JP3316748B2 - 無電解めっき用ホルダおよび無電解めっき方法 - Google Patents

無電解めっき用ホルダおよび無電解めっき方法

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JP3316748B2
JP3316748B2 JP29787598A JP29787598A JP3316748B2 JP 3316748 B2 JP3316748 B2 JP 3316748B2 JP 29787598 A JP29787598 A JP 29787598A JP 29787598 A JP29787598 A JP 29787598A JP 3316748 B2 JP3316748 B2 JP 3316748B2
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    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C18/00Chemical coating by decomposition of either liquid compounds or solutions of the coating forming compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating; Contact plating
    • C23C18/16Chemical coating by decomposition of either liquid compounds or solutions of the coating forming compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating; Contact plating by reduction or substitution, e.g. electroless plating
    • C23C18/1601Process or apparatus
    • C23C18/1619Apparatus for electroless plating
    • C23C18/1628Specific elements or parts of the apparatus
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば誘電体
共振器のようなセラミック電子部品のためのセラミック
素体の表面に無電解めっきにより電極を形成する技術分
野において適用されるもので、特に、無電解めっきされ
るべきセラミック素体を保持するための無電解めっき用
ホルダおよびこのホルダを用いて実施される無電解めっ
き方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば特開平1−234597号公報
には、セラミック電子部品のための複数のセラミック素
体を、回転するバレル内に装填した状態で無電解めっき
処理することによって、各セラミック素体の表面に無電
解めっきによるたとえば銅からなる電極を形成すること
が記載されている。
【0003】また、特開平8−134658号公報に
は、無電解めっき処理されるべき複数のセラミック素体
を網状の袋内に入れた状態でバレル内に装填して無電解
めっき処理を実施することが記載されている。
【0004】これらの公報に記載されるようなバレルを
用いる無電解めっき方法がしばしば遭遇する問題とし
て、無電解めっき処理されるべきセラミック素体に割れ
や欠けが発生しやすいという問題がある。この点におい
て、後者の特開平8−134658号公報に記載される
無電解めっき方法によれば、無電解めっき処理されるべ
き複数のセラミック素体が網状の袋に入れられるので、
セラミック素体をバレルへ投入するとき、およびバレル
から取り出すときのそれぞれにおいて発生し得るセラミ
ック素体の割れや欠けを効果的に防止することができ
る。
【0005】しかしながら、上述した2つの公報に記載
されたいずれの無電解めっき方法においても、バレルの
回転時に、バレル内で生じるセラミック素体同士の衝突
が原因となるセラミック素体の割れや欠けの問題を避け
ることはできない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、複数のセ
ラミック素体を取り扱う無電解めっき方法において、上
述のような割れや欠けを発生させないようにするための
技術の実現が望まれる。特に、誘電体共振器のためのセ
ラミック素体の場合には、割れや欠けの発生は、厳しく
防止されなければならない。
【0007】そこで、この発明の目的は、上述したよう
な要望を満たすべく、セラミック素体を無電解めっき処
理中に保持するための無電解めっき用ホルダを提供しよ
うとすることである。
【0008】この発明の他の目的は、上述のような無電
解めっき用ホルダを用いて実施される無電解めっき方法
を提供しようとすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、まず、各表
面に無電解めっきを施すべき複数のセラミック電子部品
のためのセラミック素体を無電解めっき処理中に保持す
るためのもので、複数のセラミック素体を各々別に収容
するための複数のセルを備え、各セルは、その内部への
めっき液の流通を許容する構造を有している、無電解め
っき用ホルダに向けられるものであって、上述した技術
的課題を解決するため、次のような構成を備えることを
特徴としている。すなわち、この発明に係る無電解めっ
き用ホルダは、全体として長手の形状を有し、複数のセ
ルをその長手方向に分布させた状態でそれぞれ形成す
る、複数のホルダ本体と、上記長手方向を同じ方向に向
けながら複数のホルダ本体を平面的に配列した状態で保
持するためのホルダフレームとを備える構成とされる。
また、上述した構成において、各ホルダ本体は、互いに
平行に配置される少なくとも2つの壁部と、これら壁部
間を複数箇所においてそれぞれ連結する複数の柱状のス
ペーサとを備え、各セルは、壁部間であって、複数のス
ペーサによって囲まれた部分に規定される。
【0010】このような無電解めっき用ホルダは、セラ
ミック素体が、誘電体共振器のためのセラミック素体で
あるとき、特に有利に適用される。
【0011】また、この発明に係る無電解めっき用ホル
ダにおいて、セルは、セラミック素体に対して点接触ま
たは線接触となる接触部を形成するようにされることが
好ましい。
【0012】また、各セルは、その内部での各セラミッ
ク素体の移動を許容するクリアランスを各セラミック素
体との間で与える寸法を規定していることが好ましい。
【0013】
【0014】
【0015】また、上述の複数のホルダ本体は、各々の
壁部が平面的に並ぶように配列され、各セルを規定する
ための複数のスペーサは、隣り合う第1および第2のホ
ルダ本体の一方に位置するものと他方に位置するものと
によって分担され、第1および第2のホルダ本体が互い
に分離されたとき、各セルには、セラミック素体を受け
入れることを可能にする開口が形成されることがさらに
好ましい。
【0016】また、上述のように平面的に並ぶように配
列された複数のホルダ本体の各々の壁部の互いの間に
は、めっき液流通のための隙間が形成されることがなお
一層好ましい。
【0017】また、上述のスペーサは、断面円形である
ことが好ましく、また、上述した壁部には、セラミック
素体との接触面積を小さくするための凸部が設けられる
ことが好ましい。
【0018】この発明は、また、上述したような無電解
めっき用ホルダを用いて実施される無電解めっき方法に
も向けられる。
【0019】この無電解めっき方法では、上述したよう
な無電解めっき用ホルダを用意し、このホルダの各セル
内に、セラミック電子部品のためのセラミック素体をそ
れぞれ装填し、ホルダによって保持された複数のセラミ
ック素体を無電解めっき液中に浸漬する、各工程が実施
される。
【0020】好ましくは、上述したように、セラミック
素体を無電解めっき液中に浸漬する工程において、ホル
ダを回転または揺動させることが行なわれる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は、この発明の一
実施形態を説明するためのものである。
【0022】より詳細には、図1(1)、(2)および
(3)は、それぞれ、この実施形態による無電解めっき
用ホルダ1の外観を示す平面図、正面図および底面図で
ある。図2は、図1(1)の線II−IIに沿う断面を
もって示すホルダ1の正面図である。図3は、ホルダ1
の主要部をセラミック素体2とともに示す拡大図であ
り、(1)は、(2)の線A−Aに沿う断面をもって示
す平面図であり、(2)は、(1)の線B−Bに沿う断
面をもって示す正面図であり、(3)は、(2)の線C
−Cに沿う断面をもって示す側面図である。図4(1)
および(2)は、それぞれ、ホルダ1を用いて無電解め
っき処理を実施している状態を図解的に示す正面図およ
び側面図である。
【0023】ホルダ1は、全体として長手の形状を有す
る、複数の、たとえば、図示の実施形態では、18個の
ホルダ本体3と、これらホルダ本体3の長手方向を同じ
方向に向けながら18個のホルダ本体3を平面的に配列
した状態で保持するためのホルダフレーム4とを備えて
いる。
【0024】18個のホルダ本体3は、互いに同じ形状
を有している。各ホルダ本体3は、図3によく示されて
いるように、互いに平行に配置される3つの壁部5、6
および7と、これら壁部5〜7間を複数箇所においてそ
れぞれ連結する複数の柱状のスペーサ8および9とを備
えている。
【0025】ホルダ本体3は、複数のセラミック素体2
を各々別に収容するための複数のセル10(図3(2)
において、1つのセル10を破線で示している。)をそ
の長手方向に分布させた状態で形成している。すなわ
ち、各セル10は、壁部5〜7の各間であって、複数の
スペーサ8および9によって囲まれた部分に規定され
る。
【0026】この実施形態では、複数のホルダ本体3
は、各々の壁部5〜7が平面的に並ぶように配列され、
各セルを規定するための複数のスペーサ8および9は、
図3(2)および(3)によく示されているように、隣
り合う第1および第2のホルダ本体3の一方に位置する
ものと他方に位置するものとによって分担され、これら
第1および第2のホルダ本体3が互いに分離されたと
き、各セル10には、セラミック素体2を受け入れるこ
とを可能にする開口が形成される。
【0027】上述した各セル10を規定するための複数
のスペーサ8および9は、それぞれ、断面円形をなして
いる。そのため、これらスペーサ8および9は、セラミ
ック素体2に対して線接触となる接触部を与え、セラミ
ック素体2との接触面積が小さくなるようにされてい
る。
【0028】なお、スペーサ8および9の断面形状は、
円形に限らず、角形に変更されてもよい。スペーサ8お
よび9が断面角形をなす場合には、各々の稜線がセラミ
ック素体2に対する接触部となるようにすれば、セラミ
ック素体2に対して線接触させることができる。また、
スペーサ8および9の表面であって、セラミック素体2
に向く面に、たとえば錐状の突起を設け、セラミック素
体2に対して点接触となる接触部が与えられるようにし
てもよい。
【0029】また、壁部5〜7には、セラミック素体2
側に突出する凸部、より具体的には、リブ状部分11が
設けられている。これによって、セラミック素体2が、
各セル10内において、壁部5〜7のいずれかに接近し
たとき、このセラミック素体2は、リブ状部分11にお
いて接触するようになり、壁部5〜7とセラミック素体
2との間での接触面積を小さくすることができる。
【0030】なお、リブ状部分11は、図示の形態で
は、断面四角形をなしているが、これを、たとえば断面
三角形にするなどして、接触面積をさらに小さくするよ
うにしてもよい。また、長手のリブ状部分11に代え
て、点状に突出する突起を設けて、セラミック素体2と
の接触が実質的に点接触となるようにしてもよい。
【0031】各セル10は、その内部での各セラミック
素体2の移動を許容するクリアランスを各セラミック素
体2との間で与える寸法を規定している。
【0032】より詳細には、各セル10は、まず、図3
(1)または(3)に示すように、壁部5〜7の各々と
セラミック素体2との間でクリアランスを形成してい
て、セラミック素体2は、壁部5〜7の各々に対して近
接または離隔する方向へ移動可能である。
【0033】また、各セル10は、図3(2)または
(3)に示すように、スペーサ8とセラミック素体2と
の間でクリアランスを形成しており、そのため、セラミ
ック素体2は、これら図面における上下方向へ移動可能
である。
【0034】さらに、各セル10は、図3(1)または
(2)に示すように、スペーサ9とセラミック素体2と
の間でクリアランスを形成しており、そのため、セラミ
ック素体2は、これら図面における左右方向へ移動可能
である。
【0035】このようにして、各セラミック素体2は、
各セル10内において、三次元方向のいずれへも移動可
能とされる。
【0036】図2において、代表的に、1個のセラミッ
ク素体2が図示されている。この図2からわかるよう
に、ホルダ本体3の長手方向には、セラミック素体2を
それぞれ収容するための10個のセル10が配列され、
また、図3(1)または(3)に示すように、各ホルダ
本体3に関連して、セル10が2列に配列される。した
がって、各ホルダ本体3は、20個のセラミック素体2
を保持することができる。このことから、図示した実施
形態のように、18個のホルダ本体3を用い、かつすべ
てのホルダ本体3のすべてのセル10内にセラミック素
体2を収容するとすれば、このホルダ10は、合計36
0個のセラミック素体2を保持することができる。
【0037】複数のホルダ本体3は、各々の壁部5〜7
が平面的に並ぶように配列され、このような配列状態に
ある複数のホルダ本体3がホルダフレーム4によって保
持される。このとき、複数のホルダ本体3は、各々の壁
部5〜7の互いの間にめっき液流通のための隙間12を
形成するように配列されることが好ましい。
【0038】ホルダフレーム4は、1対のガイド部13
と、これらガイド部13の各中間部間を連結する連結部
14と、ガイド部13の各端部に着脱可能に取付けられ
る蓋部15とを備えている。また、連結部14には、ホ
ルダ1を回転または揺動させるときの中心軸を与えるシ
ャフト16が位置される。各セル10にセラミック素体
2を収容した状態とされたホルダ1は、たとえば、次の
ようにして組み立てられる。
【0039】まず、18個のホルダ本体3が用意され、
各ホルダ本体3に備える20個のセル10の各々に、セ
ラミック素体20が装填される。
【0040】次いで、ホルダフレーム4が蓋部15を取
り外した状態とされ、この状態において、18個のホル
ダ本体3がホルダフレーム4に順次挿入される。より具
体的には、連結部14を介して各側にホルダ本体3が9
個ずつ挿入される。各ホルダ本体3は、その両端部がガ
イド部13に対してスライド可能に嵌合する形状を有し
ていて、ガイド部13に沿って積み重ねられる。
【0041】このとき、複数のホルダ本体3の隣り合う
ものの間に、めっき液流通のための隙間12が形成され
るようにするため、図示しないが、隣り合うホルダ本体
3間に適当なスペーサ手段を位置させておくことが好ま
しい。このスペーサ手段は、ホルダ本体3と一体的に形
成されても、別部材として用意されてもよい。
【0042】すべてのホルダ本体3の挿入を終えたと
き、蓋部15がホルダフレーム4の残りの部分に対して
固定される。この固定は、ねじ止めまたははめ込みによ
って達成される。蓋部15は、ホルダ本体3のホルダフ
レーム4からの落下やずれを防止し、また、最後に挿入
されたホルダ本体3のセル10に収容されたセラミック
素体2の落下を防止する。
【0043】蓋部15には、各セル10の位置に対応し
てめっき液の流通を許容する貫通孔17が設けられてい
る。
【0044】このようにして組み立てられたホルダ1
は、図4に示すように、めっき槽18内に挿入され、無
電解めっき液19中にセラミック素体2が浸漬された状
態とされる。この状態において、ホルダ1は、前述した
シャフト16(図1または図2参照)を中心として矢印
20で示すように回転される。
【0045】このような回転をホルダ1に対して与える
ため、ホルダ1は、シャフト16を介して取付け部材2
1に取付けられ、取付け部材21には、複数の歯車から
なる歯車列22が保持される。この歯車列22には、図
示しないモータからの駆動力が与えられる。たとえば、
歯車列22を構成する最終の歯車23がシャフト16に
固定され、また、シャフト16がホルダフレーム4に固
定されるなどして、この最終の歯車23はホルダ1と一
体に回転するようにされる。
【0046】上述のように、ホルダ1が回転されたと
き、無電解めっき液19の流通が助長されるばかりでな
く、各セラミック素体2は、各セル10内で移動し、そ
れによって、セラミック素体2の表面の特定の部分がス
ペーサ8もしくは9またはリブ状部分11に接触し続け
ることを防止できる。その結果、めっき膜すなわち電極
を、セラミック素体2の全表面にわたって均一に形成す
ることがより容易になる。
【0047】なお、上述した回転に代えて、たとえば9
0度といった360度未満の角度での揺動をホルダ1に
与えるようにしてもよい。
【0048】また、ホルダ1を構成するホルダ本体3お
よびホルダフレーム4の各材質としては、無電解めっき
処理において適用される温度および薬液に対して劣化が
なく、形状を維持できるものであれば、たとえば樹脂
等、任意のものを用いることができる。特に例示すると
すれば、塩化ビニル樹脂(PVC)、変性ポリフェニレ
ンエーテル(PPE)、およびカーボン含有ポリエーテ
ルサルホン(PES)等を用いることができる。
【0049】以上説明したホルダ1を用いて、たとえ
ば、Ti−Pb−Nd酸化物系の誘電体共振器のための
セラミック素体2の表面に無電解めっきにより銅電極を
形成しようとするとき、一例として、次のような各工程
が実施される。
【0050】まず、前述したように、各セル10内にセ
ラミック素体2を装填した状態のホルダ1が組み立てら
れる。
【0051】次いで、このようにホルダ1によって保持
された状態で、各セラミック素体2に対して、40〜5
0℃のケイ酸塩水溶液等で10分間脱脂処理する工程、
30〜40℃のホウフッ化水素酸水溶液等で10分間エ
ッチング処理する工程、20〜30℃の塩化第一スズ水
溶液等で10分間感受性化処理する工程、20〜30℃
の塩化パラジウム水溶液等で10分間活性化処理する工
程、40〜50℃の硫酸銅−EDTA−ホルマリン−N
aOH組成の無電解めっき液19等で40分間無電解め
っきして銅電極を形成する工程、および20〜30℃の
イオン交換水で15分間水洗してめっき反応の停止およ
び付着めっき成分の除去を行なう工程が順次実施され
る。
【0052】これらの工程では、各処理を行なうための
処理槽内において、ホルダ1を回転させることが行なわ
れる。この回転数としては、たとえば2rpm程度与え
れば十分で、また、たとえば8rpmといった高い回転
数を与えても、セラミック素体2に割れや欠けが発生す
ることはない。
【0053】最終的に、セラミック素体2は、70〜8
0℃の温風で20分間乾燥され、水洗水が除去される。
この乾燥工程は、セラミック素体2をホルダ1から取り
出した後に実施しても、あるいは、セラミック素体2を
ホルダ1に保持したままの状態で行なってもよく、ホル
ダ1に保持したまま行なう場合には、ホルダ1を回転さ
せながら行なってもよい。
【0054】以上、この発明を図示した実施形態に関連
して説明したが、この発明の範囲内において、その他、
種々の変形例が可能である。
【0055】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、複数
のセラミック素体を各々別に収容するための複数のセル
を備える無電解めっき用ホルダを用いて無電解めっき処
理が各セラミック素体に対して実施されるので、セラミ
ック素体同士が接触したり衝突したりすることがなく、
それゆえ、セラミック素体に割れや欠けを生じにくくす
ることができる。したがって、無電解めっきを施すこと
によって表面に電極が形成されたセラミック素体を、良
好な品質をもって安定して得ることができるようにな
る。
【0056】このようなことから、この発明が誘電体共
振器のためのセラミック素体の表面に電極を形成する際
の無電解めっき処理に適用されたとき、特に有利であ
る。
【0057】この発明に係る無電解めっき用ホルダにお
いて、セルが、セラミック素体に対して点接触または線
接触となる接触部を形成するようにされていると、セラ
ミック素体への接触面積を小さくすることができるの
で、セラミック素体の表面上での無電解めっき膜のより
均一な析出に寄与させることができる。
【0058】また、各セルが、その内部での各セラミッ
ク素体の移動を許容するクリアランスを各セラミック素
体との間で与える寸法を規定していると、各セル内での
めっき液の流動が円滑になるばかりでなく、当該無電解
めっき用ホルダを回転または揺動させたりすることによ
って、セラミック素体をセル内で移動させることができ
るようになるので、セラミック素体の表面の特定の部分
がセル内の空間を規定する壁面等の特定の部分に接触し
続けることを防止でき、そのため、無電解めっき膜の均
一な析出に寄与させることができる。
【0059】なお、このようなセラミック素体を各セル
内で移動可能とする構成と、セルがセラミック素体に対
して点接触または線接触となる接触部を形成する前述し
たような構成との双方が採用されたときには、これら両
者の構成が相俟って、無電解めっき膜の均一な析出を可
能にするという効果をより完璧なものとすることができ
る。
【0060】特に、誘電体共振器のためのセラミック素
体において、無電解めっき膜すなわち電極の均一な形成
は、Q特性の向上に寄与することになるので、高品質の
誘電体共振器を得ることができる。
【0061】また、この発明に係る無電解めっき用ホル
、全体として長手の形状を有し、複数のセルをその
長手方向に分布させるようにそれぞれ形成する、複数の
ホルダ本体と、長手方向を同じ方向に向けながら複数の
ホルダ本体を平面的に配列した状態で保持するためのホ
ルダフレームとを備える構成とされている。したがっ
て、1個のホルダ本体に多数のセルを形成したり、多数
のホルダ本体をホルダフレームによって保持させたりす
る構成を容易に実現できるので、当該無電解めっき用ホ
ルダによって保持されるセラミック素体の数、すなわち
1回の無電解めっきによって処理されるセラミック素体
の数を容易に増やすことができ、無電解めっき処理の能
率を高めることができる。
【0062】また、無電解めっき用ホルダにおいてセル
を形成する複数のホルダ本体を各々別に取り扱うことが
可能になるので、各セル内にセラミック素体を装填する
工程を容易かつ能率的に進めることができる。
【0063】また、ホルダフレームは、複数のホルダ本
体を平面的に配列した状態で保持するので、当該無電解
めっき用ホルダ全体を比較的薄型とすることができる。
そのため、めっき槽等の各処理槽も薄型にでき、結果と
して、無電解めっき処理のための設備の工程ライン長を
比較的短くすることができる。
【0064】さらに、この発明に係る無電解めっき用ホ
ルダにおいて、上述した各ホルダ本体が、互いに平行に
配置される少なくとも2つの壁部と、これら壁部間を複
数箇所においてそれぞれ連結する複数の柱状のスペーサ
とを備え、各セルが、これら壁部間であって、複数のス
ペーサによって囲まれた部分に規定されるように構成
れているので、ホルダ本体を簡単な構成とすることがで
き、たとえば樹脂による一体成形によってホルダ本体を
製造することが容易になり、また、ホルダ本体に対して
高い機械的強度を与えることも容易になる。また、ホル
ダ本体の壁部間は柱状のスペーサによって連結されるだ
けの構成を採用できるので、ホルダ本体に形成されたセ
ルへのめっき液の流通を円滑なものとすることができ
る。
【0065】述した複数のホルダ本体がホルダフレー
ムによって保持されるとき、各々の壁部が平面的に並ぶ
ように配列されるとともに、各セルを規定するための複
数のスペーサが、隣り合う第1および第2のホルダ本体
の一方に位置するものと他方に位置するものとによって
分担され、第1および第2のホルダ本体が互いに分離さ
れたとき、各セルには、セラミック素体を受け入れるこ
とを可能にする開口が形成されるようにすると、各セル
内へのセラミック素体の装填を容易に行なうことができ
るようになる。
【0066】上述した構成において、平面的に並ぶよう
に配列された複数のホルダ本体の各々の壁部の互いの間
にめっき液流通のための隙間が形成されていると、セル
内へのめっき液の流通をより円滑なものとすることがで
きる。
【0067】また、上述したスペーサが断面円形とされ
たり、壁部にリブ状部分のような凸部が設けられたりす
ると、セル内の空間を規定する壁面等とセラミック素体
との接触面積を小さくすることができ、前述したような
無電解めっき膜の均一な析出により貢献させることがで
きる。
【0068】この発明に係る無電解めっき方法におい
て、セラミック素体を無電解めっき液中に浸漬する間、
ホルダを回転または揺動させるようにすれば、各セル内
でのめっき液の流動および各セル外から各セル内へのめ
っき液の流通が促進される。この場合において、前述し
たように、各セラミック素体が各セル内で移動可能とさ
れていると、ホルダのこの回転または揺動によって、各
セラミック素体が各セル内で移動するので、上述しため
っき液の円滑な流通と相俟って、無電解めっき膜の均一
な析出の効果をより高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態による無電解めっき用ホ
ルダ1の外観を示すもので、(1)は平面図、(2)は
正面図、(3)は底面図である。
【図2】図1(1)の線II−IIに沿う断面をもって
無電解めっき用ホルダ1を示す正面図である。
【図3】無電解めっき用ホルダ1の主要部を拡大して示
すもので、(1)は(2)の線A−Aに沿う断面をもっ
て示す平面図、(2)は(1)の線B−Bに沿う断面を
もって示す正面図、(3)は(2)の線C−Cに沿う断
面をもって示す側面図である。
【図4】無電解めっき用ホルダ1を用いて無電解めっき
を実施している状態を図解的に示すもので、(1)は正
面図、(2)は側面図である。
【符号の説明】
1 無電解めっき用ホルダ 2 セラミック素体 3 ホルダ本体 4 ホルダフレーム 5〜7 壁部 8,9 スペーサ 10 セル 11 リブ状部分 12 隙間 16 シャフト 17 貫通孔 18 めっき槽 19 無電解めっき液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鵜飼 宏之 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (72)発明者 細見 秀次 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (72)発明者 今村 彰 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (56)参考文献 特開 平9−227255(JP,A) 特開 平9−165685(JP,A) 特開 平8−335810(JP,A) 実開 昭58−148061(JP,U) 実開 昭62−70171(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23C 18/31 C25D 17/20

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各表面に無電解めっきを施すべき複数の
    セラミック電子部品のためのセラミック素体を無電解め
    っき処理中に保持するためのもので、複数のセラミック
    素体を各々別に収容するための複数のセルを備え、各前
    記セルは、その内部へのめっき液の流通を許容する構造
    を有している、無電解めっき用ホルダであって、 全体として長手の形状を有し、複数の前記セルをその長
    手方向に分布させた状態でそれぞれ形成する、複数のホ
    ルダ本体と、 前記長手方向を同じ方向に向けながら複数の前記ホルダ
    本体を平面的に配列した状態で保持するためのホルダフ
    レームと を備え、 各前記ホルダ本体は、互いに平行に配置される少なくと
    も2つの壁部と、前記壁部間を複数箇所においてそれぞ
    れ連結する複数の柱状のスペーサとを備え、各前記セル
    は、前記壁部間であって、複数の前記スペーサによって
    囲まれた部分に規定される、 無電解めっき用ホルダ。
  2. 【請求項2】 前記セラミック素体は、誘電体共振器の
    ためのセラミック素体である、請求項1に記載の無電解
    めっき用ホルダ。
  3. 【請求項3】 前記セルは、前記セラミック素体に対し
    て点接触または線接触となる接触部を形成する、請求項
    1または2に記載の無電解めっき用ホルダ。
  4. 【請求項4】 各前記セルは、その内部での各前記セラ
    ミック素体の移動を許容するクリアランスを各前記セラ
    ミック素体との間で与える寸法を規定している、請求項
    1ないし3のいずれかに記載の無電解めっき用ホルダ。
  5. 【請求項5】 複数の前記ホルダ本体は、各々の前記壁
    部が平面的に並ぶように配列され、各前記セルを規定す
    るための複数の前記スペーサは、隣り合う第1および第
    2の前記ホルダ本体の一方に位置するものと他方に位置
    するものとによって分担され、前記第1および第2のホ
    ルダ本体が互いに分離されたとき、各前記セルには、前
    記セラミック素体を受け入れることを可能にする開口が
    形成される、請求項1ないし4のいずれかに記載の無電
    解めっき用ホルダ。
  6. 【請求項6】 平面的に並ぶように配列された複数の前
    記ホルダ本体の各々の前記壁部の互いの間に、めっき液
    流通のための隙間が形成される、請求項1ないし5のい
    ずれかに記載の無電解めっき用ホルダ。
  7. 【請求項7】 前記スペーサは、断面円形である、請求
    ないしのいずれかに記載の無電解めっき用ホル
    ダ。
  8. 【請求項8】 前記壁部には、前記セラミック素体との
    接触面積を小さくするための凸部が設けられる、請求項
    ないしのいずれかに記載の無電解めっき用ホルダ。
  9. 【請求項9】 請求項1ないしのいずれかに記載の無
    電解めっき用ホルダを用意し、 前記ホルダの各前記セル内に、セラミック電子部品のた
    めのセラミック素体をそれぞれ装填し、 前記ホルダによって保持された複数の前記セラミック素
    体を無電解めっき液中に浸漬する、 各工程を備える、無電解めっき方法。
  10. 【請求項10】 前記セラミック素体を無電解めっき液
    中に浸漬する工程において、前記ホルダを回転または揺
    動させることが行なわれる、請求項に記載の無電解め
    っき方法。
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