JP3324762B2 - ピペット表面汚染プロテクタを備えたピペットチップ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 背景技術 本発明はピペット装置用使い捨てピペットにおける改
良、とくに、ピペットチップが取付けられるピペット装
置の外面用汚染プロテクタを含む改良されたピペットチ
ップに関するものである。

分析装置において正確な量の流体を移送しかつ分配す
るピペット装置は、かかるピペット用に使い捨てチップ
を使用することのように周知である。使い捨てチップ
は、ピペット装置の連続使用を、持ち越しなしにまたは
汚染なしに異なった流体の移送に適応させる。

一般に、使い捨てチップは、プラスチックから成形さ
れ、ピペット装置のピペットチップ取付け軸の端部に着
脱可能に対応する開放した基端を備えた長い円錐形のも
のである。理想的には、使い捨てチップは取付け軸上に
ピペット装置のチップ除去機構に隣接する軸線方向位置
まで容易に摺動すべきである。こうして設置されたピペ
ットチップは、軸上で、（タッチオフの間のように）軸
に対する外部的ロッキングなしに安定し、かつ取付け軸
に対して気密な環状シールを形成すべきである。

ある用途においては、頸の細いコンテナの底部または
直径の短い管からサンプル液体を吸出すことが望まれ
る。かかるコンテナの例は、微小容積のピペットチップ
がきわめて少いサンプル容積を吸出すため利用される遠
心分離管である。かかるピペットチップがかかる管内に
挿入されるとき、チップが取付けられるピペット装置の
端部およびピペットのエジェクタ機構は、管の側壁に接
近しかつしばしばそこに接触する。その結果、好ましく
ない流体の移送または、側壁からピペットの外面、通常
チップエジェクタ機構への汚染が生ずる。かかる移送
は、チップエジェクタ機構の汚染、およびもしチップエ
ジェクタおよびピペットの外面が清掃されずかつ／また
は再使用の前に消毒されないならば、引続くサンプルの
相互汚染を生ずる。

この課題に対する一つの可能な解決法は、チップがか
かる頸の細いコンテナおよび管内に到達し、かつチップ
が取付けられるピペット装置の外面が管の側壁に接触す
ることなしに、またチップエジェクタ機構がコンテナに
侵入することなしに、液体を吸込むことを可能にするよ
うなピペットチップを創造することである。遺憾なが
ら、かかる長さの長いチップは、それが取付けられるピ
ペット装置を使用するのを不便かつ困難にするであろ
う。また標準的ピペット装置の所定の容積設定に対し、
かかる長さの長いチップは、ピペット装置によって吸込
まれついで分配されるサンプル液体の容積を不正確にす
るであろう。

したがって、ピペット装置の取付け軸に取付けられる
とき、ピペット装置の外面およびそのチップエジェクタ
機構を好ましくない流体の移送および起こり得る汚染か
らしゃ閉する、進歩したピペットチップに対する必要性
が存在する。本発明はその必要性を満足するものであ
る。また本発明は、微小容積ピペットチップに対して、
20から250のマイクロリットルの容積範囲を有するピペ
ットチップを処理すべく設計されたピペットチップラッ
ク用の再充填パックに使用されるピペットチップを得る
ことである。

発明の要約 基本的に、本発明はピペットチップをうけ入れるピペ
ット装置の外面用汚染プロテクタを備えたことを特徴と
するピペットチップを有する。とくに、ピペットチップ
は中空本体を有し、中空本体はピペット装置の取付け軸
を着脱可能にうけ入れる開放端部およびピペット装置の
作用に応じてチップの中空本体にサンプル流体を出し入
れする反対側端部のオリフィスを有する。ピペットチッ
プはさらに、ピペットチップがピペット装置の取付け軸
上に設置されるとき、ピペット装置の外面を汚染から保
護するため、中空本体から延長するプロテクタを備えて
いる。

好適には、ピペットチップは、ピペットチップの末端
部分に流体を出し入れするオリフィスを備えた中空末端
部分、およびピペット装置の取付け軸を着脱可能にうけ
入れる末端と連続した中空基端部分を備えている。プロ
テクタは、ピペットチップの基端部分からの突出部を有
する。プロテクタは、サンプル流体を収容するまたはう
け入れるための管または他のコンテナから、ピペット装
置を側方に分離または離間し、それによりピペットチッ
プが挿入される管と接触することによるピペット装置の
汚染を防止する。

好適には、ピペットチップは肩部を有し、肩部はピペ
ットチップをピペット装置の取付け軸から除去しようと
するとき、ピペット装置のピペットチップ除去機構の下
端に係合する末端部分から側方に延長している。

プロテクタを有する突出部は種々の形式をとることが
でき、好適には側方に延長する肩部から上方に突出する
カラーまたはスリーブを有する。そうでなければ、プロ
テクタは一つまたはそれ以上のアームもしくは一つまた
はそれ以上の側方連結リングによって連結し得る複数の
垂直に延長するアームを有する。

各実施例において、プロテクタはピペット装置の外面
に沿って上方に延長し、ピペット装置にピペットチップ
が、ピペットチップが挿入されるコンテナまたは管の側
壁からピペット装置の外面を側方に分離または離間して
取付けられている。突出部は、そのピペットチップエジ
ェクタ機構を含むピペット装置の外面がコンテナまたは
管の側壁に接触することを防止し、それによりコンテナ
または管からかかる表面への液体または固体の移送を防
止する。しかして、突出部は、本発明のピペットチップ
が取付けられるピペット装置の外面に対する汚染プロテ
クタとして作用する。

図面の簡単な説明 図１は、ピペットチップエジェクタ機構を含み、ピペ
ット装置の取付け軸に取付けられかつ、ピペット装置の
外面とピペットチップが挿入される管の側壁との間の起
こり得る接触区域を示すため断面図で示された、垂直に
延長する管内に延長する標準的ピペットチップを有す
る、標準的ピペット装置の側面図。

図２は、ピペットチップが取付けられるピペット装置
外面用の汚染プロテクタを含む、本発明装置を有するピ
ペットチップの好適な実施例の側断面図。

図３は、本発明ピペットチップの好適な実施例がピペ
ットチップ装置のピペットチップエジェクタを含む外面
をしゃ閉する方法を示す、図１のピペット装置の取付け
軸に取付けて示された図２にピペットチップの側面図。

図４は、破線の輪郭線で示された標準的ピペットチッ
プ上に載置して示され、かつ、想像線の輪郭線で示され
た異なった容積の二つの微小遠心分離管および本発明の
ピペットチッププロテクタがピペットチップが取付けら
れるピペット装置を微小遠心分離管の側壁との接触によ
る汚染から保護する方法を示す、図２のピペットチップ
の拡大断面図。

図５および６は本発明による、汚染プロテクタの別の
形式を示すピペットチップの側断面図。

発明の詳細な説明 本発明は、図１に示されたピペット10のようなピペッ
ト装置に対して有用である。ピペット10は手持ち本体12
および押しボタン14によって制御される内部ピストン機
構を有する。作用において、ピペット10の使用者は、彼
または彼女の親指を押しボタン14の頂部上に置き、一方
の手で本体12を把持する。押しボタン14を押し下げるこ
とによって、使用者は本体12内のピストン機構を押し下
げる。押しボタン14を放す際、本体12内のばねはピスト
ン機構を上方に図１に示された位置に戻す。かかるピス
トン機構の上向き変位の間、サンプル流体は、本体12の
下方部分から下方に延長するピペットチップ取付け軸17
に固定された標準的ピペットチップ内に吸込まれる。つ
いで、使用者による下向きの親指圧力に対応する押しボ
タン14の下方運動は、チップ16からサンプル流体を分配
するためピストン機構を本体12内で下方に運動せしめ
る。

図１に示されたように、ピペットチップ16はサンプル
流体用管またはコンテナ18内に設置される。管18は図１
に断面図で示され。開放頂部20、垂直に延長する連続す
る側壁22および閉鎖した底部24を有する。流体サンプル
をピペットチップ16内に吸込むため、ピペットチップは
閉鎖した底部24に隣接して管18内に垂直に設置される。
押しボタン14が押下げられた後、それは放されサンプル
流体を管18からピペットチップ16内に吸込むため上方に
移動することを可能にする。

この点に関して、図１に示されたピペットチップ16
は、ピペットチップ16をピペットチップ取付け軸17を密
にうけ入れて軸17に固定するため、開放基端部分26を備
えた標準的構造のものである。さらに、ピペットチップ
16は開放基端部分26と同軸で、かつそこから下方にピペ
ットチップ16下端のオリフイス30まで延長する中空円錐
形末端部分28を備えている。ピペットチップ16内に吸込
まれるサンプル流体はオリフィス30に侵入し、ピペット
チップ16の末端部分28に収容される。ピペットチップ16
から分配されるサンプル流体は、下方にピペット10の本
体12内にピストン機構を駆動する押しボタン14の下方運
動に応じてオリフィス30から排出される。

ピペットチップ16の交換を可能にするため、ピペット
10は、エジェクタカラー38に終わるエジェクタロッドア
ーム36の上端に固定されたアクチュエータボタン34を含
むチップエジェクタ機構32を備えている。カラー38は取
付け軸17の下端を囲み、かつピペットチップ16の開放し
た基端部分26から僅かに離れた下面を有する。新しいピ
ペットと交換するため、ピペットチップ16を取付け軸17
から除去しようとするとき、ピペット10の使用者は単に
アクチュエータボタン34の上に置いた彼または彼女の親
指を下方に押すだけでよい。かかる下方運動は、アーム
36およびエジェクタカラー38の下方運動として伝達され
る。ついでカラー38はピペットチップを取付け軸17から
押出すためピペットチップ16の頂端に載置する。

図１に示されたように、管18は、ピペットチップ16を
うけ入れる比較的細い開放した頸部およびピペットチッ
プが固定される取付け軸17を備えている。また管18はピ
ペット10のチップエジェクタ機構32のエジェクタカラー
38をうけ入れる。かかる構造において、ピペット10の僅
かな側方運動がカラー38を管18の側壁22の部分に係合せ
しめることは普通である。かかるカラー38と側壁22との
接触は、流体および側壁上の汚染をカラーに移送するで
あろう。かかる流体および汚染は、ピペット10の端部が
挿入されるつぎの管に移送され、好ましくない相互汚染
を生ずる。かかる相互汚染に確実に対応するため、チッ
プエジェクタ機構32の下端を含むピペット10の外面は、
ピペット10による各ピペット操作の間に清掃しかつ消毒
されなければならない。かかる清掃および消毒は、ピペ
ットの研究室における有効な使用を阻害する。

本発明は、汚染プロテクタ48を含む進歩したピペット
チップを設けることにより、ピペット10のようなピペッ
ト装置外面の好ましくない汚染の課題を克服することで
ある。図２の断面図に示されたように、本発明ピペット
チップの好適なバージョンは符号40で示されている。図
示のように、ピペットチップ40は、図１に示されたピペ
ット10の取付け軸17のような、ピペット装置の取付け軸
の下端を縦方向にうけ入れかつそれと適合する大きさ
の、環状基端部分42を備える。基端部分42は、ピペット
チップ40の長い円錐状末端部分44との切頭円錐形接続部
43において、フイルタ材料またはフイルタプラグをうけ
入れるように構成されている。末端部分は基端部分42に
連続しかつそこから垂直に延び、かつピペットチップ40
の末端部分にサンプル流体を出し入れするオリフィス46
に終わっている。

基端および末端部分に加えて、本発明によるピペット
チップ40は、ピペットチップが図１に示されたように取
付けられる、ピペット装置外面用のプロテクタ48を備え
ている。プロテクタは、ピペット装置の外面をピペット
チップ40が挿入されるコンテナまたは管の内壁から側方
に離している。とくに、プロテクタ48は、ピペットチッ
プエジェクタ機構32および／またはピペット装置10の軸
17を、ピペットチップおよびピペット装置の下方部分が
サンプル流体の吸込みおよび分配中に挿入されるコンテ
ナまたは管の側壁との接触から離しかつしゃ閉する。図
２にもっとも明瞭に図示されたように、プロテクタ48の
好適なバージョンは、ピペットチップ40の軸線54と共軸
の上方開放端部52を有する上方に延長するカラーまたは
スリーブ50を有する。スリーブ50は、ピペットチップ40
の基端部分と連続し、かつ好適には環状の側方に延長す
る肩部56によってそこに連結されている。

図２のピペットチップは、図３において、図１に示さ
れたようにピペット10のピペットチップ取付け軸17に取
付けて示されている。図３に示されたように、取付け軸
17に取付けられるとき、側方に延長する肩部56は、エジ
ェクタカラー38の下端からかつ下方に僅かに離されてい
る。このように設置されると、肩部56には、ピペットチ
ップ40をピペット10の取付け軸17から前記のように除去
しようとするとき、カラー38が係合する。

図３に示されたように、プロテクタ48を有するスリー
ブ50は環状肩部56から上方に延長し、かつエジェクタカ
ラー38、エジェクタアーム36の下方部分および取付け軸
17の外面を囲みかつしゃ閉している。スリーブ50は、ピ
ペット10のかかる要素がピペットチップ40が関連するピ
ペット10の作用中サンプル流体の吸込みまたは分配のた
め挿入されるコンテナまたは管の側壁に接触することを
阻止される。

かかる保護は図４に線図的に示され、典型的に0.5マ
イクロリットルの上方部分および1,5または2,0マイクロ
リットルの遠心分離管57および57′が、本発明の好適な
ピペットチップ40のプロテクタ48を有するスリーブ50の
下方にかつそれに隣接した想像線の輪郭で図示されてい
る。また図４には、本発明のピペットチップ40の上にあ
る標準的ピペットチップ16が図示されている。標準的ピ
ペットチップと本発明のピペットチップの構造上の差異
が、明らかに図示されている。

好適には、スリーブ50の長さは、標準的200および250
マイクロリットルのピペットチップの基端部分の長さと
実質的に同じである。このことから、10から20マイクロ
リットルのようなきわめて少ないサンプル容積を処理す
るように好適に設計された、本発明のピペットチップ
が、現在200から250マイクロリットルピペットチップを
処理すべく設計された、市販のピペットチップ・ラック
・レフィル・パック（たとえば米国特許第5392914号お
よび同5451702号明細書参照）に取付けることを可能に
するものである。この特徴は図４に破線の輪郭で図示さ
れた標準的10マイクロリットルチップには存在しない。

カラーまたはスリーブが本発明のピペットチップ40用
のプロテクタ48の好適な形式を備えているが、別の形式
のプロテクタが図５および６に示されたように利用可能
である。図５に示されたように、プロテクタ48は、ここ
ではピペットチップ40′の側方に延長する肩部56の直径
的に反対側の部が上方に延長する一対のアーム58および
60である、一つまたはそれ以上のアームを有する。ピペ
ットチップ40′の残りの要素は、図２のピペットチップ
に対して図示されたように、基端部分42および長い末端
部分44を有する。アーム58および60は、ピペット10のよ
うな、ピペットの取付け軸17の外面を、図１に示された
管18のような、コンテナまたは管の内側側壁から離し、
それにより流体の移送およびピペットチップエジェクタ
機構32を含むピペット10の外面の汚染を防止する。

同様の特徴および利点が図６に示されたプロテクタ48
によって得られ、プロテクタ48は互いに等間隔に離れか
つ、ここでは符号40″で示された、ピペットチップの環
状の側方に延長する肩部56に連続した垂直に延長する複
数のアームを有する。かかる三つのアームは図６に符号
62,64,66で示され、かつアーム62,64および66に対して
支持構造および安定性を与える、環状リングまたは横部
材68によって上端において連結して示されている。図５
に示されたアーム58および60のように、図６のアームお
よびリング（単数または複数）68は、そのチップエジェ
クタ機構を含むピペットチップ40″をうけ入れるピペッ
ト装置の外面は、ピペットチップが挿入されるコンテナ
および管の内側壁から離されるのを確実にしている。し
かして、プロテクタ48を有するアームおよびリング（単
数および複数）48は、好ましくない流体の移送およびピ
ペットチップ40″が取付けられるピペット装置の外面の
汚染を防止する。

前記から、本発明のピペットチップの好適な形式が図
示されかつ記載されたが、別の変形および変更が本発明
の精神から離れることなしになし得ることが認識される
べきである。したがって、本発明の範囲は下記の請求の
範囲の記載によってのみ限定されるべきである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペトレク，ジェームズ，エス. アメリカ合衆国94526 カリフォルニア 州ダンビル，コンウェイ ドライブ 365 (56)参考文献 特開 平７−236829（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−7686（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−23283（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−79547（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) B01L 3/02

Claims (8)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】交換しうるピペットチップにおいて、 中空末端部分であって、前記ピペットチップの末端部分
   にサンプル流体を出し入れするオリフィスを備えた中空
   末端部分、 中空基端部分であって、ピペット装置の取付け軸を着脱
   可能にうけ入れるために前記末端部分に連続した中空基
   端部分、 ピペットチップのエジェクタに係合する肩部であって、
   前記ピペットチップを前記ピペット装置の取付け軸から
   除去しようとするとき前記ピペット装置のピペットチッ
   プ除去機構の下端に係合するため前記基端部分から側方
   に延長する肩部、および 該肩部によって前記基端部分に接続された上向きに延び
   る突出部にして、前記サンプル流体を収容しまたはうけ
   入れる管から前記ピペット装置を側方に離隔して、前記
   ピペットチップを挿入する前記管と接触することによる
   前記ピペット装置の外面の汚染を防止する前記上向きに
   延びる突出部を有するピペット面汚染プロテクタ、 を有する交換しうるピペットチップ。
2. 【請求項２】前記突出部がスリーブを有する請求項１に
   記載されたピペットチップ。
3. 【請求項３】前記突出部が一つまたはそれ以上のアーム
   を有する請求項１に記載されたピペットチップ。
4. 【請求項４】前記アームが一つまたはそれ以上の側方連
   結部材によって連結された請求項３に記載されたピペッ
   トチップ。
5. 【請求項５】前記突出部が前記肩部と連続しかつそこか
   ら上方に延長する請求項１に記載されたピペットチッ
   プ。
6. 【請求項６】前記突出部がスリーブである請求項５に記
   載されたピペットチップ。
7. 【請求項７】前記突出部が一つまたはそれ以上のアーム
   を有する請求項５に記載されたピペットチップ。
8. 【請求項８】前記アームが一つまたはそれ以上の側方に
   延長する部材を有する請求項７に記載されたピペットチ
   ップ。