JP3312926B2 - 泡状エアゾ−ル整髪料 - Google Patents
泡状エアゾ−ル整髪料Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は泡状エアゾ−ル整髪料に
係り、特にウエット感付与性能及び整髪力に優れた泡状
エアゾ−ル整髪料に関する。
係り、特にウエット感付与性能及び整髪力に優れた泡状
エアゾ−ル整髪料に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、整髪料としては、エアゾ−ルタイ
プの泡状製品が主流となりつつある。この泡状整髪料に
は、正立させて使用するタイプと倒立させて使用するタ
イプの2つのタイプがあるが、いずれも噴射ボタンを押
し、一旦手の平にピンポン玉状に製品を取り出した後、
頭髪に塗布するものであり、使用後に手を洗浄する必要
があった。
プの泡状製品が主流となりつつある。この泡状整髪料に
は、正立させて使用するタイプと倒立させて使用するタ
イプの2つのタイプがあるが、いずれも噴射ボタンを押
し、一旦手の平にピンポン玉状に製品を取り出した後、
頭髪に塗布するものであり、使用後に手を洗浄する必要
があった。
【0003】このような使用後の手の洗浄の必要をなく
すため、手の平に取らずに直接頭髪に塗布することの可
能なスプレ−タイプの商品も提案されている(特開平3
−178923号公報)。しかし、このスプレ−タイプ
の商品は、整髪力の付与のみを目的とする整髪用樹脂を
主成分とする整髪料に限られていた。
すため、手の平に取らずに直接頭髪に塗布することの可
能なスプレ−タイプの商品も提案されている(特開平3
−178923号公報)。しかし、このスプレ−タイプ
の商品は、整髪力の付与のみを目的とする整髪用樹脂を
主成分とする整髪料に限られていた。
【0004】一方、整髪力に加え、ウエット感の付与性
能にも優れた整髪料として、湿潤効果の付与のため多量
の多価アルコ−ル、糖アルコ−ル又はその誘導体を含有
する製品が知られているが、この製品は手の平に取って
頭髪に塗布するタイプの製品であり、スプレ−タイプの
製品でそのような特性を有するものはこれまで知られて
いない。従って、ウエット感及び整髪力付与性能に優れ
たスプレ−タイプの整髪料が強く望まれている。
能にも優れた整髪料として、湿潤効果の付与のため多量
の多価アルコ−ル、糖アルコ−ル又はその誘導体を含有
する製品が知られているが、この製品は手の平に取って
頭髪に塗布するタイプの製品であり、スプレ−タイプの
製品でそのような特性を有するものはこれまで知られて
いない。従って、ウエット感及び整髪力付与性能に優れ
たスプレ−タイプの整髪料が強く望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、湿潤効
果の付与のため、多価アルコ−ル、糖アルコ−ル又はそ
の誘導体をスプレ−タイプの整髪料に配合した場合、こ
れら成分が泡の粘性を高め、泡が安定で消え難くなるた
め、噴射終了後も噴射口から泡が出てくる、アフタ−ド
ロ−と呼ばれる現象が生じてしまう。このアフタ−ドロ
−が生ずると、噴射口の目づまりや容器の汚染等が生
じ、商品価値上多くの問題があった。
果の付与のため、多価アルコ−ル、糖アルコ−ル又はそ
の誘導体をスプレ−タイプの整髪料に配合した場合、こ
れら成分が泡の粘性を高め、泡が安定で消え難くなるた
め、噴射終了後も噴射口から泡が出てくる、アフタ−ド
ロ−と呼ばれる現象が生じてしまう。このアフタ−ドロ
−が生ずると、噴射口の目づまりや容器の汚染等が生
じ、商品価値上多くの問題があった。
【0006】本発明は、このような事情の下になされ、
噴射口の目づまりや容器の汚染等が生ずることのない、
ウエット感付与性能及び整髪力に優れた泡状エアゾ−ル
整髪料を提供することを目的とする。
噴射口の目づまりや容器の汚染等が生ずることのない、
ウエット感付与性能及び整髪力に優れた泡状エアゾ−ル
整髪料を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、特定の組成の
整髪料組成物を特定の仕様のエアゾ−ル容器に収容して
用いた場合、整髪料組成物が霧状に噴射されて噴射面で
キメ細かく発泡し、噴射口からのアフタ−ドロ−も大幅
に改善されるとともに、ウエット感付与性能及び整髪力
に優れていることを見いだし、本発明を完成するに至っ
た。
整髪料組成物を特定の仕様のエアゾ−ル容器に収容して
用いた場合、整髪料組成物が霧状に噴射されて噴射面で
キメ細かく発泡し、噴射口からのアフタ−ドロ−も大幅
に改善されるとともに、ウエット感付与性能及び整髪力
に優れていることを見いだし、本発明を完成するに至っ
た。
【0008】即ち、本発明のスプレータイプの泡状エア
ゾール整髪料は、多価アルコールまたは糖アルコール、
及びこれら多価アルコールまたは糖アルコールにプロピ
レンオキサイド及び/またはブチレンオキサイドをラン
ダム重合または付加重合せしめた化合物またはそのエス
テル化合物からなる整髪用基剤10〜50重量%と、炭
素数1〜3の低級アルコール10〜40重量%と、発泡
剤と、噴射剤と、水とを含有する整髪料組成物を、耐圧
性の容器本体と、噴射口径が0.3〜0.7mmのアク
チュエーターと、ハウジングの下穴径が0.3〜2.0
mmのエアゾールバルブとを具備するエアゾール容器に
収容してなることを特徴とする。
ゾール整髪料は、多価アルコールまたは糖アルコール、
及びこれら多価アルコールまたは糖アルコールにプロピ
レンオキサイド及び/またはブチレンオキサイドをラン
ダム重合または付加重合せしめた化合物またはそのエス
テル化合物からなる整髪用基剤10〜50重量%と、炭
素数1〜3の低級アルコール10〜40重量%と、発泡
剤と、噴射剤と、水とを含有する整髪料組成物を、耐圧
性の容器本体と、噴射口径が0.3〜0.7mmのアク
チュエーターと、ハウジングの下穴径が0.3〜2.0
mmのエアゾールバルブとを具備するエアゾール容器に
収容してなることを特徴とする。
【0009】本発明において整髪用基剤として用いられ
る多価アルコ−ル、糖アルコ−ル、及びこれらの特定の
誘導体は、頭髪に湿潤効果(ウエット感)と整髪力を付
与するために配合される。特に、特定の誘導体は、これ
らの効果以外に、毛髪につやを付与するために配合され
る。
る多価アルコ−ル、糖アルコ−ル、及びこれらの特定の
誘導体は、頭髪に湿潤効果(ウエット感)と整髪力を付
与するために配合される。特に、特定の誘導体は、これ
らの効果以外に、毛髪につやを付与するために配合され
る。
【0010】多価アルコ−ルの代表例としては、プロピ
レングリコ−ル、ジプロピレングリコ−ル、1,3−ブ
チレングリコ−ル、グリセリン、ジグリセリン、テトラ
グリセリン等のポリグリセリン、エチレングリコ−ル、
トリエチレングリコ−ル、ヘキシレングリコ−ル及びポ
リエチレングリコ−ル等を挙げることが出来る。糖アル
コ−ルの代表例としては、ソルビト−ル、マンニト−
ル、キシリト−ル、乳糖等を挙げることが出来る。
レングリコ−ル、ジプロピレングリコ−ル、1,3−ブ
チレングリコ−ル、グリセリン、ジグリセリン、テトラ
グリセリン等のポリグリセリン、エチレングリコ−ル、
トリエチレングリコ−ル、ヘキシレングリコ−ル及びポ
リエチレングリコ−ル等を挙げることが出来る。糖アル
コ−ルの代表例としては、ソルビト−ル、マンニト−
ル、キシリト−ル、乳糖等を挙げることが出来る。
【0011】多価アルコ−ル又は糖アルコ−ルとともに
使用される、多価アルコ−ル又は糖アルコ−ルにプロピ
レンオキサイド及び/又はブチレンオキサイドをランダ
ム重合又は付加重合せしめた化合物又はそのエステル化
物としては、下記一般式で表わされる化合物を挙げるこ
とが出来る。 R−O(R1 O)x (R2 O)y (CH2 −CH2 −
O)z R´ 式中、R:多価アルコ−ル又は糖アルコ−ルの残基 R1 :プロピレン基 x:0〜200 R2 :ブチレン基 y:0〜200(但し、xとyとは同時に0とはならな
い) z:0〜200 R´:水素、又は酸のエステル残基
使用される、多価アルコ−ル又は糖アルコ−ルにプロピ
レンオキサイド及び/又はブチレンオキサイドをランダ
ム重合又は付加重合せしめた化合物又はそのエステル化
物としては、下記一般式で表わされる化合物を挙げるこ
とが出来る。 R−O(R1 O)x (R2 O)y (CH2 −CH2 −
O)z R´ 式中、R:多価アルコ−ル又は糖アルコ−ルの残基 R1 :プロピレン基 x:0〜200 R2 :ブチレン基 y:0〜200(但し、xとyとは同時に0とはならな
い) z:0〜200 R´:水素、又は酸のエステル残基
【0012】エステルを形成するための酸としては、燐
酸等の無機酸、アジピン酸、コハク酸、リンゴ酸、酒石
酸等のジカルボン酸、炭素数4のオキシジカルボン酸、
イソステアリン酸等の脂肪酸を用いることが出来る。
酸等の無機酸、アジピン酸、コハク酸、リンゴ酸、酒石
酸等のジカルボン酸、炭素数4のオキシジカルボン酸、
イソステアリン酸等の脂肪酸を用いることが出来る。
【0013】これら化合物は、広く整髪基材として用い
られており、例えば特開昭53−124628号、同5
2−051035号、同083414号、同50−12
6841号等にその応用例が示されている。
られており、例えば特開昭53−124628号、同5
2−051035号、同083414号、同50−12
6841号等にその応用例が示されている。
【0014】本発明に使用される整髪料組成物中の整髪
用基剤の配合量は、目的とする整髪力及び湿潤効果の強
さにより異なるが、10〜50重量%が好ましい。整髪
用基剤の配合量が10重量%未満では、目的とする整髪
力及びウエット感が得にくく、一方50重量%を越える
と、仕上り面でのベタツキが多くなる傾向にあり、消費
者の嗜好にあわない。
用基剤の配合量は、目的とする整髪力及び湿潤効果の強
さにより異なるが、10〜50重量%が好ましい。整髪
用基剤の配合量が10重量%未満では、目的とする整髪
力及びウエット感が得にくく、一方50重量%を越える
と、仕上り面でのベタツキが多くなる傾向にあり、消費
者の嗜好にあわない。
【0015】整髪用基剤中の多価アルコ−ル又は糖アル
コ−ルと、これらの誘導体との配合比率は、1/6〜6
/1が好ましい。誘導体の配合比率が6/1より低い
と、毛髪につやを付与する性能が低下する傾向となる。
コ−ルと、これらの誘導体との配合比率は、1/6〜6
/1が好ましい。誘導体の配合比率が6/1より低い
と、毛髪につやを付与する性能が低下する傾向となる。
【0016】本発明において使用される炭素数1〜3の
低級アルコ−ルは、メタノ−ル、エタノ−ル、プロパノ
−ルであり、特にエタノ−ルが好ましい。整髪料組成物
中の低級アルコ−ルの配合量は、好ましくは5〜40重
量%、より好ましくは10〜25重量%である。配合量
が5重量%未満ではアフタ−ドロ−が多くなりがちであ
り、40重量%を越えると発泡性が劣り、噴射塗布面で
キメ細かい良好な泡が得にくい。
低級アルコ−ルは、メタノ−ル、エタノ−ル、プロパノ
−ルであり、特にエタノ−ルが好ましい。整髪料組成物
中の低級アルコ−ルの配合量は、好ましくは5〜40重
量%、より好ましくは10〜25重量%である。配合量
が5重量%未満ではアフタ−ドロ−が多くなりがちであ
り、40重量%を越えると発泡性が劣り、噴射塗布面で
キメ細かい良好な泡が得にくい。
【0017】本発明において発泡剤として使用される界
面活性剤は、ポリオキシエチレンアルキルエ−テル硫酸
塩に代表されるアニオン界面活性剤、塩化ステアリルト
リメチルアンモニウム等に代表されるカチオン界面活性
剤、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等に代表される非
イオン界面活性剤、及び2−アルキル−N−カルボキシ
メチルヒドロキシイミダゾリニウムベタイン等に代表さ
れる両性界面活性剤である。整髪料組成物中の界面活性
剤の配合量は、好ましくは0.05〜5重量%、より好
ましくは0.1〜2重量%である。
面活性剤は、ポリオキシエチレンアルキルエ−テル硫酸
塩に代表されるアニオン界面活性剤、塩化ステアリルト
リメチルアンモニウム等に代表されるカチオン界面活性
剤、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等に代表される非
イオン界面活性剤、及び2−アルキル−N−カルボキシ
メチルヒドロキシイミダゾリニウムベタイン等に代表さ
れる両性界面活性剤である。整髪料組成物中の界面活性
剤の配合量は、好ましくは0.05〜5重量%、より好
ましくは0.1〜2重量%である。
【0018】本発明における噴射剤としては、液化石油
ガス(LPG)とジメチルエ−テル(DME)との混合
物が用いられる。両者の混合比(重量比)は、好ましく
は5/95〜30/70、より好ましくは10/90〜
25/75である。噴射剤の機能のうち、LPGが主と
して発泡に関与し、DMEが主として噴射と消泡に関与
する。このため、DMEの混合比が5/95を越える場
合には、DME自体消泡効果があるためアフタ−ドロ−
は殆どないが、噴射物の発泡性が劣り、噴射塗布面でキ
メ細かい良好な泡が得にくい。一方、LPGの混合比が
30/70を越える場合には、キメ細かい泡は得られる
が、アフタ−ドロ−が改善されず、好ましくない。な
お、LPGは、n−プロパン、イソブタン、n−イソブ
タンの混合物であり、通常1.4〜4.4kg/cm2
・20℃のゲ−ジ圧のものである。
ガス(LPG)とジメチルエ−テル(DME)との混合
物が用いられる。両者の混合比(重量比)は、好ましく
は5/95〜30/70、より好ましくは10/90〜
25/75である。噴射剤の機能のうち、LPGが主と
して発泡に関与し、DMEが主として噴射と消泡に関与
する。このため、DMEの混合比が5/95を越える場
合には、DME自体消泡効果があるためアフタ−ドロ−
は殆どないが、噴射物の発泡性が劣り、噴射塗布面でキ
メ細かい良好な泡が得にくい。一方、LPGの混合比が
30/70を越える場合には、キメ細かい泡は得られる
が、アフタ−ドロ−が改善されず、好ましくない。な
お、LPGは、n−プロパン、イソブタン、n−イソブ
タンの混合物であり、通常1.4〜4.4kg/cm2
・20℃のゲ−ジ圧のものである。
【0019】本発明において使用されるエアゾ−ル容器
としては、容器本体がアルミニウムや硬質プラスチック
等の充填物の圧力に耐えることができ、且つ通常の力で
破壊されない強度を有するものであればよい。なお、通
常はフッ素樹脂やポリアミドイミド樹脂等で内面を被覆
したアルミニウム缶が用いられる。
としては、容器本体がアルミニウムや硬質プラスチック
等の充填物の圧力に耐えることができ、且つ通常の力で
破壊されない強度を有するものであればよい。なお、通
常はフッ素樹脂やポリアミドイミド樹脂等で内面を被覆
したアルミニウム缶が用いられる。
【0020】エアゾ−ル容器に装着される噴射バルブは
整髪料組成物の噴射状態に大きく関与するものである
が、所望の噴射状態を得ることに加え、連続使用の際の
噴射口の目づまりについても考慮する必要がある。即
ち、本発明に用いる噴射バルブは、ステム穴径が0.3
〜0.5mmで2ヶ所、好ましくは0.4〜0.5m
m、ハウジング下穴径が0.3〜2.0mm、好ましく
は0.4〜0.6mm、ベ−パ−タップの穴径が0.5
mm以下、好ましくは0.4mm以下のものである。
整髪料組成物の噴射状態に大きく関与するものである
が、所望の噴射状態を得ることに加え、連続使用の際の
噴射口の目づまりについても考慮する必要がある。即
ち、本発明に用いる噴射バルブは、ステム穴径が0.3
〜0.5mmで2ヶ所、好ましくは0.4〜0.5m
m、ハウジング下穴径が0.3〜2.0mm、好ましく
は0.4〜0.6mm、ベ−パ−タップの穴径が0.5
mm以下、好ましくは0.4mm以下のものである。
【0021】また、スプレ−パタ−ン、噴射塗布面での
発泡状態に関与するアクチュエ−タ−の噴射口の裏側に
狭い通路を設け、内容物が噴射される際に機械的に回転
力を生じさせて噴霧を微細化させる機構(メカニカルブ
レ−クアップ)の付いたアクチュエ−タ−が望ましい。
噴射口の孔径としては、好ましくは0.3〜0.6であ
る。ステム穴径が0.4mm未満では目づまりが生じ易
く、0.5mm×2ヶ所を越えると噴射量が多すぎて噴
射塗布面で良好な泡が得られない。
発泡状態に関与するアクチュエ−タ−の噴射口の裏側に
狭い通路を設け、内容物が噴射される際に機械的に回転
力を生じさせて噴霧を微細化させる機構(メカニカルブ
レ−クアップ)の付いたアクチュエ−タ−が望ましい。
噴射口の孔径としては、好ましくは0.3〜0.6であ
る。ステム穴径が0.4mm未満では目づまりが生じ易
く、0.5mm×2ヶ所を越えると噴射量が多すぎて噴
射塗布面で良好な泡が得られない。
【0022】ハウジングの下穴径についても、0.3m
m未満では噴射量が少なく、良好な発泡が得られず、使
用出来ない。2.0mm以上では、噴射量が多すぎてキ
メ細かい発泡が得られない。また、ベ−パ−タップの穴
径が0.5mm以上では、塗布面での発泡及びスプレ−
パタ−ンが正常でなく、飛び散りが大となり好ましくな
い。また、噴射剤の割合が少ない場合には、噴射剤がベ
−パ−タップより消費されるため、内容物が最後まで噴
射されないことがあり、好ましくない。更に、アクチュ
エ−タ−の噴射口については、0.3mm未満では目づ
まりが生じ易く、かつ良好なスプレ−パタ−ンが得られ
ない。0.7mmを越えると、噴射塗布面でのパタ−ン
が大きくなり、目的とする塗布面積以上に整髪料組成物
が周囲に飛び散ってしまうため、噴射塗布面で良好なキ
メ細かい泡が得られない。本発明に用いられる整髪料組
成物には、本発明の効果に悪影響を与えない範囲で、下
記の成分を配合することが出来る。
m未満では噴射量が少なく、良好な発泡が得られず、使
用出来ない。2.0mm以上では、噴射量が多すぎてキ
メ細かい発泡が得られない。また、ベ−パ−タップの穴
径が0.5mm以上では、塗布面での発泡及びスプレ−
パタ−ンが正常でなく、飛び散りが大となり好ましくな
い。また、噴射剤の割合が少ない場合には、噴射剤がベ
−パ−タップより消費されるため、内容物が最後まで噴
射されないことがあり、好ましくない。更に、アクチュ
エ−タ−の噴射口については、0.3mm未満では目づ
まりが生じ易く、かつ良好なスプレ−パタ−ンが得られ
ない。0.7mmを越えると、噴射塗布面でのパタ−ン
が大きくなり、目的とする塗布面積以上に整髪料組成物
が周囲に飛び散ってしまうため、噴射塗布面で良好なキ
メ細かい泡が得られない。本発明に用いられる整髪料組
成物には、本発明の効果に悪影響を与えない範囲で、下
記の成分を配合することが出来る。
【0023】例えば、両性高分子樹脂、非イオン性高分
子樹脂、カチオン性高分子樹脂、及びアニオン性高分子
樹脂等の整髪基材;オキソベンゾン等の紫外線吸収剤;
イソプロピルメチルフェノ−ル、パラオキシ安息香酸エ
ステル等の殺菌防腐剤;シリコ−ン油、動植物油、エス
テル油等の各種油性成分;アミノ酸、タンパク分解物
(その誘導体)、各種ビタミン類、及び各種植物抽出エ
キス、トリエタノ−ルアミン、水酸化ナトリウム、クエ
ン酸、リン酸等のpH調整剤、その他、色素、酸化防止
剤等を挙げることが出来る。
子樹脂、カチオン性高分子樹脂、及びアニオン性高分子
樹脂等の整髪基材;オキソベンゾン等の紫外線吸収剤;
イソプロピルメチルフェノ−ル、パラオキシ安息香酸エ
ステル等の殺菌防腐剤;シリコ−ン油、動植物油、エス
テル油等の各種油性成分;アミノ酸、タンパク分解物
(その誘導体)、各種ビタミン類、及び各種植物抽出エ
キス、トリエタノ−ルアミン、水酸化ナトリウム、クエ
ン酸、リン酸等のpH調整剤、その他、色素、酸化防止
剤等を挙げることが出来る。
【0024】
【作用】本発明の泡状エアゾ−ル整髪料では、多価アル
コ−ル又は糖アルコ−ル、及びこれら多価アルコ−ル又
は糖アルコ−ルにプロピレンオキサイド及び/又はブチ
レンオキサイドをランダム重合又は付加重合せしめた化
合物又はそのエステル化物からなる整髪用基剤と、炭素
数1〜3の低級アルコ−ルとを含有する整髪料組成物を
使用する。そのため、整髪力及び毛髪にウエット感とを
付与する性能が優れているとともに、毛髪につやを付与
する性能も発揮される。この毛髪につやを付与する性能
は、多価アルコ−ル又は糖アルコ−ルのみの配合では得
られない。
コ−ル又は糖アルコ−ル、及びこれら多価アルコ−ル又
は糖アルコ−ルにプロピレンオキサイド及び/又はブチ
レンオキサイドをランダム重合又は付加重合せしめた化
合物又はそのエステル化物からなる整髪用基剤と、炭素
数1〜3の低級アルコ−ルとを含有する整髪料組成物を
使用する。そのため、整髪力及び毛髪にウエット感とを
付与する性能が優れているとともに、毛髪につやを付与
する性能も発揮される。この毛髪につやを付与する性能
は、多価アルコ−ル又は糖アルコ−ルのみの配合では得
られない。
【0025】また、本発明の泡状エアゾ−ル整髪料で
は、所定のハウジング穴径と所定の噴射口径とを有する
エアゾ−ル容器を用いる。そのため、目づまりやアフタ
−ドロ−を生ずることなく、適切なスプレ−パタ−ンが
得られる。
は、所定のハウジング穴径と所定の噴射口径とを有する
エアゾ−ル容器を用いる。そのため、目づまりやアフタ
−ドロ−を生ずることなく、適切なスプレ−パタ−ンが
得られる。
【0026】
【実施例】以下に本発明の実施例と比較例を示し、本発
明をより具体的に説明する。まず、各例の説明に先立
ち、実施例で用いた試料の調製方法について説明する。 1.原液の調製 (1)精製水に水溶性成分(発泡剤としての界面活性
剤、整髪用基材、色素等)を溶解し、水相とする。 (2)低級アルコ−ル(エタノ−ル)に油溶性成分(香
料等)及び可溶化剤としての界面活性剤を加え、均一に
溶解し、油相とする。 (3)水相と油相を混合し、均一に溶解する。更に必要
に応じてpH調整剤を加え、原液とする。 2.エアゾ−ル製品の製造 エアゾ−ル缶に上記原液を充填し、バルブを装着した
後、噴射剤を充填してエアゾ−ル製品とし、これを試料
とした。次に、各試料の評価方法について説明する。
明をより具体的に説明する。まず、各例の説明に先立
ち、実施例で用いた試料の調製方法について説明する。 1.原液の調製 (1)精製水に水溶性成分(発泡剤としての界面活性
剤、整髪用基材、色素等)を溶解し、水相とする。 (2)低級アルコ−ル(エタノ−ル)に油溶性成分(香
料等)及び可溶化剤としての界面活性剤を加え、均一に
溶解し、油相とする。 (3)水相と油相を混合し、均一に溶解する。更に必要
に応じてpH調整剤を加え、原液とする。 2.エアゾ−ル製品の製造 エアゾ−ル缶に上記原液を充填し、バルブを装着した
後、噴射剤を充填してエアゾ−ル製品とし、これを試料
とした。次に、各試料の評価方法について説明する。
【0027】1.噴射塗布面の泡質 塩化ステアリルトリメチルアンモニウムの0.2wt%
水溶液90部/LPG10部からなる、従来の泡を手に
取って使用するタイプのエアゾ−ル製品を調製し、これ
を標準品として下記基準で評価した。 3点:標準品と同等と判断されるもの。 2点:標準品に比べわずかに劣ると判断されるもの。 1点:標準品に比べ明らかに劣ると判断されるもの。 2.アフタ−ドロ− 3秒間噴射し、噴射終了時の噴射口の状態を図1に示す
評価基準に従い、評価した。 3.噴射物の広がり(スプレ−パタ−ン) 噴射塗布面から15cmの距離から試料を3秒間噴射
し、噴射塗布面の最大及び最小直径を測定し、その平均
値を求めて、下記基準により評価した。 3点:5〜10cm 2点:2cm以上、5cm未満又は10cm以上、15
cm未満 1点:2cm未満又は15cm以上
水溶液90部/LPG10部からなる、従来の泡を手に
取って使用するタイプのエアゾ−ル製品を調製し、これ
を標準品として下記基準で評価した。 3点:標準品と同等と判断されるもの。 2点:標準品に比べわずかに劣ると判断されるもの。 1点:標準品に比べ明らかに劣ると判断されるもの。 2.アフタ−ドロ− 3秒間噴射し、噴射終了時の噴射口の状態を図1に示す
評価基準に従い、評価した。 3.噴射物の広がり(スプレ−パタ−ン) 噴射塗布面から15cmの距離から試料を3秒間噴射
し、噴射塗布面の最大及び最小直径を測定し、その平均
値を求めて、下記基準により評価した。 3点:5〜10cm 2点:2cm以上、5cm未満又は10cm以上、15
cm未満 1点:2cm未満又は15cm以上
【0028】4.目づまり 各試料5本につき3秒間の噴射を3回繰り返した後、4
0℃、75%RHの恒温槽に24時間保存する。この操
作を10日間行ない、この間に初期の噴射状態と異なる
異常な噴射状態(噴射しない、設定方向以外の方向に噴
射する、噴射量が少ない等)を示した試料が1つでもあ
るものを×とし、全品が初期と同様に以上が認められな
いものを○と評価した。
0℃、75%RHの恒温槽に24時間保存する。この操
作を10日間行ない、この間に初期の噴射状態と異なる
異常な噴射状態(噴射しない、設定方向以外の方向に噴
射する、噴射量が少ない等)を示した試料が1つでもあ
るものを×とし、全品が初期と同様に以上が認められな
いものを○と評価した。
【0029】5.整髪力 試料0.5gを毛束(3g,15cm)に均一に塗布
し、更に櫛で良くとかした後、25℃、65%RHの恒
温恒湿室に1時間放置し、下記基準で判定した。尚、標
準には塩化ステアリルトリメチルアンモニウム:0.5
wt%、ジグリセリン:20wt%、精製水:残部から
なる原液90部と、LPG10部からなる泡状製品を用
いた。 3点:標準に比べて良好 2点:標準と同等 1点:標準より劣る
し、更に櫛で良くとかした後、25℃、65%RHの恒
温恒湿室に1時間放置し、下記基準で判定した。尚、標
準には塩化ステアリルトリメチルアンモニウム:0.5
wt%、ジグリセリン:20wt%、精製水:残部から
なる原液90部と、LPG10部からなる泡状製品を用
いた。 3点:標準に比べて良好 2点:標準と同等 1点:標準より劣る
【0030】6.ウエット感 試料0.5gを毛束(3g,15cm)に均一に塗布
し、更に櫛で良くとかした後、25℃、65%RHの恒
温恒湿室に1時間放置し、下記基準で判定した。尚、標
準には塩化ステアリルトリメチルアンモニウム:0.5
wt%、ジグリセリン:20wt%、精製水:残部から
なる原液90部と、LPG10部からなる泡状製品を用
いた。 3点:標準に比べて良好 2点:標準と同等 1点:標準より劣る
し、更に櫛で良くとかした後、25℃、65%RHの恒
温恒湿室に1時間放置し、下記基準で判定した。尚、標
準には塩化ステアリルトリメチルアンモニウム:0.5
wt%、ジグリセリン:20wt%、精製水:残部から
なる原液90部と、LPG10部からなる泡状製品を用
いた。 3点:標準に比べて良好 2点:標準と同等 1点:標準より劣る
【0031】7.つや 試料0.5gを毛束(3g,15cm)に均一に塗布
し、更に櫛で良くとかした後、25℃、65%RHの恒
温恒湿室に1時間放置し、下記基準で判定した。尚、標
準には塩化ステアリルトリメチルアンモニウム:0.5
wt%、ジグリセリン:20wt%、精製水:残部から
なる原液90部と、LPG10部からなる泡状製品を用
いた。 3点:標準に比べて良好 2点:標準と同等 1点:標準より劣る
し、更に櫛で良くとかした後、25℃、65%RHの恒
温恒湿室に1時間放置し、下記基準で判定した。尚、標
準には塩化ステアリルトリメチルアンモニウム:0.5
wt%、ジグリセリン:20wt%、精製水:残部から
なる原液90部と、LPG10部からなる泡状製品を用
いた。 3点:標準に比べて良好 2点:標準と同等 1点:標準より劣る
【0032】実施例1,比較例1〜8 下記表1,2に示す配合組成の原液及び噴射剤を同表に
示す仕様のエアゾ−ル容器に収容した9種の試料(エア
ゾ−ル製品)を製造し、それらの性能を評価した。その
結果を同表に示す。
示す仕様のエアゾ−ル容器に収容した9種の試料(エア
ゾ−ル製品)を製造し、それらの性能を評価した。その
結果を同表に示す。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】上記表1及び2から明らかなように、ポリ
オキシプロピレン(9)ジグリセリルエ−テル及びグリ
セリンの双方を含有しない試料(比較例1)は、整髪
力、ウエット感及びつやのいずれにおいても劣ってお
り、ポリオキシプロピレン(9)ジグリセリルエ−テル
を含有しない試料(比較例2)は、つやにおいて劣って
おり、グリセリンを含有しない試料(比較例3)は、ウ
エット感において劣っている。また、エタノ−ルを含有
しない試料(比較例4)では、良好な泡質が得られない
とともに、アフタ−ドロ−が生じ、好ましくない。
オキシプロピレン(9)ジグリセリルエ−テル及びグリ
セリンの双方を含有しない試料(比較例1)は、整髪
力、ウエット感及びつやのいずれにおいても劣ってお
り、ポリオキシプロピレン(9)ジグリセリルエ−テル
を含有しない試料(比較例2)は、つやにおいて劣って
おり、グリセリンを含有しない試料(比較例3)は、ウ
エット感において劣っている。また、エタノ−ルを含有
しない試料(比較例4)では、良好な泡質が得られない
とともに、アフタ−ドロ−が生じ、好ましくない。
【0036】エアゾ−ル容器のハウジング穴径及びアク
チュエ−タ−穴径が本発明の範囲外である試料(比較例
5〜8)では、適切なスプレ−パタ−ンが得られず、特
に穴径が小さい試料(比較例5,6)では、目づまりが
生じている。
チュエ−タ−穴径が本発明の範囲外である試料(比較例
5〜8)では、適切なスプレ−パタ−ンが得られず、特
に穴径が小さい試料(比較例5,6)では、目づまりが
生じている。
【0037】一方、ポリオキシプロピレン(9)ジグリ
セリルエ−テル及びグリセリンの双方を含有し、かつエ
タノ−ルを含有する原液を噴射剤とともに、ハウジング
穴径及びアクチュエ−タ−穴径が本発明の範囲内のエア
ゾ−ル容器に収容した本発明の試料(実施例1)は、整
髪力、ウエット感及びつやのいずれにおいても優れてい
るとともに、アフタ−ドロ−が生じることなく良好な泡
質が得られ、かつ目づまりが生じることなく適切なスプ
レ−パタ−ンが得られることがわかる。
セリルエ−テル及びグリセリンの双方を含有し、かつエ
タノ−ルを含有する原液を噴射剤とともに、ハウジング
穴径及びアクチュエ−タ−穴径が本発明の範囲内のエア
ゾ−ル容器に収容した本発明の試料(実施例1)は、整
髪力、ウエット感及びつやのいずれにおいても優れてい
るとともに、アフタ−ドロ−が生じることなく良好な泡
質が得られ、かつ目づまりが生じることなく適切なスプ
レ−パタ−ンが得られることがわかる。
【0038】実施例2 下記表3に示す配合組成の原液及び噴射剤を同表に示す
仕様のエアゾ−ル容器に収容したエアゾ−ル製品を製造
し、それらの性能を評価した。その結果、同表に示すよ
うに、実施例1の試料と同様に優れた性能を示すことが
わかる。
仕様のエアゾ−ル容器に収容したエアゾ−ル製品を製造
し、それらの性能を評価した。その結果、同表に示すよ
うに、実施例1の試料と同様に優れた性能を示すことが
わかる。
【0039】
【表3】
【0040】実施例3 下記表3に示す配合組成の原液及び噴射剤を同表に示す
仕様のエアゾ−ル容器に収容したエアゾ−ル製品を製造
し、それらの性能を評価した。その結果、同表に示すよ
うに、実施例1の試料と同様に優れた性能を示すことが
わかる。
仕様のエアゾ−ル容器に収容したエアゾ−ル製品を製造
し、それらの性能を評価した。その結果、同表に示すよ
うに、実施例1の試料と同様に優れた性能を示すことが
わかる。
【0041】
【表4】
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
手に取ることなく直接髪にスプレ−し、噴射塗布面でキ
メ細かい泡に発泡し、手を汚さずに簡単に整髪出来る新
しいタイプの泡状エアゾ−ル整髪料が得られる。この泡
状エアゾ−ル整髪料は、従来、スプレ−化した場合に得
られなかった整髪力とウエット感付与性能を有するとと
もに、毛髪につやを付与することが出来、かつ噴射口の
アフタ−ドロ−が殆ど生ずることのない、優れた泡状エ
アゾ−ル整髪料である。
手に取ることなく直接髪にスプレ−し、噴射塗布面でキ
メ細かい泡に発泡し、手を汚さずに簡単に整髪出来る新
しいタイプの泡状エアゾ−ル整髪料が得られる。この泡
状エアゾ−ル整髪料は、従来、スプレ−化した場合に得
られなかった整髪力とウエット感付与性能を有するとと
もに、毛髪につやを付与することが出来、かつ噴射口の
アフタ−ドロ−が殆ど生ずることのない、優れた泡状エ
アゾ−ル整髪料である。
【図1】 アフタ−ドロ−の評価基準を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 正弘 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライ オン株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−178923(JP,A) 特開 昭53−124628(JP,A) 特開 昭52−51035(JP,A) 特開 昭50−126841(JP,A) 特開 平2−294382(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50
Claims (4)
- 【請求項1】 多価アルコールまたは糖アルコール、及
びこれら多価アルコールまたは糖アルコールにプロピレ
ンオキサイド及び/またはブチレンオキサイドをランダ
ム重合または付加重合せしめた化合物またはそのエステ
ル化合物からなる整髪用基剤10〜50重量%と、炭素
数1〜3の低級アルコール10〜40重量%と、発泡剤
と、噴射剤と、水とを含有する整髪料組成物を、耐圧性
の容器本体と、噴射口径が0.3〜0.7mmのアクチ
ュエーターと、ハウジングの下穴径が0.3〜2.0m
mのエアゾールバルブとを具備するエアゾール容器に収
容してなることを特徴とするスプレータイプの泡状エア
ゾール整髪料。 - 【請求項2】 前記整髪用基剤中の多価アルコールまた
は糖アルコールと、化合物またはそのエステル化合物と
の配合比は、1/6〜6/1であることを特徴とする請
求項1に記載のスプレータイプの泡状エアゾール整髪
料。 - 【請求項3】 前記噴射剤は液化石油ガス(LPG)と
ジメチルエーテル(DME)との混合物であり、整髪料
組成物全体に対し10〜40重量%含有することを特徴
とする請求項1または2に記載のスプレータイプの泡状
エアゾール整髪料。 - 【請求項4】 前記アクチュエーターは、噴霧を微細化
させる機構を備えることを特徴とする請求項1〜3のい
ずれかの項に記載のスプレータイプの泡状エアゾール整
髪料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12349892A JP3312926B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 泡状エアゾ−ル整髪料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12349892A JP3312926B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 泡状エアゾ−ル整髪料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05310535A JPH05310535A (ja) | 1993-11-22 |
JP3312926B2 true JP3312926B2 (ja) | 2002-08-12 |
Family
ID=14862115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12349892A Expired - Fee Related JP3312926B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 泡状エアゾ−ル整髪料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3312926B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990042456A (ko) * | 1997-11-26 | 1999-06-15 | 성재갑 | 헤어트리트먼트 로션의 에어로졸 조성물 및 이를 분사하는 밸브 |
FR2782637B1 (fr) * | 1998-08-27 | 2000-11-24 | Oreal | Composition capillaire contenant un polycondensat comprenant au moins un motif polyurethanne et/ou polyuree et un polyol |
JP2000191468A (ja) * | 1998-12-29 | 2000-07-11 | Sunstar Inc | ヘアスプレイ組成物 |
AR040611A1 (es) * | 2002-07-23 | 2005-04-13 | Glaxo Group Ltd | Formulacion dentifrica en aerosol |
JP4951921B2 (ja) * | 2005-09-30 | 2012-06-13 | 日油株式会社 | 化粧料用基剤およびそれを配合してなる化粧料 |
JP4951920B2 (ja) * | 2005-09-30 | 2012-06-13 | 日油株式会社 | 化粧料用基剤およびそれを配合してなる化粧料 |
JP2011063578A (ja) * | 2009-08-20 | 2011-03-31 | Shiseido Co Ltd | 整髪用化粧料 |
JP2011105660A (ja) * | 2009-11-18 | 2011-06-02 | Kao Corp | 整髪剤組成物 |
US20130164246A1 (en) * | 2010-06-25 | 2013-06-27 | Shiseido Company, Ltd. | Hair Styling Cosmetic Composition |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP12349892A patent/JP3312926B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05310535A (ja) | 1993-11-22 |
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