JP3320120B2 - 露光方法およびその装置 - Google Patents

露光方法およびその装置

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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
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    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷電粒子蓄積リング放
射光等の放射光を照明光とする露光方法およびその装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】荷電粒子蓄積リング放射光等の放射光を
照明光とする露光装置は、露光されるウエハ等基板(以
下「基板」という)とマスクの位置合わせを行うアライ
メント機構を有し、該アライメント機構は、アライメン
ト用の照明光(以下「アライメント光」という)を、マ
スクに設けられたアライメントマークを経て基板に照射
しつつ基板を移動させて、前記アライメント光が基板の
アライメントマークに入射してこれによって反射される
までの基板の移動量に基づいて、前記マスクと前記基板
の位置ずれを検出するものである。前記アライメントマ
ークに照射されるアライメント光は、基板を露光する照
明光(以下「露光光」という)を用いる場合と、露光光
とは別のアライメント用の光学系(以下「アライメント
光学系」という)から発生されたものを用いる場合があ
るが、特に荷電粒子蓄積リング放射光を露光光とする露
光装置においては、アライメント光学系から発生された
ものを用いるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術によれば、アライメント光学系から発生された
アライメント光によって前記位置ずれを検出し補正する
場合は、アライメント光の基板に対する入射角と、露光
光の基板に対する入射角が同じでないことに起因する転
写ずれを防ぐ対策が必要である。
【0004】本発明は上記従来の技術の有する未解決の
課題に鑑みてなされたものであり、アライメント光の入
射角と露光光の入射角が同じでないために発生する転写
ずれを容易に防ぐことのできる露光方法およびその装置
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の一方法は、マスクと該マスクを介して露光
光によって露光される基板の間の位置ずれを、前記マス
クのアライメントマークと前記基板のアライメントマー
クとアライメント光とを用いて検出し補正する工程を有
する露光方法であって、前記基板を保持する基板ステー
ジに設けた入射角測定手段により前記露光光の入射角と
前記アライメント光の入射角を測定し、前記アライメン
ト光の入射角と前記露光光の入射角の差を考慮して前記
位置ずれの補正を行なうことを特徴とするものである。
また、本発明の他の方法は、マスクと該マスクを介して
露光光によって露光される基板の間の位置ずれを前記マ
スクの複数のアライメントマークと前記基板の複数の
ライメントマークと複数のアライメント光とを用いて検
出し補正する工程を有する露光方法であって、前記基板
を保持する基板ステージに設けた入射角測定手段によ
り、前記マスクの各アライメントマーク位置における前
記露光光の入射角と前記マスクの各アライメントマーク
位置における前記各アライメント光の入射角を測定し、
前記マスクの各アライメントマーク位置における前記露
光光の入射角から、露光中心における前記露光光の入射
角を算出し、該露光中心における前記露光光の入射角
と、前記マスクの各アライメントマーク位置における前
記アライメント光の入射角の差を考慮して前記位置ずれ
の補正を行なうことを特徴とする。
【0006】また、本発明の装置は、マスクを保持する
手段と、前記マスクを介して露光光によって露光される
基板を保持する基板ステージと、前記マスクのアライメ
ントマークと前記基板のアライメントマークとにアライ
メント光を照射し、各アライメントマークからの光を検
出するアライメント光学系と、前記基板ステージを移動
させる駆動手段と、前記アライメント光学系の出力に基
づいて前記マスクと前記基板の間の位置ずれを検出する
検出手段と、前記基板ステージに設けた前記露光光の入
射角と前記アライメント光の入射角を測定する入射角
定手段とを有することを特徴とする。
【0007】
【作用】マスクのアライメントマークを経て基板のアラ
イメントマークに入射するアライメント光に基づいて検
出された位置ずれを、露光光の入射角とアライメント光
の入射角の差に起因する転写誤差を考慮して修正する。
修正された位置ずれに基づいて基板を移動させることで
基板とマスクの位置合わせを行えば、露光光の入射角と
アライメント光の入射角の差に起因する転写ずれを防ぐ
ことができる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】図1は本実施例の露光装置の主要部分を示
す部分模式断面図であって、図示しない荷電粒子蓄積リ
ングから発生された露光光であるL0 は、真空ダクト1
からベリリウム窓2を経て減圧雰囲気にある減圧室3へ
導入される。減圧室3の内部には2対のアライメント光
AX1 ,AX2 ,AY1 ,AY2 (アライメント光AY
1 ,AY2 は図示せず)を発生し、それぞれの反射光を
検出するアライメント光学系4と、基板であるウエハW
(図2に示す)を保持する基板ステージであるウエハス
テージ5と、マスクMを保持する手段であるマスクチャ
ッキング面6が配置され、ウエハステージ5は、入射角
測定手段であるエリアセンサ7を収容する空所5aと、
エリアンサ7へ照射光を導入するピンホール8を有す
る。
【0010】エリアセンサ7は、アライメント光と露光
光の両方に感度を有する公知のPSD、四分割センサあ
るいはCCDであり、ピンホール8を通って入射する照
明光のスポット位置を測定することによって前記照明光
の入射角を検出するものである。
【0011】ウエハステージ5は、駆動手段であるxy
駆動装置5bによって、露光光L0の光路に沿った軸
(以下「z軸」という)に垂直でありかつ互いに直交す
る2軸(以下「x軸,y軸」という)に沿って移動され
る。xy駆動装置5bとアライメント光学系4は、両者
の出力に基づいてマスクMとウエハWの位置ずれを検出
する検出手段である検出装置4aに接続される。検出装
置4aは、アライメント光学系4により各アライメント
光AX1 ,AX2 ,AY1 ,AY2 の反射光を検出する
ことによりマスクMとウエハWの位置ずれを検出する。
次いで、検出された位置ずれに基づいて検出装置4aに
よりxy駆動装置5bが駆動され、ウエハステージ5を
移動させてマスクMとウエハWの位置合わせを行う。
【0012】減圧室3は、公知のωy調整装置9を介し
て台盤10上に支持され、台盤10は、公知のy,ωx
調整装置11を介して床12上に支持される。なおωy
調整装置9は、減圧室3のy軸のまわり回動位置を調整
するものであり、y,ωx調整装置11は、台盤10の
y軸方向の位置およびx軸のまわりの回動位置を調整す
る。
【0013】ウエハWは、図2に示すように、前工程に
よって形成されたウエハパターンWPと、その上に被着
されたレジストを有するもので、以下に、ウエハWを
ウエハステージ5に保持させ、ウエハWとマスクMのx
軸方向の位置合わせを行う場合に、露光光L0 の入射角
と各アライメント光AX1 ,AX2 ,AY1 ,AY2
入射角の差によって発生する転写ずれを説明する。
【0014】マスクMは、図3に示すように、その中央
部分M0 にマスクパターンMPを有し、その両側縁に隣
接する位置には、x軸方向の位置合わせを行うための1
対のxアライメントマークMX1 ,MX2 と、y軸方向
の位置合わせを行うための1対のyアライメントマーク
MY1 ,MY2 が設けられている。ウエハWも、各露光
領域のウエハパターンWPを有する中央部分の両側縁に
一対のxアライメントマークWX1 ,WX2 および一対
のyアライメントマークWY1 ,WY2 (図示せず)を
有し、これらはそれぞれ、前記マスクの各xアライメン
トマークMX1,MX2 および各yアライメントマーク
MY1 ,MY2 に対応する位置に配設される。なお、マ
スクMの各xアライメントマークMX1 ,MX2 および
各yアライメントマークMY1 ,MY2 は前記アライメ
ント光AX1 ,AX2 ,AY1 ,AY2 のそれぞれをウ
エハに対して垂直に曲げるマークであり、また、ウエハ
Wのマスクのxアライメントマークのそれぞれに対応す
る各xアライメントマークWX1 ,WX2 およびマスク
のyアライメントマークのそれぞれに対応する各yアラ
イメントマークWY1 ,WY2 はそれぞれ前記マスクの
アライメントマークに曲げられたアライメント光AX
1 ,AX2 ,AY1 ,AY2 を反射する回折格子によっ
て形成されている。
【0015】マスクMとウエハWの位置合わせ工程にお
いて、図2に示すように、ウエハWの各xアライメント
マークWX1 ,WX2 に照射される各アライメント光A
1,AX2 は、その入射角であるウエハWの表面の法
線に対する傾斜角のx軸方向の成分βx1 .βx2 によ
ってそれぞれx軸方向の位置ずれの測定誤差δx1 .δ
2 を生じる。また同様に、ウエハWの各yアライメン
トマークWY1 ,WY2 に照射される各アライメント光
AY1 ,AY2 は、その入射角であるウエハW(マスク
M)の表面の法線に対する傾斜角(入射角)のy軸方向
の成分βy1 .βy2 によってそれぞれy軸方向の位置
ずれの測定誤差δy1 .δy2 を生じる。各測定誤差δ
1 .δx2 ,δy1 .δy2 は、それぞれ、式(1)
〜(4)で表わされる。
【0016】δx1 =Gβx1 (1) δx2 =Gβx2 (2) δy1 =Gβy1 (3) δy2 =Gβy2 (4) ここでG:ウエハWとマスクMの間の距離 また、ウエハWに露光光L0 を照射してレジストRの露
光を行うときには、露光中心0におけるウエハWの露光
領域に入射する露光光L0 とその入射角であるウエハW
の表面の法線に対する傾斜角のx軸方向およびy軸方向
の成分αx0 .αy0 によってそれぞれx軸方向および
y軸方向の転写ずれδx0 .δy0 を発生し、これらは
式(5),(6)で表わされる。
【0017】δx0 =Gαx0 (5) δy0 =Gαy0 (6) x軸方向の転写ずれδx0 によってx軸方向の位置ずれ
の測定誤差δx1 .δx2 をそれぞれ相殺することで補
正量Cx1 ,Cx2 を得たうえで、両者を平均してx軸
方向の位置ずれの補正値Cxを得る。同様にy軸方向の
位置ずれの測定誤差δx1 .δx2 とy軸方向の転写ず
れδy0 から補正量Cy1 ,Cy2 を得て、両者を平均
することでy軸方向の位置ずれの補正値Cyを得る。す
なわち、 Cx1 =δx1 −δx0 (7) Cx2 =δx2 −δx0 (8) Cy1 =δy1 −δy0 (9) Cy2 =δy2 −δy0 (10) Cx=(Cx1 +Cx2 )/2 (11) Cy=(Cy1 +Cy2 )/2 (12) 式(1)ないし(6)から式(7)ないし(10)を次
のように変形できる。
【0018】 Cx1 =G(βx1 −αx0 ) (13) Cx2 =G(βx2 −αx0 ) (14) Cy1 =G(βy1 −αy0 ) (15) Cy2 =G(βy2 −αy0 ) (16) そこで、ウエハWとマスクMの位置合わせを行う前に、
露光中心0における露光光L0 の傾斜角(入射角)およ
び各アライメント光AX1 ,AX2 ,AY1 ,AY2
傾斜角(入射角)をピンホール8およびエリアセンサ7
によって測定し、式(11)〜(16)によってx軸方
向の位置ずれ量の補正値Cxと、y軸方向の位置ずれ量
の補正値Cyを算出し、これらを検出装置4aに記憶さ
せる。
【0019】各アライメント光AX1 ,AX2 ,AY
1 ,AY2 による位置合わせにおいては、検出装置4a
によって検出された位置ずれ量が前記位置ずれ量の補正
値Cx,Cyによって修正され、修正された位置ずれ量
に基づいてxy駆動装置5bが駆動されて位置合わせが
行われる。
【0020】また、ウエハWの露光領域に入射する露光
光L0 の露光中心0における傾斜角(入射角)のxおよ
びy軸方向の成分αx0 ,αy0 を測定する替わりに各
アライメント光AX1 ,AX2 とともにマスクMの各x
アライメントマークMX1 ,MX2 に入射する露光光の
傾斜角(入射角)のx軸方向の成分αx1 ,αx2 と、
各アライメント光AY1 ,AY2 とともに各yアライメ
ントマークMY1 ,MY2 に入射する露光光の傾斜角の
y軸方向の成分αy1 ,αy2 を測定してもよい。
【0021】すなわち、図4に示すように、マスクMの
各xアライメントマークMX1 ,MX2 に入射する露光
光の傾斜角αx1 ,αx2 は露光光のx軸方向の発散角
を2φxとしたときにそれぞれφx+αx0 ,φx−α
0 と算出される。y軸方向についても同様であるから
式(17),(18)が成立する。これより求めたαx
0 ,αy0 を式(13)〜(16)に代入することによ
って補正値Cx1 ,Cx2 ,Cy1 ,Cy2 を算出し、
これらを式(11),(12)によって平均することで
各補正値Cx,Cyを求めることができる。
【0022】 αx0 =(αx1 −αx2 )/2 (17) αy0 =(αy1 −αy2 )/2 (18) なお、露光光L0 の傾斜角のx軸方向の成分αx0 およ
びy軸方向の成分αy0 のそれぞれによる転写ずれの測
定誤差εx0 ,εy0 と、ウエハWとマスクMの間の距
離Gの測定誤差Δgの間には以下の関係が成立する。
【0023】 εx0 =αx0 ・Δg (19) εy0 =αy0 ・Δg (20) 例えば、Δg=2μm、εx0 とεy0 の許容値が0.
002μmである場合には αx0 ≦1mrad (21) αy0 ≦1mrad (22) でなければならない。
【0024】また、エリアセンサ7は露光光、xおよび
yアライメント光双方に感度をもち、検出分解能は0.
1μm程度である。
【0025】検出精度を高めるためにはエリアセンサ7
上のスポット径をできるだけ小さくする必要がある。ス
ポット径はピンホール8の内径により決まり、内径の決
定要因としては、入射光の波長による回折が考えられ
る。露光光の波長は1nm程度で回折が無視できるのに
対し、xおよびyアライメント光の波長は785nmで
回折によりスポット径が広がることが考えられる。この
スポツト径が、広がらない範囲で前記内径を小さくし、
エリアセンサ7とピンホール8の間の距離を大きくする
ことにより、露光光、xおよびyアライメント光双方の
入射角を高精度に検出できる。一例として内径を200
μm、距離を50mmとしたとき、エリアセンサ7の分
解能が0.1μmであれば、角度検出分解能は2μra
dとなる。
【0026】次に図5および図6に基づいて各補正値C
x,Cyを算出する手順を説明する。
【0027】ステップ1でマスクのxアライメントマー
クMX1 にてアライメント光および露光光のそれぞれの
傾斜角のx軸方向の成分βx1 、αx1 を測定し、ステ
ップ2でマスクのxアライメントマークMX2 にてアラ
イメント光および露光光のそれぞれの傾斜角のx軸方向
の成分βx2,αx2 を測定し、ステップ3で露光中心に
おける露光光の傾斜角のx軸方向の成分αx0 を算出
し、ステップ4でこれが、例えば1mradの許容値を
越えているか否かを判定し、越えていなければステップ
6へ進み、越えていればステップ5で減圧室のωy調整
装置を制御してステップ1へもどる。
【0028】ステップ6でマスクのyアライメントマー
クMY1 にてアライメント光および露光光のそれぞれの
傾斜角のy軸方向成分βy1 ,αy1 を測定し、ステッ
プ7でマスクのyアライメントマークMY2 にてアライ
メント光および露光光のそれぞれの傾斜角のy軸方向成
分βy2 ,αy2 を測定し、ステップ8で露光中心にお
ける露光光の傾斜角のy軸方向の成分αy0 を算出し、
ステップ9でこれが、例えば1mradの許容値を越え
ているか否かを判定し、越えていればステップ10で減
圧室のωx調整装置を制御してステップ1またはステッ
プ6へもどり、越えていなければ、ステップ11へ進
み、式(13)〜(16)によって各補正値Cx1 ,C
2 ,Cy1 ,Cy2 を算出する。ステップ12でx軸
方向の両補正値Cx1 ,Cx2 の差の絶対値およびy軸
方向の両補正値Cy1 ,Cy2 の差の絶対値がそれぞれ
許容値εx,εyを越えていないことを確かめたうえ
で、ステップ13で式(11),(12)によって各補
正値Cx,Cyを算出する。
【0029】なお、許容値εx,εyはウエハとマスク
の間の距離の測定誤差の許容値やウエハステージの駆動
装置の性能に基づいて設定されるものである。
【0030】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
【0031】アライメント光の入射角と露光光の入射角
が同じでないために発生する転写ずれを容易に防ぐこと
ができる。その結果、高精度の露光、転写が容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例を説明する説明図である。
【図2】本実施例の露光光の傾斜角による転写ずれおよ
びマスクの各xアライメントマークに入射するアライメ
ント光の傾斜角による位置ずれの測定誤差を説明する説
明図である。
【図3】マスクの各xアライメントマークおよびyアラ
イメントマークを説明する図である。
【図4】露光光の発散角を説明する説明図である。
【図5】本実施例によって各補正値を算出する手順の一
部分を示すフローチャートである。
【図6】前記手順の残りの部分を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
0 露光光 AX1 ,AX2 ,AY1 ,AY2 アライメント光 W ウエハ M マスク 3 減圧室 4 アライメント光学系 4a 検出装置 5 ウエハステージ 5a xy駆動装置 7 エリアセンサ 8 ピンホール
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−72611(JP,A) 特開 平4−148812(JP,A) 特開 平4−32217(JP,A) 特開 平4−88621(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスクと該マスクを介して露光光によっ
    て露光される基板の間の位置ずれを、前記マスクのアラ
    イメントマークと前記基板のアライメントマークとアラ
    イメント光とを用いて検出し補正する工程を有する露光
    方法であって、前記基板を保持する基板ステージに設けた入射角測定手
    段により前記露光光の入射角と前記アライメント光の入
    射角を測定し、前記アライメント光の入射角と前記露光
    光の入射角の差 を考慮して前記位置ずれの補正を行なう
    ことを特徴とする露光方法。
  2. 【請求項2】 マスクと該マスクを介して露光光によっ
    て露光される基板の間の位置ずれを前記マスクの複数の
    アライメントマークと前記基板の複数のアライメントマ
    ークと複数のアライメント光とを用いて検出し補正する
    工程を有する露光方法であって、前記基板を保持する基板ステージに設けた入射角測定手
    段により、前記マスクの各アライメントマーク位置にお
    ける前記露光光の入射角と前記マスクの各アライメント
    マーク位置における前記各アライメント光の入射角を測
    定し、 前記マスクの各アライメントマーク位置における前記露
    光光の入射角から、露光中心における前記露光光の入射
    角を算出し、 該露光中心における前記露光光の入射角と、前記マスク
    の各アライメントマーク位置における前記アライメント
    光の入射角の差 を考慮して前記位置ずれの補正を行なう
    ことを特徴とする露光方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の露光方
    法を実行することを特徴とする露光装置。
  4. 【請求項4】 マスクを保持する手段と、前記マスクを
    介して露光光によって露光される基板を保持する基板ス
    テージと、前記マスクのアライメントマークと前記基板
    のアライメントマークとにアライメント光を照射し、各
    アライメントマークからの光を検出するアライメント光
    学系と、前記基板ステージを移動させる駆動手段と、前
    記アライメント光学系の出力に基づいて前記マスクと前
    記基板の間の位置ずれを検出する検出手段と、前記基板
    ステージに設けた前記露光光の入射角と前記アライメン
    ト光の入射角を測定する入射角測定手段とを有すること
    を特徴とする露光装置。
  5. 【請求項5】 前記入射角測定手段は、基板ステージの
    凹所の底部に設けられたエリアセンサと、前記基板ステ
    ージの前記凹所の上部に設けたピンホールとを備えるこ
    とを特徴とする請求項4記載の露光装置。
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