JP3317343B2 - 周波数合成回路及び周波数合成方法 - Google Patents

周波数合成回路及び周波数合成方法

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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は周波数合成回路に関
し、特に所望の周波数信号をパルス列から直接合成する
直接デジタル合成型の周波数合成方法及び回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の周波数合成回路では、有
限桁のデジタル信号によって所望の周波数信号(以下、
主信号と称す)を合成しているため、主信号成分だけで
なく、回路を動作させるための基準クロックの周波数成
分、主信号成分と基準クロックの周波数成分の最大公約
数の周波数成分、及びそれらの高調波成分が発生する。
【0003】このような主信号成分以外の不要な周波数
成分を低減するため、例えば、特開平5−152849
号公報では、複数の基準周波数源から出力される異なっ
た周波数の基準クロックを時系列に切り替えて主信号を
合成する、図5に示すような回路構成が提案されてい
る。
【0004】図5は従来の周波数合成回路の一構成例を
示すブロック図である。
【0005】図5において、従来の周波数合成回路は、
周波数が異なる基準クロックをそれぞれ出力する複数の
基準周波数源100、100…100と、基準周
波数源100、100…100から出力される基
準クロックのうちの一つを選択するセレクタ101と、
2つの入力信号の論理加算結果を出力する論理加算器1
02と、論理加算器102の出力をセレクタ101から
出力される基準クロックのタイミングでラッチすると共
に、その出力を論理加算器102の一方の入力に帰還す
るフリップフロップ103と、フリップフロップ103
の出力をアナログ量に変換するデジタル・アナログ変換
器104と、所定の増分量を論理加算器102の他方の
入力に与える増分量設定部105と、増分量設定部10
5が出力する増分量をセレクタ101に同期して変化さ
せるための制御信号を出力する制御回路106とによっ
て構成されている。
【0006】次に、図5に示した従来の周波数合成回路
の動作について図6を参照して説明する。
【0007】図6は従来の周波数合成回路の動作の様子
を示す図であり、同図(a)は図5に示したフリップフ
ロップの出力情報を示す波形図、同図(b)は図5に示
したデジタル・アナログ変換器の出力波形図である。
【0008】図6(a)に示すように、セレクタ101
は、制御回路106から出力される時系列的な制御信号
にしたがって、基準周波数源100、100…10
から出力される基準クロックを切り換える。
【0009】論理加算器102は、フリップフロップ1
03の出力に増分量設定部105から出力される増分量
を累積加算しフリップフロップ103に出力する。この
とき、フリップフロップ103の出力は、セレクタ10
1によって選択された基準クロックのタイミングで、増
分量設定部105で設定された増分量だけ増加する鋸歯
状の波形になる。この波形は周波数合成回路から出力さ
せる正弦波(主信号)の位相に相当し、デジタル・アナ
ログ変換器104によって、フリップフロップ103の
出力情報をコード変換し、さらにアナログ量に変換する
ことで、図6(b)に示すような主信号を得ることがで
きる。
【0010】増分量設定部105は、制御回路106か
ら出力される時系列的な制御信号にしたがって、セレク
タ101から出力される基準クロックの周波数変化に対
して主信号の周波数が変化しないように、基準周波数源
100、100…100 の発振周波数に対応した
増分量を論理加算器102に出力する。
【0011】このように従来の周波数合成回路では、主
信号の合成に用いる基準クロックの周波数を時系列に変
化させているため、出力端子OUTから出力される周波
数成分のうち、基準クロックにより発生する周波数成分
のレベルが分散され、主信号以外の離散的な不要周波数
成分のレベルが主信号成分のレベルに対してそれぞれ低
減する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
ような従来の周波数合成回路では、複数の基準周波数源
から出力される基準クロック間の位相を制御していない
ため、基準クロックを変更した直後の論理加算器出力の
ラッチタイミングが不定となってしまう。したがって、
論理加算器による増分量加算が適切に行われずに、基準
クロックを切り替える瞬間に広帯域の不要周波数成分が
発生する問題があった。
【0013】また、直接デジタル合成方式の周波数合成
回路の出力精度を決める高精度な基準周波数源を複数個
備える必要があるため、回路が大規模になるという問題
があった。
【0014】本発明は上記したような従来の技術が有す
る問題点を解決するためになされたものであり、基準周
波数を切り替える際に広帯域な不要周波数成分を発生さ
せることがなく、簡易な回路構成で主信号以外の不要な
周波数成分を低減することができる直接デジタル合成型
の周波数合成回路を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の周波数合成回路は、所望の周波数信号である主
信号をパルス列から直接合成する直接デジタル合成型の
周波数合成回路であって、基準クロックを出力する基準
周波数源と、前記基準クロックからの遅延量がそれぞれ
異なる複数の基準信号を出力する遅延回路と、前記複数
の基準信号のうちのいずれか1つを選択して出力するセ
レクタと、所定の増分量を出力する増分量設定部と、前
記増分量設定部の出力値を累積加算する累積加算器と、
前記累積加算器の出力を前記セレクタから出力される前
記基準信号のタイミングでラッチするフリップフロップ
と、前記フリップフロップの出力をアナログ量に変換し
て前記主信号を生成するデジタル・アナログ変換器と、
時系列的な制御信号により前記セレクタに前記基準信号
を選択させて、該セレクタから出力される前記基準信号
を時系列的に変化させると共に、前記主信号の周波数が
変化しないように、前記セレクタから出力された基準信
号に応じた前記増分量を、前記セレクタの選択動作に同
期して前記増分量設定部に出力させる制御回路と、を有
する構成である。
【0016】また、本発明の他の周波数合成回路は、所
望の周波数信号である主信号をパルス列から直接合成す
る直接デジタル合成型の周波数合成回路であって、基準
クロックを出力する基準周波数源と、前記基準クロック
からの遅延量がそれぞれ異なる複数の基準信号を出力す
る遅延回路と、前記複数の基準信号のうちのいずれか1
つを選択して出力するセレクタと、所定の増分量を出力
する増分量設定部と、前記主信号の周波数に応じた固定
値を出力する周波数設定部と、前記周波数設定部の出力
値を累積加算する累積加算器と、前記増分量設定部の出
力値及び前記累積加算器の出力値を所定のタイミングで
加算する加算器と、前記加算器の出力を前記セレクタか
ら出力される前記基準信号のタイミングでラッチするフ
リップフロップと、前記フリップフロップの出力をアナ
ログ量に変換して前記主信号を生成するデジタル・アナ
ログ変換器と、時系列的な制御信号により前記セレクタ
に前記基準信号を選択させて、該セレクタから出力され
る前記基準信号を時系列的に変化させると共に、前記主
信号の周波数が変化しないように、前記セレクタから出
力された基準信号に応じた前記増分量を、前記セレクタ
の選択動作に同期して前記増分量設定部に出力させる制
御回路と、を有する構成である。
【0017】このとき、前記制御回路は、前記基準信号
及び前記増分量を、前記基準クロックの周波数と前記主
信号の周波数の最大公約数の周波数で切り替えることが
望ましい。
【0018】一方、本発明の周波数合成方法は、所望の
周波数信号である主信号をパルス列から直接合成する直
接デジタル合成型の周波数合成方法であって、基準クロ
ックからの遅延量がそれぞれ異なる複数の基準信号を生
成し、前記複数の基準信号のうちのいずれか1つを選択
して時系列的に変化する基準信号を出力すると共に、前
記主信号の周波数が変化しないように、前記基準信号の
選択動作に同期して、該選択した基準信号に応じた所定
の増分量を出力し、該増分量を累積加算すると共に、該
累積加算結果を前記選択された基準信号のタイミングで
ラッチし、該ラッチ出力をアナログ量に変換して前記主
信号を生成する方法である。
【0019】また、本発明の他の周波数合成方法は、所
望の周波数信号である主信号をパルス列から直接合成す
る直接デジタル合成型の周波数合成方法であって、基準
クロックからの遅延量がそれぞれ異なる複数の基準信号
を生成し、前記主信号の周波数に応じた固定値を累積加
算し、前記複数の基準信号のうちのいずれか1つを選択
して時系列的に変化する基準信号を出力すると共に、前
記主信号の周波数が変化しないように、前記基準信号の
選択動作に同期して、該選択した基準信号に応じた所定
の増分量を出力し、前記累積加算結果と該増分量を加算
すると共に、該加算結果を前記選択された基準信号のタ
イミングでラッチし、該ラッチ出力をアナログ量に変換
して前記主信号を生成する方法である。
【0020】このとき、前記基準信号及び前記増分量
を、前記基準クロックの周波数と前記主信号の周波数の
最大公約数の周波数で切り替えることが望ましい。
【0021】上記のように構成された周波数合成回路
は、基準信号の変化に応じて主信号の周波数が変化しな
いように基準クロックの位相量が変更されるため、従来
と同様に主信号以外の個々の離散的な周波数の不要成分
レベルが主信号成分のレベルに対して低下する。
【0022】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0023】(第1の実施の形態)図1は本発明の周波
数合成回路の第1の実施の形態の構成を示すブロック図
である。
【0024】図1において、第1の実施の形態の周波数
合成回路は、基準クロックを出力する基準周波数源1
と、基準周波数源1から出力される基準クロックの位相
を複数の異なる時間だけ遅延させて出力する遅延回路2
と、遅延回路2から出力される、遅延時間が異なる複数
の基準クロックのうちの1つを選択するセレクタ3と、
2つの入力端子に入力される値を所定のタイミングで加
算すると共に出力値が一方の入力端子に帰還される累積
加算器4と、累積加算器4の出力をセレクタ3から出力
されるタイミングでラッチするフリップフロップ5と、
フリップフロップ5の出力をコード変換すると共にアナ
ログ量に変換するデジタル・アナログ変換器6と、累積
加算器4の他方の入力端子に増分量を与える増分量設定
部7と、増分量設定部7の出力値(増分量)をセレクタ
3に同期して変化させるための制御信号を出力する制御
回路8とによって構成されている。
【0025】次に、図1に示した周波数合成回路の動作
について図2を参照して説明する。
【0026】図2は図1に示した周波数合成回路の動作
の様子を示すタイミングチャートである。
【0027】図2に示すように、基準周波数源1から出
力された基準クロック(B)は遅延回路2に入力され、
遅延回路2からは、遅延量が異なる複数の基準信号
(C)が出力される。なお、図2は基準信号が2つの場
合を示しており、その位相差はdである。
【0028】セレクタ3は、制御回路8から出力される
時系列的な制御信号(D)にしたがって複数の基準信号
(C)のうちの一つを選択し、周波数合成回路の動作タ
イミングを決める基準信号(E)を時系列的に変化させ
る。
【0029】累積加算器4は、制御回路8から出力され
る時系列的な制御信号(D)のタイミングで、増分量設
定部7によって設定された増分量を累積加算し出力値を
増加させる。
【0030】フリップフロップ5は、セレクタ3で選択
された基準信号(E)のタイミングで、累積加算器4から
出力された値をラッチする。このとき、フリップフロッ
プ5の出力は、セレクタ3によって選択された基準信号
(E)のタイミングで、増分量設定部7で設定された増
分量だけ増加する鋸歯状の波形(G)になる。
【0031】デジタル・アナログ変換器6は、フリップ
フロップ5から出力される情報(G)をコード変換し、
さらにアナログ量に変換する。このような処理を行うこ
とで従来の基準クロックの周波数を切り換える構成と同
様に、出力端子OUTから所望の正弦波信号を出力する
ことができる。
【0032】増分量設定部7は、セレクタ3で選択され
る基準信号(E)の変化に対して主信号の周波数が変化
しないように基準信号(E)の遅延量の差に応じた増分
量(F)を出力する。なお、図2に示すように、本形態
では基準信号の位相がdだけ遅れたときは、増分量をそ
れ以前の値MからM+Nに設定し、基準信号の位相がd
だけ進んだときは、増分量をそれ以前の値MからM−N
に設定する。
【0033】基準信号(C)及び増分量(F)の切替周
期(周波数)は、基準周波数源1の周波数と主信号の周
波数の最大公約数の周波数で切り替える場合に最大の効
果を得ることができる。
【0034】このように基準信号の変化に応じて主信号
の周波数が変化しないように基準クロックの位相量を変
えることにより、従来と同様に主信号以外の個々の離散
的な周波数の不要成分レベルが主信号成分のレベルに対
して低下する。
【0035】また、従来のように複数の基準周波数源を
必要としないため、回路規模が簡素化する。
【0036】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0037】図3は本発明の周波数合成回路の第2の実
施の形態の構成を示すブロック図であり、図4は図3に
示した周波数合成回路の動作の様子を示すタイミングチ
ャートである。
【0038】図3を参照すると、第2の実施の形態の周
波数合成回路は、基準クロックを出力する基準周波数源
11と、基準周波数源11から出力される基準クロック
の位相を複数の異なる時間だけ遅延させて出力する遅延
回路12と、遅延時間が異なる複数の基準クロックのう
ちの1つを選択するセレクタ13と、2つの入力端子に
入力される値を所定のタイミングで加算する加算器19
と、加算器19の出力をセレクタ13から出力されるタ
イミングでラッチするフリップフロップ15と、フリッ
プフロップ15の出力をコード変換すると共にアナログ
量に変換するデジタル・アナログ変換器16と、加算器
19の他方の入力に増分値を与える増分量設定部17
と、増分量設定部17から出力する増分量をセレクタ1
3に同期して変化させる制御回路18と、2つの入力端
子に入力される値を所定のタイミングで加算すると共
に、出力値が一方の入力端子に帰還される累積加算器1
4と、目的とする主信号の周波数に応じた固定値を累積
加算器14の他方の入力端子に出力する周波数設定部2
0とによって構成されている。
【0039】次に、図3に示した周波数合成回路の動作
について図4を参照して説明する。
【0040】第1の実施の形態と同様に、基準周波数源
11から出力された基準クロック(H)は遅延回路12
に入力され、遅延回路12からは、遅延量が異なる複数
の基準信号(J)が出力される。なお、図4は基準信号
が2つの場合を示しており、その位相差はdである。
【0041】セレクタ13は、制御回路18から出力さ
れる時系列的な制御信号(K)にしたがって複数の基準
信号(J)のうちの一つを選択し、動作タイミングの基
本となる基準信号(L)を時系列的に変化させる。
【0042】フリップフロップ15は、セレクタ13で
選択された基準信号(L)のタイミングで加算器14から
出力された値をラッチし、デジタル・アナログ変換器1
6は、フリップフロップ15から出力される情報をコー
ド変換し、さらにアナログ量に変換する。
【0043】周波数設定部20は目的とする主信号に応
じた値Mを出力する。累積加算器14はMを累積加算し
た値を出力する。ここで、累積加算器14の出力値をA
とすると、A=An−1+M(n=1、2、…)とな
る。
【0044】加算器14は累積加算器14の出力と増分
量設定部17の出力値を加算し、フリップフロップ5へ
出力する。ここで、増分量設定部17は、制御回路18
からの遅延量設定値に応じて目的とする主信号の周波数
が変化しないように遅延補正量を出力する。なお、第1
の実施の形態では、増分量設定部の出力を遅延量の差に
よって設定したが、本形態では遅延量に応じて設定され
る。
【0045】このような処理を行うことで、第1の実施
の形態と同様に、主信号以外の個々の離散的な周波数の
不要成分レベルのみが主信号成分のレベルに対して低下
し、従来のように基準周波数源の切替の際の広帯域の不
要成分の発生がなくなる。
【0046】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0047】基準信号の変化に応じて主信号の周波数が
変化しないように基準クロックの位相量が変更されるた
め、従来と同様に主信号以外の個々の離散的な周波数の
不要成分レベルが主信号成分のレベルに対して低下す
る。
【0048】また、従来のように複数の基準周波数源を
必要としないため、回路規模が簡素化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の周波数合成回路の第1の実施の形態の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した周波数合成回路の動作の様子を示
すタイミングチャートである。
【図3】本発明の周波数合成回路の第2の実施の形態の
構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示した周波数合成回路の動作の様子を示
すタイミングチャートである。
【図5】従来の周波数合成回路の一構成例を示すブロッ
ク図である。
【図6】従来の周波数合成回路の動作の様子を示す図で
あり、同図(a)は図5に示したフリップフロップの出
力情報を示す波形図、同図(b)は図5に示したデジタ
ル・アナログ変換器の出力波形図である。
【符号の説明】
1、11 基準周波数源 2、12 遅延回路 3、13 セレクタ 4、14 累積加算器 5、15 フリップフロップ 6、16 デジタル・アナログ変換器 7、17 増分量設定部 8、18 制御回路 19 加算器 20 周波数設定部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03B 28/00 H03K 5/00 - 5/26 H04J 13/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の周波数信号である主信号をパルス
    列から直接合成する直接デジタル合成型の周波数合成回
    路であって、 基準クロックを出力する基準周波数源と、 前記基準クロックからの遅延量がそれぞれ異なる複数の
    基準信号を出力する遅延回路と、 前記複数の基準信号のうちのいずれか1つを選択して出
    するセレクタと、 所定の増分量を出力する増分量設定部と、 前記増分量設定部の出力値を累積加算する累積加算器
    と、 前記累積加算器の出力を前記セレクタから出力される前
    記基準信号のタイミングでラッチするフリップフロップ
    と、 前記フリップフロップの出力をアナログ量に変換して前
    記主信号を生成するデジタル・アナログ変換器と、時系列的な制御信号により前記セレクタに前記基準信号
    を選択させて、該セレクタから出力される前記基準信号
    を時系列的に変化 させると共に、前記主信号の周波数が
    変化しないように、前記セレクタから出力された基準信
    号に応じた前記増分量を、前記セレクタの選択動作に同
    期して前記増分量設定部に出力させる制御回路と、 を有する周波数合成回路。
  2. 【請求項2】 所望の周波数信号である主信号をパルス
    列から直接合成する直接デジタル合成型の周波数合成回
    路であって、 基準クロックを出力する基準周波数源と、 前記基準クロックからの遅延量がそれぞれ異なる複数の
    基準信号を出力する遅延回路と、 前記複数の基準信号のうちのいずれか1つを選択して出
    するセレクタと、 所定の増分量を出力する増分量設定部と、 前記主信号の周波数に応じた固定値を出力する周波数設
    定部と、 前記周波数設定部の出力値を累積加算する累積加算器
    と、 前記増分量設定部の出力値及び前記累積加算器の出力値
    を所定のタイミングで加算する加算器と、 前記加算器の出力を前記セレクタから出力される前記基
    準信号のタイミングでラッチするフリップフロップと、 前記フリップフロップの出力をアナログ量に変換して前
    記主信号を生成するデジタル・アナログ変換器と、時系列的な制御信号により前記セレクタに前記基準信号
    を選択させて、該セレクタから出力される前記基準信号
    を時系列的に変化 させると共に、前記主信号の周波数が
    変化しないように、前記セレクタから出力された基準信
    号に応じた前記増分量を、前記セレクタの選択動作に同
    期して前記増分量設定部に出力させる制御回路と、 を有する周波数合成回路。
  3. 【請求項3】 前記制御回路は、 前記基準信号及び前記増分量を、前記基準クロックの周
    波数と前記主信号の周波数の最大公約数の周波数で切り
    替える請求項1または2記載の周波数合成回路。
  4. 【請求項4】 所望の周波数信号である主信号をパルス
    列から直接合成する直接デジタル合成型の周波数合成方
    法であって、 基準クロックからの遅延量がそれぞれ異なる複数の基準
    信号を生成し、 前記複数の基準信号のうちのいずれか1つを選択して時
    系列的に変化する基準信号を出力すると共に、前記主信
    号の周波数が変化しないように、前記基準信号の選択動
    作に同期して、該選択した基準信号に応じた所定の増分
    量を出力し、 該増分量を累積加算すると共に、該累積加算結果を前記
    選択された基準信号のタイミングでラッチし、該ラッチ
    出力をアナログ量に変換して前記主信号を生成する周波
    数合成方法。
  5. 【請求項5】 所望の周波数信号である主信号をパルス
    列から直接合成する直接デジタル合成型の周波数合成方
    法であって、 基準クロックからの遅延量がそれぞれ異なる複数の基準
    信号を生成し、 前記主信号の周波数に応じた固定値を累積加算し、 前記複数の基準信号のうちのいずれか1つを選択して時
    系列的に変化する基準 信号を出力すると共に、前記主信
    号の周波数が変化しないように、前記基準信号の選択動
    作に同期して、該選択した基準信号に応じた所定の増分
    量を出力し、 前記累積加算結果と該増分量を加算すると共に、該加算
    結果を前記選択された基準信号のタイミングでラッチ
    し、該ラッチ出力をアナログ量に変換して前記主信号を
    生成する周波数合成方法。
  6. 【請求項6】 前記基準信号及び前記増分量を、前記基
    準クロックの周波数と前記主信号の周波数の最大公約数
    の周波数で切り替える請求項4または5記載の周波数合
    成方法。
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