JP3319043B2 - 自動演奏装置 - Google Patents

自動演奏装置

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JP3319043B2
JP3319043B2 JP16188493A JP16188493A JP3319043B2 JP 3319043 B2 JP3319043 B2 JP 3319043B2 JP 16188493 A JP16188493 A JP 16188493A JP 16188493 A JP16188493 A JP 16188493A JP 3319043 B2 JP3319043 B2 JP 3319043B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、演奏者の演奏に合わせ
て行われる自動演奏が制御される自動演奏装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】演奏者の演奏に合せて自動演奏を行うこ
とのできる電子楽器が数多くあるが、その中で特に、自
動演奏される楽曲音のうち特定のパート、例えば特定の
音色を有する特定のメロディー音のパートの楽曲音の放
音をカットする機能、いわゆるマイナスワン機能を有す
る自動演奏機能付き電子楽器が知られている。
【0003】このようなマイナスワン機能を用いること
により、演奏者は、自動演奏される楽曲音に合せて上述
のカットされたパート(マイナスワンパート)の楽曲音
を演奏することにより、自動演奏される楽曲音と合奏を
行うことができる。
【0004】上述のマイナスワン機能を有する自動演奏
機能付き電子楽器において、演奏者が途中で演奏する楽
曲音がわからなくなって演奏を中断してしまうと、マイ
ナスワンパート以外のパートの楽曲音のみが自動演奏に
よって放音されることになってしまう。このような場合
には、演奏者がその都度、マイナスワンパートの楽曲音
が放音されるようにスイッチ操作を行って、その楽曲音
の確認をしなければならず、操作性が悪くなってしま
う。
【0005】そこで、そのような操作性の悪さを解決す
るために、従来、上述のマイナスワン機能の作動時に、
演奏者が一定時間演奏操作を行わなかった場合に、自動
的にマイナスワンパートの楽曲音が放音されるように動
作する機能、いわゆるアシスト機能が搭載された自動演
奏機能付き電子楽器が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のアシス
ト機能が搭載された自動演奏機能付き電子楽器の従来技
術では、演奏者が一定時間演奏操作を行わなかった場合
にマイナスワンパートの楽曲音が放音されるように動作
するため、自動演奏される楽曲のテンポによって演奏者
が演奏操作を中断してからマイナスワンパートの楽曲音
が放音されるようになるまでのタイミングが変化してし
まう。
【0007】例えば、図10(a) に示されるマイナスワ
ンパートの楽曲音に対してアシスト機能が適用される場
合において、例えばテンポが60(1分間に4分音符が
60個)に設定されている場合に、例えば、自動演奏メ
モリから図10(b) のAで示されるタイミングでノート
オンデータが読み出されるとする。これに対して、演奏
者が、図10(b) のBで示されるタイミングで鍵盤上で
押鍵操作などを行い、図10(a) の音符aに対応する押
鍵操作後、演奏を中断してしまったとする。この場合、
音符aに対応するノートオンデータの出力後、一定時間
である例えば3秒が経過した時点の図10(a) の音符b
に対応するノートオンデータ以降、自動演奏メモリから
読み出されるノートオンデータに基づいて、図10(b)
のCで示されるように、マイナスワンパートの楽曲音が
音源から放音される。
【0008】これに対して、例えばテンポが100に設
定されている場合には、自動演奏メモリからノートオン
データが読み出されるタイミングは、テンポが60であ
る場合の図10(b) のAの場合に比較して、図10(c)
のDに示されるように早くなる。そして、演奏者が、図
10(c) のEで示されるタイミングで鍵盤上で押鍵操作
などを行い、テンポが60の場合と同様、図10(a) の
音符aに対応する押鍵操作後、演奏を中断してしまった
とする。この場合、音符aに対応するノートオンデータ
の出力後、一定時間である例えば3秒が経過した時点
は、テンポが60である場合の図10(b) の音符bに対
応するノートオンデータではなく、図10(a) の音符c
に対応するノートオンデータとなってしまい、そのノー
トオンデータ以降、自動演奏メモリから読み出されるノ
ートオンデータに基づいて、図10(c) のFで示される
ように、マイナスワンパートの楽曲音が音源から放音さ
れることになる。
【0009】以上のように、従来技術では、自動演奏さ
れる楽曲のテンポによって演奏者が演奏操作を中断して
からマイナスワンパートの楽曲音が放音されるようにな
るまでのタイミングが変化してしまうため、演奏者は、
途中でテンポを変更した場合に、同じ状態で楽曲音の練
習を行うことができなくなってしまうという問題点を有
している。
【0010】本発明の課題は、自動演奏される楽曲のテ
ンポが変化しても演奏者が演奏操作を中断してからマイ
ナスワンパートの楽曲音が放音されるようになるまでの
楽曲上の位置を一定にして操作性を向上させることにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】手動演奏操作に伴って演
奏操作データが生成されたことを検出する演奏操作デー
タ検出手段と、所定パートの自動演奏データを記憶する
自動演奏データ記憶手段と、 前記自動演奏データ記憶
手段から前記所定パートの自動演奏データを順次読み出
す自動演奏データ読出手段と、前記演奏操作データが生
成されたことを前記演奏操作データ検出手段が検出した
ときは、当該演奏操作データに応じて楽音を生成して発
音するとともに、前記所定パートの自動演奏データを楽
音として生成することを停止する第1の発音指示手段
と、前記演奏操作データ検出手段が前記演奏操作データ
を生成したことを検出しなくなった後、前記自動演奏デ
ータ読出手段が所定種類且つ所定数の自動演奏データを
読み出したか否かを判定する判定手段と、前記判定手段
が前記所定種類且つ所定数の前記自動演奏データを読み
出されたことを判定した場合は、当該読み出された前記
所定パートの自動演奏データに応じて楽音を生成して発
音する第2の発音指示手段と、を具備して成る自動演奏
装置である。
【0012】上述の発明の構成において、前記判定手段
が判定する前記所定種類の自動演奏データは、発音開始
を示すものであったり、或いは、楽曲の区切り位置を示
すものである。
【0013】上述の発明の構成において、前記第2の発
音指示手段は、前記所定パートの自動演奏データに応じ
た楽音を生成して発音開始した後に前記演奏操作データ
検出手段が前記演奏操作データを生成したことを検出し
た場合、それ以後、前記所定パートの自動演奏データに
対応する楽音を生成して発音することを停止するように
構成することができる。
【0014】また、このまでの発明の構成において、次
のような手段を更に設けて構成することもできる。前記
所定のパート以外のパートに対応する第2の自動演奏デ
ータを記憶する第2の自動演奏データ記憶手段と、該第
2の自動演奏データ記憶手段から前記第2の自動演奏デ
ータを順次読み出す第2の自動演奏データ読出手段と、
前記第2の自動演奏データ読出手段によって前記第2の
自動演奏データが読み出された後に、この第2の自動演
奏データに応じた楽音を生成して発音する第3の発音指
示手段と、を具備して成る。
【0015】
【0016】
【0017】
【作用】演奏操作データ検出手段は手動演奏操作に伴っ
て演奏操作データが生成されたことを検出し、自動演奏
データ記憶手段は所定パートの自動演奏データを記憶し
ている。そして、自動演奏データ読出手段は前記自動演
データ記憶手段から前記所定パートの自動演奏データ
を順次読み出す。第1の発音指示手段は前記演奏操作デ
ータが生成されたことを前記演奏操作データ検出手段が
検出したときは、当該演奏操作データに応じて楽音を生
成して発音するとともに、前記所定パートの自動演奏デ
ータを楽音として生成することを停止させ、判定手段は
前記演奏操作データ検出手段が前記演奏操作データを生
成したことを検出しなくなった後、前記自動演奏データ
読出手段が所定種類且つ所定数の自動演奏データを読み
出したか否かを判定する。 そして、第2の発音指示手段
は前記判定手段が前記所定種類且つ所定数の前記自動演
奏データを読み出されたことを判定した場合は、当該読
み出された前記所定パートの自動演奏データに応じて楽
音を生成して発音する。
【0018】前記第2の発音指示手段は、前記所定パー
トの自動演奏データに応じた楽音を生成して発音開始し
た後に前記演奏操作データ検出手段が前記演奏操作デー
タを生成したことを検出した場合、それ以後、前記所定
パートの自動演奏データに対応する楽音を生成して発音
することを停止させ、演奏操作によって生成される前記
演奏操作データに基づく楽音を発音指示するものであ
る。
【0019】更に、第2の自動演奏データ記憶手段を設
けて前記所定のパート以外のパートに対応する第2の自
動演奏データを記憶して成り、第2の自動演奏データ読
出手段によって該第2の自動演奏データ記憶手段から前
記第2の自動演奏データを順次読み出す。そして、第3
の発音指示手段を設けることによって、前記第2の自動
演奏データ読出手段によって前記第2の自動演奏データ
が読み出された後に、この第2の自動演奏データに応じ
た楽音を生成して発音することができる。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の実施例
につき詳細に説明する。構成 図1は、本発明の実施例の全体構成図である。
【0021】制御部101は、それが内蔵する特には図
示しないROMなどに記憶されている制御プログラムに
基づいて動作し、鍵盤部102及びスイッチ部103を
走査して各キーの操作状態を取り込み、それらの操作状
態に応じて、手動音源部104に対して鍵盤部102に
おける演奏操作に対応する手動演奏データを出力する。
また、制御部101は、スイッチ部103の設定状態に
応じて、第1演奏データ読出部106に対して第1演奏
データの読出指示を行う。また、制御部101は、鍵盤
部102及びスイッチ部103の操作状態に応じて、第
2演奏データ読出部109に対して第2演奏データの読
出指示を行い、第2演奏データ読出部109から取り込
んだ第2演奏データに対応するマイナスワンパートの楽
曲音を発音すべきであると判定した場合には、その第2
演奏データを第2自動音源部110に出力する。
【0022】本実施例の電子楽器は、手動演奏のみのマ
ニュアルモードと、マイナスワン機能及びアシスト機能
を含む自動演奏を行う自動演奏モードとの2つのモード
を有しているが、第2演奏データ読出部109は、制御
部101からの指示に基づいて、自動演奏モード時に、
第2演奏データ記憶部108から、マイナスワンパート
の楽曲音に対応する第2演奏データを読み出し、それを
制御部101へ出力する。
【0023】第1演奏データ読出部106は、制御部1
01からの指示に基づいて、自動演奏モード時に、第1
演奏データ記憶部105から、マイナスワンパート以外
のパートの楽曲音に対応する第1演奏データを読出し、
それを第1自動音源部107へ出力する。
【0024】手動音源部104は、制御部101からの
手動演奏データに基づいて、演奏者が鍵盤部102で行
った押鍵操作に対応する楽音波形データを発生し、その
楽音波形データに対応する楽音を、出力部111を介し
てスピーカ112から放音させる。
【0025】第1自動音源部107は、自動演奏モード
時に、第1演奏データ読出部106からの第1演奏デー
タに基づいて、マイナスワンパート以外のパートの楽曲
音に対応する楽音波形データを発生し、その楽音波形デ
ータに対応する楽音を、出力部111を介してスピーカ
112から放音させる。
【0026】第2自動音源部110は、自動演奏モード
時に、第2演奏データ読出部109から制御部101を
介して特定の条件で出力される第2演奏データに基づい
て、マイナスワンパートの楽曲音に対応する楽音波形デ
ータを発生して、その楽音波形データに対応する楽音
を、出力部111を介してスピーカ112から放音させ
る。
【0027】次に、図2は、自動演奏用の、第1演奏デ
ータ記憶部105に記憶される第1演奏データ、又は第
2演奏データ記憶部108に記憶される第2演奏データ
の記憶データ形式を示した図である。
【0028】TOP、TOP+1、TOP+2、・・
・、BTM−1、BTMとして示される各アドレスが、
1回の自動演奏イベントに対応しており、各アドレスは
自動演奏イベントの発生順序に対応している。そして、
各アドレスには、ノートオンデータ又はノートオフデー
タと、発音される楽音を特定するための音高を示すノー
トナンバ、及び次のノートオン/オフデータまでの時間
間隔を示すイベントタイムが記憶されている。動作原理 上述の構成を有する本発明の実施例の動作原理につい
て、図3の原理説明図を用いて説明する。
【0029】例えば、従来技術の説明における図10
(a) と同様の、図3(a) に示されるマイナスワンパート
の楽曲音に対して、アシスト機能が適用される場合につ
いて説明する。
【0030】制御部101は、スイッチ部103の特に
は図示しないテンポスイッチによって予め設定されたテ
ンポに同期して、第2演奏データ読出部109を介して
第2演奏データ記憶部108から、図3(b) のAで示さ
れるタイミングで第2演奏データであるノートオンデー
タを読み出す。この時点では、制御部101は、第2演
奏データ読出部109から取り込んだ第2演奏データ
を、第2自動音源部110へは出力しない。
【0031】これに対し、演奏者は、第1演奏データ読
出部106を介して第1演奏データ記憶部105から読
み出した第1演奏データに基づき第1自動音源部107
から出力部111を介してスピーカ112より放音され
る自動伴奏音に合せて、図3(b) のBで示されるタイミ
ングで鍵盤部102上で押鍵操作を行う。制御部101
は、この押鍵操作に対応する手動演奏データを手動音源
部104に出力する。この結果、手動音源部104から
出力部111を介してスピーカ112より、押鍵操作に
対応する楽音が図3(b) のBで示されるタイミングで放
音される。
【0032】その後、演奏者は、図3(a) の音符aに対
応する押鍵操作後に、図3(b) のBに示されるように、
押鍵操作を中断してしまったとする。この場合、制御部
101は、音符aに対応する押鍵操作の後、次に押鍵操
作がなされるまでに第2演奏データ読出部109からノ
ートオンデータをいくつ取り込んだかをカウントしてい
る。そして、制御部101は、図3(b) のCに示される
ようにそのカウント値が2になった時点の次の時点、即
ち、押鍵操作がなされない状態でノートオンデータを3
つ取り込んだ時点である図3(a) の音符bに対応するノ
ートオンデータの読み込み時点以降、第2演奏データ読
出部109から取り込んだ第2演奏データを、図3(b)
のDで示されるように第2自動音源部110へ出力す
る。
【0033】この結果、その時点以降、第2自動音源部
110から出力部111及びスピーカ112より、マイ
ナスワンパートの楽曲音の放音が開始される。上述した
ように、押鍵操作が中断されてから3つ目のノートオン
データの取り込みが行われた時点以降に取り込まれる第
2演奏データが第2自動音源部110へ出力開始され
る。そして、押鍵操作が中断されてから第2演奏データ
の第2自動音源部110への出力が開始されるまでのノ
ートオンデータの数はテンポが変化しても変化しない。
このため、押鍵操作が中断されてからマイナスワンパー
トの楽曲音の放音が開始されるまでの楽曲上の位置を、
テンポによらず一定にすることができ、演奏者は、テン
ポを変更しても、常に同じ状態で楽曲音の練習を行うこ
とができる。具体的動作 上述した構成及び動作原理に基づく本発明の実施例の具
体的な動作につき、以下に説明する。
【0034】図4は、図1の制御部101において実行
される制御動作の全体的な動作を示すメイン動作フロー
チャートである。この動作フローは、制御部101が特
には図示しないROMなどに記憶された制御プログラム
を実行する動作として実現される。
【0035】始めに、装置の電源が投入されると、制御
部101は、ステップS401において、初期処理を実
行する。この初期処理の動作フローチャートを図5に示
す。
【0036】まず、ステップS501で、現在、自動演
奏モードか否かを示すための自動演奏フラグJFが、マ
ニュアル演奏モードであることを示す値0に初期設定さ
れる。
【0037】次に、ステップS502で、マイナスワン
パートの楽音波形データの発生中を示すフラグNFが値
0に初期設定される。このフラグNFについては後述す
る。図4に戻って、制御部101は、ステップS401
の実行後、ステップS402〜S406又はS407の
処理を、繰り返し実行する。
【0038】まず、制御部101は、ステップS402
のスイッチスキャン処理で、図1のスイッチ部103の
設定状態を走査し、その設定状態を取り込む。次に、制
御部101は、ステップS403のスイッチ処理で、特
には図示しない音色スイッチの操作に基づいて、手動音
源部104などに対して音色を指示する処理などを実行
する。また、制御部101は、ステップS403のスイ
ッチ処理の一部の処理であって本発明に関連する処理と
して、後述する図6の動作フローチャートで示される処
理を実行する。
【0039】また、制御部101は、ステップS404
の鍵スキャン処理で、図1の鍵盤部102の鍵の押鍵状
態を走査し、その押鍵状態を取り込む。続いて、制御部
101は、ステップS405の鍵処理で、上述の押鍵状
態に対応して、後述する図7の動作フローチャートで示
される処理を実行する。
【0040】更に、制御部101は、ステップS406
で、現在、自動演奏フラグJFが自動演奏モードを示す
値1であるか否かを判定し、その判定がYESならば、
ステップS407の第2自動演奏処理、すなわち後述す
る図8の動作フローチャートで示される処理を実行す
る。
【0041】その後、制御部101は、ステップS40
2の実行に制御を戻す。なお、特には図示しないが、上
述の制御部101におけるメイン動作フローチャートの
処理と共に、第1演奏データ読出部106において、第
1自動演奏処理も実行される。
【0042】図6は、図4のスイッチ処理S403のう
ち、本発明に関連する一部の処理の動作フローチャート
である。ここでは、自動演奏モードの設定及び解除等が
行われる。
【0043】まず、ステップS601で、図1のスイッ
チ部103内の特には図示しない自動演奏スイッチがオ
ンされているか否かが判定される。自動演奏スイッチが
オンされておりステップS601の判定がYESなら、
ステップS602で、今まで自動演奏フラグJFの値が
0であったか否か、即ち、今まで自動演奏モードでなか
ったか否かが判定される。11まで自動演奏モードでな
くステップS602の判定がYESなら、ステップS6
03〜S607の処理が実行される。
【0044】即ち、まず、ステップS603では、自動
演奏フラグJFの値が、自動演奏モ13であることを示
す値1に設定される。ステップS604では、自動演奏
制御用のタイマレジスタTIMの値が、0にリセットさ
れる。このタイマレジスタTIMは、制御部101内に
設けられている。
【0045】ステップS605では、第2演奏データ読
出部109内のアドレスレジスタADRに対して、第2
演奏データ記憶部108内の第2演奏データの先頭アド
レスTOPが設定される。
【0046】ステップS606では、マイナスワンパー
トの演奏開始を判定するためのカウンタレジスタCTR
の値が0にリセットされる。カウンタレジスタCTR
は、制御部101内に設けられている。
【0047】そして、ステップS607では、第1演奏
データ読出部106に対して、第1の自動演奏の開始指
示がなされる。一方、今まで自動演奏モードでステップ
S602の判定がNOなら、ステップS608〜S61
2の処理が実行される。
【0048】即ち、まず、ステップS608では、自動
演奏フラグJFの値が、自動演奏モードでないことを示
す値0に設定される。次に、ステップS609で、現
在、フラグNFの値が1であるか否かが判定される。
【0049】ステップS609の判定がYESなら、ス
テップS610とS611が実行され、ステップS60
9の判定がNOなら、ステップS610とS611が実
行されない。これらのステップの処理については後述す
る。
【0050】ステップS612では、第1演奏データ読
出部106に対して、第1の自動演奏の終了指示がなさ
れる。上述した処理に関連して、第2の自動演奏処理
は、後述する図4のメイン動作フローチャートのステッ
プS407で実行されるが、第1の自動演奏処理は、第
1演奏データ読出部106によって自律的に実行され
る。
【0051】即ち、第1演奏データ読出部106は、制
御部101から第1の自動演奏の開始指示を受け取ると
(図6のステップS607参照)、以下のような自律的
な第1の自動演奏処理を実行開始する。
【0052】まず、第1演奏データ読出部106は、第
1演奏データ記憶部105内の第1演奏データの先頭ア
ドレスから、第1演奏データとして、ノートオン/オフ
データ、ノートナンバ、及びイベントタイムを1組読み
出し、そのノートオン/オフデータとノートナンバを第
1自動音源部107へ出力する。この結果、第1自動音
源部107は、そのノートオン/オフデータ及びノート
ナンバに対応する自動伴奏用の楽音波形データの生成開
始又は生成終了を行う。これと共に、第1演奏データ読
出部106は、イベントタイムを内部のタイマにセット
する。その後、このタイマの値は一定時間毎にディクリ
メントされる。そして、このタイマの値が0になると、
次のノートオン/オフデータ、ノートナンバ、及びイベ
ントタイムが読み出され、上述と同様の動作が繰り返さ
れる。このようにして、第1自動音源部107から出力
部111を介してスピーカ112より、第1演奏データ
に基づく自動伴奏音が放音される。この自動伴奏音は、
マイナスワンパート以外のパートの楽曲音に対応し、自
動演奏モード中は常に放音される。
【0053】第1演奏データ読出部106は、制御部1
01から第1の自動演奏の終了指示を受け取ると(図6
のステップS612参照)、上述した第1の自動演奏処
理を終了する。
【0054】次に、図7は、図4のステップS405の
鍵処理の詳細な動作フローチャートである。まず、ステ
ップS701では、図4のステップS404の鍵スキャ
ン処理の結果、鍵盤部102の何れかの鍵において押鍵
が発生したか否かが判定される。
【0055】ステップS701の判定がNOの場合に
は、ステップS702〜S704は実行されないが、Y
ESの場合には、これらの処理が実行される。ステップ
S702では、自動演奏フラグJFの値が1であるか否
か、即ち、現在、自動演奏モードであるか否かが判定さ
れる。
【0056】ステップS702の判定がYESなら、ス
テップS703で、マイナスワンパートの演奏開始を判
定するためのカウンタレジスタCTRの値が0にリセッ
トされる。このカウンタレジスタCTRの機能について
は、図8の第2自動演奏処理の説明において後述する。
【0057】ステップS702の判定がNOの場合、又
はステップS703の処理の後、ステップS704で、
押鍵された鍵に対応するノートナンバが設定されたノー
トオンを示す手動演奏データが手動音源部104に出力
されることにより、手動音源部104に対して押鍵され
た鍵に対応する楽音の発音指示がなされる。
【0058】次に、ステップS701の判定がNOの場
合、又はステップS704の処理の後、ステップS70
5では、図4のステップS404の鍵スキャン処理の結
果、鍵盤部102の何れかの鍵において離鍵が発生した
か否かが判定される。
【0059】ステップS705の判定がNOなら、その
まま図4のステップS405の鍵処理を終了するが、こ
の判定がYESなら、ステップS706が実行される。
ステップS706では、離鍵された鍵に対応するノート
ナンバが設定されたノートオフを示す手動演奏データが
手動音源部104に出力されることにより、手動音源部
104に対して離鍵された鍵に対応する楽音の消音指示
がなされる。
【0060】この処理の後、図4のステップS405の
鍵処理を終了する。次に、図8は、図4のステップS4
07の第2自動演奏処理の詳細な動作フローチャートで
ある。ここでは、制御部101は、第2演奏データ読出
部109から第2演奏データを読み込みながら、演奏者
による鍵盤部102における押鍵操作がなされない状態
で3つのノートオンデータを読み込んだか否かを判定す
る処理、及びその判定が肯定的となった場合に、それ以
降に第2演奏データ読出部109から読み込んだ第2演
奏データを第2自動音源部110に出力することによっ
て、第2自動音源部110に対して第2の自動演奏を実
行させる処理を実行する。
【0061】まず、ステップS801では、制御部10
1内のタイマレジスタTIMの値が0になったか否かが
判定される。このレジスタの値は、最初に自動演奏モー
ドが設定されたときに、図4のステップS403のスイ
ッチ処理における図6のステップS604で、0にリセ
ットされている。従って、自動演奏の開始時は、ステッ
プS801の判定はYESとなる。
【0062】この結果、ステップS802で、第2演奏
データ読出部109に対して、そのアドレスレジスタA
DRの値で示される第2演奏データ記憶部108のアド
レスからの第2演奏データの読出しが指示される。
【0063】アドレスレジスタADRの値は、最初に自
動演奏モードが設定されたときに、図4のステップS4
03のスイッチ処理における図6のステップS605に
おいて、第2演奏データの先頭アドレスTOPが設定さ
れている(図2参照)。従って、自動演奏の開始時は、
ステップS802で、第2演奏データとして、先頭の例
えばノートオンデータ、ノートナンバ、及びイベントタ
イムが1組読み出される。
【0064】ステップS803では、読み込まれた第2
演奏データがノートオンを示しているかノートオフを示
しているかが判定される。自動演奏の開始時には、最初
に読み出される第2演奏データは、必ずノートオンを示
している。従って、自動演奏の開始時には、第2演奏デ
ータがノートオンを示していると判定され、ステップS
804が実行される。
【0065】続いて、ステップS803では、カウンタ
レジスタCTRの値が2になっているか否かが判定され
る。このレジスタの値は、最初に自動演奏モードが設定
されたときに、図4のステップS403のスイッチ処理
における図6のステップS606で、0にリセットされ
ている。従って、自動演奏の開始時は、ステップS80
4の判定はNOとなり、ステップS805が実行され
る。
【0066】ステップS805では、カウンタレジスタ
CTRの値が+1される。次に、ステップS811で
は、タイマレジスタTIMに、ステップS802で読み
込まれた第2演奏データのイベントタイムが設定され
る。
【0067】その後、ステップS812で、第2演奏デ
ータ読出部109内のアドレスレジスタADRが第2演
奏データ記憶部108に記憶されている第2演奏データ
の最終アドレスBTM(図2参照)を示しているか否か
が判定される。
【0068】ステップS812の判定がNOなら、ステ
ップS813で、第2演奏データ読出部109内のアド
レスレジスタADRの値が+1され、ステップS801
に戻り、タイマレジスタTIMには先程イベントタイム
が設定されたばかりであるから、その判定がNOとなっ
て、図4のステップS407の第2自動演奏処理を終了
する。
【0069】その後、図4のメイン動作フローチャート
の各処理が繰り返し実行され、ステップS407の第2
自動演奏処理が実行される毎に、図8のステップS80
1の判定処理が繰り返され、タイマレジスタTIMの値
が0になっていなければ、ステップS407の第2自動
演奏処理は即座に終了する。この間、タイマレジスタT
IMの値は、制御部101内のハードタイマからの一定
時間毎の割込みに基づき実行される図9の動作フローチ
ャートで示されるインタラプト処理により、ステップS
901でその値が0になったと判定されるまで、ステッ
プS902で、1ずつディクリメントされる。そして、
タイマレジスタTIMにセットされたイベントタイム分
の時間が経過し、タイマレジスタTIMの値が0になる
と、図8のステップS801の判定がYESとなる。
【0070】この結果、ステップS802で、第2演奏
データ読出部109に対して、ステップS813で順次
インクリメントされるアドレスレジスタADRの値で示
される第2演奏データ記憶部108のアドレスからの新
たな第2演奏データの読出しが指示される。そして、ス
テップS803〜S810の処理の実行後、ステップS
811で、タイマレジスタTIMに、ステップS802
で新たに読み込まれた第2演奏データのイベントタイム
が設定され、ステップS812を介して、ステップS8
13でアドレスレジスタADRの値が+1された後に、
ステップS801の判定がNOとなって、図4のステッ
プS407の第2自動演奏処理を終了する。
【0071】以上のようにして、制御部101は、第2
演奏データ読出部109を介して第2演奏データ記憶部
108から、第2演奏データを、そのイベントタイムに
基づいてタイミングで、順次読み出して行く。
【0072】上述の処理の繰り返しの間、演奏者が鍵盤
部102において押鍵操作を行う毎に、図4のステップ
S405の鍵処理における図6のステップS703で、
カウンタレジスタCTRの値がリセットされる。従っ
て、演奏者が鍵盤部102において押鍵操作を行ってい
れば、図8のステップS803で読み込まれた第2演奏
データがノートオンを示していると判定された場合、ス
テップS804の判定は必ずNOとなる。このため、ス
テップS806の処理は実行されず、第2演奏データが
第2自動音源部110に出力されることはなく、マイナ
スワンパートの楽曲音は放音されない。また、ステップ
S807の処理も実行されないため、フラグNFの値
は、電源オン時に図4のステップS401の初期処理に
おける図5のステップS502で0にリセットされたま
まとなっている。従って、ステップS803で読み込ま
れた第2演奏データがノートオフを示していると判定さ
れた場合には、ステップS808の判定がNOとなっ
て、ノートオフを示す第2演奏データも第2自動音源部
110に出力されることはない。
【0073】一方、演奏者が鍵盤部102において押鍵
操作を中断してしまった場合、図4のステップS405
の鍵処理における図6のステップS701の判定がNO
となり、ステップS703が実行されないためカウンタ
レジスタCTRの値がリセットされなくなる。従って、
演奏者が鍵盤部102において押鍵操作を中断した場合
には、図8のステップS803においてステップS80
2で読み込まれた第2演奏データがノートオンを示して
いると判定された場合、ステップS804の判定がNO
となった後にステップS805でカウンタレジスタCT
Rの値が順次インクリメントされる結果、やがてカウン
タレジスタCTRの値が2になり、ステップS804の
判定がYESとなる。このため、ステップS806で、
ステップS802で読み込まれたノートオンを示す第2
演奏データが第2自動音源部110に出力されることに
よって、第2自動音源部110に対してその第2演奏デ
ータに対応する楽音の発音指示がなされる。この結果、
マイナスワンパートの楽曲音が放音されるようになる。
また、ステップS807の処理も実行され、フラグNF
の値が1にセットされる。
【0074】これ以後、演奏者が鍵盤部102において
押鍵操作を行わなければ、カウンタレジスタCTRの値
は2のままとなるため、図4のステップS407の第2
自動演奏処理が実行される毎に、図8のステップS80
3においてステップS802で読み込まれた第2演奏デ
ータがノートオンを示していると判定された場合は、ス
テップS804の判定がYESとなって、ステップS8
02で新たに読み込まれたノートオンを示す第2演奏デ
ータが第2自動音源部110に出力されることにより、
第2自動音源部110に対してその第2演奏データに対
応するマイナスワンパートの楽曲音の発音指示がなされ
る。
【0075】また、フラグNFの値はステップS807
で1にセットされるため、演奏者が鍵盤部102におい
て押鍵操作を行わないまま図4のステップS407の第
2自動演奏処理が実行されたときに、図8のステップS
803においてステップS802で読み込まれた第2演
奏データがノートオフを示していると判定された場合に
は、ステップS808の判定がYESとなる。この結
果、ステップS809において、ステップS802で新
たに読み込まれたノートオフを示す第2演奏データが第
2自動音源部110に出力されることにより、第2自動
音源部110に対してその第2演奏データに対応するマ
イナスワンパートの楽曲音の消音指示がなされる。ま
た、ステップS810で、フラグNFの値が0にリセッ
トされる。
【0076】以上のように、押鍵操作が中断されてから
3つ目のノートオンデータの取り込みが行われた時点以
降に取り込まれる第2演奏データが第2自動音源部11
0へ出力開始され、第2自動音源部110から出力部1
11を介してスピーカ112より、マイナスワンパート
の楽曲音の放音が開始されることになる。
【0077】上述の状態で、演奏者が鍵盤部102にお
いて押鍵操作を再開すると、図4のステップS405の
鍵処理における図6のステップS703で、カウンタレ
ジスタCTRの値がリセットされる。従って、それ以
降、図8のステップS803で読み込まれた第2演奏デ
ータがノートオンを示していると判定された場合、ステ
ップS804の判定がNOとなって、ステップS806
の処理は実行されなくなり、第2演奏データの第2自動
音源部110への出力は停止される。この結果、再びマ
イナスワンパートの楽曲音は放音されなくなる。
【0078】ここで、演奏者が鍵盤部102において押
鍵操作を再開する前に第2自動音源部110へ出力され
たノートオンを示す第2演奏データと対のノートオフを
示す第2演奏データが、演奏者が鍵盤部102において
押鍵操作を再開した後にステップS802で読み込まれ
た場合、フラグNFの値は1となっているため、ステッ
プS808の判定がYESとなり、ステップS809
で、そのノートオフを示す第2演奏データが第2自動音
源部110へ出力され、その後に、ステップS810で
フラグNFの値が0にリセットされる。この結果、演奏
者が鍵盤部102において押鍵操作を再開する前に第2
自動音源部110へ出力されたノートオンを示す第2演
奏データによって、マイナスワンパートの楽曲音が放音
されたままになってしまうことを防止することができ
る。
【0079】それと同様の理由で、マイナスワンパート
の楽曲音が放音されている状態で演奏者がスイッチ部1
03の自動演奏スイッチをオフにした場合には、図4の
ステップS403のスイッチ処理において、図6のステ
ップS609の判定がYESとなる結果、ステップS6
10で、第2自動音源部110に対して発音中の楽音の
消音指示がなされ、その後、フラグNFの値が0にリセ
ットされる。
【0080】また、演奏者が鍵盤部102において押鍵
操作を中断した直後に図8のステップS802で読み出
された第2演奏データがノートオフを示していた場合、
フラグNFの値は0のままとなっている。従って、ステ
ップS808の判定はNOとなり、そのノートオフを示
す第2演奏データは第2自動音源部110へ出力されな
い。これは、そのノートオフと対のノートオンを示す第
2演奏データは、演奏者が鍵盤部102において押鍵操
作を中断する前に読み込まれたものであって、第2自動
音源部110へは出力されていないため、上述のノート
オフを示す第2演奏データも第2自動音源部110へ出
力する必要はないためである。他の実施例 以上説明した図1の実施例において、手動音源部10
4、第1自動音源部107、及び第2自動音源部110
は、それぞれ異なる機能ブロックとして構成されている
が、1つの音源部が時分割処理によって上述の3種類の
音源動作を行うように構成されてもよい。
【0081】また、上述の実施例では、演奏者による押
鍵操作が中断されてから所定数(3つ)のノートオンデ
ータの取り込みが行われた時点以降に取り込まれる第2
演奏データが第2自動音源部110へ出力開始され、マ
イナスワンパートの楽曲音の放音が開始されるように構
成された。これに対して、第2演奏データとして例えば
楽曲の小節の区切りを示す小節線データを含ませること
ができれば、演奏者による押鍵操作が中断されてから所
定数の小節線データの取り込みが行われた時点以降に取
り込まれる第2演奏データが、第2自動音源部110へ
出力開始されるように構成することもできる。このよう
な構成により、楽曲の区切りのよいところでマイナスワ
ンパートの楽曲音の放音を開始させることができる。
【0082】尚、例えば電子弦楽器等、鍵盤楽器以外に
本発明を適用してもよい。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、マイナスワンパートの
楽曲音に対応する演奏データが所定の楽音発生手段など
に出力されるまでのタイミングは、演奏者が演奏操作を
中断してから所定数の所定種類の(発音開始或いは楽曲
の区切り位置を示す)演奏データが読み出されたか否か
に基づいて決定されるため、押鍵操作が中断されてから
マイナスワンパートの楽曲音の発生が開始されるまでの
楽曲上の位置を、テンポによらず一定にすることがで
き、演奏者は、テンポを変更しても、常に同じ状態で楽
曲音の練習を行うことが可能となる。
【0084】更に、演奏者は、マイナスワンパートの楽
曲音の発生が開始された後、演奏操作を再開することに
より、再びマイナスワンパートの楽曲音が発生されない
状態に戻すことができるように、構成することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【図2】演奏データの記憶データ形式を示した図であ
る。
【図3】本発明の実施例の原理説明図である。
【図4】メイン動作フローチャートを示した図である。
【図5】初期処理の動作フローチャートである。
【図6】スイッチ処理の一部の動作フローチャートであ
る。
【図7】鍵処理の動作フローチャートである。
【図8】第2自動演奏処理の動作フローチャートであ
る。
【図9】インタラプト処理の動作フローチャートであ
る。
【図10】従来技術の問題点の説明図である。
【符号の説明】
101 制御部 102 鍵盤部 103 スイッチ部 104 手動音源部 105 第1演奏データ記憶部 106 第1演奏データ読出部 107 第1自動音源部 108 第2演奏データ記憶部 109 第2演奏データ読出部 110 第2自動音源部 111 出力部 112 スピーカ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手動演奏操作に伴って演奏操作データが
    生成されたことを検出する演奏操作データ検出手段と、所定パートの自動 演奏データを記憶する自動演奏データ
    記憶手段と、前記自動演奏 データ記憶手段から前記所定パートの自動
    演奏データを順次読み出す自動演奏データ読出手段と、前記演奏操作データが生成されたことを前記演奏操作デ
    ータ検出手段が検出したときは、当該演奏操作データに
    応じて楽音を生成して発音するとともに、前記所定パー
    トの自動演奏データを楽音として生成することを停止す
    る第1の発音指示手段と、 前記演奏操作データ検出手段が前記演奏操作データを生
    成したことを検出しなくなった後、前記自動演奏データ
    読出手段が所定種類且つ所定数の自動演奏データを読み
    出したか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段が前記所定種類且つ所定数の前記自動演奏
    データを読み出されたことを判定した場合は、当該読み
    出された前記所定パートの自動演奏データに応じて楽音
    を生成して発音する第2の発音指示手段と、 を具備することを特徴とする自動演奏装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段が判定する前記所定種類の
    自動演奏データは、発音開始を示すことを特徴とする請
    求項1に記載の自動演奏装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段が判定する前記所定種類の
    自動演奏データは、楽曲の区切り位置を示すことを特徴
    とする請求項1に記載の自動演奏装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の発音指示手段は、前記所定パ
    ートの自動演奏データに応じた楽音を生成して発音開始
    した後に前記演奏操作データ検出手段が前記演奏操作デ
    ータを生成したことを検出した場合、それ以後、前記所
    定パートの自動演奏データに対応する楽音を生成して発
    音することを停止することを特徴とする請求項1乃至3
    の何れか1項に記載の自動演奏装置。
  5. 【請求項5】 前記所定のパート以外のパートに対応す
    る第2の自動演奏データを記憶する第2の自動演奏デー
    タ記憶手段と、 該第2の自動演奏データ記憶手段から前記第2の自動演
    奏データを順次読み出 第2の自動演奏データ読出手段
    と、前記第2の自動演奏データ読出手段によって前記第2の
    自動演奏データが読み出された後に、この第2の自動演
    奏データに応じた楽音を生成して発音する第3の発音指
    示手段と、 を更に具備することを特徴とする請求項1乃至4の何れ
    か1項に記載の自動演奏装置。
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