JP3320638B2 - 交通を分析するための方法及び装置ならびにそのためのセンサ - Google Patents

交通を分析するための方法及び装置ならびにそのためのセンサ

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JP3320638B2 JP16117397A JP16117397A JP3320638B2 JP 3320638 B2 JP3320638 B2 JP 3320638B2 JP 16117397 A JP16117397 A JP 16117397A JP 16117397 A JP16117397 A JP 16117397A JP 3320638 B2 JP3320638 B2 JP 3320638B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両又はその他の
磁気的に透過可能な質量体を検知し、その数、分類、及
び/又は長さを測定するための方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の交通計数器は、車両の存在及び/
又は動きを検知するために、道路チューブ及び磁気ルー
プ検知を用いている。この道路チューブ計数器は、車道
を横切って配置された長い柔軟な圧力チューブを備えて
いる。チューブの一端には、車輪がチューブを圧縮した
際に空気圧が変化するために、圧力センサが配設されて
いる。この道路チューブでは、磨耗損傷を受けやすく、
低速度の車両を計数できないという問題がある。磁気ル
ープセンサは、車道の浅い樋に埋設したループや電線コ
イルを備えている。車両が通過する際に、地磁界の乱れ
によってコイルのインダクタンスが変化する。このイン
ダクタンスの変化は電気的に測定できる。この磁気ルー
プ検出器では、設置に際して車道を掘削しなければなら
ず、検出器が高速道路の熱膨張により損傷を受けやす
く、しかも接近状態で通過する車両の区別ができないと
いう点で不利である。
【0003】また、その他のタイプの透磁センサが、Sa
mpey等の米国特許No.5,408,179に記載されている。この
センサでは、強磁性材料片がその周囲を導電性の巻線で
被覆されている。小さい永久磁石が、この強磁性材料片
の一端近傍に配置されている。この永久磁石によって、
傾きがほぼ直線である強磁性材料片のBH曲線の直線部
分がバイアスされる。電子回路によって、地磁界が乱さ
れた際の巻線のインダクタンスを表示するアナログ信号
が発生する。その他の電子回路によって、一定時間間隔
でアナログ信号がデジタル化され、一連のデジタル化さ
れた値が作成される。マイクロプロセッサが、このデジ
タル化した値を処理して、磁気的に透過可能な質量体の
存在及び/又は動きを特徴づける第1の時間連続プロフ
ィルを作成する。前述したセンサと類似したもう一つの
センサが、前記センサから一定距離離間して磁気的に透
過可能な質量体の走行方向に配置されている。この第2
のセンサの出力もまた電子回路によってデジタル化さ
れ、もう一つの一連のデジタル値が作成されるようにな
っている。マイクロプロセッサが、これらのデジタル化
した値を処理して、第2の時間連続プロフィルを作成
し、第1の時間連続プロフィルと第2の時間連続プロフ
ィルにおける同等位置を決定するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】二つのセンサが類似し
ていないので、それぞれのアナログ−デジタル変換器
(ADC)は、バイアスエラーを有し、各センサチャン
ネルのゲインが正確に同一ではなく、非常に高いトラヒ
ックでは、リードプロフィルと遅延プロフィルとの同等
位置が常に特定できない。このことが生ずれば、マイク
ロプロセッサが、プロフィルを破棄して、データのロス
を生じる結果になる。
【0005】本発明は、このような実状に鑑みて、磁気
的に透過可能な質量体の特性を検知し、磁気的に透過可
能な質量体の速度を検知するための新規な装置と方法を
提供することを目的とする。
【0006】また、本発明は、前記質量体の特性、及び
/又は質量体の速度を、データ収集コンピュータに通信
するための装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述したよう
な従来技術における課題及び目的を達成するために発明
なされたものであって、本発明の一実施態様では、固定
された場所を通過する車両を検知するための装置が提供
される。この装置では、第1の磁気センサを車両が通過
するのに応答して、第1の磁気センサ近傍の磁界強度の
変化を示す第1のアナログ信号を発生するために、第1
の磁気センサが備えられている。微分回路は、第1のア
ナログ信号を微分して、微分された第1のアナログ信号
の所定の変化が検出されるのに応答してバイナリ(2
値)状態(binary state)を変化させる第1の出力を発
生する。所定の割合で値を蓄積するためにカウンターが
備えられている。微分回路の第1の出力のバイナリ状態
の各変化の値をプロセッサが記憶するようになってい
る。また、前記プロセッサは、記憶されたカウンター値
を第1の時間連続プロフィルに変換する。第1の時間連
続プロフィルから車両特性を決定するのに基づいて、マ
イクロプロセッサは通過する車両のカウントを蓄積し記
憶する。本発明の装置では、記憶されたカウントを遠隔
データコレクタに無線で通信するための通信回路を備え
ているのが望ましい。
【0008】また、本発明の装置では、通過する車両に
応答して第2の検知器での磁界強度の変化を示す第2の
アナログ信号を発生する第2の磁界検知器を備えること
ができる。第2の検知器は、車両の走行方向に沿って第
1の検出器から離間して配設されている。微分回路は、
第2のアナログ信号を微分して、微分された第2のアナ
ログ信号出力の所定の変化が検出されるのに応答してバ
イナリ(2値)状態(binary state)を変化させる第2
の出力を発生する。微分回路の第2の出力のバイナリ状
態の各変化のカウンタ値をプロセッサが記憶するように
なっている。前記プロセッサは、記憶されたカウンター
値を第2の時間連続プロフィルに変換して、第1の時間
連続プロフィルと第2の時間連続プロフィルの離間した
同等位置を検出する。前記プロセッサは、離間した同等
位置の間の経過時間を測定して、離間した同等位置の間
の経過時間から車両の速度を計算するようになってい
る。
【0009】第1の磁界センサと第2の磁界センサはそ
れぞれ、導電巻線で被覆された強磁性体片を備えてい
る。永久磁石が強磁性体片の一端近傍に配設され、その
BH曲線の概略直線部分に強磁性体片をバイアスするよ
うになっている。強磁性体の磁化は、地磁界における強
磁性体片の向きに関係なく、また地磁界の乱れに関係な
く、そのBH曲線の概略直線部分に残留するように選択
されている。磁気的に透過可能な質量体の移動による強
磁性体片の近傍の地磁界の乱れに応答して、導電性巻線
のインダクタンスの変化を検知するために検知回路が用
いられている。この検知回路は、インダクタンスの変化
を示すアナログ信号出力を発生するようになっている。
【0010】前記プロセッサは、微分回路の出力がバイ
ナリ状態を変化する時間に対応したカウント値を記憶す
るためのキャプチャー回路を備えているのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の他の実施態様では、固定
された位置を通過する磁気的に透過可能な質量体の特性
を決定する方法が提供される。その方法では、固定位置
での地磁界の第1の変化が検知される。第1のアナログ
信号は微分されて、微分された第1のアナログ信号の傾
斜がそれぞれゼロに変化するのに応答してバイナリ状態
を変化させる2値変更信号が発生される。2値変更信号
がバイナリ状態を変化させた時の時間が記録され、第1
の時間連続プロフィルが、記録された時間から作成され
る。質量体が固定された位置を通過したかどうかの決定
がなされるようになっている。
【0012】さらに、第1の時間連続プロフィルを記憶
されたプロフィルと比較でき、その比較結果から質量体
の特性が決定されるようになっている。本発明の他の実
施態様では、磁気的に透過可能な質量体の速度を決定す
る方法が提供される。この方法では、それぞれ第1の位
置及び第2の位置における地磁界の第1の変化及び第2
の変化が、質量体の通過に応答して検知される。第1の
位置と第2の位置とは、質量体の走行方向に沿って一定
距離離間している。第1のアナログ信号と第2のアナロ
グ信号とが、それぞれ第1の位置及び第2の位置での地
磁界の変化に応答して発生される。第1のアナログ信号
と第2のアナログ信号は微分されて、第1の2値変更信
号と第2の2値変更信号が発生され、それにより、微分
された第1の2値変更信号と第2の2値変更信号の傾き
がゼロに変化するのに応答してバイナリ状態を変えるよ
うになっている。第1の2値変更信号と第2の2値変更
信号がバイナリ状態を変える時間が記録され、この記録
された時間から第1の時間連続プロフィルと第2の時間
連続プロフィルが作成される。第1の時間連続プロフィ
ルと第2の時間連続プロフィルが比較され、第1の時間
連続プロフィルと第2の時間連続プロフィルの同等位置
が決定される。第1の時間連続プロフィルと第2の時間
連続プロフィルの間の経過時間が測定され、質量体の速
度が経過時間の関数として計算されるようになってい
る。
【0013】本発明によれば、磁気的に透過可能な質量
体の特性と速度とを決定する改善された装置と方法が提
供できる。また、本発明によれば、磁気的に透過可能な
質量体の特性と速度とが、無線周波数通信リンクを用い
て通信可能である。その他の利点は、下記の詳細な説明
を読んで理解することによって明らかになるであろう。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいてより
詳細に説明する。図1に示したように、車両磁気イメー
ジセンサー(vehicle magnetic imagingsensor)2は、
第1の、すなわちリード磁界センサー(lead magnetic
field sensor)と、第2の、すなわち遅延磁界センサー
(lag magnetic field sensor)6とを備えている。前
記リードセンサー4は、リード微分器(lead different
iator)8と、マイクロプロセッサ12の第1のアナロ
グ−デジタル変換器(ADC)10とに接続された出力
を有している。遅延センサー6は、遅延微分器(lag di
fferentiator)14と、マイクロプロセッサ12の第2
のアナログ−デジタル変換器(ADC)16とに接続さ
れた出力を有している。補償器(compensator)すなわ
ちデジタル電位差計(digital potentiometer)18
が、マイクロプロセッサ12の出力と、リードセンサー
4と遅延センサー6の入力との間に接続されている。前
記デジタル電位差計18は、下記に詳細に述べるよう
に、マイクロプロセッサ12によるコマンドとコントロ
ール信号の発生に応答して、リードセンサー4と遅延セ
ンサー6それぞれに基準信号を供給するようになってい
る。ドライ/ウェット・センサー20が、マイクロプロ
セッサ12の第3のアナログ−デジタル変換器(AD
C)22に接続されている。ドライ/ウェット・センサ
ー20によって、車道上に水分が存在するか否かの指示
が、マイクロプロセッサ12に与えられるようになって
いる。温度センサー24が、マイクロプロセッサ12の
第4のアナログ−デジタル変換器(ADC)26に接続
され、車道上の温度の指示が、マイクロプロセッサ12
に与えられるようになっている。簡単にするために図1
では図示していないが、またマイクロプロセッサ12
は、その他の内部回路を備えている。マイクロプロセッ
サ12は、好ましくは、関連したバッテリーでバックア
ップされたRAMメモリー28と、リアルタイムクロッ
ク(RTC)30と、メモリー28にストアされたデー
タのプログラミングとアップロードするための入力/出
力(IO)回路32、ならびに、任意ではあるが、デジ
タル信号プロセッサ(digital signal processor)34
とを備えている。このような電気部材及び電子部材は、
密閉された容器(図示せず)の中に封入されており、封
入容器の中に収容した再充電可能なバッテリーによっ
て、起動するようになっている。
【0015】好ましい実施例では、リードセンサー4と
遅延センサー6とは、所定距離、好ましくは、1〜3イ
ンチ、交通の通行方向に相互に離間している。リードセ
ンサー4は、車、トラック、バス、若しくはその他の磁
気的に透過可能な質量体のような車両の通過に応答し
て、リードセンサー4の近傍の磁界強度の変化について
の第1のすなわちリードアナログ信号表示を発生する。
同様に、遅延センサー6は、車両の通過に応答して、遅
延センサー6の近傍の磁界強度の変化についての第2の
すなわち遅延アナログ信号表示を発生する。
【0016】リード微分器8は、リードセンサー4によ
って発生した第1のアナログ信号を微分し、さらに、リ
ードセンサー4の微分された第1のアナログ信号出力に
おける所定の変化の検知に応答してバイナリー(binar
y)状態を変更させる出力を発生する。より詳細には、リ
ード微分器8の出力は、リードセンサー4によって出力
されたアナログ信号の微分が、ゼロに変化した際に、バ
イナリ状態を変更するようになっている。リード微分器
8のバイナリー変更出力は、マイクロプロセッサ12の
内部の第1のキャプチャー回路(capture circuit)4
0に供給されるようになっている。同様に、遅延微分器
14は、遅延センサー6によって発生した第2のアナロ
グ信号を微分し、遅延センサー6によって出力されたア
ナログ信号の微分が、ゼロに変化した際に、バイナリ状
態を変更する出力を発生するようになっている。遅延セ
ンサー6のバイナリー変更出力は、マイクロプロセッサ
12の内部の第2のキャプチャー回路(capture circui
t)42に供給されるようになっている。
【0017】また、マイクロプロセッサ12は、第1の
キャプチャー回路40と第2のキャプチャー回路42に
接続されたカウンター44を備えている。カウンター4
4は、マイクロプロセッサ12の内部のレジスターであ
り、好ましくはRTC(リアムタイムクロック)30に
よって定められた所定の割合すなわち周波数(frequenc
y)Fcで、値すなわち計数を蓄積する。
【0018】リード微分器8と遅延微分器14のロジッ
クレベル(logic level)の変化はそれぞれ、第1のキ
ャプチャー回路40と第2のキャプチャー回路42に供
給されるようになっている。第1のキャプチャー回路4
0と第2のキャプチャー回路42はそれぞれ、カウンタ
ー44の現在値(current value)を読みとることによっ
て、リード微分器8と遅延微分器14のバイナリー変更
出力に応答するようになっている。第1のキャプチャー
回路40と第2のキャプチャー回路42によって読みと
られたカウンターの値は、次のデータ処理のためにメモ
リー28に蓄積される。
【0019】車両が通過する際若しくは通過した後の適
当な時期に、マイクロプロセッサ12は、第1のキャプ
チャー回路40と第2のキャプチャー回路42から得ら
れた蓄積されたカウンターの値をメモリー28から取り
出して、それをそれぞれ第1のタイムシリーズすなわち
リードプロフィール(lead profile)、及び第2のタイ
ムシリーズすなわち遅延プロフィール(lag profile)
に変換する。本発明の一実施例では、マイクロプロセッ
サ12は、リードプロフィール若しくは遅延プロフィー
ルを、メモリー28内に記憶された比較プロフィールと
比較するようになっている。この比較に基づいて、マイ
クロプロセッサ12は、制限なく、車両の特徴、例え
ば、車両の長さ、及び/又は車両が車かトラックかなど
を決定する。いったん決定されれば、マイクロプロセッ
サ12は、リードセンサー若しくは遅延センサーを通過
する同じ車両の通過数を蓄積して記憶するようになって
いる。または、マイクロプロセッサ12は、上記の比較
を行うことなく、VMIセンサー2を通過したと決定さ
れた車両の数を単に蓄積して記憶するようになってい
る。
【0020】また他の実施例では、マイクロプロセッサ
12は、リードプロフィールと遅延プロフィールの離間
した同等位置を検知するようになっている。リードプロ
フィールと遅延プロフィールの離間した同等位置が検知
された場合には、マイクロプロセッサ12は、これらの
離間した同等位置の間の経過時間の関数として、車両の
速度を計算するようになっている。いったん計算されれ
ば、車両の速度は、メモリー28内に蓄積され記憶され
る。好ましくは、所定の速度範囲内で通行する車両の別
の計数が、メモリー28内に記憶されるようになってい
る。
【0021】また、他の実施例では、例えば、車両の長
さ及び/又は車両のタイプ、及び車両の速度などの車両
の特徴が、上記した方法で決定され、別の車両の特徴や
車両の速度がメモリー28内に蓄積され記憶される。
【0022】上記したように、通過する車両の特徴を検
知するためのVMIセンサーは、一つの磁気センサーか
ら形成できることを理解すべきである。しかしながら、
VMIセンサー2を通過する車両の速度を検知すること
を望むのであれば、二つの離間した磁気センサーが必要
である。
【0023】図2に示したように、リードセンサー4と
遅延センサー6はそれぞれ、導電性巻線被覆54を有す
る強磁性体片52を含んだ磁気検出器50を備えてい
る。強磁性体片52は、ベース部材56上に装着されて
おり、小さい永久磁石58が、ベース部材56上で強磁
性体片52の一端近傍に配設されている。永久磁石58
の磁束密度と、強磁性体片52の一端近傍への永久磁石
58の配設位置は、強磁性体片52のBH曲線の概略直
線範囲に、強磁性体片52をバイアスするように選択さ
れている。強磁性体片52は、地磁界における強磁性体
片52の向きに関係なく、また強磁性体片52の近傍の
地磁界の乱れに関係なく、そのBH曲線の直線範囲にバ
イアスされる。各強磁性体片52の長手方向の軸は、車
両交通の通行方向に平行に向いているのが好ましい。強
磁性体片52と、前述した電気部材及び電子部材をパッ
ケージする封入部材の特徴については、Sampey等の米国
特許No.5,408,179に詳細に開示されており、本明細書に
参照として取り入れる。
【0024】図3及び図1に示したように、例えば、1
00KHZの選択された周波数に調整された発振器60
が、リードセンサー4と遅延センサー6とに接続されて
いる。リードセンサー4と遅延センサー6とはそれぞ
れ、磁気検出器50の巻線54と、発振器60の選択さ
れた周波数に最大のインピーダンスを付与するように調
整されたキャパシタンス64を含むタンク回路(tank c
ircuit)62を備えている。タンク回路62の出力は、
ダイオード72、74、フィルタコンデンサ76及び抵
抗器78から構成される復調器(demodulator)70に
接続されている。強磁性体片52が地磁界の変化を検知
した際には、強磁性体片52の透磁率が増加若しくは低
下する。巻線54のインダクタンスが、強磁性体片52
の透磁率と比例しているので、強磁性体片52の透磁率
の変化によって、巻線54のインダクタンスの対応した
変化が生じるようになっている。巻線54のインダクタ
ンスの変化によって、タンク回路62が調整されている
周波数の変化が生じるようになっている。従って、発振
器60の出力側におけるタンク回路62のインピーダン
スが低下するとともに、復調器70まで通過する信号の
振幅が増加することとなる。その結果、復調器70のコ
ンデンサ76の電圧が、強磁性体片52の近傍の地磁界
の乱れ程度を示すことになる。
【0025】復調器70によって復調された信号出力
は、差動増幅器82の反転された入力に供給される。差
動増幅器82の非反転入力は、デジタル・電位差計18
からの基準信号の一つに接続されている。差動増幅器8
2は、復調器70からの復調された信号とデジタル電位
差計18からの基準信号との間の差分である信号を出力
する。
【0026】リード微分器8と遅延微分器14はそれぞ
れ、センサの出力を微分器のシュミットトリガ(Schmit
trigger)96の入力に整合させるための高周波フィル
タコンデンサ90、92とドロップ抵抗器(drop resis
tor)94とを備えている。また、前記微分器は、シュ
ミットトリガ96にセンサ出力の微分を供給する微分コ
ンデンサ(differentiating capacitor)98とブリー
ダ抵抗器(bleed resistor)100とを備えている。セ
ンサ出力の微分がゼロに変化するのを検知するのに対応
して、シュミットトリガ96の出力は状態が変化するよ
うになっている。しかしながら、シュミットトリガ96
の出力は、センサ出力の微分が最初にゼロに変化した時
にのみ状態が変化するようになっている。従って、例え
ば、センサの近傍に静止した車両が位置するなど、微分
されたセンサー出力が、長時間ゼロである場合には、前
記微分器の出力は状態が継続的に変化することはない。
【0027】リードセンサ4と遅延センサ6のそれぞれ
の出力をサンプリングして、例えば、リードセンサ4若
しくは遅延センサ6の近傍の局部磁気状態、及び/又は
静止した磁気的に透過可能な質量体が地磁気を乱すのに
応答して、巻線54のインダクタンスの変動が生じてい
るか否か決定するために、第1のアナログ−デジタル変
換器10と第2のアナログ−デジタル変換器16が、マ
イクロプロセッサ12で用いられている。所定の間隔で
インダクタンスの変動が検知された場合には、マイクロ
プロセッサ12によって、第1の基準信号の値、及び/
又は第2の基準信号の値を調整するために、デジタル電
位差計18に制御信号が供給されるようになっている。
第1の基準信号の値、及び/又は第2の基準信号の値が
変化するにつれて、差動増幅器82の非反転入力のバイ
アスが変化する。従って、例えば、影響されたセンサ近
傍における脱落したマフラー若しくは大きな車両の駐車
や停止などの局部磁気状態、及び/又は静止した磁気的
に透過可能な質量体のような静止状態を補償するため
に、リードセンサ4の出力、及び/又は遅延センサ6の
出力は調整できるようになっている。
【0028】図4及び図5、ならびに図1〜図3に示し
たように、通過する車両に応答したリードセンサ4の出
力は、テストポイント0(TP0)で示されており、遅
延センサ6の出力は、テストポイント2(TP2)で示
されている。図4に示したように、TP2の信号は、T
P0の信号に対して、時間的にシフトしている。図をわ
かりやすくするために、TP0の信号とTP2の信号と
は僅かに違えて図示している。図5に示したように、T
P0の微分された信号がゼロに変化する毎に、テストポ
イント1(TP1)で示したリード微分器8の出力が、
バイナリ(2進)状態に変化する。同様に、TP2の微
分された信号がゼロに変化する毎に、テストポイント3
(TP3)で示した遅延センサ6の出力の状態が変化す
る。ロジック1(logic 1)が初期値であるが、TP1
及びTP3で示した微分器8、14の出力の初期値をロ
ジック0(logic 0)とすることも可能である。図5で
は、TP1及びTP3の信号レベルは、図の理解のため
に大幅にシフトした状態で示している。
【0029】キャプチャー回路40、42を用いること
によって、約8マイクロ秒毎に微分器の出力をサンプリ
ングすることが可能となる。このことは、第1のアナロ
グ−デジタル変換器10と第2のアナログ−デジタル変
換器16が、約250マイクロ秒毎にセンサの出力をサ
ンプリングするのと対照的である。従って、第1のアナ
ログ−デジタル変換器10と第2のアナログ−デジタル
変換器16が、リードセンサ4と遅延センサ6の出力を
サンプリングすることができるよりも多くの回数、第1
のキャプチャー回路40と第2のキャプチャー回路42
は、リード微分器8と遅延微分器14の出力をサンプリ
ングすることができる。この増加したサンプリング割
合、及びアナログ信号に対して2値変更信号レベル(bi
nary changing signal level)の検知によって、測定さ
れる車両に応じてよく定められたリード連続プロフィル
(lead series profile)と遅延連続プロフィール(lag
series profile)を得ることが可能となる。これによっ
て、従来技術に比較して、車両の特徴表示と車速の検知
とが大幅に改善されることになる。
【0030】図6は、磁気的に透過可能な質量体の特性
を決定する方法を示している。ステップ110では、固
定した場所での地磁界の変化が検知される。ステップ1
12では、この地磁界の変化に応じたアナログ信号が発
生される。ステップ114で、このアナログ信号が微分
される。ステップ116では、微分されたアナログ信号
がゼロに変わった時に、2値変更信号が発生される。ス
テップ118では、2値変更信号の状態が変化した時の
時間が記録される。ステップ120では、この記録され
た時間から時間連続プロフィルが作成される。ステップ
122では、この時間連続プロフィルが、蓄積されたプ
ロフィルと比較され、ステップ124で、この比較結果
から質量体の特性が決定される。ステップ126におい
て、決定された特性を有する質量体の数が測定され、ス
テップ128において、その数が記憶される。
【0031】図7は、磁気的に透過可能な質量体の速度
を決定する方法を示している。ステップ130では、質
量体の進行方向に一定距離離間した第1の位置と第2の
位置で、地磁界の第1の変化と第2の変化が検知され
る。ステップ132で、地磁界の第1の変化と第2の変
化にそれぞれ対応して、第1のアナログ信号と第2のア
ナログ信号が発生される。ステップ134で、第1のア
ナログ信号と第2のアナログ信号が微分される。ステッ
プ136で、微分された第1のアナログ信号と第2のア
ナログ信号がそれぞれゼロに変化した時に、第1の2値
変更信号と第2の2値変更信号が発生される。ステップ
138で、第1の2値変更信号と第2の2値変更信号の
2値状態が変化した時の時間が記録される。ステップ1
40で、この第1の2値変更信号と第2の2値変更信号
の記録された時間からそれぞれ、第1の時間連続プロフ
ィルと第2の時間連続プロフィルが作成される。ステッ
プ142で、第1の時間連続プロフィルと第2の時間連
続プロフィルが比較され、ステップ144で、第1の時
間連続プロフィルと第2の時間連続プロフィルでの同等
位置が決定される。ステップ146で、この同等位置の
間の経過時間が測定され、ステップ148で、質量体の
速度が、経過時間の関数として計算される。
【0032】図1及び図2に示したように、好ましい実
施例では、マイクロプロセッサ12は、モトローラ社の
「68HC711E9」である。マイクロプロセッサ1
2は、所定時間間隔の間にセンサ4、6の近傍を車両が
通過しない場合には、低電力モード若しくはスリープモ
ードに入るように構成されているのが好ましい。これに
よって、封入容器内に収容したバッテリを維持するよう
になっている。リードセンサ4及び/又は遅延センサ6
を車両が通過した場合に、一方又は両方の微分器の出力
から受け取ったインターラプト(割り込み)要求によ
り、マイクロプロセッサ12は、そのスリープモードが
解除されて作動状態になる。より詳細には、微分器8、
14の出力は、キャプチャー回路40、42に供給され
るとともに、割り込みデコーダ(interrupt decoder)
102にも供給される。割り込みデコーダは、ORゲー
ト104とNANDゲート106とを備えている。OR
ゲート104の入力は、微分器8、14の出力を受け取
るようになっている。ORゲート104の出力は、NA
NDゲート106の入力に供給される。NANDゲート
106からの割り込み要求の受け取りに応じて、マイク
ロプロセッサ12は、そのスリープモードが解除され
て、通過する車両に関する車両データ処理が開始される
ようになっている。
【0033】NANDゲート106の他方の入力は、マ
イクロプロセッサ12の割り込みリセット(IRST)
出力に接続されている。この割り込みリセットによっ
て、NANDゲート106の入力における適切なロジッ
クレベルが定められ、それによって、微分器の初期状態
に関係なく、微分器の変化した出力状態に応答して、割
り込み要求がマイクロプロッセに供給されるようになっ
ている。
【0034】図8及び図1に示したように、使用に際し
ては、前述したVMIセンサ2は、車道表面に固定され
るか、若しくは車道表面下に埋設される。VMIセンサ
2は限られた容量のメモリー28を有するので、メモリ
ー内に記憶された情報を時々分析のためにデータ収集コ
ンピュータ164に送る必要がある。VMIセンサ2に
記憶された情報は、図8の点線で示したように、マイク
ロプロセッサ12とデータ収集コンピュータ164との
間に接続可能な物理的な電線を介して、データ収集コン
ピュータ164に転送されるようになっている。しかし
ながら、物理的電線では、VMIセンサ2とデータ収集
コンピュータ164との間に電線を配線しなければなら
ないという問題がある。このことは、特に、往来の激し
い車道では問題があり、また、VMIセンサ2を車道の
下に埋設して用いる場合には問題がある。また、物理的
電線を用いる場合には、データを収集するために、VM
Iセンサ2の設置場所までしばしば足を運ばなければな
らないという問題がある。これらの問題などを解消する
ために、本発明のVMIセンサ2は、VMIセンサ2と
路傍側トランシーバ162との間でデータを通信するた
めの無線周波数(RF)トランシーバ160が備えられ
ている。
【0035】図1に示したように、RFトランシーバ1
60は、マイクロプロセッサ12からデータとコマンド
信号を受け取るようになっている。VMIセンサ2は、
バッテリーで起動されるので、RFトランシーバ160
の出力は限られている。従って、RFトランシーバ16
0からのRF出力を受け取るために、路傍側トランシー
バ162を、VMIセンサ2の近傍、例えば30メート
ル近傍に配置する必要がある。
【0036】一つの実施例では、図8の点線で示したよ
うに、路傍側トランシーバ162は、車両に搭載される
データ収集コンピュータ164に接続されている。VM
Iセンサ2から情報を収集するために、データ収集コン
ピュータ164と路傍側トランシーバ162は、VMI
センサ2のRFトランシーバ160の距離範囲内に移動
する。適当なダウンロードコマンドが、路傍側トランシ
ーバ162とRFトランシーバ160を介して、データ
収集コンピュータからVMIセンサ2へ送信される。ダ
ウンロードコマンドを受け取るのに応答して、VMIセ
ンサ2のマイクロプロセッサ12によって、RFトラン
シーバ160が、収集したデータをデータ収集コンピュ
ータ164に送信するようになっている。この実施例で
は、VMIセンサ2とプログラミング可能なコンピュー
タとの間の電線の配線が不要な点で有利である。
【0037】他の実施例では、位置固定された路傍側ト
ランシーバ162が、VMIセンサ2のRFトランシー
バ160の距離範囲内に配置される。VMIセンサ2と
ベースステーション166との間の通信を可能とするた
めに、路傍側トランシーバ162が、信号ブースタを備
えてえいるのが好ましい。路傍側トランシーバ162
は、ベースステーション166からコマンドと制御信号
とを受け取るためにプロセス回路を備えている。これら
のコマンドと制御信号は、VMIセンサ2に、メモリー
28に記憶されたデータを、RFトランシーバ160を
介して、路傍側トランシーバ162に転送させるために
用いられる。路傍側トランシーバ162は、VMIセン
サ2からのデータを受け取り、順次そのデータをベース
ステーション166へ送信する。ベースステーション1
66によって受け取られたデータは、適当な処理のため
に、データ収集コンピュータ164へ送られる。この実
施例では、ベースステーション166と一つ若しくはそ
れ以上のRFトランシーバとの間でデータを通信するた
めに、一つの位置固定された路傍側トランシーバ162
を用いることができる点で有利である。さらに、多数の
異なった場所での車両の動きをベースステーション16
6に表示するために、RFトランシーバ160と路傍側
トランシーバ162との間のネットワークを用いること
が可能である。このことは、特に、地理的に広い範囲で
の交通パターンを評価するために有利である。
【0038】本発明について好ましい実施例について説
明したが、前述した詳細な説明を読み理解すれば、自明
な修正と変更は、当業者であれば可能であろう。例え
ば、車両磁気イメージセンサー2を通過する車両の方向
を、車両の通過に応答して、第1のセンサ4と第2のセ
ンサ6のいずれが最初にアナログ信号を発生するかを評
価することによって決定することが可能である。従っ
て、第2のセンサ6がアナログ信号を発生するより前
に、第1のセンサ4がアナログ信号を発生するのであれ
ば、車両は第1の方向に走行している。逆に、第1のセ
ンサ4がアナログ信号を発生するより前に、第2のセン
サ6がアナログ信号を発生するのであれば、車両は第1
の方向と反対の第2の方向に走行していることになる。
本発明では、添付のクレームと均等であるそのような修
正と変更を含むように解釈されるべきである。
【0039】
【発明の効果】従って、本発明によれば、車両の特徴と
車両の速度を検知するための改善されたVMIセンサと
方法を提供できる。さらに、本発明によれば、VMIセ
ンサ2からデータ収集コンピュータ164へ、車両情報
と速度のデータを通信するための装置であって、VMI
センサ2とデータ収集コンピュータ164との間の電線
配線を用いることのない装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の車両磁気イメージ(VMI)
センサーの回路構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、本発明の磁気検出器(ピックアップ部
材)の側面図である。
【図3】図3は、本発明の磁気センサーの電子回路の概
略図である。
【図4】図4は、図1のVMIセンサーのリードセンサ
ー(lead sensor)と遅延センサー(lag sensor)の強
度のプロフィールの例を示している。
【図5】図5は、図4の強度プロフィール(intensity
proofiles)によって誘発された際の図1のVMIセン
サーのリード微分器(lead differentiator)と遅延微
分器(lag differentiator)の代表的な出力例を示して
いる。
【図6】図6は、磁気的に透過可能な質量体の特性を決
定する方法を示す図である。
【図7】図7は、磁気的に透過可能な質量体の速度を決
定する方法を示す図である。
【図8】図8は、図1のVMIセンサーと遠隔データ収
集コンピュータとの間で情報を通信するためのRF通信
ネットワークのブロック図である。
【符号の説明】
2・・・・車両磁気イメージセンサー 4・・・・リード磁界センサー 6・・・・遅延磁界センサー 8・・・・リード微分器 10、16、22、26・・・・アナログ−デジタル変換器 12・・・・マイクロプロセッサ 14・・・・遅延微分器 18・・・・デジタル電位差計 28・・・・RAMメモリー 40、42・・・・キャプチャー回路 44・・・・カウンター 50・・・・磁気検出器 52・・・・強磁性体片 54・・・・巻線被覆 58・・・・永久磁石 60・・・・発振器 62・・・・タンク回路 70・・・・復調器 82・・・・差動増幅器 96・・・・シュミットトリガ
フロントページの続き (72)発明者 ジェイムス エイチ.シンプフ 米国 ペンシルバニア州 15627,デリ ー,ボックス 40 (56)参考文献 特開 平6−325288(JP,A) 特開 平7−175999(JP,A) 特開 平5−189695(JP,A) 特開 平5−188156(JP,A) 特開 平4−600(JP,A) 特開 昭61−278998(JP,A) 実開 平4−93398(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/042 G08G 1/01

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定した場所での車両の通過を検知する
    ための装置であって、 第1の磁界センサであって、車両の通過に応答して前記
    第1のセンサ近傍の磁界強度の変化を示す第1のアナロ
    グ信号を発生するための第1の磁界センサと、 前記第1のアナログ信号を微分して、微分された第1の
    アナログ信号の所定の変化の検知に応答してバイナリ状
    態を変化させる第1の出力を発生するための微分回路
    と、 所定割合でカウンター値を蓄積するカウンターと、 前記微分回路の第1の出力のバイナリ状態の各変化のカ
    ウンタ値を記憶し、記憶されたカウンタ値を微分回路の
    第1の出力の変化に対応した第1の時間連続プロフィル
    に変換し、通過する車両の計数を蓄積し記憶するための
    プロセッサとを備えることを特徴とする検知装置。
  2. 【請求項2】 前記プロセッサが、前記微分回路の第2
    の出力のバイナリ状態の各変化のカウンタ値を記憶し、
    前記微分回路の第2の出力の変化に対応して、記憶され
    たカウンタ値を第2の時間連続プロフィルに変換し、 前記第1の時間連続プロフィルまたは第2の時間連続プ
    ロフィルを、メモリー内に記憶された比較プロフィール
    と比較することによって、通過する車両の特性が決定さ
    れるように構成されている ことを特徴とする請求項1に
    記載の検知装置。
  3. 【請求項3】 第2の磁界検知器であって、車両の通過
    に応答して第2の検出器での磁界強度の変化を示す第2
    のアナログ信号を発生するための第2の磁界検知器をさ
    らに備え、 前記第2の検知器は、車両の走行方向に沿って第1の検
    出器から離間して配設されており、 前記プロセッサが、前記第1の磁界センサと第2の磁界
    センサの何れが、通過する車両に応答して磁界強度の変
    化を最初に検知するかを決定することによって、車両の
    方向を決定するように構成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の検知装置。
  4. 【請求項4】 記憶されたデータを固定した場所から遠
    隔データコレクタに無線通信するための通信回路を備え
    ることを特徴とする請求項1に記載の検知装置。
  5. 【請求項5】 第2の磁界検知器であって、通過する車
    両に応答して第2の検知器での磁界強度の変化を示す第
    2のアナログ信号を発生するための第2の磁界検知器を
    さらに備え、 前記第2の磁界検知器は、車両の走行方向に沿って第1
    の検知器から離間して配置され、 前記微分回路が、第2のアナログ信号出力を微分して、
    微分された第2のアナログ信号出力の所定の変化の検知
    に応答してバイナリ状態を変える第2の出力を発生し、 前記プロセッサが、前記微分回路の第2の出力のバイナ
    リ状態の各変化のカウンタ値を記憶し、前記微分回路の
    第2の出力の変化に対応して、記憶されたカウンタ値を
    第2の時間連続プロフィルに変換し、第1の時間連続プ
    ロフィルと第2の時間連続プロフィルの離間した同等位
    置を検出し、前記離間した同等位置の間の経過時間を測
    定して、前記離間した同等位置の間の経過時間から車両
    の速度を計算するように構成したことを特徴とする請求
    項1に記載の検知装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の時間連続プロフィルまたは第
    2の時間連続プロフィルを、メモリー内に記憶された比
    較プロフィールと比較することによって、通過する車両
    の長さ、タイプ、及び速度の一つ若しくはそれ以上の通
    過する車両の特性が決定されるように構成されている
    とを特徴とする請求項5に記載の検知装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の磁界検出器と第2の磁界検出
    器の少なくとも一方が、 導電性巻線で被覆された強磁性体片と、 前記強磁性体片をそのBH曲線の概略直線部分にバイア
    スするように配置された永久磁石であって、前記強磁性
    体片の磁化は、地磁界における強磁性体片の向きに関係
    なく、また地磁界の乱れに関係なく、そのBH曲線の概
    略直線部分に残留するように構成された永久磁石と、 前記強磁性体片の近傍の地磁界の乱れに応答して、導電
    性巻線のインダクタンスの変化を検知し、インダクタン
    スの変化を示すアナログ信号出力を発生するための検知
    回路とを備えることを特徴とする請求項5に記載の検知
    装置。
  8. 【請求項8】 前記検知回路の少なくとも一つが、 その出力に信号を発生するための発振器と、 選択された周波数に調整され、前記発振器の出力を受け
    取るように接続された入力を有する導電性巻線を含んだ
    タンク回路と、 前記タンク回路による信号出力を復調し、インダクタン
    スの変化を示すアナログ信号出力を発生するための復調
    器回路とを備えることを特徴とする請求項5に記載の検
    知装置。
  9. 【請求項9】 前記プロセッサが、前記第1の磁界検出
    器と第2の磁界検出器の少なくとも一方の出力を検知
    し、その検知結果から、前記第1の磁界検出器と第2の
    磁界検出器の少なくとも一方の近傍に、静止した磁気的
    に透過可能な質量体が存在するか否かの何れかを決定す
    るように構成したことを特徴とする請求項5に記載の検
    知装置。
  10. 【請求項10】 センサ近傍の地磁界の乱れによって移
    動している磁気的に透過可能な質量体を検知するための
    センサであって、 導電性巻線で被覆された強磁性体片と、 前記強磁性体片をそのBH曲線の概略直線部分にバイア
    スするように配置された永久磁石であって、前記強磁性
    体片の磁化は、地磁界における強磁性体片の向きに関係
    なく、また地磁界の乱れに関係なく、そのBH曲線の概
    略直線部分に残留するように構成された永久磁石と、 前記移動している磁気的に透過可能な質量体が、強磁性
    体片の近傍の地磁界を乱すのに応答して、導電性巻線の
    インダクタンスの変化を検知し、インダクタンスの変化
    を示すアナログ信号出力を発生するための検知回路と、 前記検知回路の出力を微分して、前記検知回路のアナロ
    グ信号の所定の変化の検知に応答してバイナリ状態を変
    える出力を発生するための微分回路と、 所定の周波数で値を蓄積するためのカウンターと、 前記微分回路の出力のバイナリ状態の変化に応答してカ
    ウンタの現在値を記憶するためのキャプチャー回路とを
    備えることを特徴とするセンサ。
  11. 【請求項11】 前記検知回路が、 その出力に信号を発生するための発振器と、 選択された周波数に調整され、前記発振器の出力を受け
    取るように接続された入力を有する導電性巻線を含んだ
    タンク回路と、 前記タンク回路による信号出力を復調し、インダクタン
    スの変化を示すアナログ信号出力を発生するための復調
    器回路とを備えることを特徴とする請求項10に記載の
    センサ。
  12. 【請求項12】 前記微分回路が、シュミットトリガ出
    力を備えることを特徴とする請求項10に記載のセン
    サ。
  13. 【請求項13】 前記検知回路が、強磁性体片の近傍の
    局部磁気状態、及び静止した磁気的に透過可能な質量体
    による地磁気の乱れのいずれか一方に応じた巻線のイン
    ダクタンスの変化を検知し、インダクタンスの変化を示
    すシフトしたレベルのアナログ信号出力を発生するよう
    に構成したことを特徴とする請求項10に記載のセン
    サ。
  14. 【請求項14】 前記シフトしたレベルのアナログ信号
    出力を検知して、その結果から静止した磁気的に透過可
    能な質量体の存在を決定するためのアナログ−デジタル
    変換器をさらに備えることを特徴とする請求項13に記
    載のセンサ。
  15. 【請求項15】 強磁性体片の近傍の局部磁気状態、及
    び静止した磁気的に透過可能な質量体による地磁気の乱
    れのいずれか一方のためのセンサの出力を補償する補償
    器をさらに備えることを特徴とする請求項14に記載の
    センサ。
  16. 【請求項16】 前記補償器が、前記センサの出力のバ
    イアスをその静止状態の関数として調整することを特徴
    とする請求項15に記載のセンサ。
  17. 【請求項17】 固定した位置を通過する磁気的に透過
    可能な質量体の特性を決定する方法であって、 磁気的に透過可能な質量体の通過に応答して、固定した
    場所の地磁界の変化を検知し、 前記地磁界の変化に対応したアナログ信号を発生し、 前記アナログ信号を微分し、 前記微分されたアナログ信号の傾きがゼロに変化するそ
    れぞれに応答してバイナリ状態を変える2値変更信号を
    発生し、 前記2値変更信号がバイナリ状態を変える時間を記録
    し、 前記記録された時間から時間連続プロフィルを作成し、 前記時間連続プロフィルから、質量体が固定場所を通過
    したかどうか決定するステップを含むことを特徴とする
    方法。
  18. 【請求項18】 前記時間連続プロフィルを記憶された
    プロフィルと比較し、 その比較結果から質量体の特性を決定するステップをさ
    らに含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記固定された位置を通過する磁気的
    に透過可能な質量体の数を蓄積し、 前記計数を記憶するステップをさらに含むことを特徴と
    する請求項17に記載の方法。
  20. 【請求項20】 磁気的に透過可能な質量体の速度を決
    定する方法であって、 前記磁気的に透過可能な質量体の通過に応答して、それ
    ぞれ第1の位置及び第2の位置における地磁界の第1の
    変化及び第2の変化を検知し、前記第1の位置と第2の
    位置とは、質量体の走行方向に沿って一定距離離間して
    おり、 それぞれ第1の位置及び第2の位置での地磁界の変化に
    応答して、第1のアナログ信号と第2のアナログ信号と
    を発生し、 前記第1のアナログ信号と第2のアナログ信号を微分
    し、 第1の2値変更信号と第2の2値変更信号を発生して、
    それより、微分された第1の2値変更信号と第2の2値
    変更信号の傾きがゼロに変化するのに応答してバイナリ
    状態を変え、 前記第1の2値変更信号と第2の2値変更信号が、バイ
    ナリ状態を変える時間を記録し、 前記記録された時間から第1の時間連続プロフィルと第
    2の時間連続プロフィルを作成し、 前記第1の時間連続プロフィルと第2の時間連続プロフ
    ィルを比較し、 前記第1の時間連続プロフィルと第2の時間連続プロフ
    ィルの同等位置を決定し、 前記第1の時間連続プロフィルと第2の時間連続プロフ
    ィルの間の経過時間を測定し、 前記質量体の速度を経過時間の関数として計算するステ
    ップを含むことを特徴とする方法。
  21. 【請求項21】 磁気的に透過可能な質量体の走行方向
    を決定する方法であって、 第1の位置と第2の位置が、磁気的に透過可能な質量体
    の通過に応答して地磁界の変化を検知する順番を決定
    し、磁気的に透過可能な質量体の通過に応答して、固定した
    場所の地磁界の変化を検知し、 前記地磁界の変化に対応したアナログ信号を発生し、 前記アナログ信号を微分し、 前記微分されたアナログ信号の傾きがゼロに変化するそ
    れぞれに応答してバイナリ状態を変える2値変更信号を
    発生し、 前記2値変更信号がバイナリ状態を変える時間を記録
    し、 前記記録された時間から時間連続プロフィルを作成し、 前記時間連続プロフィルと 前記順番から磁気的に透過可
    能な質量体の走行方向を決定するステップを含むことを
    特徴とする方法。
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