JP3314197B2 - 画像形成装置及び方法並びに画像形成プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像形成装置及び方法並びに画像形成プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体

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JP3314197B2
JP3314197B2 JP16094399A JP16094399A JP3314197B2 JP 3314197 B2 JP3314197 B2 JP 3314197B2 JP 16094399 A JP16094399 A JP 16094399A JP 16094399 A JP16094399 A JP 16094399A JP 3314197 B2 JP3314197 B2 JP 3314197B2
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克之 泰間
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタや複写機
などの画像形成装置に関し、特に使用状況に見合った省
電力機能を実現することができるものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワーク化の進展により、パ
ソコンやプリンタのみならず、スキャナやデジタル複写
機、デジタルファクシミリ装置などをもネットワークで
接続し、複数のパソコン等から、同じネットワーク上に
接続されているプリンタや複写機などにプリントアウト
できるようにしたシステムがある。
【0003】そして、プリンタや複写機などについて
は、近年における省エネルギーやリサイクルの提唱に伴
い、一定時間使用されなければ自動的に省電力の状態に
切り替わる省電力モード(省電力機能)を備えるものが
多くなっている。省電力モードへの移行時間は、通常、
操作パネルなどから任意に設定することができる。ま
た、特に電子写真方式のプリンタや複写機などについて
は、ヒータランプを用いた定着器を備えており、そのヒ
ータランプがかなりの電力を必要とするため、省電力モ
ード時には、通常、ヒータランプを消したりその点灯時
間を減らすことで、使用電力を減らすようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のシステムにあっては、ネットワーク上の画像形
成装置(プリンタや複写機など)が同じネットワーク上
のどれだけの画像処理装置(パソコンやスキャナなど)
から使用されているかということ(使用状況)とは関係
なく、一定時間の経過のみで自動的に省電力モードに移
行してしまうという問題があった。
【0005】特に電子写真方式のプリンタや複写機など
の場合には、省電力モードから印刷可能なモードに戻る
のに定着器(特にヒータランプ)の準備を必要とするた
めに相当の時間がかかってしまうので、例えば、印刷を
するパソコンのオペレータの立場から考えると、印刷を
する時には省電力モードに入っていない方がよい。しか
し、従来のシステムでは、上記のように、一定時間の経
過のみで省電力モードに移行してしまうため、このよう
なニーズに対応できず、上記画像形成装置の有効活用や
利用者の利便性の点で問題があった。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、使用状況に見合った省電力
機能を実現することができる画像形成装置及び方法並び
に画像形成プログラムを記録したコンピュータ読取り可
能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記の手段によって達成される。
【0008】(1)本発明に係る画像形成装置は、省電
力機能を備え、外部装置とネットワークを介して接続さ
れた画像形成装置において、同じネットワーク上に接続
されかつ当該画像形成装置を使用する外部装置の数を記
憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている外部
装置の数に応じて省電力機能の内容を切り替える切替手
段とを有することを特徴とする。
【0009】(2)前記切替手段は、通常モードから省
電力モードへの移行時間を切り替える。
【0010】(3)前記切替手段は、省電力モードの種
類を切り替える。
【0011】(4)本発明に係る画像形成方法は、省電
力機能を備え、外部装置とネットワークを介して接続さ
れた画像形成装置における画像形成方法であって、同じ
ネットワーク上に接続されかつ当該画像形成装置を使用
する外部装置の数を記憶する工程と、記憶されている外
部装置の数に応じて省電力機能の内容を切り替える工程
とを有することを特徴とする。
【0012】(5)本発明に係るコンピュータ読取り可
能な記録媒体は、省電力機能を備え、外部装置とネット
ワークを介して接続された画像形成装置における画像形
成プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録
媒体であって、同じネットワーク上に接続されかつ当該
画像形成装置を使用する外部装置の数を記憶する処理
と、記憶されている外部装置の数に応じて省電力機能の
内容を切り替える処理とをコンピュータに実行させるた
めの印刷制御プログラムを記録したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を使って、本発明の実
施の形態を説明する。
【0014】(第1の実施の形態)図1は、本発明が適
用されたネットワークシステムの構成図である。
【0015】このシステムでは、プリンタ10と複数
(N台)のパソコン20-1,…,20-Nとがネットワー
ク30を介して相互に通信可能に接続されている。各パ
ソコン20で作成又は処理された画像データは、プリン
トジョブに含まれて、ネットワーク30を介してプリン
タ10に送信され、プリントアウトされる。
【0016】なお、ここでは、プリンタ10とパソコン
20とをネットワーク30で接続したシステムを示して
いるが、本発明はこれに限定されるわけではない。プリ
ンタに代えて又はプリンタと共にデジタル複写機、デジ
タルファクシミリ装置、及び/又は、それらの複合装置
を接続したシステムであってもよく、また、パソコンに
代えて又はパソコンと共にスキャナを接続したシステム
であってもよい。
【0017】図2は、図1に示すプリンタ10の構成を
示すブロック図である。
【0018】プリンタ10は、該プリンタ10の動作を
制御する制御部(切替手段)11と、プログラム、制御
用テーブル、受信したプリントジョブ(画像データを含
む)、同じネットワーク30上にあって該プリンタ10
を使用するパソコン20の数(以下「使用パソコン数」
という)、その他の情報を記憶する記憶部(記憶手段)
12と、オペレータが該プリンタ10の動作を指示する
ための操作パネル部13と、印刷ジョブの内容に従って
画像データを用紙に印字するプリントエンジン部14
と、同じネットワーク30上に接続されているパソコン
20からプリントジョブを受信したり同パソコン20と
の間でコマンドやデータの送受信を行うためにネットワ
ーク30と接続するためのネットワークインタフェース
(I/F)部15とから構成されている。制御部11は
CPUからなり、記憶部12はROMとRAMからなっ
ている。
【0019】このプリンタ10は、省電力機能を備えて
おり、制御部11は、通常のモードから省電力モードへ
移行する時間を定めたタイマ値に従って、省電力モード
に入る。詳しくは、記憶部12には、あらかじめ、省電
力モードへ移行する時間(タイマ値)が格納されてお
り、制御部11は、電源投入時やプリント終了後に、そ
のタイマ値を記憶部12から読み込んで制御部11内の
別の減算用記憶バッファに格納し、プリントジョブを受
信しない間、逐次、別途タイマルーチンで減算して行
き、0になった時点で省電力モードに入る。なお、記憶
部12に格納する前記タイマ値は、次に説明するタイマ
値設定処理によって得られる。
【0020】図3は、タイマ値を設定する処理プログラ
ムの一例を示すフローチャートである。なお、この処理
手順の中において、プリントジョブを受信した時の使用
パソコン数の情報が記憶部12に保存される。
【0021】プリンタ10の制御部11は、外部から受
信したプリントジョブをネットワークI/F部15から
受け取ると、記憶部12に格納されているパソコンID
(図6参照)と今回受信したプリントジョブの送信元で
あるパソコンのIDとを比較して、今回受信したプリン
トジョブに対応するパソコンIDが新しいパソコンID
かどうか判断する(S100)。なお、パソコンのID
は、ネットワーク30上のアドレスを使用してもよい
し、また、各パソコンから出力されるプリントジョブに
おいてこれに含まれる画像データの前に送信元たるパソ
コンのIDを付加するようにしておき、かかるプリント
ジョブに含まれるパソコンIDを使用してもよい。
【0022】新しいパソコンIDではなく既に格納され
ているパソコンIDと同じである場合には(S100:
NO)、当該パソコンIDに対応するID削除用カウン
タの値を初期値に戻した後(S110)、直ちに終了
し、タイマ値の変更は行わない。なお、ID削除用カウ
ンタは、使用されないパソコンのIDを記憶部12から
削除するためのカウンタであって、詳しくは後述する。
【0023】これに対し、新しいパソコンIDである場
合には(S100:YES)、当該パソコンIDを記憶
部12に追加登録し、同時に、当該パソコンIDに対応
するID削除用カウンタの値を初期値に設定する(S1
20)。その後、記憶部12に保存されている使用パソ
コン数の値を1だけ増加させた後(S130)、記憶部
12にあらかじめ格納されている要求タイマ値テーブル
を参照して、新たな使用パソコン数の値に見合ったタイ
マ値を設定する(S140)。
【0024】図4は、使用パソコン数と要求タイマ値と
の関係を示す要求タイマ値テーブルの一例を示す図であ
る。
【0025】ここでは、図4に示すように、使用パソコ
ン数の値が大きくなればなるほどタイマ値を長く設定し
て、省電力モードへの移行時間を長くするようにしてい
る。すなわち、同じネットワーク30上に接続されてい
るパソコン20の数が少ないとき、つまり、同じネット
ワーク30上の当該プリンタ10を使用しているオペレ
ータの人数が少ないときは、タイマ値を短く設定して省
電力モードに移行する時間を短くすることで、省電力モ
ードへ早く移行するようにし、逆に、同じネットワーク
30上に接続されているパソコン20の数が多いとき、
つまり、同じネットワーク30上の当該プリンタ10を
使用しているオペレータの人数が多いときは、タイマ値
を長く設定して省電力モードに移行する時間を長くする
ことで、省電力モードへ遅く移行するようにしている。
これにより、使用状況に見合った省電力モードへの移行
が実現され、従来技術における不都合が緩和される。
【0026】なお、要求タイマ値テーブルは、書き替え
できないタイプのものでも、自由に書き替えできるタイ
プのものでもよい。後者の場合、オペレータは、あらか
じめ設定されているテーブル中の数値(使用パソコン数
とタイマ値)をそのまま使用してもよいし、操作パネル
部13によって設定した値に増減変更することもでき
る。
【0027】また、本実施の形態では、ID削除用カウ
ンタを設けて、一定期間使用されないパソコンのIDを
記憶部12から削除するようにしている。すなわち、記
憶部12にIDが登録されているパソコンの中に、数日
又は数週間の一定期間の間プリンタ10がプリントジョ
ブを受信しないパソコンが存在する場合には、そのパソ
コンのIDの登録を抹消して使用パソコン数の値を減ら
すことで、いたずらに使用パソコン数の値が増加してな
かなか省電力モードに移行しなくなるといった事態を防
止するようにしている。
【0028】図5は、パソコンIDの登録を抹消する処
理プログラムの一例を示すフローチャートである。な
お、この処理プログラムは、内部タイマにより、一定時
間(例えば、1時間)ごとに起動して実行される。
【0029】プリンタ10の制御部11は、まず、記憶
部12に格納されているPCテーブルを読み込む(S2
00)。PCテーブルは、登録されているパソコンID
とこれに対応するID削除用カウンタの値とを配置した
表であって、例えば、図6に示すような形式を有してい
る。なお、ここでは、ID削除用カウンタの初期値は、
例えば、480時間(20日)に設定されている。
【0030】PCテーブルの読込みが完了すると、ある
パソコンIDに対応するID削除用カウンタの値を1だ
け減らした後(S210)、この減算後のカウンタ値が
0かどうかチェックする(S220)。カウンタ値が0
になった場合には(S220:YES)、一定期間の使
用がないものと判断して、PCテーブルから当該パソコ
ンIDの項目を削除してその登録を抹消した後(S23
0)、ステップS240に進むが、カウンタ値が0にな
っていない場合には(S220:NO)、登録の抹消を
行うことなく、直ちにステップS240に進む。
【0031】ステップS240では、PCテーブル内の
すべてのパソコンIDについて上記の処理を完了したか
どうか判断する。すべてのパソコンIDについて完了し
ている場合には(S240:YES)、当該一連の処理
を終了するが、すべてのパソコンIDについて完了して
いない場合には(S240:NO)、ステップS210
に戻って、次の未確認のパソコンIDについて上記の処
理を行う。このようにして、すべてのパソコンIDにつ
いて上記の処理、すなわち、ID削除用カウンタ値を確
認する処理(S210〜S230)が行われる。
【0032】したがって、第1の実施の形態によれば、
プリンタ10と同じネットワーク30上にあって該プリ
ンタ10を使用するパソコン20の数(使用パソコン
数)に応じて省電力モードへの移行時間を切り替える、
すなわち、同じネットワーク30上に接続されているパ
ソコン20の数が少ないときは省電力モードへ早く移行
し、また、同じネットワーク30上に接続されているパ
ソコン20の数が多いときは省電力モードへ遅く移行す
るようにしたので、使用状況に見合った省電力モードへ
の移行が実現され、プリンタ10の有効活用が可能とな
り、利用者の利便性を向上することができる。
【0033】(第2の実施の形態)使用状況に見合った
省電力機能の実現のために、第1の実施の形態では、使
用パソコン数に応じて省電力モードに移行する時間だけ
を変更するようにしているが、省電力モードへの移行時
間に代えて又はこれと共に省電力モードの種類それ自体
を変更するという方法もある。これらのうち、第2の実
施の形態では、省電力モードへの移行時間と共に省電力
モードの種類それ自体を変更するようにしている。な
お、第2の実施の形態は、図1及び図2に示す第1の実
施の形態と同一の基本的構成を有するので、その説明は
省略する。
【0034】第2の実施の形態の特徴は、上記のよう
に、使用パソコン数に応じて省電力モードへの移行時間
と共に省電力モードの種類それ自体を変更することにあ
る。ここで、省電力モードの種類としては、以下のとお
り、省エネモード1、省エネモード2、省エネモード3
の三つが定義されている。
【0035】省エネモード1:定着器への電力供給を完
全にオフにすると共に、制御に当たり最低限の電力だけ
供給する。最も低消費電力。一方、復帰するのに最も時
間がかかる。 省エネモード2:定着器の設定温度を印刷時の半分にす
るための電力だけ供給する。消費電力も復帰時間も中間
のレベルのモード。 省エネモード3:定着器の設定温度を印刷時の3/4に
するための電力だけ供給する。復帰時間が最も短い。一
方、消費電力は最も大きい。
【0036】図7は、タイマ値及び省エネモードを設定
する処理プログラムの一例を示すフローチャートであ
る。なお、このフローチャートは、図3に示す第1の実
施の形態のフローチャートと基本的な処理手順が同じで
あるため、共通するステップは同一の番号を付した上、
簡単に説明するにとどめる。
【0037】プリンタ10の制御部11は、外部から受
信したプリントジョブをネットワークI/F部15から
受け取ると、記憶部12に格納されているパソコンID
(図6参照)と今回受信したプリントジョブの送信元で
あるパソコンのIDとを比較して、今回受信したプリン
トジョブに対応するパソコンIDが新しいパソコンID
かどうか判断する(S100)。
【0038】既に格納されているパソコンIDと同じで
ある場合には(S100:NO)、当該パソコンIDに
対応するID削除用カウンタの値を初期値に戻した後
(S110)、直ちに終了し、タイマ値及び省エネモー
ドの変更は行わない。
【0039】これに対し、新しいパソコンIDである場
合には(S100:YES)、当該パソコンIDを記憶
部12に追加登録し、同時に、当該パソコンIDに対応
するID削除用カウンタの値を初期値に設定する(S1
20)。その後、記憶部12に保存されている使用パソ
コン数の値を1だけ増加させた後(S130)、記憶部
12にあらかじめ格納されている要求タイマ値/省エネ
モードテーブルを参照して、新たな使用パソコン数の値
に見合ったタイマ値及び省エネモードを設定する(S1
50)。
【0040】図8は、使用パソコン数と要求タイマ値及
び省エネモードとの関係を示す要求タイマ値/省エネモ
ードテーブルの一例を示す図である。
【0041】同図に示すように、使用パソコン数の値が
大きくなればなるほど、タイマ値を長く設定して省電力
モードへの移行時間を長くすると共に、省電力モードに
移行した場合にもその種類(省エネモード)を印刷可能
なモードへの復帰時間が短いモードに設定して復帰時間
を短くするようにしている。すなわち、同じネットワー
ク30上に接続されているパソコン20の数が少ないと
き、つまり、同じネットワーク30上の当該プリンタ1
0を使用しているオペレータの人数が少ないときは、タ
イマ値を短く設定して、省電力モードへ早く移行するよ
うにすると共に、省電力モードに移行した場合の省エネ
モードを復帰時間は長いが消費電力は低いモードに設定
して、省電力モード時において消費電力をできるだけ低
くするようにし、逆に、同じネットワーク30上に接続
されているパソコン20の数が多いとき、つまり、同じ
ネットワーク30上の当該プリンタ10を使用している
オペレータの人数が多いときは、タイマ値を長く設定し
て、省電力モードへ遅く移行するようにすると共に、省
電力モードに移行した場合の省エネモードを消費電力は
高いが復帰時間は短いモードに設定して、省電力モード
から印刷可能なモードへの復帰時間をできるだけ短くす
るようにしている。これにより、使用状況に見合った省
電力モードへの移行が実現されると共に、省電力モード
に移行した場合でも使用状況に見合った省電力モードの
種類が設定され、従来技術における不都合がより一層緩
和される。
【0042】なお、要求タイマ値/省エネモードテーブ
ルは、図4に示す要求タイマ値テーブルと同様、書き替
えできないタイプのものでも、自由に書き替えできるタ
イプのものでもよい。後者の場合、オペレータは、あら
かじめ設定されているテーブル中の数値(使用パソコン
数とタイマ値)や省エネ値モードをそのまま使用しても
よいし、操作パネル部13によって設定した値や省エネ
モードに変更することもできる。
【0043】また、その他の処理、例えば、設定された
タイマ値に従って省電力モードに入る処理や、一定期間
使用されないパソコンIDの登録を抹消する処理(図5
参照)は、第1の実施の形態の場合と全く同様であるか
ら、その説明は省略する。
【0044】したがって、第2の実施の形態によれば、
プリンタ10と同じネットワーク30上にあって該プリ
ンタ10を使用するパソコン20の数(使用パソコン
数)に応じて省電力モードへの移行時間と省電力モード
の種類を切り替える、すなわち、同じネットワーク30
上に接続されているパソコン20の数が少ないときは、
省電力モードへ早く移行し、かつ、省電力モードに移行
した場合の消費電力をできるだけ低くし、また、同じネ
ットワーク30上に接続されているパソコン20の数が
多いときは、省電力モードへ遅く移行し、かつ、省電力
モードに移行した場合でも省電力モードから印刷可能な
モードへの復帰時間をできるだけ短くするようにしたの
で、使用状況に見合った省電力モードへの移行が実現さ
れると共に、省電力モードに移行した場合でも使用状況
に見合った省電力モードの種類が設定され、プリンタ1
0のよりきめ細かな有効活用が可能となり、省エネルギ
ーの要請を満たしつつ利用者の利便性の向上を図ること
ができる。すなわち、省エネルギーの要請と利用者の利
便性の向上の要請とをより高次元で両立させることがで
きる。
【0045】なお、以上のようにコンピュータを利用す
る場合には、上述した処理手順(図3、図5、図7など
参照)を記述した印刷制御プログラムをコンピュータに
読み取らせることが可能な記録媒体(例えば、フロッピ
ー(登録商標)ディスクやCD−ROMなど)に記録さ
せ、その記録媒体に基づいて、画像形成装置(プリンタ
10など)を動作せることもできる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像形成装置と同じネットワーク上にあって該画像形成
装置を使用する外部装置の数に応じて省電力機能の内容
(例えば、通常モードから省電力モードへの移行時間、
及び/又は、省電力モードの種類)を切り替えるので、
使用状況に見合った省電力機能が実現され、画像形成装
置の有効活用が可能となり、利用者の利便性を向上する
ことができる。
【0047】特に、通常モードから省電力モードへの移
行時間を切り替える場合には、同じネットワーク上に接
続されている外部装置の数が少ないときは省電力モード
へ早く移行し、同じネットワーク上に接続されている外
部装置の数が多いときは省電力モードへ遅く移行するこ
とで、使用状況に見合った省電力モードへの移行が実現
され、画像形成装置の有効活用が可能となり、利用者の
利便性を向上することができる。
【0048】また、省電力モードの種類を切り替える場
合には、同じネットワーク上に接続されている外部装置
の数が少ないときは、省電力モード時に復帰時間は長く
消費電力は低くし、同じネットワーク上に接続されてい
る外部装置の数が多いときは、省電力モード時に消費電
力は高く復帰時間は短くすることで、省電力モードに移
行した場合に使用状況に見合った省電力モードの種類が
設定され、画像形成装置の有効活用が可能となり、利用
者の利便性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されたネットワークシステムの
構成図である。
【図2】 図1のプリンタの構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 本発明の第1の実施の形態に係るタイマ値を
設定する処理プログラムの一例を示すフローチャートで
ある。
【図4】 要求タイマ値テーブルの一例を示す図であ
る。
【図5】 パソコンIDの登録を抹消する処理プログラ
ムの一例を示すフローチャートである。
【図6】 PCテーブルの一例を示す図である。
【図7】 本発明の第2の実施の形態に係るタイマ値及
び省エネモードを設定する処理プログラムの一例を示す
フローチャートである。
【図8】 要求タイマ値/省エネモードテーブルの一例
を示す図である。
【符号の説明】 10…プリンタ(画像形成装置)、 11…制御部(切替手段)、 12…記憶部(記憶手段)、 13…操作パネル部、 20…パソコン(外部装置)、 30…ネットワーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−195802(JP,A) 特開 平8−11392(JP,A) 特開 平11−143593(JP,A) 特開2000−227739(JP,A) 特開2000−335055(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 29/38 G06F 3/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 省電力機能を備え、外部装置とネットワ
    ークを介して接続された画像形成装置において、 同じネットワーク上に接続されかつ当該画像形成装置を
    使用する外部装置の数を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている外部装置の数に応じて省
    電力機能の内容を切り替える切替手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記切替手段は、通常モードから省電力
    モードへの移行時間を切り替えることを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記切替手段は、省電力モードの種類を
    切り替えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 省電力機能を備え、外部装置とネットワ
    ークを介して接続された画像形成装置における画像形成
    方法であって、 同じネットワーク上に接続されかつ当該画像形成装置を
    使用する外部装置の数を記憶する工程と、 記憶されている外部装置の数に応じて省電力機能の内容
    を切り替える工程と、を有することを特徴とする画像形
    成方法。
  5. 【請求項5】 省電力機能を備え、外部装置とネットワ
    ークを介して接続された画像形成装置における画像形成
    プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒
    体であって、 同じネットワーク上に接続されかつ当該画像形成装置を
    使用する外部装置の数を記憶する処理と、 記憶されている外部装置の数に応じて省電力機能の内容
    を切り替える処理と、 をコンピュータに実行させるための画像形成プログラム
    を記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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