JP3311927B2 - 光−磁気光学効果測定装置 - Google Patents

光−磁気光学効果測定装置

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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/21Polarisation-affecting properties

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  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファラデ−効果お
よび/またはカ−効果の測定技術に関する。
【0002】
【従来の技術】Jpn.J.Appl.Phys.Vo
l.32(1993)pp.989−995に、今日知
られている最も新しい光−磁気光学効果測定装置が紹介
されている。この装置では、光源からの光を分光器に入
射して必要な波長の光をとりだす。とりだされた光は第
1の偏光子によって直線偏光にされたあと試料に照射さ
れる。ここで試料には電磁石によって磁場が印加され
る。ファラデ−効果を測定する場合には試料を透過した
光を観察し、カ−効果を測定する場合には試料で反射し
た光を観察する。いづれの場合にも試料を透過ないし試
料で反射した光は、第2の偏光子を通過したあとにその
強度が検出される。上記の測定手法は、クロス−ニコル
法、ファラデ−セル法、回転検光子法、円偏光変調法の
場合に共通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年の光−磁気光学効
果を利用した超高密度記憶技術では、その記憶密度を向
上させるために、ますます短波長の光が利用される傾向
にあり、極短波長帯域での光−磁気光学効果の測定技術
の実現が望まれている。
【0004】前記論文に記載の装置の場合においても、
短波長光での測定が可能となるように改良されており、
波長210nm前後までの測定を可能としている。しか
しながら、前記論文の装置でも、波長200nm以下で
の測定は不可能である。
【0005】その理由は、光源としてキセノンランプを
用いるためである。キセノンランプは200nm以下で
の光強度が著しく弱く、キセノンランプを利用するかぎ
り200nm以下での測定ができない。それならば、よ
り短波長側に発光波長帯域をもつ重水素ランプを利用す
ることが考えられる。しかるに重水素ランプを光源とす
る測定装置はいまだ実現されていない。
【0006】重水素ランプは200nm以下に発光波長
帯域を有するものの、その光強度が弱く、よほどうまく
工夫しないと必要なS/N比が確保できずに信頼できる
測定が実現されない。また200nm以下の光は大気中
又はレンズ等での減衰が著しく、これもまた測定を困難
とする。すなわち波長200nm以下での測定を可能と
するためには単に重水素ランプを用いればよいというも
のでなく、必要なS/N比を得ることができるためのブ
レ−クスル−を必要とする。本発明は、そのブレ−クス
ル−を実現し、はじめて重水素ランプで必要なS/N比
を確保することのできる装置を実現したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる光−磁気
光学効果測定装置は、光源と、その光源からの光を分光
して必要な波長の光をとりだす分光器と、その分光器で
とりだされた光を偏光する第1の偏光子と、試料に磁場
を印加する手段と、その試料を透過ないしその試料で反
射した光を通す第2の偏光子と、その第2の偏光子を通
過した光の強度を検出する光検出器とを備えた従来の光
−磁気光学効果測定装置において、その光源は重水素ラ
ンプを含み、その分光器はレンズおよび/またはプリズ
ムを含まず、かつ、その光源からその光検出器に至る光
路が容器内に収容され、かつその容器内が酸素を含まな
い気体に置換されていることを特徴とする。さらに、
(1)試料に磁場を印加し、(2)第2偏光子を所定方向に回
転させて停止し、(3)測定し、(4)第2偏光子を反対方向
に回転させて停止し、(5)測定し、(6)反転した磁場を印
加し、(7)測定し、(8)波長を変更し、(9)前記(3)に戻す
処理を繰返し実行するコンピュータ制御手段を備えて試
料が磁場に飽和したときの光−磁気光学効果を測定する
ことを特徴とする。
【0008】本装置の場合、分光器にプリズム、レンズ
等の短波長光を強く減衰させる光学素子が利用されてお
らず、短波長光をさほど減衰させずにとりだすことがで
きる。また光路が酸素を含まない気体の中に確保されて
おり、短波長光がさほど減衰しない。通常200nm以
下の短波長光は真空紫外光と称されるように真空中でな
いと伝搬しにくいと考えられていたところ、本発明者ら
は大気自体の存在を排除する必要はなく酸素さえ除去す
れば減衰することなく伝搬されることに気付いてこの装
置を実現した。この装置によると、装置を真空容器内に
収容する必要がなく、装置構成が著しく簡単化される。
さらに、(1)試料に磁場を印加し、(2)第2偏光子を所定
方向に回転させて停止し、(3)測定し、(4)第2偏光子を
反対方向に回転させて停止し、(5)測定し、(6)反転した
磁場を印加し、(7)測定し、(8)波長を変更し、(9)前記
(3)に戻す処理を繰返し実行するコンピュータ制御手段
を備えているために、磁場の逆転回数を最小に押さえな
がら試料が磁場に飽和したときの光−磁気光学効果を迅
速に測定することができる。
【0009】
【好ましい手段】本発明に係わる装置では、試料に照射
される光を所定の周波数で変調する変調手段と、その光
検出器の検出値から、直流成分、変調周波数成分、その
2倍の周波数成分別の強度を得る手段を備えていること
が好ましい。この装置によると、円偏光変調法によっ
て、光−磁気光学効果回転角(旋光角ともいう)と楕円
率の同時測定が可能となる。
【0010】また、光源に、重水素ランプの発光波長帯
域よりも長波長側に発光波長帯域を有する第2のランプ
が付加されており、前記分光器が入射するランプを選択
可能となっていることが好ましい。この装置によると、
短波長帯域から長波長帯域までの広い帯域にわたる測定
が1つの装置で可能となる。
【0011】また、光の集光光学系がレンズを含まずに
反射鏡で構成されていることが好ましい。
【0012】この装置によると、短波長光の集光時に強
度が著しく減衰されることがなく、必要なS/N比を確
保しやすくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の一つの実施の形態を
図を参照しつつ説明する。図1はこの形態に係わる光−
磁気光学効果測定装置の全体レイアウトを平面視した図
である。図中102は重水素ランプであり、200nm
以下の短波長光を含む光を放射する。放射された短波長
光は凹面反射鏡104で反射集光されて分光器120の
第1入射スリット121に入射される。凹面反射鏡10
4は石英(これに代えてSiCとしてもよい)の表面を
研磨し、研磨面にPt(これに代えてAuとしてもよ
い)をコ−トし、さらにこのうえにAl−MgF2 をコ
−トして製作されており、ランプ強度の低い160nm
において最もよく反射する特性とされている。160n
mにおける反射率は84〜86%である。なお後記の各
反射鏡および凹面反射鏡にも同様の表面処理がほどこさ
れており、短波長光を高効率で反射する。重水素ランプ
102と凹面反射鏡104と第1入射スリット121の
全体は容器106内に収容されており、その容器106
内は1気圧の窒素に置換されている。重水素ランプ10
2から第1入射スリット121までの光路は酸素を含ま
ない雰囲気中に確保されており、重水素ランプ102か
ら発生する200nm以下の短波長光があまり減衰する
ことなく分光器120に入射される。微量の窒素が容器
106内に常時おくりこまれているために、容器106
は高い気密性を必要としない。容器106内は減圧する
必要がないために簡単な構造のカバ−で足りる。
【0014】図中108はキセノンランプであり、重水
素ランプよりも長波長側に発光波長帯域を有している。
キセノンランプ108と重水素ランプ102の発光波長
帯域はオ−パ−ラップし、波長300nm以下では重水
素ランプ102が用いられ、波長300nm以上ではキ
セノンランプ108が用いられる。波長300nm以上
の光は酸素で減衰しにくいために、キセノンランプ10
8は大気中で用いられる。キセノンランプ108からの
光は、凹面反射鏡110と反射鏡112によって集光、
反射されて分光器120の第2入射スリット122に入
射される。
【0015】分光器120は、第1入射スリット121
と第2入射スリット122の内側近傍に切換ミラ−12
3を備えており、いづれか一方の入射スリットからの光
を凹面反射鏡126に導く。なお図中(m)の記号は、
ステップモ−タ(m)によって可動な素子を示し、例え
ば切換ミラ−123はステップモ−タ123mによって
切換えられる。各ステップモ−タは、コンピュ−タ19
2で制御される。なお切換ミラ−123はハンドル12
3aによって手動でも切換可能となっている(図2参
照)。
【0016】図2に良く示されているように、分光器1
20は全体がケ−ス142に収容され、内部が1気圧の
窒素に置換されている。第1入射スリット121、第2
入射スリット122のいづれかから入射された光は、切
換ミラ−123で反射されたあと、凹面反射鏡126で
反射されて回析格子130、132、134のうちのい
づれかに入射される。3枚の回折格子130、132、
134は回転台128のうえに平面視で三角形をなすよ
うにおかれ、回転台128は図中矢印に示すように回転
していづれか1枚の回折格子を選択的に使用することが
できるようになっている。図2は回折格子134が使用
位置に置かれている状態を示す。回転台128は、ステ
ップモ−タ128mとウォ−ムギヤ129で回転され
る。回折格子130は最も格子間距離が短く、波長40
0nm以下の分光に用いられる。回折格子134は最も
格子間距離が長く、波長800nm以上の分光に用いら
れる。回折格子132は中間の格子間距離を有し、波長
400nm〜800nmの分光に用いられる。ステップ
モ−タ128mは使用する回折格子を選択する他、選択
された回折格子の反射角度を微調整して凹面反射鏡13
6に向けて反射される光の波長を切換えるようにも用い
られる。いづれか一つの回折格子の角度調製によって選
ばれた波長の光は凹面反射鏡136と反射鏡138で反
射されて出射スリット140に集光される。このように
して分光器120からは測定に必要な波長の光がとりだ
される。
【0017】出射スリット140の直後には、回折格子
から同一角度に反射される光のうち、高次の次数を持つ
回折光を除去するためのフィルタ144が設置されてい
る。フィルタ144は図2(B)によく示されているよ
うに、軸144xを中心に回転する円板に6個の貫通孔
が設けられ、うち5個の貫通孔に特定波長をカットする
フィルタ板が組込まれている。各フィルタ板のカットす
る波長帯域特性は相互に異っており、使用する波長にあ
わせて使用するフィルタ板が切換えられる。貫通孔14
4aにはフィルタ板が組込まれておらず、光は素通りす
る。貫通孔144aないしフィルタ板144b〜144
fはフィルタ用モ−タ144mとその回転軸145によ
って、切換えられる。
【0018】分光器120と高次の回折光をカットする
フィルタ144で選ばれた特定波長の光は、図1に示さ
れているように、凹面反射鏡146と、反射鏡148で
集光、反射されて試料176に向けられる。凹面反射鏡
146は光を試料176の表面に集光する。反射鏡14
8は、水平軸と垂直軸のまわりに回転可能となってお
り、試料176からの反射光が後記の凹面反射鏡158
に入射されるように角度が調整される。このために反射
鏡148には水平モ−タ148m1と垂直モ−タ148
m2がとりつけられている。
【0019】図1中の参照番号150は第1の偏光子を
示し、図3に示すように、通過した光を直線偏光された
状態とする。直線偏光波は光弾性変調器152を通過す
る。光弾性変調器152は、この場合、50KHzの周
波数で振動するピエゾ素子を内蔵しており、その振動方
向は直線偏光波に対して反時計方向に45°傾けられて
いる。
【0020】図3に示すように、直線偏光波は、それか
ら時計方向に45°傾いた面内の波と(図中白抜きで表
示される)と、反時計方向に45°傾いた波(図中黒い
波で表示される)との合成であると考えられ、光弾性変
調器152は、振動方向の波(黒色の波)の位相をか
え、それに直角方向の波(白抜きの波)の位相をかえな
い。ここで位相の変化は振動数(50KHz)に等しい
周波数で遅れたり進んだりする。すなわち光弾性変調器
152を通った光は円偏光に変調され、その変調周波数
はこの場合50KHzとなる。
【0021】さて、分光器120とフィルタ144で波
長が選ばれ、第1偏光子150と光弾性変調器152で
50KHzの周波数で円偏光された光は、絞り154を
通過したあとに試料176に入射される。
【0022】試料176は試料ホルダ174に収容され
ており、試料ホルダ174には短波長光を吸収しない材
質(溶融石英)で形成された光透過窓が設けられてい
る。試料ホルダ174には、液体窒素を断熱膨張させて
試料を冷却する冷却装置と、試料を加熱するヒ−タが組
込まれており、試料温度を80〜600°kの範囲で可
変としている。また試料ホルダ174の内部は不活性ガ
スで満され、試料の加熱時に試料が酸化することを防止
する。また試料ホルダ174は孔あきの電磁石172の
なかにセットされて、試料176に20KOeまでの磁
場を印加することが可能となっている。試料176と電
磁石172の全体は容器170内に収容され、その容器
170内も1気圧の窒素で置換されて酸素が存在しな
い。この形態の装置の場合、ファラデ−効果とカ−効果
のいづれかが測定可能となっており、ファラデ−効果を
測定する場合には、検出装置が試料176を通過した光
を測定する位置にセットされる(図1中ではその状態が
添字aで示される)。検出装置は第2の偏光子156と
凹面反射鏡158と光電子増幅管162とゲルマニウム
ダイオ−ド160で構成され、ファラデ−効果を測定す
る場合にはケ−ス178内に収容されて配置されてい
る。ケ−ス178内も1気圧の窒素に置換されて酸素が
存在しない。第2偏光子156はステップモ−タ156
mで面内で回転可能となっており、後述のように、校正
時に回転されたあとでゼロ角度に調製される。光電子増
幅管162は短波長の検出に用いられ、ゲルマニウムダ
イオ−ド160は長波長の検出に用いられる。凹面反射
鏡158はステップモ−タ158mで回転されて、測定
光を光電子増幅管162とゲルマニウムダイオ−ド16
0のいづれか一方に集光する。
【0023】カ−効果を測定する場合には、前述の検出
装置156、158、160、162が、試料176か
らの反射光を測定できる位置に置かれる。この場合、入
射光と反射光のための光学系の全体が1つのケ−ス16
6内に収容され、容器166内に酸素の存在しない状態
で測定がおこなわれる。このために容器166内には窒
素が吹き込まれ続ける。
【0024】前述した各種モ−タや光弾性変調器等はコ
ンピュ−タ192で制御される。また測定デ−タの処理
もコンピュ−タ192でおこなわれる。図1中182と
180はそれぞれ光電子増幅管162とゲルマニウムダ
イオ−ド160のためのアンプである。また図中183
は、凹面反射鏡158と連動して切換えられるスイッチ
であり、凹面反射鏡158が測定光をゲルマニウムダイ
オ−ド160に集光している間はゲルマニウムダイオ−
ド160用のアンプ180の信号をコンピュ−タ192
に入力し、光電子増幅管162に集光している間は光電
子増幅管用のアンプ182の信号をコンピュ−タ192
に入力する。
【0025】図中188は検出された光強度のうちの直
流成分を検出する直流成分電圧計、186は変調周波数
(この場合50KHz)の成分の強度を検出する第1ロ
ックインアンプ、184はその2倍の周波数(100K
Hz)の成分を検出する第2ロックインアンプである。
それぞれの出力値はコンピュ−タ192に入力され、コ
ンピュ−タ192によって処理された結果が表示装置1
94に表示される。
【0026】なお光電子増幅管162の使用中は、直流
成分電圧計188で検出される直流成分に応じて光電子
増幅管162に印加される電圧がフィ−ドバック制御さ
れて、直流成分電圧計188の検出値がほぼ一定レベル
となるように光電子増幅管162のゲインがフィ−ドバ
ック制御される。
【0027】図3に示されているように、本装置でカ−
効果を測定する場合、入射光と試料法線のなす角は3度
以下であり、かつ反射光も同じである。この角度が3度
以下であると、カ−効果の測定精度が良好に保たれる。
また第2偏光子156は、図3に示すように、光弾性変
調器152で変調された偏波をとおし、変調されない偏
波を通さない角度(ゼロ角度)を基準に用いられる。
【0028】図4は、コンピュ−タ192を中心とする
電気的システム構成を示し、コンピュ−タ192が分光
器コントロ−ラ401を介して切換ミラ−123と回折
格子の種類(130、132、134のいづれか)と角
度を調整する。同様にフィルタコントロ−ラ402を介
して使用する貫通孔144aないしフィルタ板144b
〜fのいづれかを選択する。また集光系コントロ−ラ4
03によって反射鏡148の水平モ−タ148m1と垂
直モ−タ148m2を制御して試料176に光を照射す
る。また検出系コントロ−ラ404が第2偏光子(検光
子)156の角度と、凹面反射鏡158の角度を切換え
る。さらに試料ホルダ174の近傍にホ−ル素子が配置
されており、試料に印加される磁場の大きさと方向がコ
ンピュ−タ192に入力される。またコンピュ−タ19
2は試料ホルダ174に組込まれているヒ−タないし冷
却装置をコントロ−ルし、試料176の温度をオペレ−
タのセットした値を中心としてフィ−ドバック制御す
る。
【0029】またコンピュ−タ192はスイッチコント
ロ−ラ407を介してスイッチ183を切りかえ、アン
プ180、182のうちのいづれか一方の信号を直流成
分電圧計188と第1ロックインアンプ184と第2ロ
ックインアンプ186に入力する。また直流成分電圧計
188の出力は電圧コントロ−ラ410に入力され、こ
の入力値に応じて調整された高電圧が光電子増幅管16
2に印加されて、直流成分電圧計188で検出される光
強度レベルがほぼ一定となるようにフィ−ドバック制御
される。またコンピュ−タ192は磁場コントロ−ラ4
09を介して電磁石172に加える電流を調整し、さら
に変調コントロ−ラ408を介して光弾性変調器152
をコントロ−ルする。
【0030】図5は、試料に光を照射する部分に集点を
あてた図であり、矢印が光の光路を示し、破線がモ−タ
とこのモ−タで動く光学系の関係を示し、細い実線が電
気信号線を示し、太い実線がコントロ−ルバスを示す。
【0031】図6は光学系に集点をあてた図であり、ラ
ンプ102又は108からの光が光電子増幅管162又
はゲルマニウムダイオ−ド160のいづれかに入射する
までの経路を示している。
【0032】次に図7以後を参照して測定の処理手順に
ついて説明する。図7は、測定する波長に応じて使用す
るランプを選択する手順を示し、測定しようとする波長
が300nm以下か以上かで使用するランプを選択す
る。具体的にはモ−タ123mで切換ミラ−123を切
換えて分光器120にとりこむ光源を切換える。波長3
00nm以下のときは重水素ランプ102を使用し(S
74又はS75)、波長300nm以上のときにはキセ
ノンランプ108を使用する(S72又はS73)。
【0033】図8は回折格子130、132、134の
選択と角度調整のための処理手順を示し、波長400n
m以下で測定するときに回折格子130を使用し(S8
2)、波長400nm〜800nmで測定するときには
回折格子132を使用し(S84)、波長800nm以
上で測定するときには回折格子134を使用する。図中
S86は、さらに選択された回折格子の角度を微調整す
るステップを示し、これによって測定する波長が決めら
れる。
【0034】図9は、フィルタ−144の制御手順を示
し、測定波長が250nm以下のときには貫通孔144
aを使う。分光器120を波長250nm以下の光をと
りだす状態で使用する場合、同時にとりだす可能性のあ
る2次以上の回折光は波長125nm以下の光となると
ころ、波長125nm以下の光はたとえ重水素ランプを
使っていてもひどく強度が低いため、フィルタ−でカッ
トする必要がないためである。250nm〜400nm
の光で測定する場合には、波長250〜500nmの光
のみをとおすバントパスフィルタ−144bを使って高
次回折光をとりのぞく。波長400〜610nmの光で
測定する場合には波長320nm以下の光をカットする
フィルタ−144cを使うことで高次回折光をカットす
る。以下図9の条件別にフィルタ−144d〜144f
を使いわけることで高次回折光をカットする。
【0035】図10は、検出装置側の切換手順を示し、
測定波長が830nm以下のとき光電子増幅管162を
使用する。このとき反射鏡158をモ−タ158mで切
換え、さらにスイッチ183を切換える。光電子増幅管
162を使用するときは、直流成分電圧計188の出力
をモニタ−し、低すぎれば(S107)光電子増幅管1
62に加える電圧を大きくしてゲインを上げ(S10
8)、大きすぎれば(S109)印加する電圧を小さく
してゲインを下げる(S110)。このときの電圧の増
大幅や減少幅を基準電圧からの差に比例させて迅速にフ
ィ−ドバック制御されるようにする。また電圧の増大処
理と減少処理との間にヒステリシス特性を付与し、フィ
−ドバック制御のオ−バ−シュ−トのくりかえしを防止
している。波長830nm以上で使用するときにはゲル
マニウムダイオ−ド160を使用し(S104、このと
きミラ−158とスイッチ183もきりかえる)、光電
子増幅管162に加える電圧をゼロとする(S10
5)。
【0036】図11は、測定の準備段階の全体処理手順
を示し、S113〜S117の詳細は図7〜図10で説
明したとおりである。S118は、光弾性変調器152
に加える電圧を、測定に用いる波長にあわせて調整する
処理を示す。例えば測定波長を300nmと600nm
の場合を例として説明すると、それぞれの波をπ/2だ
け変調する場合、300nmをπ/2だけ変調するのに
比して600nmをπ/2だけ変調するには、より強く
変調してより大きな距離だけシフトする必要がある。ス
テップS118では測定波長にあわせて光弾性変調器に
加える電圧を調整し、短波長光には弱く変調する一方、
長波長光には強く変調することによって、変調によって
生じる位相差(ラジアン単位)が波長によらず一定とな
るようにする。本実施例では波長によらずπよりも若干
小さい位相差となるように調整する。この位相差は、旋
光角(正確には光−磁気効果回転角)と楕円率の同時測
定が精度よく実施される位相差である。
【0037】図12と図13は、本装置のための校正処
理の様子を示す。この装置の場合、校正のための係数に
波長依存性がないことが確認されており、ユ−ザは適当
な波長を選択して校正することができる(S121)。
ただし測定光の波長と等しい波長で校正することがより
確実である。
【0038】校正処理時にはまず第2偏光子156(検
光子ともいう)を装置側のゼロ度からマイナス2度回転
させ(S122)、直流成分VDC、変調周波数成分
F 、その2倍の周波数成分V2Fを検出する。以後、検
光子156を+1度づつ回転させつつ(S125)、同
様の処理をつづけ、この処理を+2度に達するまでつづ
ける(S124)。この結果計5回の測定がおこなわれ
る。コンピュ−タ192は、図13に模式的に示される
ように、検光子156の角度X(−2、−1、0、+
1、+2)とV2F/VDC(すなわち2倍の周波数成分を
直流成分で除した値でありこれをYとする)との間に成
立する関係を分析する。この分析の処理内容を模式的に
示すと、X−Y軸のグラフに最小2乗法で回帰線をひ
き、この回帰線の傾きから校正係数Aを求め、Y=Oと
なるAの値からゼロ角度を求める。以上の処理はコンピ
ュ−タ192でおこなわれる(図12のステップS12
6)。以上の処理のあと検光子156をゼロ角度に回転
させ(S127)、測定をおこなう波長にセットし(S
128)、実際の測定に備える。図12における装置側
のゼロ度は、図3において黒色波をとおして白色波をと
おさないはずの設計上のゼロ度であり、ステップS12
6で求められるゼロ角度は実際に校正されたゼロ角度で
ある。図14は、ある波長のある磁場における測定手順
を示す。この場合アンプ等の安定時間の経過後、直流成
分VDC、変調周波数成分VF 、その2倍の周波数成分V
2F、および磁場を測定し(S141〜S144)、それ
ぞれの値をコンピュ−タ192に一旦記憶(S145〜
S147)し、その測定値から旋光角(θ;光−磁気光
学効果回転角)と楕円率(ε)を求める。算出式は図1
4のステップS148に示されている。ここで、J1、
J2はベッセル関数の1次と2次を示し、δは光弾性変
調器による位相遅れである。前述したように、δは測定
波長にかかわらず0.383×2πラジアン(これはπ
よりも若干小さい値である)に調整される。図15は、
旋光角(θ)のみを測定する場合の手順を示し、図16
は、楕円率(ε)のみと測定する場合の手順を示してい
る。
【0039】図17は、磁場を「ゼロ→プラス最大値→
ゼロ→マイナス最大値→ゼロ」に変化させつつ測定する
ことで試料の磁場に対するヒステリシス特性を測定する
手順図を示す。磁場はあらかじめ測定回数に対して方向
と強度が定められており、前記した磁場の変化パタ−ン
が得られるようにする。測定開始時にまず図12、図1
3に示した校正処理をおこなう(S171)。次にあら
かじめ定められている順序に従って磁場を変えてゆく
(S173)。一順の測定が終了するとステップS17
2がノ−となり測定をおえる。このとき磁場をゼロとし
(S176)、光電子増幅管に加える電圧をゼロとする
(S177)。一順の測定の実行中は、磁場を変えつつ
(S173)、測定をつづける(S175)。
【0040】図18は、波長依存性を測定する処理手順
を示す。この測定では試料が磁場に対して飽和したとき
の光磁気効果を調べる。このために試料にプラスの最大
磁場とマイナスの最大磁場を加えて測定し、その測定値
の差から飽和特性を調べる。ステップS181では校正
処理をおこなう。ステップS182では測定開始時の波
長をセットする。そしてその状態でプラスの最大磁場を
印加する(S183)。波長をかえつつ一連の測定をつ
づけていき、最終波長での測定をおこるとステップS1
84がノ−となる。このとき測定をおえる(S190、
S191)。測定中は、プラスの最大磁場で測定したあ
と(S185)、磁場の方向を逆転し、次にマイナスの
最大磁場を印加して(S186)測定する(S18
7)。以上の処理後両者の差をとってこれを2でわるこ
とにより(S188)、飽和時の旋光角θと楕円率εが
算出される。これを波長をかえつつ全波長について実施
する(S189)。
【0041】次の波長で測定するときは最初にマイナス
磁場を加えつつ測定し、次に磁場を逆転してプラス磁場
を加えて測定する(S185、S186、S187)。
このように波長ごとに、「+→−」、「−→+」によう
に交互に磁場を変えつつ測定してゆく。一連の測定を全
波長についておえることで、波長依存性が測定される。
【0042】図19は改良された波長依存性の処理を示
す。この処理手順では、波長ごとに校正処理をするよう
になっている。このために検光子を+2度として測定し
(S194、S195)ついで検光子と0度として測定
する(S196、S197)。これにより図19(B)
に示すような校正直線が得られ、これからその波長での
校正係数が算出される。なお本例では光−磁気光学効果
の測定が検光子を+2度(S194とS195)(S1
99と200)とした状態でおこなわれる。すなわちゼ
ロ角度で測定するわけでない。しかしながらステップS
201で正磁場のときと負磁場のときとの差が求められ
るためにゼロ角度からの偏差による影響はうちけされ、
良好な測定がおこなわれる。
【0043】図20は図19と同様の改良が施された別
例を示し、検光子を+2度と−2度のいづれかで用い
る。この改良例では、ある波長ではプラス磁場を印加し
て校正し(図20(B))、次の波長ではマイナス磁場
を印加して校正する(図20(C))。このようにする
と、校正のために必要な磁場の逆転の回数も最小におさ
えられ、測定時間が大幅に短かくなる。なお以上の実施
形態は本発明を円偏光変調波による測定装置に応用した
場合を示したが、クロス−ニコル法、ファラデ−セル
法、回転検光子法による測定装置に応用することもでき
る。
【0044】
【発明の効果】本発明によると、光源として重水素ラン
プが使用され、光路が酸素を含まない気体内に確保さ
れ、さらに光学素子が短波長光を強く減衰させることが
ないために、波長200nm以下における光−磁気光学
効果を測定することが可能となり、今後重要となると予
想される超高密度記憶技術の進展に資するところが大き
い。また、(1)試料に磁場を印加し、(2)第2偏光子を所
定方向に回転させて停止し、(3)測定し、(4)第2偏光子
を反対方向に回転させて停止し、(5)測定し、(6)反転し
た磁場を印加し、(7)測定し、(8)波長を変更し、(9)前
記(3)に戻す処理を繰返し実行するコンピュータ制御手
段を備えているために、磁場の逆転回数を最小に押さえ
ながら試料が磁場に飽和したときの光−磁気光学効果を
測定することができる。この結果、測定時間が大幅に短
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係わる測定装置の平面レイアウトを
示す図
【図2】分光器とフィルタの詳細図
【図3】測定原理を模式的に示す図
【図4】実施形態に係わる測定装置の電気的システムを
示す図
【図5】照射光学系を示す図
【図6】光路を中心に示す図
【図7】ランプの選択手順図
【図8】回折格子の選択と角度調整手順図
【図9】フィルタの選択手順図
【図10】検出装置の選択手順図
【図11】測定準備手続の全体処理手順図
【図12】校正処理手順図
【図13】校正内容を示す図
【図14】測定時の実際手順図
【図15】光−磁気効果回転角(旋光角)の測定手順図
【図16】楕円率の測定手順図
【図17】ヒステリシス特性の測定手順図
【図18】波長依存性の測定手順図(その1)
【図19】波長依存性の測定手順図(その2)
【図20】波長依存性の測定手順図(その3)
【符号の説明】
102 重水素ランプ 108 キセノンランプ 120 分光器 130、132、134 回折格子 144 フィルタ 150 第1偏光子 152 光弾性変調器 174 試料ホルダ 176 試料 172 電磁石 156 検光子(第2偏光子) 160 ゲルマニウムダイオ−ド 162 光電子増幅管 188 直流成分電圧計 186 第1ロックインアンプ 184 第2ロックインアンプ 192 コンピュ−タ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 樋口 宗彦 (56)参考文献 特開 昭57−53642(JP,A) 特開 昭61−159120(JP,A) 特開 平5−249033(JP,A) 特開 平7−272899(JP,A) 特開 平8−22129(JP,A) 特開 昭48−25595(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01J 3/00 - 3/52 G01J 4/00 - 4/04 G01N 21/00 - 21/01 G01N 21/17 - 21/61 実用ファイル(PATOLIS) 特許ファイル(PATOLIS)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、その光源からの光を分光して必
    要な波長の光をとりだす分光器と、その分光器でとりだ
    された光を偏光する第1の偏光子と、試料に磁場を印加
    する手段と、その試料を透過ないしその試料で反射した
    光を通す第2の偏光子と、その第2の偏光子を通過した
    光の強度を検出する光検出器とを備えた光−磁気光学効
    果測定装置において、その光源は重水素ランプを含み、
    その分光器はレンズおよび/またはプリズムを含まず、
    その光源から光検出器に至る光路が容器内に収容され、
    かつその容器内が酸素を含まない気体に置換されてお
    り、(1)試料に磁場を印加し、(2)第2偏光子を所定方向
    に回転させて停止し、(3)測定し、(4)第2偏光子を反対
    方向に回転させて停止し、(5)測定し、(6)反転した磁場
    を印加し、(7)測定し、(8)波長を変更し、(9)前記(3)に
    戻す処理を繰返し実行するコンピュータ制御手段を備え
    ていることを特徴とする試料が磁場に飽和したときの光
    −磁気光学効果を測定する装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光−磁気光学効果測定
    装置において、試料に照射される光を所定の周波数で変
    調する変調手段と、その光検出器の検出値から、直流成
    分、変調周波数成分、その2倍の周波数成分別の強度を
    得る手段が付加されており、光−磁気光学効果回転角と
    楕円率の同時測定が可能な光−磁気光学効果測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の光−磁気光学効
    果測定装置において光源に、重水素ランプの発光波長帯
    域よりも長波長側に発光波長帯域を有する第2のランプ
    が付加されており、前記分光器は、入射するランプが選
    択可能となっており、広波長帯域で測定可能な光−磁気
    光学効果測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の光−
    磁気光学効果測定装置において、光の集光光学系がレン
    ズを含まずに反射鏡で構成されていることを特徴とする
    光−磁気光学効果測定装置。
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