JP3323780B2 - 中継システム及び中継システムにおける課金方法 - Google Patents
中継システム及び中継システムにおける課金方法Info
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- JP3323780B2 JP3323780B2 JP18010997A JP18010997A JP3323780B2 JP 3323780 B2 JP3323780 B2 JP 3323780B2 JP 18010997 A JP18010997 A JP 18010997A JP 18010997 A JP18010997 A JP 18010997A JP 3323780 B2 JP3323780 B2 JP 3323780B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機や、ペ
ージャ等の無線通信システムにおいて、不感地帯との無
線信号を中継する中継システム及び制御局に係り、特に
不感地帯を差別化して管理できる中継システムにおける
課金方法に関する。
ージャ等の無線通信システムにおいて、不感地帯との無
線信号を中継する中継システム及び制御局に係り、特に
不感地帯を差別化して管理できる中継システムにおける
課金方法に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機や、ページャ等の無線通信シ
ステムでは、サービスエリアの中にトンネルやビル等、
電波の到達しにくい地域(不感地域)が存在する。その
ような場所でも無線通信システムを利用できるようにす
るためには、近隣の基地局のアンテナの形状や向き等を
変える方法が考えられるが、経済的でなく、このように
しても不感地帯を完全にカバーできない場合もあること
から、一般的に安価な中継システムを配置するようにし
ている。
ステムでは、サービスエリアの中にトンネルやビル等、
電波の到達しにくい地域(不感地域)が存在する。その
ような場所でも無線通信システムを利用できるようにす
るためには、近隣の基地局のアンテナの形状や向き等を
変える方法が考えられるが、経済的でなく、このように
しても不感地帯を完全にカバーできない場合もあること
から、一般的に安価な中継システムを配置するようにし
ている。
【0003】従来の中継システムについて、図2を参照
しつつ説明する。図2は、従来の中継システムの構成ブ
ロック図である。従来の中継システムは、図2に示すよ
うに、不感地帯の外に配置され、隣接する基地局1と無
線で通信を行う親局11と、複数の子局12と、親局1
1と子局12とを接続する媒体13とから主に構成され
ている。
しつつ説明する。図2は、従来の中継システムの構成ブ
ロック図である。従来の中継システムは、図2に示すよ
うに、不感地帯の外に配置され、隣接する基地局1と無
線で通信を行う親局11と、複数の子局12と、親局1
1と子局12とを接続する媒体13とから主に構成され
ている。
【0004】以下、各部を具体的に説明する。親局11
は、基地局1から下り信号を受信して媒体13を介して
複数の子局12に出力するものである。また、親局11
は、子局12から入力される上り信号を基地局1に無線
で送信出力するものである。
は、基地局1から下り信号を受信して媒体13を介して
複数の子局12に出力するものである。また、親局11
は、子局12から入力される上り信号を基地局1に無線
で送信出力するものである。
【0005】子局12は、不感地帯に単数又は複数設置
されているものであり、アンテナを備え、当該アンテナ
を介して移動局からの信号を受信して親局11に上り信
号として出力するとともに、当該移動局に対する下り信
号の入力を受けて、アンテナを介して送信出力するもの
である。
されているものであり、アンテナを備え、当該アンテナ
を介して移動局からの信号を受信して親局11に上り信
号として出力するとともに、当該移動局に対する下り信
号の入力を受けて、アンテナを介して送信出力するもの
である。
【0006】また、媒体13は、通常の同軸ケーブルや
光ファイバであることが考えられるが、漏洩同軸ケーブ
ル(LCX)を採用することも考えられる。このように
媒体13としてLCXを採用した場合には、子局12は
移動局からの信号をアンテナを介して受信するほかに、
LCXを介しても受信することとしておいてもよい。
光ファイバであることが考えられるが、漏洩同軸ケーブ
ル(LCX)を採用することも考えられる。このように
媒体13としてLCXを採用した場合には、子局12は
移動局からの信号をアンテナを介して受信するほかに、
LCXを介しても受信することとしておいてもよい。
【0007】すなわち、従来の中継システムは、基地局
1が下り信号として送信出力する信号を親局11が受信
して、媒体13を介して子局12に出力し、子局12が
不感地帯で当該下り信号を送信出力するものであり、移
動局が不感地帯の外にいる間は、基地局1から直に下り
信号を受信するが、不感地帯に入れば子局12が送信出
力する信号を受信するようになる。
1が下り信号として送信出力する信号を親局11が受信
して、媒体13を介して子局12に出力し、子局12が
不感地帯で当該下り信号を送信出力するものであり、移
動局が不感地帯の外にいる間は、基地局1から直に下り
信号を受信するが、不感地帯に入れば子局12が送信出
力する信号を受信するようになる。
【0008】また、移動局が不感地帯の外にいる間は、
基地局1に対して直に上り信号を送信出力し、移動局が
不感地帯に入ると、移動局が送信出力した上り信号は、
子局12によって受信され、媒体13を介して親局11
に出力され、親局11が基地局1に送信出力するように
している。
基地局1に対して直に上り信号を送信出力し、移動局が
不感地帯に入ると、移動局が送信出力した上り信号は、
子局12によって受信され、媒体13を介して親局11
に出力され、親局11が基地局1に送信出力するように
している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
の中継システムでは、不感地帯が基地局のカバーするエ
リアとみなされるため、当該不感地帯に存する移動局か
らの通信と不感地帯外の移動局からの通信とを区別でき
ず、例えば、ビルや地下街等の不感地帯では、当該不動
産の所有者又は管理者が無線通信システムの設備を配備
して、設備利用者の負担によってビル等における無線通
信の利便性を図りたい場合に、不感地帯の設備負担者に
利益を還元できず、無線通信の利用範囲の拡大を促進で
きないという問題点があった。
の中継システムでは、不感地帯が基地局のカバーするエ
リアとみなされるため、当該不感地帯に存する移動局か
らの通信と不感地帯外の移動局からの通信とを区別でき
ず、例えば、ビルや地下街等の不感地帯では、当該不動
産の所有者又は管理者が無線通信システムの設備を配備
して、設備利用者の負担によってビル等における無線通
信の利便性を図りたい場合に、不感地帯の設備負担者に
利益を還元できず、無線通信の利用範囲の拡大を促進で
きないという問題点があった。
【0010】尚、従来の課金計算は、例えば基地局ごと
に、当該基地局の位置の情報であるメッセージエリア
(MA)を定義しておき、基地局を管理する制御局が発
呼側のMAと着呼側のMAとの距離である課金指数(M
BI)を算出し、これに通話時間を積算して課金金額を
計算するようにして行っていた。課金金額の計算方法に
ついては、より具体的な説明が「移動通信」,進士昌
明,丸善株式会社,1989,pp.178-180に記載されてい
る。
に、当該基地局の位置の情報であるメッセージエリア
(MA)を定義しておき、基地局を管理する制御局が発
呼側のMAと着呼側のMAとの距離である課金指数(M
BI)を算出し、これに通話時間を積算して課金金額を
計算するようにして行っていた。課金金額の計算方法に
ついては、より具体的な説明が「移動通信」,進士昌
明,丸善株式会社,1989,pp.178-180に記載されてい
る。
【0011】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、近接する基地局の収容能力を圧迫することがなく、
不感地帯が広くなってもチャネル切替に支障を生じるこ
とがなく、さらに特定エリアでの課金金額を変えるサー
ビスを提供することができる中継システム及び制御局を
提供することを目的とする。
で、近接する基地局の収容能力を圧迫することがなく、
不感地帯が広くなってもチャネル切替に支障を生じるこ
とがなく、さらに特定エリアでの課金金額を変えるサー
ビスを提供することができる中継システム及び制御局を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、中継システムにお
ける課金方法において、不感地帯に隣接する基地局と、
専ら不感地帯をカバーする基地局と、不感地帯をカバー
する基地局と有線で接続され、不感地帯に複数個設置さ
れた子局と、各基地局との通話の課金金額を算出する制
御局とを有する中継システムにおける課金方法であっ
て、制御局は、基地局との通話の際に発呼側及び着呼側
の基地局の位置情報を管理し、各々の基地局の位置情報
から距離を求め、距離に基づいて課金指数を算出し、課
金指数に通話時間を積算して通話の課金金額として計算
するものであり、基地局の位置情報に不感地帯をカバー
する基地局の情報が含まれている場合には、課金指数に
予め設定された定数を積算し、当該積算の結果に通話時
間を積算して通話の課金金額とすることを特徴としてお
り、設備利用者の負担によってビル等における無線通信
の利便性を図りたい場合に、不感地帯の設備担当者に利
益を還元して、無線通信の利用範囲の拡大を促進でき
る。また、請求項2記載の発明は、中継システムにおい
て、不感地帯に隣接する基地局と、専ら不感地帯をカバ
ーする基地局と、不感地帯をカバーする基地局と有線で
接続され、不感地帯に複数個設置された子局と、各基地
局との通話の課金金額を算出するものであり、基地局と
の通話の際に発呼側及び着呼側の基地局の位置情報を管
理し、各々の基地局の位置情報から距離を求め、前記距
離に基づいて課金指数を算出するものであり、基地局の
位置情報に不感地帯をカバーする基地局の情報が含まれ
ている場合には、課金指数に予め設定された定数を積算
し、当該積算の結果に通話時間を積算して通話の課金金
額とする制御局とを有することを特徴としており、設備
利用者の負担によってビル等における無線通信の利便性
を図りたい場合に、不感地帯の設備担当者に利益を還元
して、無線通信の利用範囲の拡大を促進できる。
決するための請求項1記載の発明は、中継システムにお
ける課金方法において、不感地帯に隣接する基地局と、
専ら不感地帯をカバーする基地局と、不感地帯をカバー
する基地局と有線で接続され、不感地帯に複数個設置さ
れた子局と、各基地局との通話の課金金額を算出する制
御局とを有する中継システムにおける課金方法であっ
て、制御局は、基地局との通話の際に発呼側及び着呼側
の基地局の位置情報を管理し、各々の基地局の位置情報
から距離を求め、距離に基づいて課金指数を算出し、課
金指数に通話時間を積算して通話の課金金額として計算
するものであり、基地局の位置情報に不感地帯をカバー
する基地局の情報が含まれている場合には、課金指数に
予め設定された定数を積算し、当該積算の結果に通話時
間を積算して通話の課金金額とすることを特徴としてお
り、設備利用者の負担によってビル等における無線通信
の利便性を図りたい場合に、不感地帯の設備担当者に利
益を還元して、無線通信の利用範囲の拡大を促進でき
る。また、請求項2記載の発明は、中継システムにおい
て、不感地帯に隣接する基地局と、専ら不感地帯をカバ
ーする基地局と、不感地帯をカバーする基地局と有線で
接続され、不感地帯に複数個設置された子局と、各基地
局との通話の課金金額を算出するものであり、基地局と
の通話の際に発呼側及び着呼側の基地局の位置情報を管
理し、各々の基地局の位置情報から距離を求め、前記距
離に基づいて課金指数を算出するものであり、基地局の
位置情報に不感地帯をカバーする基地局の情報が含まれ
ている場合には、課金指数に予め設定された定数を積算
し、当該積算の結果に通話時間を積算して通話の課金金
額とする制御局とを有することを特徴としており、設備
利用者の負担によってビル等における無線通信の利便性
を図りたい場合に、不感地帯の設備担当者に利益を還元
して、無線通信の利用範囲の拡大を促進できる。
【0013】
【発明の実施の形態】 本発明の実施の形態について図
面を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る
中継システム(本システム)及び制御局(本制御局)
は、不感地帯専用の基地局を設けて、不感地帯に設置さ
れた子局から受信する信号を当該基地局が隣接する基地
局に送信出力し、隣接する基地局から受信する信号を子
局を介して移動局に送信出力するものであり、隣接する
基地局の収容能力を圧迫せず、不感地帯の面積に関わら
ずチャネル切替を支障なく行うとともに、当該基地局の
カバーするエリアの課金状態を変えることで、設備利用
者の負担によってビル等における無線通信の利便性を図
りたい場合に、当該不感地帯の設備負担者に利益を還元
して、無線通信の利用範囲の拡大を促進できるものであ
る。
面を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る
中継システム(本システム)及び制御局(本制御局)
は、不感地帯専用の基地局を設けて、不感地帯に設置さ
れた子局から受信する信号を当該基地局が隣接する基地
局に送信出力し、隣接する基地局から受信する信号を子
局を介して移動局に送信出力するものであり、隣接する
基地局の収容能力を圧迫せず、不感地帯の面積に関わら
ずチャネル切替を支障なく行うとともに、当該基地局の
カバーするエリアの課金状態を変えることで、設備利用
者の負担によってビル等における無線通信の利便性を図
りたい場合に、当該不感地帯の設備負担者に利益を還元
して、無線通信の利用範囲の拡大を促進できるものであ
る。
【0014】本システムについて、図1を参照しつつ説
明する。図1は、本システムの構成ブロック図である。
本システムは、図1に示すように、隣接する基地局1
と、不感地帯専用の基地局2と、基地局2と有線で接続
された子局12と、基地局2と子局12との間を結ぶ媒
体13とから構成されている。また、本システムの基地
局は、本制御局である制御局21によって管理されてい
る。
明する。図1は、本システムの構成ブロック図である。
本システムは、図1に示すように、隣接する基地局1
と、不感地帯専用の基地局2と、基地局2と有線で接続
された子局12と、基地局2と子局12との間を結ぶ媒
体13とから構成されている。また、本システムの基地
局は、本制御局である制御局21によって管理されてい
る。
【0015】以下、各部を具体的に説明するが、子局1
2と、媒体13とは従来と同様のものであるので、説明
を省略する。基地局2は、従来の基地局と同様のもので
あるが、有線で接続された子局12を介して送受信を行
うところが従来と異なっている。
2と、媒体13とは従来と同様のものであるので、説明
を省略する。基地局2は、従来の基地局と同様のもので
あるが、有線で接続された子局12を介して送受信を行
うところが従来と異なっている。
【0016】尚、基地局2は、移動局と無線にて信号の
送受信を直接行わないようにしておいても構わない。こ
の場合には、基地局2は、カバーしようとする不感地帯
から遠く離れた地域に配置されていても構わない。この
ときには、媒体13は、光ファイバのように伝送効率の
高いケーブルであることが望ましい。
送受信を直接行わないようにしておいても構わない。こ
の場合には、基地局2は、カバーしようとする不感地帯
から遠く離れた地域に配置されていても構わない。この
ときには、媒体13は、光ファイバのように伝送効率の
高いケーブルであることが望ましい。
【0017】制御局21は、従来とほぼ同様のものであ
るが、課金を計算する際のMAに基地局2が含まれてい
ると、そこから算出されるMBIに予め設定されている
一定の定数を積算し、さらに通話時間を積算するように
するものである。
るが、課金を計算する際のMAに基地局2が含まれてい
ると、そこから算出されるMBIに予め設定されている
一定の定数を積算し、さらに通話時間を積算するように
するものである。
【0018】本システムによれば、不感地帯をカバーす
る専用の基地局が配置されているので、隣接する基地局
の収容能力を圧迫せず、また、本制御局が当該基地局と
の通話の料金を算出する際に一定の定数を乗算している
ので、当該不感地帯における課金状態を変えることがで
き、設備利用者の負担によってビル等における無線通信
の利便性を図りたい場合に、設備負担者に無線通信の利
用による利益を還元して、無線通信のエリアの拡大を促
進できる効果がある。
る専用の基地局が配置されているので、隣接する基地局
の収容能力を圧迫せず、また、本制御局が当該基地局と
の通話の料金を算出する際に一定の定数を乗算している
ので、当該不感地帯における課金状態を変えることがで
き、設備利用者の負担によってビル等における無線通信
の利便性を図りたい場合に、設備負担者に無線通信の利
用による利益を還元して、無線通信のエリアの拡大を促
進できる効果がある。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、不感地帯
に隣接する基地局と、専ら不感地帯をカバーする基地局
と、不感地帯をカバーする基地局と有線で接続され、不
感地帯に複数個設置された子局と、各基地局との通話の
課金金額を算出する制御局とを有する中継システムにお
ける課金方法であって、制御局は、基地局との通話の際
に発呼側及び着呼側の基地局の位置情報を管理し、各々
の基地局の位置情報から距離を求め、距離に基づいて課
金指数を算出し、課金指数に通話時間を積算して通話の
課金金額として計算するものであり、基地局の位置情報
に不感地帯をカバーする基地局の情報が含まれている場
合には、課金指数に予め設定された定数を積算し、当該
積算の結果に通話時間を積算して通話の課金金額とする
中継システムにおける課金方法としているので、設備利
用者の負担によってビル等における無線通信の利便性を
図りたい場合に、不感地帯の設備担当者に利益を還元し
て、無線通信の利用範囲の拡大を促進できる効果があ
る。また、請求項2記載の発明によれば、不感地帯に隣
接する基地局と、専ら不感地帯をカバーする基地局と、
不感地帯をカバーする基地局と有線で接続され、不感地
帯に複数個設置された子局と、各基地局との通話の課金
金額を算出するものであり、基地局との通話の際に発呼
側及び着呼側の基地局の位置情報を管理し、各々の基地
局の位置情報から距離を求め、前記距離に基づいて課金
指数を算出するものであり、基地局の位置情報に不感地
帯をカバーする基地局の情報が含まれている場合には、
課金指数に予め設定された定数を積算し、当該積算の結
果に通話時間を積算して通話の課金金額とする制御局と
を有する中継システムとしているので、設備利用者の負
担によってビル等における無線通信の利便性を図りたい
場合に、不感地帯の設備担当者に利益を還元して、無線
通信の利用範囲の拡大を促進できる効果がある。
に隣接する基地局と、専ら不感地帯をカバーする基地局
と、不感地帯をカバーする基地局と有線で接続され、不
感地帯に複数個設置された子局と、各基地局との通話の
課金金額を算出する制御局とを有する中継システムにお
ける課金方法であって、制御局は、基地局との通話の際
に発呼側及び着呼側の基地局の位置情報を管理し、各々
の基地局の位置情報から距離を求め、距離に基づいて課
金指数を算出し、課金指数に通話時間を積算して通話の
課金金額として計算するものであり、基地局の位置情報
に不感地帯をカバーする基地局の情報が含まれている場
合には、課金指数に予め設定された定数を積算し、当該
積算の結果に通話時間を積算して通話の課金金額とする
中継システムにおける課金方法としているので、設備利
用者の負担によってビル等における無線通信の利便性を
図りたい場合に、不感地帯の設備担当者に利益を還元し
て、無線通信の利用範囲の拡大を促進できる効果があ
る。また、請求項2記載の発明によれば、不感地帯に隣
接する基地局と、専ら不感地帯をカバーする基地局と、
不感地帯をカバーする基地局と有線で接続され、不感地
帯に複数個設置された子局と、各基地局との通話の課金
金額を算出するものであり、基地局との通話の際に発呼
側及び着呼側の基地局の位置情報を管理し、各々の基地
局の位置情報から距離を求め、前記距離に基づいて課金
指数を算出するものであり、基地局の位置情報に不感地
帯をカバーする基地局の情報が含まれている場合には、
課金指数に予め設定された定数を積算し、当該積算の結
果に通話時間を積算して通話の課金金額とする制御局と
を有する中継システムとしているので、設備利用者の負
担によってビル等における無線通信の利便性を図りたい
場合に、不感地帯の設備担当者に利益を還元して、無線
通信の利用範囲の拡大を促進できる効果がある。
【図1】本システムの構成ブロック図である。
【図2】従来の中継システムの構成ブロック図である。
1,2…基地局、 11…親局、 12…子局、 13
…媒体、 21…制御局
…媒体、 21…制御局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久松 稔 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国 際電気株式会社内 (72)発明者 藤本 彰司 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国 際電気株式会社内 (72)発明者 恵比根 佳雄 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エ ヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 山崎 正勝 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エ ヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 福家 裕 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エ ヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−243123(JP,A) 特開 平7−193533(JP,A) 特開 平8−191356(JP,A) 特開 平8−191355(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 15/00 H04B 7/14 H04B 7/26 H04M 15/16
Claims (2)
- 【請求項1】不感地帯に隣接する基地局と、専ら不感地
帯をカバーする基地局と、前記不感地帯をカバーする基
地局と有線で接続され、不感地帯に複数個設置された子
局と、各基地局との通話の課金金額を算出する制御局と
を有する中継システムにおける課金方法であって、前記制御局は、基地局との通話の際に発呼側及び着呼側
の基地局の位置情報を管理し、各々の基地局の位置情報
から距離を求め、前記距離に基づいて課金指数を算出
し、前記課金指数に通話時間を積算して通話の課金金額
として計算するものであり、 前記基地局の位置情報に前記不感地帯をカバーする基地
局の情報が含まれている場合には、前記課金指数に 予め
設定された定数を積算し、当該積算の結果に通話時間を
積算して通話の課金金額とすることを特徴とする中継シ
ステムにおける課金方法。 - 【請求項2】不感地帯に隣接する基地局と、専ら不感地
帯をカバーする基地局と、前記不感地帯をカバーする基
地局と有線で接続され、不感地帯に複数個設置された子
局と、各基地局との通話の課金金額を算出するものであ
り、基地局との通話の際に発呼側及び着呼側の基地局の
位置情報を管理し、各々の基地局の位置情報から距離を
求め、前記距離に基づいて課金指数を算出するものであ
り、前記基地局の位置情報に前記不感地帯をカバーする
基地局の情報が含まれている場合には、前記課金指数に
予め設定された定数を積算し、当該積算の結果に通話時
間を積算して通話の課金金額とする制御局とを有するこ
とを特徴とする中継システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18010997A JP3323780B2 (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 中継システム及び中継システムにおける課金方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18010997A JP3323780B2 (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 中継システム及び中継システムにおける課金方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1127426A JPH1127426A (ja) | 1999-01-29 |
JP3323780B2 true JP3323780B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=16077588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18010997A Expired - Fee Related JP3323780B2 (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 中継システム及び中継システムにおける課金方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3323780B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3816723B2 (ja) * | 2000-04-12 | 2006-08-30 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 無線通信方法および無線通信ユニット |
DE60045294D1 (de) | 1999-06-14 | 2011-01-05 | Ntt Docomo Inc | Batterieeinheit und Ladegerät für ein drahtloses Telekommunikationsgerät |
JP2002141861A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-17 | Yozan Inc | 光通信システム |
-
1997
- 1997-07-04 JP JP18010997A patent/JP3323780B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1127426A (ja) | 1999-01-29 |
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