JP3324046B2 - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は給湯装置に係り、特に送
風ファンの可変速制御回路の冷却効率の向上を図った給
湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】給湯装置の燃焼部にとって、最近の地球
環境問題への対応からNOXやCOの発生の少ないこと
が重要である。このためには、ガス量に合わせて空気量
を送り込む必要があり、送風ファンの可変速化が必須と
なる。送風ファン用モータとしては、通常15〜25W
出力のDCブラシレスモータが多く使われ、この可変速
化のために、数A級の電流容量のパワー半導体素子から
なるインバータ回路を必要とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したインバータ回
路は給湯装置の内部に取り付けられるが、給湯装置の内
部は高温であるため、インバータ回路には放熱板を取り
付ける必要があった。この場合に放熱板が大きくなるた
めインバータ回路部の体積が大きくなってしまうという
問題があった。
【0004】具体的には例えば、25W出力のDCブラ
シレスモータで、インバータ回路がIC化されたワンチ
ップインバータである場合について放熱板の大きさを計
算すると、ワンチップインバータの発生損失は4W程度
である。最大接合温度125℃、設計余裕率80%、
(タブ−接合)間熱抵抗4℃/W、周温60℃とすると、
放熱板の熱抵抗は 熱抵抗=(最大接合温度×設計余裕率−周温)/発生損失 −(タブ−接合)間熱抵抗 =(125×0.8−60)/4 =6℃/W となる。放熱板として厚さ2mmのAlを用いると、放
熱板の大きさは180cmと大きくなってしまうとい
う問題があった。このため、インバータ回路の放熱効果
が大きく、小形のインバータ回路で送風ファンの可変速
制御が可能な給湯装置が望まれている。
【0005】そこで、本発明は、送風ファンの可変速制
御回路の冷却効率を向上させることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、燃焼室と、入水管と出湯管を有する給水
コイルと、燃焼室へ空気を送る送風ファンと、送風ファ
ンのファンモータの可変速制御部とを備え、入水管から
入水される水を加熱して出湯管から給湯する給湯装置に
おいて、可変速制御部は、IGBTもしくはパワーMO
Sトランジスタを有するパワー部と、PWM制御回路と
信号分配回路と上アーム駆動回路と下アーム駆動回路と
を有する制御部とを1チップに集積してなるワンチップ
インバータとし、ワンチップインバータを金属部材に取
り付け、金属部材に半円弧状の凹部を形成し、凹部を入
水管に密着させて配置し、取付部材及びネジにより入水
管に締付固定することを特徴とする。
【0007】この場合において、燃焼室はガスを燃焼さ
せる構成にすることができる。また、ファンモータはD
Cブラシレスモータとすることができる。さらに、パワ
ー部は6個のIGBTまたは6個のパワーMOSトラン
ジスタを備えた構成とすることができる。
【0008】
【0009】
【作用】給湯装置の入水部からは一般の水道水が入水す
るため、ワンチップインバータを入水部に設置すること
により、水道水の冷却効果によりワンチップインバータ
を冷却できるため、送風ファンの可変速制御回路の冷却
効率を向上させることができる。この結果、放熱板が不
要となり、インバータ回路の体積を小さくできる。
【0010】またパワー半導体素子が、パワー部、駆動
部、制御部が1チップに集積されたワンチップインバー
タである場合は、パワー部が集積されているため、1素
子あたりの発熱量が大きく、より大きな放熱板が必要と
なるため、入水部に設置することにより、ワンチップ化
に集積されたことによる体積縮少の効果と、放熱板不要
による体積縮少の効果が重畳されるため、小形化の効果
はより著しい。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1には、本発明に係る給湯装置の構成が示され
ている。同図において1は水道水が供給される入水管、
2は出湯管、3は給水コイル、4は燃焼室、5はガス供
給管、6は駆動ユニット、7は送風用ファンモータを示
している。ファンモータはDCブラシレスモータで、駆
動ユニットにより可変速制御される。
【0012】次に図2に本発明に係る給湯装置の一実施
例の要部の構成を示す。図2(a)は駆動ユニットの構成
を示し、図2(b)はその平面図を示している。これらの
図において、8はコンバータ、9はワンチップインバー
タでインバータ回路とその制御回路をモノシリック化し
た集積回路で、インバータ回路部での発熱を効率良く冷
却するため、パッケージに固設された冷却タブ10が金
属部11を介して入水管1に密着するように取付部材2
1及びネジ22により締付固定されている。
【0013】図3はモータを含めた駆動ユニットのブロ
ック図を示す。ワンチップインバータ9はインバータ回
路13とその制御回路14から構成されている。
【0014】制御回路14はPWM制御回路16、信号
分配回路15、上アーム駆動回路18下アーム駆動回路
17、及び過電流検出回路19から構成されている。A
C100Vまたは200Vの電圧が電源ケーブル7によ
りモータ外部から供給され、コンバータ8によりDCの
高電圧140〜280V及び低圧5〜15Vに変換さ
れ、それぞれインバータ回路13と制御回路14に供給
される。またPWM制御回路16に速度指令の電圧20
を供給することによりPWM信号のデューテイを制御
し、任意にモータの回転数を変えることができる。
【0015】制御回路14は、位置検出センサ12から
のタイミングにより、インバータ回路13のオン、オフ
の制御信号を作成し、これに従ってインバータ回路13
はモータに電力を供給する。
【0016】本実施例では、ワンチップインバータ9の
冷却タブ10が、金属部11を介して入水管2に固定さ
れているため、冷却タブ10の温度は入水管2に流入さ
れる水道水の水冷効果により、ほぼ水道水の温度にな
る。水道水の温度は高々30℃であるから、前記の25
W出力のDCブラシレスモータの例で発生損失4W,
(タブ−接合)間熱抵抗4℃/Wとすると 接合温度=タブの温度+発生損失×(タブ−接合)間熱抵
抗 =30°+4W×4℃/W =46℃ となり、放熱板は不要となる。
【0017】また本実施例では、パワー半導体素子とし
て、パワー部、駆動部及び制御部が1チップに集積され
ており、集積化によるインバータ回路の体積縮少効果
と、放熱板が不要になることによる体積縮少効果が重畳
され、インバータ回路部の画期的小形化を図ることが可
能となった。
【0018】図4、図5に第2、第3の実施例の構成を
示す。図4(a)は第2の実施例の駆動ユニットの構成
を、図4(b)はそのブロック図を示す。9aは駆動部、
制御部がワンチップに集積されたプリドライバICで、
9bはIGBT6個のアレイからなるパワー部を示す。
一般にモータ容量が大きくなると、パワー部と駆動部と
をワンチップに集積することが困難なため、図4または
図5の構成になることが多い。プリドライバIC9aは
発生損失が小さいため、冷却する必要はないが、パワー
部9bは発生損失が大きく、冷却タブ10を金属部11
を介して入水管1に密着するようにネジにより締付固定
して冷却することができる。
【0019】したがって図4に示す実施例のようにパワ
ー部9bのみを冷却しても、本発明のインバータ回路の
小形化という目的は達成できる。
【0020】またパワー部が図5(c)に示すように、
IGBTのディスクリート素子からなる場合は、ディス
クリート素子9cの冷却タブ10を金属部11を介して
入水管1に密着するようにネジにより締付固定して冷却
すればよい。
【0021】本実施例では、パワー素子としてIGBT
を用いたが、パワーMOSトランジスタ、バイポーラト
ランジスタでも、同様の効果が得られる。
【0022】以上に説明したように、本実施の形態に
ればインバータ回路のパワー半導体素子を入水管に直接
または間接的に固定することにより、パワー半導体素子
を入水管に流入する水道水により冷却することで、冷却
効率を向上させることができる。この結果、インバータ
回路を小形化できる。また、パワー半導体素子として、
パワー部、駆動部、制御部が集積されたワンチップイン
バータを用いると、更に著しい小形化の効果が得られ
る。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、送風ファンの可変速制
御回路の冷却効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給湯装置の構成を示す断面図であ
る。
【図2】本発明に係る給湯装置の一実施例の駆動ユニッ
トの取付構造を示す正面図及び平面図である。
【図3】図2に示した駆動ユニットの電気的構成を示す
ブロック図である。
【図4】本発明に係る給湯装置の他の実施例の駆動ユニ
ットの取付構造及び電気的構成を示す正面図及びブロッ
ク図である。
【図5】本発明に係る給湯装置の他の実施例の駆動ユニ
ットの取付構造及び電気的構成を示す正面図及びブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 入水管 2 出湯管 3 給水コイル 4 燃焼室 5 ガス供給管 6 駆動ユニット 7 送風用ファンモータ 8 コンバータ 9 ワンチップインバータ 9a プリドライバIC 9b IGBTアレイ 9c IGBTディスクリート素子 10 パッケージのタブ 11 金属部 12 回転子位置検出センサ 13 インバータ回路 14 制御回路 15 信号分配回路 16 PWM制御回路 17 下アーム駆動回路 18 上アーム駆動回路 19 過電流検出回路 20 速度指令電圧 21 取付部材 22 ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 雅人 茨城県日立市弁天町三丁目10番2号 日 立原町電子工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−223340(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23N 3/08 F24H 1/10 301 H01L 23/473

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼室と、入水管と出湯管を有する給水
    コイルと、前記燃焼室へ空気を送る送風ファンと、該送
    風ファンのファンモータの可変速制御部とを備え、前記
    入水管から入水される水を加熱して前記出湯管から給湯
    する給湯装置において、 前記可変速制御部は、IGBTもしくはパワーMOSト
    ランジスタを有するパワー部と、PWM制御回路と信号
    分配回路と上アーム駆動回路と下アーム駆動回路とを有
    する制御部とを1チップに集積してなるワンチップイン
    バータとし、 該ワンチップインバータを金属部材に取り付け、該金属
    部材に半円弧状の凹部を形成し、該凹部を前記入水管に
    密着させて配置し、取付部材及びネジにより前記入水管
    に締付固定することを特徴とする給湯装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の給湯装置において、前
    記燃焼室はガスを燃焼させることを特徴とする給湯装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の給湯装
    置において、前記ファンモータはDCブラシレスモータ
    であることを特徴とする給湯装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の給湯装置において、前
    記パワー部は6個のIGBTまたは6個のパワーMOS
    トランジスタを備えていることを特徴とする給湯装置。
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