JP3315336B2 - ごみ焼却施設における排ガス処理方法 - Google Patents
ごみ焼却施設における排ガス処理方法Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般廃棄物や産業
廃棄物等のごみを焼却するごみ焼却施設における排ガス
処理設備及びその処理方法に関する。
廃棄物等のごみを焼却するごみ焼却施設における排ガス
処理設備及びその処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ごみ焼却施設から排出される排ガス中に
は、ばいじんや酸性有害ガスのほか、有毒物質であるダ
イオキシン類が含まれており、このダイオキシン類を分
解・除去するために、種々の対策が講じられている。
は、ばいじんや酸性有害ガスのほか、有毒物質であるダ
イオキシン類が含まれており、このダイオキシン類を分
解・除去するために、種々の対策が講じられている。
【0003】図5は、特開平5−23539号公報に開
示された従来のごみ焼却施設の構成を示す概略図であ
る。
示された従来のごみ焼却施設の構成を示す概略図であ
る。
【0004】図5において、aは燃焼炉であり、燃焼炉
aの出口側に設置されたガス混合室bを経てボイラcが
連設され、排ガス温度が600〜700℃に低下する該
ボイラcの中間部に、高温集塵器dが設置されている。
aの出口側に設置されたガス混合室bを経てボイラcが
連設され、排ガス温度が600〜700℃に低下する該
ボイラcの中間部に、高温集塵器dが設置されている。
【0005】ボイラcの排気側には、頭部に噴霧器eを
備えた反応塔fと、それに続いて底部にスクリューコン
ベアgを備えたバグフィルタhとが連接され、処理ガス
は誘引通風機iを経て煙突jから大気中に放出される。
備えた反応塔fと、それに続いて底部にスクリューコン
ベアgを備えたバグフィルタhとが連接され、処理ガス
は誘引通風機iを経て煙突jから大気中に放出される。
【0006】一方、上記スクリューコンベアgの排出側
には、シュートパイプk、搬送コンベアm、バケットエ
レベータnが連接され、バグフィルタhから払い落され
た捕集灰をこれらシュートパイプk、搬送コンベアm、
バケットエレベータnを経て燃焼炉aの上部に設置され
たシュートpに送るようになされている。
には、シュートパイプk、搬送コンベアm、バケットエ
レベータnが連接され、バグフィルタhから払い落され
た捕集灰をこれらシュートパイプk、搬送コンベアm、
バケットエレベータnを経て燃焼炉aの上部に設置され
たシュートpに送るようになされている。
【0007】次に、このように構成されたごみ焼却施設
における排ガス及び飛灰等の処理工程について説明す
る。
における排ガス及び飛灰等の処理工程について説明す
る。
【0008】燃焼炉aから発生した不燃物と未燃物とか
ら成る飛灰及び酸性有害ガスとダイオキシン類等を含ん
だ約800℃の排ガスは、ガス混合室bにおいて未燃物
を再燃焼されたのち、ボイラcに導入されて降温し、4
00℃以上の高温帯にある高温集塵器dによって含有す
る飛灰を濾過・除去されるとともに、飛灰に付着した微
量の有機塩素化合物もダイオキシン類を生成する前に、
大部分が熱分解されるようになされている。
ら成る飛灰及び酸性有害ガスとダイオキシン類等を含ん
だ約800℃の排ガスは、ガス混合室bにおいて未燃物
を再燃焼されたのち、ボイラcに導入されて降温し、4
00℃以上の高温帯にある高温集塵器dによって含有す
る飛灰を濾過・除去されるとともに、飛灰に付着した微
量の有機塩素化合物もダイオキシン類を生成する前に、
大部分が熱分解されるようになされている。
【0009】次に、一次処理された上記排ガスは、反応
塔fに導入されて、噴霧器eから噴霧された消石灰スラ
リー等のアルカリ剤により、含有する酸性有害ガスが中
和される。
塔fに導入されて、噴霧器eから噴霧された消石灰スラ
リー等のアルカリ剤により、含有する酸性有害ガスが中
和される。
【0010】そして、次工程のバグフィルタhでは、高
温集塵器dで除去しきれなかった飛灰と有機塩素化合物
及び中和反応生成物と未反応薬剤とを濾過・除去し、排
ガスは清浄ガスとなって誘引通風機iにより吸引されて
煙突jから大気中に放出される。
温集塵器dで除去しきれなかった飛灰と有機塩素化合物
及び中和反応生成物と未反応薬剤とを濾過・除去し、排
ガスは清浄ガスとなって誘引通風機iにより吸引されて
煙突jから大気中に放出される。
【0011】バグフィルタhで捕集された上記の捕集灰
は適宜払い落されたのち、スクリューコンベアg、シュ
ートパイプk、搬送コンベアm、バケットエレベータn
を経てシュートpから燃焼炉a内に投入され、約800
℃のガス混合室b内で有機塩素化合物や中和反応生成物
及び未反応薬剤が加熱分解され、残余の捕集灰は燃焼炉
a及びボイラcの底部に設けられた回収口q、rから外
部に排出される。
は適宜払い落されたのち、スクリューコンベアg、シュ
ートパイプk、搬送コンベアm、バケットエレベータn
を経てシュートpから燃焼炉a内に投入され、約800
℃のガス混合室b内で有機塩素化合物や中和反応生成物
及び未反応薬剤が加熱分解され、残余の捕集灰は燃焼炉
a及びボイラcの底部に設けられた回収口q、rから外
部に排出される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のごみ焼却施設では、反応塔fで噴霧され、バグフィ
ルタhで回収された有害ガス中和剤であるCa分は、回
収口q及びrから施設外に排出されているため、再利用
されず、高価な薬剤の使用量節約ができないばかりでな
く、特別管理廃棄物である捕集灰(排出灰)も減量しな
いので、後処理費用の節減も不可能であった。
来のごみ焼却施設では、反応塔fで噴霧され、バグフィ
ルタhで回収された有害ガス中和剤であるCa分は、回
収口q及びrから施設外に排出されているため、再利用
されず、高価な薬剤の使用量節約ができないばかりでな
く、特別管理廃棄物である捕集灰(排出灰)も減量しな
いので、後処理費用の節減も不可能であった。
【0013】また、800℃以上の高熱帯で、反応生成
物〔CaCl2 〕及び未反応薬剤〔Ca(OH)2 〕を
熱分解することにより、生石灰〔CaO〕を発生する
が、短時間の固−気接触のために排ガス中の塩素分と化
合しきれない残存CaOがそのまま排出されるため、周
辺または雰囲気中の水分と反応し高熱を発するので危険
であった。
物〔CaCl2 〕及び未反応薬剤〔Ca(OH)2 〕を
熱分解することにより、生石灰〔CaO〕を発生する
が、短時間の固−気接触のために排ガス中の塩素分と化
合しきれない残存CaOがそのまま排出されるため、周
辺または雰囲気中の水分と反応し高熱を発するので危険
であった。
【0014】さらに、再燃室b内で略完全に熱分解され
た有機塩素化合物は、その後、反応塔fからバグフィル
タh間で再合成されてダイオキシン類となるために、バ
グフィルタhでの捕集は不完全であるという問題点があ
った。
た有機塩素化合物は、その後、反応塔fからバグフィル
タh間で再合成されてダイオキシン類となるために、バ
グフィルタhでの捕集は不完全であるという問題点があ
った。
【0015】一方、上記従来のもの以外に一般に行われ
ている、ダイオキシン類除去のための活性炭吸着方式で
は、ダイオキシン類を吸着した活性炭がそのまま外部に
排出されるので、排出灰量が増加して、後処理費用が更
に嵩むという問題があった。
ている、ダイオキシン類除去のための活性炭吸着方式で
は、ダイオキシン類を吸着した活性炭がそのまま外部に
排出されるので、排出灰量が増加して、後処理費用が更
に嵩むという問題があった。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明のご
み焼却施設における排ガス処理方法は、一般廃棄物や産
業廃棄物等のごみを焼却するごみ焼却施設に備えられ、
ごみ焼却炉から排出される排ガスを再燃室に導入して再
燃焼させた後、該再燃室から適宜な冷却手段を介して排
ガスをバグフィルタに導き、該バグフィルタに供給され
る有害ガス中和用薬剤により排ガス中に含まれるばいじ
ん及び酸性有害ガスを除去するごみ焼却施設における排
ガス処理方法において、前記バグフィルタで濾過作業を
開始する前に、有害ガス中和用薬剤及びダイオキシン類
吸着用活性炭により当該バグフィルタの濾布表面にプレ
コート層を形成しておき、該中和用薬剤で酸性有害ガス
を中和するとともに、該活性炭によりダイオキシン類を
吸着させ、濾布部分の内外差圧または、清浄ガス中の有
害ガス濃度が規定値を超過すればこのバグフィルタから
払い落される、ばいじんと有害ガスを中和した薬剤及び
ダイオキシン類を吸着した活性炭からなる捕集灰を貯留
した後、焼却炉の燃焼状態の安定期において、捕集灰循
環装置により前記再燃室に導入し、捕集灰中の塩化カル
シウムやダイオキシン類等の塩素化合物を熱分解すると
ともに、ダイオキシン類を吸着した活性炭を燃焼させる
一方、再燃室の底部に堆積するばいじんと上記薬剤の熱
分解の結果生成した生石灰等からなる再燃灰を、再燃灰
処理装置によりバグフィルタの入口側に噴射することに
より石灰分を再利用することを特徴とする。
み焼却施設における排ガス処理方法は、一般廃棄物や産
業廃棄物等のごみを焼却するごみ焼却施設に備えられ、
ごみ焼却炉から排出される排ガスを再燃室に導入して再
燃焼させた後、該再燃室から適宜な冷却手段を介して排
ガスをバグフィルタに導き、該バグフィルタに供給され
る有害ガス中和用薬剤により排ガス中に含まれるばいじ
ん及び酸性有害ガスを除去するごみ焼却施設における排
ガス処理方法において、前記バグフィルタで濾過作業を
開始する前に、有害ガス中和用薬剤及びダイオキシン類
吸着用活性炭により当該バグフィルタの濾布表面にプレ
コート層を形成しておき、該中和用薬剤で酸性有害ガス
を中和するとともに、該活性炭によりダイオキシン類を
吸着させ、濾布部分の内外差圧または、清浄ガス中の有
害ガス濃度が規定値を超過すればこのバグフィルタから
払い落される、ばいじんと有害ガスを中和した薬剤及び
ダイオキシン類を吸着した活性炭からなる捕集灰を貯留
した後、焼却炉の燃焼状態の安定期において、捕集灰循
環装置により前記再燃室に導入し、捕集灰中の塩化カル
シウムやダイオキシン類等の塩素化合物を熱分解すると
ともに、ダイオキシン類を吸着した活性炭を燃焼させる
一方、再燃室の底部に堆積するばいじんと上記薬剤の熱
分解の結果生成した生石灰等からなる再燃灰を、再燃灰
処理装置によりバグフィルタの入口側に噴射することに
より石灰分を再利用することを特徴とする。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0021】図1は、ごみ焼却施設における排ガス処理
設備を中心とする概略構成図である。
設備を中心とする概略構成図である。
【0022】図1において、1は、一般廃棄物や産業廃
棄物等のごみを焼却するごみ焼却炉であり、高架煙道1
1によって、ごみ焼却炉1と分離設置された再燃室2が
連接され、後続のガス冷却装置3、余熱利用装置4とバ
グフィルタ51及び誘引通風機61を経て煙突62へと
連接されている。
棄物等のごみを焼却するごみ焼却炉であり、高架煙道1
1によって、ごみ焼却炉1と分離設置された再燃室2が
連接され、後続のガス冷却装置3、余熱利用装置4とバ
グフィルタ51及び誘引通風機61を経て煙突62へと
連接されている。
【0023】ここで、再燃室2は、耐火物等で構築され
た再燃室本体21と、この再燃室本体21の上流側に設
けられ、燃焼ガス71を再燃焼させる再燃バーナ22
と、再燃室本体21の上方側壁に取付けられた捕集灰供
給機構23と、再燃室本体21の底部に設けられこの再
燃室本体21内の灰が堆積するホッパ24と、ホッパ2
4の排出口に設けられた灰排出機構25と、ホッパ24
の上方に接続された出口ダクト26とによって構成され
ている。
た再燃室本体21と、この再燃室本体21の上流側に設
けられ、燃焼ガス71を再燃焼させる再燃バーナ22
と、再燃室本体21の上方側壁に取付けられた捕集灰供
給機構23と、再燃室本体21の底部に設けられこの再
燃室本体21内の灰が堆積するホッパ24と、ホッパ2
4の排出口に設けられた灰排出機構25と、ホッパ24
の上方に接続された出口ダクト26とによって構成され
ている。
【0024】前記余熱利用装置4は、空気予熱器41と
その他の熱交換器群42とが主体となり、貫流するガス
を冷却し、押込送風機43から送入される空気を加熱し
て、ごみ焼却炉1、再燃室2及び後述する再燃灰処理装
置や図示しない給湯・暖房手段等、必要箇所に供給する
装置である。
その他の熱交換器群42とが主体となり、貫流するガス
を冷却し、押込送風機43から送入される空気を加熱し
て、ごみ焼却炉1、再燃室2及び後述する再燃灰処理装
置や図示しない給湯・暖房手段等、必要箇所に供給する
装置である。
【0025】前記バグフィルタ51は、複数の単位集塵
機構及び付属機器で構成されており、このバグフィルタ
51の入口側に接続された排ガスダクト44には、例え
ば消石灰の如き酸性有害ガス中和用薬剤52を貯留する
中和薬剤貯槽53と、粉末の活性炭54を貯留する活性
炭貯槽55とがそれぞれ排出機構を介して接続されてい
る。そして、これら中和薬剤貯槽53と活性炭貯槽55
とからそれぞれ排出される各薬剤は、清浄ガス75の一
部を分岐吸引する薬剤噴射手段56によって排ガスダク
ト44に圧送されるように構成されている。
機構及び付属機器で構成されており、このバグフィルタ
51の入口側に接続された排ガスダクト44には、例え
ば消石灰の如き酸性有害ガス中和用薬剤52を貯留する
中和薬剤貯槽53と、粉末の活性炭54を貯留する活性
炭貯槽55とがそれぞれ排出機構を介して接続されてい
る。そして、これら中和薬剤貯槽53と活性炭貯槽55
とからそれぞれ排出される各薬剤は、清浄ガス75の一
部を分岐吸引する薬剤噴射手段56によって排ガスダク
ト44に圧送されるように構成されている。
【0026】これらバグフィルタ51、中和薬剤貯槽5
3、活性炭貯槽55及び薬剤噴射手段56により有害ガ
ス除去装置5が構成されている。
3、活性炭貯槽55及び薬剤噴射手段56により有害ガ
ス除去装置5が構成されている。
【0027】バグフィルタ51底部の複数の排出機構の
下方には、各排出機構に亘ってスクリューコンベア81
が配置され、このスクリューコンベア81の搬出端に捕
集灰貯槽82が連設されている。
下方には、各排出機構に亘ってスクリューコンベア81
が配置され、このスクリューコンベア81の搬出端に捕
集灰貯槽82が連設されている。
【0028】この捕集灰貯槽82の下端には、可逆コン
ベア83が接続されている。この可逆コンベア83の一
端排出部には、搬送コンベア841やバケットエレベー
タ842等より成る捕集灰移送手段84が連設されると
ともに、可逆コンベア83の他端排出部には、場外搬出
ホッパ85に連設されており、可逆コンベア83の搬送
方向を切換えることにより捕集灰貯槽82の下端から排
出される捕集灰が捕集灰移送手段84と場外搬出ホッパ
85とに選択的に搬送可能に構成されている。
ベア83が接続されている。この可逆コンベア83の一
端排出部には、搬送コンベア841やバケットエレベー
タ842等より成る捕集灰移送手段84が連設されると
ともに、可逆コンベア83の他端排出部には、場外搬出
ホッパ85に連設されており、可逆コンベア83の搬送
方向を切換えることにより捕集灰貯槽82の下端から排
出される捕集灰が捕集灰移送手段84と場外搬出ホッパ
85とに選択的に搬送可能に構成されている。
【0029】上述したスクリューコンベア81、捕集灰
貯槽82、可逆コンベア(捕集灰移送手段84側への搬
送)83及び捕集灰移送手段84によって捕集灰循環装
置8が構成されている。
貯槽82、可逆コンベア(捕集灰移送手段84側への搬
送)83及び捕集灰移送手段84によって捕集灰循環装
置8が構成されている。
【0030】前述の灰排出機構25の下方には再燃灰貯
槽91が設置されている。この再燃灰貯槽91の排出端
は、送気量調整弁92を配した空送配管93により排ガ
スダクト44に接続されている。これら再燃灰貯槽9
1、送気量調整弁92及び空送配管93で再燃灰処理装
置9が構成されている。
槽91が設置されている。この再燃灰貯槽91の排出端
は、送気量調整弁92を配した空送配管93により排ガ
スダクト44に接続されている。これら再燃灰貯槽9
1、送気量調整弁92及び空送配管93で再燃灰処理装
置9が構成されている。
【0031】なお、前記各機器の外部には、保温工事が
施されている。
施されている。
【0032】次に、上述のように構成された排ガス処理
設備による有害ガス処理とダイオキシン類の熱分解及び
Ca(カルシウム)分再利用方法について図1及び図2
を参照して説明する。
設備による有害ガス処理とダイオキシン類の熱分解及び
Ca(カルシウム)分再利用方法について図1及び図2
を参照して説明する。
【0033】ごみ焼却炉1で発生した温度が変動し易い
燃焼ガス71は、再燃室2内に導入されて、再燃バーナ
22の火焔と再燃空気45により800℃以上の高温と
なり、その高温雰囲気下でダイオキシン類生成の前駆物
質である未燃炭素類及び悪臭の原因となる未燃ガス等が
完全に焼却される。
燃焼ガス71は、再燃室2内に導入されて、再燃バーナ
22の火焔と再燃空気45により800℃以上の高温と
なり、その高温雰囲気下でダイオキシン類生成の前駆物
質である未燃炭素類及び悪臭の原因となる未燃ガス等が
完全に焼却される。
【0034】同時に、含有するダイオキシン類も熱分解
されたのち、再燃ガス72となってガス冷却装置3に送
られる。
されたのち、再燃ガス72となってガス冷却装置3に送
られる。
【0035】その際、再燃室本体21下部でのガス流反
転のために同伴する比重の高い不燃物等は、遠心力で再
燃ガス72から分離されてホッパ24の底部に堆積す
る。
転のために同伴する比重の高い不燃物等は、遠心力で再
燃ガス72から分離されてホッパ24の底部に堆積す
る。
【0036】不燃物等を分離した再燃ガス72は、ガス
冷却装置3内で冷却されたのち、余熱利用装置4で、次
述の熱交換により更に冷却されて排ガス74となり、排
ガスダクト44を経て、バグフィルタ51に入る。
冷却装置3内で冷却されたのち、余熱利用装置4で、次
述の熱交換により更に冷却されて排ガス74となり、排
ガスダクト44を経て、バグフィルタ51に入る。
【0037】一方、押込送風機43によって空気予熱器
41に送風される常温空気は、この空気予熱器41にお
いて通過する高温ガスと熱交換して高温空気となり、上
述の再燃空気45を始め、ごみ焼却炉1の燃焼空気46
のほか、後述の再燃灰の空送にも利用される。
41に送風される常温空気は、この空気予熱器41にお
いて通過する高温ガスと熱交換して高温空気となり、上
述の再燃空気45を始め、ごみ焼却炉1の燃焼空気46
のほか、後述の再燃灰の空送にも利用される。
【0038】ここで、図3に示すように、バグフィルタ
51内の濾布511表面には、予め、消石灰等による一
次付着層512が形成されている。
51内の濾布511表面には、予め、消石灰等による一
次付着層512が形成されている。
【0039】そして、この状態で、中和薬剤貯槽53か
ら消石灰等の中和用薬剤52を薬剤噴射手段56によっ
て、排ガスダクト44を経て空送し、上記一次付着層5
12上に薬剤層513を形成する(図3参照)。
ら消石灰等の中和用薬剤52を薬剤噴射手段56によっ
て、排ガスダクト44を経て空送し、上記一次付着層5
12上に薬剤層513を形成する(図3参照)。
【0040】引続き、活性炭貯槽55から活性炭54を
同じく空送して薬剤層513上に活性炭層514を形成
し、薬剤層513と相まって2段のプレコート層を形成
する(図3参照)。
同じく空送して薬剤層513上に活性炭層514を形成
し、薬剤層513と相まって2段のプレコート層を形成
する(図3参照)。
【0041】このようにしてプレコート層を形成した後
に、バグフィルタ51では濾過作業に移り、このバグフ
ィルタ51に導入された排ガス74中の酸性有害ガスは
薬剤層513で中和されるとともに、前述の再燃室2内
での熱分解で分解しきれなかったり、ガス冷却装置3か
ら余熱利用装置4にかけて再生したダイオキシン類は活
性炭層514に吸着される。
に、バグフィルタ51では濾過作業に移り、このバグフ
ィルタ51に導入された排ガス74中の酸性有害ガスは
薬剤層513で中和されるとともに、前述の再燃室2内
での熱分解で分解しきれなかったり、ガス冷却装置3か
ら余熱利用装置4にかけて再生したダイオキシン類は活
性炭層514に吸着される。
【0042】一方、排ガス74に同伴して飛来し続ける
ばいじんは、濾過されてプレコート層表面に堆積して粉
じん層515となり、排ガス74は完全に無害な清浄ガ
ス75となって排出される(図3参照)。
ばいじんは、濾過されてプレコート層表面に堆積して粉
じん層515となり、排ガス74は完全に無害な清浄ガ
ス75となって排出される(図3参照)。
【0043】上述のプレコート層による中和・吸着・濾
過作業を継続して、濾布部分の内外差圧または、清浄ガ
ス75中の有害ガス濃度が規定値を超過すれば、図示し
ない払い落し手段により、上記一次付着層512表面に
付着しているプレコート層513、514及び粉じん層
515を払い落して捕集灰86としたのち、再び一次付
着層512の表面に前述と同様にしてプレコート層51
3、514を形成させて、前述の濾過作業に戻る。
過作業を継続して、濾布部分の内外差圧または、清浄ガ
ス75中の有害ガス濃度が規定値を超過すれば、図示し
ない払い落し手段により、上記一次付着層512表面に
付着しているプレコート層513、514及び粉じん層
515を払い落して捕集灰86としたのち、再び一次付
着層512の表面に前述と同様にしてプレコート層51
3、514を形成させて、前述の濾過作業に戻る。
【0044】上記捕集灰86の成分は、灰等の不燃物
と、ダイオキシン類や水銀等を吸着した活性炭及びHC
l(塩酸)との反応生成物であるCaCl2 (塩化カル
シウム)、未反応薬剤であるCa(OH)2 (消石
灰)、CO2 (二酸化炭素)と反応したCaCO3 (炭
酸カルシウム)等のCa分、並びに若干の未燃物で構成
されており、この捕集灰86はバグフィルタ51底部か
らスクリューコンベア81を経て、捕集灰貯槽82に貯
留される。
と、ダイオキシン類や水銀等を吸着した活性炭及びHC
l(塩酸)との反応生成物であるCaCl2 (塩化カル
シウム)、未反応薬剤であるCa(OH)2 (消石
灰)、CO2 (二酸化炭素)と反応したCaCO3 (炭
酸カルシウム)等のCa分、並びに若干の未燃物で構成
されており、この捕集灰86はバグフィルタ51底部か
らスクリューコンベア81を経て、捕集灰貯槽82に貯
留される。
【0045】捕集灰貯槽82に連続貯留された捕集灰8
6は、燃焼状態の安定期において、例えば24時間中の
2時間という短時間だけ排出され、可逆コンベア83及
び捕集灰移送手段84を経て、捕集灰供給機構23によ
り、再燃室本体21内にバッチ供給される。
6は、燃焼状態の安定期において、例えば24時間中の
2時間という短時間だけ排出され、可逆コンベア83及
び捕集灰移送手段84を経て、捕集灰供給機構23によ
り、再燃室本体21内にバッチ供給される。
【0046】前述の如く、再燃室本体21内は、燃焼ガ
ス71の保有する高温と、再燃バーナ22による加熱及
び再燃空気45の供給により、800℃以上の再燃焼雰
囲気が保持されており、このために供給された捕集灰8
6中の活性炭54及び未燃物は完全焼却されて炭酸ガス
になるとともに、活性炭54に吸着されたダイオキシン
類は、熱分解されて無機塩素ガスまたは無機塩素化合物
となる。
ス71の保有する高温と、再燃バーナ22による加熱及
び再燃空気45の供給により、800℃以上の再燃焼雰
囲気が保持されており、このために供給された捕集灰8
6中の活性炭54及び未燃物は完全焼却されて炭酸ガス
になるとともに、活性炭54に吸着されたダイオキシン
類は、熱分解されて無機塩素ガスまたは無機塩素化合物
となる。
【0047】また、前述の各Ca分は熱分解してCaO
(生石灰)となり、不燃物と共に再燃ガス72中から遠
心分離されてホッパ24に堆積して再燃灰94となり、
灰排出機構25から再燃灰貯槽91に適時排出される。
(生石灰)となり、不燃物と共に再燃ガス72中から遠
心分離されてホッパ24に堆積して再燃灰94となり、
灰排出機構25から再燃灰貯槽91に適時排出される。
【0048】また、捕集灰の熱分解生成物である生石灰
は、バグフィルタ内で安定した塩化カルシウムになるた
め、操業上の危険性はない。
は、バグフィルタ内で安定した塩化カルシウムになるた
め、操業上の危険性はない。
【0049】そして、再燃灰貯槽91に貯留されたCa
Oを含む再燃灰94は、送気量調整弁92から送入され
る返送空気47により、空送配管93を経て排ガスダク
ト44に所定量を連続供給されて、粉じん層515中に
Ca分を追加するようになされている。このように、C
a分は、後述の一部排出分以外は循環再使用されるた
め、薬剤層513形成用の中和用薬剤52の使用量を大
幅に節減することができる。
Oを含む再燃灰94は、送気量調整弁92から送入され
る返送空気47により、空送配管93を経て排ガスダク
ト44に所定量を連続供給されて、粉じん層515中に
Ca分を追加するようになされている。このように、C
a分は、後述の一部排出分以外は循環再使用されるた
め、薬剤層513形成用の中和用薬剤52の使用量を大
幅に節減することができる。
【0050】つまり、上述した再燃灰94の還流によ
り、再燃灰94を構成するCa分と不燃物はバグフィル
タ51〜捕集灰循環装置8〜再燃室2〜再燃灰処理装置
9内を循環する。
り、再燃灰94を構成するCa分と不燃物はバグフィル
タ51〜捕集灰循環装置8〜再燃室2〜再燃灰処理装置
9内を循環する。
【0051】また、再燃室2内でCaCl2 から分離さ
れたHClは、ガス冷却装置3〜余熱利用装置4〜バグ
フィルタ51〜捕集灰循環装置8〜再燃室2内を循環す
るために、不燃物比率及びHCl含有率が次第に増加し
てくる。
れたHClは、ガス冷却装置3〜余熱利用装置4〜バグ
フィルタ51〜捕集灰循環装置8〜再燃室2内を循環す
るために、不燃物比率及びHCl含有率が次第に増加し
てくる。
【0052】従って、捕集灰貯槽82に設けられたレベ
ル検出器87(図1参照)により捕集灰86が規定以上
貯留されたことが検出されれば、可逆コンベア83を逆
転させて一定量を場外搬出ホッパ85に排出することに
より、上述の増加・濃縮現象に対処する。
ル検出器87(図1参照)により捕集灰86が規定以上
貯留されたことが検出されれば、可逆コンベア83を逆
転させて一定量を場外搬出ホッパ85に排出することに
より、上述の増加・濃縮現象に対処する。
【0053】この一部排出作業は、運転周期全体を制御
監視する図示しない制御盤の指令により一定のタイムス
ケジュールで行ってもよい。また、捕集灰86の再燃室
2への移送作業も、該制御盤による1日3〜4回に分解
したバッチ運転としてもよい。
監視する図示しない制御盤の指令により一定のタイムス
ケジュールで行ってもよい。また、捕集灰86の再燃室
2への移送作業も、該制御盤による1日3〜4回に分解
したバッチ運転としてもよい。
【0054】なお、プレコート層は、薬剤層513と活
性炭層514との2層構成で説明したが、図4に示す如
く、薬剤層513でプレコート層を形成したあと、濾過
作業中に活性炭54を排ガス74に同伴させる連続混合
方式で、粉じん層516を形成させてもよいし、図示し
ない中和用薬剤52と活性炭54との混合プレコート層
形成方式でもよい。
性炭層514との2層構成で説明したが、図4に示す如
く、薬剤層513でプレコート層を形成したあと、濾過
作業中に活性炭54を排ガス74に同伴させる連続混合
方式で、粉じん層516を形成させてもよいし、図示し
ない中和用薬剤52と活性炭54との混合プレコート層
形成方式でもよい。
【0055】また、再燃灰94は、濾過作業中に排ガス
74中に連続噴射する方法を説明したが、剥離性向上の
ため、再燃灰94をプレコート層の基層とし、上述の各
プレコート層を表層としたプレコート層を形成後、濾過
作業に入ってもよい。
74中に連続噴射する方法を説明したが、剥離性向上の
ため、再燃灰94をプレコート層の基層とし、上述の各
プレコート層を表層としたプレコート層を形成後、濾過
作業に入ってもよい。
【0056】さらに、中和用薬剤52及び活性炭54の
空送用に清浄ガス75を使用し、再燃空気45及び返送
空気47には空気予熱器41で加熱した高温空気を使用
する方式を説明したが、各流体供給源を限定するもので
はなく、各薬剤、灰分の輸送手段は、本説明以外の方式
でもよい。
空送用に清浄ガス75を使用し、再燃空気45及び返送
空気47には空気予熱器41で加熱した高温空気を使用
する方式を説明したが、各流体供給源を限定するもので
はなく、各薬剤、灰分の輸送手段は、本説明以外の方式
でもよい。
【0057】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、濾
布部分の内外差圧または、清浄ガス中の有害ガス濃度が
規定値を超過すれば、バグフィルタから払い落される捕
集灰を、貯留した後、焼却炉の燃焼状態の安定期に再燃
室に導入し、酸性有害ガスと中和反応した捕集灰中の塩
化カルシウム等を熱分解して生石灰を生成し、再燃室の
底部から再燃灰としてバグフィルタに導入することで、
再燃灰に含有する生石灰を中和反応剤として再利用する
ことができるため、中和用薬剤の使用量を大幅に節減で
きる。
布部分の内外差圧または、清浄ガス中の有害ガス濃度が
規定値を超過すれば、バグフィルタから払い落される捕
集灰を、貯留した後、焼却炉の燃焼状態の安定期に再燃
室に導入し、酸性有害ガスと中和反応した捕集灰中の塩
化カルシウム等を熱分解して生石灰を生成し、再燃室の
底部から再燃灰としてバグフィルタに導入することで、
再燃灰に含有する生石灰を中和反応剤として再利用する
ことができるため、中和用薬剤の使用量を大幅に節減で
きる。
【0058】また、バグフィルタに活性炭を送入し、該
活性炭によりダイオキシン類を吸着させ、ダイオキシン
類を吸着した活性炭を捕集灰として再燃室で焼却処理し
て活性炭を炭酸ガス化するとともに、吸着したダイオキ
シン類を熱分解して、ダイオキシン類の無害化を確実に
図ることができる。
活性炭によりダイオキシン類を吸着させ、ダイオキシン
類を吸着した活性炭を捕集灰として再燃室で焼却処理し
て活性炭を炭酸ガス化するとともに、吸着したダイオキ
シン類を熱分解して、ダイオキシン類の無害化を確実に
図ることができる。
【0059】従って、特別管理廃棄物である捕集灰も、
気化した活性炭と節減した薬剤分だけ排出量が減少し
て、後処理費用が節減できる。
気化した活性炭と節減した薬剤分だけ排出量が減少し
て、後処理費用が節減できる。
【0060】さらに、バグフィルタの濾布表面に、有害
ガス中和用薬剤及び活性炭によるプレコート層を形成す
ることで、ダイオキシン類の無害化処理をさらに確実に
図ることができる。
ガス中和用薬剤及び活性炭によるプレコート層を形成す
ることで、ダイオキシン類の無害化処理をさらに確実に
図ることができる。
【図1】ごみ焼却施設における排ガス処理設備の構成を
示す概略の構成図である。
示す概略の構成図である。
【図2】本発明に係る排ガス処理方法を説明する概略の
フロー図である。
フロー図である。
【図3】濾布表面の堆積状況を示す断面図である。
【図4】濾布表面の他の堆積状況を示す断面図である。
【図5】従来のごみ焼却施設の構成を示す概略の構成図
である。
である。
1 ごみ焼却炉 2 再燃室 3 ガス冷却装置 4 余熱利用装置 51 バグフィルタ 52 中和用薬剤 54 活性炭 55 活性炭貯槽 8 捕集灰循環装置 86 捕集灰 9 再燃灰処理装置 94 再燃灰
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−299760(JP,A) 特開 平5−23539(JP,A) 特開 平6−66417(JP,A) 特開 平7−204432(JP,A) 特開 平8−155257(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 53/68 - 53/70 B01D 53/50 B01D 53/73 - 53/83 B01D 46/02 F23J 15/00
Claims (1)
- 【請求項1】 一般廃棄物や産業廃棄物等のごみを焼却
するごみ焼却施設に備えられ、ごみ焼却炉から排出され
る排ガスを再燃室に導入して再燃焼させた後、該再燃室
から適宜な冷却手段を介して排ガスをバグフィルタに導
き、該バグフィルタに供給される有害ガス中和用薬剤に
より排ガス中に含まれるばいじん及び酸性有害ガスを除
去するごみ焼却施設における排ガス処理方法において、 前記バグフィルタで濾過作業を開始する前に、有害ガス
中和用薬剤及びダイオキシン類吸着用活性炭により当該
バグフィルタの濾布表面にプレコート層を形成してお
き、該中和用薬剤で酸性有害ガスを中和するとともに、
該活性炭によりダイオキシン類を吸着させ、濾布部分の
内外差圧または、清浄ガス中の有害ガス濃度が規定値を
超過すればこのバグフィルタから払い落される、ばいじ
んと有害ガスを中和した薬剤及びダイオキシン類を吸着
した活性炭からなる捕集灰を貯留した後、焼却炉の燃焼
状態の安定期において、捕集灰循環装置により前記再燃
室に導入し、捕集灰中の塩化カルシウムやダイオキシン
類等の塩素化合物を熱分解するとともに、ダイオキシン
類を吸着した活性炭を燃焼させる一方、再燃室の底部に
堆積するばいじんと上記薬剤の熱分解の結果生成した生
石灰等からなる再燃灰を、再燃灰処理装置によりバグフ
ィルタの入口側に噴射することにより石灰分を再利用す
ることを特徴とするごみ焼却施設における排ガス処理方
法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04536897A JP3315336B2 (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | ごみ焼却施設における排ガス処理方法 |
TW86109119A TW390822B (en) | 1997-02-28 | 1997-06-28 | Exhaust gas treatment equipment in waste refuse incinerator facility and treatment method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04536897A JP3315336B2 (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | ごみ焼却施設における排ガス処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10235140A JPH10235140A (ja) | 1998-09-08 |
JP3315336B2 true JP3315336B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=12717340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04536897A Expired - Fee Related JP3315336B2 (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | ごみ焼却施設における排ガス処理方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3315336B2 (ja) |
TW (1) | TW390822B (ja) |
Families Citing this family (6)
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JP5190336B2 (ja) * | 2008-12-01 | 2013-04-24 | 三井造船株式会社 | 処理対象物燃焼処理システム及び排ガス中の水銀除去方法 |
CN106931452A (zh) * | 2017-04-24 | 2017-07-07 | 无锡华光工业锅炉有限公司 | 带补燃室的饱和流化床垃圾炉结构 |
TWI664374B (zh) * | 2018-04-25 | 2019-07-01 | 得富科技有限公司 | Pyrolysis furnace equipment |
JP7180478B2 (ja) * | 2019-03-19 | 2022-11-30 | Jfeエンジニアリング株式会社 | 排ガス処理装置及び排ガス処理方法 |
JP7061746B2 (ja) * | 2020-07-29 | 2022-05-02 | 国立大学法人北海道大学 | 排ガス処理システム及び排ガス処理方法 |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP04536897A patent/JP3315336B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1997-06-28 TW TW86109119A patent/TW390822B/zh not_active IP Right Cessation
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Publication number | Publication date |
---|---|
TW390822B (en) | 2000-05-21 |
JPH10235140A (ja) | 1998-09-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |