JP2000356059A - ホテル管理装置 - Google Patents
ホテル管理装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 セキュリティとしての安全性や信頼性を向上
させたホテル管理装置を提供する。 【解決手段】 チェックインの際にホテル利用客の虹彩
より虹彩データを入手するチェックイン虹彩データ入手
手段１６−１と、このチェックイン虹彩データ入手手段
１６−１により入手した虹彩データをホテル利用客の住
所や名前などの識別データとともに記憶するデータ記憶
手段８と、チェックイン虹彩データ入手手段１６−１に
より入手した虹彩データとデータ記憶手段８に登録した
識別データとを基にホテル利用客を管理するホテル管理
手段２とを備えたものである。
させたホテル管理装置を提供する。 【解決手段】 チェックインの際にホテル利用客の虹彩
より虹彩データを入手するチェックイン虹彩データ入手
手段１６−１と、このチェックイン虹彩データ入手手段
１６−１により入手した虹彩データをホテル利用客の住
所や名前などの識別データとともに記憶するデータ記憶
手段８と、チェックイン虹彩データ入手手段１６−１に
より入手した虹彩データとデータ記憶手段８に登録した
識別データとを基にホテル利用客を管理するホテル管理
手段２とを備えたものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は人の虹彩より入手し
た虹彩データにより客や従業員などを管理するホテル管
理装置に関する。
た虹彩データにより客や従業員などを管理するホテル管
理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の管理装置としては、例え
ば実開昭６３−６３７３号公報や、特開平６−２４０９
３７号公報に記載されたものが公知である。
ば実開昭６３−６３７３号公報や、特開平６−２４０９
３７号公報に記載されたものが公知である。
【０００３】前者公報の特定客特定システムは、周波数
センサ付き部屋鍵を把持した特定客が従業員の詰め所へ
近ずくと、詰め所の表示器に特定客である旨を表示する
ことにより、特定客を特定（判定）するようにしたもの
である。
センサ付き部屋鍵を把持した特定客が従業員の詰め所へ
近ずくと、詰め所の表示器に特定客である旨を表示する
ことにより、特定客を特定（判定）するようにしたもの
である。
【０００４】また、後者公報のカード式客室鍵集中制御
システムは、客のクレジットカードを、ホテルの入室鍵
に利用できるようにすることにより、専用カードを発行
する費用を削減できるようにしたものである。
システムは、客のクレジットカードを、ホテルの入室鍵
に利用できるようにすることにより、専用カードを発行
する費用を削減できるようにしたものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、何れの公報の
管理装置も客が所持した鍵や、クレジットカードにより
客を判定するために、鍵やクレジットカードを従業員や
他人が所持していても、客として判定してしまい、セキ
ュリティとしての安全性や信頼性が低いなどという問題
点があった。
管理装置も客が所持した鍵や、クレジットカードにより
客を判定するために、鍵やクレジットカードを従業員や
他人が所持していても、客として判定してしまい、セキ
ュリティとしての安全性や信頼性が低いなどという問題
点があった。
【０００６】本発明は、上記した問題点に着目してなさ
れたものであって、その目的とするところは、セキュリ
ティとしての安全性や信頼性を向上させたホテル管理装
置を提供することにある。
れたものであって、その目的とするところは、セキュリ
ティとしての安全性や信頼性を向上させたホテル管理装
置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係るホテル管理装置は、ホテルへチェ
ックインした客より虹彩データを入手してデータ記憶手
段に識別データとともに登録（記憶）し、以後この虹彩
データを基に客を管理するホテル管理装置を提供してホ
テル業務の効率化と、セキュリティの安全性、信頼性の
向上を図ろうとするものである。
ために、本発明に係るホテル管理装置は、ホテルへチェ
ックインした客より虹彩データを入手してデータ記憶手
段に識別データとともに登録（記憶）し、以後この虹彩
データを基に客を管理するホテル管理装置を提供してホ
テル業務の効率化と、セキュリティの安全性、信頼性の
向上を図ろうとするものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】請求項１の発明に係るホテル管理
装置は、チェックインの際にホテル利用客の虹彩より虹
彩データを入手するチェックイン虹彩データ入手手段
と、このチェックイン虹彩データ入手手段により入手し
た虹彩データをホテル利用客の住所や名前などの識別デ
ータとともに記憶するデータ記憶手段と、このデータ記
憶手段に記憶された虹彩データ及び識別データを基にホ
テル利用客を管理するホテル管理手段とを備えたもので
ある。
装置は、チェックインの際にホテル利用客の虹彩より虹
彩データを入手するチェックイン虹彩データ入手手段
と、このチェックイン虹彩データ入手手段により入手し
た虹彩データをホテル利用客の住所や名前などの識別デ
ータとともに記憶するデータ記憶手段と、このデータ記
憶手段に記憶された虹彩データ及び識別データを基にホ
テル利用客を管理するホテル管理手段とを備えたもので
ある。
【０００９】かかる構成により、指紋と同じようにホテ
ル利用客を判定する虹彩から入手した虹彩データをデー
タ記憶手段に記憶させてホテルの管理装置に登録するこ
とで、ホテル利用客を、一般外来者と分からないように
区別して管理することができ、ホテルのセキュリティを
向上させることができる。
ル利用客を判定する虹彩から入手した虹彩データをデー
タ記憶手段に記憶させてホテルの管理装置に登録するこ
とで、ホテル利用客を、一般外来者と分からないように
区別して管理することができ、ホテルのセキュリティを
向上させることができる。
【００１０】また、請求項２の発明に係るホテル管理装
置は、チェックインの際にホテル利用客の虹彩より虹彩
データを入手するチェックイン虹彩データ入手手段と、
このチェックイン虹彩データ入手手段により入手した虹
彩データをホテル利用客の住所や名前などの識別データ
とともに記憶するデータ記憶手段と、ホテルの各客室の
廊下側に設けられ且つ人の虹彩より虹彩データを入手す
る虹彩データ入手手段と、この虹彩データ入手手段が入
手した虹彩データとデータ記憶手段に記憶されたホテル
利用客の虹彩データとを比較して両者が一致した場合に
人がホテル利用客であることを判定する判定手段と、こ
の判定手段が人がホテル利用客であると判定した場合に
ホテル利用客が宿泊する客室の自動錠を解錠する自動解
錠手段とを備えたものである。
置は、チェックインの際にホテル利用客の虹彩より虹彩
データを入手するチェックイン虹彩データ入手手段と、
このチェックイン虹彩データ入手手段により入手した虹
彩データをホテル利用客の住所や名前などの識別データ
とともに記憶するデータ記憶手段と、ホテルの各客室の
廊下側に設けられ且つ人の虹彩より虹彩データを入手す
る虹彩データ入手手段と、この虹彩データ入手手段が入
手した虹彩データとデータ記憶手段に記憶されたホテル
利用客の虹彩データとを比較して両者が一致した場合に
人がホテル利用客であることを判定する判定手段と、こ
の判定手段が人がホテル利用客であると判定した場合に
ホテル利用客が宿泊する客室の自動錠を解錠する自動解
錠手段とを備えたものである。
【００１１】かかる構成により、ホテルの各客室の廊下
側に設けられた虹彩データ入手手段が入手した虹彩デー
タと、チェックインの際入手した虹彩データを比較し、
両者が一致した場合、自動解錠手段により客室の自動錠
を解錠することができ、キー（鍵）を使用せずに客室内
へ入室することができるようになる。
側に設けられた虹彩データ入手手段が入手した虹彩デー
タと、チェックインの際入手した虹彩データを比較し、
両者が一致した場合、自動解錠手段により客室の自動錠
を解錠することができ、キー（鍵）を使用せずに客室内
へ入室することができるようになる。
【００１２】また、請求項３の発明に係るホテル管理装
置は、請求項２の記載のホテル管理装置において、判定
手段が、人がホテル利用客であると判定しなかった場合
に部屋鍵を用いてもドアが開かないようにするドアクロ
ーズ手段を有するものである。
置は、請求項２の記載のホテル管理装置において、判定
手段が、人がホテル利用客であると判定しなかった場合
に部屋鍵を用いてもドアが開かないようにするドアクロ
ーズ手段を有するものである。
【００１３】かかる構成により、鍵はホテル利用者の虹
彩データと、ホテルの各客室の廊下側に設けられた虹彩
データ入手手段が入手した虹彩データとが一致しないと
開かないことになり、ホテルのセキュリティを向上させ
ることができる。
彩データと、ホテルの各客室の廊下側に設けられた虹彩
データ入手手段が入手した虹彩データとが一致しないと
開かないことになり、ホテルのセキュリティを向上させ
ることができる。
【００１４】また、請求項４の発明に係るホテル管理装
置は、ホテルの各客室の廊下側に設けられ且つ人の虹彩
より虹彩データを入手する虹彩データ入手手段と、ホテ
ル従業員の虹彩データを記憶するデータ記憶手段と、虹
彩データ入手手段が入手した虹彩データと予めデータ記
憶手段に記憶されたホテル従業員の虹彩データとを比較
して両者が一致した場合にホテル従業員であることを判
定する判定手段と、この判定手段がホテル従業員である
ことを判定した場合に客室内にホテル従業員が来訪した
旨の表示を、また、判定手段がホテル従業員であると判
定しない場合にはホテル従業員でない旨の表示をそれぞ
れ行う表示手段とを備えたものである。
置は、ホテルの各客室の廊下側に設けられ且つ人の虹彩
より虹彩データを入手する虹彩データ入手手段と、ホテ
ル従業員の虹彩データを記憶するデータ記憶手段と、虹
彩データ入手手段が入手した虹彩データと予めデータ記
憶手段に記憶されたホテル従業員の虹彩データとを比較
して両者が一致した場合にホテル従業員であることを判
定する判定手段と、この判定手段がホテル従業員である
ことを判定した場合に客室内にホテル従業員が来訪した
旨の表示を、また、判定手段がホテル従業員であると判
定しない場合にはホテル従業員でない旨の表示をそれぞ
れ行う表示手段とを備えたものである。
【００１５】かかる構成により、ホテルの各客室の廊下
側に設けられた虹彩データ入手手段が入手した虹彩デー
タと、予め記憶手段に登録された従業員の虹彩データと
を比較し、両者が一致した場合は客室内に従業員が来訪
した旨を表示し、ホテル従業員でない場合にはホテル従
業員でない旨の表示を行うことができる。このために、
客室へ来訪した人が従業員であるか否かを容易に確認で
きるようになり、ホテルのセキュリティを向上させるこ
とができる。
側に設けられた虹彩データ入手手段が入手した虹彩デー
タと、予め記憶手段に登録された従業員の虹彩データと
を比較し、両者が一致した場合は客室内に従業員が来訪
した旨を表示し、ホテル従業員でない場合にはホテル従
業員でない旨の表示を行うことができる。このために、
客室へ来訪した人が従業員であるか否かを容易に確認で
きるようになり、ホテルのセキュリティを向上させるこ
とができる。
【００１６】また、請求項５の発明に係るホテル管理装
置は、チェックインの際にホテル利用客の虹彩より虹彩
データを入手するチェックイン虹彩データ入手手段と、
このチェックイン虹彩データ入手手段により入手した虹
彩データをホテル利用客の住所や名前などの識別データ
とともに記憶するデータ記憶手段と、ホテル内のレスト
ラン、店及びバーなど設置され且つ人の虹彩より虹彩デ
ータを入手する虹彩データ入手手段と、これら虹彩デー
タ入手手段が入手した人の虹彩データとデータ記憶手段
に記憶されたホテル利用客の虹彩データとを比較して両
者が一致したとき人がホテル利用客であることを判定す
る判定手段と、この判定手段により人がホテル利用客で
あると判定された場合にルームチャージとして支払を処
理する支払処理手段と備えたものである。
置は、チェックインの際にホテル利用客の虹彩より虹彩
データを入手するチェックイン虹彩データ入手手段と、
このチェックイン虹彩データ入手手段により入手した虹
彩データをホテル利用客の住所や名前などの識別データ
とともに記憶するデータ記憶手段と、ホテル内のレスト
ラン、店及びバーなど設置され且つ人の虹彩より虹彩デ
ータを入手する虹彩データ入手手段と、これら虹彩デー
タ入手手段が入手した人の虹彩データとデータ記憶手段
に記憶されたホテル利用客の虹彩データとを比較して両
者が一致したとき人がホテル利用客であることを判定す
る判定手段と、この判定手段により人がホテル利用客で
あると判定された場合にルームチャージとして支払を処
理する支払処理手段と備えたものである。
【００１７】かかる構成により、ホテル内のレストラ
ン、店及びバーなどに設置した虹彩データ入手手段が入
手した虹彩データと、データ記憶手段に記憶された虹彩
データを比較し、両者が一致したとき、支払処理手段に
よりルームチャージとして支払を処理できる。このため
に、利用料金の支払が現金を使用せずに、安全かつ確実
に処理できる。
ン、店及びバーなどに設置した虹彩データ入手手段が入
手した虹彩データと、データ記憶手段に記憶された虹彩
データを比較し、両者が一致したとき、支払処理手段に
よりルームチャージとして支払を処理できる。このため
に、利用料金の支払が現金を使用せずに、安全かつ確実
に処理できる。
【００１８】また、請求項６の発明に係るホテル管理装
置は、チェックインの際にホテル利用客の虹彩より虹彩
データを入手するチェックイン虹彩データ入手手段と、
このチェックイン虹彩データ入手手段により入手した虹
彩データをホテル利用客の住所や名前などの識別データ
とともに記憶するデータ記憶手段と、チェックアウトす
るホテル利用客より虹彩データを入手するチェックアウ
ト虹彩データ入手手段と、このチェックアウト虹彩デー
タ入手手段が入手した虹彩データとデータ記憶手段に記
憶された虹彩データとを比較して両者が一致したときチ
ェックアウトするホテル利用客がチェックインしたホテ
ル利用客であることを判定する判定手段と、この判定手
段がチェックアウトするホテル利用客がチェックインし
たホテル利用客と同一人であることを判定すると、宿泊
にかかった費用を自動的に精算処理する精算処理手段と
を備えたものである。
置は、チェックインの際にホテル利用客の虹彩より虹彩
データを入手するチェックイン虹彩データ入手手段と、
このチェックイン虹彩データ入手手段により入手した虹
彩データをホテル利用客の住所や名前などの識別データ
とともに記憶するデータ記憶手段と、チェックアウトす
るホテル利用客より虹彩データを入手するチェックアウ
ト虹彩データ入手手段と、このチェックアウト虹彩デー
タ入手手段が入手した虹彩データとデータ記憶手段に記
憶された虹彩データとを比較して両者が一致したときチ
ェックアウトするホテル利用客がチェックインしたホテ
ル利用客であることを判定する判定手段と、この判定手
段がチェックアウトするホテル利用客がチェックインし
たホテル利用客と同一人であることを判定すると、宿泊
にかかった費用を自動的に精算処理する精算処理手段と
を備えたものである。
【００１９】かかる構成により、チェックアウト虹彩デ
ータ入手手段が入手した虹彩データとデータ記憶手段に
記憶された虹彩データとを比較して両者が一致したとき
チェックアウトするホテル利用客がチェックインしたホ
テル利用客であることを判定し、宿泊にかかった費用を
精算処理手段により自動的に精算処理することができ
る。このために、チェックアウト時の精算処理が短時間
で能率よく行えるようになる。
ータ入手手段が入手した虹彩データとデータ記憶手段に
記憶された虹彩データとを比較して両者が一致したとき
チェックアウトするホテル利用客がチェックインしたホ
テル利用客であることを判定し、宿泊にかかった費用を
精算処理手段により自動的に精算処理することができ
る。このために、チェックアウト時の精算処理が短時間
で能率よく行えるようになる。
【００２０】また、請求項７の発明に係るホテル管理装
置は、ホテル管理端末を扱う人の虹彩データを入手する
虹彩データ入手手段と、ホテル従業員の虹彩データを記
憶するデータ記憶手段と、この虹彩データ入手手段によ
り入手した虹彩データとデータ記憶手段に記憶された従
業員の虹彩データとを比較し、両者が一致したときにホ
テル管理端末を扱う人がホテル従業員であると判定する
判定手段と、この判定手段によりホテル管理端末を扱う
人がホテル従業員であると判定された場合にホテル管理
端末の操作を可能にするホテル管理端末操作手段とを備
えたものである。
置は、ホテル管理端末を扱う人の虹彩データを入手する
虹彩データ入手手段と、ホテル従業員の虹彩データを記
憶するデータ記憶手段と、この虹彩データ入手手段によ
り入手した虹彩データとデータ記憶手段に記憶された従
業員の虹彩データとを比較し、両者が一致したときにホ
テル管理端末を扱う人がホテル従業員であると判定する
判定手段と、この判定手段によりホテル管理端末を扱う
人がホテル従業員であると判定された場合にホテル管理
端末の操作を可能にするホテル管理端末操作手段とを備
えたものである。
【００２１】かかる構成により、ホテル管理端末を扱う
人の虹彩データを入手して、データ記憶手段に記憶され
たホテル従業員の虹彩データと比較し、両者が一致した
ときにのみホテル管理端末を操作することができる。こ
のために、データ記憶手段に虹彩データが記憶（登録）
されていない人がホテル管理端末を操作するのを禁止す
ることができる。
人の虹彩データを入手して、データ記憶手段に記憶され
たホテル従業員の虹彩データと比較し、両者が一致した
ときにのみホテル管理端末を操作することができる。こ
のために、データ記憶手段に虹彩データが記憶（登録）
されていない人がホテル管理端末を操作するのを禁止す
ることができる。
【００２２】また、請求項８の発明に係るホテル管理装
置は、ホテル管理端末を扱うことが許可されたホテル従
業員の虹彩データを一定時間ごとに入手する虹彩データ
入手手段と、ホテル従業員の虹彩データを記憶するデー
タ記憶手段と、虹彩データ入手手段により入手した虹彩
データとデータ記憶手段に記憶されたホテル従業員の虹
彩データとを比較して両者が一致したときホテル管理端
末を扱うことが許可されたホテル従業員であると判定す
る判定手段と、この判定手段によりホテル管理端末を扱
うことが許可されたホテル従業員であると判定できたと
きにのみホテル管理端末の使用を可能にし、判定できな
い場合はホテル管理端末をクローズする管理端末操作手
段とを備えたものである。
置は、ホテル管理端末を扱うことが許可されたホテル従
業員の虹彩データを一定時間ごとに入手する虹彩データ
入手手段と、ホテル従業員の虹彩データを記憶するデー
タ記憶手段と、虹彩データ入手手段により入手した虹彩
データとデータ記憶手段に記憶されたホテル従業員の虹
彩データとを比較して両者が一致したときホテル管理端
末を扱うことが許可されたホテル従業員であると判定す
る判定手段と、この判定手段によりホテル管理端末を扱
うことが許可されたホテル従業員であると判定できたと
きにのみホテル管理端末の使用を可能にし、判定できな
い場合はホテル管理端末をクローズする管理端末操作手
段とを備えたものである。
【００２３】かかる構成により、金品を扱うホテル従業
員の虹彩データを予めデータ記憶手段に記憶（登録）
し、そのホテル従業員がホテル管理端末を扱うことが許
可されたホテル従業員であると判定できたときにのみホ
テル管理端末の使用を可能にし、判定できない場合はホ
テル管理端末をクローズすることができる。このため
に、金品を扱う従業員以外の者が勝手に精算業務を行う
ことを禁止することができる。この動作を一定時間ごと
に行うようにして、もし、不正が発見された場合は、ホ
テル管理端末をクローズするように予めプログラムする
ことにより、セキュリティとしての安全性がさらに向上
する。
員の虹彩データを予めデータ記憶手段に記憶（登録）
し、そのホテル従業員がホテル管理端末を扱うことが許
可されたホテル従業員であると判定できたときにのみホ
テル管理端末の使用を可能にし、判定できない場合はホ
テル管理端末をクローズすることができる。このため
に、金品を扱う従業員以外の者が勝手に精算業務を行う
ことを禁止することができる。この動作を一定時間ごと
に行うようにして、もし、不正が発見された場合は、ホ
テル管理端末をクローズするように予めプログラムする
ことにより、セキュリティとしての安全性がさらに向上
する。
【００２４】また、請求項９の発明に係るホテル管理装
置は、チェックインの際にホテル利用客の虹彩より虹彩
データを入手するチェックイン虹彩データ入手手段と、
このチェックイン虹彩データ入手手段により入手した虹
彩データをホテル利用客の住所や名前などの識別データ
とともに記憶するデータ記憶手段と、エレベータの塔乗
者の虹彩データを入手する虹彩データ入手手段と、この
虹彩データ入手手段により入手された塔乗者の虹彩デー
タとチェックイン虹彩データ入手手段により入手したホ
テル利用客の虹彩データとを比較して両者が一致したと
きに、塔乗者がホテル利用客であることを判定する判定
手段と、判定手段により塔乗者がホテル利用客であるこ
とを判定した場合に、このホテル利用客が指定した客室
の階でエレベータを自動停止させるエレベータ自動停止
手段とを備えたものである。
置は、チェックインの際にホテル利用客の虹彩より虹彩
データを入手するチェックイン虹彩データ入手手段と、
このチェックイン虹彩データ入手手段により入手した虹
彩データをホテル利用客の住所や名前などの識別データ
とともに記憶するデータ記憶手段と、エレベータの塔乗
者の虹彩データを入手する虹彩データ入手手段と、この
虹彩データ入手手段により入手された塔乗者の虹彩デー
タとチェックイン虹彩データ入手手段により入手したホ
テル利用客の虹彩データとを比較して両者が一致したと
きに、塔乗者がホテル利用客であることを判定する判定
手段と、判定手段により塔乗者がホテル利用客であるこ
とを判定した場合に、このホテル利用客が指定した客室
の階でエレベータを自動停止させるエレベータ自動停止
手段とを備えたものである。
【００２５】かかる構成により、虹彩データ入手手段
で、エレベータの塔乗者の虹彩データを入手し、得られ
た虹彩データとチェックインしたホテル利用客の虹彩デ
ータとを比較して、エレベータの塔乗者がホテル利用客
であると判定されると、このホテル利用客が指定した客
室の階でエレベータは自動停止する。このために、エレ
ベータに乗ったホテル利用客は、操作パネルを操作する
ことなく、指定された階の客室へ行くことができる。
で、エレベータの塔乗者の虹彩データを入手し、得られ
た虹彩データとチェックインしたホテル利用客の虹彩デ
ータとを比較して、エレベータの塔乗者がホテル利用客
であると判定されると、このホテル利用客が指定した客
室の階でエレベータは自動停止する。このために、エレ
ベータに乗ったホテル利用客は、操作パネルを操作する
ことなく、指定された階の客室へ行くことができる。
【００２６】また、請求項１０の発明に係るホテル管理
装置は、請求項９に記載のホテル管理装置において、判
定手段によりエレベータの塔乗者がホテル利用客である
と判定されない場合に、この塔乗者が階指定ボタンを押
してもエレベータを指定階に停止させないエレベータ作
動手段を有するものである。
装置は、請求項９に記載のホテル管理装置において、判
定手段によりエレベータの塔乗者がホテル利用客である
と判定されない場合に、この塔乗者が階指定ボタンを押
してもエレベータを指定階に停止させないエレベータ作
動手段を有するものである。
【００２７】かかる構成により、虹彩データ入手手段
で、エレベータの塔乗者の虹彩データを入手し、得られ
た虹彩データとチェックインしたホテル利用客の虹彩デ
ータとを比較して、エレベータの塔乗者がホテル利用客
でないと判定されると、エレベータの塔乗者は、操作パ
ネルの階指定ボタンを押してもエレベータは指定階に停
止しないようになり、客室へ行くことができないように
なり、ホテルのセキュリティを向上させることができ
る。
で、エレベータの塔乗者の虹彩データを入手し、得られ
た虹彩データとチェックインしたホテル利用客の虹彩デ
ータとを比較して、エレベータの塔乗者がホテル利用客
でないと判定されると、エレベータの塔乗者は、操作パ
ネルの階指定ボタンを押してもエレベータは指定階に停
止しないようになり、客室へ行くことができないように
なり、ホテルのセキュリティを向上させることができ
る。
【００２８】また、請求項１１の発明に係るホテル管理
装置は、ホテル利用客、従業員及び一般外来者が入場で
きるように別個に設定された領域にそれぞれ設置され且
つ人の虹彩から虹彩データを入手する虹彩データ入手手
段と、これらの虹彩データ入手手段により入手した虹彩
データを記憶するデータ記憶手段と、虹彩データ入手手
段で入手した虹彩データとデータ記憶手段に記憶された
人の虹彩データとを比較して両者が一致したときに、そ
の人がホテル利用客、従業員もしくは一般外来者である
ことを判定する判定手段と、この判定手段により判定さ
れたホテル利用客、従業員及び一般外来者のそれぞれが
該当する入場領域への入場を振り分ける入場領域制限手
段とを備えたものである。
装置は、ホテル利用客、従業員及び一般外来者が入場で
きるように別個に設定された領域にそれぞれ設置され且
つ人の虹彩から虹彩データを入手する虹彩データ入手手
段と、これらの虹彩データ入手手段により入手した虹彩
データを記憶するデータ記憶手段と、虹彩データ入手手
段で入手した虹彩データとデータ記憶手段に記憶された
人の虹彩データとを比較して両者が一致したときに、そ
の人がホテル利用客、従業員もしくは一般外来者である
ことを判定する判定手段と、この判定手段により判定さ
れたホテル利用客、従業員及び一般外来者のそれぞれが
該当する入場領域への入場を振り分ける入場領域制限手
段とを備えたものである。
【００２９】かかる構成により、客、従業員及び一般外
来者が入場できる領域に設置した虹彩データ入手手段で
入手した虹彩データに応じて入場できる領域を制限する
ことができる。このために、入場できる領域以外の領域
に客や一般外来者が入場するのを制限することができる
ようになり、ホテルのセキュリティを向上させることが
できる。
来者が入場できる領域に設置した虹彩データ入手手段で
入手した虹彩データに応じて入場できる領域を制限する
ことができる。このために、入場できる領域以外の領域
に客や一般外来者が入場するのを制限することができる
ようになり、ホテルのセキュリティを向上させることが
できる。
【００３０】また、請求項１２の発明に係るホテル管理
装置は、ホテルの非常階段に設置され且つこの非常階段
を利用したホテル従業員及びホテル利用者の虹彩から虹
彩データを入手する虹彩データ入手手段と、この虹彩デ
ータ入手手段により入手した虹彩データを非常階段利用
者の住所や名前などの識別データとともに記憶するデー
タ記憶手段と、虹彩データ入手手段で入手した虹彩デー
タとデータ記憶手段に記憶された非常階段利用者の虹彩
データと比較して両者が一致したときにその人が非常階
段を利用したホテル従業員及びホテル利用者であること
を判定する判定手段と、この判定手段により判定された
ホテル従業員及びホテル利用者の名前を登録する登録手
段とを備えたものである。
装置は、ホテルの非常階段に設置され且つこの非常階段
を利用したホテル従業員及びホテル利用者の虹彩から虹
彩データを入手する虹彩データ入手手段と、この虹彩デ
ータ入手手段により入手した虹彩データを非常階段利用
者の住所や名前などの識別データとともに記憶するデー
タ記憶手段と、虹彩データ入手手段で入手した虹彩デー
タとデータ記憶手段に記憶された非常階段利用者の虹彩
データと比較して両者が一致したときにその人が非常階
段を利用したホテル従業員及びホテル利用者であること
を判定する判定手段と、この判定手段により判定された
ホテル従業員及びホテル利用者の名前を登録する登録手
段とを備えたものである。
【００３１】かかる構成により、非常事態が発生した場
合に、非常階段を通過したホテル従業員及びホテル利用
者の虹彩データを虹彩データ入手手段が入手し、虹彩デ
ータとデータ記憶手段に登録された非常階段利用者の虹
彩データとを比較してその人が非常階段を利用したホテ
ル従業員及びホテル利用者であることを判定して、表示
手段によりホテル従業員及びホテル利用者の名前を登録
することにより、緊急時に非常階段を使用して外部に避
難した人の名前が判定できるようになり、ホテルのセキ
ュリティを向上させることができる。
合に、非常階段を通過したホテル従業員及びホテル利用
者の虹彩データを虹彩データ入手手段が入手し、虹彩デ
ータとデータ記憶手段に登録された非常階段利用者の虹
彩データとを比較してその人が非常階段を利用したホテ
ル従業員及びホテル利用者であることを判定して、表示
手段によりホテル従業員及びホテル利用者の名前を登録
することにより、緊急時に非常階段を使用して外部に避
難した人の名前が判定できるようになり、ホテルのセキ
ュリティを向上させることができる。
【００３２】また、請求項１３の発明に係るホテル管理
装置は、請求項１２に記載のホテル管理装置において、
判定手段により判定されたホテル従業員及びホテル利用
者以外の人に対してアラーム表示するアラーム表示手段
を有する。
装置は、請求項１２に記載のホテル管理装置において、
判定手段により判定されたホテル従業員及びホテル利用
者以外の人に対してアラーム表示するアラーム表示手段
を有する。
【００３３】かかる構成により、通常、非常階段を虹彩
データのない人が利用すると、それはホテルにとってセ
キュリティ上問題があるので、ホテルの非常階段に虹彩
データ入手手段を設置して、非常階段を利用する人の虹
彩データを入手し、データ記憶手段に登録してない人に
対しては、アラーム表示などの音により排除することが
できる。このために、一般外来者が非常口よりホテル内
へ侵入するのを禁止することでできる。
データのない人が利用すると、それはホテルにとってセ
キュリティ上問題があるので、ホテルの非常階段に虹彩
データ入手手段を設置して、非常階段を利用する人の虹
彩データを入手し、データ記憶手段に登録してない人に
対しては、アラーム表示などの音により排除することが
できる。このために、一般外来者が非常口よりホテル内
へ侵入するのを禁止することでできる。
【００３４】また、請求項１４の発明に係るホテル管理
装置は、請求項１２記載のホテル管理装置において、非
常階段に設置された虹彩データ入手手段に監視カメラを
リンクさせて、データ記憶手段に虹彩データが登録され
ていない人が非常階段を利用した場合、監視カメラによ
りその人を撮像するようにした。
装置は、請求項１２記載のホテル管理装置において、非
常階段に設置された虹彩データ入手手段に監視カメラを
リンクさせて、データ記憶手段に虹彩データが登録され
ていない人が非常階段を利用した場合、監視カメラによ
りその人を撮像するようにした。
【００３５】かかる構成により、非常階段に設置された
虹彩データ入手手段と監視カメラをリンクさせて、デー
タ記憶手段に虹彩データが登録されていない人が非常階
段を利用した場合、監視カメラによりその人を撮像する
ことができる。このために、警告を無視して侵入した一
般外来者を迅速に捕捉することができる。
虹彩データ入手手段と監視カメラをリンクさせて、デー
タ記憶手段に虹彩データが登録されていない人が非常階
段を利用した場合、監視カメラによりその人を撮像する
ことができる。このために、警告を無視して侵入した一
般外来者を迅速に捕捉することができる。
【００３６】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
て詳述する。
て詳述する。
【００３７】図１は本発明に係るホテル管理装置の実施
の形態例のブロック図である。図中１はホテルの玄関ホ
ールなどに設置されたホテルカウンタである。このホテ
ルカウンタ１には、ホテル全体を管理するホテル管理手
段２に接続されたホテル管理端末３と、鍵入力端末４の
他に、ホテル利用客の虹彩より虹彩データを入手する虹
彩認識カメラ５が設置されていて、ホテル利用客が宿泊
手続などをしている間に、ホテル利用客の顔などを撮像
するようになっている。
の形態例のブロック図である。図中１はホテルの玄関ホ
ールなどに設置されたホテルカウンタである。このホテ
ルカウンタ１には、ホテル全体を管理するホテル管理手
段２に接続されたホテル管理端末３と、鍵入力端末４の
他に、ホテル利用客の虹彩より虹彩データを入手する虹
彩認識カメラ５が設置されていて、ホテル利用客が宿泊
手続などをしている間に、ホテル利用客の顔などを撮像
するようになっている。
【００３８】虹彩認識カメラ５で撮像された映像は画像
処理手段６へ送られて画像処理され、宿泊手続などをし
たホテル利用客の虹彩データが作成されるものであっ
て、これらでチェックイン虹彩データ入手手段１６−１
を構成している。また、ホテルカウンタ１に設けられた
虹彩認識カメラ５は、チェックイン虹彩データ入手手段
１６−１と同構成のチェックアウト虹彩データ入手手段
（図示せず）の虹彩認識カメラでもある。
処理手段６へ送られて画像処理され、宿泊手続などをし
たホテル利用客の虹彩データが作成されるものであっ
て、これらでチェックイン虹彩データ入手手段１６−１
を構成している。また、ホテルカウンタ１に設けられた
虹彩認識カメラ５は、チェックイン虹彩データ入手手段
１６−１と同構成のチェックアウト虹彩データ入手手段
（図示せず）の虹彩認識カメラでもある。
【００３９】画像処理手段６により作成された虹彩デー
タは、前記ホテル管理手段２に接続されたＣＰＵ７へ送
られて、ホテル管理端末３より入力されたホテル利用客
の住所や名前などの識別データと対応させてデータ記憶
手段８に登録（記憶）される。
タは、前記ホテル管理手段２に接続されたＣＰＵ７へ送
られて、ホテル管理端末３より入力されたホテル利用客
の住所や名前などの識別データと対応させてデータ記憶
手段８に登録（記憶）される。
【００４０】また、前記データ記憶手段８には、ホテル
利用客と従業員を区別するため、予め従業員の虹彩から
入手した虹彩データが、従業員の名前などの識別データ
とともに記憶されている。
利用客と従業員を区別するため、予め従業員の虹彩から
入手した虹彩データが、従業員の名前などの識別データ
とともに記憶されている。
【００４１】一方、前記ホテル管理手段２には、ホテル
の各客室１０の廊下側、レストラン１２内、売店１３
内、バー１４内、非常階段１５及びエレベータ１１内な
どに設置された虹彩データ入手手段１６−２、１６−
３、１６−４、１６−５、１６−６、１６−７とデータ
回線１７を介して接続されていると共に、データ回線１
７には図示しない監視カメラも接続されている。
の各客室１０の廊下側、レストラン１２内、売店１３
内、バー１４内、非常階段１５及びエレベータ１１内な
どに設置された虹彩データ入手手段１６−２、１６−
３、１６−４、１６−５、１６−６、１６−７とデータ
回線１７を介して接続されていると共に、データ回線１
７には図示しない監視カメラも接続されている。
【００４２】各客室１０の廊下側に設けられた虹彩デー
タ入手手段１６−２は、客室１０のドアの前に立った者
（ホテル利用客やホテル従業員や他の者）の虹彩を撮像
する虹彩認識カメラ１６ａと、この虹彩認識カメラ１６
ａが撮像した映像を画像処理して、虹彩データを作成す
る画像処理手段１６ｂとよりなり、画像処理手段１６ｂ
と、客室１０内に設けられた表示手段である表示器１８
及びドアに設けられた自動錠１９はインタフェース２０
を介してデータ回線１７に接続されている。
タ入手手段１６−２は、客室１０のドアの前に立った者
（ホテル利用客やホテル従業員や他の者）の虹彩を撮像
する虹彩認識カメラ１６ａと、この虹彩認識カメラ１６
ａが撮像した映像を画像処理して、虹彩データを作成す
る画像処理手段１６ｂとよりなり、画像処理手段１６ｂ
と、客室１０内に設けられた表示手段である表示器１８
及びドアに設けられた自動錠１９はインタフェース２０
を介してデータ回線１７に接続されている。
【００４３】エレベータ１１内に設けられた虹彩データ
入手手段１６−７は、エレベータ１１の操作パネル１１
ａ近傍に設置された虹彩認識カメラ１６ａと、この虹彩
認識カメラ１６ａが撮像したエレベータ１１内の映像か
ら客などの虹彩データを作成する画像処理手段１６ｂと
よりなり、画像処理手段１６ｂはインタフェース２０を
介してデータ回線１７に接続されている。
入手手段１６−７は、エレベータ１１の操作パネル１１
ａ近傍に設置された虹彩認識カメラ１６ａと、この虹彩
認識カメラ１６ａが撮像したエレベータ１１内の映像か
ら客などの虹彩データを作成する画像処理手段１６ｂと
よりなり、画像処理手段１６ｂはインタフェース２０を
介してデータ回線１７に接続されている。
【００４４】レストラン１２や売店１３、バー１４に設
けられた虹彩データ入手手段１６−３、１６−４、１６
−５は、レストラン１２や売店１３、バー１４のレジ付
近に設置された虹彩認識カメラ１６ａと、この虹彩認識
カメラ１６ａが撮像した映像を画像処理して虹彩データ
を作成する画像処理手段１６ｂとよりなり、画像処理手
段１６ｂはホテル管理端末２１を介してデータ回線１７
に接続されている。
けられた虹彩データ入手手段１６−３、１６−４、１６
−５は、レストラン１２や売店１３、バー１４のレジ付
近に設置された虹彩認識カメラ１６ａと、この虹彩認識
カメラ１６ａが撮像した映像を画像処理して虹彩データ
を作成する画像処理手段１６ｂとよりなり、画像処理手
段１６ｂはホテル管理端末２１を介してデータ回線１７
に接続されている。
【００４５】また、非常階段１５に設けられた虹彩デー
タ入手手段１６−６は、非常階段１５を利用する人を撮
像する虹彩認識カメラ１６ａと、この虹彩認識カメラ１
６ａが撮像した映像を画像処理して虹彩データを作成す
る画像処理手段１６ｂとよりなり、画像処理手段１６ｂ
はインタフェース２０を介してデータ回線１７に接続さ
れている。
タ入手手段１６−６は、非常階段１５を利用する人を撮
像する虹彩認識カメラ１６ａと、この虹彩認識カメラ１
６ａが撮像した映像を画像処理して虹彩データを作成す
る画像処理手段１６ｂとよりなり、画像処理手段１６ｂ
はインタフェース２０を介してデータ回線１７に接続さ
れている。
【００４６】そして、ＣＰＵ７は、ホテルの各客室１０
の廊下側に設けられた虹彩データ入手手段１６−２が入
手した人の虹彩データとデータ記憶手段８に記憶された
ホテル利用客の虹彩データとを比較して両者が一致した
場合に人がホテル利用客であることを判定する判定手段
を備えており、また、ホテル管理手段２は、判定手段が
人がホテル利用客であると判定した場合に客室の自動錠
を解錠する自動解錠手段と、判定手段が人がホテル利用
客であることを判定しなかった場合に、部屋鍵を用いて
もドアが開かないドアクローズ手段とを備えている。
の廊下側に設けられた虹彩データ入手手段１６−２が入
手した人の虹彩データとデータ記憶手段８に記憶された
ホテル利用客の虹彩データとを比較して両者が一致した
場合に人がホテル利用客であることを判定する判定手段
を備えており、また、ホテル管理手段２は、判定手段が
人がホテル利用客であると判定した場合に客室の自動錠
を解錠する自動解錠手段と、判定手段が人がホテル利用
客であることを判定しなかった場合に、部屋鍵を用いて
もドアが開かないドアクローズ手段とを備えている。
【００４７】また、ＣＰＵ７は、ホテルの各客室１０の
廊下側に設けられた虹彩データ入手手段１６−２が入手
した虹彩データと予めデータ記憶手段８に記憶されたホ
テル従業員の虹彩データとを比較して両者が一致した場
合にホテル従業員であることを判定する判定手段を備え
ており、ホテルの各客室１０の表示器１８は、判定手段
がホテル従業員であることを判定した場合に客室内にホ
テル従業員が来訪した旨の表示を、また、判定手段がホ
テル従業員でないと判定した場合にはホテル従業員でな
い旨の表示をそれぞれ行うものである。
廊下側に設けられた虹彩データ入手手段１６−２が入手
した虹彩データと予めデータ記憶手段８に記憶されたホ
テル従業員の虹彩データとを比較して両者が一致した場
合にホテル従業員であることを判定する判定手段を備え
ており、ホテルの各客室１０の表示器１８は、判定手段
がホテル従業員であることを判定した場合に客室内にホ
テル従業員が来訪した旨の表示を、また、判定手段がホ
テル従業員でないと判定した場合にはホテル従業員でな
い旨の表示をそれぞれ行うものである。
【００４８】また、ＣＰＵ７は、ホテル内のレストラン
１２、店１３及びバー１４に設置された虹彩データ入手
手段１６−３、１６−４、１６−５が入手した人の虹彩
データとデータ記憶手段８に記憶されたホテル利用客の
虹彩データを比較して両者が一致したとき人がホテル利
用客であることを判定する判定手段を備えており、ま
た、ホテル管理手段２は、判定手段により人がホテル利
用客であると判定された場合にルームチャージとして支
払を処理する支払処理手段を備えている。
１２、店１３及びバー１４に設置された虹彩データ入手
手段１６−３、１６−４、１６−５が入手した人の虹彩
データとデータ記憶手段８に記憶されたホテル利用客の
虹彩データを比較して両者が一致したとき人がホテル利
用客であることを判定する判定手段を備えており、ま
た、ホテル管理手段２は、判定手段により人がホテル利
用客であると判定された場合にルームチャージとして支
払を処理する支払処理手段を備えている。
【００４９】また、ＣＰＵ７は、チェックアウト用虹彩
データ入手手段が入手した虹彩データとデータ記憶手段
８に記憶された虹彩データを比較して両者が一致したと
きチェックアウトするホテル利用客がチェックインした
ホテル利用客であることを判定する判定手段を備えてお
り、また、ホテル管理手段２は、判定手段がチェックア
ウトするホテル利用客がチェックインしたホテル利用客
と同一人であることを判定するとホテル管理端末を立ち
上げて、宿泊にかかった費用を自動的に精算処理する精
算処理手段を備えている。
データ入手手段が入手した虹彩データとデータ記憶手段
８に記憶された虹彩データを比較して両者が一致したと
きチェックアウトするホテル利用客がチェックインした
ホテル利用客であることを判定する判定手段を備えてお
り、また、ホテル管理手段２は、判定手段がチェックア
ウトするホテル利用客がチェックインしたホテル利用客
と同一人であることを判定するとホテル管理端末を立ち
上げて、宿泊にかかった費用を自動的に精算処理する精
算処理手段を備えている。
【００５０】また、ＣＰＵ７は、ホテル管理端末３を扱
う人の虹彩データを入手する虹彩データ入手手段（例え
ば、チェックイン虹彩データ入手手段１６−１）により
入手した虹彩データとデータ記憶手段８に記憶された従
業員の虹彩データと比較し、両者が一致したときにホテ
ル管理端末３を扱う人がホテル従業員であると判定する
判定手段を備えており、また、ホテル管理手段２は、判
定手段によりホテル管理端末３を扱う人がホテル従業員
であると判定された場合にホテル管理端末３の操作を可
能にするホテル管理端末操作手段を備えている。
う人の虹彩データを入手する虹彩データ入手手段（例え
ば、チェックイン虹彩データ入手手段１６−１）により
入手した虹彩データとデータ記憶手段８に記憶された従
業員の虹彩データと比較し、両者が一致したときにホテ
ル管理端末３を扱う人がホテル従業員であると判定する
判定手段を備えており、また、ホテル管理手段２は、判
定手段によりホテル管理端末３を扱う人がホテル従業員
であると判定された場合にホテル管理端末３の操作を可
能にするホテル管理端末操作手段を備えている。
【００５１】また、ＣＰＵ７は、ホテル管理端末３を扱
うことが許可されたホテル従業員の虹彩データ入手手段
（例えば、チェックイン虹彩データ入手手段１６−１）
により入手した虹彩データとデータ記憶手段８に記憶さ
れたホテル従業員の虹彩データと比較して両者が一致し
たときホテル管理端末３を扱うことが許可されたホテル
従業員であると判定する判定手段を備えており、また、
ホテル管理手段２は、判定手段によりホテル管理端末３
を扱うことが許可されたホテル従業員であると判定でき
たときにのみホテル管理端末３の使用を可能にし、判定
できない場合はホテル管理端末をクローズする管理端末
操作手段を備えている。
うことが許可されたホテル従業員の虹彩データ入手手段
（例えば、チェックイン虹彩データ入手手段１６−１）
により入手した虹彩データとデータ記憶手段８に記憶さ
れたホテル従業員の虹彩データと比較して両者が一致し
たときホテル管理端末３を扱うことが許可されたホテル
従業員であると判定する判定手段を備えており、また、
ホテル管理手段２は、判定手段によりホテル管理端末３
を扱うことが許可されたホテル従業員であると判定でき
たときにのみホテル管理端末３の使用を可能にし、判定
できない場合はホテル管理端末をクローズする管理端末
操作手段を備えている。
【００５２】また、ＣＰＵ７は、エレベータ１１に設置
された虹彩データ入手手段１６−７により入手された塔
乗者の虹彩データとチェックイン虹彩データ入手手段１
１−１により入手したホテル利用客の虹彩データとを比
較して、エレベータ１１の塔乗者がホテル利用客である
ことを判定する判定手段を備えており、また、ホテル管
理手段２は、判定手段により塔乗者がホテル利用客であ
ることを判定した場合に、このホテル利用客が指定した
客室の階でエレベータを自動停止させるエレベータ自動
停止手段を備えている。
された虹彩データ入手手段１６−７により入手された塔
乗者の虹彩データとチェックイン虹彩データ入手手段１
１−１により入手したホテル利用客の虹彩データとを比
較して、エレベータ１１の塔乗者がホテル利用客である
ことを判定する判定手段を備えており、また、ホテル管
理手段２は、判定手段により塔乗者がホテル利用客であ
ることを判定した場合に、このホテル利用客が指定した
客室の階でエレベータを自動停止させるエレベータ自動
停止手段を備えている。
【００５３】また、ホテル管理手段２は、判定手段によ
りエレベータ１１の塔乗者がホテル利用客であると判定
されない場合に、この塔乗者が階指定ボタンを押してエ
レベータ１１を指定階に停止させないエレベータ作動手
段を備えている。
りエレベータ１１の塔乗者がホテル利用客であると判定
されない場合に、この塔乗者が階指定ボタンを押してエ
レベータ１１を指定階に停止させないエレベータ作動手
段を備えている。
【００５４】また、ＣＰＵ７は、ホテル利用客、従業員
及び一般外来者が入場できるように別個に設定された領
域にそれぞれ設置された虹彩データ入手手段（図示せ
ず）により入手した虹彩データとデータ記憶手段８に記
憶された人の虹彩データと比較してその人がホテル利用
客、従業員もしくは一般外来者のいずれかであることを
判定する判定手段を備えており、また、ホテル管理手段
２は、判定手段により判定されたホテル利用客、従業員
及び一般外来者のそれぞれが該当する入場領域への入場
を振り分ける入場領域制限手段を備えている。
及び一般外来者が入場できるように別個に設定された領
域にそれぞれ設置された虹彩データ入手手段（図示せ
ず）により入手した虹彩データとデータ記憶手段８に記
憶された人の虹彩データと比較してその人がホテル利用
客、従業員もしくは一般外来者のいずれかであることを
判定する判定手段を備えており、また、ホテル管理手段
２は、判定手段により判定されたホテル利用客、従業員
及び一般外来者のそれぞれが該当する入場領域への入場
を振り分ける入場領域制限手段を備えている。
【００５５】また、ＣＰＵ７は、ホテルの非常階段１５
に設置された虹彩データ入手手段１６−６が入手した、
非常階段１５を利用したホテル従業員及びホテル利用者
の虹彩から虹彩データとデータ記憶手段８に登録された
非常階段利用者の虹彩データと比較してその人が非常階
段１５を利用したホテル従業員及びホテル利用者である
ことを判定する判定手段を備えており、また、ホテル管
理手段２は、判定手段により判定されたホテル従業員及
びホテル利用者の名前を登録する登録手段を備えてい
る。また、ホテル管理手段２は、判定手段により判定さ
れたホテル従業員及びホテル利用者以外の人に対してア
ラーム表示するアラーム表示手段を備えている。
に設置された虹彩データ入手手段１６−６が入手した、
非常階段１５を利用したホテル従業員及びホテル利用者
の虹彩から虹彩データとデータ記憶手段８に登録された
非常階段利用者の虹彩データと比較してその人が非常階
段１５を利用したホテル従業員及びホテル利用者である
ことを判定する判定手段を備えており、また、ホテル管
理手段２は、判定手段により判定されたホテル従業員及
びホテル利用者の名前を登録する登録手段を備えてい
る。また、ホテル管理手段２は、判定手段により判定さ
れたホテル従業員及びホテル利用者以外の人に対してア
ラーム表示するアラーム表示手段を備えている。
【００５６】次に、上記のように構成されたホテル管理
装置の作用を説明する。
装置の作用を説明する。
【００５７】ホテルに宿泊するホテル利用客がホテルカ
ウンタ１で宿泊の手続（チェックイン）をする際、ホテ
ル従業員はホテル管理端末３よりホテル利用客の住所や
名前などの識別データを入力する。同時にカウンタ１に
設けられた虹彩認識カメラ５がホテル利用客の顔を撮像
し、画像処理手段６により画像処理して、ホテル利用客
の虹彩データを作成する。
ウンタ１で宿泊の手続（チェックイン）をする際、ホテ
ル従業員はホテル管理端末３よりホテル利用客の住所や
名前などの識別データを入力する。同時にカウンタ１に
設けられた虹彩認識カメラ５がホテル利用客の顔を撮像
し、画像処理手段６により画像処理して、ホテル利用客
の虹彩データを作成する。
【００５８】作成された虹彩データは、ホテル管理端末
３より入力された識別データとともにＣＰＵ７へ送ら
れ、両者を対応させてデータ記憶手段８に記憶される。
これによって以後、そのホテル利用客の虹彩データが客
室のキーなどとして利用される。
３より入力された識別データとともにＣＰＵ７へ送ら
れ、両者を対応させてデータ記憶手段８に記憶される。
これによって以後、そのホテル利用客の虹彩データが客
室のキーなどとして利用される。
【００５９】すなわち、チェックインを完了したホテル
利用客は客室１０のキーを持たずに指定された客室１０
の前に立つと、ドアなどに設けられた虹彩認識カメラ１
６ａが客の虹彩を撮像し、画像処理手段１６ｂが虹彩デ
ータを作成する。
利用客は客室１０のキーを持たずに指定された客室１０
の前に立つと、ドアなどに設けられた虹彩認識カメラ１
６ａが客の虹彩を撮像し、画像処理手段１６ｂが虹彩デ
ータを作成する。
【００６０】作成された虹彩データは、インタフェース
２０及びデータ回線１７を経てホテル管理手段２へ送ら
れ、ホテル管理手段２に接続されたＣＰＵ７によって、
チェックインしたホテル利用客の虹彩データと作成され
た虹彩データとが比較されて両者が一致した場合は、自
動解錠手段から解錠信号がデータ回線１７を介してその
客室１０の自動錠１９へ送られ、自動錠１９が解錠され
る。これによってホテル利用客はキーを使用せずに指定
された客室１０内へ入室できるようになる。
２０及びデータ回線１７を経てホテル管理手段２へ送ら
れ、ホテル管理手段２に接続されたＣＰＵ７によって、
チェックインしたホテル利用客の虹彩データと作成され
た虹彩データとが比較されて両者が一致した場合は、自
動解錠手段から解錠信号がデータ回線１７を介してその
客室１０の自動錠１９へ送られ、自動錠１９が解錠され
る。これによってホテル利用客はキーを使用せずに指定
された客室１０内へ入室できるようになる。
【００６１】また、客室１０の前に指定されたホテル利
用客以外の一般外来者などが立った場合は、虹彩データ
が一致しないために、ドアクローズ手段が働いて自動錠
１９が解錠されることはない。
用客以外の一般外来者などが立った場合は、虹彩データ
が一致しないために、ドアクローズ手段が働いて自動錠
１９が解錠されることはない。
【００６２】一方客室１０に宿泊中、ルームサービスを
依頼することがよくある。来訪者がホテル従業員の場合
は、予め、ホテル従業員の虹彩データと名前などの識別
データがデータ記憶手段８に記憶されているために、来
訪したホテル従業員より作成した虹彩データとデータ記
憶手段８に記憶された虹彩データとをＣＰＵ７で比較す
ることにより、判定手段により来訪者がルームサービス
を依頼したホテル従業員であることが判定され、客室１
０内の表示器１８にその旨が表示される。これによって
宿泊客は安心して客室１０の自動錠１９を手動で解錠し
て、ホテル従業員を迎い入れることができる。
依頼することがよくある。来訪者がホテル従業員の場合
は、予め、ホテル従業員の虹彩データと名前などの識別
データがデータ記憶手段８に記憶されているために、来
訪したホテル従業員より作成した虹彩データとデータ記
憶手段８に記憶された虹彩データとをＣＰＵ７で比較す
ることにより、判定手段により来訪者がルームサービス
を依頼したホテル従業員であることが判定され、客室１
０内の表示器１８にその旨が表示される。これによって
宿泊客は安心して客室１０の自動錠１９を手動で解錠し
て、ホテル従業員を迎い入れることができる。
【００６３】来訪者がホテル従業員でない場合は、来訪
者がホテル従業員でない旨が客室１０内の表示器１８に
表示されるために、危険を未然に回避することができ
る。
者がホテル従業員でない旨が客室１０内の表示器１８に
表示されるために、危険を未然に回避することができ
る。
【００６４】なお、チェックインした際、客室１０のキ
ーを渡すことにより、キーを使用してドアの自動錠１９
を解錠することも可能であるが、ホテル利用客がキーを
紛失し、紛失したキーを拾った人が客室１０の自動錠１
９をキーを使用して解錠しようとしても、客室１０に宿
泊しているホテル利用客と、キーにより自動錠１９を解
錠しようとする人の虹彩データが一致しないため、自動
錠１９が解錠されることはない。
ーを渡すことにより、キーを使用してドアの自動錠１９
を解錠することも可能であるが、ホテル利用客がキーを
紛失し、紛失したキーを拾った人が客室１０の自動錠１
９をキーを使用して解錠しようとしても、客室１０に宿
泊しているホテル利用客と、キーにより自動錠１９を解
錠しようとする人の虹彩データが一致しないため、自動
錠１９が解錠されることはない。
【００６５】以上はホテル利用客（宿泊客）の虹彩デー
タをキーに利用する場合であるが、レストラン１２や売
店１３、バー１４などを利用した際の支払をルームチャ
ージで処理することができる。例えば、レストラン１２
で食事をした後、レジでルームチャージによる支払手続
をする際、レジの近傍に設置された虹彩データ入手手段
１６−３が利用者の虹彩データを入手し、データ回線１
７を経てＣＰＵ７へ送る。
タをキーに利用する場合であるが、レストラン１２や売
店１３、バー１４などを利用した際の支払をルームチャ
ージで処理することができる。例えば、レストラン１２
で食事をした後、レジでルームチャージによる支払手続
をする際、レジの近傍に設置された虹彩データ入手手段
１６−３が利用者の虹彩データを入手し、データ回線１
７を経てＣＰＵ７へ送る。
【００６６】また、レストラン従業員は、ホテル管理端
末２１により利用者の客室番号を入力すると、ＣＰＵ７
は入力された客室番号に宿泊しているホテル利用客の虹
彩データと利用者より入手した虹彩データを比較して、
両者が一致した場合、その旨をホテル管理端末２１に表
示するので、利用料金をルームチャージで確実に処理す
ることができる。また、売店１３やバー１４などでの支
払も、前記レストラン１２と同様にしてルームチャージ
で支払処理することができる。
末２１により利用者の客室番号を入力すると、ＣＰＵ７
は入力された客室番号に宿泊しているホテル利用客の虹
彩データと利用者より入手した虹彩データを比較して、
両者が一致した場合、その旨をホテル管理端末２１に表
示するので、利用料金をルームチャージで確実に処理す
ることができる。また、売店１３やバー１４などでの支
払も、前記レストラン１２と同様にしてルームチャージ
で支払処理することができる。
【００６７】また、ホテルでは一度しか来ない客と、長
期間滞在する客、高層階を望む客などがあり、これら客
の区別を階層で行うことがある。
期間滞在する客、高層階を望む客などがあり、これら客
の区別を階層で行うことがある。
【００６８】このような客の区別を、エレベータ１１内
に設置した虹彩データ入手手段１６−７を利用して次の
ように行うことができる。
に設置した虹彩データ入手手段１６−７を利用して次の
ように行うことができる。
【００６９】チェックインしたホテル利用客がエレベー
タ１を利用して指定された客室１０へ行く場合、エレベ
ータ１１内の虹彩データ入手手段１６−７が操作パネル
１１ａの前に立った搭乗者の虹彩データを入手してＣＰ
Ｕ７へ送る。
タ１を利用して指定された客室１０へ行く場合、エレベ
ータ１１内の虹彩データ入手手段１６−７が操作パネル
１１ａの前に立った搭乗者の虹彩データを入手してＣＰ
Ｕ７へ送る。
【００７０】ＣＰＵ７は送られてきた虹彩データと、チ
ェックインしたホテル利用客の虹彩データとを照合し
て、判定手段により搭乗者がホテル利用客であると判定
されると、そのホテル利用客の客室階のデータをエレベ
ータ１１へ送る。これによって操作パネル１１ａに、そ
のホテル利用客の客室１０の階が表示されると共に、エ
レベータ１１はその階まで上昇または下降して停止する
ために、ホテル利用客は操作パネル１１ａを操作せずに
指定された階の客室１０へ行くことができる。
ェックインしたホテル利用客の虹彩データとを照合し
て、判定手段により搭乗者がホテル利用客であると判定
されると、そのホテル利用客の客室階のデータをエレベ
ータ１１へ送る。これによって操作パネル１１ａに、そ
のホテル利用客の客室１０の階が表示されると共に、エ
レベータ１１はその階まで上昇または下降して停止する
ために、ホテル利用客は操作パネル１１ａを操作せずに
指定された階の客室１０へ行くことができる。
【００７１】この方法によれば、ホテル利用客としての
虹彩データが記憶されていない人がエレベータ１１を利
用して客室１０へ行こうとしても、操作パネル１１ａを
操作できなくなったり、エレベータ１１の扉が閉まらな
くできるため、セキュリティとしての安全性を向上させ
ることができる。
虹彩データが記憶されていない人がエレベータ１１を利
用して客室１０へ行こうとしても、操作パネル１１ａを
操作できなくなったり、エレベータ１１の扉が閉まらな
くできるため、セキュリティとしての安全性を向上させ
ることができる。
【００７２】一方、ホテル利用客がチェックアウトすべ
くホテルカウンタ１でチェックアウトの手続をする場合
にも、チェックアウト虹彩データ入手手段でチェックア
ウトする客より虹彩データを入手して、どの客室１０に
宿泊したホテル利用客かを判定することにより、精算処
理手段によりホテル従業員はホテル管理端末３を操作せ
ずに宿泊費用の精算が迅速に行えるようになる。また、
金品を扱うホテル従業員に対しては、虹彩データ登録
時、予めその旨を登録しておくことにより、登録されて
いないホテル従業員が勝手に精算を行うなどの処理を禁
止することができると共に、この動作を一定時間ごとに
行うようにして、もし不正が発見された場合は、ホテル
管理端末３をクローズするように予めプログラムするこ
とにより、セキュリティとしての安全性がさらに向上す
る。
くホテルカウンタ１でチェックアウトの手続をする場合
にも、チェックアウト虹彩データ入手手段でチェックア
ウトする客より虹彩データを入手して、どの客室１０に
宿泊したホテル利用客かを判定することにより、精算処
理手段によりホテル従業員はホテル管理端末３を操作せ
ずに宿泊費用の精算が迅速に行えるようになる。また、
金品を扱うホテル従業員に対しては、虹彩データ登録
時、予めその旨を登録しておくことにより、登録されて
いないホテル従業員が勝手に精算を行うなどの処理を禁
止することができると共に、この動作を一定時間ごとに
行うようにして、もし不正が発見された場合は、ホテル
管理端末３をクローズするように予めプログラムするこ
とにより、セキュリティとしての安全性がさらに向上す
る。
【００７３】以上はホテル利用客に対するホテル管理で
あるが、同様にホテル従業員や一般外来者についても管
理することができる。
あるが、同様にホテル従業員や一般外来者についても管
理することができる。
【００７４】ホテル内ではホテル利用客やホテル従業
員、一般外来者が入室できない領域があり、それぞれの
領域の出入口などに虹彩データ入手手段（図示せず）を
設置して入室者の虹彩データを入手することにより、ホ
テル利用客やホテル従業員、一般外来者がその領域に入
室できないことを音声で知らせたり、出入口などのドア
を施錠することにより、領域への入室を制限することが
できる。
員、一般外来者が入室できない領域があり、それぞれの
領域の出入口などに虹彩データ入手手段（図示せず）を
設置して入室者の虹彩データを入手することにより、ホ
テル利用客やホテル従業員、一般外来者がその領域に入
室できないことを音声で知らせたり、出入口などのドア
を施錠することにより、領域への入室を制限することが
できる。
【００７５】特に、非常階段１５は、緊急事態発生時に
支障なく使用できるよう、通常施錠していないため、一
般外来者などが用事もないのに利用することがあるが、
虹彩データ入手手段１６−６により利用者の虹彩データ
を入手して、記憶された虹彩データと照合することによ
り、虹彩データのない一般外来者などを排除することが
できる。
支障なく使用できるよう、通常施錠していないため、一
般外来者などが用事もないのに利用することがあるが、
虹彩データ入手手段１６−６により利用者の虹彩データ
を入手して、記憶された虹彩データと照合することによ
り、虹彩データのない一般外来者などを排除することが
できる。
【００７６】また、非常事態が発生して、ホテル利用客
やホテル従業員が非常階段１５を利用して避難した場
合、入手した虹彩データから避難した客や従業員を判定
することができることから、まだ残っている客や従業員
を救助する際に役に立つ効果がある。
やホテル従業員が非常階段１５を利用して避難した場
合、入手した虹彩データから避難した客や従業員を判定
することができることから、まだ残っている客や従業員
を救助する際に役に立つ効果がある。
【００７７】また、非常階段１５に設置された虹彩デー
タ入手手段１６−６と監視カメラ（図示せず）をリンク
させて、データ記憶手段８に虹彩データが登録されてい
ない人が非常階段１５を利用した場合、監視カメラによ
りその人を撮像するようにすれば、警告を無視して侵入
した一般外来者を迅速に捕捉することができる。
タ入手手段１６−６と監視カメラ（図示せず）をリンク
させて、データ記憶手段８に虹彩データが登録されてい
ない人が非常階段１５を利用した場合、監視カメラによ
りその人を撮像するようにすれば、警告を無視して侵入
した一般外来者を迅速に捕捉することができる。
【００７８】
【発明の効果】本発明に係るホテル管理装置によれば、
チェックインの際、ホテル利用客の虹彩より入手した虹
彩データと、住所や名前などの識別データをデータ記憶
手段に登録し、以後、この虹彩データを基にホテル利用
客を管理することができる。このように、指紋と同じ用
に個人を判定する虹彩を、ホテル利用客と共にホテルの
管理装置に登録することで、一般外来者と分からないよ
うに区別して管理することができ、ホテルのセキュリテ
ィを向上させることができる。
チェックインの際、ホテル利用客の虹彩より入手した虹
彩データと、住所や名前などの識別データをデータ記憶
手段に登録し、以後、この虹彩データを基にホテル利用
客を管理することができる。このように、指紋と同じ用
に個人を判定する虹彩を、ホテル利用客と共にホテルの
管理装置に登録することで、一般外来者と分からないよ
うに区別して管理することができ、ホテルのセキュリテ
ィを向上させることができる。
【００７９】また、本発明に係るホテル管理装置によれ
ば、ホテルの各客室の廊下側に設けられた虹彩データ入
手手段が入手した虹彩データと、チェックインの際入手
した虹彩データを比較し、両者が一致した場合、客室の
自動錠を解錠することができ、キーを使用せずに客室内
へ入室することができるようになる。
ば、ホテルの各客室の廊下側に設けられた虹彩データ入
手手段が入手した虹彩データと、チェックインの際入手
した虹彩データを比較し、両者が一致した場合、客室の
自動錠を解錠することができ、キーを使用せずに客室内
へ入室することができるようになる。
【００８０】また、本発明に係るホテル管理装置によれ
ば、ドアの自動錠は、ホテル利用者の虹彩データと、ホ
テルの各客室の廊下側に設けられた虹彩データ入手手段
が入手した虹彩データとが一致しないと解錠できないこ
とになり、ホテルのセキュリティを向上させることがで
きる。
ば、ドアの自動錠は、ホテル利用者の虹彩データと、ホ
テルの各客室の廊下側に設けられた虹彩データ入手手段
が入手した虹彩データとが一致しないと解錠できないこ
とになり、ホテルのセキュリティを向上させることがで
きる。
【００８１】また、本発明に係るホテル管理装置によれ
ば、ホテルの各客室の廊下側に設けられた虹彩データ入
手手段が入手した虹彩データと、予めデータ記憶手段に
登録された従業員の虹彩データを比較し、両者が一致し
た場合は客室内にホテル従業員が来訪した旨を表示し、
ホテル従業員でない場合にはホテル従業員でない旨の表
示を行うことができる。このために、客室へ来訪した人
がホテル従業員であるか否かを容易に確認できるように
なる。
ば、ホテルの各客室の廊下側に設けられた虹彩データ入
手手段が入手した虹彩データと、予めデータ記憶手段に
登録された従業員の虹彩データを比較し、両者が一致し
た場合は客室内にホテル従業員が来訪した旨を表示し、
ホテル従業員でない場合にはホテル従業員でない旨の表
示を行うことができる。このために、客室へ来訪した人
がホテル従業員であるか否かを容易に確認できるように
なる。
【００８２】また、本発明に係るホテル管理装置によれ
ば、ホテル内のレストラン、店及びバーなどに虹彩デー
タ入手手段を設置して、これら虹彩データ入手手段が入
手した虹彩データと、データ記憶手段に登録された虹彩
データを比較し、両者が一致したとき、ルームチャージ
として支払を処理できる。このために、利用料金の支払
が現金を使用せずに、安全かつ確実に処理できる。
ば、ホテル内のレストラン、店及びバーなどに虹彩デー
タ入手手段を設置して、これら虹彩データ入手手段が入
手した虹彩データと、データ記憶手段に登録された虹彩
データを比較し、両者が一致したとき、ルームチャージ
として支払を処理できる。このために、利用料金の支払
が現金を使用せずに、安全かつ確実に処理できる。
【００８３】また、本発明に係るホテル管理装置によれ
ば、チェックアウトする客より虹彩データを入手して、
チェックインしたときの虹彩データよりその客を判定
し、宿泊にかかった費用を自動的に精算処理することが
できる。このために、チェックアウト時の精算処理が短
時間で能率よく行える。
ば、チェックアウトする客より虹彩データを入手して、
チェックインしたときの虹彩データよりその客を判定
し、宿泊にかかった費用を自動的に精算処理することが
できる。このために、チェックアウト時の精算処理が短
時間で能率よく行える。
【００８４】また、本発明に係るホテル管理装置によれ
ば、ホテル管理端末を扱う人の虹彩データを入手して、
データ記憶手段に登録されたホテル従業員の虹彩データ
と比較し、両者が一致したときにのみホテル管理端末を
操作することができる。このために、データ記憶手段に
虹彩データが登録されていない人がホテル管理端末を操
作するのを禁止することができる。
ば、ホテル管理端末を扱う人の虹彩データを入手して、
データ記憶手段に登録されたホテル従業員の虹彩データ
と比較し、両者が一致したときにのみホテル管理端末を
操作することができる。このために、データ記憶手段に
虹彩データが登録されていない人がホテル管理端末を操
作するのを禁止することができる。
【００８５】また、本発明に係るホテル管理装置によれ
ば、金品を扱うホテル従業員の虹彩データを予めデータ
記憶手段に登録し、そのホテル従業員が判定できたとき
にのみホテル管理端末の使用を可能にし、判定できない
場合はホテル管理端末をクローズすることができる。こ
のために、金品を扱うホテル従業員以外の者が勝手に精
算業務を行うことを禁止することができる。この動作を
一定時間ごとに行うようにして、もし、不正が発見され
た場合は、ホテル管理端末をクローズするように予めプ
ログラムすることにより、セキュリティとしての安全性
がさらに向上する。
ば、金品を扱うホテル従業員の虹彩データを予めデータ
記憶手段に登録し、そのホテル従業員が判定できたとき
にのみホテル管理端末の使用を可能にし、判定できない
場合はホテル管理端末をクローズすることができる。こ
のために、金品を扱うホテル従業員以外の者が勝手に精
算業務を行うことを禁止することができる。この動作を
一定時間ごとに行うようにして、もし、不正が発見され
た場合は、ホテル管理端末をクローズするように予めプ
ログラムすることにより、セキュリティとしての安全性
がさらに向上する。
【００８６】また、本発明に係るホテル管理装置によれ
ば、虹彩データ入手手段をエレベータ内に設置して、エ
レベータの塔乗者の虹彩データを入手し、得られた虹彩
データとチェックインしたホテル利用客の虹彩データを
比較して両者が一致した場合に判定手段により塔乗者が
ホテル利用客であると判定されると、エレベータ自動停
止手段によりホテル利用客が指定された客室の階でエレ
ベータは自動停止する。このために、エレベータに乗っ
た客は、操作パネルを操作することなく、指定された階
の客室へ行くことができる。
ば、虹彩データ入手手段をエレベータ内に設置して、エ
レベータの塔乗者の虹彩データを入手し、得られた虹彩
データとチェックインしたホテル利用客の虹彩データを
比較して両者が一致した場合に判定手段により塔乗者が
ホテル利用客であると判定されると、エレベータ自動停
止手段によりホテル利用客が指定された客室の階でエレ
ベータは自動停止する。このために、エレベータに乗っ
た客は、操作パネルを操作することなく、指定された階
の客室へ行くことができる。
【００８７】また、本発明に係るホテル管理装置によれ
ば、判定手段により塔乗者がホテル利用客であると判定
されない場合には、エレベータの塔乗者は、操作パネル
の階指定ボタンを押してもエレベータは指定階に停止し
ないようになり、客室へ行くことができないようにな
り、ホテルのセキュリティを向上させることができる。
ば、判定手段により塔乗者がホテル利用客であると判定
されない場合には、エレベータの塔乗者は、操作パネル
の階指定ボタンを押してもエレベータは指定階に停止し
ないようになり、客室へ行くことができないようにな
り、ホテルのセキュリティを向上させることができる。
【００８８】また、本発明に係るホテル管理装置によれ
ば、ホテル利用客、ホテル従業員及び一般外来者が入場
できる領域を別個に設置し、それぞれの領域に設置した
虹彩データ入手手段で入手した虹彩データに応じて入場
できる領域を制限することができる。このために、入場
できる領域以外の領域に客や一般外来者が入場するのを
制限することができる。
ば、ホテル利用客、ホテル従業員及び一般外来者が入場
できる領域を別個に設置し、それぞれの領域に設置した
虹彩データ入手手段で入手した虹彩データに応じて入場
できる領域を制限することができる。このために、入場
できる領域以外の領域に客や一般外来者が入場するのを
制限することができる。
【００８９】また、本発明に係るホテル管理装置によれ
ば、非常事態が発生した場合に、非常階段を通過した人
の虹彩データを虹彩データ入手手段が入手すれば、緊急
時に非常階段を使用して外部に避難した人の名前が判定
できる効果もある。
ば、非常事態が発生した場合に、非常階段を通過した人
の虹彩データを虹彩データ入手手段が入手すれば、緊急
時に非常階段を使用して外部に避難した人の名前が判定
できる効果もある。
【００９０】また、本発明に係るホテル管理装置によれ
ば、通常非常階段を虹彩データのない人が利用すると、
それはホテルにとってセキュリティ上問題があるので、
ホテルの非常階段に虹彩データ入手手段を設置して、非
常階段を利用する人の虹彩データを入手し、データ記憶
手段に登録してない人に対しては、アラームなどにより
排除することができる。このために、一般外来者が非常
口よりホテル内へ侵入するのを禁止することができる。
ば、通常非常階段を虹彩データのない人が利用すると、
それはホテルにとってセキュリティ上問題があるので、
ホテルの非常階段に虹彩データ入手手段を設置して、非
常階段を利用する人の虹彩データを入手し、データ記憶
手段に登録してない人に対しては、アラームなどにより
排除することができる。このために、一般外来者が非常
口よりホテル内へ侵入するのを禁止することができる。
【００９１】また、本発明に係るホテル管理装置によれ
ば、非常階段に設置された虹彩データ入手手段と監視カ
メラをリンクさせて、データ記憶手段に虹彩データが登
録されていない人が非常階段を利用した場合、監視カメ
ラによりその人を撮像することができる。このために、
警告を無視して侵入した一般外来者を迅速に捕捉するこ
とができる。
ば、非常階段に設置された虹彩データ入手手段と監視カ
メラをリンクさせて、データ記憶手段に虹彩データが登
録されていない人が非常階段を利用した場合、監視カメ
ラによりその人を撮像することができる。このために、
警告を無視して侵入した一般外来者を迅速に捕捉するこ
とができる。
【図１】本発明に係るホテル管理装置の実施の形態例を
示すブロック図
示すブロック図
１ ホテルカウンタ ２ ホテル管理手段（自動解錠手段、ドアクローズ
手段、支払処理手段、精算処理手段、ホテル管理端末操
作手段、エレベータ自動停止手段、エレベータ作動手
段、入場領域制限手段、登録手段、アラーム表示手段） ３ ホテル管理端末 ４ 鍵入力端末 ５ 虹彩認識カメラ ６ 画像処理手段 ７ ＣＰＵ（判定手段） ８ データ記憶手段 １０ 客室 １１ エレベータ １１ａ 操作パネル １２ レストラン １３ 売店 １４ バー １５ 非常階段 １６−１ チェックイン虹彩データ入手手段（チェック
アウト虹彩データ入手手段） １６−２ 虹彩データ入手手段 １６−３ 虹彩データ入手手段 １６−４ 虹彩データ入手手段 １６−５ 虹彩データ入手手段 １６−６ 虹彩データ入手手段 １６−７ 虹彩データ入手手段 １６ａ 虹彩認識カメラ １６ｂ 画像処理手段 １７ データ回線 １８ 表示器（表示手段） １９ 自動錠 ２０ インタフェース ２１ ホテル管理端末
手段、支払処理手段、精算処理手段、ホテル管理端末操
作手段、エレベータ自動停止手段、エレベータ作動手
段、入場領域制限手段、登録手段、アラーム表示手段） ３ ホテル管理端末 ４ 鍵入力端末 ５ 虹彩認識カメラ ６ 画像処理手段 ７ ＣＰＵ（判定手段） ８ データ記憶手段 １０ 客室 １１ エレベータ １１ａ 操作パネル １２ レストラン １３ 売店 １４ バー １５ 非常階段 １６−１ チェックイン虹彩データ入手手段（チェック
アウト虹彩データ入手手段） １６−２ 虹彩データ入手手段 １６−３ 虹彩データ入手手段 １６−４ 虹彩データ入手手段 １６−５ 虹彩データ入手手段 １６−６ 虹彩データ入手手段 １６−７ 虹彩データ入手手段 １６ａ 虹彩認識カメラ １６ｂ 画像処理手段 １７ データ回線 １８ 表示器（表示手段） １９ 自動錠 ２０ インタフェース ２１ ホテル管理端末
フロントページの続き (72)発明者 大口 孝 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目３番１ 号 松下通信工業株式会社内 Ｆターム(参考） 2E250 AA06 BB04 DD08 FF11 FF13 3E038 AA01 AA12 BA20 CA07 CC01 GA02 HA07 JA03 5B049 AA05 BB52 CC01 CC36 EE10 FF03 FF04 GG04 GG07 5B058 KA38 YA11 5C087 BB03 DD05 DD06 DD49 FF25 GG02 GG20 GG23
Claims (14)
- 【請求項１】 チェックインの際にホテル利用客の虹彩
より虹彩データを入手するチェックイン虹彩データ入手
手段と、 このチェックイン虹彩データ入手手段により入手した前
記虹彩データを前記ホテル利用客の住所や名前などの識
別データとともに記憶するデータ記憶手段と、 前記データ記憶手段に記憶された前記虹彩データ及び前
記識別データを基に前記ホテル利用客を管理するホテル
管理手段とを備えたことを特徴とするホテル管理装置。 - 【請求項２】 チェックインの際にホテル利用客の虹彩
より虹彩データを入手するチェックイン虹彩データ入手
手段と、 このチェックイン虹彩データ入手手段により入手した前
記虹彩データを前記ホテル利用客の住所や名前などの識
別データとともに記憶するデータ記憶手段と、 ホテルの各客室の廊下側に設けられ且つ人の虹彩より虹
彩データを入手する虹彩データ入手手段と、 この虹彩データ入手手段が入手した前記虹彩データと前
記データ記憶手段に記憶された前記ホテル利用客の前記
虹彩データとを比較して両者が一致した場合に前記人が
前記ホテル利用客であることを判定する判定手段と、 この判定手段が前記人が前記ホテル利用客であると判定
した場合に前記ホテル利用客が宿泊する客室の自動錠を
解錠する自動解錠手段とを備えたことを特徴とするホテ
ル管理装置。 - 【請求項３】 判定手段が、人がホテル利用客であると
判定しなかった場合に部屋鍵を用いてもドアが開かない
ようにするドアクローズ手段を有する請求項２の記載の
ホテル管理装置。 - 【請求項４】 ホテルの各客室の廊下側に設けられ且つ
人の虹彩より虹彩データを入手する虹彩データ入手手段
と、 ホテル従業員の虹彩データを記憶するデータ記憶手段
と、 前記虹彩データ入手手段が入手した前記虹彩データと予
め前記データ記憶手段に記憶された前記ホテル従業員の
前記虹彩データとを比較して両者が一致した場合にホテ
ル従業員であることを判定する判定手段と、 この判定手段がホテル従業員であることを判定した場合
に客室内に前記ホテル従業員が来訪した旨の表示を、ま
た、前記判定手段が前記ホテル従業員であることを判定
しなかった場合には前記ホテル従業員でない旨の表示を
それぞれ行う表示手段とを備えたことを特徴とするホテ
ル管理装置。 - 【請求項５】 チェックインの際にホテル利用客の虹彩
より虹彩データを入手するチェックイン虹彩データ入手
手段と、 このチェックイン虹彩データ入手手段により入手した前
記虹彩データを前記ホテル利用客の住所や名前などの識
別データとともに記憶するデータ記憶手段と、 ホテル内のレストラン、店及びバーなど設置され且つ人
の虹彩より虹彩データを入手する虹彩データ入手手段
と、 これら虹彩データ入手手段が入手した前記人の前記虹彩
データと前記データ記憶手段に記憶された前記ホテル利
用客の前記虹彩データとを比較して両者が一致したとき
前記人が前記ホテル利用客であることを判定する判定手
段と、 この判定手段により前記人が前記ホテル利用客であると
判定された場合にルームチャージとして支払を処理する
支払処理手段と備えたことを特徴とするホテル管理装
置。 - 【請求項６】 チェックインの際にホテル利用客の虹彩
より虹彩データを入手するチェックイン虹彩データ入手
手段と、 このチェックイン虹彩データ入手手段により入手した前
記虹彩データを前記ホテル利用客の住所や名前などの識
別データとともに記憶するデータ記憶手段と、チェック
アウトするホテル利用客より虹彩データを入手するチェ
ックアウト虹彩データ入手手段と、 このチェックアウト虹彩データ入手手段が入手した前記
虹彩データと前記データ記憶手段に記憶された前記虹彩
データとを比較して両者が一致したときチェックアウト
するホテル利用客がチェックインしたホテル利用客と同
一人物であることを判定する判定手段と、 この判定手段がチェックアウトするホテル利用客がチェ
ックインしたホテル利用客と同一人であることを判定す
ると、宿泊にかかった費用を自動的に精算処理する精算
処理手段とを備えたことを特徴とするホテル管理装置。 - 【請求項７】 ホテル管理端末を扱う人の虹彩データを
入手する虹彩データ入手手段と、 ホテル従業員の虹彩データを記憶するデータ記憶手段
と、 この虹彩データ入手手段により入手した虹彩データと前
記データ記憶手段に記憶された前記従業員の前記虹彩デ
ータとを比較し、両者が一致したときにホテル管理端末
を扱う人がホテル従業員であると判定する判定手段と、 この判定手段により前記ホテル従業員であると判定され
た場合に前記ホテル管理端末の操作を可能にするホテル
管理端末操作手段とを備えたことを特徴とするホテル管
理装置。 - 【請求項８】 ホテル管理端末を扱うことが許可された
ホテル従業員の虹彩データを一定時間ごとに入手する虹
彩データ入手手段と、 前記ホテル従業員の虹彩データを記憶するデータ記憶手
段と、 前記虹彩データ入手手段により入手した前記虹彩データ
と前記データ記憶手段に記憶された前記ホテル従業員の
前記虹彩データとを比較して両者が一致したとき前記ホ
テル管理端末を扱うことが許可された前記ホテル従業員
と判定する判定手段と、 この判定手段により前記ホテル管理端末を扱うことが許
可された前記ホテル従業員が判定できたときにのみ前記
ホテル管理端末の使用を可能にし、判定できない場合は
前記ホテル管理端末をクローズする管理端末操作手段と
を備えたことを特徴とするホテル管理装置。 - 【請求項９】 チェックインの際にホテル利用客の虹彩
より虹彩データを入手するチェックイン虹彩データ入手
手段と、 このチェックイン虹彩データ入手手段により入手した前
記虹彩データを前記ホテル利用客の住所や名前などの識
別データとともに記憶するデータ記憶手段と、 エレベータの塔乗者の虹彩データを入手する虹彩データ
入手手段と、 この虹彩データ入手手段により入手された前記塔乗者の
前記虹彩データと前記チェックイン虹彩データ入手手段
により入手した前記ホテル利用客の前記虹彩データとを
比較して両者が一致したときに、前記塔乗者が前記ホテ
ル利用客であることを判定する判定手段と、 前記判定手段により前記塔乗者が前記ホテル利用客であ
ることを判定した場合に、このホテル利用客が指定した
客室の階で前記エレベータを自動停止させるエレベータ
自動停止手段とを備えたことを特徴とするホテル管理装
置。 - 【請求項１０】 判定手段によりエレベータの塔乗者が
ホテル利用客であると判定されない場合に、この塔乗者
が階指定ボタンを押しても前記エレベータを指定階に停
止させないエレベータ作動手段を有する請求項９に記載
のホテル管理装置。 - 【請求項１１】 ホテル利用客、従業員及び一般外来者
が入場できるように別個に設定された領域にそれぞれ設
置され且つ人の虹彩から虹彩データを入手する虹彩デー
タ入手手段と、 これらの虹彩データ入手手段により入手した前記虹彩デ
ータを記憶するデータ記憶手段と、 前記虹彩データ入手手段で入手した前記虹彩データと前
記データ記憶手段に記憶された前記人の前記虹彩データ
とを比較して両者が一致したときに、その人がホテル利
用客、従業員もしくは一般外来者であることを判定する
判定手段と、 この判定手段により判定されたホテル利用客、従業員及
び一般外来者のそれぞれが該当する入場領域への入場を
振り分ける入場領域制限手段とを備えたことを特徴とす
るホテル管理装置。 - 【請求項１２】 非常階段を利用したホテル従業員及び
ホテル利用者の虹彩から虹彩データを入手する虹彩デー
タ入手手段と、 この虹彩データ入手手段により入手した前記虹彩データ
を前記非常階段利用者の住所や名前などの識別データと
ともに記憶するデータ記憶手段と、 前記虹彩データ入手手段で入手した前記虹彩データと前
記データ記憶手段に記憶された前記非常階段利用者の前
記虹彩データとを比較して両者が一致したときに、その
人が非常階段を利用したホテル従業員及びホテル利用者
であることを判定する判定手段と、 この判定手段により判定されたホテル従業員及びホテル
利用者の名前を登録する登録手段とを備えたことを特徴
とするホテル管理装置。 - 【請求項１３】 判定手段により判定されたホテル従業
員及びホテル利用者以外の人に対してアラーム表示する
アラーム表示手段を有する請求項１２に記載のホテル管
理装置。 - 【請求項１４】 非常階段に設置された虹彩データ入手
手段に監視カメラをリンクさせて、データ記憶手段に虹
彩データが登録されていない人が非常階段を利用した場
合、前記監視カメラによりその人を撮像するようにした
請求項１２記載のホテル管理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17096799A JP3317928B2 (ja) | 1999-06-17 | 1999-06-17 | ホテル管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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