JP3317588B2 - 角型電池 - Google Patents

角型電池

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JP3317588B2
JP3317588B2 JP19650894A JP19650894A JP3317588B2 JP 3317588 B2 JP3317588 B2 JP 3317588B2 JP 19650894 A JP19650894 A JP 19650894A JP 19650894 A JP19650894 A JP 19650894A JP 3317588 B2 JP3317588 B2 JP 3317588B2
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康正 望月
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    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種電子機器の電源
として用いられる角型電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、小型の二次電池はOA、FA、家
電、通信等のポータブル電子機器用電源として幅広く使
用されており、さらに、機器に装着した場合に容積効率
がよく、機器の小型化、軽量化につながる角型の二次電
池が要求されている。
【0003】図9は従来の角型ニッケルカドミウム電池
を示す断面図であり、図において1、2はそれぞれ集電
体に活物質が塗布または含浸され、セパレータ(図示せ
ず)と交互に複数枚配置された負極板および正電極、3
は複数の正電極2のそれぞれの突出した正極集電耳部4
と正極リード板5を介して電気的に集合結合された正極
端子、6は複数の負電極1のそれぞれの突出した負極集
電耳部7と負極リード板8を介して電気的に集合結合さ
れた角型の負極端子であり、この負極端子6は電池ケー
スを兼ねている。9は正極端子3が電気的に絶縁されて
設けられた上蓋であり、この上蓋9は積層された負極板
1および正極板2が負極端子6内に収納された後、負極
端子6の開口縁部に溶接されて負極端子6に密閉一体化
されている。同様の例として、電池技術(1989,創
刊号,p.62〜80,(社)電気化学協会電池技術委
員会)に掲載された角型密閉式ニッケルカドミウム電池
が挙げられる。
【0004】このように構成された角型ニッケルカドミ
ウム電池を組み立てるには、まず正極板2と負極板1と
をセパレータを介して交互に複数枚重ねて電池ケースを
兼ねる負極端子6内に挿入する。そして、複数枚の正極
板2のそれぞれの正極集電耳部4を集合させて、正極リ
ード板5を介して正極端子3に電気的に接続し、複数枚
の負極板1のそれぞれの負極集電耳部7を集合させて、
負極リード板8を介して電池ケースをかねる負極端子6
に電気的に接続する。さらに、正極集電耳部4および正
極リード板5によって下から支えて上蓋9を位置決め固
定し、上蓋9の縁部と電池ケースを兼ねる負極端子6の
開口縁部とを溶接して密閉して、角型ニッケルカドミウ
ム電池を得る。この従来のニッケルカドミウム電池は、
上記のように角型電池が構成され、機器に実装した場合
に、円筒型電池ではデッドスペースになる四隅が、角型
電池では容量に寄与するため、実質的に高エネルギ密度
を達成している。
【0005】しかし、電池の高性能化の要求から、高エ
ネルギ密度、高電圧、長期保存性に優れたリチウム二次
電池が要求されている。図10および図11はそれぞれ
従来の角型リチウム二次電池における正極板および負極
板の構造を示す一部破断平面図であり、図において10
はアルミニウムやステンレス等の薄板からなる集電板1
1とその集電板11上に、例えばリチウムと複合化した
MnO2を塗布して形成された再充放電可能な正極活物
質12とからなる正極板、13は正極板10の上部に突
出して設けられた正極集電耳部、14は銅やニッケル等
の薄板からなる集電板15とその集電板15上に塗布形
成されたリチウムイオンを吸蔵放出可能なカーボンから
なる負極活物質16とからなる負極板、17は負極板1
4の上部に突出して設けられた負極集電耳部である。
【0006】このように構成された従来の角型リチウム
二次電池を組み立てるには、まず、正極板10と負極板
14とをセパレータを介して交互に複数枚重ねて電池ケ
ースを兼ねる負極端子6内に挿入する。そして、複数枚
の正極板10のそれぞれの正極集電耳部13を集合させ
て、正極リード板5を介して正極端子3に電気的に接続
し、複数枚の負極板14のそれぞれの負極集電耳部17
を集合させて、負極リード板8を介して電池ケースをか
ねる負極端子6に電気的に接続する。さらに、正極集電
耳部13および正極リード板5によって下から支えて上
蓋9を位置決め固定し、上蓋9の縁部と電池ケースを兼
ねる負極端子6の開口縁部とを溶接して密閉して、角型
リチウム二次電池を得る。この時、正極板10と負極板
14との間に介在するセパレータには有機電解液、例え
ばエチレンカーボネートとジメトキシエタンとの混合溶
媒が含浸されている。なお、セパレータは、例えばポリ
プロピレン、ポリエチレン等の微孔性フィルムや不織物
で構成される。また、正極活物質12はリチウムと複合
化したMnO2の他に、リチウムと複合化したリチウム
と複合化したV25、TiS2、MoS2等の酸化物や硫
化物、あるいはポリアニリンやポリピロール等の導電性
ポリマが用いられる。また、負極活物質16はカーボン
の他に、リチウム金属、リチウムアルミ合金、リチウム
と他の元素との合金が用いられる。
【0007】この従来の角型リチウム二次電池は、放電
時は負極板14の負極活物質16に収蔵されているリチ
ウムイオンが電解液中に脱離し、そのリチウムイオンが
正極板10の正極活物質12に吸蔵され、一方充電時
は、正極活物質12からリチウムイオンが脱離して電解
液中に放出され、負極板14の負極活物質16中に吸蔵
されて、充放電動作を行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の角型リチウム二
次電池は以上のように電解液に有機電解液を使用してい
るので、電解液の導電性が乏しく、大電流での充放電を
可能にするためには、正極板10および負極板14の電
極面積を従来の角型ニッケルカドミウム電池のそれと比
べて大きくする必要があった。その結果、積層する電極
枚数が必然的に多くなり、電極も薄くする必要があり、
集電体11、15となる基材を10〜30μm程度の薄
い金属箔を使用していた。そこで、集電体11、15が
薄い金属箔で構成されているので、積層された正極板1
0および負極板14の電極群を電池ケースに挿入する際
に、電極自体の強度が弱くなり、電極の曲がりや位置ず
れ等を生じて内部短絡を引き起こしてしまうという課題
があった。
【0009】また、製造上の課題として、上蓋9と電池
ケースとの溶接の不具合の問題があげられる。つまり、
上蓋9と電池ケースとの安定した溶接を得るためには、
溶接前の上蓋9の位置決め固定が重要な因子となるが、
従来の角型ニッケルカドミウム電池では、電極、集電耳
部の厚みが厚く、電極自体の強度が強いので、上蓋9が
正極板2の正極集電耳部4および正極リード板5によっ
て下から強固に支えられて位置決め固定され、溶接時に
動くことがなく安定した溶接が可能となる。しかしなが
ら、従来の角型リチウム二次電池は、電極、集電耳部の
厚みが薄く、電極自体の強度が弱いので、角型ニッケル
カドミウム電池と同様の電池構造とすると、上蓋9の位
置決め固定が不安定となり、溶接時に上蓋9が動き、上
蓋9の位置ずれが生じて上蓋溶接不良が発生するという
課題もあった。
【0010】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、電池の組立作業性を向上させる
とともに、電池組立工程での電極の位置ずれや内部短絡
を未然に防止し、かつ、上蓋溶接不良の発生を抑えるこ
とができる角型電池を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係る角型電池は、負極板と正極板とがセパレータを介し
て複数枚交互に積層されて角型の電池ケース内に収納さ
れてなる角型電池において、電池ケースは、一端を開口
とする一方の電池端子を兼ねる角型ケースと、積層され
た負極板と正極板とを収納固定して角型ケース内に収納
されるシャーシと、このシャーシの一端側に一体的に取
り付けられた上蓋と、上蓋に電気的に絶縁されて設けら
れた他方の電池端子とからなり、角型ケース内に収納さ
れたシャーシと一体の上蓋の縁部と角型ケースの開口縁
部とが溶接されて密閉一体化されて構成され、積層され
た負極板および正極板の一方の極板群は、リード板を介
して電気的に集合されてシャーシに接続され、積層され
た負極板および正極板の他方の極板群は、リード板を介
して電気的に集合されて他方の電池端子に接続されてい
るものである。
【0012】また、この発明の第2の発明に係る角型電
池は、上記第1の発明において、シャーシが、積層され
た負極板と正極板とが挿入される開放部と、開放部を塞
口するように折り曲げて負極板と正極板とを押圧固定す
る折り曲げ片と、挿入された負板板と正極板との一端側
が露呈するように上蓋の下面側に設けられた開口部とを
備えたものである。
【0013】また、この発明の第3の発明に係る角型電
池は、上記第1の発明において、シャーシが、積層され
た負極板と正極板とが挿入される開放部および挿入され
た負極板と正極板との一端側が露呈するように上蓋の下
面側に設けられた開口部を有するシャーシ本体と、開放
部を塞口するようにシャーシ本体に取り付けられて負極
板と正極板とをシャーシ本体との間に押圧固定するシャ
ーシ蓋とを備えたものである。
【0014】
【作用】この発明の第1の発明においては、電池ケース
が、一端を開口とする一方の電池端子を兼ねる角型ケー
スと、積層された負極板と正極板とを収納固定して角型
ケース内に収納されたシャーシと、このシャーシの一端
側に一体的に取り付けられた上蓋と、上蓋に電気的に絶
縁されて設けられた他方の電池端子とから構成されてい
る。そこで、シャーシの一端側に一体的に取り付けられ
ている上蓋は、シャーシを角型ケース内に収納すること
によって確実に位置決め固定される。そして、上蓋の縁
部を角型ケースの開口縁部に溶接する際に、上蓋が動く
ことがなく、上蓋の位置ずれに起因する溶接不良が未然
に防止される。
【0015】また、この発明の第2の発明においては、
シャーシが、積層された負極板と正極板とが挿入される
開放部と、該開放部を塞口するように折り曲げて負極板
と正極板とを押圧固定する折り曲げ片と、挿入された負
極板と正極板との一端側が露呈するように上蓋の下面側
に設けられた開口部とを備えている。そこで、負極板と
正極板とは、開放部からシャーシ内に位置決めしながら
セパレータを介して交互に重ね合わせながら容易に挿入
され、折り曲げ片を開放部を塞口するように折り曲げる
ことにより位置決め状態が確保されてシャーシ内に固定
される。したがって、積層する極板の厚みが薄く、か
つ、枚数が多くなっても、積層された負極板と正極板と
は位置ずれが生じることなくシャーシ内に簡易に収納固
定される。そして、積層された負極板と正極板とは、シ
ャーシを角型ケース内に収納することにより、位置決め
が確保されてスムーズに電池ケースに収納できる。さら
に、積層された負極板および正極板は、シャーシに収納
固定された状態で、シャーシに設けられた開口部を介し
て、それぞれ集合されてリード板を介して正極端子ある
いはシャーシに電気的に接続される。
【0016】また、この発明の第3の発明においては、
シャーシが、積層された負極板と正極板とが挿入される
開放部および挿入された負極板と正極板との一端側が露
呈するように上蓋の下面側に設けられた開口部を有する
シャーシ本体と、開放部を塞口するようにシャーシ本体
に取り付けられて負極板と正極板とをシャーシ本体との
間に押圧固定するシャーシ蓋とを備えている。そこで、
負極板と正極板とは、開放部からシャーシ本体内に位置
決めしながらセパレータを介して交互に重ね合わせなが
ら容易に挿入され、シャーシ蓋を該開放部を塞口するよ
うにシャーシ本体に取り付けることにより位置決め状態
が確保されてシャーシ本体とシャーシ蓋との間に押圧固
定される。したがって、積層する極板の厚みが薄く、か
つ、枚数が多くなっても、積層された負極板と正極板と
は位置ずれが生じることなくシャーシ内に簡易に収納固
定される。そして、積層された負極板と正極板とは、シ
ャーシを角型ケース内に収納することにより、位置決め
が確保されてスムーズに電池ケースに収納できる。さら
に、積層された負極板および正極板は、シャーシに収納
固定された状態で、シャーシ本体に設けられた開口部を
介して、それぞれ集合されてリード板を介して正極端子
あるいはシャーシに電気的に接続される。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1.図1はこの発明の実施例1に係る角型リチウ
ム二次電池におけるシャーシの電極群収納状態を示す外
観図であり、図1の(a)にその正面図、図1の(b)
に図1の(a)のA方向矢斜図、図1の(c)に図1の
(a)のB方向矢斜図をそれぞれ示している。図におい
て図9乃至図11に示した従来の角型電池と同一または
相当する部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
図において、20はセパレータを介して交互に複数枚重
ね合わせて積層された正極板10と負極板14とが収納
固定されるシャーシ、21はシャーシ20の一端側に一
体的に取り付けられた上蓋であり、この上蓋21には電
池端子としての正極端子3がガラスハーメチックシール
22により電気的に絶縁されて設けられている。
【0018】ここで、シャーシ20の構造について図2
を参照しつつ説明する。このシャーシ20は、その一端
側に上蓋21が例えばレーザ溶接されて一体的に取り付
けられ、上蓋21の下面側に開口部20cが設けられて
いる。また、その一面には正極板10および負極板14
を挿入するための開放部20bが設けられ、さらに開放
部20bを囲む三辺には折り曲げ片20aが設けられて
いる。そして、それぞれの折り曲げ片20aは、正極板
10および負極板14がセパレータを介して交互に挿入
された後、折り曲げ線20dより開放部20cを塞口す
るように折り曲げられて、積層された正極板10および
負極板14をシャーシ20の背部分との間に押圧固定す
る。
【0019】図3はこの発明の実施例1に係る角型リチ
ウム二次電池の角型ケースを示す斜視図であり、図にお
いて23は一端を開口とする角型ケースである。この角
型ケース23は電池端子としての負極端子を兼ね、上蓋
21とともに電池ケースを構成している。
【0020】このように構成された角型リチウム二次電
池を組み立てるには、まず正極板10、負極板14およ
びセパレータを開放部20bからシャーシ20内に位置
決めしつつ交互に重ね合わせながら所定枚数挿入する。
そして、それぞれの折り曲げ片20aを折り曲げ線20
dの位置から開放部20bを塞口するように折り曲げ
る。そこで、セパレータを介して所定枚数積層された正
極板10と負極板14との電極群は、折り曲げ片20a
により押圧固定されて、位置決めされた状態を確保して
シャーシ20に収納される。この時、正極板10および
負極板14の電極群の一端側、つまり集電耳部側が開口
部20cから外部に露呈している。ついで、全ての正極
板10の正極集電耳部13を重ね合わせて正極リード板
5の一端を超音波溶接し、さらに正極リード板5の他端
を正極端子3に超音波溶接して、図1に示すように、正
極板10を正極端子3に電気的に集合して接続する。ま
た、全ての負極板14の負極集電耳部17を重ね合わせ
て負極リード板8の一端を超音波溶接し、さらに負極リ
ード板8の他端をシャーシ20の内側背部分に超音波溶
接し、図1に示すように、負極板14をシャーシ20に
電気的に集合して接続する。
【0021】つぎに、シャーシ20を開口から角型ケー
ス23内に挿入する。ここで、シャーシ20の外径寸法
を角型ケース23の内径寸法より若干小さく構成するこ
とにより、シャーシ20は角型ケース23に案内されて
スムーズに挿入され、さらに挿入後のガタつきが抑えら
れ角型ケース23に確実に位置決めされて収納される。
また、シャーシ20の高さ寸法を角型ケース23の深さ
寸法と一致して構成することにより、上蓋21は角型ケ
ース23の開口縁部と同じ面位置で、該開口を塞口する
ように位置している。そこで、上蓋21の縁部と角型ケ
ース23の開口縁部とをレーザ溶接し、図4に示すよう
に、上蓋21と角型ケース23とがレーザ溶接部24で
密閉一体化された角型の電池ケース内に積層された正極
板10と負極板14とを収納してなる角型リチウム二次
電池が得られる。なお、負極板14はシャーシ20およ
び上蓋21を介して負極端子を兼ねる角型ケース23に
電気的に接続されている。また、セパレータには有機電
解液が充填されている。
【0022】このようにして角型リチウム二次電池を1
00個組み立て、その内部短絡発生数、電極位置ずれ発
生数および上蓋溶接不良数を調べたところ、表1に示す
ように、内部短絡、電極位置ずれおよび上蓋溶接不良は
確認されなかった。
【0023】このように、この実施例1によれば、シャ
ーシ20が、正極板10および負極板14を挿入する開
放部20bと、該開放部20bを塞口するように折り曲
げられる折り曲げ片20aとを有しているので、正極板
10および負極板14を開放部20bから位置決めしつ
つシャーシ20内に簡易に挿入でき、その後折り曲げ片
20aを折り曲げることにより正極板10および負極板
14を位置決め状態を容易に確保しつつ押圧固定でき
る。その結果、電極の位置ずれや曲がりの発生がなく、
電極の位置ずれや曲がりに起因して発生する内部短絡を
防止することができ、内部短絡の発生による発火や破裂
事故のない安全性に優れた角型リチウム二次電池を得る
ことができる。また、シャーシ20が上蓋21の下面側
に開口部20cを有しているので、積層された正極板1
0および負極板14の電極群の一端側、つまり集電耳部
側が開口部20cを介して外部に露呈している。そこ
で、正極板10および負極板14のそれぞれの電極群と
正極端子3およびシャーシ20の内側背部分との接続を
開口部20cから作業でき、また積層された正極板10
および負極板14がシャーシ20内に収納固定されて動
くことがなく、該接続作業が簡易に行え、電池の組立性
を向上させることができる。また、シャーシ20の一端
側に上蓋21が一体的に取り付けられているので、シャ
ーシ20を角型ケース23内に挿入することにより上蓋
21の位置決めがなされる。そこで、上蓋21の縁部と
角型ケース23の開口縁部とをレーザ溶接する際に、上
蓋21が動くことなく確実に位置決めされ、上蓋21と
角型ケース23との溶接を確実に安定して行うことがで
き、上蓋溶接不良がなく、電池の歩留まりを高くするこ
とができる。
【0024】実施例2.上記実施例1では、シャーシ2
0の開放部20bを取り囲む三辺にそれぞれ折り曲げ片
20aが設けられ、積層された正極板10および負極板
14の電極群が開放部20bからシャーシ20内に挿入
された後、それぞれの折り曲げ片20aを開放部20b
を塞口するように折り曲げて電極群を押圧固定するもの
としているが、この実施例2では、図5に示すように、
シャーシ20の底辺にのみ折り曲げ片20aが設けら
れ、積層された正極板10および負極板14の電極群が
開放部20bからシャーシ20内に挿入された後、1つ
の折り曲げ片20aを開放部20bを塞口するように折
り曲げて電極群を押圧固定するものとし、同様の効果を
奏する。
【0025】ここで、この実施例2による角型リチウム
二次電池を100個組み立て、その内部短絡発生数、電
極位置ずれ発生数および上蓋溶接不良数を調べたとこ
ろ、表1に示すように、上記実施例1と同様に、内部短
絡、電極位置ずれおよび上蓋溶接不良は確認されなかっ
た。
【0026】実施例3.上記実施例1では、シャーシ2
0の開放部20bを取り囲む三辺にそれぞれ折り曲げ片
20aが設けられ、積層された正極板10および負極板
14の電極群が開放部20bからシャーシ20内に挿入
された後、それぞれの折り曲げ片20aを開放部20b
を塞口するように折り曲げて電極群を押圧固定するもの
としているが、この実施例3では、図6に示すように、
シャーシ20の1側辺にのみ折り曲げ片20aが設けら
れ、積層された正極板10および負極板14の電極群が
開放部20bからシャーシ20内に挿入された後、1つ
の折り曲げ片20aを開放部20bを塞口するように折
り曲げて電極群を押圧固定するものとし、同様の効果を
奏する。
【0027】ここで、この実施例3による角型リチウム
二次電池を100個組み立て、その内部短絡発生数、電
極位置ずれ発生数および上蓋溶接不良数を調べたとこ
ろ、表1に示すように、上記実施例1と同様に、内部短
絡、電極位置ずれおよび上蓋溶接不良は確認されなかっ
た。
【0028】実施例4.図7はこの発明の実施例4に係
る角型リチウム二次電池に用いられるシャーシを示す斜
視図である。この実施例4では、シャーシ30が、一端
側に上蓋21が一体的に取り付けられ、上蓋21の下面
側に開口部31aが設けられ、かつ、開放部31bが前
面側に設けられたシャーシ本体31と、断面コの字状の
シャーシ蓋32とから構成されている。そして、正極板
10、負極板14およびセパレータを開放部31bから
シャーシ本体31内に位置決めしつつ交互に重ね合わせ
ながら所定枚数挿入し、その後開放部31bを塞口する
ようにシャーシ蓋32をシャーシ本体31に押し付け
て、シャーシ蓋32をシャーシ本体31にレーザ溶接し
て、正極板10および負極板14の電極群をシャーシ3
0内に収納固定している。なお、他の構成は、上記実施
例1と同様に構成されている。
【0029】この実施例4によれば、正極板10、負極
板14およびセパレータを開放部31bからシャーシ本
体31内に位置決めしつつ交互に重ね合わせながら所定
枚数挿入でき、さらに開放部31bを塞口するようにシ
ャーシ蓋32をシャーシ本体31に取り付けることによ
り、正極板10および負極板14の電極群をシャーシ本
体31とシャーシ蓋32との間に押圧して該電極群を位
置決めされた状態を確保しつつシャーシ30内に収納固
定できる。また、上蓋21の下面側に設けられた開口部
31aから収納固定された電極群の集電耳部側が外部に
露呈しており、開口部31aから集電耳部と電池端子と
の接続作業が行える。さらに、シャーシ本体31の一端
側に上蓋21が一体的に取り付けられているので、シャ
ーシ30を角型ケース23内に挿入すれば、上蓋21の
位置決めが確実に行える。そこで、この実施例4におい
ても、上記実施例1と同様の効果を奏する。
【0030】ここで、この実施例4による角型リチウム
二次電池を100個組み立て、その内部短絡発生数、電
極位置ずれ発生数および上蓋溶接不良数を調べたとこ
ろ、表1に示すように、上記実施例1と同様に、内部短
絡、電極位置ずれおよび上蓋溶接不良は確認されなかっ
た。
【0031】実施例5.上記実施例4では、シャーシ本
体31の前面側に開放部31bを設けるものとしている
が、この実施例5では、図8に示すように、シャーシ本
体31の底面側に開放部31bを設けるものとし、上記
実施例4と同様の効果を奏する。この場合、正極板10
および負極板14の電極群はシャーシ本体31に挿入さ
れ、シャーシ蓋32をその下端側からシャーシ本体31
に当接するまで嵌め込まれる。そして、シャーシ蓋32
を内側に押し曲げて電極群がシャーシ蓋32に固定され
る。さらに、シャーシ本体31とシャーシ蓋32とがレ
ーザ溶接されて一体化され、電極群がシャーシ30に収
納固定される。
【0032】ここで、この実施例5による角型リチウム
二次電池を100個組み立て、その内部短絡発生数、電
極位置ずれ発生数および上蓋溶接不良数を調べたとこ
ろ、表1に示すように、上記実施例1と同様に、内部短
絡、電極位置ずれおよび上蓋溶接不良は確認されなかっ
た。
【0033】比較例.この比較例では、正極端子3がガ
ラスハーメチックシール22により電気的に絶縁されて
設けられた上蓋と、一端を開口とする角型ケース23と
を用意し、まず正極板10と負極板14とをセパレータ
を介して交互に複数枚積層して角型ケース23内に挿入
する。そして、複数枚の正極板10のそれぞれの正極集
電耳部13を集合させて、正極リード板5を介して正極
端子3に電気的に接続し、複数枚の負極板14のそれぞ
れの負極集電耳部17を集合させて、負極リード板8を
介して角型ケース23の内壁面に電気的に接続する。さ
らに、上蓋を角型ケース23の開口に嵌め合わせ、レー
ザ溶接して密閉一体化して、角型リチウム二次電池を組
み立てた。このようにして、比較例による角型リチウム
二次電池を100個組み立て、その内部短絡発生数、電
極位置ずれ発生数および上蓋溶接不良数を調べた結果を
表1に示す。表1に示すように、上記各実施例では、内
部短絡発生数、電極位置ずれ発生数および上蓋溶接不良
数は確認されなかったが、この比較例では、内部短絡が
4/100、電極位置ずれが12/100、上蓋溶接不
良が9/100それぞれ発生した。
【0034】このことは、比較例では、開口から角型ケ
ース23内に多数枚の薄い電極群を直接挿入しているの
で、電極群の挿入がしにくく、その際に電極の曲がりや
位置ずれが発生しやすく、それに起因して内部短絡をも
発生させてしまうものと考えられる。また、上蓋が薄い
集電耳部により下方から支えられているので、上蓋が強
固に支持されず、溶接時の上蓋の位置決めが不安定とな
り、溶接不良を発生させてしまうものと考えられる。一
方、上記各実施例では、正極板10および負極板14の
電極群が、開放部20b(31b)からシャーシ20
(あるいはシャーシ本体31)内に位置決めされて挿入
され、折り曲げ片20a(あるいはシャーシ蓋32)に
より位置決めされた状態を確保しつつ固定されるので、
シャーシ20(30)への組み込み中に電極の曲がりや
位置ずれが発生しない。しかも、該電極群はシャーシ2
0(30)に収納固定された状態で角型ケース23内に
収納されるので、角型ケース23への組み込み中の電極
の曲がりや位置ずれも発生しない。そこで、電極の曲が
りや位置ずれに起因する内部短絡も発生しない。また、
上蓋21がシャーシ20(あるいはシャーシ本体31)
に一体的に取り付けられているので、シャーシ20を角
型ケース23内に収納することにより上蓋21は確実に
位置決めされ、溶接が安定して行え、溶接不良の発生も
ない。
【0035】
【表1】
【0036】なお、上記各実施例では、正極板10およ
び負極板14の上端側に正極および負極集電耳部13、
17を設け、電極群の上部にて集合して電池端子に接続
するものとしているが、集電耳部の形状、位置や接続方
法はこれに限定されるものではない。
【0037】また、上記各実施例では、有機電解液を用
いた角型リチウム二次電池について説明しているが、こ
の発明は電極を多数枚積層して使用する他の系の角型電
池に適用できることはいうまでもないことである。
【0038】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0039】この発明の第1の発明によれば、電池ケー
スが、一端を開口とする一方の電池端子を兼ねる角型ケ
ースと、積層された負極板と正極板とを収納固定して角
型ケース内に収納されるシャーシと、このシャーシの一
端側に一体的に取り付けられた上蓋と、上蓋に電気的に
絶縁されて設けられた他方の電池端子とからなり、角型
ケース内に収納されたシャーシと一体の上蓋の縁部と角
型ケースの開口縁部とが溶接されて密閉一体化されて構
成され、積層された負極板および正極板の一方の極板群
が、リード板を介して電気的に集合されてシャーシに接
続され、積層された負極板および正極板の他方の極板群
が、リード板を介して電気的に集合されて他方の電池端
子に接続されているので、シャーシを角型ケース内に収
納することにより上蓋が確実に位置決めでき、上蓋と角
型ケースとの溶接が安定して行え、上蓋溶接不良の発生
が抑えられて電池の歩留まりを向上させることができ
る。
【0040】また、この発明の第2の発明によれば、上
記第1の発明において、シャーシが、積層された負極板
と正極板とが挿入される開放部と、開放部を塞口するよ
うに折り曲げて負極板と正極板とを押圧固定する折り曲
げ片と、挿入された負板板と正極板との一端側が露呈す
るように上蓋の下面側に設けられた開口部とを備えてい
るので、上記第1の発明の効果に加えて、負極板と正極
板とが簡易に位置決めされてシャーシ内に収納固定で
き、電極の曲がりや位置ずれが防止できる。そこで、電
極の曲がりや位置ずれに起因して発生する内部短絡をも
未然に防止でき、内部短絡による発火や破裂を防止で
き、安全性の高い角型電池が得られる。また、開口部を
介して電極群と電池端子との接続作業が行え、電池の組
立性を向上させることができる。
【0041】また、この発明の第3の発明によれば、上
記第1の発明において、シャーシが、積層された負極板
と正極板とが挿入される開放部および挿入された負極板
と正極板との一端側が露呈するように上蓋の下面側に設
けられた開口部を有するシャーシ本体と、開放部を塞口
するようにシャーシ本体に取り付けられて負極板と正極
板とをシャーシ本体との間に押圧固定するシャーシ蓋と
を備えているので、上記第2の発明と同様の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1に係る角型リチウム二次
電池におけるシャーシの電極群収納状態を示す図であ
る。
【図2】 この発明の実施例1に係る角型リチウム二次
電池に用いられるシャーシを示す斜視図である。
【図3】 この発明の実施例1に係る角形リチウム二次
電池に用いられる角型ケースを示す斜視図である。
【図4】 この発明の実施例1に係る角型リチウム二次
電池を示す斜視図である。
【図5】 この発明の実施例2に係る角型リチウム二次
電池に用いられるシャーシを示す斜視図である。
【図6】 この発明の実施例3に係る角型リチウム二次
電池に用いられるシャーシを示す斜視図である。
【図7】 この発明の実施例4に係る角型リチウム二次
電池に用いられるシャーシを示す斜視図である。
【図8】 この発明の実施例5に係る角型リチウム二次
電池に用いられるシャーシを示す斜視図である。
【図9】 従来の角型ニッケルカドミウム電池を示す断
面図である。
【図10】 従来の角型リチウム二次電池に用いられる
正極板を示す一部破断平面図である。
【図11】 従来の角型リチウム二次電池に用いられる
負極板を示す一部破断平面図である。
【符号の説明】
3 正極端子(電池端子)、5 正極リード板(リード
板)、8 負極リード板(リード板)、10 正極板、
14 負極板、20 シャーシ、20a 折り曲げ片、
20b 開放部、20c 開口部、21 上蓋(電池ケ
ース)、23角型ケース(電池ケース)、30 シャー
シ、31 シャーシ本体、31a 開口部、31b 開
放部、32、シャーシ蓋。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 尚志 千葉県松戸市稔台333番地 東洋高砂乾 電池株式会社開発部内 (72)発明者 桐生 悠一 千葉県松戸市稔台333番地 東洋高砂乾 電池株式会社開発部内 (56)参考文献 特開 昭63−120360(JP,A) 特開 平4−10361(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 2/02 - 2/04 H01M 10/00 - 10/40

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負極板と正極板とがセパレータを介して
    複数枚交互に積層されて角型の電池ケース内に収納され
    てなる角型電池において、前記電池ケースは、一端を開
    口とする一方の電池端子を兼ねる角型ケースと、積層さ
    れた前記負極板と正極板とを収納固定して前記角型ケー
    ス内に収納されるシャーシと、このシャーシの一端側に
    一体的に取り付けられた上蓋と、前記上蓋に電気的に絶
    縁されて設けられた他方の電池端子とからなり、前記角
    型ケース内に収納された前記シャーシと一体の上蓋の縁
    部と前記角型ケースの開口縁部とが溶接されて密閉一体
    化されて構成され、積層された前記負極板および正極板
    の一方の極板群は、リード板を介して電気的に集合され
    て前記シャーシに接続され、積層された前記負極板およ
    び正極板の他方の極板群は、リード板を介して電気的に
    集合されて前記他方の電池端子に接続されていることを
    特徴とする角型電池。
  2. 【請求項2】 シャーシは、積層された負極板と正極板
    とが挿入される開放部と、前記開放部を塞口するように
    折り曲げて前記負極板と正極板とを押圧固定する折り曲
    げ片と、挿入された前記負板板と正極板との一端側が露
    呈するように上蓋の下面側に設けられた開口部とを備え
    たことを特徴とする請求項1記載の角型電池。
  3. 【請求項3】 シャーシは、積層された負極板と正極板
    とが挿入される開放部および挿入された前記負極板と正
    極板との一端側が露呈するように上蓋の下面側に設けら
    れた開口部を有するシャーシ本体と、前記開放部を塞口
    するように前記シャーシ本体に取り付けられて前記負極
    板と正極板とを前記シャーシ本体との間に押圧固定する
    シャーシ蓋とを備えたことを特徴とする請求項1記載の
    角型電池。
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