JP3318624B2 - 制御回路 - Google Patents

制御回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御回路、特に電圧を
電流に変換する変換手段からの入力電流をベース及びコ
レクタに受け、コレクタに第1のカレントミラー回路が
接続され、そして、エミッタが第1の電流源に接続され
た第1のトランジスタと、ベースに所定動作点の電位を
受け、エミッタが第1のトランジスタのエミッタに接続
され、コレクタ側に上記第1のカレントミラー回路が接
続されて第1のトランジスタとで第1の差動アンプを成
す第2のトランジスタと、ベースが第1のトランジスタ
のベースに接続され、コレクタが第2のカレントミラー
回路に接続され、エミッタが第2の電流源に接続された
コレクタが出力点となる第3のトランジスタと、ベース
に第2のトランジスタのベースが受ける上記所定動作点
の電位を受け、エミッタが第2の電流源に接続され、コ
レクタに上記第2のカレントミラー回路が接続されて第
3のトランジスタとで第2の差動アンプを成す第4のト
ランジスタと、を有した制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】乗算回路、増幅回路としても使用できる
制御回路として図2に示すものが知られている。図面に
おいて、R1は抵抗で、一端に受けた入力電圧VINを電
流iINに変換する役割を果す。Q1は第1のトランジス
タで、ベースがコレクタと、上記抵抗R1の他端に接続
され、コレクタが第1のカレントミラー回路3に接続さ
れ、そして、エミッタが第1の電流源I1の電流流入端
に接続されている。該第1の電流源I1の電流流出端は
接地されている。Q2は第2のトランジスタで、エミッ
タが第1のトランジスタQ1のエミッタに接続され、コ
レクタが上記第1のカレントミラー回路3に接続され、
ベースには後述するオペアンプ5の出力電圧が印加され
る。上記第1のトランジスタQ1、第2のトランジスタ
Q2、第1の電流源I1、カレントミラー回路3により
第1の差動アンプ1が構成されている。
【0003】Q3は第3のトランジスタで、ベースが上
記抵抗Rの他端に接続され、エミッタが第2の電流源I
2の電流流入端に接続され、コレクタが第2のカレント
ミラー回路4に接続されている。Q4は第4のトランジ
スタで、コレクタが第2のカレントミラー回路4に接続
され、エミッタが第2の電流源I2の電流流入端に接続
され、そして、ベースには後述するオペアンプ5の出力
電圧が印加される。上記第3のトランジスタQ3、第4
のトランジスタQ4、第2の電流源I2及び第2のカレ
ントミラー回路4により第2の差動アンプ2が構成され
ている。
【0004】5は第1及び第2の差動アンプ1、2のト
ランジスタQ2、Q4のベースに動作点となる電位(中
点電位)を与えるオペアンプで、第5のトランジスタQ
5、第6のトランジスタQ6、第3のカレントミラー回
路6及び第3の電流源I3からなり、トランジスタQ
5、Q6のエミッタが第3の電流源I3の電流流入端に
接続され、第5のトランジスタQ5のベースは上記第1
のトランジスタQ1ベースに接続され、第6のトランジ
スタQ6のベースには動作点となる電位をつくる直流電
圧V1が印加されている。
【0005】この制御回路の動作を交流成分に着目して
説明すると次のとおりである。入力電流iINが入力され
ることによって第1のトランジスタQ1のコレクタに電
流iが流れたとすると、第3のトランジスタQ3のコレ
クタにも電流が流れる。その電流をi2 とすると、後述
するゲインの損失を無視した場合には、i2 =I2・i
IN/I1となる。というのは、第1乃至第4のトランジ
スタQ1〜Q4は同じ特性を有し、第1第2の差動アン
プ1と2とは電流源の電流値を除けば全く同じ回路構成
を有し、入力トランジスタたる第1と第3のトランジス
タQ1、Q3は互いに同じ条件で入力電流iINを受け、
中点電位をベースに受ける第2、第4のトランジスタQ
2、Q4も互いに全く同じ条件で電位を受けるので、第
1のトランジスタQ1の電流iと第3のトランジスタQ
3の電流i2 との比が第1と第2の電流源の電流比と等
しくなるからである。そして、第1のトランジスタQ1
を流れる電流iを入力電流iINとみなし、そして、第3
のトランジスタQ3を流れる電流i2 を出力電流iOUT
として利用するのである。従って、第1と第2の電流源
の比I1/I2を一定にすれば増幅器になり、電流源の
比I1/I2を入力電流iINと別の入力信号で制御すれ
ば乗算器になる。
【0006】尚、上記オペアンプ5は第1、第3のトラ
ンジスタQ1、Q3のベース電位変動を補償するための
ものである。即ち、入力電圧VINによって第1、第3の
トランジスタQ1、Q3のベース電位が変動する。それ
に対して第2、第4のトランジスタQ2、Q4のベース
に中点の電位を例えばブリーダ回路によって与えたとす
ると、Q1、Q3のベース電位の変動によって出力に誤
差が生じてしまう。この制御回路は、元来、入力電流i
INにのみによって出力電流が変化し、トランジスタQ1
のベース電位によって出力電流iOUT が変化するのは好
ましくなく、誤差となる。そこで、オペアンプ5を介し
て中点(動作点)の電位を与え、そして、第1、第3の
トランジスタQ1、Q3のベース電位をオペアンプ5に
負帰還することによりそのベース電位の変動を補償する
こととしたのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図2に示す
制御回路にはトランジスタの電流増幅率hfeのバラツキ
によりゲインにバラツキが生じ、ゲインの損失があると
いう問題があった。即ち、この制御回路は、入力電流i
INがそのまま完全に第1のトランジスタQ1のコレクタ
を流れるわけではないが流れるとみなし、出力電流i
OUT =I2・入力電流iIN/I1としている。しかし、
入力電流iINは、一部が第1のトランジスタQ1にベー
ス電流i′として流れ、別の一部が第3のトランジスタ
Q3にベース電流i2 ′として流れ、更に第5のトラン
ジスタQ5にベース電流i3 として流れ、残りの電流が
第1のトランジスタQ1にコレクタ電流として流れる。
従って下記の各数式が成立する。 iIN=i+i′+i2 ′+i3 i′=i/hfe i2 ′=i2 /hfe i2 =I2・i/I1 尚、オペアンプ5のトランジスタQ5のベース電流は実
際上全く変化しないので、交流的にはi3 ≒0として良
く、無視できる。これ等の式から下記の数式数1が成立
する。
【0008】
【数1】
【0009】そして、iOUT /i=I2/I1であるの
で、下記の数式数2が成立する。
【0010】
【数2】
【0011】元来、iOUT /iIN=I2/I1が好まし
いが、上記数式数2のようになってしまい、下記の数式
数3がゲイン損失となる。
【0012】
【数3】
【0013】本発明はこのような問題点を解決すべく為
されたものであり、電圧を電流に変換する変換手段から
の入力電流をベース及びコレクタに受け、コレクタに第
1のカレントミラー回路が接続され、そして、エミッタ
が第1の電流源に接続された第1のトランジスタと、ベ
ースに所定動作点の電位を受け、エミッタが第1のトラ
ンジスタのエミッタに接続され、コレクタ側に上記第1
のカレントミラー回路が接続されて第1のトランジスタ
とで第1の差動アンプを成す第2のトランジスタと、ベ
ースが第1のトランジスタのベースに接続され、コレク
タが第2のカレントミラー回路に接続され、エミッタが
第2の電流源に接続されたコレクタが出力点となる第3
のトランジスタと、ベースに第2のトランジスタのベー
スが受ける上記所定動作点の電位を受け、エミッタが第
2の電流源に接続され、コレクタに上記第2のカレント
ミラー回路が接続されて第3のトランジスタとで第2の
差動アンプを成す第4のトランジスタと、を有した制御
回路において、トランジスタのhfeのバラツキによるゲ
イン損失を小さくすることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の制御回路は、
第1のトランジスタの前段にエミッタホロアトランジス
タを設けたことを特徴とする。請求項2の制御回路は、
請求項1の制御回路において、電圧を電流に変換する手
段として抵抗を用いことを特徴とするものである。請
求項3の制御回路は、請求項1又は2の制御回路におい
て、オペアンプを介して第2、第4のトランジスタのベ
ースに所定動作点の電位を与え、第1、第3のトランジ
スタのベース電位を負帰還するようにしたことを特徴と
する。請求項4の制御回路は、請求項3の制御回路にお
いて、オペアンプの非反転入力端子に所定動作点の電位
の絶対値を上記エミッタホロアトランジスタのベース・
エミッタ間電圧分低下させるレベルシフト手段を設けて
なることを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1の制御回路によれば、第1及び第3の
トランジスタへのベース電流の供給をエミッタホロアト
ランジスタにより行うことができるので、入力電流とそ
れにより第1のトランジスタのコレクタに流れる電流と
をきわめて近似させることができる。従って、トランジ
スタのhfeのバラツキによる交流的出力ゲインの損失を
きわめて小さくすることができる。請求項2の制御回路
によれば、抵抗という簡単な素子で電圧を電流に変換す
ることができ、制御回路を簡単に構成できる。
【0016】請求項3の制御回路によれば、オペアンプ
を利用して第2、第4のトランジスタのベースに動作点
の電位を与え、そして、第1の第3のトランジスタのベ
ースの電位を負帰還するので、第1、第3のトランジス
タのベースの電位変動による誤差を補償することができ
る。請求項4の制御回路によれば、第1、第3のトラン
ジスタのベースに加わる電位は、その絶対値がエミッタ
ホロアトランジスタによって該エミッタホロアトランジ
スタのベース・エミッタ間順方向電圧分低くなるが、オ
ペアンプの非反転入力端子側に所定動作点の電位の絶対
値を上記エミッタホロアトランジスタのベース・エミッ
タ間順方向電圧分低くするレベルシフト手段を設けたの
で、第1、第3のトランジスタのベースに加わる電位が
エミッタホロアトランジスタによって低くなることによ
って生じるアンバランスをレベルシフト手段によりなく
すことができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明制御回路を図示実施例に従って
詳細に説明する。図1は本発明制御回路の一つの実施例
を示す回路図である。本実施例は、図2に示す従来の制
御回路とは、ACゲイン損失低減用のエミッタホロアト
ランジスタ回路と、エミッタホロアトランジスタによる
そのベース・エミッタ間順方向電圧分のレベルシフトを
相殺するレベルシフト手段としてのエミッタホロアトラ
ンジスタ回路とを有する点で大きく異なっているが、そ
れ以外の点では略共通しており、共通する点については
既に説明済みなので、その説明は省略し、相違する点に
ついてのみ詳細に説明する。尚、図1と図2の共通部分
には共通の符号を使用した。
【0018】Q7はエミッタホロアトランジスタで、コ
レクタは電源端子に接続され、エミッタは定電流源を介
して接地され、そして、ベースは電圧を電流に変換する
手段である抵抗R1の他端に接続されている。尚、抵抗
R1の一端は入力端子に接続されている。抵抗R1の上
記他端は、第1のトランジスタQ1のコレクタに接続さ
れている点で従来の場合と同じであるが、第1のトラン
ジスタQ1、第3のトランジスタQ3のベースと切離さ
れている点で従来の場合と異なっている。
【0019】即ち、本制御回路においては、第1のトラ
ンジスタQ1、第3のトランジスタQ3のベースはエミ
ッタホロアトランジスタQ7のエミッタに接続されてい
る。このようにエミッタホロアトランジスタQ7を設け
るのは、入力電流iINのほとんどがiとなって第1のト
ランジスタQ1のコレクタを流れるようにするためであ
り、該エミッタホロアトランジスタQ7により、第1の
トランジスタQ1、第3のトランジスタQ3のベース電
流として入力電流iINから割かなければならない電流を
従来のhfe分の1にきわめて小さくできる。尚、ここ
で、hfeとは勿論エミッタホロアトランジスタQ7の電
流増幅率hfeのことである。
【0020】Q8はレベルシフト手段としてのエミッタ
ホロアトランジスタで、上記エミッタホロアトランジス
タQ7と同じ特性を有し、コレクタが電流端子に、エミ
ッタが電流源を介して接地されており、そして、流れる
電流がエミッタホロアトランジスタQ7と同じになるよ
うに(謂わば直流的動作条件が同じになるように)この
電流源はエミッタホロアトランジスタQ7のエミッタ側
の定電流源と同じ電流が流れるようになっている。つま
り、エミッタホロアトランジスタQ7とQ8はエミッタ
側がカレントミラーになっている。
【0021】そして、動作点となる電位を発生する手段
のその電位V1は、エミッタホロアトランジスタQ8の
ベースに印加され、そして、エミッタホロアトランジス
タQ8のエミッタがオペアンプ5の非反転入力端子に印
加される。即ち、動作点となる電位V1をエミッタホロ
アトランジスタQ8のベース・エミッタ間電圧VBE分低
下させて、つまり低い方向にレベルシフトさせているの
である。
【0022】これは、第1、第3のトランジスタQ1、
Q3のベースのレベルがエミッタホロアトランジスタQ
7によってベース・エミッタ間電圧VBE分低くなったこ
とから第2、第4のトランジスタQ2、Q4のベースの
レベルもそれに応じてベース・エミッタ間電圧VBE分低
くしてアンバランスをなくすため行うのである。尚、7
はオペアンプ、R2は帰還抵抗で、これ等は制御回路の
出力電流iOUTを電圧vOUT に変換するためのものであ
る。
【0023】この図1に示す制御回路についての交流的
ゲインを考察すると次のとおりになる。第1のトランジ
スタQ1のベース電流をi″とすると、入力電流iIN
下記の式で表わされる。 iIN=i+i″ そして、下記の式が成立する。 i″=(i′+i2 ′+i3 )/hfe i′=i/hfe i2 ′=i2 /hfe i2 =I2・i/I1 また、従来例の場合と全く同じようにi3 ≒0であり、
3 を無視することができる。以上のことから下記の数
式数4が成立する。
【0024】
【数4】
【0025】その結果、制御回路のゲインは下記の数式
数5に示すようになる。
【0026】
【数5】
【0027】この数5と従来の制御回路のゲインを求め
る数2とを比較すると明らかなように、ゲイン損失とな
る部分の値が小さくなっていることが明らかである。こ
こで、その比較を容易にするため、I1=I2とする
と、従来の場合のゲインは1/(1+2/hfe)とな
り、本実施例の場合は1/(1+2/hfe2 )となる。
そして、仮にhfe=50とした場合には、ゲインの損失
は従来の場合0.34dBになるのに対して、本実施例
によれば僅かに0.007dBにしかならない。しか
も、この改善度はI1に対するI2の大きさの比が大き
くなる程顕著に大きくなる。例えば、hfe=50、I2
=10I1とした場合には、従来例における損失が1.
73dBとなるのに対して本実施例によれば、0.04
dBにしかならない。
【0028】
【発明の効果】請求項1の制御回路は、第1のトランジ
スタの前段にエミッタホロアトランジスタを設けたこと
を特徴とするものである。従って、請求項1の制御回路
によれば、第1及び第3のトランジスタへのベース電流
の供給をエミッタホロアトランジスタにより行うことが
できるので、入力電流とそれにより第1のトランジスタ
のコレクタに流れる電流とをきわめて近似させることが
できる。従って、トランジスタのhfeのバラツキによる
交流的出力ゲインの損失をきわめて小さくすることがで
きる。
【0029】請求項2の制御回路は、電圧を電流に変換
する変換手段が抵抗からなることを特徴とするものであ
る。従って、請求項2の制御回路によれば、抵抗という
簡単な素子で電圧を電流に変換することができ、制御回
路を簡単に構成できる。請求項3の制御回路は、オペア
ンプを介して第2、第4のトランジスタのベースに所定
動作点の電位を与え、第1、第3のトランジスタのベー
ス電位を負帰還するようにしたことを特徴とするもので
ある。従って、請求項3の制御回路によれば、オペアン
プを利用して第2、第4のトランジスタのベースに動作
点の電位を与え、そして、第1の第3のトランジスタの
ベースの電位を負帰還するので、第1、第3のトランジ
スタのベースの電位変動による誤差を迅速に補償するこ
とができる。
【0030】請求項4の制御回路は、オペアンプの非反
転入力端子に所定動作点の電位を上記エミッタホロアト
ランジスタのベース・エミッタ間電圧分低下させるレベ
ルシフト手段を設けてなることを特徴とするものであ
る。従って、請求項4の制御回路によれば、第1、第3
のトランジスタのベースに加わる電位は、エミッタホロ
アトランジスタによって該エミッタホロアトランジスタ
のベース・エミッタ間順方向電圧分低くなるが、オペア
ンプの非反転入力端子側に所定動作点の電位を上記エミ
ッタホロアトランジスタのベース・エミッタ間順方向電
圧分低くするレベルシフト手段を設けたので、第1、第
3のトランジスタのベースに加わる電位がエミッタホロ
アトランジスタによって低くなることによって生じるア
ンバランスをレベルシフト手段によりなくすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明制御回路の一つの実施例を示す回路図で
ある。
【図2】制御回路の従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 第1の差動アンプ 2 第2の差動アンプ 5 オペアンプ Q1 第1のトランジスタ Q2 第2のトランジスタ Q3 第3のトランジスタ Q4 第4のトランジスタ R1 電圧を電流に変換する手段(抵抗) V1 動作点の電位(中点) Q7 エミッタホロアトランジスタ Q8 レベルシフト手段 iIN 入力電流 iOUT 出力電流

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コレクタに第1のカレントミラー回路が
    接続され、エミッタが第1の電流源に接続され、電圧を
    電流に変換する変換手段からの入力電流を増幅する第1
    のトランジスタと、 ベースに所定動作点の電位を受け、エミッタが第1のト
    ランジスタのエミッタに接続され、コレクタ側に上記第
    1のカレントミラー回路が接続されて第1のトランジス
    タとで第1の差動アンプを成す第2のトランジスタと、 ベースが第1のトランジスタのベースに接続され、コレ
    クタが第2のカレントミラー回路に接続され、エミッタ
    が第2の電流源に接続されたコレクタが出力点となる第
    3のトランジスタと、 ベースに第2のトランジスタのベースが受ける上記所定
    動作点の電位を受け、エミッタが第2の電流源に接続さ
    れ、コレクタに上記第2のカレントミラー回路が接続さ
    れて第3のトランジスタとで第2の差動アンプを成す第
    4のトランジスタと、 を有した制御回路において、 上記第1のトランジスタの前段にエミッタホロアトラン
    ジスタを設け、上記変換手段からの入力電流を、第1のトランジスタの
    コレクタには直接に、第1のトランジスタのベースには
    上記エミッタホロアトランジスタを介して入力するよう
    にしてなる ことを特徴とする制御回路
  2. 【請求項2】 電圧を電流に変換する変換手段が抵抗か
    らなることを特徴とする請求項1記載の制御回路
  3. 【請求項3】 非反転入力端子に一定の直流電圧を受
    け、第2のトランジスタ及び第4のトランジスタのベー
    スに出力電圧を送出し、反転入力端子に第1のトランジ
    スタのベース電位を受けるオペアンプを有することを特
    徴とする請求項1又は2記載の制御回路
  4. 【請求項4】 オペアンプの非反転入力端子に所定動作
    点の電位の絶対値を上記エミッタホロアトランジスタの
    ベース・エミッタ間電圧分低下させるレベルシフト手段
    を設けてなることを特徴とする請求項3記載の制御回路
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