JP3316486B2 - 熱水分解処理装置 - Google Patents
熱水分解処理装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PCBあるいはP
CBで汚染された油を熱水分解により処理する際に発生
する分解生成物のうち、特に環境負荷が高い二酸化炭素
を固定化しして待機中への放出を抑制する熱水分解処理
装置に関する。
CBで汚染された油を熱水分解により処理する際に発生
する分解生成物のうち、特に環境負荷が高い二酸化炭素
を固定化しして待機中への放出を抑制する熱水分解処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、熱水分解により処理された
PCB(Polychloro biphenyl)あ
るいは絶縁油(燃えるもの)は、分解してCO2(二酸
化炭素)及び水になる。しかし、分解に使用した熱水は
分解生成物の二酸化炭素と27MPa,380℃程度の
エネルギーをもっており、これをそのまま放出するのは
環境に与える影響が大きい。
PCB(Polychloro biphenyl)あ
るいは絶縁油(燃えるもの)は、分解してCO2(二酸
化炭素)及び水になる。しかし、分解に使用した熱水は
分解生成物の二酸化炭素と27MPa,380℃程度の
エネルギーをもっており、これをそのまま放出するのは
環境に与える影響が大きい。
【0003】図6は、従来の熱水分解処理装置の一例を
示す。図中の付番1は、給水加熱器を示す。この給水加
熱器1には、給水タンク2が給水ポンプ3を介装した配
管4aを介して接続されている。前記給水ポンプ3と給
水加熱器1を接続する配管4aには、添加剤(NaO
H)タンク5、油タンク6及び酸素設備7が、添加剤ポ
ンプ8を介装した配管4b、油ポンプ9を介装した配管
4c及び加圧ポンプ10を介装した配管4dを介して接
続されている。
示す。図中の付番1は、給水加熱器を示す。この給水加
熱器1には、給水タンク2が給水ポンプ3を介装した配
管4aを介して接続されている。前記給水ポンプ3と給
水加熱器1を接続する配管4aには、添加剤(NaO
H)タンク5、油タンク6及び酸素設備7が、添加剤ポ
ンプ8を介装した配管4b、油ポンプ9を介装した配管
4c及び加圧ポンプ10を介装した配管4dを介して接
続されている。
【0004】前記給水加熱器1には、反応塔11、冷却
器12が順次接続されている。前記反応塔11では、下
記の反応が行われる。PCB+Na2CO3+O2→N
aCl+CO2+H2O前記冷却器12は、前記給水加
熱器1に接続されている。前記冷却器12には、減圧弁
13を介装した配管4eを介して放出タンク14が接続
されている。この放出タンク14では、下部よりH
2O,NaClが取り出され、上部より二酸化炭素が吸
着塔15を通って煙突16より放出される。前記吸着塔
15では、残ったPCBが吸着される。
器12が順次接続されている。前記反応塔11では、下
記の反応が行われる。PCB+Na2CO3+O2→N
aCl+CO2+H2O前記冷却器12は、前記給水加
熱器1に接続されている。前記冷却器12には、減圧弁
13を介装した配管4eを介して放出タンク14が接続
されている。この放出タンク14では、下部よりH
2O,NaClが取り出され、上部より二酸化炭素が吸
着塔15を通って煙突16より放出される。前記吸着塔
15では、残ったPCBが吸着される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこうした事情
を考慮してなされたので、PCBあるいはPCBで汚染
された油を熱水分解により処理する際に発生する分解生
成物のうち、特に環境負荷が高い二酸化炭素を固定化し
して大気中への放出を抑制することが可能な熱水分解処
理装置を提供することを目的とする。
を考慮してなされたので、PCBあるいはPCBで汚染
された油を熱水分解により処理する際に発生する分解生
成物のうち、特に環境負荷が高い二酸化炭素を固定化し
して大気中への放出を抑制することが可能な熱水分解処
理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、二酸化炭素
はガスの中では液化が容易なガスであり、液化に必要な
条件は温度304K以下、圧力7.38MPa以上であ
り、この条件は熱水を冷却することで容易に実現可能で
あることに注目した。そこで、以下のプロセスを組み合
わせて熱水分解システムのエネルギー収支改善並びに炭
酸ガスの固定化を実現することにした。
はガスの中では液化が容易なガスであり、液化に必要な
条件は温度304K以下、圧力7.38MPa以上であ
り、この条件は熱水を冷却することで容易に実現可能で
あることに注目した。そこで、以下のプロセスを組み合
わせて熱水分解システムのエネルギー収支改善並びに炭
酸ガスの固定化を実現することにした。
【0007】(1)熱水の熱を圧力を維持したままで給
水加熱により回収し、304Kまで温度を下げる。 (2)気水分解により水とガス(炭酸ガス)とを分離す
ることにより、ガスは液化される。 (3)これにより、大気中へ放出されるガスをなくすこ
とができる。
水加熱により回収し、304Kまで温度を下げる。 (2)気水分解により水とガス(炭酸ガス)とを分離す
ることにより、ガスは液化される。 (3)これにより、大気中へ放出されるガスをなくすこ
とができる。
【0008】本願第1の発明は、PCBあるいはPCB
で汚染された油を熱水分解処理する装置において、PC
Bを熱水分解処理するための添加剤、水、前記油及び加
圧された酸素が供給され、加熱される給水加熱器と、こ
の給水加熱器に接続され、PCBの熱水分解処理を行う
反応塔と、この反応塔に接続された第1の冷却器と、こ
の第1の冷却器に減圧弁を介して接続され、熱水分解処
理した混合物から塩化ナトリウムと水とを取り出す放出
タンクと、この放出タンクに接続され、該放出タンクか
らのガスを冷却する第2の冷却器と、この第2の冷却器
に接続され、液と二酸化炭素ガスに分離する気液分離器
と、この気液分離器に接続された加圧ポンプと、この加
圧ポンプに接続された二酸化炭素用タンクとを具備する
ことを特徴とする。
で汚染された油を熱水分解処理する装置において、PC
Bを熱水分解処理するための添加剤、水、前記油及び加
圧された酸素が供給され、加熱される給水加熱器と、こ
の給水加熱器に接続され、PCBの熱水分解処理を行う
反応塔と、この反応塔に接続された第1の冷却器と、こ
の第1の冷却器に減圧弁を介して接続され、熱水分解処
理した混合物から塩化ナトリウムと水とを取り出す放出
タンクと、この放出タンクに接続され、該放出タンクか
らのガスを冷却する第2の冷却器と、この第2の冷却器
に接続され、液と二酸化炭素ガスに分離する気液分離器
と、この気液分離器に接続された加圧ポンプと、この加
圧ポンプに接続された二酸化炭素用タンクとを具備する
ことを特徴とする。
【0009】本願第2の発明は、PCBあるいはPCB
で汚染された油を熱水分解処理する装置において、PC
Bを熱水分解処理するための添加剤、水、前記油及び加
圧された酸素が供給され、加熱される給水加熱器と、こ
の給水加熱器に接続され、PCBの熱水分解処理を行う
反応塔と、この反応塔に接続された第1の冷却器と、こ
の第1の冷却器に接続され、液とガスとに分離する第1
の気液分離器と、この気液分離器に減圧弁を介して接続
され、該気液分離器からのガスを冷却する第2の冷却器
と、この第2の冷却器に接続され、液と二酸化炭素ガス
に分離する第2の気液分離器と、この第2の気液分離器
に接続され、二酸化炭素ガスを液化二酸化炭素に変える
第3の冷却器と、この第3の冷却器に接続された二酸化
炭素用タンクと、前記第1・第2の気液分離器に夫々接
続された圧力調節弁とを具備することを特徴とする。
で汚染された油を熱水分解処理する装置において、PC
Bを熱水分解処理するための添加剤、水、前記油及び加
圧された酸素が供給され、加熱される給水加熱器と、こ
の給水加熱器に接続され、PCBの熱水分解処理を行う
反応塔と、この反応塔に接続された第1の冷却器と、こ
の第1の冷却器に接続され、液とガスとに分離する第1
の気液分離器と、この気液分離器に減圧弁を介して接続
され、該気液分離器からのガスを冷却する第2の冷却器
と、この第2の冷却器に接続され、液と二酸化炭素ガス
に分離する第2の気液分離器と、この第2の気液分離器
に接続され、二酸化炭素ガスを液化二酸化炭素に変える
第3の冷却器と、この第3の冷却器に接続された二酸化
炭素用タンクと、前記第1・第2の気液分離器に夫々接
続された圧力調節弁とを具備することを特徴とする。
【0010】本願第3の発明は、PCBあるいはPCB
で汚染された油を熱水分解処理する装置において、PC
Bを熱水分解処理するための添加剤、水、前記油及び加
圧された酸素が供給され、加熱される給水加熱器と、こ
の給水加熱器に接続され、PCBの熱水分解処理を行う
反応塔と、この反応塔に接続された第1の冷却器と、こ
の第1の冷却器に接続され、液とガスとに分離する第1
の気液分離器と、この気液分離器に膨張タービンを介し
て接続された第2の冷却器と、この第2の冷却器に接続
され、液と二酸化炭素ガスに分離する第2の気液分離器
と、この第2の気液分離器に接続され、二酸化炭素ガス
を液化二酸化炭素に変える第3の冷却器と、この第3の
冷却器に接続された二酸化炭素用タンクと、前記第1・
第2の気液分離器に夫々接続された圧力調節弁とを具備
することを特徴とする。
で汚染された油を熱水分解処理する装置において、PC
Bを熱水分解処理するための添加剤、水、前記油及び加
圧された酸素が供給され、加熱される給水加熱器と、こ
の給水加熱器に接続され、PCBの熱水分解処理を行う
反応塔と、この反応塔に接続された第1の冷却器と、こ
の第1の冷却器に接続され、液とガスとに分離する第1
の気液分離器と、この気液分離器に膨張タービンを介し
て接続された第2の冷却器と、この第2の冷却器に接続
され、液と二酸化炭素ガスに分離する第2の気液分離器
と、この第2の気液分離器に接続され、二酸化炭素ガス
を液化二酸化炭素に変える第3の冷却器と、この第3の
冷却器に接続された二酸化炭素用タンクと、前記第1・
第2の気液分離器に夫々接続された圧力調節弁とを具備
することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明について更に詳しく
説明する。本発明において、給水加熱器には、給水タン
クからの水に添加剤としてのNaOH、PCB又はPC
Bを含む油、酸素が混合されて送られ、これらの混合物
は通常例えば200〜300℃程度で加熱される。そし
て、給水加熱器から混合物が反応塔に送られ、例えば3
80℃、26MPaの熱水中でPCBの分解反応が行わ
れる。
説明する。本発明において、給水加熱器には、給水タン
クからの水に添加剤としてのNaOH、PCB又はPC
Bを含む油、酸素が混合されて送られ、これらの混合物
は通常例えば200〜300℃程度で加熱される。そし
て、給水加熱器から混合物が反応塔に送られ、例えば3
80℃、26MPaの熱水中でPCBの分解反応が行わ
れる。
【0012】本発明において、前記第1の冷却器は給水
加熱器に接続されている。この理由は、次の通りであ
る。即ち、給水加熱器はジャケット構造になっている。
本発明に添付してある図では内部を冷却液が流れ、外部
をPCB液が流れて熱交換を行っている(実際には、内
部がPCB液で、外部を冷却する手法が一般的であ
る)。ところで、給水の加熱に使用する液体は、反応塔
後流側の第1の冷却器の冷却液を循環して給水の加熱を
行い、加熱後は再度冷却液として使用して、反応塔の排
熱を有効利用している。従って、給水加熱器と冷却器
は、系統的には、冷却塔及びヒータを含めた循環ライン
で接続されていることになる(但し、後述する実施例で
は図示していない)。
加熱器に接続されている。この理由は、次の通りであ
る。即ち、給水加熱器はジャケット構造になっている。
本発明に添付してある図では内部を冷却液が流れ、外部
をPCB液が流れて熱交換を行っている(実際には、内
部がPCB液で、外部を冷却する手法が一般的であ
る)。ところで、給水の加熱に使用する液体は、反応塔
後流側の第1の冷却器の冷却液を循環して給水の加熱を
行い、加熱後は再度冷却液として使用して、反応塔の排
熱を有効利用している。従って、給水加熱器と冷却器
は、系統的には、冷却塔及びヒータを含めた循環ライン
で接続されていることになる(但し、後述する実施例で
は図示していない)。
【0013】前記第1の冷却器は、分解反応が終了した
二酸化炭素を含む処理液が下流側の減圧弁で蒸気になる
のを回避するために設けられている。また、第2の冷却
器は、二酸化炭素を含むガスを二酸化炭素の臨界温度で
ある304K以下で冷却するために設けられている。
二酸化炭素を含む処理液が下流側の減圧弁で蒸気になる
のを回避するために設けられている。また、第2の冷却
器は、二酸化炭素を含むガスを二酸化炭素の臨界温度で
ある304K以下で冷却するために設けられている。
【0014】本発明において、前記第1の気液分離器は
分解反応が終了した二酸化炭素を含む処理液を、H2O
やNaClと主として二酸化炭素を含むガスとに分離す
るために設けられている。また、前記第2の気液分離器
は、H2Oと二酸化炭素ガスに分離するために設けられ
ている。
分解反応が終了した二酸化炭素を含む処理液を、H2O
やNaClと主として二酸化炭素を含むガスとに分離す
るために設けられている。また、前記第2の気液分離器
は、H2Oと二酸化炭素ガスに分離するために設けられ
ている。
【0015】本発明において、前記加圧ポンプは、二酸
化炭素ガスを液化するために設けられている。前記第3
の冷却器もこの加圧ポンプと同様な機能をもたせるため
に設けられている。なお、加圧ポンプの下流側で二酸化
炭素用タンクの上流側に、上記冷却器と異なる別の冷却
器を配置してもよい。この冷却器による作用効果は、次
の通りである。
化炭素ガスを液化するために設けられている。前記第3
の冷却器もこの加圧ポンプと同様な機能をもたせるため
に設けられている。なお、加圧ポンプの下流側で二酸化
炭素用タンクの上流側に、上記冷却器と異なる別の冷却
器を配置してもよい。この冷却器による作用効果は、次
の通りである。
【0016】即ち、前記冷却器は加圧ポンプの後流側に
位置している。そして、炭酸ガスを液化するために加圧
ポンプで加圧すると温度の上昇が予想されるため、前記
冷却器で冷却を行い、ガスの温度上昇を防止するととも
に液化の促進を図っている。
位置している。そして、炭酸ガスを液化するために加圧
ポンプで加圧すると温度の上昇が予想されるため、前記
冷却器で冷却を行い、ガスの温度上昇を防止するととも
に液化の促進を図っている。
【0017】本発明において、前記二酸化炭素用タンク
と前記給水加熱器とを配管で連結し、二酸化炭素用タン
クで残った余分な酸素を再度給水加熱器で利用すること
が好ましい。通常、PCBや炭酸ナトリウム、酸素との
反応では必要最小限の酸素があればPCBとの反応が起
こる。しかし、上記構成にすれば、反応系を過剰な酸素
で運用した場合でも酸素を有効利用することができると
ともに、閉サイクルを実現できる。
と前記給水加熱器とを配管で連結し、二酸化炭素用タン
クで残った余分な酸素を再度給水加熱器で利用すること
が好ましい。通常、PCBや炭酸ナトリウム、酸素との
反応では必要最小限の酸素があればPCBとの反応が起
こる。しかし、上記構成にすれば、反応系を過剰な酸素
で運用した場合でも酸素を有効利用することができると
ともに、閉サイクルを実現できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の各実施例について図面を参照
して説明する。 (実施例1)図1を参照する。図中の符番21は、給水
加熱器を示す。この給水加熱器21には、給水タンク2
2が給水ポンプ23を介装した配管24aを介して接続
されている。前記給水ポンプ23と給水加熱器21を接
続する配管24aには、添加剤(NaOH)タンク2
5、油タンク26及び酸素設備27が、添加剤ポンプ2
8を介装した配管24b、油ポンプ29を介装した配管
24c及び加圧ポンプ30を介装した配管24dを介し
て接続されている。前記油タンク26には、例えばPC
Bを含む絶縁油が収容されている。
して説明する。 (実施例1)図1を参照する。図中の符番21は、給水
加熱器を示す。この給水加熱器21には、給水タンク2
2が給水ポンプ23を介装した配管24aを介して接続
されている。前記給水ポンプ23と給水加熱器21を接
続する配管24aには、添加剤(NaOH)タンク2
5、油タンク26及び酸素設備27が、添加剤ポンプ2
8を介装した配管24b、油ポンプ29を介装した配管
24c及び加圧ポンプ30を介装した配管24dを介し
て接続されている。前記油タンク26には、例えばPC
Bを含む絶縁油が収容されている。
【0019】前記給水加熱器21には、反応塔31、第
1の冷却器32が順次接続されている。ここで、冷却器
32を用いるのは、反応塔31で処理された処理液が後
述する減圧弁を通るときに蒸気になるのを回避するため
である。前記反応塔31では、下記の反応が行われる。
PCB+Na2CO3+O2→NaCl+CO2+H2
O前記冷却器32は、前記給水加熱器21に接続されて
いる。前記冷却器32には、減圧弁33を介装した配管
24eを介して放出タンク34が接続されている。この
放出タンク34では、下部よりH2O,NaClが取り
出され、上部よりガスが取り出される。ここで、ガスは
主として二酸化炭素ガスであり、その他に水蒸気等を含
む。
1の冷却器32が順次接続されている。ここで、冷却器
32を用いるのは、反応塔31で処理された処理液が後
述する減圧弁を通るときに蒸気になるのを回避するため
である。前記反応塔31では、下記の反応が行われる。
PCB+Na2CO3+O2→NaCl+CO2+H2
O前記冷却器32は、前記給水加熱器21に接続されて
いる。前記冷却器32には、減圧弁33を介装した配管
24eを介して放出タンク34が接続されている。この
放出タンク34では、下部よりH2O,NaClが取り
出され、上部よりガスが取り出される。ここで、ガスは
主として二酸化炭素ガスであり、その他に水蒸気等を含
む。
【0020】前記放出タンク34には、第2の冷却器3
5、気液分離器36、加圧ポンプ37及び二酸化炭素
(CO2)用タンク38が順次接続されている。ここ
で、第2の冷却器35では、二酸化炭素を含むガスを二
酸化炭素の臨界温度である304K以下で冷却する。前
記気液分離器36は、二酸化炭素を含むガスを液(H2
O)と二酸化炭素ガスとに分離する働きをする。前記加
圧ポンプ37は、二酸化炭素ガスを液化する働きをす
る。
5、気液分離器36、加圧ポンプ37及び二酸化炭素
(CO2)用タンク38が順次接続されている。ここ
で、第2の冷却器35では、二酸化炭素を含むガスを二
酸化炭素の臨界温度である304K以下で冷却する。前
記気液分離器36は、二酸化炭素を含むガスを液(H2
O)と二酸化炭素ガスとに分離する働きをする。前記加
圧ポンプ37は、二酸化炭素ガスを液化する働きをす
る。
【0021】上記実施例1に係る熱水分解処理装置によ
れば、第2の冷却器35、気液分離器36、加圧ポンプ
37及び二酸化炭素用タンク38等を備えた構成となっ
ており、加圧ポンプ37によって二酸化炭素ガスを液化
し、二酸化炭素用タンク38より液化二酸化炭素として
取り出すことができる。従って、大気中への二酸化炭素
の放出を抑制することができる。また、従来用いた吸着
塔等の排ガス処理設備が必要なくなるので、装置の小型
化を実現できる。
れば、第2の冷却器35、気液分離器36、加圧ポンプ
37及び二酸化炭素用タンク38等を備えた構成となっ
ており、加圧ポンプ37によって二酸化炭素ガスを液化
し、二酸化炭素用タンク38より液化二酸化炭素として
取り出すことができる。従って、大気中への二酸化炭素
の放出を抑制することができる。また、従来用いた吸着
塔等の排ガス処理設備が必要なくなるので、装置の小型
化を実現できる。
【0022】なお、実施例1においては、加圧ポンプ3
7と二酸化炭素用タンク38間の配管24fに図1の点
線で示すように冷却器39を設けてもよい。この冷却器
39は、炭酸ガスを液化するために加圧ポンプ37で加
圧すると温度の上昇が予想されるため、本冷却器39で
冷却を行い、ガスの温度上昇の防止と液化の促進を図る
ために設けられている。
7と二酸化炭素用タンク38間の配管24fに図1の点
線で示すように冷却器39を設けてもよい。この冷却器
39は、炭酸ガスを液化するために加圧ポンプ37で加
圧すると温度の上昇が予想されるため、本冷却器39で
冷却を行い、ガスの温度上昇の防止と液化の促進を図る
ために設けられている。
【0023】(実施例2)図2を参照する。ここで、図
1と同部材は同符号を付して説明を省略する。図中の付
番41、42は、夫々第1の冷却器32、第2の冷却器
33の下流側に配置された第1の気液分離器、第2の気
液分離器を示す。前記第1の気液分離器41には第1の
圧力調節弁43が接続され、第1の気液分離器41で分
離されたH2O、NaClが第1の圧力調節弁(圧調
弁)43を経て回収される。また、前記第2の気液分離
器42には第2の圧力調節弁44が接続され、第2の気
液分離器42で分離されたH2Oが第2の圧力調節弁4
4を経て回収される。前記第2の気液分離器42と二酸
化炭素用タンク38を接続する配管24gには、第3の
冷却器45が介装されている。この第3の冷却器45に
より、第2の気液分離器42で分離された二酸化炭素ガ
スが液化される。
1と同部材は同符号を付して説明を省略する。図中の付
番41、42は、夫々第1の冷却器32、第2の冷却器
33の下流側に配置された第1の気液分離器、第2の気
液分離器を示す。前記第1の気液分離器41には第1の
圧力調節弁43が接続され、第1の気液分離器41で分
離されたH2O、NaClが第1の圧力調節弁(圧調
弁)43を経て回収される。また、前記第2の気液分離
器42には第2の圧力調節弁44が接続され、第2の気
液分離器42で分離されたH2Oが第2の圧力調節弁4
4を経て回収される。前記第2の気液分離器42と二酸
化炭素用タンク38を接続する配管24gには、第3の
冷却器45が介装されている。この第3の冷却器45に
より、第2の気液分離器42で分離された二酸化炭素ガ
スが液化される。
【0024】前記圧力調節弁43、44の機能は次の通
りである。即ち、第1の気液分離器41、第2の気液分
離器42は、26MPaの高圧雰囲気になっている。高
圧容器から外部に完全に分離水を取り出すためには、大
気圧近くまで減圧しないと処理できない。そのため、容
器内の一次圧力(26MPa)を二次圧力(大気圧)ま
で減圧して、分離水を取り出す働きをしている。
りである。即ち、第1の気液分離器41、第2の気液分
離器42は、26MPaの高圧雰囲気になっている。高
圧容器から外部に完全に分離水を取り出すためには、大
気圧近くまで減圧しないと処理できない。そのため、容
器内の一次圧力(26MPa)を二次圧力(大気圧)ま
で減圧して、分離水を取り出す働きをしている。
【0025】実施例2に係る熱水分解処理装置によれ
ば、第1の気液分離器41により分離したH2O、Na
Clをかつ第2の気液分離器42により分離したH2O
を夫々圧力調節弁43、44を経て回収するとともに、
第3の冷却器45により第2の気液分離器42から分離
した二酸化炭素ガスを液化できるため、実施例1と同
様、大気中への二酸化炭素の放出を抑制することができ
る。
ば、第1の気液分離器41により分離したH2O、Na
Clをかつ第2の気液分離器42により分離したH2O
を夫々圧力調節弁43、44を経て回収するとともに、
第3の冷却器45により第2の気液分離器42から分離
した二酸化炭素ガスを液化できるため、実施例1と同
様、大気中への二酸化炭素の放出を抑制することができ
る。
【0026】(実施例3)図3を参照する。ここで、図
1と同部材は同符号を付して説明を省略する。実施例3
に係る熱水分解処理装置は、実施例1の装置の改良型を
示す。実施例3の装置は、二酸化炭素用タンク38の上
部と加圧ポンプ30の上流側(酸素設備27寄り)の配
管24dとを配管51で接続したことを特徴とする。
1と同部材は同符号を付して説明を省略する。実施例3
に係る熱水分解処理装置は、実施例1の装置の改良型を
示す。実施例3の装置は、二酸化炭素用タンク38の上
部と加圧ポンプ30の上流側(酸素設備27寄り)の配
管24dとを配管51で接続したことを特徴とする。
【0027】こうした構成の実施例3によれば、大気中
への二酸化炭素の放出を抑制することができる他、反応
系特に反応塔31で必要な酸素を過剰な状態で運用した
場合でも、二酸化炭素用タンク38に残った過剰な酸素
を配管51を経て加圧ポンプ30の上流側の配管24d
に戻して再度利用することができるとともに、閉サイク
ルを実現できる。
への二酸化炭素の放出を抑制することができる他、反応
系特に反応塔31で必要な酸素を過剰な状態で運用した
場合でも、二酸化炭素用タンク38に残った過剰な酸素
を配管51を経て加圧ポンプ30の上流側の配管24d
に戻して再度利用することができるとともに、閉サイク
ルを実現できる。
【0028】なお、実施例3においては、実施例1の場
合と同様、加圧ポンプ37と二酸化炭素用タンク38間
の配管24fに図3の点線で示すように冷却器39を設
けてもよい。
合と同様、加圧ポンプ37と二酸化炭素用タンク38間
の配管24fに図3の点線で示すように冷却器39を設
けてもよい。
【0029】(実施例4)図4を参照する。ここで、図
1、図2と同部材は同符号を付して説明を省略する。実
施例4に係る熱水分解処理装置は、実施例2の装置の改
良型を示す。実施例4の装置は、二酸化炭素用タンク3
8の上部と加圧ポンプ30の上流側の配管24dとを配
管51で接続したことを特徴とする。
1、図2と同部材は同符号を付して説明を省略する。実
施例4に係る熱水分解処理装置は、実施例2の装置の改
良型を示す。実施例4の装置は、二酸化炭素用タンク3
8の上部と加圧ポンプ30の上流側の配管24dとを配
管51で接続したことを特徴とする。
【0030】こうした構成の実施例4によれば、大気中
への二酸化炭素の放出を抑制することができる他、反応
系特に反応塔31で必要な酸素を過剰な状態で運用した
場合でも、二酸化炭素用タンク38に残った過剰な酸素
を配管51を経て加圧ポンプ30の上流側の配管24d
に戻して再度利用することができる。
への二酸化炭素の放出を抑制することができる他、反応
系特に反応塔31で必要な酸素を過剰な状態で運用した
場合でも、二酸化炭素用タンク38に残った過剰な酸素
を配管51を経て加圧ポンプ30の上流側の配管24d
に戻して再度利用することができる。
【0031】(実施例5)図5を参照する。ここで、図
1、図2と同部材は同符号を付して説明を省略する。実
施例5に係る熱水分解処理装置は、図5に示すように、
第1の気液分離器41の下流側に膨張タービン52を設
けたことを特徴とする。実施例5の装置によれば、反応
プロセス自体が持つ圧力を利用して二酸化炭素を液化し
て大気中への二酸化炭素の放出を抑制するとともに、膨
張タービン52による動力回収が可能になるので、新た
な動力消費が生じない。また、過剰な酸素の再利用が可
能となる。
1、図2と同部材は同符号を付して説明を省略する。実
施例5に係る熱水分解処理装置は、図5に示すように、
第1の気液分離器41の下流側に膨張タービン52を設
けたことを特徴とする。実施例5の装置によれば、反応
プロセス自体が持つ圧力を利用して二酸化炭素を液化し
て大気中への二酸化炭素の放出を抑制するとともに、膨
張タービン52による動力回収が可能になるので、新た
な動力消費が生じない。また、過剰な酸素の再利用が可
能となる。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、
PCBあるいはPCBで汚染された油を熱水分解により
処理する際に発生する分解生成物のうち、特に環境負荷
が高い二酸化炭素を固定化して大気中への放出を抑制す
ることができる他、装置の小型化、新たな動力消費の発
生回避、過剰な酸素運用の場合の酸素有効利用が実現し
え、さらにはCO2深海貯蔵技術など他の技術との組合
せが容易な熱水分解処理装置を提供できる。
PCBあるいはPCBで汚染された油を熱水分解により
処理する際に発生する分解生成物のうち、特に環境負荷
が高い二酸化炭素を固定化して大気中への放出を抑制す
ることができる他、装置の小型化、新たな動力消費の発
生回避、過剰な酸素運用の場合の酸素有効利用が実現し
え、さらにはCO2深海貯蔵技術など他の技術との組合
せが容易な熱水分解処理装置を提供できる。
【図1】本発明の実施例1に係る熱水分解処理装置の説
明図。
明図。
【図2】本発明の実施例2に係る熱水分解処理装置の説
明図。
明図。
【図3】本発明の実施例3に係る熱水分解処理装置の説
明図。
明図。
【図4】発明の実施例4に係る熱水分解処理装置の説明
図。
図。
【図5】本発明の実施例5に係る熱水分解処理装置の説
明図。
明図。
【図6】従本の熱水分解処理装置の説明図。
【符号の説明】 21…給水加熱器、 22…給水タンク、 24a〜24g、51…配管、 25…添加剤タンク、 26…油タンク、 27…酸素設備、 28…添加剤ポンプ、 29…油ポンプ、 30…加圧ポンプ、 31…反応塔、 32、35、45…冷却器、 33…減圧弁、 34…放出タンク、 36、41、42…気液分離器、 37…加圧ポンプ、 38…二酸化炭素用タンク、 43、44…圧力調節弁、 52…膨張タービン。
フロントページの続き (72)発明者 福住 忠継 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重 工業株式会社長崎造船所内 (56)参考文献 特開 平10−179791(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01J 3/00 - 3/04 A62D 3/00
Claims (5)
- 【請求項1】 PCBあるいはPCBで汚染された油を
熱水分解処理する装置において、 PCBを熱水分解処理するための添加剤、水、前記油及
び加圧された酸素が供給され、加熱される給水加熱器
と、この給水加熱器に接続され、PCBの熱水分解処理
を行う反応塔と、この反応塔に接続された第1の冷却器
と、この第1の冷却器に減圧弁を介して接続され、熱水
分解処理した混合物から塩化ナトリウムと水とを取り出
す放出タンクと、この放出タンクに接続され、該放出タ
ンクからのガスを冷却する第2の冷却器と、この第2の
冷却器に接続され、液と二酸化炭素ガスに分離する気液
分離器と、この気液分離器に接続された加圧ポンプと、
この加圧ポンプに接続された二酸化炭素用タンクとを具
備することを特徴とする熱水分解処理装置。 - 【請求項2】 PCBあるいはPCBで汚染された油を
熱水分解処理する装置において、 PCBを熱水分解処理するための添加剤、水、前記油及
び加圧された酸素が供給され、加熱される給水加熱器
と、この給水加熱器に接続され、PCBの熱水分解処理
を行う反応塔と、この反応塔に接続された第1の冷却器
と、この第1の冷却器に接続され、液とガスとに分離す
る第1の気液分離器と、この気液分離器に減圧弁を介し
て接続され、該気液分離器からのガスを冷却する第2の
冷却器と、この第2の冷却器に接続され、液と二酸化炭
素ガスに分離する第2の気液分離器と、この第2の気液
分離器に接続され、二酸化炭素ガスを液化二酸化炭素に
変える第3の冷却器と、この第3の冷却器に接続された
二酸化炭素用タンクと、前記第1・第2の気液分離器に
夫々接続された圧力調節弁とを具備することを特徴とす
る熱水分解処理装置。 - 【請求項3】 PCBあるいはPCBで汚染された油を
熱水分解処理する装置において、 PCBを熱水分解処理するための添加剤、水、前記油及
び加圧された酸素が供給され、加熱される給水加熱器
と、この給水加熱器に接続され、PCBの熱水分解処理
を行う反応塔と、この反応塔に接続された第1の冷却器
と、この第1の冷却器に接続され、液とガスとに分離す
る第1の気液分離器と、この気液分離器に膨張タービン
を介して接続された第2の冷却器と、この第2の冷却器
に接続され、液と二酸化炭素ガスに分離する第2の気液
分離器と、この第2の気液分離器に接続され、二酸化炭
素ガスを液化二酸化炭素に変える第3の冷却器と、この
第3の冷却器に接続された二酸化炭素用タンクと、前記
第1・第2の気液分離器に夫々接続された圧力調節弁と
を具備することを特徴とする熱水分解処理装置。 - 【請求項4】 前記二酸化炭素用タンクと前記給水加熱
器とを配管で連結し、二酸化炭素用タンクで残った余分
な酸素を再度反応塔で利用することを特徴とする請求項
1もしくは請求項2もしくは請求項3記載の熱水分解処
理装置。 - 【請求項5】 前記加圧ポンプの下流側で二酸化炭素用
タンクの上流側に、上記冷却器と異なる別の冷却器を配
置したことを特徴とする請求項1記載の熱水分解処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33316299A JP3316486B2 (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | 熱水分解処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33316299A JP3316486B2 (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | 熱水分解処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001149766A JP2001149766A (ja) | 2001-06-05 |
JP3316486B2 true JP3316486B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=18262994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33316299A Expired - Fee Related JP3316486B2 (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | 熱水分解処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3316486B2 (ja) |
-
1999
- 1999-11-24 JP JP33316299A patent/JP3316486B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2001149766A (ja) | 2001-06-05 |
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