JP3313450B2 - 出力段と電流制限回路とを含む増幅器 - Google Patents
出力段と電流制限回路とを含む増幅器Info
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- JP3313450B2 JP3313450B2 JP11478693A JP11478693A JP3313450B2 JP 3313450 B2 JP3313450 B2 JP 3313450B2 JP 11478693 A JP11478693 A JP 11478693A JP 11478693 A JP11478693 A JP 11478693A JP 3313450 B2 JP3313450 B2 JP 3313450B2
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- H03F1/523—Circuit arrangements for protecting such amplifiers for amplifiers using field-effect devices
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- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Description
【0001】
【0002】
【発明の分野】この発明は集積回路に関し、より特定的
には、しかし排他的にでなく、MOS(金属酸化物半導
体)技術、またはBIMOS(バイポーラおよび金属酸
化物半導体)技術において実現された集積回路に関す
る。
には、しかし排他的にでなく、MOS(金属酸化物半導
体)技術、またはBIMOS(バイポーラおよび金属酸
化物半導体)技術において実現された集積回路に関す
る。
【0003】
【関連技術に関する論議】増幅器出力での短絡の場合
に、または低すぎるインピーダンスを有する負荷が出力
で接続される場合でさえも、集積回路増幅器の破壊を避
けるために、出力電流を制限する必要があるかもしれな
い。
に、または低すぎるインピーダンスを有する負荷が出力
で接続される場合でさえも、集積回路増幅器の破壊を避
けるために、出力電流を制限する必要があるかもしれな
い。
【0004】そのような出力電流制限手段は、必ずしも
特定の回路部品により実現されるわけではない。実際、
たとえば、MOS技術においては、増幅器の出力段は、
1に等しいしきい値利得を有するAB級増幅器により典
型的に形成される。MOSトランジスタ技術は、たとえ
出力が短絡しても、最大導通状態であってさえ、トラン
ジスタの内部抵抗器が(その幾何学に依存する)妥当な
値にまで電流を制限するようなものである。短絡電流が
トランジスタの耐え得る値に関し、まだ高すぎるなら、
供給端子とトランジスタの端子間に抵抗器を挿入するこ
ともまだ可能であろう。
特定の回路部品により実現されるわけではない。実際、
たとえば、MOS技術においては、増幅器の出力段は、
1に等しいしきい値利得を有するAB級増幅器により典
型的に形成される。MOSトランジスタ技術は、たとえ
出力が短絡しても、最大導通状態であってさえ、トラン
ジスタの内部抵抗器が(その幾何学に依存する)妥当な
値にまで電流を制限するようなものである。短絡電流が
トランジスタの耐え得る値に関し、まだ高すぎるなら、
供給端子とトランジスタの端子間に抵抗器を挿入するこ
ともまだ可能であろう。
【0005】しかしながら、いくつかの回路の中では、
たとえばとても高い出力電圧レンジ、すなわち、供給電
圧値に非常に近い極値を有することが所望される増幅器
の例のような場合には、この型の制限器がもはや可能で
はない。例として、供給電圧がそれぞれ0および10ボ
ルトなら、増幅器の出力電圧は、10−kΩ電荷で、こ
れらの値の50または100mV、または600−Ω電
荷でこれらの値の600mV以内になり得ることが所望
される。
たとえばとても高い出力電圧レンジ、すなわち、供給電
圧値に非常に近い極値を有することが所望される増幅器
の例のような場合には、この型の制限器がもはや可能で
はない。例として、供給電圧がそれぞれ0および10ボ
ルトなら、増幅器の出力電圧は、10−kΩ電荷で、こ
れらの値の50または100mV、または600−Ω電
荷でこれらの値の600mV以内になり得ることが所望
される。
【0006】この型の回路では、演繹的に、制限抵抗器
を出力トランジスタのソースに挿入することが許されな
い。なぜなら、そのような抵抗器は、抵抗器値に比例し
て、自動的に増幅器の出力電圧レンジを減少させるから
である。加えて、そのような回路は、高電流を導通でき
る、大きなサイズの出力トランジスタを理論上必要とす
る。したがって、そのようなトランジスタは、短絡の場
合、適度の値まで自動的に電流を制限するように動作可
能ではないだろう。
を出力トランジスタのソースに挿入することが許されな
い。なぜなら、そのような抵抗器は、抵抗器値に比例し
て、自動的に増幅器の出力電圧レンジを減少させるから
である。加えて、そのような回路は、高電流を導通でき
る、大きなサイズの出力トランジスタを理論上必要とす
る。したがって、そのようなトランジスタは、短絡の場
合、適度の値まで自動的に電流を制限するように動作可
能ではないだろう。
【0007】発明の目的は、増幅器によって提供され得
る出力電流を制限する手段を含む増幅器を実現すること
である。
る出力電流を制限する手段を含む増幅器を実現すること
である。
【0008】
【発明の概要】この発明は、できるだけ効率的に、そし
て二次的欠点(不安定な現象または発振の危険)なし
に、出力電流を制限し、一方で出力電圧レンジを可能な
限り高くすることを許容する有効電流制限回路を提供す
る。
て二次的欠点(不安定な現象または発振の危険)なし
に、出力電流を制限し、一方で出力電圧レンジを可能な
限り高くすることを許容する有効電流制限回路を提供す
る。
【0009】この発明による増幅器は、出力段および電
流制限回路を含む。出力段は、2つの供給端子間で直列
の2つの出力トランジスタと、第1のトランジスタの導
通を制御するための、少なくとも1つの第1の制御端子
とを含む。電流制限回路は、段出力と2つの出力トラン
ジスタ間の接合との間で直列の抵抗器と、ゲートが抵抗
器の端子に接続され、ソースが他の端子に接続された、
少なくとも1つの制限トランジスタとを含む。制限トラ
ンジスタのドレインは、ダイオードとして接続されたト
ランジスタに接続される。抵抗器中の出力電流が第1の
方向に予め定められた値を超えると制限トランジスタは
電流を導通する。加えて、ここでは、ダイオードが接続
されたトランジスタへの電流を2倍にするためトランジ
スタが設けられる。2倍化トランジスタのドレインは、
分離トランジスタを介して第1の制御端子に接続され
る。その上、制限トランジスタ内の電流が予め定められ
たしきい値を超えると、分離トランジスタはオンとなる
ように接続される。
流制限回路を含む。出力段は、2つの供給端子間で直列
の2つの出力トランジスタと、第1のトランジスタの導
通を制御するための、少なくとも1つの第1の制御端子
とを含む。電流制限回路は、段出力と2つの出力トラン
ジスタ間の接合との間で直列の抵抗器と、ゲートが抵抗
器の端子に接続され、ソースが他の端子に接続された、
少なくとも1つの制限トランジスタとを含む。制限トラ
ンジスタのドレインは、ダイオードとして接続されたト
ランジスタに接続される。抵抗器中の出力電流が第1の
方向に予め定められた値を超えると制限トランジスタは
電流を導通する。加えて、ここでは、ダイオードが接続
されたトランジスタへの電流を2倍にするためトランジ
スタが設けられる。2倍化トランジスタのドレインは、
分離トランジスタを介して第1の制御端子に接続され
る。その上、制限トランジスタ内の電流が予め定められ
たしきい値を超えると、分離トランジスタはオンとなる
ように接続される。
【0010】好ましくは、分離トランジスタは、ソース
が2倍化トランジスタのドレインに接続され、ドレイン
が第1制御端子に接続され、ゲートが2倍化トランジス
タのゲートに接続され、かつその基板が回路の最大負電
圧に接続される(この分離トランジスタが、Nチャネル
トランジスタであるとき)。
が2倍化トランジスタのドレインに接続され、ドレイン
が第1制御端子に接続され、ゲートが2倍化トランジス
タのゲートに接続され、かつその基板が回路の最大負電
圧に接続される(この分離トランジスタが、Nチャネル
トランジスタであるとき)。
【0011】実際は、2倍化トランジスタのドレイン
は、抵抗器を介して電源電圧に接続される。
は、抵抗器を介して電源電圧に接続される。
【0012】出力電流が抵抗器を通して逆方向に流れる
ときに制限回路もまた動作するようにするためには、好
ましくは、ゲートとソースとがそれぞれ出力抵抗器の端
子に接続される第2制限トランジスタを設ける。(第1
制限トランジスタを導通する電流の方向に対して逆方向
に)抵抗器内の電流が予め定められた値を超えるとき、
第2制限トランジスタは導通する。この目的を達成する
ため、第2制限トランジスタのドレインは、出力電流の
許容最大値を超過するときに、第2出力トランジスタに
おいての電流を減少させるのに適当な方向へ、回路の第
2制御端子に作用するように接続されるのである。
ときに制限回路もまた動作するようにするためには、好
ましくは、ゲートとソースとがそれぞれ出力抵抗器の端
子に接続される第2制限トランジスタを設ける。(第1
制限トランジスタを導通する電流の方向に対して逆方向
に)抵抗器内の電流が予め定められた値を超えるとき、
第2制限トランジスタは導通する。この目的を達成する
ため、第2制限トランジスタのドレインは、出力電流の
許容最大値を超過するときに、第2出力トランジスタに
おいての電流を減少させるのに適当な方向へ、回路の第
2制御端子に作用するように接続されるのである。
【0013】この発明は、より特定的にはMOSおよび
BIMOS技術において実現された増幅器に関するので
あるが、バイポーラトランジスタだけを使用する回路に
も、また適用することができる。
BIMOS技術において実現された増幅器に関するので
あるが、バイポーラトランジスタだけを使用する回路に
も、また適用することができる。
【0014】発明についての前述の、そして他の目的、
特徴、局面、利点は、添付図面に関して読取れる、後述
するこの発明についての実施例の詳細な説明から明らか
になるだろう。
特徴、局面、利点は、添付図面に関して読取れる、後述
するこの発明についての実施例の詳細な説明から明らか
になるだろう。
【0015】
【実施例についての詳細な説明】CMOS技術において
実現された演算増幅器の従来のAB級出力段は、反対
の、または類似した導電型を有し、回路の2つの供給端
子VccとVss間で直列のT1とT2の2つの出力端
子を含む(図1参照)。記述された例では、ドレインが
Vssに接続されたPチャネルトランジスタT1、およ
びドレインが端子Vccに接続されたNチャネルトラン
ジスタT2が設けられている。しかしながら、この発明
は、AB級増幅器の異なる形状(Vccに接続されたP
チャネルトランジスタ、または同じ導電型のトランジス
タ)に適用される。
実現された演算増幅器の従来のAB級出力段は、反対
の、または類似した導電型を有し、回路の2つの供給端
子VccとVss間で直列のT1とT2の2つの出力端
子を含む(図1参照)。記述された例では、ドレインが
Vssに接続されたPチャネルトランジスタT1、およ
びドレインが端子Vccに接続されたNチャネルトラン
ジスタT2が設けられている。しかしながら、この発明
は、AB級増幅器の異なる形状(Vccに接続されたP
チャネルトランジスタ、または同じ導電型のトランジス
タ)に適用される。
【0016】この発明に従う有効電流制限器は、段の出
力Sおよび2つのトランジスタT1とT2との間の接合
であるノードAの間で配列された抵抗器Aを、第1に含
む。増幅器の出力電流は、抵抗器を介して流れる。
力Sおよび2つのトランジスタT1とT2との間の接合
であるノードAの間で配列された抵抗器Aを、第1に含
む。増幅器の出力電流は、抵抗器を介して流れる。
【0017】増幅されるべき信号は、増幅器の中間段の
入力Eに与えられる。ここでは、この中間段は、トラン
ジスタT3、ダイオードD1、D2、および電流源SC
を含む。中間段は、トランジスタT1およびT2のゲー
トに作用することにより出力段を制御する。記述された
例では、トランジスタT3はNチャネルトランジスタで
あって、ソースがVssに接続され、ドレインが電流源
SCと直列につながった2つのダイオードD1およびD
2により形成された負荷に接続される。電流源SCは、
2つのダイオードを順方向にバイアスする。T1のゲー
トは、直接T3のドレインに接続される。T2のゲート
は、電流源SCおよびダイオード間の接合に接続され
る。この配置は、T1とT2のゲートの間で、ダイオー
ドにおける順電圧降下、すなわち約1.4ボルトに等し
い電圧差を維持する。
入力Eに与えられる。ここでは、この中間段は、トラン
ジスタT3、ダイオードD1、D2、および電流源SC
を含む。中間段は、トランジスタT1およびT2のゲー
トに作用することにより出力段を制御する。記述された
例では、トランジスタT3はNチャネルトランジスタで
あって、ソースがVssに接続され、ドレインが電流源
SCと直列につながった2つのダイオードD1およびD
2により形成された負荷に接続される。電流源SCは、
2つのダイオードを順方向にバイアスする。T1のゲー
トは、直接T3のドレインに接続される。T2のゲート
は、電流源SCおよびダイオード間の接合に接続され
る。この配置は、T1とT2のゲートの間で、ダイオー
ドにおける順電圧降下、すなわち約1.4ボルトに等し
い電圧差を維持する。
【0018】このようにしてトランジスタT3は、トラ
ンジスタT1とT2に作用してそれらの導通を変える。
トランジスタが逆導電型であり、それらのゲートで同方
向の変動を受けるので、つまりT1の導通への作用はT
2への作用とは反対方向になされる。
ンジスタT1とT2に作用してそれらの導通を変える。
トランジスタが逆導電型であり、それらのゲートで同方
向の変動を受けるので、つまりT1の導通への作用はT
2への作用とは反対方向になされる。
【0019】この開示内で、“第1制御端子”という用
語は、入力Eと解釈されるべきであり、“第2制御端
子”は、トランジスタT2のゲートにより形成されるノ
ードFと解釈されるべきである。この発明による制限回
路は、増幅器の出力電流を制限するために、これらの2
点に作用する。
語は、入力Eと解釈されるべきであり、“第2制御端
子”は、トランジスタT2のゲートにより形成されるノ
ードFと解釈されるべきである。この発明による制限回
路は、増幅器の出力電流を制限するために、これらの2
点に作用する。
【0020】抵抗器Rに加えて、図1に設けられた制限
回路は、2つのトランジスタT4およびT5を含む。T
4はPチャネルトランジスタで、T5はNチャネルトラ
ンジスタである。両トランジスタは、それらのゲートが
ノードAに接続され、ソースが出力Sに接続される。こ
れらのトランジスタの接続方向は、それらの導電型もま
た逆転されるならば、逆転可能であることに注目すべき
である。つまり、接続方向は、高すぎる電流を導通する
傾向がある、出力トランジスタの導通を減少させるよう
に選ばれるべきである。
回路は、2つのトランジスタT4およびT5を含む。T
4はPチャネルトランジスタで、T5はNチャネルトラ
ンジスタである。両トランジスタは、それらのゲートが
ノードAに接続され、ソースが出力Sに接続される。こ
れらのトランジスタの接続方向は、それらの導電型もま
た逆転されるならば、逆転可能であることに注目すべき
である。つまり、接続方向は、高すぎる電流を導通する
傾向がある、出力トランジスタの導通を減少させるよう
に選ばれるべきである。
【0021】抵抗器Rを流れる出力電流が予め定められ
たしきい値を超えるなら、制限トランジスタT4および
T5のゲートソース電圧降下がこれらのトランジスタの
導通しきい値を超えることが認められるだろう。Pチャ
ネルトランジスタT4では、端子Sから端子Aへの入来
電流について導通しきい値を超えるが、それに対して、
NチャネルトランジスタT5では、端子Aから端子Sへ
と出ていく電流について導通しきい値を超える。
たしきい値を超えるなら、制限トランジスタT4および
T5のゲートソース電圧降下がこれらのトランジスタの
導通しきい値を超えることが認められるだろう。Pチャ
ネルトランジスタT4では、端子Sから端子Aへの入来
電流について導通しきい値を超えるが、それに対して、
NチャネルトランジスタT5では、端子Aから端子Sへ
と出ていく電流について導通しきい値を超える。
【0022】トランジスタT5のドレインは、トランジ
スタT2の導通の減少を制御するのに役立つ。このドレ
インは、トランジスタT2のゲート、すなわち第2制御
端子Fに直接に接続されることができる。出ていく電流
に対して、低すぎる負荷インピーダンスのために、T5
の導通しきい値を超えると、T5を導通するように設定
することは、NチャネルトランジスタT2のゲート電圧
を減少させ、トランジスタT2により正確に提供され
た、出ていく電流を減少させる。
スタT2の導通の減少を制御するのに役立つ。このドレ
インは、トランジスタT2のゲート、すなわち第2制御
端子Fに直接に接続されることができる。出ていく電流
に対して、低すぎる負荷インピーダンスのために、T5
の導通しきい値を超えると、T5を導通するように設定
することは、NチャネルトランジスタT2のゲート電圧
を減少させ、トランジスタT2により正確に提供され
た、出ていく電流を減少させる。
【0023】逆に、トランジスタT4のドレインは、入
来電流が超過したとき、トランジスタT1の導通を制御
するために動作可能である。しかしながら、記述された
例では、ドレインはT1の制御ゲートに直接に接続され
ることができない。なぜなら、トランジスタT4の導通
を設定することは、T4のドレインが直接にT1のゲー
トに接続されるとすれば、トランジスタT1のゲート電
圧を増加させるからである。
来電流が超過したとき、トランジスタT1の導通を制御
するために動作可能である。しかしながら、記述された
例では、ドレインはT1の制御ゲートに直接に接続され
ることができない。なぜなら、トランジスタT4の導通
を設定することは、T4のドレインが直接にT1のゲー
トに接続されるとすれば、トランジスタT1のゲート電
圧を増加させるからである。
【0024】そのためこの実施例では、トランジスタT
4のドレインは、2つのトランジスタT6とT7とによ
り形成されたカレントミラーに接続される。Nチャネル
トランジスタT6は、(相互接続されたゲートとドレイ
ンで)ダイオードとして接続され、また、T4のVss
とドレイン間に接続される。トランジスタT7は、トラ
ンジスタT6に向けて電流(トランジスタT4の電流と
同じ)を2倍化するトランジスタである。T6とT7の
ゲートは相互接続され、ソースはVssに接続される。
トランジスタT7のドレインは、中間段のトランジスタ
T3の導通を制御するために使われ、ゆえに、トランジ
スタT1の導通を制御するためにも使われる。最も簡単
なアプローチは、トランジスタT7のドレインを、直接
トランジスタT3のゲートに接続することである(図1
の回路)。さらに、トランジスタT3のゲートは、接続
された制御端子Eで、増幅されるべき入力信号を受取
る。
4のドレインは、2つのトランジスタT6とT7とによ
り形成されたカレントミラーに接続される。Nチャネル
トランジスタT6は、(相互接続されたゲートとドレイ
ンで)ダイオードとして接続され、また、T4のVss
とドレイン間に接続される。トランジスタT7は、トラ
ンジスタT6に向けて電流(トランジスタT4の電流と
同じ)を2倍化するトランジスタである。T6とT7の
ゲートは相互接続され、ソースはVssに接続される。
トランジスタT7のドレインは、中間段のトランジスタ
T3の導通を制御するために使われ、ゆえに、トランジ
スタT1の導通を制御するためにも使われる。最も簡単
なアプローチは、トランジスタT7のドレインを、直接
トランジスタT3のゲートに接続することである(図1
の回路)。さらに、トランジスタT3のゲートは、接続
された制御端子Eで、増幅されるべき入力信号を受取
る。
【0025】この増幅されるべき信号は、たとえば、共
通電流源SC2により2つの差動脚を与えられた差動増
幅器ADの出力により発生する。
通電流源SC2により2つの差動脚を与えられた差動増
幅器ADの出力により発生する。
【0026】入来電流のしきい値が超過するとき、トラ
ンジスタT4の導通を設定することは、トランジスタT
6において電流Iを発生させ、そしてそれゆえにトラン
ジスタT7において理論的に同一の電流I7=Iを発生
させる(トランジスタT6とT7の間の2倍比が1のと
き)。電流I7は、入力Eから引込まれる。つまり、そ
れは入力Eに接続された、差動増幅器ADの出力脚から
来るのである。この電流が、差動増幅器ADの出力脚に
より提供され得る最大電流を超えるや否や、入力Eの電
流は降下し、トランジスタT1のゲート電圧が増加し、
それゆえに後者の導通が減少するという結果になる。
ンジスタT4の導通を設定することは、トランジスタT
6において電流Iを発生させ、そしてそれゆえにトラン
ジスタT7において理論的に同一の電流I7=Iを発生
させる(トランジスタT6とT7の間の2倍比が1のと
き)。電流I7は、入力Eから引込まれる。つまり、そ
れは入力Eに接続された、差動増幅器ADの出力脚から
来るのである。この電流が、差動増幅器ADの出力脚に
より提供され得る最大電流を超えるや否や、入力Eの電
流は降下し、トランジスタT1のゲート電圧が増加し、
それゆえに後者の導通が減少するという結果になる。
【0027】このようにして、増幅器入来電流は有効に
制限される。しかしながら、図1の回路は、電流制限の
進歩的な実施の結果生じ得る欠点を示すかもしれない。
制限される。しかしながら、図1の回路は、電流制限の
進歩的な実施の結果生じ得る欠点を示すかもしれない。
【0028】図2に見られるより好ましい実施例によれ
ば、この欠点は付加的な分離トランジスタT8を提供す
ることにより回避され、トランジスタT4がなお部分的
に導通するように設定される限り、付加的な分離トラン
ジスタT8は入力EからトランジスタT7を遮断するよ
う差動することが可能である。トランジスタT8は、そ
れから、トランジスタT4において電流が予め定められ
たしきい値を超えるや否や、はっきりと導通される。
ば、この欠点は付加的な分離トランジスタT8を提供す
ることにより回避され、トランジスタT4がなお部分的
に導通するように設定される限り、付加的な分離トラン
ジスタT8は入力EからトランジスタT7を遮断するよ
う差動することが可能である。トランジスタT8は、そ
れから、トランジスタT4において電流が予め定められ
たしきい値を超えるや否や、はっきりと導通される。
【0029】したがって、入来電流が出力段において許
容しきい値を超えていないとき、そしてまた抵抗器R内
の出力電流がトランジスタT4を導通させ始める制限位
相の間に、実際上、入力に対する出力からのフィードバ
ックはなく、そしてそれは不安定な状態において固有の
問題を解決するのに有利である。
容しきい値を超えていないとき、そしてまた抵抗器R内
の出力電流がトランジスタT4を導通させ始める制限位
相の間に、実際上、入力に対する出力からのフィードバ
ックはなく、そしてそれは不安定な状態において固有の
問題を解決するのに有利である。
【0030】逆に、トランジスタT4が与えられた導通
しきい値を超えるとき、トランジスタT8は不意に導通
するようになり、それからトランジスタT7は入力Eの
電圧を減少させるために十分な電流を吸収する(これは
トランジスタT7が、増幅器ADの出力が提供できる全
電流を吸収するときに起こる)。
しきい値を超えるとき、トランジスタT8は不意に導通
するようになり、それからトランジスタT7は入力Eの
電圧を減少させるために十分な電流を吸収する(これは
トランジスタT7が、増幅器ADの出力が提供できる全
電流を吸収するときに起こる)。
【0031】図2のより好ましい実施例では、2倍化ト
ランジスタT7のドレインは、さらに抵抗器R1により
正の供給端子Vccに接続される。抵抗器R1は、電流
制限器回路が動作するためには厳密に言えば必要でない
が、そのような抵抗器は、電流制限回路により形成され
たループにおいてフィードバック時定数を導入すること
で回路の安定を改良するのである。
ランジスタT7のドレインは、さらに抵抗器R1により
正の供給端子Vccに接続される。抵抗器R1は、電流
制限器回路が動作するためには厳密に言えば必要でない
が、そのような抵抗器は、電流制限回路により形成され
たループにおいてフィードバック時定数を導入すること
で回路の安定を改良するのである。
【0032】好ましくは、トランジスタT8はゲートが
トランジスタT6およびトランジスタT7のゲートに、
ソースがトランジスタT7のドレインに、ドレインが入
力Eに接続される。その上、トランジスタT8の基板は
(すなわち、このトランジスタのソースとドレインを拡
散した半導体領域)、ソースに接続されるかまたはフロ
ーティングである代わりに、回路の最低電圧(Vss)
に接続される。
トランジスタT6およびトランジスタT7のゲートに、
ソースがトランジスタT7のドレインに、ドレインが入
力Eに接続される。その上、トランジスタT8の基板は
(すなわち、このトランジスタのソースとドレインを拡
散した半導体領域)、ソースに接続されるかまたはフロ
ーティングである代わりに、回路の最低電圧(Vss)
に接続される。
【0033】入来電流Is(入来方向における)が最大
許容値に近づくとき、回路は次のとおり動作する。つま
り電流Isは、抵抗器Rに電圧R・Isを発生する。こ
の電圧が、トランジスタT4が導通するために必要とさ
れるしきい値Vt4に達すると、トランジスタT4はト
ランジスタT6を通して流れる電流Iを導通し始める。
トランジスタT6の電流は、トランジスタT7における
電流I7の形で2倍化される。始めは、トランジスタT
8が導通するにはトランジスタT8のソース電圧は高す
ぎ、そのゲート電圧は、低すぎる。それゆえに、トラン
ジスタT7の電流は抵抗器R1によって提供されるのみ
であり、この抵抗器に電圧降下R1・I7を生じる。
許容値に近づくとき、回路は次のとおり動作する。つま
り電流Isは、抵抗器Rに電圧R・Isを発生する。こ
の電圧が、トランジスタT4が導通するために必要とさ
れるしきい値Vt4に達すると、トランジスタT4はト
ランジスタT6を通して流れる電流Iを導通し始める。
トランジスタT6の電流は、トランジスタT7における
電流I7の形で2倍化される。始めは、トランジスタT
8が導通するにはトランジスタT8のソース電圧は高す
ぎ、そのゲート電圧は、低すぎる。それゆえに、トラン
ジスタT7の電流は抵抗器R1によって提供されるのみ
であり、この抵抗器に電圧降下R1・I7を生じる。
【0034】ここでは、そのために後述の状態が起こ
る、トランジスタT4に対する電流しきい値が存在す
る。T6とT7が電流を導通するので、T6およびT7
の、したがってT8のゲート電圧は十分に高く、T8の
ソース電圧は、抵抗器R1内の電圧降下R1.I7のた
めに、十分に低い。そのためトランジスタT8のゲート
ソース電圧Vgs8はトランジスタT8の導通しきい値
Vt8を超える。次に、トランジスタT4内の電流Iの
最もわずかな増加でさえもT8のゲートソース電圧を高
く増加させるために、T8は、はっきりと導通されるよ
うになる。
る、トランジスタT4に対する電流しきい値が存在す
る。T6とT7が電流を導通するので、T6およびT7
の、したがってT8のゲート電圧は十分に高く、T8の
ソース電圧は、抵抗器R1内の電圧降下R1.I7のた
めに、十分に低い。そのためトランジスタT8のゲート
ソース電圧Vgs8はトランジスタT8の導通しきい値
Vt8を超える。次に、トランジスタT4内の電流Iの
最もわずかな増加でさえもT8のゲートソース電圧を高
く増加させるために、T8は、はっきりと導通されるよ
うになる。
【0035】さらに、R1内の電圧降下が実際にVcc
に等しくなるとすぐにT8がはっきりと導通するよう
に、トランジスタT8のサイズは、トランジスタT7に
関して比較的小さなものが選ばれる。
に等しくなるとすぐにT8がはっきりと導通するよう
に、トランジスタT8のサイズは、トランジスタT7に
関して比較的小さなものが選ばれる。
【0036】次に、T8の導通は入力Eから電流Eを引
出し、この電流をトランジスタT7に向ける。
出し、この電流をトランジスタT7に向ける。
【0037】トランジスタは、次のように設計されてい
る。すなわち、トランジスタT8により引出される電流
I8が、非常に速やかに、入力Eに利用できる最大電流
より高くなるようになっている。入力Eが差動増幅器A
Dにより制御されるとき、回路はそれに従って、T8に
より引出される電流が、差動増幅器ADの出力脚により
提供され得る最大電流よりも容易に高くなるように設計
されている。入力Eでの電圧は、それから降下し、トラ
ンジスタT3の導通、およびそれゆえにトランジスタT
1の導通を遮断する。
る。すなわち、トランジスタT8により引出される電流
I8が、非常に速やかに、入力Eに利用できる最大電流
より高くなるようになっている。入力Eが差動増幅器A
Dにより制御されるとき、回路はそれに従って、T8に
より引出される電流が、差動増幅器ADの出力脚により
提供され得る最大電流よりも容易に高くなるように設計
されている。入力Eでの電圧は、それから降下し、トラ
ンジスタT3の導通、およびそれゆえにトランジスタT
1の導通を遮断する。
【0038】もしVgs7が、トランジスタT8が導通
する瞬間に電流I7sで導通するトランジスタT7のゲ
ート−ソース電圧でありVT8がT8の導通しきい値電
圧であるならば(Vcc−Vgs7+Vts)/R1に
等しい電流しきい値I7sでトランジスタT8の導通が
起こる。
する瞬間に電流I7sで導通するトランジスタT7のゲ
ート−ソース電圧でありVT8がT8の導通しきい値電
圧であるならば(Vcc−Vgs7+Vts)/R1に
等しい電流しきい値I7sでトランジスタT8の導通が
起こる。
【0039】T4内の電流Iが、T7内で(2倍化によ
って)電流I7sを生じる値を超えると、T8の導通が
起こる。T6とT7間の電流2倍化係数が1であると仮
定すれば、値I=I7s=(Vcc+Vgs7−Vt
8)/R1は、電流制限が効果的に得られるような電流
しきい値を表わす。
って)電流I7sを生じる値を超えると、T8の導通が
起こる。T6とT7間の電流2倍化係数が1であると仮
定すれば、値I=I7s=(Vcc+Vgs7−Vt
8)/R1は、電流制限が効果的に得られるような電流
しきい値を表わす。
【0040】図3は増幅器の出力電流Isの関数、また
は抵抗器Rにかかる電圧R・Isの関数として、トラン
ジスタT8の電流I8の変動の曲線を示す。点線で描か
れた曲線は、図1に示されるような回路におけるI7の
変動を示すが、それに対し実線で書かれた曲線は、図2
の回路におけるI8の変動を表わす。図2の構成の利点
は、非常に明瞭である。つまり電流I8は、与えられた
しきい値(図1の例においてよりも高く、それは抵抗器
Rの値が用いられる制限回路の関数として選ばれなけれ
ばならないことを意味する)の下では実際として0であ
る。このしきい値を超えると電流I8は非常に速やかに
増加する。誤動作を生じがちな全区域(点線で描かれて
いる)は、除かれる。なぜなら部分的な電流制限は増幅
器において有害なフィードバックループを導入したから
である。図3の曲線では、点P1はトランジスタT4の
導通設定の開始を示し、点P2は、図2の回路における
トランジスタT8の導通設定のしきい値に対応する、T
4における(または、電流2倍化によれば、T7におけ
る)電流しきい値を示す。
は抵抗器Rにかかる電圧R・Isの関数として、トラン
ジスタT8の電流I8の変動の曲線を示す。点線で描か
れた曲線は、図1に示されるような回路におけるI7の
変動を示すが、それに対し実線で書かれた曲線は、図2
の回路におけるI8の変動を表わす。図2の構成の利点
は、非常に明瞭である。つまり電流I8は、与えられた
しきい値(図1の例においてよりも高く、それは抵抗器
Rの値が用いられる制限回路の関数として選ばれなけれ
ばならないことを意味する)の下では実際として0であ
る。このしきい値を超えると電流I8は非常に速やかに
増加する。誤動作を生じがちな全区域(点線で描かれて
いる)は、除かれる。なぜなら部分的な電流制限は増幅
器において有害なフィードバックループを導入したから
である。図3の曲線では、点P1はトランジスタT4の
導通設定の開始を示し、点P2は、図2の回路における
トランジスタT8の導通設定のしきい値に対応する、T
4における(または、電流2倍化によれば、T7におけ
る)電流しきい値を示す。
【0041】このように、発明の1つの特定的な実施例
が述べられたので、様々な変更、修正、および改良が、
当業者に対したやすく起こるだろう。そのような変化、
修正、および改良はこの開示の一部であることが意図さ
れ、この発明の精神および範囲内であることが意図され
る。したがって、上の記述は単なる例としてのものであ
り、制限を意図するものではない。この発明は、前掲の
請求項およびその均等物で定義されるようにのみ制限さ
れる。
が述べられたので、様々な変更、修正、および改良が、
当業者に対したやすく起こるだろう。そのような変化、
修正、および改良はこの開示の一部であることが意図さ
れ、この発明の精神および範囲内であることが意図され
る。したがって、上の記述は単なる例としてのものであ
り、制限を意図するものではない。この発明は、前掲の
請求項およびその均等物で定義されるようにのみ制限さ
れる。
【図1】この発明を含む、増幅器の構成ブロック図であ
る。
る。
【図2】発明の好ましい実施例による増幅回路の図であ
る。
る。
【図3】図2の回路の利点を示す曲線の図である。
T1 出力トランジスタ T2 出力トランジスタ R 抵抗器 S 出力 A 接合
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−284507(JP,A) 特開 昭61−234108(JP,A) 特開 平5−110349(JP,A) 実開 昭61−29525(JP,U) 実開 昭55−104816(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03F 3/30 H03F 1/52
Claims (8)
- 【請求項1】 出力段と電流制限回路とを含む増幅器で
あって、前記出力段は2つの供給端子(Vcc、Vs
s)間で直列の2つの出力トランジスタ(T1、T2)
と、前記第1のトランジスタ(T1)の導通を制御する
少なくとも1つの第1制御端子(E)を含み、前記電流
制限回路は前記出力段の出力(S)と前記2のトランジ
スタ間の接合(A)との間に直列に抵抗器(R)を含
み、ゲートが前記抵抗器の一方端子に接続されソースが
他方の端子に接続された少なくとも1つの制限トランジ
スタ(T4)を備え、 前記制限トランジスタ(T4)のドレインは、ダイオー
ドとして接続され、かつ前記抵抗器内の出力電流が、第
1方向において予め定められた値を超えるときに電流を
導通するトランジスタ(T6)に接続され、 付加的なトランジスタ(T7)は、前記ダイオード接続
トランジスタ(T6)における電流を2倍化し、前記2
倍化トランジスタのドレインは、分離トランジスタ(T
8)を介して第1の制御端子(E)に接続され、 前記分離トランジスタ(T8)は、前記制限トランジス
タ(T4)における電流が予め定められたしきい値を超
えるとき、導通するように接続される、増幅器。 - 【請求項2】 前記分離トランジスタ(T8)のソース
は、前記2倍化トランジスタ(T7)のドレインに接続
され、ドレインは前記第1制御端子(E)に接続され、
ゲートは前記2倍化トランジスタのゲートに接続され、
および基板は回路の最高負電圧に接続される(前記分離
トランジスタがNチャネルトランジスタであるとき)、
請求項1に記載の増幅器。 - 【請求項3】 前記2倍化トランジスタのドレインは、
抵抗器(R1)を介して供給電圧源(Vcc)に接続さ
れる、請求項2に記載の増幅器。 - 【請求項4】 ゲートとソースとがそれぞれ前記出力抵
抗器(R)の端子に接続される第2の制限トランジスタ
(T5)を備え、前記制限トランジスタ(T5)は、第
1の制限トランジスタを導通する電流の逆方向におい
て、前記抵抗器(R)における電流が、予め定められた
値を超えるときに導通され、前記第2の制限トランジス
タ(T5)のドレインは、出力電流が前記予め定められ
た値を超えるとき、前記第2の出力トランジスタ内の電
流を減少させるのに適当な方向へ、回路の第2の制御端
子(F)に作用するように接続される、請求項1ないし
3のいずれかに記載の増幅器。 - 【請求項5】 前記第2の制限トランジスタ(T5)の
ドレインは、前記第2の出力トランジスタ(T2)のゲ
ートに直接に接続される、請求項4に記載の増幅器。 - 【請求項6】 前記第1の制御端子(E)は、ドレイン
が前記第1の出力トランジスタのゲートに接続される、
増幅トランジスタ(T3)のゲートである、請求項4ま
たは5に記載の増幅器。 - 【請求項7】 前記第2の制御端子(F)は、順方向に
バイアスされたダイオード(D1、D2)のアセンブリ
を介して前記増幅トランジスタのドレインに接続され
る、請求項6に記載の増幅器。 - 【請求項8】 前記制限トランジスタのうちの一方は、
Pチャネルトランジスタであり、他方はNチャネルトラ
ンジスタである、請求項4ないし7のいずれかに記載の
増幅器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9206384 | 1992-05-18 | ||
FR929206384A FR2691306B1 (fr) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | Amplificateur avec limitation de courant de sortie. |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0637557A JPH0637557A (ja) | 1994-02-10 |
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Family
ID=9430152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11478693A Expired - Fee Related JP3313450B2 (ja) | 1992-05-18 | 1993-05-17 | 出力段と電流制限回路とを含む増幅器 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5363063A (ja) |
EP (1) | EP0571302B1 (ja) |
JP (1) | JP3313450B2 (ja) |
DE (1) | DE69313177T2 (ja) |
FR (1) | FR2691306B1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5519357A (en) * | 1995-02-21 | 1996-05-21 | Apex Microtechnology | Biasing arrangement for a quasi-complementary output stage |
DE19707708C2 (de) * | 1997-02-26 | 2002-01-10 | Infineon Technologies Ag | Strombegrenzungsschaltung |
US6054845A (en) * | 1998-01-29 | 2000-04-25 | Siemens Aktiengesellschaft | Current limiting circuit |
KR20010106448A (ko) * | 1998-08-18 | 2001-11-29 | 추후제출 | 드라이버 회로 |
WO2001022565A1 (fr) * | 1999-09-17 | 2001-03-29 | Katsuo Sakai | Procede de generation electrostatique |
US7164320B2 (en) * | 2004-12-10 | 2007-01-16 | Sigmatel, Inc. | Current threshold circuit |
JP4965375B2 (ja) * | 2007-07-31 | 2012-07-04 | 株式会社リコー | 演算増幅回路、その演算増幅回路を使用した定電圧回路及びその定電圧回路を使用した機器 |
JP6320546B2 (ja) * | 2014-09-29 | 2018-05-09 | 三菱電機株式会社 | 演算増幅回路 |
JP6632358B2 (ja) * | 2015-12-11 | 2020-01-22 | エイブリック株式会社 | 増幅回路及びボルテージレギュレータ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0409844B1 (en) * | 1989-02-07 | 1994-06-08 | Alcatel N.V. | Amplifier arrangement and communication line circuit using same |
-
1992
- 1992-05-18 FR FR929206384A patent/FR2691306B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-05-13 US US08/061,181 patent/US5363063A/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-05-14 DE DE69313177T patent/DE69313177T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-05-14 EP EP93420195A patent/EP0571302B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1993-05-17 JP JP11478693A patent/JP3313450B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
FR2691306B1 (fr) | 1994-08-12 |
EP0571302B1 (fr) | 1997-08-20 |
EP0571302A1 (fr) | 1993-11-24 |
FR2691306A1 (fr) | 1993-11-19 |
DE69313177T2 (de) | 1997-12-18 |
DE69313177D1 (de) | 1997-09-25 |
JPH0637557A (ja) | 1994-02-10 |
US5363063A (en) | 1994-11-08 |
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---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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