JP3317928B2 - ホテル管理装置 - Google Patents

ホテル管理装置

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JP3317928B2
JP3317928B2 JP17096799A JP17096799A JP3317928B2 JP 3317928 B2 JP3317928 B2 JP 3317928B2 JP 17096799 A JP17096799 A JP 17096799A JP 17096799 A JP17096799 A JP 17096799A JP 3317928 B2 JP3317928 B2 JP 3317928B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は人の虹彩より入手し
た虹彩データにより客や従業員などを管理するホテル管
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の管理装置としては、例え
ば実開昭63−6373号公報や、特開平6−2409
37号公報に記載されたものが公知である。
【0003】前者公報の特定客特定システムは、周波数
センサ付き部屋鍵を把持した特定客が従業員の詰め所へ
近づくと、詰め所の表示器に特定客である旨を表示する
ことにより、特定客を特定(判定)するようにしたもの
である。
【0004】また、後者公報のカード式客室鍵集中制御
システムは、客のクレジットカードを、ホテルの入室鍵
に利用できるようにすることにより、専用カードを発行
する費用を削減できるようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、何れの公報の
管理装置も客が所持した鍵や、クレジットカードにより
客を判定するために、鍵やクレジットカードを従業員や
他人が所持していても、客として判定してしまい、セキ
ュリティとしての安全性や信頼性が低いなどという問題
点があった。
【0006】本発明は、上記した問題点に着目してなさ
れたものであって、その目的とするところは、セキュリ
ティとしての安全性や信頼性を向上させたホテル管理装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係るホテル管理装置は、ホテル従業員
及びホテル利用者の虹彩から虹彩データを入手してデー
タ記憶手段に記憶して、以降この虹彩データを基に非常
階段利用者を管理するホテル管理装置を提供して、ホテ
ル業務の効率化と、セキュリティの安全性、信頼性の向
上を図ろうとするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1の発明に係るホテル管理
装置は、ホテル従業員及びホテル利用者の虹彩から虹彩
データを入手する第1の虹彩データ入手手段と、第1の
虹彩データ入手手段により入手した虹彩データを記憶す
るデータ記憶手段と、非常階段を利用した非常階段利用
者の虹彩から虹彩データを入手する第2の虹彩データ入
手手段と、第2の虹彩データ入手手段で入手した非常階
段利用者の虹彩データとデータ記憶手段に記憶されたホ
テル従業員及びホテル利用者の虹彩データとを比較し
て、両者の虹彩データが一致したときに、非常階段利用
者がホテル従業員及びホテル利用者であることを判定す
る判定手段とを備えたものである。
【0009】かかる構成により、非常事態が発生した場
合に、第1の虹彩データ入手手段が入手しデータ記憶手
段が記憶しているホテル従業員及びホテル利用者の虹彩
データと、第2の虹彩入手手段により入手した非常階段
利用者の虹彩データとを比較して、非常階段利用者がホ
テル従業員又はホテル利用者であるかどうかを判定する
ことができ、この結果、ホテルのセキュリティを向上さ
せることができる。
【0010】また、請求項2の発明に係るホテル管理装
置は、請求項1に記載のホテル管理装置において、判定
手段によりホテル従業員及びホテル利用者でないと判定
された場合、アラーム表示するアラーム表示手段を備え
たものである。
【0011】かかる構成により、通常、非常階段を虹彩
データのない人が利用すると、それはホテルにとってセ
キュリティ上問題があるので、ホテルの非常階段に第2
の虹彩データ入手手段を設置して、非常階段を利用する
人の虹彩データを入手し、データ記憶手段に登録してい
ない人に対しては、アラーム表示などの音により排除す
ることができる。このために、一般外来者が非常口より
ホテル内へ侵入するのを禁止することができる。
【0012】また、請求項3の発明に係るホテル管理装
置は、請求項1又は2記載のホテル管理装置において、
非常階段に監視カメラを設置し、判定手段によりホテル
従業員及びホテル利用者でないと判定された場合、監視
カメラにより非常階段利用者を撮影するようにした。
【0013】かかる構成により、非常階段に設置された
第2の虹彩データ入手手段と監視カメラをリンクさせ
て、データ記憶手段に虹彩データが登録されていないホ
テル従業員及びホテル利用者でない人が非常階段を利用
した場合、監視カメラによりその人を撮像することがで
きる。このために、警告を無視して侵入した一般外来者
を迅速に捕捉することができる。
【0014】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
て詳述する。
【0015】図1は本発明に係るホテル管理装置の実施
の形態例のブロック図である。図中1はホテルの玄関ホ
ールなどに設置されたホテルカウンタである。このホテ
ルカウンタ1には、ホテル全体を管理するホテル管理手
段2に接続されたホテル管理端末3と、鍵入力端末4の
他に、ホテル利用客の虹彩より虹彩データを入手する虹
彩認識カメラ5が設置されていて、ホテル利用客が宿泊
手続などをしている間に、ホテル利用客の顔などを撮像
するようになっている。
【0016】虹彩認識カメラ5で撮像された映像は画像
処理手段6へ送られて画像処理され、宿泊手続などをし
たホテル利用客の虹彩データが作成されるものであっ
て、これらでチェックイン虹彩データ入手手段16−1
を構成している。また、ホテルカウンタ1に設けられた
虹彩認識カメラ5は、チェックイン虹彩データ入手手段
16−1と同構成のチェックアウト虹彩データ入手手段
(図示せず)の虹彩認識カメラでもある。
【0017】画像処理手段6により作成された虹彩デー
タは、ホテル管理手段2に接続されたCPU7へ送られ
て、ホテル管理端末3より入力されたホテル利用客の住
所や名前などの識別データと対応させてデータ記憶手段
8に登録(記憶)される。
【0018】また、データ記憶手段8には、ホテル利用
客と従業員を区別するため、予め従業員の虹彩から入手
した虹彩データが、従業員の名前などの識別データとと
もに記憶されている。
【0019】一方、ホテル管理手段2には、ホテルの各
客室10の廊下側、レストラン12内、売店13内、バ
ー14内、非常階段15及びエレベータ11内などに設
置された虹彩データ入手手段16−2、16−3、16
−4、16−5、16−6、16−7とデータ回線17
を介して接続されていると共に、データ回線17には図
示しない監視カメラも接続されている。
【0020】各客室10の廊下側に設けられた虹彩デー
タ入手手段16−2は、客室10のドアの前に立った者
(ホテル利用客やホテル従業員や他の者)の虹彩を撮像
する虹彩認識カメラ16aと、この虹彩認識カメラ16
aが撮像した映像を画像処理して、虹彩データを作成す
る画像処理手段16bとよりなり、画像処理手段16b
と、客室10内に設けられた表示手段である表示器18
及びドアに設けられた自動錠19はインタフェース20
を介してデータ回線17に接続されている。
【0021】エレベータ11内に設けられた虹彩データ
入手手段16−7は、エレベータ11の操作パネル11
a近傍に設置された虹彩認識カメラ16aと、この虹彩
認識カメラ16aが撮像したエレベータ11内の映像か
ら客などの虹彩データを作成する画像処理手段16bと
よりなり、画像処理手段16bはインタフェース20を
介してデータ回線17に接続されている。
【0022】レストラン12や売店13、バー14に設
けられた虹彩データ入手手段16−3、16−4、16
−5は、レストラン12や売店13、バー14のレジ付
近に設置された虹彩認識カメラ16aと、この虹彩認識
カメラ16aが撮像した映像を画像処理して虹彩データ
を作成する画像処理手段16bとよりなり、画像処理手
段16bはホテル管理端末21を介してデータ回線17
に接続されている。
【0023】また、非常階段15に設けられた虹彩デー
タ入手手段16−6は、非常階段15を利用する人を撮
像する虹彩認識カメラ16aと、この虹彩認識カメラ1
6aが撮像した映像を画像処理して虹彩データを作成す
る画像処理手段16bとよりなり、画像処理手段16b
はインタフェース20を介してデータ回線17に接続さ
れている。
【0024】そして、CPU7は、ホテルの各客室10
の廊下側に設けられた虹彩データ入手手段16−2が入
手した人の虹彩データとデータ記憶手段8に記憶された
ホテル利用客の虹彩データとを比較して両者が一致した
場合に人がホテル利用客であることを判定する判定手段
を備えており、また、ホテル管理手段2は、判定手段が
人がホテル利用客であると判定した場合に客室の自動錠
を解錠する自動解錠手段と、判定手段が人がホテル利用
客であることを判定しなかった場合に、部屋鍵を用いて
もドアが開かないドアクローズ手段とを備えている。
【0025】また、CPU7は、ホテルの各客室10の
廊下側に設けられた虹彩データ入手手段16−2が入手
した虹彩データと予めデータ記憶手段8に記憶されたホ
テル従業員の虹彩データとを比較して両者が一致した場
合にホテル従業員であることを判定する判定手段を備え
ており、ホテルの各客室10の表示器18は、判定手段
がホテル従業員であることを判定した場合に客室内にホ
テル従業員が来訪した旨の表示を、また、判定手段がホ
テル従業員でないと判定した場合にはホテル従業員でな
い旨の表示をそれぞれ行うものである。
【0026】また、CPU7は、ホテル内のレストラン
12、店13及びバー14に設置された虹彩データ入手
手段16−3、16−4、16−5が入手した人の虹彩
データとデータ記憶手段8に記憶されたホテル利用客の
虹彩データを比較して両者が一致したとき人がホテル利
用客であることを判定する判定手段を備えており、ま
た、ホテル管理手段2は、判定手段により人がホテル利
用客であると判定された場合にルームチャージとして支
払を処理する支払処理手段を備えている。
【0027】また、CPU7は、チェックアウト用虹彩
データ入手手段が入手した虹彩データとデータ記憶手段
8に記憶された虹彩データを比較して両者が一致したと
きチェックアウトするホテル利用客がチェックインした
ホテル利用客であることを判定する判定手段を備えてお
り、また、ホテル管理手段2は、判定手段がチェックア
ウトするホテル利用客がチェックインしたホテル利用客
と同一人であることを判定するとホテル管理端末を立ち
上げて、宿泊にかかった費用を自動的に精算処理する精
算処理手段を備えている。
【0028】また、CPU7は、ホテル管理端末3を扱
う人の虹彩データを入手する虹彩データ入手手段(例え
ば、チェックイン虹彩データ入手手段16−1)により
入手した虹彩データとデータ記憶手段8に記憶された従
業員の虹彩データと比較し、両者が一致したときにホテ
ル管理端末3を扱う人がホテル従業員であると判定する
判定手段を備えており、また、ホテル管理手段2は、判
定手段によりホテル管理端末3を扱う人がホテル従業員
であると判定された場合にホテル管理端末3の操作を可
能にするホテル管理端末操作手段を備えている。
【0029】また、CPU7は、ホテル管理端末3を扱
うことが許可されたホテル従業員の虹彩データ入手手段
(例えば、チェックイン虹彩データ入手手段16−1)
により入手した虹彩データとデータ記憶手段8に記憶さ
れたホテル従業員の虹彩データと比較して両者が一致し
たときホテル管理端末3を扱うことが許可されたホテル
従業員であると判定する判定手段を備えており、また、
ホテル管理手段2は、判定手段によりホテル管理端末3
を扱うことが許可されたホテル従業員であると判定でき
たときにのみホテル管理端末3の使用を可能にし、判定
できない場合はホテル管理端末をクローズする管理端末
操作手段を備えている。
【0030】また、CPU7は、エレベータ11に設置
された虹彩データ入手手段16−7により入手された塔
乗者の虹彩データとチェックイン虹彩データ入手手段1
1−1により入手したホテル利用客の虹彩データとを比
較して、エレベータ11の塔乗者がホテル利用客である
ことを判定する判定手段を備えており、また、ホテル管
理手段2は、判定手段により塔乗者がホテル利用客であ
ることを判定した場合に、このホテル利用客が指定した
客室の階でエレベータを自動停止させるエレベータ自動
停止手段を備えている。
【0031】また、ホテル管理手段2は、判定手段によ
りエレベータ11の塔乗者がホテル利用客であると判定
されない場合に、この塔乗者が階指定ボタンを押してエ
レベータ11を指定階に停止させないエレベータ作動手
段を備えている。
【0032】また、CPU7は、ホテル利用客、従業員
及び一般外来者が入場できるように別個に設定された領
域にそれぞれ設置された虹彩データ入手手段(図示せ
ず)により入手した虹彩データとデータ記憶手段8に記
憶された人の虹彩データと比較してその人がホテル利用
客、従業員もしくは一般外来者のいずれかであることを
判定する判定手段を備えており、また、ホテル管理手段
2は、判定手段により判定されたホテル利用客、従業員
及び一般外来者のそれぞれが該当する入場領域への入場
を振り分ける入場領域制限手段を備えている。
【0033】また、CPU7は、ホテルの非常階段15
に設置された虹彩データ入手手段16−6が入手した、
非常階段15を利用したホテル従業員及びホテル利用者
の虹彩から虹彩データとデータ記憶手段8に登録された
非常階段利用者の虹彩データと比較してその人が非常階
段15を利用したホテル従業員及びホテル利用者である
ことを判定する判定手段を備えており、また、ホテル管
理手段2は、判定手段により判定されたホテル従業員及
びホテル利用者の名前を登録する登録手段を備えてい
る。また、ホテル管理手段2は、判定手段により判定さ
れたホテル従業員及びホテル利用者以外の人に対してア
ラーム表示するアラーム表示手段を備えている。
【0034】次に、上記のように構成されたホテル管理
装置の作用を説明する。
【0035】ホテルに宿泊するホテル利用客がホテルカ
ウンタ1で宿泊の手続(チェックイン)をする際、ホテ
ル従業員はホテル管理端末3よりホテル利用客の住所や
名前などの識別データを入力する。同時にカウンタ1に
設けられた虹彩認識カメラ5がホテル利用客の顔を撮像
し、画像処理手段6により画像処理して、ホテル利用客
の虹彩データを作成する。
【0036】作成された虹彩データは、ホテル管理端末
3より入力された識別データとともにCPU7へ送ら
れ、両者を対応させてデータ記憶手段8に記憶される。
これによって以後、そのホテル利用客の虹彩データが客
室のキーなどとして利用される。
【0037】すなわち、チェックインを完了したホテル
利用客は客室10のキーを持たずに指定された客室10
の前に立つと、ドアなどに設けられた虹彩認識カメラ1
6aが客の虹彩を撮像し、画像処理手段16bが虹彩デ
ータを作成する。
【0038】作成された虹彩データは、インタフェース
20及びデータ回線17を経てホテル管理手段2へ送ら
れ、ホテル管理手段2に接続されたCPU7によって、
チェックインしたホテル利用客の虹彩データと作成され
た虹彩データとが比較されて両者が一致した場合は、自
動解錠手段から解錠信号がデータ回線17を介してその
客室10の自動錠19へ送られ、自動錠19が解錠され
る。これによってホテル利用客はキーを使用せずに指定
された客室10内へ入室できるようになる。
【0039】また、客室10の前に指定されたホテル利
用客以外の一般外来者などが立った場合は、虹彩データ
が一致しないために、ドアクローズ手段が働いて自動錠
19が解錠されることはない。
【0040】一方客室10に宿泊中、ルームサービスを
依頼することがよくある。来訪者がホテル従業員の場合
は、予め、ホテル従業員の虹彩データと名前などの識別
データがデータ記憶手段8に記憶されているために、来
訪したホテル従業員より作成した虹彩データとデータ記
憶手段8に記憶された虹彩データとをCPU7で比較す
ることにより、判定手段により来訪者がルームサービス
を依頼したホテル従業員であることが判定され、客室1
0内の表示器18にその旨が表示される。これによって
宿泊客は安心して客室10の自動錠19を手動で解錠し
て、ホテル従業員を迎い入れることができる。
【0041】来訪者がホテル従業員でない場合は、来訪
者がホテル従業員でない旨が客室10内の表示器18に
表示されるために、危険を未然に回避することができ
る。
【0042】なお、チェックインした際、客室10のキ
ーを渡すことにより、キーを使用してドアの自動錠19
を解錠することも可能であるが、ホテル利用客がキーを
紛失し、紛失したキーを拾った人が客室10の自動錠1
9をキーを使用して解錠しようとしても、客室10に宿
泊しているホテル利用客と、キーにより自動錠19を解
錠しようとする人の虹彩データが一致しないため、自動
錠19が解錠されることはない。
【0043】以上はホテル利用客(宿泊客)の虹彩デー
タをキーに利用する場合であるが、レストラン12や売
店13、バー14などを利用した際の支払をルームチャ
ージで処理することができる。例えば、レストラン12
で食事をした後、レジでルームチャージによる支払手続
をする際、レジの近傍に設置された虹彩データ入手手段
16−3が利用者の虹彩データを入手し、データ回線1
7を経てCPU7へ送る。
【0044】また、レストラン従業員は、ホテル管理端
末21により利用者の客室番号を入力すると、CPU7
は入力された客室番号に宿泊しているホテル利用客の虹
彩データと利用者より入手した虹彩データを比較して、
両者が一致した場合、その旨をホテル管理端末21に表
示するので、利用料金をルームチャージで確実に処理す
ることができる。また、売店13やバー14などでの支
払も、レストラン12と同様にしてルームチャージで支
払処理することができる。
【0045】また、ホテルでは一度しか来ない客と、長
期間滞在する客、高層階を望む客などがあり、これら客
の区別を階層で行うことがある。
【0046】このような客の区別を、エレベータ11内
に設置した虹彩データ入手手段16−7を利用して次の
ように行うことができる。
【0047】チェックインしたホテル利用客がエレベー
タ1を利用して指定された客室10へ行く場合、エレベ
ータ11内の虹彩データ入手手段16−7が操作パネル
11aの前に立った搭乗者の虹彩データを入手してCP
U7へ送る。
【0048】CPU7は送られてきた虹彩データと、チ
ェックインしたホテル利用客の虹彩データとを照合し
て、判定手段により搭乗者がホテル利用客であると判定
されると、そのホテル利用客の客室階のデータをエレベ
ータ11へ送る。これによって操作パネル11aに、そ
のホテル利用客の客室10の階が表示されると共に、エ
レベータ11はその階まで上昇または下降して停止する
ために、ホテル利用客は操作パネル11aを操作せずに
指定された階の客室10へ行くことができる。
【0049】この方法によれば、ホテル利用客としての
虹彩データが記憶されていない人がエレベータ11を利
用して客室10へ行こうとしても、操作パネル11aを
操作できなくなったり、エレベータ11の扉が閉まらな
くできるため、セキュリティとしての安全性を向上させ
ることができる。
【0050】一方、ホテル利用客がチェックアウトすべ
くホテルカウンタ1でチェックアウトの手続をする場合
にも、チェックアウト虹彩データ入手手段でチェックア
ウトする客より虹彩データを入手して、どの客室10に
宿泊したホテル利用客かを判定することにより、精算処
理手段によりホテル従業員はホテル管理端末3を操作せ
ずに宿泊費用の精算が迅速に行えるようになる。また、
金品を扱うホテル従業員に対しては、虹彩データ登録
時、予めその旨を登録しておくことにより、登録されて
いないホテル従業員が勝手に精算を行うなどの処理を禁
止することができると共に、この動作を一定時間ごとに
行うようにして、もし不正が発見された場合は、ホテル
管理端末3をクローズするように予めプログラムするこ
とにより、セキュリティとしての安全性がさらに向上す
る。
【0051】以上はホテル利用客に対するホテル管理で
あるが、同様にホテル従業員や一般外来者についても管
理することができる。
【0052】ホテル内ではホテル利用客やホテル従業
員、一般外来者が入室できない領域があり、それぞれの
領域の出入口などに虹彩データ入手手段(図示せず)を
設置して入室者の虹彩データを入手することにより、ホ
テル利用客やホテル従業員、一般外来者がその領域に入
室できないことを音声で知らせたり、出入口などのドア
を施錠することにより、領域への入室を制限することが
できる。
【0053】特に、非常階段15は、緊急事態発生時に
支障なく使用できるよう、通常施錠していないため、一
般外来者などが用事もないのに利用することがあるが、
虹彩データ入手手段16−6により利用者の虹彩データ
を入手して、記憶された虹彩データと照合することによ
り、虹彩データのない一般外来者などを排除することが
できる。
【0054】また、非常事態が発生して、ホテル利用客
やホテル従業員が非常階段15を利用して避難した場
合、入手した虹彩データから避難した客や従業員を判定
することができることから、まだ残っている客や従業員
を救助する際に役に立つ効果がある。
【0055】また、非常階段15に設置された虹彩デー
タ入手手段16−6と監視カメラ(図示せず)をリンク
させて、データ記憶手段8に虹彩データが登録されてい
ない人が非常階段15を利用した場合、監視カメラによ
りその人を撮像するようにすれば、警告を無視して侵入
した一般外来者を迅速に捕捉することができる。
【0056】
【発明の効果】本発明に係るホテル管理装置によれば、
非常事態が発生した場合に、第1の虹彩データ入手手段
が入手しデータ記憶手段が記憶しているホテル従業員及
びホテル利用者の虹彩データと、第2の虹彩入手手段に
より入手した非常階段利用者の虹彩データとを比較し
て、非常階段利用者がホテル従業員又はホテル利用者で
あるかどうかを判定することができ、この結果、ホテル
のセキュリティを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るホテル管理装置の実施の形態例を
示すブロック図
【符号の説明】
1 ホテルカウンタ 2 ホテル管理手段(自動解錠手段、ドアクローズ
手段、支払処理手段、精算処理手段、ホテル管理端末操
作手段、エレベータ自動停止手段、エレベータ作動手
段、入場領域制限手段、登録手段、アラーム表示手段) 3 ホテル管理端末 4 鍵入力端末 5 虹彩認識カメラ 6 画像処理手段 7 CPU(判定手段) 8 データ記憶手段 10 客室 11 エレベータ 11a 操作パネル 12 レストラン 13 売店 14 バー 15 非常階段 16−1 チェックイン虹彩データ入手手段(チェック
アウト虹彩データ入手手段) 16−2 虹彩データ入手手段 16−3 虹彩データ入手手段 16−4 虹彩データ入手手段 16−5 虹彩データ入手手段 16−6 虹彩データ入手手段 16−7 虹彩データ入手手段 16a 虹彩認識カメラ 16b 画像処理手段 17 データ回線 18 表示器(表示手段) 19 自動錠 20 インタフェース 21 ホテル管理端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−260940(JP,A) 特開 平11−88516(JP,A) 特開 平10−49728(JP,A) 特開 平10−49606(JP,A) 特開 平8−81143(JP,A) 特開 昭62−121184(JP,A) 特開 平5−231054(JP,A) 実開 平7−14048(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 49/00 - 49/04 G06F 17/60 G08B 19/00 - 31/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホテル従業員及びホテル利用者の虹彩か
    ら虹彩データを入手する第1の虹彩データ入手手段と、 前記第1の虹彩データ入手手段により入手した前記虹彩
    データを記憶するデータ記憶手段と、 非常階段を利用した非常階段利用者の虹彩から虹彩デー
    タを入手する第2の虹彩データ入手手段と、 前記第2の虹彩データ入手手段で入手した前記非常階段
    利用者の虹彩データと前記データ記憶手段に記憶された
    ホテル従業員及びホテル利用者の虹彩データとを比較し
    て、両者の虹彩データが一致したときに、前記非常階段
    利用者が前記ホテル従業員及びホテル利用者であること
    を判定する判定手段とを備えたことを特徴とするホテル
    管理装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段によりホテル従業員及びホ
    テル利用者でないと判定された場合、アラーム表示する
    アラーム表示手段を備えたことを特徴とする請求項1記
    載のホテル管理装置。
  3. 【請求項3】 前記非常階段に監視カメラを設置し、前
    記判定手段によりホテル従業員及びホテル利用者でない
    と判定された場合、前記監視カメラにより前記非常階段
    利用者を撮影することを特徴とする請求項1または2記
    載のホテル管理装置。
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