JP3326894B2 - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

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JP3326894B2
JP3326894B2 JP21163693A JP21163693A JP3326894B2 JP 3326894 B2 JP3326894 B2 JP 3326894B2 JP 21163693 A JP21163693 A JP 21163693A JP 21163693 A JP21163693 A JP 21163693A JP 3326894 B2 JP3326894 B2 JP 3326894B2
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流量を調節するバイパ
ス流量制御弁を備えたバイパス管路により入水管路と出
湯管路とが連通された給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の給湯装置には、図5に示す
ようなものがあった。(例えば、特開平5−10589
号公報、および特開平4−297728号公報)図5は
従来の給湯装置の概略構成図であり、バーナ1により加
熱される熱交換器2の入口側に入水管路3を接続し、出
口側に出湯管路4を接続し、入水管路3と出湯管路4と
に熱交換器2をバイパスするバイパス管路5の両端を連
通開口させて成り、入水管路3のバイパス管路5の分岐
部6より上流側に入水温度Tcを検出する入水温度検出器
7を設け、入水管路3の分岐部6より下流側に加熱水量
Qhを検出する加熱流量検出器8を設け、出湯管路4のバ
イパス管路5の接続合流部9より上流側に熱交換器2に
よる加熱温度Thを検出する加熱温度検出器10を設け、
合流部9より下流側に出湯温度Tmを検出する出湯温度検
出器11と出湯量調整器12を設け、バイパス管路5に
バイパス流量Qbを検出するバイパス流量検出器13と、
ポテンショメータ等の弁開度検知手段14を有し、弁体
15をモータ16で駆動してバイパス流量を調整するバ
イパス流量制御弁17を設けてある。なお、18はガス
比例弁である。
【0003】このような給湯装置においては、出湯管路
4側では出湯される湯の設定温度よりも高温の疑似設定
温度を決定し、熱交換器2から出湯される湯側温度が疑
似設定温度になるようにバーナ1の燃焼量をガス比例弁
18でフィードフォワード制御し、熱交換器2から疑似
設定温度の湯を出湯させる。
【0004】また、バイパス管路5側では、例えば加熱
温度検出器10で検出された湯側温度、入水温度検出器
7で検出された水側温度、設定温度および加熱流量検出
器8で検出された加熱流量に基づき、バイパス管路5を
流れる流量の目標値を求め、バイパス流量検出器13で
検出されるバイパス流量がこの目標値と等しくなるよう
にバイパス流量制御弁17の弁体15をモータ16で駆
動させ、設定温度の湯を出湯させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、次のような課題を有していた。
【0006】例えば上記のように加熱温度検出器10で
検出された湯側温度、入水温度検出器7で検出された水
側温度、設定温度および加熱流量検出器8で検出された
加熱流量に基づいて、バイパス管路5を流れる流量の目
標値を求め、バイパス流量がこの目標値になるようにバ
イパス流量制御弁17を制御するために、バイパス流量
検出器13が必要となり、バイパス管路5にバイパス流
量制御弁17とは別に組み込まなくてはならない。した
がって、組み込み部品数が増え組立工数が増加したり、
配管接続継手部も増え漏れ検査箇所も多くなったり構成
が複雑になるなどの不具合があった。
【0007】さらに大きい課題として、バイパス管路5
の流路圧損がバイパス流量検出器13およびバイパス流
量制御弁17とで二重に大きくなるという問題がある。
つまり、最も多く使われる40℃前後の湯を夏場など水
温が高い時に出湯した場合、熱交換器2が結露するとい
う課題と関係する。これは最近、地球環境を考慮してガ
スや石油等を燃焼する給湯装置においても、低Nox化
の方向に進みつつあり、そのような給湯装置における燃
焼は空気過剰率m値を低く制御する傾向にある。そのm
値が低いことにより、熱交換器2の出口温度が47〜4
8℃以下においては結露しやすくなる。例えば、夏場に
ぬるいめのシャワーを浴びるために38℃に温度設定
し、給湯装置に供給される水道水の水温が35℃であっ
たなら、上記構成の給湯装置で熱交換器2の出口温度を
結露しない温度50℃以上に保つためには、バイパス管
路5と熱交換器2のそれぞれの流量の割合は約4対1に
しなくてはならない。すなわち熱交換器2を通る流路の
圧損に対しバイパス管路5の圧損が5分の1以下でなく
てはならないことになる。以上のようなことからも、バ
イパス管路5の流路圧損を極めて小さくしなければなら
ないが、そのバイパス管路5にバイパス流量検出器13
とバイパス流量制御弁17を別個に設けることによっ
て、バイパス流量検出器13とバイパス流量制御弁17
の各圧損を合計した大きい圧損になり、熱交換器2が結
露しやすい場合が多く発生し、熱交換器2の低温腐食な
どの課題があった。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、部品組み付け工数を低減できかつ、熱交換器の結露
を防止できる給湯装置を提供することを第1の目的とし
ている。
【0009】本発明の第2の目的は、同じく熱交換器の
結露を防止しつつ特に出湯温度安定性のよい給湯装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために本発明の給湯装置は、熱交換器の1次側に接
続された入水管路と、前記熱交換器の2次側に接続され
た出湯管路と、前記熱交換器をバイパスし前記入水管路
と前記出湯管路を接続するバイパス管路と、前記バイパ
ス管路に設けられ電気信号により流量を任意可変でき
記バイパス管路の流量に応じて流量信号を発するバイパ
ス流量信号発生手段を有するバイパス流量制御弁と、前
記入水管路の前記バイパス管路との分岐部より下流側に
設けられ電気信号により流量を任意可変できる加熱流量
制御弁と、前記出湯管路に設けられた湯温検出器と、前
記加熱流量制御弁および前記バイパス流量制御弁を作動
させる制御器とを備えたものである。
【0011】また同じく上記の第1の目的を達成するた
めに本発明の給湯装置は、熱交換器の1次側に接続され
た入水管路と、前記熱交換器の2次側に接続された出湯
管路と、前記熱交換器をバイパスし前記入水管路と前記
出湯管路を接続するバイパス管路と、前記バイパス管路
に設けられ電気信号により流量を任意可変でき前記バイ
パス管路の流量に応じて流量信号を発するバイパス流量
信号発生手段を有するバイパス流量制御弁と、前記出湯
管路の前記バイパス管路との合流部より上流側に設けら
れ電気信号により流量を任意可変できる加熱流量制御弁
と、前記出湯管路に設けられた湯温検出器と、前記加熱
流量制御弁および前記バイパス流量制御弁を作動させる
制御器とを備えたものである。
【0012】また第2の目的を達成するために本発明の
給湯装置は、熱交換器の1次側に接続された入水管路
と、前記熱交換器の2次側に接続された出湯管路と、前
記熱交換器をバイパスし前記入水管路と前記出湯管路を
接続するバイパス管路と、前記バイパス管路に設けられ
電気信号により流量を任意可変できそのバイパス流量に
応じて旋回する旋回翼を有するバイパス流量制御弁と、
前記バイパス流量制御弁の旋回翼を有する弁体の旋回量
を検出することによりバイパス流量を検出するバイパス
流量信号発生手段と、前記出湯管路に設けられ電気信号
により流量を任意可変できる加熱流量制御弁と、前記熱
交換器を加熱する燃焼器と、前記燃焼器の燃焼加熱量を
加減する加熱量可変手段と、前記入水管路に設けられた
水温検出器および水量検出器と、出湯管路に設けられた
湯温検出器および混合湯温検出器と、所望の設定湯温を
指示設定する設定器と、前記設定器、水温検出器、湯温
検出器、混合湯温検出器、バイパス流量信号発生手段、
水量検出器の各信号に基づいて加熱量可変手段、前記加
熱流量制御弁および前記バイパス流量制御弁を操作する
制御器とを備えたものである。
【0013】
【作用】本発明の給湯装置は上記した構成によって、バ
イパス管路の流量に応じてバイパス流量制御弁の流量信
号発生手段から流量信号が発せられる。そのバイパス流
量信号を制御器が受信しながら、その制御器が各検出器
からの信号に基づいて演算した目標のバイパス流量にな
るように、バイパス流量制御弁が制御される。また湯温
検出器からの温度信号により熱交換器が結露する温度よ
り低くなりかけた場合には、熱交換器流量を減少するよ
うにバイパス管路との分岐部より下流側に設けられた入
水管路の加熱流量制御弁を駆動し、バイパス管路の流量
を増大さすようにバイパス流量制御弁を駆動することに
よって、熱交換器の温度が結露しない温度以上に保たれ
るように作用する。
【0014】また、本発明の給湯装置は前記構成によ
り、バイパス管路の流量に応じてバイパス流量制御弁の
流量信号発生手段から流量信号が発せられる。そのバイ
パス流量信号を制御器が受信しながら、その制御器が各
検出器からの信号に基づいて演算した目標のバイパス流
量になるように、バイパス流量制御弁が制御される。ま
た湯温検出器からの温度信号により熱交換器が結露する
温度より低くなりかけた場合には、熱交換器流量を減少
するようにバイパス管路との合流部より上流側に設けら
れた出湯管路の加熱流量制御弁を駆動し、バイパス管路
の流量を増大させるようにバイパス流量制御弁を駆動す
ることによって、熱交換器の温度が結露しない温度以上
に保たれるように作用する。
【0015】また、本発明の給湯装置は前記構成によ
り、設定器で設定された設定湯温に対して、水温検出器
および湯温検出器の温度信号と水量検出器の流量信号を
基に制御器が演算し、加熱流量制御弁およびバイパス流
量制御弁ならびに加熱量可変手段をフィードフォワード
制御し、さらに混合湯温検出器の温度信号によりフィー
ドバック制御され、熱交換器を結露しない高めの温度に
保ちつつ、後沸き等による出湯温度の変動を抑制し、安
定した出湯湯温特性を保つように作用する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。まず図1において加熱量可変手段19に連通する
燃焼器20により加熱される熱交換器21の1次側に入
水管路22を、2次側に出湯管路23を接続し、入水管
路22と出湯管路23とに熱交換器21をバイパスする
バイパス管路24の両端を連通させて成り、入水管路2
2のバイパス管路24の分岐部25より上流側に入水温
度Tcを検出する水温検出器26と、入水量Qを検出する
水量検出器27とを設け、下流側に電気信号により流量
を任意に可変できる加熱流量制御弁28を設けると共
に、出湯管路23のバイパス管路24との合流部29よ
り上流側に熱交換器21の出口温度Thを検出する湯温検
出器30と、下流側に出湯温度Tmを検出する混合湯温検
出器31を設け、バイパス管路24には電気信号により
流量を任意に可変できバイパス流量信号発生手段32を
備えたバイパス流量制御弁33と、加熱流量制御弁28
およびバイパス流量制御弁33を作動させる制御器34
を設けた構成である。
【0017】なお、バイパス流量制御弁33は、弁ボデ
ィ35の入口36から出口37へ至る主流路38の途中
に弁座39が形成されており、その弁座39に対向して
弁体40が設けられ、さらに弁体40と一体的に開側圧
力ピストン41と閉側圧力ピストン42が形成され、シ
リンダ43の内面に微小隙間を有して回転摺動自在に収
納されている。
【0018】さらに弁ボディ35には、弁体40の1次
側流路44の水圧を閉側圧力ピストン42へ導入する閉
側パイロット圧導入路45と、弁体40の1次側流路4
4の水圧を開側圧力ピストン41へ導入する開側パイロ
ット圧導入路46と、閉側圧力ピストン42への導入圧
を弁体の2次側流路47へ排出する閉側パイロット圧排
出路48と、開側圧力ピストン41への導入圧を弁体4
0の2次側流路47へ排出する開側パイロット圧排出路
49と、閉側パイロット圧導入路45および開側パイロ
ット圧導入路46の導通路面積を加減するパイロット圧
可変手段50が設けられている。
【0019】またパイロット圧可変手段50は、弁体4
0の1次側流路44の水圧を、閉側圧力ピストン42及
び開側圧力ピストン41へ導入する閉側パイロット圧導
入路45及び開側パイロット圧導入路46とに交又する
ように1本のパイロット弁軸51が設けてあり、かつ、
パイロット弁軸51には図2に示すように一部に切り欠
き52及びOリング溝53が形成されており、そのパイ
ロット弁軸51を回転させるステッピングモータ54を
設けた構成である。したがって制御器34の指示にてス
テッピングモータ54を制御することによって、パイロ
ット弁軸51の回転角度位置を小刻みにコントロールで
き、弁体40の1次側流路44の水圧を、閉側圧力ピス
トン42及び開側圧力ピストン41に導く閉側パイロッ
ト圧導入路45及び開側パイロット圧導入路46の導通
路面積の可変ができる構成である。
【0020】さらにパイロット圧可変手段50は、パイ
ロット弁軸51と、そのパイロット弁軸51が弁体40
の1次側流路20と閉側パイロット圧導入路21との連
通を閉ざし、弁体16の1次側流路44と開側パイロッ
ト圧導入路46との連通開度を全開する回転位置から、
弁体40の1次側流路44と開側パイロット圧導入路4
4との連通を閉ざし、弁体40の1次側流路44と閉側
パイロット圧導入路46との連通開度を全開する回転位
置までの回転範囲を越えようとする位置に、パイロット
弁軸51の回転を規制する回転規制部材55を設けたス
テッピングモータ54とを備えた構成である。
【0021】また弁体40の周囲には、湯水の流れを受
けて同じ方向に回転力を発生するように、それぞれ旋回
翼56を形成してある。この旋回翼56は、弁体40の
円錐状の外周面にねじれ角を有して数枚の羽根を固着形
成したものである。その円錐面と弁座39が対向してい
る。つまり1次側流路44からの湯水の流れの力によ
り、閉側圧力ピストン42、弁体40、開側圧力ピスト
ン41、弁軸57が共に旋回する構成である。
【0022】また、バイパス流量制御弁33は、弁体4
0の周囲に湯水等の流れを受けて回転力を発生する旋回
翼56が形成してあり、湯や水が流れると一体に形成さ
れた閉側圧力ピストン42と弁体40と開側圧力ピスト
ン41が流量に応じて旋回する構成で、この旋回する閉
側圧力ピストン42または弁体40または開側圧力ピス
トン41のいずれでもよいが本実施例では図1に示すよ
うに、開側圧力ピストン41の外周部に永久磁石58が
設けられており、その旋回する永久磁石58に対向し
て、弁ボディ35に磁気検出素子59を備えたバイパス
流量信号発生手段32が設けられた構成である。
【0023】次に上記実施例の作用、動作について説明
する。まず、給湯時の動作について説明する。運転スイ
ッチおよび電源スイッチをオンの状態で、使用者が給湯
栓いわゆる蛇口を開くと加熱流量制御弁28とバイパス
流量制御弁33の開度により設定される全通水量である
入水量Qtが、熱交換器21に通水される加熱水量Qhとバ
イパス管路24に流れるバイパス流量Qbとに分流され
る。加熱水量Qhが熱交換器21で加熱された後、出湯管
路23でバイパス管路24からのバイパス流量Qbが混合
されて出湯温度Tmの湯温が出湯される。
【0024】また、バイパス管路24の流量に応じてバ
イパス流量制御弁33の流量信号発生手段32から流量
信号が発せられる。そのバイパス流量信号を制御器34
が受信しながら、その制御器34が各検出器26、2
7、30からの信号に基づいて演算した目標のバイパス
流量になるように、バイパス流量制御弁33が制御され
る。
【0025】また湯温検出器30からの温度信号により
熱交換器21が結露する温度より低くなりかけた場合に
は、熱交換器21の流量を減少するようにバイパス管路
24との分岐部25より下流側に設けられた入水管路2
2の加熱流量制御弁28を駆動し、バイパス管路24の
流量を増大さすようにバイパス流量制御弁33を駆動す
ることによって、熱交換器21の温度が結露しない温度
以上に保たれるように作用する。例えば、夏場で水道水
の温度が30℃前後になっていて、40℃のシャワーを
浴びようとした場合、湯温検出器30の温度が例えば5
0℃になるように加熱流量制御弁28および加熱量可変
手段19が制御され、かつ混合湯温検出器31の温度が
40℃になるようにバイパス流量制御弁33が駆動制御
される。
【0026】つまり、入水温が高めでかつ出湯湯温を低
く設定された場合でも、熱交換器21の流量を減少する
ようにバイパス管路24との分岐部25より下流側に設
けられた入水管路22の加熱流量制御弁28を駆動し、
バイパス管路24の流量を増大させるようにバイパス流
量制御弁33が駆動されることによって、熱交換器21
の温度が結露しない温度以上に保たれるように作用す
る。これは、加熱流量制御弁28およびバイパス流量制
御弁33が、モータやソレノイド等のアクチュエータを
備え電気信号により連続的にそれぞれの弁体開度を任意
に可変できるため、熱交換器21の出口温度が高くても
バイパス管路24の水流量の割合を任意に増大できるた
めである。
【0027】また図5の従来の構成では、バイパス管路
5にバイパス流量制御弁17とは別に組み込まなくては
ならないため、組み込み部品数が増え組立工数が増加し
たり、配管接続継手部も増え漏れ検査箇所も多くなった
り構成が複雑になるなどの不具合があったのに対し、本
実施例ではバイパス流量制御弁33が、弁体40の周囲
に水の流れを受けて回転力を発生する旋回翼56が形成
してあり、水が流れると一体に形成された閉側圧力ピス
トン42と弁体40と開側圧力ピストン41が流量に応
じて旋回する構成で、この旋回する開側圧力ピストン4
1の外周部に永久磁石58が設けられており、その旋回
する永久磁石58に対向して、弁ボディ35に磁気検出
素子59を備えたバイパス流量信号発生手段32が設け
られた構成なので、弁体40の回転数に比例した信号、
つまりバイパス流量に応じた信号が磁気検出素子59か
ら出力される。
【0028】したがって、バイパス管路24にバイパス
流量制御弁33と別個に流量検出器を組み込む必要がな
く、組み込み部品数を低減でき、組立工数も低減でき
る。しかも、配管接続部も減少できて漏れ検査箇所も少
なく簡単にできる。
【0029】さらに従来の大きい課題として、バイパス
管路5の流路圧損がバイパス流量検出器13およびバイ
パス流量制御弁17を別個に設けることによって、バイ
パス流量検出器13とバイパス流量制御弁17の各圧損
を合計した大きい圧損になり、熱交換器2の結露につな
がるという問題があったが、このことに対してもバイパ
ス流量制御弁33がバイパス流量信号発生手段32を兼
ねた機能を有する構成であることによって、弁体40だ
けの小さな圧損にでき、課題を解消できる。しかもバイ
パス流量制御弁33はパイロット弁軸51を駆動するに
必要な駆動力さえあればよいので、ステッピングモータ
54は圧損が小さくなるように弁体40を大きくしても
小トルクで小型のモータにできる。
【0030】また、図5のような従来の構成の給湯装置
と比較して、単位時間当りの出湯流量をより多く得るこ
とができる。なぜなら図1の本実施例の場合、熱交換器
21を通った湯とバイパス管路24の水とが合流部29
で混合された後、図5の従来例のように余分な圧損にな
る出湯量調整器12を必要としないためである。しかも
本実施例の加熱流量制御弁28およびバイパス流量制御
弁33は、いずれも水しか通らない場所に設けた構成で
あり、制御弁の構成材料として金属でなく樹脂材料が使
用可能となり、製造しやすくコストも安価にできる効果
がある。また制御弁の耐久信頼性の面でも有利である。
【0031】また、図3に第2の実施例を示す。図3の
実施例の給湯装置は、熱交換器21の1次側に接続され
た入水管路22と、熱交換器21の2次側に接続された
出湯管路23と、熱交換器21をバイパスし入水管路2
2と出湯管路23を接続するバイパス管路24と、バイ
パス管路24に設けられ電気信号により流量を任意可変
できそのバイパス流量信号発生手段32を有するバイパ
ス流量制御弁33と、出湯管路23のバイパス管路24
との合流部29より上流側に設けられ電気信号により流
量を任意可変できる加熱流量制御弁28と、出湯管路2
3に設けられた湯温検出器30と、加熱流量制御弁28
およびバイパス流量制御弁33を作動させる制御器34
とを備えた構成である。
【0032】次に上記実施例の作用、動作について説明
する。まず、給湯時の動作について説明する。運転スイ
ッチおよび電源スイッチをオンの状態で、使用者が給湯
栓いわゆる蛇口を開くと加熱流量制御弁28とバイパス
流量制御弁33の開度により設定される全通水量である
入水量Qtが、熱交換器21に通水される加熱水量Qhとバ
イパス管路24に流れるバイパス流量Qbとに分流され
る。加熱水量Qhが熱交換器21で加熱された後、出湯管
路23でバイパス管路24からのバイパス流量Qbが混合
されて出湯温度Tmの湯温が出湯される。
【0033】また、バイパス管路24の流量に応じてバ
イパス流量制御弁33の流量信号発生手段32から流量
信号が発せられる。そのバイパス流量信号を制御器34
が受信しながら、その制御器34が各検出器26、2
7、30からの信号に基づいて演算した目標のバイパス
流量になるように、バイパス流量制御弁33が制御され
る。
【0034】また湯温検出器30からの温度信号により
熱交換器21が結露する温度より低くなりかけた場合に
は、熱交換器21の流量を減少するようにバイパス管路
24との分岐部25より下流側に設けられた出湯管路2
3の加熱流量制御弁28を駆動し、バイパス管路24の
流量を増大させるようにバイパス流量制御弁33を駆動
することによって、熱交換器21の温度が結露しない温
度以上に保たれるように作用する。例えば、夏場で水道
水の温度が30℃前後になっていて、40℃のシャワー
を浴びようとした場合、湯温検出器30の温度が例えば
50℃になるように加熱流量制御弁28および加熱量可
変手段19が制御され、かつ混合湯温検出器31の温度
が40℃になるようにバイパス流量制御弁33が駆動制
御される。
【0035】つまり、入水温が高めでかつ出湯湯温を低
く設定された場合でも、熱交換器21の流量を減少する
ようにバイパス管路24との合流部29より上流側に設
けられた出湯管路23の加熱流量制御弁28を駆動し、
バイパス管路24の流量を増大させるようにバイパス流
量制御弁33が駆動されることによって、熱交換器21
の温度が結露しない温度以上に保たれるように作用す
る。これは、加熱流量制御弁28およびバイパス流量制
御弁33が、モータやソレノイド等のアクチュエータを
備え電気信号により連続的にそれぞれの弁体開度を任意
に可変できるため、熱交換器21の出口温度が高くても
バイパス管路24の水流量の割合を任意に増大できるた
めである。
【0036】また図5の従来の構成では、バイパス管路
5にバイパス流量制御弁17とは別に組み込まなくては
ならないため、組み込み部品数が増え組立工数が増加し
たり、配管接続継手部も増え漏れ検査箇所も多くなった
り構成が複雑になるなどの不具合があったのに対し、本
実施例ではバイパス流量制御弁33が、弁体40の周囲
に水の流れを受けて回転力を発生する旋回翼56が形成
してあり、水が流れると一体に形成された閉側圧力ピス
トン42と弁体40と開側圧力ピストン41が流量に応
じて旋回する構成で、この旋回する開側圧力ピストン4
1の外周部に永久磁石58が設けられており、その旋回
する永久磁石58に対向して、弁ボディ35に磁気検出
素子59を備えたバイパス流量信号発生手段32が設け
られた構成なので、弁体40の回転数に比例した信号、
つまりバイパス流量に応じた信号が磁気検出素子59か
ら出力される。
【0037】したがって、バイパス管路24にバイパス
流量制御弁33と別個に流量検出器を組み込む必要がな
く、組み込み部品数を低減でき、組立工数も低減でき
る。しかも、配管接続部も減少できて漏れ検査箇所も少
なく簡単にできる。
【0038】さらに従来の大きい課題として、バイパス
管路5の流路圧損がバイパス流量検出器13およびバイ
パス流量制御弁17を別個に設けることによって、バイ
パス流量検出器13とバイパス流量制御弁17の各圧損
を合計した大きい圧損になり、熱交換器2の結露につな
がるという問題があったが、このことに対してもバイパ
ス流量制御弁33がバイパス流量信号発生手段32を兼
ねた機能を有する構成であることによって、弁体40だ
けの小さな圧損にでき、課題を解消できる。しかもバイ
パス流量制御弁33はパイロット弁軸51を駆動するに
必要な駆動力さえあればよいので、ステッピングモータ
54は圧損が小さくなるように弁体40を大きくしても
小トルクで小型のモータにできる。
【0039】また、図5のような従来の構成の給湯装置
と比較して、単位時間当りの出湯流量をより多く得るこ
とができる。なぜなら図3の本実施例の場合、熱交換器
21を通った湯とバイパス管路24の水とが合流部29
で混合された後、図5の従来例のように余分な圧損にな
る出湯量調整器12を必要としないためである。しかも
本実施例の加熱流量制御弁28は、熱交換器21の下流
側でかつバイパス管路24との合流部29より上流側に
設けた構成なので、熱交換器21の加熱流量を減少させ
て熱交換器21の温度を例えば80℃程度の高温に保つ
場合において、熱交換器21の内圧を高く維持できる。
したがって、熱交換器21の部分沸騰を抑制でき、いわ
ゆる釜なり音を防止できる効果がある。
【0040】また、図4に第3の実施例を示す。図4の
実施例の給湯装置は、熱交換器21の1次側に接続され
た入水管路22と、熱交換器21の2次側に接続された
出湯管路23と、熱交換器21をバイパスし入水管路2
2と出湯管路23を接続するバイパス管路24と、バイ
パス管路24に設けられ電気信号により流量を任意可変
できそのバイパス流量に応じて旋回する旋回翼56を有
するバイパス流量制御弁33と、バイパス流量制御弁3
3の旋回翼56を有する弁体40の旋回量を検出するこ
とによりバイパス流量を検出するバイパス流量信号発生
手段32と、出湯管路23に設けられ電気信号により流
量を任意可変できる加熱流量制御弁28と、熱交換器2
1を加熱する燃焼器20と、燃焼器20の燃焼加熱量を
加減する加熱量可変手段20と、入水管路22に設けら
れた水温検出器26および水量検出器27と、出湯管路
23に設けられた湯温検出器30および混合湯温検出器
31と、所望の設定湯温を指示設定する設定器60と、
設定器60、水温検出器26、湯温検出器30、混合湯
温検出器31、バイパス流量信号発生手段32、水量検
出器27の各信号に基づいて加熱量可変手段19、加熱
流量制御弁28およびバイパス流量制御弁33を操作す
る制御器34とを備えた構成である。
【0041】次に上記実施例の作用、動作について説明
する。まず、給湯時の動作について説明すると、運転ス
イッチおよび電源スイッチをオンの状態で使用者が給湯
栓いわゆる蛇口を開くと、まず熱交換器21の出口側に
設けられた湯温検出器30の検出温度信号と設定器60
の設定温度信号および水量検出器26の検出流量信号に
応じて、バイパス流量制御弁33および加熱流量制御弁
28の弁開度および加熱量可変手段19とが制御器34
によってただちにフィードフォワード制御される。例え
ば、使用者が蛇口を開いて湯を出していて、途中で一旦
蛇口を閉じて再度蛇口を開いて再出湯する場合は、いわ
ゆる後沸きにより熱交換器21の部分の湯は出湯中の温
度より数十度高温になるが、その湯温を湯温検出器30
が検出し、設定器34の設定温度にするには水温検出器
26の検出した温度の水とどれだけの割合に混合すれば
よいかを制御器34が演算し、その演算結果に基づいて
バイパス流量制御弁33および加熱流量制御弁28の弁
開度が制御器34によってフィードフォワード制御され
る。さらに、混合された湯温は混合湯温検出器31の検
出信号により、制御器34にてフィードバック制御さ
れ、設定温度の湯が安定して蛇口に供給されるようにバ
イパス流量制御弁33と加熱量可変手段19および加熱
流量制御弁28が制御される。
【0042】また、使用者が蛇口を開いて湯を出してい
て、途中で一旦蛇口を閉じて再度蛇口を開いて再出湯す
る場合、上記したいわゆる後沸き現象の他にサンドイッ
チ現象といって燃焼器20が一旦消火して再着火燃焼す
るまでの間、熱交換器21内を加熱されずに通過した水
が出湯管路23に流れてくる。この現象は再出湯時に必
ず生ずる現象であり、再着火時には加熱流量制御弁28
およびバイパス流量制御弁33の弁開度を燃焼器20が
着火可能な最小流量にするよう制御器34がコントロー
ルするようにしてあるので、このサンドイッチ現象によ
る出湯温度低下を最小限にすることができる。もちろん
この間も設定器60の設定温度と湯温検出器30の温度
信号に応じて、バイパス流量制御弁33の開度も制御さ
れている。
【0043】また、制御器34が加熱量可変手段19の
制御を介して燃焼器20の最大能力燃焼させても、設定
器60の設定温度に対して混合湯温検出器31の検出温
度が低くなる場合は、加熱流量制御弁28が加熱流量を
絞り、加熱負荷を低減するように制御され、設定温度出
湯を可能にするようコントロールされる。
【0044】このように制御器34が、設定器60、水
温検出器26、湯温検出器30、混合湯温検出器31の
各信号に基づいて加熱量可変手段19、加熱流量制御弁
28およびバイパス流量制御弁33を操作することによ
り、いわゆる後沸きやサンドイッチ現象等による出湯温
度の変動を抑制し、安定した出湯湯温特性を得ることが
できる。
【0045】また図5の従来の構成では、バイパス管路
5にバイパス流量制御弁17とは別に組み込まなくては
ならないため、組み込み部品数が増え組立工数が増加し
たり、配管接続継手部も増え漏れ検査箇所も多くなった
り構成が複雑になるなどの不具合があったのに対し、本
実施例ではバイパス流量制御弁33が、弁体40の周囲
に水の流れを受けて回転力を発生する旋回翼56が形成
してあり、水が流れると一体に形成された閉側圧力ピス
トン42と弁体40と開側圧力ピストン41が流量に応
じて旋回する構成で、この旋回する開側圧力ピストン4
1の外周部に永久磁石58が設けられており、その旋回
する永久磁石58に対向して、弁ボディ35に磁気検出
素子59を備えたバイパス流量信号発生手段32が設け
られた構成なので、弁体40の回転数に比例した信号、
つまりバイパス流量に応じた信号が磁気検出素子59か
ら出力される。
【0046】したがって、バイパス管路24にバイパス
流量制御弁33と別個に流量検出器を組み込む必要がな
く、組み込み部品数を低減でき、組立工数も低減でき
る。しかも、配管接続部も減少できて漏れ検査箇所も少
なく簡単にできる。
【0047】さらに従来の大きい課題として、バイパス
管路5の流路圧損がバイパス流量検出器13およびバイ
パス流量制御弁17を別個に設けることによって、バイ
パス流量検出器13とバイパス流量制御弁17の各圧損
を合計した大きい圧損になり、熱交換器2の結露につな
がるという問題があったが、このことに対してもバイパ
ス流量制御弁33がバイパス流量信号発生手段32を兼
ねた機能を有する構成であることによって、弁体40だ
けの小さな圧損にでき、課題を解消できる。しかもバイ
パス流量制御弁33はパイロット弁軸51を駆動するに
必要な駆動力さえあればよいので、ステッピングモータ
54は圧損が小さくなるように弁体40を大きくしても
小トルクで小型のモータにできる。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明の給湯装置によれ
ば、次の効果が得られる。
【0049】(1)バイパス管路に設けたバイパス流量
信号発生手段を有したバイパス流量制御弁と、入水管路
の前記バイパス管路への分岐部より下流側の熱交換器と
の間に設けた加熱流量制御弁とにより、それぞれの流量
を任意に可変制御できる構成なので、低い温度の湯を出
湯する場合においても、熱交換器の結露を防止できる給
湯装置が得られる。かつ単位時間当りの出湯流量をより
多く得ることのできる低圧損の給湯装置が得られる。
【0050】さらに、バイパス管路にバイパス流量制御
弁と別個に流量検出器を組み込む必要がなく、組み込み
部品数を低減でき、組立工数も低減できる。しかも、配
管接続部も減少できて漏れ検査箇所も少なく簡単にでき
る。
【0051】すなわち、部品組み付け工数を低減できか
つ、熱交換器の結露を防止できる給湯装置を実現するこ
とができる。
【0052】(2)バイパス管路に設けたバイパス流量
信号発生手段を有したバイパス流量制御弁と、出湯管路
の前記バイパス管路との合流部より上流側の熱交換器と
の間に設けた加熱流量制御弁とにより、それぞれの流量
を任意に可変制御できる構成なので、低い温度の湯を出
湯する場合においても、熱交換器の結露を防止できる給
湯装置が得られるとともに、熱交換器での部分沸騰を抑
制でき、沸騰によるいわゆる釜なり音を防止できる給湯
装置が得られる。かつ単位時間当りの出湯流量をより多
く得ることのできる低圧損の給湯装置が得られる。
【0053】さらに、バイパス管路にバイパス流量制御
弁と別個に流量検出器を組み込む必要がなく、組み込み
部品数を低減でき、組立工数も低減できる。しかも、配
管接続部も減少できて漏れ検査箇所も少なく簡単にでき
る。
【0054】(3)バイパス管路に設けられバイパス流
量に応じて旋回する旋回翼を有するバイパス流量制御弁
と、その旋回翼を有する弁体の旋回量を検出することに
よりバイパス流量を検出するバイパス流量信号発生手段
を備え、制御器が、設定器、水温検出器、湯温検出器、
混合湯温検出器、バイパス流量信号発生手段、水量検出
器の各信号に基づいて加熱量可変手段、加熱流量制御弁
およびバイパス流量制御弁を操作する構成なので、熱交
換器の結露を防止しつつ特に後沸きやサンドイッチ現象
等による出湯温度の変動を抑制し、安定した出湯湯温特
性の給湯装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における給湯装置の概略
構成図
【図2】同第1の実施例におけるバイパス流量制御弁の
パイロット圧可変手段の斜視図
【図3】同第2の実施例における給湯装置の概略構成図
【図4】同第3の実施例における給湯装置の概略構成図
【図5】従来の給湯装置の概略構成図
【符号の説明】
19 加熱量可変手段 20 燃焼器 21 熱交換器 22 入水管路 23 出湯管路 24 バイパス管路 26 水温検出器 27 水量検出器 28 加熱流量制御弁 30 湯温検出器 31 混合湯温検出器 32 バイパス流量信号発生手段 33 バイパス流量制御弁 34 制御器 40 弁体 56 旋回翼 60 設定器

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱交換器の1次側に接続された入水管路
    と、前記熱交換器の2次側に接続された出湯管路と、前
    記熱交換器をバイパスし前記入水管路と前記出湯管路を
    接続するバイパス管路と、前記バイパス管路に設けられ
    電気信号により流量を任意可変でき前記バイパス管路の
    流量に応じて流量信号を発するバイパス流量信号発生手
    段を有するバイパス流量制御弁と、前記入水管路の前記
    バイパス管路との分岐部より下流側に設けられ電気信号
    により流量を任意可変できる加熱流量制御弁と、前記出
    湯管路に設けられた湯温検出器と、前記加熱流量制御弁
    および前記バイパス流量制御弁を作動させる制御器とを
    備えた給湯装置。
  2. 【請求項2】熱交換器の1次側に接続された入水管路
    と、前記熱交換器の2次側に接続された出湯管路と、前
    記熱交換器をバイパスし前記入水管路と前記出湯管路を
    接続するバイパス管路と、前記バイパス管路に設けられ
    電気信号により流量を任意可変でき前記バイパス管路の
    流量に応じて流量信号を発するバイパス流量信号発生手
    段を有するバイパス流量制御弁と、前記出湯管路の前記
    バイパス管路との合流部より上流側に設けられ電気信号
    により流量を任意可変できる加熱流量制御弁と、前記出
    湯管路に設けられた湯温検出器と、前記加熱流量制御弁
    および前記バイパス流量制御弁を作動させる制御器とを
    備えた給湯装置。
  3. 【請求項3】熱交換器の1次側に接続された入水管路
    と、前記熱交換器の2次側に接続された出湯管路と、前
    記熱交換器をバイパスし前記入水管路と前記出湯管路を
    接続するバイパス管路と、前記バイパス管路に設けられ
    電気信号により流量を任意可変できそのバイパス流量に
    応じて旋回する旋回翼を有するバイパス流量制御弁と、
    前記バイパス流量制御弁の旋回翼を有する弁体の旋回量
    を検出することによりバイパス流量を検出するバイパス
    流量信号発生手段と、前記出湯管路に設けられ電気信号
    により流量を任意可変できる加熱流量制御弁と、前記熱
    交換器を加熱する燃焼器と、前記燃焼器の燃焼加熱量を
    加減する加熱量可変手段と、前記入水管路に設けられた
    水温検出器および水量検出器と、出湯管路に設けられた
    湯温検出器および混合湯温検出器と、所望の設定湯温を
    指示設定する設定器と、前記設定器、水温検出器、湯温
    検出器、混合湯温検出器、バイパス流量信号発生手段、
    水量検出器の各信号に基づいて加熱量可変手段、前記加
    熱流量制御弁および前記バイパス流量制御弁を操作する
    制御器とを備えた給湯装置。
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