JP3320533B2 - 連続ファスナーチェーンのスライダと上止金具の取付方法及びその装置 - Google Patents
連続ファスナーチェーンのスライダと上止金具の取付方法及びその装置Info
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- JP3320533B2 JP3320533B2 JP32237593A JP32237593A JP3320533B2 JP 3320533 B2 JP3320533 B2 JP 3320533B2 JP 32237593 A JP32237593 A JP 32237593A JP 32237593 A JP32237593 A JP 32237593A JP 3320533 B2 JP3320533 B2 JP 3320533B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の間隔をおいて間
欠的に噛合エレメント列が欠除されたスペース部を有す
ると共に、同スペース部の一端部に下止具を有するファ
スナチェーンの前記スペース部からエレメント列にスラ
イダを順次取付けた後に、続いてスペース部の他端部に
上止金具を加締め付けるためのスライダと上止金具の連
続取付方法及び同装置に関する。
欠的に噛合エレメント列が欠除されたスペース部を有す
ると共に、同スペース部の一端部に下止具を有するファ
スナチェーンの前記スペース部からエレメント列にスラ
イダを順次取付けた後に、続いてスペース部の他端部に
上止金具を加締め付けるためのスライダと上止金具の連
続取付方法及び同装置に関する。
【0002】
【従来の技術】所定の長さを有する噛合エレメント列間
にエレメント列が欠如したスペース部が間欠的に形成さ
れている連続ファスナチェーン(以下、単にチェーンと
いう。)が供給され、そのスペース部の一端部に下止具
を取り付けた後に、スライダが通されてから、続いて上
止具が取り付けられ、次いで所望の工程においてチェー
ンが製品長さの単位に切断されてスライドファスナを得
ている。そして、前記下止具の取付け、スライダ通し、
下止具の取付けは、それぞれ個々の専用装置によりなさ
れることが一般的である。このように各仕上工程が独立
している場合、特にスライダ通し装置と上止具の取付け
装置とが独立している場合には、仕上ロット毎のスライ
ダ通しが終了するまで上止具の取付けを停止させざるを
得ず、生産性の向上を阻害している要因となっている。
しかも、この場合には上止具が取り付けられるまでにス
ライダがエレメント列を滑ってスペース部から脱落する
確立も高い。
にエレメント列が欠如したスペース部が間欠的に形成さ
れている連続ファスナチェーン(以下、単にチェーンと
いう。)が供給され、そのスペース部の一端部に下止具
を取り付けた後に、スライダが通されてから、続いて上
止具が取り付けられ、次いで所望の工程においてチェー
ンが製品長さの単位に切断されてスライドファスナを得
ている。そして、前記下止具の取付け、スライダ通し、
下止具の取付けは、それぞれ個々の専用装置によりなさ
れることが一般的である。このように各仕上工程が独立
している場合、特にスライダ通し装置と上止具の取付け
装置とが独立している場合には、仕上ロット毎のスライ
ダ通しが終了するまで上止具の取付けを停止させざるを
得ず、生産性の向上を阻害している要因となっている。
しかも、この場合には上止具が取り付けられるまでにス
ライダがエレメント列を滑ってスペース部から脱落する
確立も高い。
【0003】そこで、スライダ通しと上止具の取付けと
が単一の装置上で連続的になされるようにした複合仕上
装置が、例えば特公昭63−7761号公報により提案
されている。この公報に開示されたスライダと上止金具
の取付装置によれば、下止具を前方にして連続走行する
チェーンのスペース部が検出されるとチェーンを停止さ
せて、グリッパにより左右のテープを把持すると共に同
スペース部を左右に拡開し、その拡開されたスペース部
にスライダホルダ上に保持されたスライダをセットした
のち、前記グリッパによる把持を解除すると共にチェー
ンを順送して、スライダの後部口端から噛合エレメント
列を通しながらその前部において噛合エレメント列を分
離する。このチェーン順送時の途中で、上止金具ホルダ
がスペース部内に挿入され、同スペース部を左右に拡開
すると共に分離されたエレメント列の先端を前記上止金
具ホルダに当接させる。ここで、加締パンチが作動さ
れ、同ホルダに保持された左右の上止金具が加締付けら
れると同時に、同ホルダのチェーン下流側に隣接して挿
入されている拡開レバーがスペース部を左右に拡開し、
チェーンに取り付けられた上止金具が上止金具ホルダか
ら離れると同時に同ホルダをスペース部から逃がし、次
いで前記拡開レバーもスペース部から離脱してチェーン
の順送が開始される。
が単一の装置上で連続的になされるようにした複合仕上
装置が、例えば特公昭63−7761号公報により提案
されている。この公報に開示されたスライダと上止金具
の取付装置によれば、下止具を前方にして連続走行する
チェーンのスペース部が検出されるとチェーンを停止さ
せて、グリッパにより左右のテープを把持すると共に同
スペース部を左右に拡開し、その拡開されたスペース部
にスライダホルダ上に保持されたスライダをセットした
のち、前記グリッパによる把持を解除すると共にチェー
ンを順送して、スライダの後部口端から噛合エレメント
列を通しながらその前部において噛合エレメント列を分
離する。このチェーン順送時の途中で、上止金具ホルダ
がスペース部内に挿入され、同スペース部を左右に拡開
すると共に分離されたエレメント列の先端を前記上止金
具ホルダに当接させる。ここで、加締パンチが作動さ
れ、同ホルダに保持された左右の上止金具が加締付けら
れると同時に、同ホルダのチェーン下流側に隣接して挿
入されている拡開レバーがスペース部を左右に拡開し、
チェーンに取り付けられた上止金具が上止金具ホルダか
ら離れると同時に同ホルダをスペース部から逃がし、次
いで前記拡開レバーもスペース部から離脱してチェーン
の順送が開始される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上述の複合
仕上げ装置にあっては、作動部材の数が多いばかりか、
特に上記グリッパをチェーンの把持動作と解除動作との
間にチェーンの順送方向に移動させると共に左右方向に
離反させる複雑な動作が組み合わされているため、その
機構が複雑化して高速化に対応することが難しい。ま
た、上止金具の取付け部位においてスペース部が左右に
斜めに開かれるため、左右の芯紐部も互いに斜め方向に
開かれ上止金具は芯紐部に対して斜めに取り付けられる
可能性が高い。
仕上げ装置にあっては、作動部材の数が多いばかりか、
特に上記グリッパをチェーンの把持動作と解除動作との
間にチェーンの順送方向に移動させると共に左右方向に
離反させる複雑な動作が組み合わされているため、その
機構が複雑化して高速化に対応することが難しい。ま
た、上止金具の取付け部位においてスペース部が左右に
斜めに開かれるため、左右の芯紐部も互いに斜め方向に
開かれ上止金具は芯紐部に対して斜めに取り付けられる
可能性が高い。
【0005】本発明はかかる課題を解決すべく開発され
たものであり、その目的は比較的簡単な操作で確実にス
ライダ通しを行うと共に、左右の芯紐部を略平行にして
上止金具を正確な姿勢で確実に取付け得るためのスライ
ダと上止金具の取付方法及び同装置を提供することにあ
る。
たものであり、その目的は比較的簡単な操作で確実にス
ライダ通しを行うと共に、左右の芯紐部を略平行にして
上止金具を正確な姿勢で確実に取付け得るためのスライ
ダと上止金具の取付方法及び同装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、連続的に供
給され、噛合エレメント列間に所定の間隔をおいて間欠
的にスペース部を有するファスナチェーンにスライダと
上止金具を順次取り付ける方法であって、前記スペース
部がスライダ通し部に到達するとファスナチェーンの供
給を停止させること、前記スペース部にチェーン割り部
材が挿入され、同スペース部を左右に拡開させること、
前記チェーン割り部材と噛合エレメント列の端部との間
に形成される拡開スペース部に、スライダホルダに保持
されたスライダを移送位置決めすること、ファスナチェ
ーンを所定の距離供給して、左右のエレメント列をスラ
イダの後部口端から導入して、同エレメント列を左右に
分離させながら前部案内口端から導出させること、エレ
メント列がスライダの前記案内口端から所定の長さが導
出された後に、前記スペース部に左右テープ拡開部材を
挿入して、前記チェーン割り部材と同左右テープ拡開部
材との間で左右芯紐部を略平行に拡開させること、次い
で、分離された前記エレメント列の左右端部にそれぞれ
上止金具を取り付けることを含んでなることを特徴とす
る連続ファスナチェーンのスライダと上止金具の取付方
法により達成される。更に、本発明方法ではスライダが
移送位置決めされたのち、芯紐寄せ手段により左右ファ
スナテープの上止金具取付側の芯紐部を互いに接近さ
せ、スライダ通しを確実にしている。
給され、噛合エレメント列間に所定の間隔をおいて間欠
的にスペース部を有するファスナチェーンにスライダと
上止金具を順次取り付ける方法であって、前記スペース
部がスライダ通し部に到達するとファスナチェーンの供
給を停止させること、前記スペース部にチェーン割り部
材が挿入され、同スペース部を左右に拡開させること、
前記チェーン割り部材と噛合エレメント列の端部との間
に形成される拡開スペース部に、スライダホルダに保持
されたスライダを移送位置決めすること、ファスナチェ
ーンを所定の距離供給して、左右のエレメント列をスラ
イダの後部口端から導入して、同エレメント列を左右に
分離させながら前部案内口端から導出させること、エレ
メント列がスライダの前記案内口端から所定の長さが導
出された後に、前記スペース部に左右テープ拡開部材を
挿入して、前記チェーン割り部材と同左右テープ拡開部
材との間で左右芯紐部を略平行に拡開させること、次い
で、分離された前記エレメント列の左右端部にそれぞれ
上止金具を取り付けることを含んでなることを特徴とす
る連続ファスナチェーンのスライダと上止金具の取付方
法により達成される。更に、本発明方法ではスライダが
移送位置決めされたのち、芯紐寄せ手段により左右ファ
スナテープの上止金具取付側の芯紐部を互いに接近さ
せ、スライダ通しを確実にしている。
【0007】また、上記目的は噛合エレメント列間に所
定の間隔をおいて間欠的にスペース部を有するファスナ
チェーンの走行路に配され、スライダと上止金具を順次
取り付ける装置であって、チェーン走行路の下方に設置
されるスライダ供給部と、同スライダ供給部とチェーン
走行路との間を上下動するスライダホルダと、同スライ
ダホルダに対してチェーンの走行方向に所定の距離をお
くと共に、チェーン走行路の上下に配設される上止金具
の取付手段と、前記スライダホルダと上止金具の前記取
付手段との間に配設され、チェーン走行路の内外を上下
動するチェーン割り部材と、同チェーン拡開部材とによ
り前記上止金具の取付手段を挟むようにして配設され、
前記チェーン割り部材とほぼ同一の幅を有し、チェーン
走行路の内外を上下動する左右テープ拡開部材とを備え
てなることを特徴とする連続ファスナチェーンのスライ
ダと下止金具の取付装置によって達成される。
定の間隔をおいて間欠的にスペース部を有するファスナ
チェーンの走行路に配され、スライダと上止金具を順次
取り付ける装置であって、チェーン走行路の下方に設置
されるスライダ供給部と、同スライダ供給部とチェーン
走行路との間を上下動するスライダホルダと、同スライ
ダホルダに対してチェーンの走行方向に所定の距離をお
くと共に、チェーン走行路の上下に配設される上止金具
の取付手段と、前記スライダホルダと上止金具の前記取
付手段との間に配設され、チェーン走行路の内外を上下
動するチェーン割り部材と、同チェーン拡開部材とによ
り前記上止金具の取付手段を挟むようにして配設され、
前記チェーン割り部材とほぼ同一の幅を有し、チェーン
走行路の内外を上下動する左右テープ拡開部材とを備え
てなることを特徴とする連続ファスナチェーンのスライ
ダと下止金具の取付装置によって達成される。
【0008】そして、好適な実施態様によれば、前記ス
ライダホルダは上面にスライダの収容部を有すると共
に、同スライダ収容部の側部から同収容部内に向けて付
勢されて突出するピン部材と前記スライダ収容部の下方
に引手係合部材とを有してなり、芯紐部にスライダを通
す部位にはスペース部の端部の左右芯紐部を接近させる
芯紐寄せ部材を有しており、前記チェーン割り部材及び
左右テープ拡開部材の各スペース部侵入端が山形形状の
板材からなる。
ライダホルダは上面にスライダの収容部を有すると共
に、同スライダ収容部の側部から同収容部内に向けて付
勢されて突出するピン部材と前記スライダ収容部の下方
に引手係合部材とを有してなり、芯紐部にスライダを通
す部位にはスペース部の端部の左右芯紐部を接近させる
芯紐寄せ部材を有しており、前記チェーン割り部材及び
左右テープ拡開部材の各スペース部侵入端が山形形状の
板材からなる。
【0009】
【作用】先ず、チェーン送り手段が駆動されてチェーン
を送り出す。このとき、スペース部には既に下止金具が
取り付けられている。そして、チェーンの走行途中にお
いて次回にスライダ通しがなされるスペース部が検出さ
れた後、所定の時間が経過してチェーンは停止する。こ
の停止時において、前記スペース部の略中央部が上記ス
ライダホルダ及びチェーン割り部材の設置位置に対応し
ている。
を送り出す。このとき、スペース部には既に下止金具が
取り付けられている。そして、チェーンの走行途中にお
いて次回にスライダ通しがなされるスペース部が検出さ
れた後、所定の時間が経過してチェーンは停止する。こ
の停止時において、前記スペース部の略中央部が上記ス
ライダホルダ及びチェーン割り部材の設置位置に対応し
ている。
【0010】チェーンが停止すると、チェーン割り部材
が下動して下端がスペース部に差し込まれ、同スペース
部を左右に拡開する。スペース部が拡開されると、スラ
イダ供給部から供給された1個のスライダを上面に収容
保持したスライダホルダが上昇し、その後部開口をエレ
メント列端部に向けてチェーンの走行路内に水平に位置
決め固定される。
が下動して下端がスペース部に差し込まれ、同スペース
部を左右に拡開する。スペース部が拡開されると、スラ
イダ供給部から供給された1個のスライダを上面に収容
保持したスライダホルダが上昇し、その後部開口をエレ
メント列端部に向けてチェーンの走行路内に水平に位置
決め固定される。
【0011】スライダがセットされると、芯紐部寄せ部
材が接近方向に作動され、左右の相対するスペース部の
一端部の芯紐部の間隔を狭める。続いて、それまで停止
していたチェーンが所定の距離を送られて、スライダの
後部開口端から前記芯紐部に隣接するエレメント列の端
部が嵌入され、前部案内口で順次左右に分離される。こ
のときのチェーンの送り距離は、左右に分離された前記
エレメント列の端部が上止金具取付位置に到達する距離
に等しい。
材が接近方向に作動され、左右の相対するスペース部の
一端部の芯紐部の間隔を狭める。続いて、それまで停止
していたチェーンが所定の距離を送られて、スライダの
後部開口端から前記芯紐部に隣接するエレメント列の端
部が嵌入され、前部案内口で順次左右に分離される。こ
のときのチェーンの送り距離は、左右に分離された前記
エレメント列の端部が上止金具取付位置に到達する距離
に等しい。
【0012】チェーンが送られて、エレメント列の端部
が上止金具取付部に到達すると、チェーンは停止してテ
ープ拡開部材がスペース部に差し込まれスペース部SP
を左右に拡開する。このとき、テープ拡開部材の板幅は
チェーン割り部材の板幅よりエレメント噛合頭部の大き
さだけ大きく設定されているため、テープ拡開部材の左
右端面で左右の芯紐部を支持する拡開幅はチェーン割り
部材の左右端面で左右のエレメント列を支持する拡開幅
にほぼ等しくなり、チェーン割り部材とテープ拡開部材
との間では左右の芯紐部とエレメント列端部との間でほ
ぼ平行状態に保持されることになる。
が上止金具取付部に到達すると、チェーンは停止してテ
ープ拡開部材がスペース部に差し込まれスペース部SP
を左右に拡開する。このとき、テープ拡開部材の板幅は
チェーン割り部材の板幅よりエレメント噛合頭部の大き
さだけ大きく設定されているため、テープ拡開部材の左
右端面で左右の芯紐部を支持する拡開幅はチェーン割り
部材の左右端面で左右のエレメント列を支持する拡開幅
にほぼ等しくなり、チェーン割り部材とテープ拡開部材
との間では左右の芯紐部とエレメント列端部との間でほ
ぼ平行状態に保持されることになる。
【0013】こうしてチェーン割り部材及びテープ拡開
部材によりスペース部が平行状態を保持して拡開される
と、上止金具の取付け手段が作動して上止金具を前記エ
レメント列の端部に取り付ける。この取付時には、上述
のごとく左右のスペース部とエレメント列との間で平行
状態にあるため、左右の上止金具も芯紐部及びエレメン
ト列に沿って確実に取り付けられる。
部材によりスペース部が平行状態を保持して拡開される
と、上止金具の取付け手段が作動して上止金具を前記エ
レメント列の端部に取り付ける。この取付時には、上述
のごとく左右のスペース部とエレメント列との間で平行
状態にあるため、左右の上止金具も芯紐部及びエレメン
ト列に沿って確実に取り付けられる。
【0014】上止金具の取付けが終了すると、上記作動
部材は全てチェーン走行路面から退避して待機位置に戻
る。続いて、図示せぬチェーン送り手段が駆動されてチ
ェーンの順送が開始する。かかる操作が順次繰り返され
て、連続チェーンに所定の間隔をもって間欠的にスペー
ス部からスライダが通されると共にそのスペース部の一
端に隣接する左右のエレメント列端部に上止金具が順次
自動的に取り付けられる。
部材は全てチェーン走行路面から退避して待機位置に戻
る。続いて、図示せぬチェーン送り手段が駆動されてチ
ェーンの順送が開始する。かかる操作が順次繰り返され
て、連続チェーンに所定の間隔をもって間欠的にスペー
ス部からスライダが通されると共にそのスペース部の一
端に隣接する左右のエレメント列端部に上止金具が順次
自動的に取り付けられる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って具
体的に説明する。なお本実施例にあっては、本発明に係
る連続チェーンのスライダと上止金具の取付装置の前段
に下止金具の取付装置が設置され、同取付装置による下
止金具の取付けに続いて、スライダ通しと上止金具の取
付けとが本発明装置により連続的になされる。ここで、
下止金具の取付装置は本発明により特に限定されるもの
ではなく、あらゆる種類の装置が適用可能であり、従っ
て既に実用化されている公知の下止金具の取付装置も当
然に採用されるものであるため、ここでは同装置に関す
る説明は省略する。
体的に説明する。なお本実施例にあっては、本発明に係
る連続チェーンのスライダと上止金具の取付装置の前段
に下止金具の取付装置が設置され、同取付装置による下
止金具の取付けに続いて、スライダ通しと上止金具の取
付けとが本発明装置により連続的になされる。ここで、
下止金具の取付装置は本発明により特に限定されるもの
ではなく、あらゆる種類の装置が適用可能であり、従っ
て既に実用化されている公知の下止金具の取付装置も当
然に採用されるものであるため、ここでは同装置に関す
る説明は省略する。
【0016】図1は本発明の代表的な実施例である連続
チェーンのスライダと上止金具の取付装置における主要
部の概略構成を示す斜視図である。同図において、符号
1及び2は第1及び第2のチェーンガイドであり、各チ
ェーンガイド1,2の中央には長手方向に沿ってエレメ
ント列Eの案内溝1a,2aが形成されている。本実施
例では、上述のごとく前段においてスペース部SPの一
端に隣接するエレメント列Eに下止金具BSが取り付け
られており、その状態でチェーンCが本発明のスライダ
及び上止金具の取付装置に連続的に送り込まれる。この
とき、下止金具BSはスペース部SPの後端部に隣接す
るエレメント列の一部に取り付けられた状態で送られて
くる。また、チェーン下流側に配設される第2チェーン
ガイド2の後端部には、左右に一対の芯紐部寄せ部材2
bがチェーンCの横断方向に直交して設置され、例えば
シリンダ等の図示せぬ作動手段により互いの先端が接離
する方向に作動される。
チェーンのスライダと上止金具の取付装置における主要
部の概略構成を示す斜視図である。同図において、符号
1及び2は第1及び第2のチェーンガイドであり、各チ
ェーンガイド1,2の中央には長手方向に沿ってエレメ
ント列Eの案内溝1a,2aが形成されている。本実施
例では、上述のごとく前段においてスペース部SPの一
端に隣接するエレメント列Eに下止金具BSが取り付け
られており、その状態でチェーンCが本発明のスライダ
及び上止金具の取付装置に連続的に送り込まれる。この
とき、下止金具BSはスペース部SPの後端部に隣接す
るエレメント列の一部に取り付けられた状態で送られて
くる。また、チェーン下流側に配設される第2チェーン
ガイド2の後端部には、左右に一対の芯紐部寄せ部材2
bがチェーンCの横断方向に直交して設置され、例えば
シリンダ等の図示せぬ作動手段により互いの先端が接離
する方向に作動される。
【0017】図2〜図4はスライダホルダ3の構成例を
示しており、同スライダホルダ3は図示せぬ流体圧シリ
ンダ等の作動手段により上下に作動される。同スライダ
ホルダ3の上限位置は同ホルダ3の上面に形成されたス
ライダ収容ポケット部31aに収容されるスライダSが
チェーン走行路上に位置する部位であり、その下限位置
は同ホルダ3の上面位置がスライダSの図1に示す供給
シュート4の出口に相対する部位である。そして、前記
供給シュート4から供給されてくるスライダSは、図1
に示すごとくその案内柱S-1がチェーン上流側に向いた
状態で供給され、同じ姿勢で前記スライダ収容ポケット
部31aに収容される。
示しており、同スライダホルダ3は図示せぬ流体圧シリ
ンダ等の作動手段により上下に作動される。同スライダ
ホルダ3の上限位置は同ホルダ3の上面に形成されたス
ライダ収容ポケット部31aに収容されるスライダSが
チェーン走行路上に位置する部位であり、その下限位置
は同ホルダ3の上面位置がスライダSの図1に示す供給
シュート4の出口に相対する部位である。そして、前記
供給シュート4から供給されてくるスライダSは、図1
に示すごとくその案内柱S-1がチェーン上流側に向いた
状態で供給され、同じ姿勢で前記スライダ収容ポケット
部31aに収容される。
【0018】図2〜図4によると、図示例によるスライ
ダホルダ3は全体が肉厚板状のブロック本体31を有
し、同ブロック本体31の上部はチェーン上流側の表面
が段状に切り欠かれており、その切欠き部31bにはス
ライダSを保持する時点で引手PMが懸垂状態で収容さ
れる。また、前記ブロック本体31の上面幅方向のほぼ
中央部にはスライダ収容ポケット31aと同ポケット3
1aのチェーン下流側に連続するエレメント列案内溝3
1cとが形成されており、同スライダ収容ポケット31
a及びエレメント列案内溝31cの下方には上下に縦長
のスリット31dが形成されている。
ダホルダ3は全体が肉厚板状のブロック本体31を有
し、同ブロック本体31の上部はチェーン上流側の表面
が段状に切り欠かれており、その切欠き部31bにはス
ライダSを保持する時点で引手PMが懸垂状態で収容さ
れる。また、前記ブロック本体31の上面幅方向のほぼ
中央部にはスライダ収容ポケット31aと同ポケット3
1aのチェーン下流側に連続するエレメント列案内溝3
1cとが形成されており、同スライダ収容ポケット31
a及びエレメント列案内溝31cの下方には上下に縦長
のスリット31dが形成されている。
【0019】更に、前記スライダ収容ポケット31aの
片側本体部分には、板バネ32により同ポケット31a
に向けて付勢されたピン部材33が貫通して設置されて
いる。そして、前記ブロック本体31のチェーン下流側
の表面には、上端に前記スリット31dに嵌挿してスラ
イダ引手PMの孔部に係着する係着爪部34aを有する
回動レバー34が鉛直面内を回動自在に軸支されてい
る。この回動レバー34は、前記ブロック本体31との
間に張設された引張スプリング35により前記係着爪部
34aを常にチェーン下流方向に付勢されており、同係
着爪部34aをスライダ引手PMに係着させるとき、下
端が図示せぬ押動部材により押され、同係着爪部34a
をチェーン上流方向に回動させてスライダ引手PMに係
着させる。かかる構成を備えたスライダホルダ3が上記
第2チェーンガイド2の上流側端面に近接して配設され
る。
片側本体部分には、板バネ32により同ポケット31a
に向けて付勢されたピン部材33が貫通して設置されて
いる。そして、前記ブロック本体31のチェーン下流側
の表面には、上端に前記スリット31dに嵌挿してスラ
イダ引手PMの孔部に係着する係着爪部34aを有する
回動レバー34が鉛直面内を回動自在に軸支されてい
る。この回動レバー34は、前記ブロック本体31との
間に張設された引張スプリング35により前記係着爪部
34aを常にチェーン下流方向に付勢されており、同係
着爪部34aをスライダ引手PMに係着させるとき、下
端が図示せぬ押動部材により押され、同係着爪部34a
をチェーン上流方向に回動させてスライダ引手PMに係
着させる。かかる構成を備えたスライダホルダ3が上記
第2チェーンガイド2の上流側端面に近接して配設され
る。
【0020】このスライダホルダ3のチェーン上流側に
は、同ホルダ3に保持されるスライダSの案内柱S-1に
接近するチェーン走行位置を、例えばエアシリンダ等の
図示せぬ作動手段により所定のタイミングで上下動する
チェーン割り部材5が設置されている。同チェーン割り
部材5は、図1に示すごとく板状の単純な構造を有して
おり、その下端部5aは板幅方向の両端を斜めに切除し
て山形にして、チェーンのスペース部SPに同チェーン
割り部材5が確実に挿入されると共に同スペース部SP
を所定の幅W-1で左右に拡開するように構成されてい
る。
は、同ホルダ3に保持されるスライダSの案内柱S-1に
接近するチェーン走行位置を、例えばエアシリンダ等の
図示せぬ作動手段により所定のタイミングで上下動する
チェーン割り部材5が設置されている。同チェーン割り
部材5は、図1に示すごとく板状の単純な構造を有して
おり、その下端部5aは板幅方向の両端を斜めに切除し
て山形にして、チェーンのスペース部SPに同チェーン
割り部材5が確実に挿入されると共に同スペース部SP
を所定の幅W-1で左右に拡開するように構成されてい
る。
【0021】同チェーン割り部材5のチェーン上流側に
隣接して上止金具TSの取付け手段6が配設されてい
る。この上止金具取付け手段6は、チェーン走行路を挟
んで上方に配置される加締パンチ61と、チェーン走行
路に上面を一致させて固設されるカーリングダイ62と
からなる。前記加締パンチ61は、図1に示すごとく下
面に左右の上止金具TSを加締めるための左右のパンチ
面61aを有しており、常法に従って図示せぬ流体圧シ
リンダ等の作動手段により所定のタイミングで且つ所定
のストロークを上下動する。また、前記カーリングダイ
62も同じく図示せぬ作動手段により所定のタイミング
で且つ所定のストロークを上下動し、その上限位置はカ
ーリングダイ62の上面がチェーンCの走行路面と一致
する位置であり、同ダイ6の上面の前記加締パンチ61
の左右パンチ面61aに対応する部位には上止金具TS
を所定の形状に湾曲させながら案内する左右のカーリン
グ面62aを有すると共に、同カーリング面62aのチ
ェーン上流側にエレメント列Eの左右案内溝62bが形
成され、また同カーリング面62aのチェーン下流側に
左右一対の芯紐部案内溝62cが形成されている。そし
て、この左右の芯紐部案内溝62cの対向する距離は、
上記チェーン割り部材5の幅にエレメント噛合頭部の大
きさを加えた寸法にほぼ等しい。
隣接して上止金具TSの取付け手段6が配設されてい
る。この上止金具取付け手段6は、チェーン走行路を挟
んで上方に配置される加締パンチ61と、チェーン走行
路に上面を一致させて固設されるカーリングダイ62と
からなる。前記加締パンチ61は、図1に示すごとく下
面に左右の上止金具TSを加締めるための左右のパンチ
面61aを有しており、常法に従って図示せぬ流体圧シ
リンダ等の作動手段により所定のタイミングで且つ所定
のストロークを上下動する。また、前記カーリングダイ
62も同じく図示せぬ作動手段により所定のタイミング
で且つ所定のストロークを上下動し、その上限位置はカ
ーリングダイ62の上面がチェーンCの走行路面と一致
する位置であり、同ダイ6の上面の前記加締パンチ61
の左右パンチ面61aに対応する部位には上止金具TS
を所定の形状に湾曲させながら案内する左右のカーリン
グ面62aを有すると共に、同カーリング面62aのチ
ェーン上流側にエレメント列Eの左右案内溝62bが形
成され、また同カーリング面62aのチェーン下流側に
左右一対の芯紐部案内溝62cが形成されている。そし
て、この左右の芯紐部案内溝62cの対向する距離は、
上記チェーン割り部材5の幅にエレメント噛合頭部の大
きさを加えた寸法にほぼ等しい。
【0022】さらに本発明装置では、前記上止金具取付
け手段6とチェーン上流側の第1チェーンガイド1との
間にテープ拡開部材7が配設されている。このテープ拡
開部材7は上記チェーン割り部材5と同様の構造を有し
ており、その板幅W-2はチェーン割り部材5の板幅W-1
よりもエレメント噛合頭部の大きさだけ大きく設定され
ている。そして、このテープ拡開部材7も前記チェーン
割り部材5と同様に図示せぬエアシリンダ等の作動手段
により所定の時期に所定のタイミングで上下動して、前
記チェーン割り部材5と共同してスペース部SPの左右
芯紐部と共にスペース部SPの端部に隣接する左右のエ
レメント列Eを平行な状態で拡開する。なお、本実施例
における以上の各構成部材の作動手段は、図示せぬ制御
装置からの操作手順に従った作動指令に基づいて行われ
る。
け手段6とチェーン上流側の第1チェーンガイド1との
間にテープ拡開部材7が配設されている。このテープ拡
開部材7は上記チェーン割り部材5と同様の構造を有し
ており、その板幅W-2はチェーン割り部材5の板幅W-1
よりもエレメント噛合頭部の大きさだけ大きく設定され
ている。そして、このテープ拡開部材7も前記チェーン
割り部材5と同様に図示せぬエアシリンダ等の作動手段
により所定の時期に所定のタイミングで上下動して、前
記チェーン割り部材5と共同してスペース部SPの左右
芯紐部と共にスペース部SPの端部に隣接する左右のエ
レメント列Eを平行な状態で拡開する。なお、本実施例
における以上の各構成部材の作動手段は、図示せぬ制御
装置からの操作手順に従った作動指令に基づいて行われ
る。
【0023】次に、連続して送り込まれるチェーンCに
対する図示実施例装置によるスライダSと上止金具TS
の取付けについて、各構成部材の動作と共に説明する。
図5〜図9は上記実施例装置による本発明のスライダS
及び上止具TSの取付方法の操作手順を示す説明図であ
り、図1及び図2をも参照しながらこれらの図を中心に
本発明による連続チェーンCの止部材成形方法を説明す
る。
対する図示実施例装置によるスライダSと上止金具TS
の取付けについて、各構成部材の動作と共に説明する。
図5〜図9は上記実施例装置による本発明のスライダS
及び上止具TSの取付方法の操作手順を示す説明図であ
り、図1及び図2をも参照しながらこれらの図を中心に
本発明による連続チェーンCの止部材成形方法を説明す
る。
【0024】先ず、図示せぬフィードロール等のチェー
ン送り手段が駆動されてチェーンCを図5に示すごとく
順方向に送り出す。このとき、上述のごとくスペース部
SPの上流側端部には既に下止金具BSが取り付けられ
ている。そして、チェーンCの走行途中において次回に
スライダ通しがなされるスペース部SPが、例えばリミ
ットスイッチを入切する搖動レバーからなる図示せぬス
ペース部検出手段により検出された後、所定の時間が経
過してチェーンCは停止する。この停止時において、前
記スペース部SPの略中央部が上記スライダホルダ3及
びチェーン割り部材5の設置位置に対応している。
ン送り手段が駆動されてチェーンCを図5に示すごとく
順方向に送り出す。このとき、上述のごとくスペース部
SPの上流側端部には既に下止金具BSが取り付けられ
ている。そして、チェーンCの走行途中において次回に
スライダ通しがなされるスペース部SPが、例えばリミ
ットスイッチを入切する搖動レバーからなる図示せぬス
ペース部検出手段により検出された後、所定の時間が経
過してチェーンCは停止する。この停止時において、前
記スペース部SPの略中央部が上記スライダホルダ3及
びチェーン割り部材5の設置位置に対応している。
【0025】チェーンCが停止すると、チェーン割り部
材5が下動して下端がスペース部SPに差し込まれ、同
スペース部SPを左右(図6の上下)に拡開する。スペ
ース部SPが拡開されると、スライダ供給シュート4か
ら供給された1個のスライダSを上面のポケット31a
に収容すると共に同ポケット31aの一側壁とピン部材
33とにより把持固定したスライダホルダ3が上昇し、
図6に示すごとく前記スライダSがその案内柱S-1をチ
ェーン上流側に向けてチェーンCの走行路内に水平に位
置決め固定される。このとき、スライダ引手PMは既述
したようにスライダホルダ3のチェーン上流側表面の切
欠き部31bに垂下状態で収容されると共に回動レバー
34の上端からブロック本体31に向けて突出する係合
爪部33aにより係止されて同一姿勢を保持する。
材5が下動して下端がスペース部SPに差し込まれ、同
スペース部SPを左右(図6の上下)に拡開する。スペ
ース部SPが拡開されると、スライダ供給シュート4か
ら供給された1個のスライダSを上面のポケット31a
に収容すると共に同ポケット31aの一側壁とピン部材
33とにより把持固定したスライダホルダ3が上昇し、
図6に示すごとく前記スライダSがその案内柱S-1をチ
ェーン上流側に向けてチェーンCの走行路内に水平に位
置決め固定される。このとき、スライダ引手PMは既述
したようにスライダホルダ3のチェーン上流側表面の切
欠き部31bに垂下状態で収容されると共に回動レバー
34の上端からブロック本体31に向けて突出する係合
爪部33aにより係止されて同一姿勢を保持する。
【0026】スライダホルダ3が前述の位置に達する
と、第2チェーンガイド2に設けられた芯紐部寄せ部材
2bが図7に矢印で示すごとく接近方向に作動され、左
右の相対するスペース部SPの一端部の芯紐部BPの間
隔を図8に示すごとく狭める。続いて、それまで停止し
ていたチェーンCが所定の距離Lを逆送されて、スライ
ダSの下流側端部に開口する開口端S-2から前記芯紐部
BPに隣接するエレメント列Eが嵌入され、上流側の案
内柱S-1で順次左右に分離される。このときのチェーン
Cの逆送距離Lは、左右に分離された前記エレメント列
Eの端部がカーリングダイ62のカーリング面62aの
直上に到達する距離である。
と、第2チェーンガイド2に設けられた芯紐部寄せ部材
2bが図7に矢印で示すごとく接近方向に作動され、左
右の相対するスペース部SPの一端部の芯紐部BPの間
隔を図8に示すごとく狭める。続いて、それまで停止し
ていたチェーンCが所定の距離Lを逆送されて、スライ
ダSの下流側端部に開口する開口端S-2から前記芯紐部
BPに隣接するエレメント列Eが嵌入され、上流側の案
内柱S-1で順次左右に分離される。このときのチェーン
Cの逆送距離Lは、左右に分離された前記エレメント列
Eの端部がカーリングダイ62のカーリング面62aの
直上に到達する距離である。
【0027】チェーンCが逆送されて、エレメント列E
の端部がカーリング面62aの直上に到達すると、チェ
ーンCは停止してテープ拡開部材7が下降し、その下端
がスペース部SPに差し込まれ、図9に示すごとく同部
分のスペース部SPを左右に拡開する。このとき、テー
プ拡開部材7の板幅W-1がチェーン割り部材5の板幅W
-2よりエレメント噛合頭部の大きさだけ大きく設定され
ているため、テープ拡開部材7の左右端面で左右の芯紐
部BPを支持する拡開幅はチェーン割り部材5の左右端
面で左右のエレメント列Eを支持する拡開幅にほぼ等し
くなり、チェーン割り部材5とテープ拡開部材7との間
では左右の芯紐部BPがほぼ平行状態に保持されること
になる。
の端部がカーリング面62aの直上に到達すると、チェ
ーンCは停止してテープ拡開部材7が下降し、その下端
がスペース部SPに差し込まれ、図9に示すごとく同部
分のスペース部SPを左右に拡開する。このとき、テー
プ拡開部材7の板幅W-1がチェーン割り部材5の板幅W
-2よりエレメント噛合頭部の大きさだけ大きく設定され
ているため、テープ拡開部材7の左右端面で左右の芯紐
部BPを支持する拡開幅はチェーン割り部材5の左右端
面で左右のエレメント列Eを支持する拡開幅にほぼ等し
くなり、チェーン割り部材5とテープ拡開部材7との間
では左右の芯紐部BPがほぼ平行状態に保持されること
になる。
【0028】こうしてチェーン割り部材5及びテープ拡
開部材7によりスペース部SPが平行状態に保持されて
拡開されると、カーリングダイ62が上昇し、スペース
部SPの一端に隣接する左右のエレメント列Eの端部を
案内溝62bに嵌合させると共に、左右のカーリング面
62aに同スペース部SPの一端を位置させる。このと
き、上止金具TSは加締パンチ61のパンチ面61aに
図示せぬ供給シュートを通して供給され、同パンチ面6
1aの図示せぬポケット部に保持されている。
開部材7によりスペース部SPが平行状態に保持されて
拡開されると、カーリングダイ62が上昇し、スペース
部SPの一端に隣接する左右のエレメント列Eの端部を
案内溝62bに嵌合させると共に、左右のカーリング面
62aに同スペース部SPの一端を位置させる。このと
き、上止金具TSは加締パンチ61のパンチ面61aに
図示せぬ供給シュートを通して供給され、同パンチ面6
1aの図示せぬポケット部に保持されている。
【0029】この状態で、前記カーリングダイ62が上
限位置で停止すると、前記加締パンチ61が下降して上
止金具TSを前記エレメント列Eの端部に加締め付ける
(図9参照)。この加締時には、上述のごとく左右のス
ペース部SPとエレメント列Eとは平行状態にあるた
め、左右の上止金具TSも芯紐部BP及びエレメント列
Eに沿って確実に取り付けられる。
限位置で停止すると、前記加締パンチ61が下降して上
止金具TSを前記エレメント列Eの端部に加締め付ける
(図9参照)。この加締時には、上述のごとく左右のス
ペース部SPとエレメント列Eとは平行状態にあるた
め、左右の上止金具TSも芯紐部BP及びエレメント列
Eに沿って確実に取り付けられる。
【0030】上止金具TSの取付けが終了すると、上記
作動部材は全てチェーン走行路面から退避して待機位置
に戻る。続いて、図示せぬチェーン送り手段が駆動され
てチェーンCの順送が開始する。かかる操作が順次繰り
返されて、連続チェーンに所定の間隔をもって間欠的に
スペース部からスライダSが通されると共にそのスペー
ス部Sの左右端部に上止金具TSが順次自動的に取り付
けられる。
作動部材は全てチェーン走行路面から退避して待機位置
に戻る。続いて、図示せぬチェーン送り手段が駆動され
てチェーンCの順送が開始する。かかる操作が順次繰り
返されて、連続チェーンに所定の間隔をもって間欠的に
スペース部からスライダSが通されると共にそのスペー
ス部Sの左右端部に上止金具TSが順次自動的に取り付
けられる。
【0031】なお、上記実施例にあっては本発明装置の
前段において下止金具の取付装置により連続チェーンの
スペース部後端部に下止金具が取り付けられ、連続的に
次工程である本発明装置に供給される場合について説明
しているため、順方向に送られてくるチェーンを一旦逆
送させてスライダ通しと上止金具の取付けを行うように
しているが、連続チェーンが本発明装置に送り込まれる
とき、下止金具の取付けがスペース部の前端部とする場
合には、上記実施例における各構成部材をチェーン流れ
方向に逆に配設すれば、チェーン送りを全て順方向にす
ることが可能である。また、本発明の方法及び装置は下
止金具が取り付けられていないファスナーチェーンに対
しても,当然に適用が可能なものである。
前段において下止金具の取付装置により連続チェーンの
スペース部後端部に下止金具が取り付けられ、連続的に
次工程である本発明装置に供給される場合について説明
しているため、順方向に送られてくるチェーンを一旦逆
送させてスライダ通しと上止金具の取付けを行うように
しているが、連続チェーンが本発明装置に送り込まれる
とき、下止金具の取付けがスペース部の前端部とする場
合には、上記実施例における各構成部材をチェーン流れ
方向に逆に配設すれば、チェーン送りを全て順方向にす
ることが可能である。また、本発明の方法及び装置は下
止金具が取り付けられていないファスナーチェーンに対
しても,当然に適用が可能なものである。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、本発明
の連続チェーンにおけるスライダ通し及び上止金具取付
け方法と装置によれば、単一装置上で連続的にスライダ
通しと上止金具の取付けがなされるため、別機上でそれ
ぞれの仕上げをなしている従来方法と異なり、ロット単
位で後続の装置を停止させておく必要がなく、しかも上
止金具の取付時には左右の芯紐部と上止金具が取り付け
られるエレメント列の端部との間が簡単な機構により略
平行状態を保持するため、左右の上止金具が確実に取り
付けられるようになり、機構の簡略化と相まって高速化
にも対応が可能であるため生産性を著しく向上させるこ
とが可能となるばかりでなく、高品質のスライドファス
ナが生産される。
の連続チェーンにおけるスライダ通し及び上止金具取付
け方法と装置によれば、単一装置上で連続的にスライダ
通しと上止金具の取付けがなされるため、別機上でそれ
ぞれの仕上げをなしている従来方法と異なり、ロット単
位で後続の装置を停止させておく必要がなく、しかも上
止金具の取付時には左右の芯紐部と上止金具が取り付け
られるエレメント列の端部との間が簡単な機構により略
平行状態を保持するため、左右の上止金具が確実に取り
付けられるようになり、機構の簡略化と相まって高速化
にも対応が可能であるため生産性を著しく向上させるこ
とが可能となるばかりでなく、高品質のスライドファス
ナが生産される。
【図1】本発明に係る連続チェーンのスライダ及び上止
金具の取付け方法を実施するための代表的な装置例の概
略構成を示す要部の斜視図である。
金具の取付け方法を実施するための代表的な装置例の概
略構成を示す要部の斜視図である。
【図2】前記装置に適用されるスライダホルダの要部の
構成を示す斜視図である。
構成を示す斜視図である。
【図3】同スライダホルダの側面図である
【図4】同スライダホルダによるスライダ保持時の状態
を示す要部正面図である。
を示す要部正面図である。
【図5】上記実施例によるチェーン供給時の順方向を示
す平面図である。
す平面図である。
【図6】同実施例におけるスペース部に対するチェーン
割り部材及びスライダのセット状態を示す平面図であ
る。
割り部材及びスライダのセット状態を示す平面図であ
る。
【図7】同実施例におけるスペース部の芯紐部に対する
芯紐部寄せ部材の作動状態を示す平面図である。
芯紐部寄せ部材の作動状態を示す平面図である。
【図8】同実施例におけるスライダ通しを説明するため
の平面図である。
の平面図である。
【図9】同実施例における上止金具取付時の状態を説明
するための平面図である。
するための平面図である。
1,2 第1及び第2チェーンガイド 1a,2a (エレメント列)案内溝 2b 芯紐部寄せ部材 3 スライダホルダ 31 ブロック本体 31a スライダ収容ポケット 31b 切欠き部 31c エレメント列案内溝 31d スリット 32 板バネ 33 ピン部材 34 回動レバー 34a 係着爪部 35 引張スプリング 4 (スライダ)供給シュート 5 チェーン割り部材 5a 下端部 6 上止金具取付け手段 61 加締パンチ61 61a パンチ面 62 カーリングダイ 62a カーリング面 62b エレメント列案内溝 62c 芯紐部案内溝 7 テープ拡開部材 C スライドファスナチェーン E エレメント列 SP スペース部 BP 芯紐部 S スライダ S-1 案内柱 S-2 後部開口 PM スライダ引手 L (チェーンの)逆送距離 W-1,W-2 板幅
Claims (6)
- 【請求項1】 連続的に供給され、噛合エレメント列
(E) 間に所定の間隔をおいて間欠的にスペース部(SP)を
有するファスナチェーン(C) にスライダと上止金具(TS)
を順次取り付ける方法であって、 前記スペース部(SP)がスライダ通し部に到達するとファ
スナチェーン(C) の供給を停止させること、 前記スペース部(SP)にチェーン割り部材(5) が挿入さ
れ、同スペース部(SP)を左右に拡開させること、 前記チェーン割り部材(5) と噛合エレメント列(E) の端
部との間に形成される拡開スペース部(SP)に、スライダ
ホルダに保持されたスライダ(S) を移送位置決めするこ
と、 所定の行程、ファスナチェーン(C)を供給して、左右の
エレメント列(E) をスライダ(S) の後部口端から導入し
て、同エレメント列(E) を左右に分離させながら前部案
内口端から導出させること、 エレメント列(E) がスライダ(S) の前記案内口端から所
定の長さが導出された後に、前記スペース部(SP)に左右
テープ拡開部材(7) を挿入して、前記チェーン割り部材
(5) と同左右テープ拡開部材(7) との間で左右芯紐部(B
P)を略平行に拡開させること、 次いで、分離された前記エレメント列(E) の左右端部に
それぞれ上止金具(TS)を取付手段(6) により取り付ける
こと、 を含んでなることを特徴とする連続ファスナチェーンの
スライダと上止金具の取付方法。 - 【請求項2】 スライダが移送位置決めされたのち、芯
紐寄せ手段(2b)により左右ファスナテープ(T) の上止金
具取付側の芯紐部(BP)を互いに接近させる請求項1記載
のスライダと上止金具の取付方法。 - 【請求項3】 噛合エレメント列(E) 間に所定の間隔を
おいて間欠的にスペース部(10)を有するファスナチェー
ン(C) の走行路に配され、スライダ(S) と上止金具(TS)
を順次取り付ける装置であって、 チェーン走行路の下方に設置されるスライダ供給部(4)
と、 同スライダ供給部(4) とチェーン走行路との間を上下動
するスライダホルダ(3) と、 同スライダホルダ(3) に対してチェーン(C) の走行方向
に所定の距離をおくと共に、チェーン走行路の上下に配
設される上止金具(TS)の取付手段(6) と、 前記スライダホルダ(3) と上止金具(TS)の前記取付手段
(6) との間に配設され、チェーン走行路の内外を上下動
するチェーン割り部材(5) と、 同チェーン割り部材(5) とにより前記上止金具(TS)の取
付手段(6) を挟むようにして配設され、前記チェーン割
り部材(5) とほぼ同一の幅を有し、チェーン走行路の内
外を上下動する左右テープ拡開部材(7) と、 を備えてなることを特徴とする連続ファスナチェーンの
スライダと下止金具の取付装置。 - 【請求項4】 前記スライダホルダ(3) は、上面にスラ
イダの収容部(31a) を有すると共に、同スライダ収容部
(31a) の側部から同収容部内に向けて付勢されて突出す
るピン部材(32)と前記スライダ収容部(31a) の下方に引
手係着部材(34a) とを有してなる請求項3記載のスライ
ダと下止金具の取付装置。 - 【請求項5】 芯紐部(BP)にスライダ(S) を通す部位に
スペース部(SP)の端部の左右芯紐部(BP)を接近させる芯
紐寄せ部材(2b)を有してなる請求項3記載のスライダと
下止金具の取付装置。 - 【請求項6】 前記チェーン割り部材(5) 及び左右テー
プ拡開部材(7) の各スペース部侵入端が山形形状の板材
からなる請求項3記載のスライダと下止金具の取付装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32237593A JP3320533B2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 連続ファスナーチェーンのスライダと上止金具の取付方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32237593A JP3320533B2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 連続ファスナーチェーンのスライダと上止金具の取付方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07177907A JPH07177907A (ja) | 1995-07-18 |
| JP3320533B2 true JP3320533B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=18142950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32237593A Expired - Fee Related JP3320533B2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 連続ファスナーチェーンのスライダと上止金具の取付方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3320533B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112704304B (zh) * | 2021-02-02 | 2025-05-13 | 广东冠众智能设备科技有限公司 | 拉链切断、穿头、打上止一体机及打上止装置 |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP32237593A patent/JP3320533B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07177907A (ja) | 1995-07-18 |
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