JP3313526B2 - 多重通信方式 - Google Patents

多重通信方式

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JP3313526B2
JP3313526B2 JP32933294A JP32933294A JP3313526B2 JP 3313526 B2 JP3313526 B2 JP 3313526B2 JP 32933294 A JP32933294 A JP 32933294A JP 32933294 A JP32933294 A JP 32933294A JP 3313526 B2 JP3313526 B2 JP 3313526B2
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敦夫 鶴田
忠 秋和
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多重通信方式に係り、特
に局内装置と複数の加入者装置との間で、各装置間の信
号を衝突させることなく双方向の通信を行うパッシブダ
ブルスター型の多重通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、局内装置(親局)と複数の加入
者装置(子局)との間で、各装置間の信号を衝突させる
ことなく双方向の通信を行う多重通信方式では、局内装
置から各加入者装置に対しては、それぞれ情報を時分割
多重して送信し、各加入者装置から局内装置に対して
は、それぞれ自局に割り当てられている時間帯のみ送信
情報をバースト信号として送信する。
【0003】かかる多重通信方式には、局内装置と複数
の加入者装置との間の伝送効率を向上するために、局内
装置から加入者装置に対して保守用チャネルで送信され
る保守用ポーリング信号と、加入者装置から局内装置に
対して返送される保守用バースト信号とを用いて、送信
要求のない加入者装置の送信タイミングを制御するよう
にした多重通信方式が従来より知られている(特開昭6
1−24338号公報)。
【0004】この従来の多重通信方式では、上記の保守
用チャネル以外の通信チャネルでは、加入者装置の側に
おいて情報信号の送信を必要とする時のみ当該加入者装
置に対して送信バースト信号のタイムスロットを局内装
置が割り当て、加入者装置において情報の送信を必要と
する時以外の時点においては、局内装置からの制御によ
り送信要求のない加入者装置からの送信を停止すると共
に送信タイミングを制御し、他の加入者装置の利用時間
帯を増大させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、この従来の
多重通信方式は、加入者装置において情報の送信を必要
とする時以外の時点において加入者装置からの送信を停
止しているので、運用中に局内装置からの制御により各
加入者装置から送信されるバースト信号の帯域(タイム
スロットの幅)を加入者装置の増減や転送容量に応じて
増減できないという問題がある。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
運用中においてもバースト信号の帯域を増減できる多重
通信方式を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明の他の目的は、パッシブ・ダ
ブル・スター方式の通信システムに適用して好適な多重
通信方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、複数の加入者装置のそれぞれが自局に割り
当てられたタイムスロットで自局の情報を局内装置へ上
り信号として送信し、局内装置から複数の加入者装置へ
の下り信号は複数の加入者装置がそれぞれ下り信号に含
まれている自局に固有の識別番号に基づいて自局宛の下
り信号を選択受信する多重通信方式において、互いに異
なる加入者装置の台数と自加入者装置管理番号との集合
を予め格納している複数の管理テーブルと、複数の管理
テーブルのうち一の管理テーブルの記憶情報を選択する
第1選択回路と、第1選択回路の出力情報を記憶する記
憶手段と、下り信号中の加入者装置の台数と自加入者装
置管理番号とに基づき、第1選択回路により一の管理テ
ーブルの記憶情報を選択させると共に、記憶手段への書
き込みタイミング及び読み出しタイミングを指定して送
出位置指示信号を出力させる制御手段とを複数の加入者
装置のそれぞれに有する構成としたものである。
【0009】
【作用】本発明では、複数の管理テーブルに互いに異な
る加入者装置の台数と自加入者装置管理番号との集合を
予め格納しており、局内装置から指示された加入者装置
の台数と自加入者装置管理番号に対応した一の管理テー
ブルの記憶情報を読み出し、それらに対応して記憶手段
への書き込みタイミング及び読み出しタイミングを指定
して送出位置指示信号を出力させるようにしているた
め、加入者装置のバースト信号の送出タイミングを送出
位置指示信号により指示できる。すなわち、本発明で
は、複数の管理テーブルのうちの選択した一の管理テー
ブルにより、加入者装置のバースト信号の送出タイミン
グを設定することができる。
【0010】また、前記記憶手段を、第1及び第2のメ
モリ回路より構成し、前記制御手段は、前記下り信号中
の制御信号を終端して管理テーブル選択信号、出力先通
知信号、運用加入者装置情報信号、送出タイミング指定
信号及びメモリ回路選択信号を生成し、管理テーブル選
択信号と出力先通知信号を第1選択回路へ出力する制御
信号終端回路と、運用加入者装置情報信号及び送出タイ
ミング指定信号に基づき第1及び第2のメモリ回路へ書
き込みタイミング信号及び読み出しタイミング信号を供
給する自加入者装置管理回路と、メモリ回路選択信号に
基づき第1及び第2のメモリ回路の一方の読み出し信号
を選択して送出位置指示信号として出力する第2選択回
路とよりなる構成とすることが、変更後の選択管理テー
ブルからの情報を第1及び第2のメモリ回路のうち空い
ている方のメモリ回路を利用して書き込み及び読み出し
できる点で好ましい。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。本
実施例は、局内装置と複数の加入者装置とが図4に示す
如き通信システムに適用される。この通信システムは、
1台の局内装置101が光スターカプラ102に1本の
光ファイバ104を介して接続され、光スターカプラ1
02とM台の加入者装置1031〜103Mとの間はそれ
ぞれ個別の光ファイバ1051〜105Mでスター状に接
続された光通信ネットワークシステムで、パッシブ・ダ
ブル・スター(PDS)方式と呼ばれている。
【0012】このPDS方式では、局内装置101から
加入者装置1031〜103Mへの送信信号(下り信号)
は、オーバーヘッド(OH)や保守運用用のセル(OA
Mセル)などからなる所定のPDSフレームフォーマッ
トで局内装置101から光ファイバ104を介して光ス
ターカプラ102に光伝送されてM分岐され、これより
光ファイバ1051〜105Mを個別に介して対応する加
入者装置に光伝送される。各加入者装置1031〜10
Mはそれぞれ自局宛の信号であるかどうかを、OH中
の情報が自局固有の識別番号と一致するかどうかにより
判断して選択受信する。
【0013】また、加入者装置1031〜103Mから局
内装置101への伝送信号(上り信号)は、各加入者装
置1031〜103Mからの送信信号が衝突しないよう
に、時分割多元接続(TDMA)方式で自局に割り当て
られたタイムスロットで送信される。光スターカプラ1
02はこれらの上り信号を多重して光ファイバ104を
介して局内装置101へ光伝送する。
【0014】本実施例はこのようなPDS方式におい
て、加入者装置1031〜103M内に、図1に示す如き
構成のバースト信号送出制御回路を有するようにした点
に特徴がある。ここで、M台の加入者装置1031〜1
03Mはそれぞれ同一構成で、それぞれは例えば図2に
示す如き構成とされている。
【0015】そこで、まず、加入者装置1031〜10
Mの構成及び動作について図2と共に説明する。加入
者装置の送信系について説明するに、同一の信号である
0系上り主信号と1系上り主信号とはそれぞれ系選択回
路21によりどちらか一方が選択される一方、それぞれ
PKG間監視BIP照合部22及び23で送信するパッ
ケージ(PKG)間の監視用のビップ演算符号BIPを
演算、照合する。
【0016】系選択回路21により選択されて取り出さ
れた上り主信号は、監視パリティ挿入回路24によりパ
ッケージ内監視用パリティが挿入された後、バッファフ
ォーマット変換遅延挿入部25により書き込みセルと読
み出しセルの位相差の吸収が行われつつ、装置内フォー
マットから伝送路フォーマットに変換されると共に送信
セルの遅延調整が行われる。
【0017】バッファ監視部26は、バッファフォーマ
ット変換遅延挿入部25を構成しているバッファのオー
バーフローを監視しており、オーバーフロー検出時には
バッファオーバーフロー検出信号を出力する。バッファ
フォーマット変換遅延挿入部25の出力信号(送信セ
ル)は、DI挿入回路27によりフレーム種類判別デー
タDIを挿入された後、一般セルとして多重回路28に
供給される。
【0018】一方、PDS−OAMセル作成部29は自
局の各種警報保守情報(オーダワイヤその他)にフレー
ム種類判別データDIなどを挿入してOAMセルを作成
する。また、ダミーセル作成部30は送信データがない
ときに送信されるダミーセルを作成する。
【0019】多重回路28は上記の一般セル、OAMセ
ル及びダミーセルのうちのいずれか一のセルを選択する
と共に、その選択セルを送信位相制御回路31よりの制
御信号に基づき、指示された送信タイミング及びタイム
スロット幅で出力する。この出力セルは、監視パリティ
照合回路32でパッケージ内監視パリティを演算、照合
されると共に、PDS−OH挿入回路33で自局の固有
の識別番号などを含むオーバーヘッドPDS−OHを挿
入された後、スクランブラ34でスクランブル処理が行
われる。
【0020】スクランブラ34の出力セルは、BIP演
算セル計数回路35によりBIPの演算セル数の計数を
行われて、その計数結果が前記PDS−OAMセル作成
部29へ供給され、また電気/光変換回路36により電
気−光変換された後光波長多重分離部37及び光ファイ
バ(図示せず)をそれぞれ介して光スターカプラ(図示
せず)へ出力される。
【0021】次に、加入者装置の受信系について説明す
る。局内装置から送信された下り信号は、光スターカプ
ラ(図示せず)を介して光スターカプラに接続されてい
るすべての加入者装置に入力される。この入力下り信号
は光波長多重分離部37で分離された後、光/電気変換
回路38により光−電気変換されて電気信号とされる。
【0022】この電気信号は、フレーム同期回路39に
よりフレームビットが検出されてフレーム同期をとら
れ、また、デスクランブラ40によりデスクランブル処
理されて局内装置内でスクランブル処理される前の状態
の信号に戻され、また、BIP演算部41に供給され
る。
【0023】デステクンブラ40の出力信号は、監視パ
リティ挿入回路42によりパッケージ内監視用パリティ
が挿入された後、共通OAMセル分離回路43によりP
DS方式の所定のフレームフォーマット中の共通OAM
セルが分離されて共通OAMセル終端回路44に供給さ
れ、ここで距離測定命令、送信位相指示、BIP情報な
どが分離される。
【0024】ここで、PDS方式の所定のフレームフォ
ーマットの下り信号は、オーバーヘッドPDS−OHと
共通OAMセルと個別OAMセルなどからなる。上記の
共通OAMセルは定期的に(例えば1ms毎に)必ず伝
送される制御信号であるのに対し、個別OAMセルは個
別の加入者装置への命令用のセルで、これにデータや制
御情報などが含まれている。
【0025】共通OAMセル分離回路43より取り出さ
れた信号は、PDS−OH分離回路45によりPDS−
OHが分離された後、PID終端回路46、PDS−O
H終端回路48及びセル廃棄部49にそれぞれ入力され
る。PID終端回路46は、入力されたPDS−OHの
中から加入者装置固有の番号であるPIDを分離し誤り
訂正を行う。このPID終端回路46は前記の共通OA
Mセル終端回路44及び送信位相制御回路31と共に、
後述するバースト信号送出制御回路47を構成してい
る。
【0026】PDS−OH終端回路48は、入力された
PDS−OHの中から加入者装置固有の装置識別番号で
あるDID、フレーム種類判別データDI、暗号化の番
号であるECなどを分離し、誤り訂正を行う。セル廃棄
部49はPDS−OH終端回路48よりのDIDが自局
のID番号と一致しないときにのみ入力されたセルを廃
棄し、一致する場合は入力されたセルが自局宛のセルで
あると判断して次段のPDS−OAM分離回路50へ出
力する。
【0027】PDS−OAM分離回路50は、PDS−
OH終端回路48よりのDIに基づき、個別OAMセル
を分離してPDS−OAM終端回路51、監視FTS挿
入部52、監視パリティ照合部53にそれぞれ供給す
る。PDS−OAM終端回路51は、入力された個別O
AMセルから系切替制御、帯域変更通知、オーダワイヤ
(O/W)などを分離する。
【0028】また、監視パリティ照合部53はパッケー
ジ内監視用パリティを演算、照合する。また、PDS−
OAM分離回路50よりの個別セルは、監視FTS挿入
部52により復号化部監視用固定パターンFTSを挿入
された後、復号化部54に入力されて復号化される。
【0029】この復号化により得られたデータは、監視
FTS照合部56により暗号のチェックのために復号化
部監視用固定パターンFTSを照合される一方、監視パ
リティ挿入回路55により遅延調整・フォーマット変換
部監視のためのパリティが挿入されてから遅延調整・フ
ォーマット変換部57に入力される。
【0030】遅延調整・フォーマット変換部57は、無
瞬断制御回路58より入力される他系位相情報を基に、
無瞬断切替のための0系下り信号と1系下り信号との位
相を合わせるための遅延を挿入し、かつ、伝送路フォー
マットから装置内フォーマットに変換した信号を生成
し、その信号を監視BIP挿入部59、60及び監視パ
リティ照合部61にそれぞれ出力する。
【0031】監視BIP挿入部59及び60はそれぞれ
入力信号にパッケージ間監視用BIPを挿入して0系下
り主信号及び1系下り主信号を生成して出力する。ま
た、監視パリティ照合部60は、入力信号に基づき遅延
調整・フォーマット変換部57監視のためのパリティを
演算、照合する。また、断検出回路61はクロック信号
の断検出を行う。
【0032】かかる構成の加入者装置において、本実施
例は送信位相制御回路31、共通OAMセル終端回路4
4及びPID終端回路46とからなるバースト信号送出
制御回路47を有している点に特徴がある。
【0033】次に、本発明の要部をなすバースト信号送
出制御回路の構成及び動作について説明する。図1は本
発明の要部の一実施例のブロック図を示す。同図に示す
バースト信号送出制御回路10は、制御信号終端回路1
1、管理テーブル群12、第1選択回路13、自加入者
装置管理回路14、現用メモリ回路15、予備メモリ回
路16及び第2選択回路17より構成されている。
【0034】制御信号終端回路11は図2に示したバー
スト信号送出制御回路47内の共通OAMセル終端回路
44及びPID終端回路46からなる回路部に相当し、
図1の制御信号終端回路11以外の回路部が図2のバー
スト信号送出制御回路47内の送信位相制御回路31に
相当する。
【0035】図1の制御信号終端回路11は入力された
下り信号に基づいて管理テーブル選択信号a、出力先通
知信号b、運用加入者装置情報信号c、送出タイミング
指定信号d及び現用/予備選択信号eをそれぞれ生成し
て出力する。
【0036】管理テーブル群12は、第1管理テーブル
121、第2管理テーブル122、、、、及び第N管理
テーブル12NよりなるN個の管理テーブルからなる。
これらの管理テーブル121〜12Nは、それぞれ互い
に異なるバースト信号の帯域(タイムスロット幅)が予
め書き込まれている。すなわち、管理テーブル121〜
12Nは、それぞれ加入者装置台数に等しい数の加入者
装置管理番号の集合が格納されている。例えば、加入者
装置台数が”5”の管理テーブル121には”1”〜”
5”の加入者装置管理番号の集合が格納されており、加
入者装置台数が”4”の管理テーブル122には”1”
〜”4”の加入者装置管理番号の集合が格納されてい
る。
【0037】第1選択回路13は管理テーブル群12か
らの管理テーブル121〜12Nのうち、上記管理テー
ブル選択信号aにより指示された一の管理テーブルを選
択し、出力先通知信号bにより通知された出力先、すな
わち現用メモリ回路15又は予備メモリ回路16に出力
する。
【0038】自加入者装置管理回路14は、運用加入者
装置情報信号c及び送出タイミング指定信号dが入力さ
れ、自加入者装置運用加入者装置情報信号f及び自加入
者装置送出タイミング指定信号gのそれぞれを生成して
出力する。
【0039】現用メモリ回路15及び予備メモリ回路1
6のうち自加入者装置運用加入者装置情報信号fにより
指定された方のメモリ回路は、第1選択回路13の出力
管理テーブルを書き込み、自加入者装置送出タイミング
指定信号gにより指定されたタイミングで格納管理テー
ブル情報を読み出す。第2選択回路17は現用/予備選
択信号eにより指示された方のメモリ回路の出力信号を
選択して送出位置指示信号hとして出力する。
【0040】次に、本実施例の動作について図3のタイ
ミングチャートを併せ参照して説明する。いま、運用中
の加入者装置が5台、自加入者装置管理番号が”3”、
選択される管理テーブル番号が”1”の時、第1選択回
路13は、制御信号終端回路11よりの管理テーブル選
択信号aに基づいて管理テーブル群12から管理テーブ
ル番号が”1”の第1管理テーブル121の情報を選択
し、制御信号終端回路11よりの出力先通知信号bに基
づき第1管理テーブル121からの情報を現用メモリ回
路15へ出力する。図3(A)、(B)はそれぞれ上記
の管理テーブル選択信号a及び出力先通知信号bの内容
を模式的に示している。
【0041】現用メモリ回路15は自加入者装置管理回
路14からの自加入者装置運用加入者装置情報信号fに
基づいて第1選択回路13より入力される第1管理テー
ブル121からの情報を書き込む。図3(C)は自加入
者装置運用加入者装置情報信号fの内容を模式的に示
す。
【0042】この現用メモリ回路15に書き込まれた第
1管理テーブル121からの情報は、制御信号終端回路
11からの送出タイミング信号dに基づいて自加入者装
置管理回路14で生成された自加入者装置送出タイミン
グ指定信号gにより、自加入者装置管理番号”3”に応
じた送出開始タイミングで読み出される。図3(D)は
この自加入者装置送出タイミング指定信号gによる送出
タイミング位置を模式的に示す。
【0043】第2選択回路17は、制御信号終端回路1
1からの図3(E)に模式的に示す現用/予備選択信号
eに基づいて現用メモリ回路15の読み出し信号を選択
し、それを送出位置指示信号hとして出力する。
【0044】この送出位置指示信号hは、加入者装置が
5台中の加入者装置管理番号”3”に応じたバースト信
号送出タイミング位置及びタイムスロット幅を示す信号
として出力される。この送出位置指示信号hに基づき、
この加入者装置からは図3(F)に斜線を付して示す送
信タイミング及びタイムスロット幅のバースト信号(セ
ル)が上り信号として出力される。
【0045】次に、上記の状態での運用中の時刻t1
で、運用中の加入者装置台数が5台から4台に、また自
加入者装置管理番号が”3”から”2”にそれぞれ変更
され、更に管理テーブル番号が”1”から”2”に変更
する旨の下り信号が入力された場合について説明する。
【0046】この場合、制御信号終端回路11は入力下
り信号から加入者装置台数及び管理テーブル番号の変更
を検出し、その検出情報に応じて管理テーブル選択信号
aなどを出力する。これにより、第1選択回路13は、
制御信号終端回路11よりの図3(A)に模式的に示す
管理テーブル選択信号aに基づいて管理テーブル群12
から管理テーブル番号が”2”の第2管理テーブル12
2の情報を選択し、制御信号終端回路11よりの図3
(B)に模式的に示す出力先通知信号bに基づき第2管
理テーブル122からの情報を予備メモリ回路16へ出
力する。
【0047】予備メモリ回路16は自加入者装置管理回
路14からの図3(C)に模式的に示す自加入者装置運
用加入者装置情報信号fに基づいて第1選択回路13よ
り入力される第2管理テーブル122からの情報を書き
込む。この予備メモリ回路16に書き込まれた第2管理
テーブル122からの情報は、制御信号終端回路11か
らの送出タイミング信号dに基づいて自加入者装置管理
回路14で生成された、図3(D)に模式的に示す自加
入者装置送出タイミング指定信号gにより、自加入者装
置管理番号”2”に応じた送出開始タイミングで読み出
される。
【0048】第2選択回路17は、制御信号終端回路1
1からの現用/予備選択信号eに基づいて予備メモリ回
路16の読み出し信号を選択し、それを送出位置指示信
号hとして出力する。
【0049】ここで、図3(E)に模式的に示すよう
に、現用/予備選択信号eは時刻t1直後の時刻t2で
内容が予備メモリ回路16を指定するように切り換わる
ので、上記の送出位置指示信号hも時刻t2から加入者
装置が4台中の加入者装置管理番号”2”に応じたバー
スト信号送出タイミング位置及びタイムスロット幅を示
す信号として出力される。
【0050】この送出位置指示信号hに基づき、この加
入者装置からは時刻t2以降は図3(F)に斜線を付し
て示す送信タイミング及びタイムスロット幅でバースト
信号(セル)が上り信号として出力される。この時の送
信タイミング周期は、図3(F)に示すように、運用加
入者装置台数が4台であるので、時刻t2以前の運用加
入者装置台数が5台の時に比し短い。
【0051】このように、本実施例によれば、図3
(F)から分かるように、局内装置から指示された運用
中の加入者装置台数に対応した一の管理テーブルを管理
テーブル群12から選択し、かつ、指示された自加入者
装置管理番号をその選択管理テーブルから読み出すこと
により、運用中の加入者装置台数と自加入者装置管理番
号に応じた送信タイミング及びタイムスロット幅の上り
信号を運用中でも生成することができる。
【0052】なお、本発明はPDS方式の加入者装置に
適用するように説明したが、TDMA方式で信号を送信
する加入者装置(端局)にも本発明を適用することが原
理的に可能である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の管理テーブルに互いに異なる加入者装置の台数と
自加入者装置管理番号との集合を予め格納しており、局
内装置から指示された加入者装置の台数と自加入者装置
管理番号に対応した一の管理テーブルの記憶情報を読み
出して、加入者装置のバースト信号の送出タイミングを
設定するようにしたため、運用中であっても加入者装置
のバースト信号の送出タイミング、すなわちバースト信
号の帯域(タイムスロットの幅)を加入者装置の増減や
転送容量に応じて増減することができ、特に局内装置か
らの下り信号は分岐して複数の加入者装置にそれぞれ個
別の伝送路を介して出力し、複数の加入者装置からの上
り信号は多重して共通の伝送路を介して局内装置へ出力
する光スターカプラを有するパッシブ・ダブル・スター
方式の通信システムに適用して好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部の一実施例のブロック図である。
【図2】加入者装置の一例のブロック図である。
【図3】図1の動作説明用タイミングチャートである。
【図4】本発明が適用される通信システムの一例の構成
図である。
【符号の説明】
10、47 バースト信号送出制御回路 11 制御信号終端回路 12 管理テーブル群 13 第1選択回路 14 自加入者装置管理回路 15 現用メモリ回路 16 予備メモリ回路 17 第2選択回路 31 送信位相制御回路 44 共通OAMセル終端回路 46 PID終端回路 121〜12N 管理テーブル a 管理テーブル選択信号 b 出力先通知信号 c 運用加入者装置情報信号 d 送出タイミング指定信号 e 現用/予備選択信号 f 自加入者装置運用加入者装置情報信号 g 自加入者装置送出タイミング指定信号 h 送出位置指示信号
フロントページの続き (72)発明者 奥村 康行 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−230198(JP,A) 特開 平8−97842(JP,A) 特公 平5−53421(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の加入者装置のそれぞれが自局に割
    り当てられたタイムスロットで自局の情報を局内装置へ
    上り信号として送信し、該局内装置から前記複数の加入
    者装置への下り信号は該複数の加入者装置がそれぞれ該
    下り信号に含まれている自局に固有の識別番号に基づい
    て自局宛の下り信号を選択受信する多重通信方式におい
    て、 互いに異なる加入者装置の台数と自加入者装置管理番号
    との集合を予め格納している複数の管理テーブルと、 該複数の管理テーブルのうち一の管理テーブルの記憶情
    報を選択する第1選択回路と、 該第1選択回路の出力情報を記憶する記憶手段と、 前記下り信号中の加入者装置の台数と自加入者装置管理
    番号とに基づき、前記第1選択回路により前記一の管理
    テーブルの記憶情報を選択させると共に、前記記憶手段
    への書き込みタイミング及び読み出しタイミングを指定
    して送出位置指示信号を出力させる制御手段とを前記複
    数の加入者装置のそれぞれに有することを特徴とする多
    重通信方式。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、第1及び第2のメモリ
    回路からなり、 前記制御手段は、前記下り信号中の制御信号を終端して
    管理テーブル選択信号、出力先通知信号、運用加入者装
    置情報信号、送出タイミング指定信号及びメモリ回路選
    択信号を生成し、該管理テーブル選択信号と出力先通知
    信号を前記第1選択回路へ出力する制御信号終端回路
    と、該運用加入者装置情報信号及び送出タイミング指定
    信号に基づき前記第1及び第2のメモリ回路へ書き込み
    タイミング信号及び読み出しタイミング信号を供給する
    自加入者装置管理回路と、前記メモリ回路選択信号に基
    づき該第1及び第2のメモリ回路の一方の読み出し信号
    を選択して前記送出位置指示信号として出力する第2選
    択回路とよりなることを特徴とする請求項1記載の多重
    通信方式。
  3. 【請求項3】 前記局内装置及び複数の加入者装置のそ
    れぞれは、該局内装置からの下り信号は分岐して該複数
    の加入者装置にそれぞれ個別の伝送路を介して出力し、
    該複数の加入者装置からの上り信号は多重して共通の伝
    送路を介して前記局内装置へ出力する光スターカプラを
    有するパッシブ・ダブル・スター方式の通信システムを
    構成することを特徴とする請求項1又は2記載の多重通
    信方式。
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