JP3325932B2 - 高周波出力ネオン用電源装置 - Google Patents

高周波出力ネオン用電源装置

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JP3325932B2
JP3325932B2 JP29724592A JP29724592A JP3325932B2 JP 3325932 B2 JP3325932 B2 JP 3325932B2 JP 29724592 A JP29724592 A JP 29724592A JP 29724592 A JP29724592 A JP 29724592A JP 3325932 B2 JP3325932 B2 JP 3325932B2
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neon
power supply
power
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誠 野田
富美夫 一宮
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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、直流電力をインバー
タで高周波の方形波電力に変換し、その方形波電力をネ
オントランスに印加してそのネオントランスに接続され
たネオン管やアルゴン管などを点灯するために用いられ
る高周波出力ネオン用電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高周波点灯のネオン管の表示器において
は、そのネオン管の太さやガス圧などによって異なるが
その点灯状態に管軸方向において明暗の縞、いわゆるジ
ェリービーンズが生じることがあった。従来においてこ
のジェリービーンズが生じないようにすることができな
かった。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、直流
電力をインバータで高周波の方形波電力に変換し、その
高周波電力をネオントランスに供給するが、その供給す
る高周波電力のデューティ比は45〜48%あるいは5
2〜55%になるようにインバータが構成される。
【0004】
【実施例】図1にこの発明の実施例を示す、入力端子1
1,12間に例えば商用交流電源13が接続され、必要
に応じてスイッチ14を通じてその交流電源の出力交流
電流が全波整流回路15により整流され、その整流出力
は平滑回路16で平滑される。つまり平滑回路16に直
流電力が得られている。この平滑回路16の両端間にコ
ンデンサ17,18が直列に接続される。またスイッチ
ング素子としてのFET21,22が直列に接続され
る。コンデンサ17,18の接続点と、FET21,2
2の接続点との間にネオントランス23の一次巻き線2
4が接続される。ネオントランス23の二次巻き線25
間に、図に示していないがネオン管が接続され、そのネ
オン管を点灯するために用いられる。
【0005】平滑回路16の正側の一端は抵抗器29を
通じ、さらにコンデンサ31を通じて平滑回路16の負
側に接続される。コンデンサ31の両端にツェナーダイ
オード32が接続されていると共に矩形波発振器33が
接続される。この矩形波発振器33としては例えば三菱
電機製のスイッチングレギュレータコントロール用のI
CであってM51996Pが使用される。そのIC33
の11番端子と平滑回路16の負側(以下負端子と記
す)との間に可変抵抗器34が接続され、10番端子と
負端子との間にコンデンサ35が接続される。またIC
33の2番端子と負端子との間に抵抗器36、コンデン
サ37を通じて巻き線38が接続される。この巻き線3
8は巻き線26,27と結合してパルストランスを構成
している。さらにネオントランス23と結合した巻き線
39が設けられ、その巻き線39の両端はダイオード4
1、抵抗器42を通じてコンデンサ31の両端に接続さ
れる。巻き線26,27はそれぞれFET21,22の
ソース、ゲート間に接続される。
【0006】スイッチ14がオンにされて平滑回路16
の電圧が所定値に達するとコンデンサ31の両端の電圧
が所定値になって矩形波発振器33が動作を開始し、巻
き線38にその発振出力が供給され、従ってその発振出
力の矩形波の立ち上がりパルスでFET21がオンにさ
れ、立ち下がりパルスでFET22がオンにされ、FE
T21,22が交互にオンとされる。FET21がオン
にされるとコンデンサ17に貯えられた電荷がそのFE
T21を通り、さらに巻き線24を通って放電され、F
ET22がオンとされた場合はコンデンサ18の電荷が
巻き線24を通りFET22を通って放電され、つまり
巻き線24には交互に逆方向に電流が流れ、矩形波電流
が流れることになる。このようにして発振が開始される
と巻き線39に誘起された電圧がダイオード41により
整流されて抵抗器42を通じてコンデンサ31に充電さ
れ、発振器33に対する電源電圧が保持される。これに
より抵抗器29はコンデンサ31の初期充電電流のみを
供給すればよく、高抵抗で小容量とできる。発振器33
の発振周波数は例えば20kHz〜30kHz程度とさ
れる。
【0007】矩形波発振器33の可変抵抗器34の抵抗
値とコンデンサ35の容量値との積によって出力矩形波
のオフ区間が決まる。そこでこの発明ではそのオフ区間
が抵抗器34により調整され、矩形波出力のデューティ
比が50%からずらされ、即ちデューティ比を45ない
し48%あるいは52ないし55%程度にされる。この
ように矩形波つまりFET21,22のオン、オフのデ
ューティ比が50%からずらされることによってネオン
トランス23の二次側の両端間に接続されたネオン管に
おいてジェリービーンズの発生を防止することができ
る。なおこの場合このネオントランス23を介してネオ
ン管が点灯されるため、ネオン管に対しては矩形波では
なく正弦波状の電圧が印加される。
【0008】この抵抗器34として可変抵抗器を用いる
ことなく固定抵抗で、その矩形波出力のデューティ比が
50%からずれた値としてもよい。あるいはこのように
可変抵抗器とすることによってこれを調整することでジ
ェリービーンズの発生を防止したり、積極的にジェリー
ビーンズを発生させて特殊な照明効果、あるいはネオン
表示をさせるようにすることもできる。また抵抗器34
の抵抗値を連続的に変えることくなく二つの抵抗値を切
り変えるようにしてもよい。抵抗器34の代りにコンデ
ンサ35として二つの容量値のものを切り替えるように
してもよい。
【0009】このようにデューティ比が50%からずれ
た高周波の矩形波電力をネオントランス23に印加する
ため、その磁心(鉄心)が偏磁する恐れがある。この偏
磁によってFET26,27の駆動が不均衡となって一
方のみオン、オフされ、他方が制御されなくなり、つま
り飽和して大電流がFETに流れ、そのFETを壊す恐
れがある。このような問題を避けるには例えば図2に示
すようにネオントランス23としてコ字型の磁心51,
52を組み合わせて閉磁路を構成し、その両脚部の間に
わたって、それぞれ一次巻き線24、二次巻き線25が
巻かれ、磁心51,52の間に間隔をわずか設けること
によって形成し主磁路53に磁気空隙54を設け、磁心
51,52が磁気飽和しないようにされる。なおこの例
では一次巻き線24、二次巻き線25の間において磁心
51,52によりこれと連結した漏洩鉄芯55,56を
突出させ、いわゆるリーケイジトランスとした場合であ
る。
【0010】
【発明の効果】以上述べた様にこの発明によれば、高周
波矩形波電力のデューティ比を45〜48%あるいは5
2〜55%にし、その電力をネオントランスに供給する
ようにすることによって、そのネオントランスに接続さ
れたネオン管にジェリービーンズが発生しないようにす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すブロック図。
【図2】Aはネオントランスを示す正面図、Bはその磁
心を示す正面図である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形発振器の発振出力によりインバータ
    を駆動して、直流電力を高周波の方形波電力に変換し、
    その方形波電力をネオントランスに印加し、そのネオン
    トランスの二次側の両端間にネオン管またはアルゴン管
    を接続する高周波出力ネオン用電源装置において、 上記矩形発振器の発振出力のデューティ比が45〜48
    %あるいは52〜55%にされ、ジェリービーンズを防
    止することを特徴とする高周波出力ネオン用電源装置。
  2. 【請求項2】 上記インバータの出力のデューティ比を
    変更する手段が設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の高周波出力ネオン用電源装置。
  3. 【請求項3】 上記ネオントランスの磁束通路に磁気空
    隙が設けられていることを特徴とする請求項1または2
    記載の高周波出力ネオン用電源装置。
JP29724592A 1992-11-06 1992-11-06 高周波出力ネオン用電源装置 Expired - Lifetime JP3325932B2 (ja)

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US08/143,740 US5497310A (en) 1992-11-06 1993-11-01 High-frequency power unit for neon tubes
DE69325773T DE69325773T2 (de) 1992-11-06 1993-11-02 Hochfrequente Leistungsversorgung für Neon-Röhre
EP93117693A EP0598271B1 (en) 1992-11-06 1993-11-02 High-frequency power unit for neon tubes
ES93117693T ES2134235T3 (es) 1992-11-06 1993-11-02 Unidad de potencia de alta frecuencia para tubos de neon.
CA002102466A CA2102466C (en) 1992-11-06 1993-11-04 High-frequency power unit for neon tubes

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JPH06151078A JPH06151078A (ja) 1994-05-31
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