JP3324279B2 - 光重合性組成物 - Google Patents

光重合性組成物

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JP3324279B2 JP14158894A JP14158894A JP3324279B2 JP 3324279 B2 JP3324279 B2 JP 3324279B2 JP 14158894 A JP14158894 A JP 14158894A JP 14158894 A JP14158894 A JP 14158894A JP 3324279 B2 JP3324279 B2 JP 3324279B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光重合性組成物に関する
ものである。特に可視領域の光線に対して極めて高感度
な光重合性組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光重合系を利用した画像形成法は
多数知られている。例えば、付加重合可能なエチレン性
二重結合を含む化合物と光重合開始剤、さらに所望によ
り用いられる有機高分子結合剤等からなる光重合性組成
物を調製し、この光重合性組成物を支持体上に塗布して
光重合性組成物の層を設けた感光材料を作成し、所望画
像を像露光して露光部分を重合硬化させ、未露光部分を
溶解除去することにより硬化レリーフ画像を形成する方
法、上述感光材料の少なくとも一方が透明である2枚の
支持体間に光重合性組成物の層を設けたものであり、透
明支持体側より像露光し光による接着強度の変化を惹起
させた後、支持体を剥離することにより画像を形成する
方法、その他光重合性組成物層の光によるトナー付着性
の変化を利用した画像作成方法等がある。これらの方法
に応用される光重合性組成物の光重合開始剤としては従
来、ベンゾイル、ベンゾインアルキルエーテル、ベンジ
ルケタール、ベンゾフェノン、アントラキノン、ベンジ
ル、あるいはミヒラーケトンなどが用いられてきた。し
かしながら、これらの光重合開始剤は400nm以下の
紫外線領域の光線に対する光重合開始能力に比較し、4
00nm以上の可視光線領域の光線に対するそれは顕著
に低く、従ってそれらを含む光重合性組成物の応用範囲
を限定してきた。
【0003】近年、画像形成技術の発展に伴ない可視領
域の光線に対し高度な適応性を有するフォトポリマーが
強く要請される様になってきた。それは、例えば、非接
触型の投影露光製版や可視光レーザーによるレーザー製
版等に適合した感光材料である。これら技術の中で、特
にアルゴンイオンレーザーの可視光の発振ビームを用い
た製版方式は最も将来有望視された技法の一つと考えら
れている。
【0004】可視光領域の光線に感応し得る光重合開始
系を含有する光重合性組成物に関しては、従来、いくつ
かの提案がなされてきた。例えば、ヘキサアリールビイ
ミダゾールとラジカル発生剤および染料の系(特公昭4
5−37377号公報)、ヘキサアリールビイミダゾー
ルと(p−ジアルキルアミノベンジリデン)ケトンの系
(特開昭47−2528号、特開昭54−155292
号各公報)、環状シス−α−ジカルボニル化合物と染料
の系(特開昭48−84183号公報)、置換トリアジ
ンとメロシアニン色素の系(特開昭54−151024
号公報)、ケトクマリンと活性剤の系(特開昭52−1
12681号、特開昭58−15503号、特開昭60
−88005号各公報)、置換トリアジンと増感剤の系
(特開昭58−29803号、特開昭58−40302
号各公報)、ビイミダゾール、スチレン誘導体、チオー
ルの系(特開昭59−56403号公報)、有機過酸化
物と色素の系(特開昭59−140203号、特開昭5
9−189340号各公報)、チタノセンを光重合開始
系に使用する例としては、特開昭59−152396
号、特開昭61−151197号、特開昭63−106
02号、特開昭63−41484号、特開平2−291
号、特開平3−12403号、特開平3−20293
号、特開平3−27393号、平3−52050号各公
報、また、チタノセンとキサンテン色素さらにアミノ基
或いはウレタン基を有する付加重合可能なエチレン性飽
和二重結合含有化合物を組合せた系(特開平4−221
958号、特開平4−219756号各公報)アルゴン
イオンレーザー488nm付近の感度に優れるチタノセ
ンと3−ケトクマリン色素の系(特開昭63−2211
10号公報)等が挙げられる。
【0005】また、特願平5−83587号には、チタ
ノセンとピロメテン色素を組合せたYAGレーザー53
0nmとアルゴンイオンレーザー488nm付近の感度
に優れているものが報告されている。しかしながら該報
告に記載の色素は、確かに、YAGレーザー530nm
に対しては高い感光性を示すものの、アルゴンイオンレ
ーザー488nm付近の感度がYAGレーザー530n
m付近の感度に比べやや劣っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、側鎖にアシ
ル基を有する特定のピロメテン系色素を増感剤として用
いることにより、488nm付近の感度に非常に優れる
光重合性組成物を提供することを可能とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる難
点を克服して、優れた光重合性組成物を得るべく鋭意検
討の結果、少なくとも付加重合可能な化合物および光重
合開始系を含む光重合性組成物であって、該付加重合可
能な化合物が1個以上のエチレン性不飽和二重結合を有
しているものにおいて該光重合開始系が、側鎖にアシル
基を有する特定のピロメテン系色素骨格を有する増感剤
および該増感剤との共存下で光照射時に活性ラジカルを
発生し得る化合物を含有することにより、高感度で実用
性が高くなることを見出し、本発明に到達した。
【0008】即ち、本発明の目的は、可視光線のような
長波長光線に対し、より高感度な光重合性組成物を提供
することにある。本発明の別の目的は、コスト的、時間
的に極めて有利な製版作業を可能にする光重合性組成物
を提供することにある。しかして、かかる本発明の目的
は、少なくとも付加重合可能な化合物および光重合開始
系を含む光重合性組成物であって、該付加重合可能な化
合物が1個以上のエチレン性不飽和二重結合を有してお
り、かつ該光重合開始系が少なくとも付加重合可能な化
合物及び光重合開始系を含有する光重合性組成物におい
て、該付加重合可能な化合物がエチレン性不飽和二重結
合を少なくとも1個有しており、該光重合開始系が
(a)下記一般式〔I〕で表される増感剤、
【0009】
【化4】
【0010】〔式中、X1 およびX2 はそれぞれハロゲ
ン原子、アルキル基、アリール基、置換または非置換の
炭化水素環基もしくは置換または非置換の複素環基を表
わし、R1 〜R4 はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、
アルキル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリ
ール基、アリル基、アラルキル基、置換または非置換の
炭化水素環基、置換または非置換の複素環基もしくは−
SO3 −R6 を表わし、R6 は水素原子、アルキル基、
アリール基、アラルキル基、アルカリ金属原子または4
級アンモニウムを表わし、Y1 およびY2 はそれぞれ下
記一般式〔II〕、水素原子、ハロゲン原子、アルキル
基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリール基、
アリル基、アラルキル基、置換または非置換の炭化水素
環基、置換または非置換の複素環基もしくは−SO3
7 を表し、R7 は水素原子、アルキル基、アリール
基、アラルキル基、アルカリ金属原子または4級アンモ
ニウムを表わすが、Y1 およびY2 の少なくとも1つは
下記一般式〔II〕を表わし、
【0011】
【化5】 −CO−(CR8 =CR9 n −R10 … 〔II〕
【0012】(式中、nは0〜3の整数であり、R8
よびR9 はそれぞれ水素原子、アルキル基、アリール
基、アラルキル基を表わし、R10はアルキル基、アリー
ル基、アラルキル基、置換または非置換の炭化水素環基
もしくは置換または非置換の複素環基を表わす) R5 は水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル
基、アリル基、置換または非置換の炭化水素環基もしく
は置換または非置換の複素環基を表わす。〕及び、
(b)該増感剤との共存下で光照射時に活性ラジカルを
発生し得る化合物を含有することを特徴とする光重合性
組成物、によって容易に達成される。
【0013】以下本発明について詳細に説明する。本発
明の光重合性組成物において第一の必須成分として含ま
れるエチレン性不飽和二重結合を少なくとも1個有する
付加重合可能な化合物(以下、「エチレン性化合物」と
略す)とは、光重合性組成物が活性光線の照射を受けた
場合、第二の必須成分である光重合開始系の作用により
付加重合し、硬化するようなエチレン性不飽和二重結合
を有する化合物であって、例えば前記の二重結合を有す
る単量体、または、側鎖もしくは主鎖にエチレン性不飽
和二重結合を有する重合体である。なお、本発明におけ
る単量体の意味するところは、所謂高分子物質に相対す
る概念であって、従って、狭義の単量体以外に二量体、
三量体、オリゴマーをも包含するものである。
【0014】エチレン性不飽和結合を有する単量体とし
ては例えば不飽和カルボン酸、脂肪族ポリヒドロキシ化
合物と不飽和カルボン酸とのエステル;芳香族ポリヒド
ロキシ化合物と不飽和カルボン酸とのエステル;不飽和
カルボン酸と多価カルボン酸および前述の脂肪族ポリヒ
ドロキシ化合物、芳香族ポリヒドロキシ化合物等の多価
ヒドロキシ化合物とのエステル化反応により得られるエ
ステル等が挙げられる。
【0015】前記脂肪族ポリヒドロキシ化合物と不飽和
カルボン酸とのエステルは限定はされないが、具体例と
しては、エチレングリコールジアクリレート、トリエチ
レングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート、トリメチロールエタントリアクリ
レート、ペンタエリスリトールジアクリレート、ペンタ
エリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトー
ルテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールテトラ
アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレ
ート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、グ
リセロールアクリレート等のアクリル酸エステル、これ
ら例示化合物のアクリレートをメタクリレートに代えた
メタクリル酸エステル、同様にイタコネートに代えたイ
タコン酸エステル、クロトネートに代えたクロトン酸エ
ステルもしくはマレエートに代えたマレイン酸エステル
等がある。
【0016】芳香族ポリヒドロキシ化合物と不飽和カル
ボン酸とのエステルとしては、ハイドロキノンジアクリ
レート、ハイドロキノンジメタクリレート、レゾルシン
ジアクリレート、レゾルシンジメタクリレート、ピロガ
ロールトリアクリレート等が挙げられる。不飽和カルボ
ン酸と多価カルボン酸及び多価ヒドロキシ化合物とのエ
ステル化反応により得られるエステルとしては必ずしも
単一物では無いが代表的な具体例を挙げれば、アクリル
酸、フタル酸およびエチレングリコールの縮合物、アク
リル酸、マレイン酸およびジエチレングリコールの縮合
物、メタクリル酸、テレフタル酸およびペンタエリスリ
トールの縮合物、アクリル酸、アジピン酸、ブタンジオ
ールおよびグリセリンの縮合物等がある。
【0017】その他本発明に用いられるエチレン性化合
物の例としてはエチレンビスアクリルアミド等のアクリ
ルアミド類;フタル酸ジアリル等のアリルエステル類;
ジビニルフタレート等のビニル基含有化合物などが有用
である。前記した主鎖にエチレン性不飽和結合を有する
重合体は、例えば、不飽和二価カルボン酸とジヒドロキ
シ化合物との重縮合反応により得られるポリエステル、
不飽和二価カルボン酸とジアミンとの重縮合反応により
得られるポリアミド等がある。側鎖にエチレン性不飽和
結合を有する重合体は側鎖に不飽和結合をもつ二価カル
ボン酸例えばイタコン酸、プロピリデンコハク酸、エチ
リデンマロン酸等とジヒドロキシまたはジアミン化合物
との縮合重合体がある。また側鎖にヒドロキシ基やハロ
ゲン化メチル基の如き反応活性を有する官能基をもつ重
合体、例えばポリビニルアルコール、ポリ(2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート)、ポリエピクロルヒドリン
等とアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸等の不飽和
カルボン酸との高分子反応により得られるポリマーも好
適に使用し得る。
【0018】以上記載したエチレン性化合物の内、アク
リル酸エステルまたはメタクリル酸エステルの単量体が
特に好適に使用できる。次に本発明の光重合組成物の第
二の必須成分である光重合開始系について説明する。本
発明の光重合開始系は、2種成分の組合せから構成され
ており、その第1成分は、本願発明において(a)とし
て表わされる前記した一般式〔I〕で示される増感剤で
ある。
【0019】これらの増感剤は、限定されないが、米国
特許明細書第4,774,339号、J.H.Boye
r et.al,Heteroatom Chemis
try,Vol.1,5,389(1990),Lie
bigs Ann Chem.718,208−223
(1968)等に記載の方法によりアシル基を有する本
発明の増感剤が合成される。
【0020】一般式〔I〕において、X1 およびX2
それぞれハロゲン原子、アルキル基、アリール基、置換
または非置換の炭化水素環基もしくは置換または非置換
の複素環基を表わし、R1 〜R4 はそれぞれ水素原子、
ハロゲン原子、アルキル基、アシル基、アルコキシカル
ボニル基、アリール基、アリル基、アラルキル基、置換
または非置換の炭化水素環基、置換または非置換の複素
環基もしくは−SO3−R6 を表わし、R6 は水素原
子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、アルカリ
金属原子または4級アンモニウムを表わし、Y1 および
2 はそれぞれ下記一般式〔II〕、水素原子、ハロゲン
原子、アルキル基、アシル基、アルコキシカルボニル
基、アリール基、アリル基、アラルキル基、置換または
非置換の炭化水素環基、置換または非置換の複素環基も
しくは−SO3 −R7 を表し、R7 は水素原子、アルキ
ル基、アリール基、アラルキル基、アルカリ金属原子ま
たは4級アンモニウムを表わすが、Y1 およびY2 の少
なくとも1つは、下記一般式〔II〕を表わし、
【0021】
【化6】 −CO−(CR8 =CR9 n −R10 … 〔II〕
【0022】(式中、nは0〜3の整数であり、R8
よびR9 はそれぞれ水素原子、アルキル基、アリール
基、アラルキル基を表わし、R10はアルキル基、アリー
ル基、アラルキル基、置換または非置換の炭化水素環基
もしくは置換または非置換の複素環基を表わす) R5 は水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル
基、アリル基、置換または非置換の炭化水素環基もしく
は置換または非置換の複素環基を表わす。
【0023】X1 およびX2 、R1 〜R10並びにY1
よびY2 がアルキル基を表わす場合、炭素数1〜6であ
ることが好ましく、炭素数1〜3であることが特に好ま
しく、直鎖であっても側鎖を有していてもよい。R1
10並びにY1 およびY2 がアラルキル基、アリール基
を表わし、X1 およびX2 がアリール基を表わす場合、
炭素数6〜20であることが好ましく、炭素数が6〜1
5であることが特に好ましい。R1 〜R4 並びにY1
よびY2 がアシル基、アルコキシカルボニル基を表わす
場合、その炭素鎖の炭素数はそれぞれ1〜3であること
が特に好ましい。X1 およびX2 、R1 〜R4 並びにY
1 およびY2 がハロゲン原子を表わす場合、一般にはフ
ッ素原子、臭素原子または塩素原子であって、R6 およ
びR7 がアルカリ金属原子を表わす場合には、一般に、
リチウム原子、ナトリウム原子、またはカリウム原子で
ある。
【0024】X1 およびX2 、R1 〜R10並びにY1
よびY2 が置換または非置換の炭化水素環基を表わす場
合、該炭化水素環は一核または二核であることが好まし
く、置換基としては炭素数1〜3のアルキル基であるこ
とが特に好ましく、また、X 1 およびX2 、R1 〜R10
並びにY1 およびY2 が置換または非置換の複素環基を
表わす場合、該複素環基に含まれるヘテロ原子として
は、一般に窒素原子、酸素原子または硫黄原子であるこ
とが好ましい。また、R1 〜R5 並びにY1 およびY2
がアリル基を表わす場合は炭素数2〜10であることが
好ましい。
【0025】とりわけ、Y1 およびY2 の少なくとも1
つが、前記一般式〔III 〕であるとき、480nm付近
の感度および530nm付近の感度も極めて高く好適で
ある。以下に、一般式〔I〕で表わされる増感剤につい
てその代表例をあげるが、本発明に用いる一般式〔I〕
で表わされる増感剤はこれら具体例に限定されるもので
はない。なお、下記例示において、記載のない限り、R
1 〜R4 はメチル基を表わし、X1 およびX2 はフッ素
原子を表わすものとする。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】
【0029】
【表4】
【0030】本発明では上記の如き増感剤の少なくとも
一種以上を選択して使用に供する。本発明の光開始系を
構成する第2の成分は、本願発明において(b)として
表わされる、前記増感剤との共存下で光照射した場合、
活性ラジカルを発生し得る化合物である。
【0031】該活性ラジカルを発生し得る化合物として
はチタノセン化合物が好ましく、該チタノセン化合物
は、特に限定はされないが例えば特開昭59−1523
96号、特開昭61−151197号、特開平6−41
170号各公報に記載されている各種チタノセン化合物
から適宜選んで用いることができる。さらに具体的に
は、ジ−シクロペンタジエニル−Ti−ジ−クロライ
ド、ジ−シクロペンタジエニル−Ti−ビス−フェニ
ル、ジ−シクロペンタジエニル−Ti−ビス−2,3,
4,5,6−ペンタフルオロフェニ−1−イル、ジシク
ロペンタジエニル−Ti−ビス−2,3,5,6−テト
ラフルオロフェニ−1−イル、ジ−シクロペンタジエニ
ル−Ti−ビス−2,4,6−トリフルオロフェニ−1
一イル、ジ−シクロペンタジエニル−Ti−ビス−2,
6−ジ−フルオロフェニ−1−イル、ジ−シクロペンタ
ジエニル−Ti−ビス−2,4−ジ−フルオロフェニ−
1−イル、ジ−メチルシクロペンタジエニル−Ti−ビ
ス−2,3,4,5,6−ペンタフルオロフェニ−1−
イル、ジ−メチルシクロペンタジエニル−Ti−ビス−
2,3,5,6−テトラフルオロフェニ−1−イル、ジ
−メチルシクロペンタジエニル−Ti−ビス−2,6−
ジフルオロフェニ−1−イル、ジ−シクロペンタジエニ
ル−Ti−ビス−2,6−ジフルオロ−3−(ピル−1
−イル)−フェニ−1−イル(以下B−1と表わす)、
ビス〔シクロペンタジエニル〕ビス〔6−クロロ−2−
i−ブチルチオ−4−(3−メチルブト−1−オキシ)
ピリミジニル〕チタン、ビス〔シクロペンタジエニル〕
ビス〔2,4−ビス(1,1−ジメチルプロポキシ)ピ
リミジル〕チタン等を挙げることができる。
【0032】チタノセン化合物以外のラジカルを発生し
うる活性剤としては、例えば特開昭59−56403号
公報に記載のs−トリアジン化合物、特開昭58−29
803号公報に記載のチオール化合物、または、アミン
化合物等があげられ、特に好ましい添加剤としては、ジ
アルキルアミン誘導体化合物が挙げられ、具体的にはミ
ヒラーズケトン、p−ジエチルアミノ安息香酸エチル等
が挙げられる。
【0033】以上述べた本発明の光重合性組成物に用い
られる光重合開始系を構成する増感剤および活性ラジカ
ルを発生し得る化合物の好適な使用量は特に限定されな
いが、エチレン性化合物100重量部に対し、増感剤が
好ましくは0.05〜20重量部、より好ましくは0.
2〜10重量部、活性ラジカルを発生し得る化合物が一
般的には0.1〜30重量部、好ましくは0.5〜20
重量部、より好ましくは0.5〜10重量部である。
【0034】本発明の光重合性組成物は前記の核構成成
分の他に本組成物の改質、光硬化後の物性改善の為に結
合剤として有機高分子物質を更に添加することが好まし
い。結合剤は相溶性、皮膜形成性、現像性、接着性等改
善目的に応じて適宜選択すればよい。具体的には例えば
水系現像性改善にはアクリル酸共重合体、メタクリル酸
共重合体、イタコン酸共重合体、部分エステル化マレイ
ン酸共重合体、側鎖にカルボキシル基を有する酸性セル
ロース変性物、ポリエチレンオキシド、ポリビニルピロ
リドン等がある。
【0035】皮膜強度、接着性の改善にはエピクロロヒ
ドリンとビスフェノールAとのポリエーテル;可溶性ナ
イロン;ポリメチルメタクリレート等のポリメタクリル
酸アルキルやポリアクリル酸アルキル;メタクリル酸ア
ルキルとアクリロニトリル、アクリル酸、メタクリル
酸、塩化ビニル、塩化ビニリデン、スチレン等との共重
合体;アクリロニトリルと塩化ビニル、塩化ビニリデン
との共重合体;塩化ビニリデン、塩素化ポリオレフィ
ン、塩化ビニルと酢酸ビニルとの共重合体;ポリ酢酸ビ
ニル;アクリロニトリルとスチレンとの共重合体;アク
リロニトリルとブタジエン、スチレンとの共重合体;ポ
リビニルアルキルエーテル;ポリビニルアルキルケト
ン;ポリスチレン;ポリアミド;ポリウレタン;ポリエ
チレンテレフタレートイソフタレート;アセチルセルロ
ースおよびポリビニルブチラール等を挙げることができ
る。これらの結合剤は前記エチレン性化合物に対し重量
比率で好ましくは500%以下、より好ましくは200
%以下の範囲で添加混合することができる。
【0036】本発明の光重合性組成物は必要に応じ更に
熱重合防止剤、着色剤、可塑剤、保存安定剤、表面保護
剤、平滑剤、塗布助剤その他の添加剤を添加することが
できる。熱重合防止剤としては例えばハイドロキノン、
p−メトキシフェノール、ピロガロール、カテコール、
2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、β−ナフト
ールなどがあり、着色剤としては例えばフタロシアニン
系顔料、アゾ系顔料、カーボンブラック、酸化チタンな
どの顔料、エチルバイオレット、クリスタルバイオレッ
ト、アゾ系染料、アントラキノン系染料、シアニン系染
料がある。これら熱重合防止剤や着色剤の添加量は前記
結合剤を使用した場合、エチレン性化合物と結合剤との
合計重量に対し熱重合防止剤が0.01〜3%、着色剤
が0.1〜20%が好ましい。
【0037】また、前記可塑剤としては例えばジオクチ
ルフタレート、ジドデシルフタレート、トリエチレング
リコールジカプリレート、ジメチルグリコールフタレー
ト、トリクレジルホスフェート、ジオクチルアジペー
ト、ジブチルセバケート、トリアセチルグリセリン等が
あり、結合剤を使用した場合、エチレン性化合物と結合
剤との合計重量に対し10%以下添加することができ
る。
【0038】本発明の光重合性組成物を使用する際は、
無溶剤にて感光材料を形成するかまたは適当な溶剤に溶
解して溶液となし、これを支持体上に塗布、乾燥して感
光材料を調製することができる。溶剤としては例えばメ
チルエチルケトン、シクロヘキサノン、酢酸ブチル、酢
酸アミル、プロピオン酸エチル、トルエン、キシレン、
モノクロロベンゼン、四塩化炭素、トリクロロエチレ
ン、トリクロロエタン、ジメチルホルムアミド、メチル
セロソルブ、エチルセロソルブ、テトラヒドロフラン、
ベントキソン、プロピレングリコールモノメチルエテー
ル等があり、一種または二種以上を併用して用いること
ができる。
【0039】本発明の光重合性組成物を用いて感光材料
を調製する際に適用される支持体は通常用いられるもの
はいずれでも良い。例えばアルミニウム、マグネシウ
ム、銅、亜鉛、クロム、ニッケル、鉄等の金属またはそ
れらを主成分とした合金のシート;上質紙、アート紙、
剥離紙等の紙類;ガラス、セラミックス等の無機シー
ト;ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリ
メチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−
塩化ビニリデン共重合体、ポリスチレン、6−ナイロ
ン、セルローストリアセテート、セルロースアセテート
ブチレート等のポリマーシート等がある。
【0040】また本発明の光重合性組成物はさらに酸素
による感度低下や保存安定性の劣化等の悪影響を防止す
る為の公知技術、例えば、感光層上に剥離可能な透明カ
バーシートを設けたり酸素透過性の小さいロウ状物質、
水溶性ポリマー等による被覆層を設けることもできる。
本発明の組成物に適用し得る露光光源としては特に限定
されないがカーボンアーク、高圧水銀燈、キセノンラン
プ、メタルハライドランプ、蛍光ランプ、タングステン
ランプ、ヘリウムカドミニウムレーザー、アルゴンイオ
ンレーザー、YAGレーザー等400nm以上の可視光
線を含む汎用の光源がより好適に使用し得る。
【0041】
【実施例】以下、本発明を実施例、および比較例により
更に具体的に説明するが、本発明は、その要旨を越えな
い限りこれらの実施例に限定されるものではない。 〔I−7〕の合成例 増感剤〔I−1〕(0.01モル)とp−ジメチルアミ
ノシンナルアルデヒド(0.01モル)をt−ブチルア
ルコール20mlに溶解し、t−ブトキシカリウム(3
g)を添加した後、25℃で12時間撹拌し、続いて、
この反応液中に200mlの水を添加して1晩放置後、
析出物をろ過抽出した。
【0042】この析出物をエタノールにより再結晶し、
I−7を得た。 実施例1〜17及び比較例1〜3 砂目立てかつ陽極酸化を施したアルミニウムシート上
に、ホワラーを用い、下記組成の感光性組成物塗布液を
乾燥膜厚2μmになるように塗布し、更に、その表面に
ポリビニルアルコール水溶液を、乾燥膜厚が3μmにな
るように塗布して感光材試料を作成した。
【0043】次に、この感光材試料に、ウシオ電気社製
キセノンランプ;UI−501Cを用い、ナルミ社製分
光感度測定装置により横軸が波長、縦軸が対数的に光強
度が弱くなる様に10秒間照射した。露光試料は、ブチ
ルセロソルブ2重量%、ケイ酸ナトリウム1重量%を含
む水溶液により現像を行ない、488nmにおいて得ら
れた硬化画像の高さより光硬化画像形成に必要な最も少
ない露光量を算出し、その感光組成の感度とした。その
結果を表−1に示す。
【0044】
【表5】 〔感光性組成物塗布液〕 メタクリル酸メチル/メタクリル酸/アクリル酸メチル共重合体 60部 (重量平均分子量45,000、共重合比80/10/10) トリメチロールプロパントリアクリレート 40部 メチルセロソルブ 800部 テトラハイドロフラン 50部 増感剤 (表−1に記載) 活性ラジカルを発生し得る化合物 (表−1に記載)
【0045】
【表6】
【0046】
【表7】
【0047】
【表8】
【0048】
【表9】 表−1中、 〔S−1〕,〔S−2〕および〔S−3〕はそれぞれ 〔S−1〕 エオシンイエローイッシュ
【0049】
【化7】
【0050】を表わす。さらに、実施例3,10および
11については、530nmにおいても光硬化画像形成
に必要な最も小さい露光量を算出したところ、感度(m
Jcm-2)はそれぞれ、0.60、0.16、0.16
であった。
【0051】
【発明の効果】本発明の光重合性組成物は、可視光線、
特に長波長光線に対して極めて高感度なものである。従
って、該組成物は広範囲な応用分野に有用であって例え
ば平版、凹版、凸版等印刷版の作成、プリント配線やI
Cの作成の為のフォトレジスト、ドライフィルム、レリ
ーフ像や画像複製などの画像形成、光硬化性のインク、
塗料、接着剤等に利用できるので工業的に極めて有用で
ある。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−196865(JP,A) 特開 平1−298348(JP,A) 特開 平6−118632(JP,A) 特開 平3−263405(JP,A) 特開 平4−271352(JP,A) 特開 平7−225474(JP,A) 特開 平5−241388(JP,A) 特表 平5−508722(JP,A) 米国特許4774339(US,A) 米国特許5187288(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 7/029 G03F 7/004

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも付加重合可能な化合物及び光
    重合開始系を含有する光重合性組成物において、該付加
    重合可能な化合物がエチレン性不飽和二重結合を少なく
    とも1個有しており、該光重合開始系が(a)下記一般
    式〔I〕で表される増感剤、 【化1】 〔式中、X1 およびX2 はそれぞれハロゲン原子、アル
    キル基、アリール基、置換または非置換の炭化水素環基
    もしくは置換または非置換の複素環基を表わし、R1
    4 はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、
    アシル基、アルコキシカルボニル基、アリール基、アリ
    ル基、アラルキル基、置換または非置換の炭化水素環
    基、置換または非置換の複素環基もしくは−SO3 −R
    6 を表わし、R6 は水素原子、アルキル基、アリール
    基、アラルキル基、アルカリ金属原子または4級アンモ
    ニウムを表わし、Y1 およびY2 はそれぞれ下記一般式
    〔II〕、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アシル
    基、アルコキシカルボニル基、アリール基、アリル基、
    アラルキル基、置換または非置換の炭化水素環基、置換
    または非置換の複素環基もしくは−SO3 −R7 を表
    し、R7 は水素原子、アルキル基、アリール基、アラル
    キル基、アルカリ金属原子または4級アンモニウムを表
    わすが、Y1 およびY2 の少なくとも1つは下記一般式
    〔II〕を表わし、 【化2】 −CO−(CR8 =CR9 n −R10 … 〔II〕 (式中、nは0〜3の整数であり、R8 およびR9 はそ
    れぞれ水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル
    基を表わし、R10はアルキル基、アリール基、アラルキ
    ル基、置換または非置換の炭化水素環基もしくは置換ま
    たは非置換の複素環基を表わす) R5 は水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル
    基、アリル基、置換または非置換の炭化水素環基もしく
    は置換または非置換の複素環基を表わす。〕及び、
    (b)該増感剤との共存下で光照射時に活性ラジカルを
    発生し得る化合物を含有することを特徴とする光重合性
    組成物。
  2. 【請求項2】前記一般式〔I〕において、Y1 およびY
    2 の少なくとも1つが一般式〔III〕であることを特徴
    とする請求項1記載の光重合性組成物。 【化3】
  3. 【請求項3】 前記活性ラジカルを発生し得る化合物が
    チタノセン化合物であることを特徴とする請求項1また
    は2記載の光重合性組成物。
  4. 【請求項4】 前記活性ラジカルを発生し得る化合物が
    チタノセン化合物およびジアルキルアミン誘導体化合物
    であることを特徴とする請求項1または2記載の光重合
    性組成物。
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