JP3311289B2 - 分離装置 - Google Patents

分離装置

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JP3311289B2
JP3311289B2 JP36693697A JP36693697A JP3311289B2 JP 3311289 B2 JP3311289 B2 JP 3311289B2 JP 36693697 A JP36693697 A JP 36693697A JP 36693697 A JP36693697 A JP 36693697A JP 3311289 B2 JP3311289 B2 JP 3311289B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、土、堆肥、浄水
場から発生する沈澱物からなる土等の植物育成培地とな
る処理対象物から、石、金属片等の重くて硬い固形物
を、この処理対象物のベルトコンベヤによる積み換え移
送を利用して、容易かつ確実に除去し得る分離装置の提
供に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、植物育成用培地(植物育成用培土
とも称する。以下、単に培地という。)は、畑土(畑土
壌)、田土(水田土壌)などの土、バーク堆肥などの堆
肥、浄水場から発生する沈澱物からなる土(通例、所要
の含水率まで水分を取り除いてあり、浄水ケーキ、脱水
ケーキあるいは浄水場発生土などと称される。)などの
一種から、あるいは、これらの二種以上を混合して、あ
るいはまた、これらの一種又は二種以上と各種の化学肥
料や土壌改良材等とを混ぜ合せて構成された培地材料に
より、構成されている。
【0003】しかるに、これらの土、堆肥等の培地材料
には、培地として必要のない石、金属片などが混入され
ていることがあり、また、かかる処理対象物を野積みに
して保管等している段階でこれらの石などが混入される
ことがあり、さらに、偶発的な事情によりこれらの石等
が混入されることがある。このため、培地を提供するに
あたっては、こうした石等を培地材料から除去する必要
がある。
【0004】また、これらの土、堆肥等の培地材料を提
供するにあたっては、培地として適した大きさの塊への
砕き処理などをこれらの培地材料に施す必要があり、こ
の砕き処理を円滑になす観点からも、前記石等を培地材
料から除去する必要がある。
【0005】こうしたことから、従来は、かかる土、堆
肥等の培地材料を篩い掛けし、篩い下に落ちたかかる培
地材料をもって、培地を構成するようにしていた。
【0006】篩い上に残った培地材料は、再び野積みな
どして保管し、自然に崩壊するのを待ち、再度、篩い掛
けをして、篩い下に落ちたかかる培地材料をもって、培
地を構成するようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、かかる従来
の手法にあっては、入手された培地材料の略すべてを培
地として活用するためには、複数回の前記篩い掛け処理
の手間を要するばかりか、篩い上に残った培地材料の崩
壊を待つ期間を要する不都合があった。
【0008】また、こうした篩い上に残った培地材料の
崩壊を待つ間、かかる培地材料を保管する場所を確保せ
ざるを得ない不都合があった。
【0009】また、これらの事情が、こうした培地材料
から構成される培地のコストの低廉化を妨げていた。
【0010】そこで、この発明は、かかる従来の技術の
不都合を是正することを目的とし、特に、土、堆肥、浄
水場から発生する沈澱物からなる土等の培地となる処理
対象物から、石、金属片等の重くて硬い固形物を、容易
かつ確実に除去し得るようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明にあっては、分離装置を、以下
の(1)〜(4)の構成を備えたものとした。 (1)土、堆肥、浄水場から発生する沈澱物からなる土
等の植物育成培地となる処理対象物から、この処理対象
物における比較的重くて硬い固形物を取り除く分離装置
であって、 (2)この分離装置が、第一のベルトコンベヤと、この
第一のベルトコンベヤから処理対象物が積み換えられる
第二のベルトコンベヤとを備え、 (3)少なくとも、この第二のベルトコンベヤにおける
前記第一のベルトコンベヤからの処理対象物の積み込み
位置において、当該第二のベルトコンベヤを構成するコ
ンベヤベルトが、当該積み込み側から当該処理対象物の
荷下ろし側に向けて高まる傾斜を備えていると共に、 (4)前記第一のベルトコンベヤから前記第二のベルト
コンベヤに積み換えられる前記処理対象物を前記第二の
ベルトコンベヤ上に薄く広げさせるように前記第二のベ
ルトコンベヤの移送速度が前記第一のベルトコンベヤの
移送速度より早く設定されており、 (5) 前記第一のベルトコンベヤにおける荷下ろし位置
と前記第二のベルトコンベヤの前記積み込み位置との間
隔が、当該第一のベルトコンベヤから落下され、当該第
二のベルトコンベヤのコンベヤベルト面に衝突される前
記処理対象物中から、前記の比較的重くて硬い固形物を
跳ね出し分離させる距離としてある。
【0012】かかる構成によれば、第一のベルトコンベ
ヤから第二のベルトコンベヤへの処理対象物の載せ替え
にあたり、処理対象物を第一のベルトコンベヤから落下
させて第二のベルトコンベヤのコンベヤベルト面に衝突
させることができ、この衝突により処理対象物中の比較
的重くて硬い固形物を、当該処理対象物中から跳ね出さ
せることができる。
【0013】すなわち、前記培地となる処理対象物に
は、前記土、堆肥、浄水場から発生する沈澱物からなる
土に含まれ、あるいは、これら土等を野積み保管してい
た際に混入され、あるいはまた、種々の事情により偶発
的に混入されるに至った、石、金属片などの比較的重く
て硬い固形物(以下、除去固形物という。)と、この除
去固形物以外の培地となるべき固形物(以下、培地構成
物という。)とが含まれているところ、前記落下と衝突
によって、かかる除去固形物は比較的重くて硬いため、
第二のベルトコンベヤのコンベヤベルト上にあって処理
対象物中から跳ね出すが、かかる培地構成物はこれより
軽いか、重くても柔らかく、また、水分を含有し粘性を
もつため、第二のベルトコンベヤのコンベヤベルト上に
あってそのほとんどが落下位置近傍に留まるものとされ
る。したがって、前記落下と衝突による除去固形物の跳
ね出しにより、前記処理対象物の除去固形物と培地構成
物とへの一時的な分離がなされる。
【0014】また、第二のベルトコンベヤを構成するコ
ンベヤベルトは、少なくとも処理対象物の積み込み位置
において、当該積み込み側から荷下ろし側に向けて高ま
る傾斜を備えていることから、前記除去固形物の跳ね出
しの向きは、第二のベルトコンベヤにおける荷下ろし側
と反対の側(より具体的には、当該第二のベルトコンベ
ヤにおけるテールプーリ側)となる。したがって、前記
のように跳ね出された除去固形物は、第二のベルトコン
ベヤにより移送される培地構成物に再び混入されること
がなく、その大部分を第二のベルトコンベヤのコンベヤ
ベルト上から、この第二のベルトコンベヤにおける荷下
ろし側と反対の側の外方に向けて転がり落とし出させる
ことができる。これにより、前記処理対象物の除去固形
物と培地構成物との分離状態が確保される。
【0015】また、第二のベルトコンベヤの移送速度を
第一のベルトコンベヤの移送速度よりも早く設定する構
成としていることから、第二のベルトコンベヤのコンベ
ヤベルト上に処理対象物を薄く広げさせることができ、
この処理対象物中から前記除去固形物をより跳ね出し易
いようにすることができる。
【0016】この結果、この発明にかかる分離装置によ
れば、培地となる処理対象物を単純に第一のベルトコン
ベヤから第二のベルトコンベヤに載せ替えることのみに
よって、この処理対象物から、培地の構成素材として必
要でない石、金属片等の比較的重くて硬い固形物を効果
的に除去、分離することができる。
【0017】なお、第二のベルトコンベヤにおけるコン
ベヤベルトの前記傾斜を変化させるようにすることもで
き、このように傾斜を変化させれば、前記除去固形物の
跳ね出す向き、転がり落ちる速度を調整することができ
る。
【0018】た、第二のベルトコンベヤの幅を第一の
ベルトコンベヤの幅よりも広く設定する構成とすること
もでき、この場合にも、第二のベルトコンベヤのコンベ
ヤベルト上に処理対象物を薄く広げさせることができ、
この処理対象物中から前記除去固形物をより跳ね出し易
いようにすることができる。
【0019】また、第二のベルトコンベヤの移送速度を
第一のベルトコンベヤの移送速度よりも早く設定し、か
つ、第二のベルトコンベヤの幅を第一のベルトコンベヤ
の幅よりも広く設定する構成とすることもできる。
【0020】また、請求項2記載の発明にあっては、請
求項1記載の発明にかかる分離装置がさらに、第一のベ
ルトコンベヤの荷下ろし位置と第二のベルトコンベヤの
積み込み位置との間に、落下される処理対象物の全部又
は一部の放物線を遮るように、当該処理対象物の落下前
方側に衝突面を備え、この衝突面に当該処理対象物を衝
突させて当該処理対象物を第二のベルトコンベヤのコン
ベヤベルト上に落下させるプレートを備えている構成と
した。
【0021】かかる構成によれば、第一のベルトコンベ
ヤから落下される処理対象物を前記プレートの衝突面に
衝突させて、この処理対象物を解し、あるいは、バラケ
させることができると共に、この衝突により前記培地構
成物に比し重くて硬い除去固形物は、かかる培地構成物
よりも大きく第二のベルトコンベヤにおける荷下ろし側
と反対の側に向けて跳ね出されることから、かかる第二
のベルトコンベヤを構成するコンベヤベルト上への処理
対象物の落下に先立ち、培地構成物と除去固形物とをお
おむね分離させることができる。
【0022】すなわち、かかるプレートへの衝突によ
り、前記第二のベルトコンベヤのコンベヤベルト上への
落下位置は、前記培地構成物と除去固形物とでおおむね
異なることとなり、かかる除去固形物の方がより第二の
ベルトコンベヤにおける荷下ろし側と反対の側により近
い位置に落下されるため、再び第二のベルトコンベヤの
コンベヤベルト上で培地構成物中に除去固形物が混入し
難いものとされ、このように落下された除去固形物はか
かるコンベヤベルト上でさらに跳ね出して、当該コンベ
ヤベルトの外方に向けて転がり落とされる。
【0023】したがって、かかる構成によれば、前記第
二のベルトコンベヤにおけるコンベヤベルト面への処理
対象物の衝突とあいまって、かかる処理対象物中の除去
固形物の分離、除去をより確実になすことができる。
【0024】なお、第一のベルトコンベヤから落とされ
る処理対象物中、比較的重くて硬い除去固形物は通例、
その落下放物線を培地構成物の落下放物線よりも第一の
ベルトコンベヤの荷下ろし位置から離れた位置に描くこ
とから、前記プレートを前記放物線の一部を遮るように
設ける場合には、第一のベルトコンベヤにおける荷下ろ
し位置からもっとも離れた側から、この放物線の一部を
遮るように当該プレートを設置することが好ましい。こ
のようにプレートを設置すれば、おおむね、培地構成物
の多くを前記プレートに衝突させずに第二のベルトコン
ベヤのコンベヤベルト上にそのまま落下させることがで
き、一方、除去固形物の多くを前記プレートに衝突させ
て培地構成物の落下位置と異なる位置に跳ね飛ばし、落
下させることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図6に基づい
て、この発明の典型的な実施の形態の一つについて説明
する。
【0026】なお、ここで図1は、この実施の形態にか
かる分離装置の全体構成を理解し易いように、かかる分
離装置を側方から見た状態で示す構成図であり、また、
図2は、この分離装置における第一のベルトコンベヤ1
0の荷下ろし位置と第二のベルトコンベヤ20の積み込
み位置近傍の構成を理解し易いように、かかる部分を拡
大して示した構成図である。また、図3は、第一のベル
トコンベヤ10から落下される処理対象物Mを衝突させ
るプレート30の構成を示す斜視図であり、また、図4
は、第二のベルトコンベヤ20のコンベヤベルト4に衝
突、跳ね出した重くて硬い固形物の予期せぬ位置への跳
ね出しを抑制するゴムシート40の構成を示す斜視図で
ある。また、図5は、第二のベルトコンベヤ20の幅を
広く構成した構成例を理解し易いように示した平面構成
図である。さらに、図6は、第二のベルトコンベヤ20
の傾斜を調整できるようにした構成例を理解し易いよう
に、この構成例にかかる分離装置を側方から見た状態で
示す構成図である。
【0027】この実施の形態にかかる分離装置は、第一
のベルトコンベヤ10と、この第一のベルトコンベヤ1
0から処理対象物Mが積み換えられる第二のベルトコン
ベヤ20とを備えている。そして、この載せ替えによっ
て、かかる処理対象物M中から重くて硬い固形物を、お
おむね分離、除去できるものとしてある。
【0028】この分離装置における処理対象物Mは、
土、バーク堆肥などの堆肥、浄水場から発生する沈澱物
からなる土(通例、所要の含水率まで水分を取り除かれ
てあり、浄水ケーキ、脱水ケーキあるいは浄水場発生土
などと称される。)などであって、植物の育成のための
培地として、そのまま、あるいは、各種化学肥料や有機
肥料、土壌改良材を加えて用いられるものである。かか
る培地となる処理対象物Mには、培地として必要のない
石、金属片などが混入されていることがあり、また、か
かる処理対象物Mを野積みにして保管等している段階で
これらの石などが混入されることがあり、さらに、偶発
的な事情によりこれらの石等が混入されることがある。
この分離装置における分離、除去対象とされる前記の重
くて硬い固形物は、かかる石などであり、この分離、除
去は、かかる処理対象物Mのその後の処理、すなわち、
かかる処理対象物Mの培地に適した大きさの塊への砕き
処理などを円滑になす観点からも、必要とされるもので
ある。(以下、かかる石、金属片等の重くて硬い固形物
を、除去固形物Maといい、この除去固形物Ma以外の
処理対象物Mを培地構成物Mbという。)
【0029】第一のベルトコンベヤ10および第二のベ
ルトコンベヤ20は、いずれも、コンベヤフレーム1に
より支持されるヘッドプーリ2とテールプーリ3との間
に、無端状のコンベヤベルト4を張り込んで、構成して
ある。また、ヘッドプーリ2をドライブプーリとして構
成してある。
【0030】図中、符号5で示されるのは、チェーン6
を介してドライブプーリとされるヘッドプーリ2を駆動
させる駆動モータ、符号7で示されるのは、キャリアロ
ーラ、符号8で示されるのは、スナブローラ、符号9で
示されるのは、リターンローラである。(なお、第一の
ベルトコンベヤ10のテールプーリ3側は図示を省略し
ている。)
【0031】なお、本明細書においては、かかる第一、
第二のベルトコンベヤ10、20におけるヘッドプーリ
2を、移送される処理対象物Mの荷下ろし側Oにあるプ
ーリとして、また、テールプーリ3を、移送される処理
対象物Mの積み込み側Iにあるプーリとしている。
【0032】第二のベルトコンベヤ20は、第一のベル
トコンベヤ10の荷下ろし位置Oaの下方に、この第二
のベルトコンベヤ20の積み込み位置Iaが位置される
ように配されている。
【0033】かかる第一のベルトコンベヤ10の荷下ろ
し位置Oaと、第二のベルトコンベヤ20の積み込み位
置Iaとの間には、間隔Sが設けてあり、第一のベルト
コンベヤ10から荷下ろされた処理対象物Mは、落下し
て、第二のベルトコンベヤ20のコンベヤベルト4上に
積み込まれる。
【0034】この実施の形態にあっては、かかる間隔S
が、落下され、第二のベルトコンベヤ20に積み込まれ
る処理対象物M中から、前記除去固形物Maを跳ね出さ
せるに充分な距離としてある。
【0035】また、この実施の形態にあっては、第二の
ベルトコンベヤ20の積み込み位置Iaと、この第二の
ベルトコンベヤ20におけるテールプーリ3側の端部2
1との間に間隔が開けられており、この間が前記のよう
に跳ね出された除去固形物Maの転がり落ちる転落ベル
ト部22としてある。
【0036】また、この実施の形態にあっては、かかる
第二のベルトコンベヤ20が、その積み込み側I(すな
わち、この例では、前記テールプーリ3側)から、その
荷下ろし側O(すなわち、この例では、前記ヘッドプー
リ2側)に向けて、次第にその上側にあるコンベヤベル
ト4の面23を高めるように、傾斜した構成としてあ
る。この実施の形態にあっては、かかる傾斜を前記第二
のベルトコンベヤ20が備えるように、この第二のベル
トコンベヤ20のコンベヤフレーム1を支持する複数の
支柱24、24…が、この第二のベルトコンベヤ20の
荷下ろし側Oに向かうに連れて長くなるように構成して
ある。(図1)
【0037】なお、図6に示されるように、かかる第二
のベルトコンベヤ20の前記傾斜を変化させることがで
きるようにして、処理装置を構成することもできる。
【0038】図6に示される処理装置の構成例にあって
は、前記第二のベルトコンベヤ20が、この第二のベル
トコンベヤ20における前記積み込み側Iにおいてこの
第二のベルトコンベヤ20のコンベヤフレーム1に上端
部を回動可能に組み付けたベース支柱24aの当該回動
組み付け位置24bを支点として、この第二のベルトコ
ンベヤ20の荷下ろし側Oを上下動させて、この第二の
ベルトコンベヤ20の前記傾斜を変えることができるよ
うにしてある。
【0039】すなわち、図6に示される構成例にあって
は、前記第二のベルトコンベヤ20が、この第二のベル
トコンベヤ20における前記荷下ろし側Oにおいて、吊
下げ枠体25における上端梁部25aと、この第二のベ
ルトコンベヤ20における駆動モータの載置台部1’と
の間に架け渡し状に設けたチェーンレバーホイスト26
により、吊下げ、支持された構成としてある。
【0040】吊下げ枠体25は、前記第二のベルトコン
ベヤ20の両側に立設される一対の支柱部25b、25
bを有すると共に、この一対の支柱部25b、25bの
上端間に渡って設けられる前記上端梁部25aを有す
る。一方、第二のベルトコンベヤ20は、前記荷下ろし
側Oにおいて、前記コンベヤフレーム1から上方に向け
て立設される脚部1”をもって、前記駆動モータ5の載
置台部1’をこの第二のベルトコンベヤ20の上方に支
持すると共に、この脚部1”により当該載置台部1’を
前記コンベヤフレーム1に一体に組み付けている。そし
て、この実施の形態にあっては、前記チェーンレバーホ
イスト26におけるチェーン26aの一端側が前記吊下
げ枠体25の上端梁部25aに組み付けられていると共
に、当該チェーン26aの他端側が前記載置台部1’に
組み付けられており、このチェーンレバーホイスト26
のレバー26bの操作により、前記第二のベルトコンベ
ヤ20の荷下ろし側Oを上方に牽き上げ、あるいは、下
方に下げ降ろすことができるようにしてある。なお、図
中符号25cで示されるのは、前記吊下げ枠体25を構
成する一対の支柱部25b間に設けた横桟部であり、図
6に示される構成例では、かかる吊下げ枠体25の上側
にある横桟部25cに前記駆動モータ5の載置台部1’
の上面が突き当たる位置まで、前記第二のベルトコンベ
ヤ20における前記荷下ろし側Oは前記チェーンレバー
ホイスト26の操作により上方に移動可能とされる。か
かる前記チェーンレバーホイスト26の操作により、前
記第二のベルトコンベヤ20の荷下ろし側Oを上方に移
動させればさせる程、当該第二のベルトコンベヤ20全
体の前記傾斜を急峻にすることができ、また、かかる荷
下ろし側Oを下方に移動させればさせる程、当該第二の
ベルトコンベヤ20全体の前記傾斜を傾斜を緩くでき
る。
【0041】この結果、図1から図5に示される構成例
および図6に示される構成例共に、第一に、前記第一の
ベルトコンベヤ10から落下された前記処理対象物Mを
第二のベルトコンベヤ20のコンベヤベルト4面に対
し、この処理対象物M中から前記除去固形物Maが跳ね
出されるように衝突させることができる。
【0042】また、第二に、前記第二のベルトコンベヤ
20の前記傾斜により、前記のように跳ね出された前記
除去固形物Maの跳ね出しの向きを、この第二のベルト
コンベヤ20における荷下ろし側Oと反対の側、すなわ
ち、前記テールプーリ3側とすることができると共に、
このように跳ね出された前記除去固形物Maを前記転落
ベルト部22を通じて、かかる第二のベルトコンベヤ2
0の前記テールプーリ3側から外方に向けて転がり出さ
せることができる。
【0043】この結果、第三に、第二のベルトコンベヤ
20への積み込み位置Iaからの前記除去固形物Maの
ような跳ね出しを生じない前記培地構成物Mbに、再び
跳ね出された除去固形物Maを混入させることなく、こ
のように除去固形物Maが分離、除去された処理対象物
Mを第二のベルトコンベヤ20の荷下ろし側Oに向けて
移送することができる。
【0044】なお、この実施の形態にあっては、前記第
二のベルトコンベヤ20の前記テールプーリ3側の下方
に、前記のように外方に転がり出された前記除去固形物
Maを集める上面開口の箱体60が備えられている。
【0045】また、この実施の形態にあっては、第二の
ベルトコンベヤ20の荷下ろし側Oの下方に積み込み側
を配する第三のベルトコンベヤ70が配されており、こ
の第三のベルトコンベヤ70により除去固形物Maの分
離、除去の施された前記処理対象物Mは、この分離、除
去処理に続く処理工程に向けて連続的に移送されるよう
にしてある。
【0046】また、この実施の形態にあっては、第一の
ベルトコンベヤ10から落下される処理対象物Mの放物
線gの全部又は一部を遮り、かつ、この落下される処理
対象物Mを衝突させる衝突面31を備えたプレート30
が、備えられている。
【0047】かかるプレート30は、前記第一のベルト
コンベヤ10からの処理対象物Mの落下前方側に前記衝
突面31を配するように、前記第二のベルトコンベヤ2
0のコンベヤフレーム1に組み付けられている。すなわ
ち、この実施の形態にあっては、かかる衝突面31が前
記第二のベルトコンベヤ20におけるテールプーリ3側
に向けられている。
【0048】より具体的には、かかるプレート30は、
第二のベルトコンベヤ20におけるコンベヤベルト4を
挟んだ両側部に起立された一対の支持ロッド35、35
の上端間に上端側32を回動可能に組み付け、この回動
組み付け位置を中心にかかる第二のベルトコンベヤ20
の移送方向に向けて下端側33を回動可能とする板状体
として構成してある。また、かかる一対の支持ロッド3
5、35にはそれぞれ、プレート30の両側部から突き
出されるピン34を、このプレート30の前記回動に伴
って案内するように収める案内溝36aを備えた押さえ
片36が前記テールプーリ3側に向けて突き出し状に設
けてある。このピン34の、前記押さえ片36の案内溝
36aから外方に突き出される先端部には、蝶ナット3
7の止め付けネジ部が形成してあり、適宜の回動位置に
プレート30を位置付けた後、このピン34の先端部に
かかる蝶ナット37を締め付けて、このプレート30を
その適宜の回動位置で保持できるようにしてある。ま
た、前記支持ロッド35自体も、前記第二のベルトコン
ベヤ20のコンベヤフレーム1に設けた、当該第二のベ
ルトコンベヤ20の移送方向に沿ったスリット38に対
し、下端部35aをネジ39により止め付けて固定する
構成としてあり、このスリット38の長さ内において、
支持ロッド35の起立位置を調整できるようにしてあ
る。
【0049】したがって、この実施の形態にあっては、
第一のベルトコンベヤ10から落下される処理対象物M
を前記プレート30の衝突面31に衝突させて、この処
理対象物Mを解し、あるいは、バラケさせることができ
ると共に、この衝突により前記培地構成物Mbに比し重
くて硬い除去固形物Maは、かかる培地構成物Mbより
も大きく第二のベルトコンベヤ20における前記テール
プーリ3側に向けて跳ね出されることから、かかる第二
のベルトコンベヤ20を構成するコンベヤベルト4上へ
の処理対象物Mの落下に先立ち、培地構成物Mbと除去
固形物Maとをおおむね分離させることができる。
【0050】すなわち、かかるプレート30への衝突に
より、前記第二のベルトコンベヤ20のコンベヤベルト
4上への落下位置は、前記培地構成物Mbと除去固形物
Maとでおおむね異なることとなり、かかる除去固形物
Maの方がより第二のベルトコンベヤ20における前記
テールプーリ3側により近い位置、この実施の形態にあ
っては前記転落ベルト部22に落下されるため、再び第
二のベルトコンベヤ20のコンベヤベルト4上で培地構
成物Mb中に除去固形物Maが混入し難いものとされ、
このように落下された除去固形物Maはかかる転落ベル
ト部22上でさらに跳ね出して、当該コンベヤベルト4
の前記テールプーリ3側から外方に向けて転がり落とさ
れる。
【0051】したがって、この実施の形態にあっては、
前記第二のベルトコンベヤ20におけるコンベヤベルト
4面への処理対象物Mの衝突とあいまって、かかる処理
対象物M中の除去固形物Maの分離、除去をより確実に
なすことができる。
【0052】この実施の形態にあっては、前記プレート
30は、その下端側33を前記テールプーリ3側に近付
く向きに回動させればさせる程、第一のベルトコンベヤ
10から落とされる処理対象物Mの多くが描く放物線g
を、その衝突面31で遮ることができる位置に設けてあ
る。
【0053】ここで、第一のベルトコンベヤ10から落
とされる処理対象物M中、比較的重くて硬い除去固形物
Maは通例、その落下放物線gを培地構成物Mbの落下
放物線gよりも第一のベルトコンベヤ10の荷下ろし位
置Oaから離れた位置に描く。したがって、かかる処理
対象物M中の培地構成物Mbの多くを前記プレート30
に衝突させずに第二のベルトコンベヤ20のコンベヤベ
ルト4上にそのまま落下させ、かつ、除去固形物Maの
多くを前記プレート30に衝突させて培地構成物Mbの
落下位置と異なる位置に跳ね飛ばし、落下させる観点か
らは、かかるプレート30の衝突面31がこの除去固形
物Maの落下放物線gを主として遮るように、かかるプ
レート30を前記のように回動させ位置付けて置くこと
が望ましい。
【0054】また、この実施の形態にあっては、前記転
落ベルト部22のコンベヤベルト4を挟んだ両側部にお
いてそれぞれ、コンベヤフレーム1から起立される一対
の支持ロッド43、43間に、この一対の支持ロッド4
3、43に上端41を回動可能に支持されたゴムシート
40が設けられている。
【0055】このゴムシート40は、その下端42を、
コンベヤベルト4の面に近接させる大きさに構成されて
いる。
【0056】この結果、この実施の形態にあっては、前
記転落ベルト部22において転がる前記除去固形物Ma
の勢いを、このゴムシート40に当該除去固形物Maを
突き当てることにより減殺させることができ、跳ね出さ
れた除去固形物Maが予期せぬ位置まで、前記第二のベ
ルトコンベヤ20のコンベヤベルト4上から転がり出さ
ないように、(この実施の形態にあっては、かかる除去
固形物Maが前記箱体60に常時入り込むように)する
ことができる。
【0057】また、このゴムシート40の前記支持ロッ
ド43も、前記第二のベルトコンベヤ20のコンベヤフ
レーム1に設けた、当該第二のベルトコンベヤ20の移
送方向に沿ったスリット44に対し、下端部43aをネ
ジ45により止め付けて固定する構成としてあり、この
スリット44の長さ内において、支持ロッド43の起立
位置を調整できるようにしてある。
【0058】なお、この実施の形態にあっては、前記第
二のベルトコンベヤ20の積み込み側Iにおいて、コン
ベヤベルト4の両側に、このコンベヤベルト4の側方へ
の処理対象物Mの飛び出しを防止する板状のスカート5
0が設けてある。
【0059】また、以上に説明した分離装置は、第二の
ベルトコンベヤ20の移送速度を第一のベルトコンベヤ
10の移送速度よりも早く設定する構成としてある。こ
れによって、第二のベルトコンベヤ20のコンベヤベル
ト4上に処理対象物Mを薄く広げさせることができ、こ
の処理対象物M中から前記除去固形物Maをより跳ね出
し易いようにすることができる。
【0060】また、第二のベルトコンベヤ20の幅を第
一のベルトコンベヤ10の幅よりも広く設定する構成と
してあっても良い。(図5)この場合にも、第二のベル
トコンベヤ20のコンベヤベルト4上に処理対象物Mを
薄く広げさせることができ、この処理対象物M中から前
記除去固形物Maをより跳ね出し易いようにすることが
できる。
【0061】
【発明の効果】この発明にかかる分離装置によれば、培
地となる処理対象物を単純に第一のベルトコンベヤから
第二のベルトコンベヤに載せ替えることのみによって、
この処理対象物から、培地の構成素材として必要でない
石、金属片等の比較的重くて硬い固形物を効果的に除
去、分離することができる。
【0062】この結果、この発明によれば、培地となる
処理対象物、すなわち、培地材料からの石等の除去を短
時間に多量の培地材料を対象になすことができ、培地の
構成工程の簡素化、円滑化を図ることができ、また、培
地の低廉な供給が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分離装置の側面構成図
【図2】分離装置の要部を示す側面構成図
【図3】分離装置の要部斜視図
【図4】分離装置の要部斜視図
【図5】分離装置の要部を示す平面構成図
【図6】図1〜図5に示される分離装置の構成の一部を
変更した例にかかる分離装置の側面構成図
【符号の説明】
M 処理対象物 O 荷下ろし側 Oa 荷下ろし位置 I 積み込み側 Ia 積み込み位置 S 間隔 4 コンベヤベルト 10 第一のベルトコンベヤ 20 第二のベルトコンベヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−146061(JP,A) 実開 昭52−22676(JP,U) 実開 昭57−152978(JP,U) 実開 昭59−158486(JP,U) 実公 昭35−31779(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B07B 1/00 - 15/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土、堆肥、浄水場から発生する沈澱物か
    らなる土等の植物育成培地となる処理対象物から、この
    処理対象物における比較的重くて硬い固形物を取り除く
    分離装置であって、 この分離装置が、第一のベルトコンベヤと、この第一の
    ベルトコンベヤから処理対象物が積み換えられる第二の
    ベルトコンベヤとを備え、 少なくとも、この第二のベルトコンベヤにおける前記第
    一のベルトコンベヤからの処理対象物の積み込み位置に
    おいて、当該第二のベルトコンベヤを構成するコンベヤ
    ベルトが、当該積み込み側から当該処理対象物の荷下ろ
    し側に向けて高まる傾斜を備えていると共に、前記第一
    のベルトコンベヤから前記第二のベルトコンベヤに積み
    換えられる前記処理対象物を前記第二のベルトコンベヤ
    上に薄く広げさせるように前記第二のベルトコンベヤの
    移送速度が前記第一のベルトコンベヤの移送速度より早
    く設定されており、 前記第一のベルトコンベヤにおける荷下ろし位置と前記
    第二のベルトコンベヤの前記積み込み位置との間隔が、
    当該第一のベルトコンベヤから落下され、当該第二のベ
    ルトコンベヤのコンベヤベルト面に衝突される前記処理
    対象物中から、前記の比較的重くて硬い固形物を跳ね出
    し分離させる距離としてあることを特徴とする分離装
    置。
  2. 【請求項2】 第一のベルトコンベヤの荷下ろし位置と
    第二のベルトコンベヤの積み込み位置との間に、落下さ
    れる処理対象物の全部又は一部の放物線を遮るように、
    当該処理対象物の落下前方側に衝突面を備え、この衝突
    面に当該処理対象物を衝突させて当該処理対象物を第二
    のベルトコンベヤのコンベヤベルト上に落下させるプレ
    ートを備えていることを特徴とする請求項1記載の分離
    装置。
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