距離に対する第3レンズ成分と第
4レンズ成分との光軸上の間隔比を適切に規定するもの
であり、特に、良好な光学性能を得るための条件であ
る。そして、条件(4)の上限値を越える場合には、第
4レンズ成分を通過する軸上光線と軸外光線との通過位
置のバランスが悪くなり、軸外のコマ収差が大きく発生
するため好ましくない。
【0017】条件(4)の下限値を越える場合には、像
面湾曲が負に倒れると同時にコマ収差が発生するため好
ましくない。また、第3レンズ成分の物体側のレンズ面
の曲率半径をr5 、全系の光学系の焦点距離をfT とす
るとき、 −5.0< r5 /fT <−1.1 …(5) を満足することが望ましい。
【0018】この条件(5)は、第3レンズ成分の物体
側レンズ面の曲率半径を適切な値に規定するものであ
り、これにより、軸外収差のバランスを良好に補正する
ためのものである。この条件(5)の上限値を上回る場
合、コマ収差が増大すると共に像面湾曲が負に倒れるた
め好ましくない。また、条件(5)の下限値を下回る場
合、コマ収差が増大すると共に像面湾曲が正に倒れるた
め好ましくない。なお、さらに良好な結像性能を達成す
るためには、条件(5)の下限値を−1.96とするこ
とが好ましい。
【0019】また、本発明による赤外線光学系におい
て、第3レンズ成分の像側のレンズ面の曲率半径をr
6 、全系の焦点距離をfT とするとき、 −1.5< r6 /fT <−0.7 …(6) を満足することが望ましい。この条件(6)は、第3レ
ンズ成分の像側レンズ面の曲率半径を適切に規定するも
のであり、これにより軸外収差のバランスを良好に補正
するものである。
【0020】この条件(6)の上限を上回る場合、負の
球面収差が発生するだけでなく像面湾曲が負に倒れるた
め好ましくない。また、条件(6)の下限値を下回る場
合、コマ収差が増大するため好ましくない。そして、本
発明の赤外線用対物光学系は、前記第1レンズ成分と前
記第2レンズ成分との軸上間隔をd2 、前記対物光学系
の焦点距離をfT とするとき、 0.37< d2 /fT <0.5 …(7) を満足するように構成されることが望ましい。
【0021】この条件(7)は、対物光学系の全系の焦
点距離と、第1レンズ成分と第2レンズ成分との軸上間
隔との比を最適な範囲内に規定して、諸収差を良好に補
正するための条件である。この条件(7)の上限値を上
回る場合、正の球面収差が発生すると共に像面湾曲が負
に倒れるため、バランスをとることができない。また、
像高の高いところで非点隔差が大となり、メリジオナル
像面がサジッタル像面と比べて倒れるため好ましくな
い。また、条件(7)の下限値を下回る場合、負の球面
収差が発生すると共に像面湾曲が負に倒れるため好まし
くない。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明による赤外線
用光学系の実施例を説明する。この実施例は、本発明に
よる赤外線用光学系を3〜5μmの波長帯の赤外光によ
り赤外画像を得る所謂赤外線撮像装置用の光学系とし
て、適用した例を示すものである。
【0023】図1及び図3は、本発明による第1及び第
2実施例のレンズ構成図を示している。図1及び図3の
各実施例は共に、負屈折力の第1レンズ群G1 と、正屈
折力の第2レンズ群G2 とから構成されている。尚、図
1及び図3では、コールドシールドの窓Wを併せて示
す。図1及び図3において、図示なき物体からの光線
は、正屈折力を有し物体側に凸面を向けたメニスカス形
状の第1レンズ成分L1 にて収束され、負屈折力を有し
物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第2レンズ成分
2 へ向かう。ここで、各実施例においては、負屈折力
の第1レンズ群G1 は、正の屈折力を有する第1レンズ
成分L1 と負の屈折力を有する第2レンズL2 成分とか
ら構成されている。
【0024】そして、第2レンズ成分L2 を介して発散
作用を受けた光線は、正屈折力を有し物体側に凹面を向
けたメニスカス形状の第3レンズ成分L3 に達し、屈折
作用を受け、正屈折力を有し物体側に凸面を向けたメニ
スカス形状の第4レンズ成分L4 へ向かう。この第4レ
ンズ成分L4 を介した光線は、物体の像Iを形成する。
ここで、各実施例においては、正屈折力の第2レンズ群
2 は、正屈折力の第3レンズ成分L3 と正屈折力の第
4レンズ成分L4 とから構成されている。
【0025】以下に、各実施例の諸元の値を掲げる。表
1、表2中において、fT は波長4μmの赤外線に対す
る全系の焦点距離、FNOは開放Fナンバー、2ωは画
角、Bfはバックフォーカスを表す。また、φ1 、φ2
は、それぞれ第1レンズ群G1、第2レンズ群G2 の屈
折力を表し、f1 は第1レンズ成分L1 の焦点距離を表
す。そして、左端の数字は光線の入射順に沿った順序を
表し、rはレンズ面の曲率半径、dはレンズ面の間隔、
nは各光学部材の4μmの赤外線に対する屈折率を示
す。なお、以下の表1及び表2の諸元においては、コー
ルドシールドの窓Wに相当する平行平面板のデータを併
せて示す。
【0026】
【表1】 〔第1実施例の諸元〕 fT = 100 FNO= 1.0 2ω= 22.0 ° Bf= 87.23 φ1 =-0.00843 φ2 = 0.0178 f1 = 149.72 NO. r d n 硝材 1 205.055 13.327 3.4289 シリコン L1 2 448.545 39.982 1.0000 3 -88.636 9.996 4.0255 ゲルマニウム L2 4 -264.362 22.212 1.0000 5 -193.418 16.659 3.4289 シリコン L3 6 -105.624 22.212 1.0000 7 134.434 11.106 3.4289 シリコン L4 8 205.611 34.207 1.0000 9 ∞ 6.664 3.4289 シリコン W 10 ∞
【0027】
【表2】 〔第2実施例の諸元〕 fT = 100 FNO= 1.0 2ω= 22.0 ° Bf= 77.47 φ1 =-0.00794 φ2 = 0.01899 f1 = 150.63 NO. r d n 硝材 1 187.928 13.993 3.4289 シリコン L1 2 366.030 46.197 1.0000 3 -86.291 12.216 4.0255 ゲルマニウム L2 4 -264.205 16.436 1.0000 5 -195.664 20.211 3.4289 シリコン L3 6 -103.900 23.987 1.0000 7 123.911 11.327 3.4289 シリコン L4 8 187.788 22.210 1.0000 9 ∞ 7.774 3.4289 シリコン W 10 ∞ また、本発明の実施例でレンズ材料として用いられてい
るシリコン及びゲルマニウムの各波長に対する屈折率
(n4 、n3 、n5 )を以下の表3に示す。ここで、n
4 は波長4μmの赤外線に対する屈折率、n3 は波長3
μmの赤外線に対する屈折率、n5 は波長5μmの赤外
線に対する屈折率を表す。
【0028】
【表3】 n435 シリコン 3.42890 3.43600 3.42560 ゲルマニウム 4.02550 4.04460 4.01705 第1実施例の無限遠時の諸収差図を図2に、第2実施例
の無限遠実施例の諸収差図を図4に示す。ここで、球面
収差図中において、実線は波長4μmの赤外線に対する
収差を示し、一点鎖線は波長3μmの赤外線に対する収
差を示し、二点鎖線は波長5μmの赤外線に対する収差
を示し、破線は正弦条件を示している。また、非点収差
図中において、破線は波長4μmの赤外線に対するメリ
ジオナル像面、実線は波長4μmの赤外線に対するサジ
ッタル像面を示している。そして、コマ収差図中の実線
はメリジオナルコマ、破線はサジッタルコマを示してい
る。
【0029】各収差図の比較から、各実施例による赤外
線用対物光学系は、波長3〜5μmの範囲にわたり良好
な光学性能を示していることがわかる。以下の表4に、
本発明による各実施例の条件対応値表を示す。
【0030】
【表4】 〔条件対応値表〕 条 件 第1実施例 第2実施例 (1) 0.473 0.418 (2) 1.497 1.506 (3) 0.222 0.164 (4) 0.222 0.240 (5) −1.934 −1.957 (6) −1.056 −1.039 (7) 0.400 0.462 このように、本発明による各実施例は、上記条件で規定
された範囲を満足しており、これにより、良好な結像性
能が達成されている。
【0031】また、本発明による各実施例においては、
そのバックフォーカスが全系の焦点距離に対して0.7
7〜0.87倍程度と長いため、コールドシールドの配
置の制約が少なくなり、その像側にNDフィルターや偏
光フィルター等の各種フィルターを挿入することも可能
となる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、Fナン
バーが1.0と明るく、バックフォーカスが全系の焦点
距離の0.8乃至0.9倍程度と長く、かつ充分に収差
補正された対物光学系を良好な光学性能のもとで提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施例の光路図である。
【図2】本発明による第1実施例の無限遠時の諸収差図
である。
【図3】本発明による第2実施例の光路図である。
【図4】本発明による第2実施例の無限遠時の諸収差図
である。
【符号の説明】
1 … 第1レンズ群、 G2 … 第2レンズ群、 L1 … 第1レンズ成分、 L2 … 第2レンズ成分、 L3 … 第3レンズ成分、 L4 … 第4レンズ成分、

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側から順に、負屈折力の第1レンズ群
    1 と正屈折力の第2レンズ群G2とを有する赤外線用
    対物光学系において、 前記第1レンズ群G1 は、物体側から順に、正屈折力を
    持ち物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第1レンズ
    成分と、負屈折力を持ち物体側に凹面を向けたメニスカ
    ス形状の第2レンズ成分とを有し、 前記第2レンズ群G2 は、物体側から順に、正屈折力を
    持ち物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第3レンズ
    成分と、正屈折力を持ち物体側に凸面を向けたメニスカ
    ス形状の第4レンズ成分とを有し、 以下の条件を満足することを特徴とする赤外線用対物光
    学系。 0.36<|φ1 /φ2 |<0.75 1.45<|f1 /fT |<1.9 但し、φ1 :前記第1レンズ群G1 の屈折力、 φ2 :前記第2レンズ群G2 の屈折力、 fT :全系の焦点距離、 f1 :前記第1レンズ成分の焦点距離、 である。
  2. 【請求項2】前記第1レンズ群G1 と前記第2レンズ群
    2 との光軸上の間隔をd4 、前記赤外線用対物光学系
    の全系の焦点距離をfT とするとき、 0.15< d4 /fT <0.24 を満足することを特徴とする請求項1記載の赤外線用対
    物光学系。
  3. 【請求項3】前記第3レンズ成分と前記第4レンズ成分
    との光軸上の間隔をd6 、前記赤外線用対物光学系の全
    系の焦点距離をfT とするとき、 0.1<|d6 /fT |<0.4 を満足することを特徴とする請求項1記載の赤外線用対
    物光学系。
  4. 【請求項4】前記第1レンズ成分と前記第2レンズ成分
    の光軸上の面間隔をd2 、前記赤外線用対物光学系の焦
    点距離をfT とするとき、 0.37< d2 /fT <0.5 を満足することを特徴とする請求項1記載の赤外線用対
    物光学系。
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